JPH04345235A - 通信システム - Google Patents

通信システム

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Publication number
JPH04345235A
JPH04345235A JP3118237A JP11823791A JPH04345235A JP H04345235 A JPH04345235 A JP H04345235A JP 3118237 A JP3118237 A JP 3118237A JP 11823791 A JP11823791 A JP 11823791A JP H04345235 A JPH04345235 A JP H04345235A
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JP
Japan
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data
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communication node
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Application number
JP3118237A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoya Ozaki
友哉 尾崎
Hideki Kuwamoto
英樹 桑本
Takao Iwatani
岩谷 隆雄
Masaki Fujiwara
正樹 藤原
Hitoshi Tamura
等 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH04345235A publication Critical patent/JPH04345235A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の情報処理装置が
通信網で互いに接続された通信システムにおいて、特に
、一部または全部の情報処理装置が無線で接続されてい
る場合に、データの機密管理を行うのに好適な通信シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複数の情報処理装置をLAN(ロ
ーカルエリアネットワーク)等の通信網に接続し、該複
数の情報処理装置間でデータを共有して使用する通信シ
ステムが広く普及している。このような通信システムに
おいては、データの機密管理を行わない場合は、全ての
ユーザが全てのデータを使用できる。従って、重要なデ
ータを無関係なユーザに悪用されるなどの問題がある。 そこで、データの機密管理が重要となる。
【0003】このような通信システムにおいてデータの
機密管理をする方法としては、次に示されるようなもの
がある。すなわち、あるデータについて、該データを使
用する権利のないユーザによる悪用を防止したり、該デ
ータに関する機密が外部に漏れないようにするために、
情報処理装置またはユーザごとに、該データの使用の可
否を設定することで、データを使用することができる情
報処理装置またはユーザを限定していた。
【0004】なお、この種の機密管理方法が示されてい
る文献としては、特開昭57−137957号公報,特
開昭58−10256号公報,特開昭57−97162
号公報,特開昭55−85966号公報等が挙げられる
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、次のような問題点がある。
【0006】通信システムの利用形態の一例として、特
定データに関する機密が外部に漏れないようにするため
に、使用する権利のないユーザによる該データの使用を
禁止したり、該データを使用可能な情報処理装置を限定
して該データの使用範囲を特定部所内に限ることがよく
ある。
【0007】しかし、従来のLAN等の通信システムを
無線化した場合は、情報処理装置の移動が容易となるた
め、情報処理装置ごとに該データの使用の可否を設定す
るだけでは、該データの使用範囲を特定部所内に限定す
ることが困難であり、また、特定部所内で全ての情報処
理装置が該データを使用できるようにすることも困難で
ある。また、ユーザごとに該データの使用の可否を設定
した場合は、該データの使用範囲を特定部所内に限定す
ることが困難である。
【0008】本発明の目的は、かかる従来の問題点を解
決するために、特定のデータを使用できる地理上および
空間上の位置範囲を限定することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、複数の情報処理装置と、通信網と、複数
の情報処理装置のうちの少なくとも1つ以上の情報処理
装置と通信網との間でデータの送受信を行う複数の通信
ノードとを備えた通信システムにおいて、上記通信ノー
ドでデータを通過するか否かを判定するようにするか、
または、上記情報処理装置でデータを送信するか否かを
判定するようにする。
【0010】上記通信ノードでデータを通過するか否か
を判定するということは、通信ノードごとに、通過する
データが異なるようにすることができるということであ
る。また、上記情報処理装置でデータを送信するか否か
を判定するということは、送信先の情報処理装置に対応
する通信ノードごとに、送信するデータが異なるように
することができるということである。従って、データご
とに、該データを使用できる通信ノードを限定すること
ができる。
【0011】そこで、本発明は、上記通信ノードでデー
タを通過するか否かを判定するようにした場合に、上記
情報処理装置は、データごとに、該データの通過が許可
される1つ以上の通信ノードを識別するための1つ以上
の通信ノードIDを記憶する手段と、データの送信時に
、該データに対応する通信ノードIDを付加する手段と
を備え、上記通信ノードは、自通信ノードに対応する通
信ノードIDを記憶する手段と、記憶している通信ノー
ドIDに基づいて、データを通過するか否かを判定し、
通過すると判定したデータを通過する手段とを備えるよ
うにしている。
【0012】なお、上記通信ノードIDは、データ中に
、予め含まれているようにしてもよい。
【0013】上記通信ノードIDは、1つの通信ノード
に1つの通信ノードIDを対応させたり、1つ以上の通
信ノードに1つの通信ノードIDを対応させるたり、ま
た、1つの通信ノードに1つ以上の通信ノードIDを対
応させたりすることができる。
【0014】そして、これらの通信ノードIDは、デー
タの通過が許可される通信ノードであることを示すよう
にしたり、逆に、データの通過が許可されない通信ノー
ドであることを示すようにしたりすることができる。
【0015】なお、全ての通信ノードの通過が許可され
たデータには、通信ノードIDを付加しないようにして
もよく、この場合は、通信ノードIDが付加されていな
いデータを通過するようにする。
【0016】上記通信ノードIDの具体的な例としては
、データの送信元または送信先となる情報処理装置を識
別するための装置ID、データの送信元または送信先と
なるユーザを識別するためのユーザID、または、デー
タを識別するためのデータIDが挙げられる。
【0017】また、上記通信ノードIDの具体的な例と
しては、データごとに設けた多段階のデータ水準値が挙
げられる。この場合は、特に、上記通信ノードの通信ノ
ードID記憶手段は、自通信ノードの通過が許可される
データ水準値の範囲を記憶し、上記通信ノードのデータ
通過手段は、記憶しているデータ水準値の範囲内のデー
タ水準値に対応するデータを通過すると判定するように
する。
【0018】さらに、上記通信ノードは、データを通過
しないと判定した場合に、その旨を示すデータを送信す
る手段を備えるようにし、上記情報処理装置は、上記通
信ノードから通過しない旨を示すデータを受信した場合
に、その旨のメッセージを表示する手段を備えるように
することができる。
【0019】一方、本発明は、上記情報処理装置でデー
タを送信するか否かを判定するようにした場合に、上記
情報処理装置は、データごとに、該データの通過が許可
される1つ以上の通信ノードを識別するための1つ以上
の通信ノードIDを記憶する手段と、他の情報処理装置
のそれぞれについて、該情報処理装置に対応する通信ノ
ードIDを記憶する手段と、データの送信時に、送信先
の情報処理装置に対応する通信ノードIDに基づいて、
該データを送信するか否かを判定し、送信すると判定し
たデータを送信する手段とを備えるようにしている。
【0020】なお、上記通信ノードIDは、上述と同様
に、データ中に、予め含まれているようにしてもよい。
【0021】上記通信ノードIDは、上述と同様に、1
つの通信ノードに1つの通信ノードIDを対応させたり
、1つ以上の通信ノードに1つの通信ノードIDを対応
させたり、1つの通信ノードに1つ以上の通信ノードI
Dを対応させたりすることができる。
【0022】そして、これらの通信ノードIDは、上述
と同様に、データの通過が許可される通信ノードである
ことを示すようにしたり、データの通過が許可されない
通信ノードであることを示すようにしたりすることがで
きる。
【0023】なお、全ての通信ノードの通過が許可され
たデータには、通信ノードIDを記憶しないようにして
もよく、この場合は、通信ノードIDが記憶されていな
いデータを送信するようにする。
【0024】上記通信ノードIDの具体的な例としては
、データごとに設けた多段階のデータ水準値が挙げられ
る。この場合は、特に、上記情報処理装置の情報処理装
置対応通信ノードID記憶手段は、他の情報処理装置の
それぞれについて、該情報処理装置に対応する通信ノー
ドがデータの通過を許可されるデータ水準値の範囲を記
憶し、上記情報処理装置のデータ送信手段は、送信先の
情報処理装置に対応するデータ水準値の範囲内のデータ
水準値に対応するデータを送信すると判定するようにす
る。
【0025】上述した全ての構成において、さらに、上
記複数の情報処理装置のうちの少なくとも1つは、デー
タごとに、上記通信ノードIDを設定する指示を受付け
る手段を備えるようにすることができる。
【0026】さて、上述した全ての構成において、上記
複数の通信ノードのうちの少なくとも1つは、無線によ
りデータの送受信を行う場合が考えられる。また、上記
情報処理装置は、着脱可能で任意の通信ノードに接続さ
れるような場合が考えられる。
【0027】このような場合は、上記情報処理装置は、
定期的または不定期的に、他の情報処理装置に対して、
自情報処理装置に対応する通信ノードを通知するための
データを送信する手段を備えるようにし、上記通信ノー
ドは、自通信ノードに対応する通信ノードIDを記憶す
る手段と、上記通信ノード通知データの受信時に、該デ
ータに、記憶している通信ノードIDを付加する手段と
を備えるようにすることが好ましい。
【0028】また、本発明は、複数の情報処理装置と、
通信網と、上記複数の情報処理装置のうちの少なくとも
1つ以上の情報処理装置と上記通信網との間でデータの
送受信を行う複数の通信ノードとを備えた通信システム
において、特に、上記複数の通信ノードのうちの少なく
とも2つは、無線によりデータの送受信を行うような場
合には、無線によりデータの送受信を行う通信ノードの
うちの少なくとも1つは、送受信エリア大きい大セルの
アンテナを用いるようにし、それ以外は、該大セルのア
ンテナの送受信エリアに包括される送受信エリアの小さ
い小セルのアンテナを用いるようにしたり、また、無線
によりデータの送受信を行う通信ノードは、それぞれ異
なる方向の指向性を有する複数の指向性アンテナを用い
るようにしたりすることができる。
【0029】なお、本発明の利用形態としては、例えば
、上記複数の情報処理装置のうちの少なくとも1つをデ
ータベースシステムであるようにし、上記データベース
システムからそれ以外の情報処理装置にデータを供給す
るような情報通信システムがある。
【0030】
【作用】本発明によれば、通信ノードでデータを通過す
るか否かを判定するようにすることができるので、通信
ノードごとに、通過するデータが異なるようにすること
ができる。
【0031】また、本発明によれば、情報処理装置でデ
ータを送信するか否かを判定するようにすることができ
るので、送信先の情報処理装置に対応する通信ノードご
とに、送信するデータが異なるようにすることができる
【0032】以下、本発明の作用を、通信ノードでデー
タを通過するか否かを判定するようにした場合について
、具体的に説明する。
【0033】まず、1つの通信ノードに1つの通信ノー
ドIDを対応させるようにした例について説明する。
【0034】例えば、通信ノードA,B,Cについて、
それぞれ、「a」,「b」,「c」という通信ノードI
Dを対応させ、そして、これらの通信ノードIDが、デ
ータの通過が許可される通信ノードであることを示すよ
うにした場合は、通信ノードAでは、「a」が付加され
たデータを通過し、通信ノードBでは、「b」が付加さ
れたデータを通過し、通信ノードCでは、「c」が付加
されたデータを通過する。
【0035】また、逆に、これらの通信ノードIDが、
データの通過が許可されない通信ノードであることを示
すようにした場合は、通信ノードAでは、「b」,「c
」,が付加されたデータを通過し、通信ノードBでは、
「a」,「c」が付加されたデータを通過し、通信ノー
ドCでは、「a」,「b」が付加されたデータを通過す
る。
【0036】次に、1つ以上の通信ノードに1つの通信
ノードIDを対応させるようにした例について説明する
【0037】例えば、通信ノードA,B,Cについて、
通信ノードA,Bに「a」という通信ノードIDを対応
させ、通信ノードCに「b」という通信ノードIDを対
応させ、そして、これらの通信ノードIDが、データの
通過が許可される通信ノードであることを示すようにし
た場合は、通信ノードAでは、「a」が付加されたデー
タを通過し、通信ノードBでは、「a」が付加されたデ
ータを通過し、通信ノードCでは、「b」が付加された
データを通過する。
【0038】また、逆に、これらの通信ノードIDが、
データの通過が許可されない通信ノードであることを示
すようにした場合は、通信ノードAでは、「b」が付加
されたデータを通過し、通信ノードBでは、「b」が付
加されたデータを通過し、通信ノードCでは、「a」が
付加されたデータを通過する。
【0039】次に、1つの通信ノードに1つ以上の通信
ノードIDを対応させるようにした例について説明する
【0040】例えば、通信ノードA,B,Cについて、
通信ノードAに「a」,「b」という通信ノードIDを
対応させ、通信ノードBに「b」,「c」という通信ノ
ードIDを対応させ、通信ノードCに「c」という通信
ノードIDを対応させ、そして、これらの通信ノードI
Dが、データの通過が許可される通信ノードであること
を示すようにした場合は、通信ノードAでは、「a」,
「b」が付加されたデータを通過し、通信ノードBでは
、「b」,「c」が付加されたデータを通過し、通信ノ
ードCでは、「c」が付加されたデータを通過する。
【0041】また、逆に、これらの通信ノードIDが、
データの通過が許可されない通信ノードであることを示
すようにした場合は、通信ノードAでは、「c」が付加
されたデータを通過し、通信ノードBでは、「a」が付
加されたデータを通過し、通信ノードCでは、「a」,
「b」が付加されたデータを通過する。
【0042】このように、ある通信ノードでは使用でき
るデータを、他の通信ノードでは使用できないようにす
ることができるので、特定のデータを使用できる通信ノ
ードを限定することができる。
【0043】なお、本発明は、通信システムを無線化し
た場合にも、その効果は、何ら変化することはない。
【0044】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
する。
【0045】なお、本実施例は、複数の携帯用端末およ
び1つのデータベースシステムが通信網で接続された情
報通信システムに適用した例であり、該複数の携帯用端
末は、無線ノードを介して、通信網と無線により接続さ
れている。
【0046】まず、データを使用する携帯用端末(以下
、クライアントと記す。)と、データを供給するデータ
ベースシステム(以下、サーバと記す。)との接続関係
の例を図3に示す。
【0047】図中、301a,301bはクライアント
であり、302はサーバである。クライアント301a
は無線ノード303aと無線により接続され、クライア
ント301bは無線ノード303bと無線により接続さ
れている。また、無線ノード303は、LAN304に
よりサーバ302に接続されている。これにより、クラ
イアント301とサーバ302との間の通信が可能とな
る。ただし、電波の到達距離に限界があるため、無線ノ
ード303aの無線による通信可能範囲は、エリア30
5a内に限定され、無線ノード303bの無線による通
信可能範囲は、エリア305b内に限定される。
【0048】図4は、図3に示したクライアント301
、サーバ302、および、無線ノード303のハードウ
ェア構成を示すブロック図である。
【0049】まず、クライアント301のハードウェア
構成について、図4(a)を用いて説明する。
【0050】図中、401は中央処理ユニット(CPU
)であり、データの要求,処理,通信に係る各種プログ
ラムの実行、および、周辺機器の制御を行う。402は
主メモリ(MM)であり、データの要求,処理,通信に
係る各種プログラムおよびデータが格納される。403
は無線通信制御装置(RCDRV)であり、無線ノード
303と間の通信はこれを介して行われる。404はビ
デオメモリ(VRAM)であり、その内容がディスプレ
イ表示装置(CRT)405に表示される。406はキ
ーボード(KB)であり、ユーザによる入力はキーボー
ド(KB)406を介して行われる。407はこれらの
周辺機器402〜406と中央処理装置401(CPU
)との間のデータ転送を行うためのバスである。
【0051】次に、サーバ302のハードウェア構成に
ついて、図4(b)を用いて説明する。
【0052】図中、411は中央処理ユニット(CPU
)であり、データの読み出し,通信に係る各種プログラ
ムの実行、および、周辺機器の制御を行う。412は主
メモリ(MM)であり、データの読み出し,通信に係る
各種プログラムおよびデータが格納される。413は固
定ディスク装置(HDD)であり、クライアント301
に提供するデータ,各データの通過可能な無線ノードI
Dの読み出しおよび保存を行う。無線ノードIDについ
ては後で説明する。414は通信制御ユニット(CDR
V)であり、LAN304および無線ノード303を通
じて、クライアント301と通信を行う。415はこれ
らの周辺機器412〜414と中央処理ユニット(CP
U)との間のデータ転送を行うためのバスである。
【0053】次に、無線ノード303のハードウェア構
成について、図4(c)を用いて説明する。
【0054】図中、421は中央処理ユニット(CPU
)であり、通信データの通過許可判定,通信に係る各種
のプログラムの実行、および、周辺機器の制御を行う。 422は主メモリ(MM)であり、通信データの通過許
可判定,通信に係る各種プログラムおよびデータが格納
される。423は不揮発性記憶装置(SM)であり、無
線ノード303を識別する無線ノードIDが格納される
。424は無線通信ユニットであり、無線でクライアン
ト301との間のデータ転送を行う。425は有線通信
ユニットであり、LAN304を通じてサーバ302と
の間のデータの転送を行う。426はこれらの周辺機器
422〜425と中央処理ユニット(CPU)との間の
データ転送を行うバスである。
【0055】次に、クライアント301とサーバ302
との間の通信データのフレーム構成について、図5(a
)を用いて説明する。
【0056】クライアント301とサーバ302との間
の通信データ500は、通過許可無線ノードID501
と、宛先アドレス502と、発信元アドレス503と、
データ504とからなる。
【0057】通過許可無線ノードID501は、通信デ
ータ500が通過できる無線ノード303を識別するた
めの無線ノードIDを示すものであり、通過可能な無線
ノード303を示す無線ノードIDが、1つまたは複数
含まれている。また、通過許可無線ノードID501は
、通信データ500内に必ず存在する必要はなく、存在
しない場合は、通信データ500は、全ての無線ノード
303を通過することができる。宛先アドレス502は
、通信データ500の送り先を示す。発信元アドレス5
03は、通信データ500の発信元を示す。データ50
4は、サーバ302がクライアント301に提供するデ
ータである。
【0058】次に、無線ノードID管理テーブル600
について、図6(a)を用いて説明する。
【0059】無線ノードID管理テーブル600は、サ
ーバ302からクライアント301に供給するデータが
通過できる無線ノード303の無線ノードIDを記憶す
るためのものであり、固定ディスク装置(HDD)41
3に格納されている。無線ノードID管理テーブル60
0は、データ名称601と、通過許可無線ノードID6
02とからなる。
【0060】データ名称601は、クライアント301
に供給するデータの名称または該データを識別するデー
タIDである。通過許可無線ノードID602には、デ
ータ名称601に対応するデータが通過できる無線ノー
ド303の無線ノードIDが1つまたは複数記憶される
【0061】次に、以上で説明した構成の本実施例の情
報処理システムにおける通信について、図1および図3
〜図6を用いて説明する。
【0062】図1は、本実施例の情報通信システムにお
ける通信処理の概要フローチャートである。
【0063】図1において、サーバ302においては、
クライアント301からデータの供給要求があった場合
や、クライアント301にデータを供給する必要が生じ
た場合に、データ供給処理120が起動される。
【0064】データ供給処理120では、まず、クライ
アント301に供給するデータに対して予め決められて
いる通過許可無線ノードID602を無線ノードID管
理テーブル600から読み出し(ステップ121)、ク
ライアント301に供給するデータに、読み出した通過
許可無線ノードID602を付加し(ステップ122)
、クライアント301へ送信する通信データ500を生
成する。なお、クライアント301に供給するデータに
該当する通過許可無線ノードID602が存在しない場
合は、該データに通過許可無線ノードID602の付加
を行わない。次に、通信制御装置(CDRV)414を
用いて、生成した通信データ500を送信する(ステッ
プ123)。
【0065】無線ノード303においては、サーバ30
2からの通信データ500を無線通信ユニット425で
検知すると、通信処理110が起動される。
【0066】通信処理110では、まず、サーバ302
からの通信データ500を受信する(ステップ111)
。次に、不揮発性記憶装置(SM)423から自無線ノ
ードの無線ノードIDを読み出し(ステップ112)、
自無線ノードIDと同一のものが、受信した通信データ
500内の通過許可無線ノードID501中に存在する
場合は、通信データ500の通過許可を出す(ステップ
113)。また、サーバ302からの通信データ500
内に通過許可無線ノードID501が存在しない場合に
も通過許可を出す(ステップ113)。ステップ113
で通過許可を出した場合は、無線通信ユニット424に
よりクライアント301へ通信データ500を伝達する
(ステップ114)。一方、通過許可を出さない場合は
、クライアント301への通信データ500の伝達は行
わない。
【0067】クライアント301においては、無線ノー
ド303を経由したサーバ302からの通信データ50
0を無線通信制御装置(RCDRV)403で検知する
と、データ受信処理100が起動される。
【0068】データ受信処理100では、サーバ302
からの通信データ500の受信を行う(ステップ101
)。
【0069】この実施例によれば、無線ノードID管理
テーブル600において、あるデータに対する通過許可
無線ノードID602を、無線ノード303aの無線ノ
ードIDとすると、そのデータは、無線ノード303a
を通過できるが、無線ノード303bを通過できない。 すなわち、該データは、無線ノード303aの送受信可
能なエリア305a内に存在するクライアント301a
では使用できるが、無線ノード303bの送受信可能な
エリア305b内に存在するクライアント101bでは
使用できない。この場合、クライアント301bがエリ
ア305a内に移動すれば、該データの使用が可能とな
る。また、クライアント301aがエリア305aから
出た場合、該データの使用はできなくなる。
【0070】このように、特定のデータの使用範囲を限
定することができるので、データに関する機密が外部に
漏れることを防止することができる。
【0071】なお、上記実施例では、サーバ302にお
けるデータ供給処理120において、無線ノードID管
理テーブル600を用いて、サーバ302がクライアン
ト301に供給するデータに、通過許可無線ノードID
602を付加した(図1のステップ122)が、予め、
通過許可無線ノードID602をデータ内に記憶してお
くことも可能である。この場合は、通過許可無線ノード
ID602の読み出し処理(図1のステップ121)お
よび付加処理(図1のステップ122)は、省略される
【0072】さらに、上記実施例では、無線ノード30
3での通信処理110において、通過許可が出されない
場合は(図1のステップ113)、クライアント303
へ通信データ500の送信は行わないが、その場合は、
データ504の代わりに、使用できない旨を通知するコ
ードを入れて、通信データ500を送信してもよい。ま
た、クライアント301において、そのようなコードが
入れられた通信データ500を受信した場合は、クライ
アント301のディスプレイ表示装置405に、例えば
、図10に示すように、使用できない旨をユーザに通知
するメッセージを表示してもよい。
【0073】また、上記実施例では、通信データ500
内に通過許可無線ノードID501を設けて、サーバ3
02が供給するデータの使用可能範囲の制限を行ったが
、図5(b)に示す通信データ510を用いて、通信デ
ータ510内に通過を禁止する無線ノード303の無線
ノードIDを記した通過不許可無線ノードID511を
設けて、サーバ302が供給するデータの使用範囲を限
定することも可能である。この場合、無線ノードID管
理テーブル600は、図6(b)に示すような構成とな
り、また、無線ノード303での通信処理110におい
て、自無線ノードの無線ノードIDと同一のものが、通
信データ510内の通過不許可無線ノードID511中
に存在する場合は、通過許可を出さないようにすればよ
い。
【0074】以上の実施例においては、無線ノード30
3においてデータの通過許可判定を行うことで使用範囲
の限定を行ったが、他の方法でも使用範囲の限定を実現
できる。例えば、サーバ302においてデータ送信許可
判定を行い、クライアント301へのデータ送信を制限
する方法がある。この場合の処理を、図2〜図7を用い
て説明する。
【0075】本方法では、通信データ500の代わりに
、図5(c)に示す通信データ520を用いる。通信デ
ータ520は、通過無線ノードID521と、宛先アド
レス502と、発信元アドレス503と、データ504
とからなる。通過無線ノードID521は、通信データ
520が通過した無線ノード303を識別するための無
線ノードIDであり、無線ノード303を通過したとき
、その無線ノード303において付加される。
【0076】また、本方法では、サーバ302において
、クライアント301とサーバ302との間の通信に介
在する無線ノード303を知るため、図7に示すクライ
アント管理テーブル700を用いる。
【0077】クライアント管理テーブル700は、クラ
イアントID701と、中継無線ノードID702とか
らなる。クライアントID701には、クライアント3
01を識別するデータが格納される。クライアントID
には、例えば、発信元アドレス503を用いてもよい。 中継無線ノードID702には、クライアント301と
サーバ302との間の通信を中継する無線ノード303
の無線ノードIDが1つまたは複数格納される。
【0078】図2は、本方法による通信処理の概要フロ
ーチャートである。
【0079】本方法の場合、クライアント301は、通
信を中継する無線ノード303をサーバ302に知らせ
る必要があるので、まず、クライアント301からサー
バ302への位置告知処理について説明する。
【0080】クライアント301においては、通信を中
継する無線ノード303をサーバ302に知らせるため
に、定期的または不定期的に、位置告知処理200が起
動される。
【0081】位置告知処理200では、無線通信制御装
置(RCDRV)403を用いて、サーバ302に位置
を告知をする通信である旨のコードをデータ504にセ
ットした通信データ520を送信する(ステップ201
)。このとき、通信データ520には、通過無線ノード
ID521は存在しない。
【0082】無線ノード303においては、クライアン
ト301から位置を告知をする通信である旨のコードが
セットされた通信データ520を無線通信ユニット42
5で検知すると、通信処理210が起動される。
【0083】通信処理210では、まず、クライアント
301からの通信データ520を受信する(ステップ2
11)。次に、不揮発性記憶装置(SM)423から自
無線ノードの無線ノードIDを読み出し(ステップ21
2)、読み出した無線ノードIDを通過無線ノードID
521として通信データ520に付加する(ステップ2
13)。そして、通信データ520を有線通信ユニット
424によりサーバ302に伝達する。
【0084】サーバ302においては、無線ノード30
3を介してクライアント301から送られてきた通信デ
ータ520を通信制御装置(CDRV)414で検知す
ると、クライアント位置確認処理220が起動される。
【0085】クライアント位置確認処理220では、ま
ず、通信制御装置(CDRV)414を用いて、クライ
アント301からの通信データ520の受信を行う(ス
テップ221)。次に、受信した通信データ520から
通過無線ノードID511を読み出し(ステップ222
)、クライアント管理テーブル700において、該クラ
イアント301に対応する中継無線ノードID702の
欄に、読み出した通過無線ノードID511を格納する
(ステップ223)。
【0086】次に、サーバ302からクライアント30
1へのデータ供給処理について説明する。
【0087】サーバ302においては、クライアント3
01に特定のデータを供給する場合は、データ供給処理
230が起動される。
【0088】データ供給処理230では、まず、無線ノ
ードID管理テーブル600から該データに対応する通
過許可無線ノードID602を読み出す(ステップ23
1)。次に、クライアント管理テーブル700から、デ
ータを供給するクライアント301に対応する中継無線
ノードID702を読み出す(ステップ232)。そし
て、該通過許可無線ノードID602内に、該中継無線
ノードID702が含まれる場合は、データ504に該
データを格納した通信データ520をクライアント30
1へ送信することを許可する(ステップ233)。送信
が許可された場合は、通信制御装置(CDRV)414
を用いて、該通信データ520をクライアント301へ
送信する(ステップ234)。送信が許可されない場合
は、該通信データ520の送信は行わない。
【0089】無線ノード303においては、サーバ30
2からの通信データ520を有線通信ユニット425で
検知すると、通信処理240が起動される。
【0090】通信処理240では、まず、サーバ302
からの通信データ520を受信する(ステップ241)
。次に、不揮発性記憶装置(SM)423から自無線ノ
ードの無線ノードIDを読み出し(ステップ242)、
読み出した無線ノードIDを通過無線ノードID521
として通信データ520に付加する(ステップ243)
。そして、該通信データ520を無線通信ユニット42
4によりクライアント301に伝達する。
【0091】クライアント301においては、無線ノー
ド303を通してサーバ302からから送られてきた通
信データ520を無線通信制御装置(RCDRV)40
3で検知すると、データ受信処理250が起動される。
【0092】データ受信処理250では、サーバ302
からの通信データ520の受信を行う(ステップ251
)。
【0093】本方法においても、無線ノード303でデ
ータの通過の制限を行った場合と同様の効果がある。
【0094】なお、本方法では、サーバ302における
データ供給処理230において、無線ノードID管理テ
ーブル600を用いて、サーバ302がクライアント3
01に供給するデータに対応する通過許可無線ノードI
D602を読み出した(図2のステップ231)が、予
め、通過許可無線ノードID602をデータ内に記憶し
ておくことも可能である。この場合は、通過許可無線ノ
ードID602の読み出し処理(図1のステップ231
)は、省略される。
【0095】また、本方法では、無線ノードID管理テ
ーブル600内に通過許可無線ノードID602を設け
て、サーバ302が供給するデータの使用可能範囲の制
限を行ったが、図6(b)に示す無線ノードID管理テ
ーブル610を用いても、同様のことが行える。この場
合は、サーバ302でのデータ送信判定処理(図2のス
テップ233)において、クライアント301に供給す
るデータに対応する通過不許可無線ノードID612内
に、該クライアント301に対応する中継無線ノードI
D702が含まれる場合に、クライアント301への送
信を許可しないようにすればよい。
【0096】また、以上説明した全ての実施例において
、無線ノードID管理テーブル600内の通過許可無線
ノードID602または無線ノードID管理テーブル6
10内の通過不許可無線ノードID612は、任意に書
き替えることができる。これにより、データの使用可能
範囲を変更することができる。
【0097】この際に、エリア305a,305bに、
それぞれ、ユーザが理解しやすいエリア名称を付与し、
このエリア名称と無線ノード303a,303bの無線
ノードIDとを対応させたテーブルを、サーバ302の
固定ディスク装置(HDD)413に設けることにより
、ユーザは、理解しやすいエリア名称を用いて、無線ノ
ードID管理テーブル600内の通過許可無線ノードI
D602または無線ノードID管理テーブル610内の
通過不許可無線ノードID612を書き替えることがで
きるようになり、数字等で表現された無線ノードIDを
知る必要がなくなる。
【0098】また、以上説明した全ての実施例において
は、無線ノード303ごとに1つの無線ノードIDを対
応させた例であるが、複数の無線ノード303に1つの
無線ノードIDを対応させることもでき、複数の無線ノ
ード303を1つのエリアとして形成することができる
【0099】例えば、無線ノード303a,303bに
同一の無線ノードIDを対応させたとすると、無線ノー
ド303で通信データの通過判定処理を行う場合(図1
に示す通信処理の場合)、無線ノード303a,bにお
いては、共に、不揮発性記憶装置(SM)423に同一
の無線ノードIDが記憶される。そして、サーバ302
でデータの送信判定処理を行う場合(図2に示す通信処
理の場合)は、これに加えて、クライアント管理テーブ
ル700に同一の中継無線ノードID702が記憶され
る。
【0100】従って、無線ノード管理テーブル600内
には、無線ノード303a,303bの通過が許可され
たデータについては、1つの通過許可無線ノードID6
02を記憶すればよく、また、無線ノード管理テーブル
610内には、無線ノード303a,303bの通過が
許可されないデータについては、1つの通過不許可無線
ノードID612を記憶すればよい。
【0101】このように、複数の無線ノード303に1
つの無線ノードIDを対応させた場合は、該複数の無線
ノード303に対応するエリアを1つのエリアとしてみ
なすことができるので、該無線ノードIDは、1つのエ
リアとしてみなしたエリアに対応するエリアIDと呼ぶ
ことができる。
【0102】また、以上説明した全ての実施例において
は、1つまたは複数の無線ノード303に1つの無線ノ
ードIDを対応させた例であるが、1つまたは複数の無
線ノード303に複数の無線ノードIDを対応させるこ
ともできる。
【0103】このような例としては、無線ノードIDと
して、データを識別するデータIDを用いた場合が挙げ
られる。
【0104】この場合、例えば、図1に示した無線ノー
ド303で通信データの通過判定処理を行う方法におい
て、無線ノード303においては、不揮発性記憶装置(
SM)423に、自無線ノードと送受信が可能であるエ
リア305内で使用を許可されたデータを識別するデー
タIDが記憶される。また、無線ノードID管理テーブ
ル600の代わりに、図6(c)に示す無線ノードID
管理テーブル620が用いられ、無線ノードID管理テ
ーブル620内には、データを識別するデータID62
2が記憶される。また、通信データ500の代わりに、
図5(d)に示す通信データ530が用いられ、サーバ
302におけるデータ供給処理120において、通信デ
ータ530内のデータID531には、通信データ53
0内に含まれるデータ504を識別するデータID62
2が付加される。さらに、無線ノード303における通
過許可判定処理(図1のステップ113)において、通
信データ530内に含まれるデータID531が、自無
線ノードの不揮発性記憶装置(SM)423に登録され
ている場合に、通過許可を出すようにすればよい。
【0105】すなわち、図3において、無線ノード30
3aと送受信が可能であるエリア305a内で使用を許
可されたデータを識別するデータIDが付加されたデー
タは、エリア305aにいるクライアント301aは使
用できるが、エリア305bにいるクライアント301
bは使用できない。また、クライアント301aが移動
して、エリア305aから出ると、該データを使用でき
ない。
【0106】このように、本方法においても、無線ノー
ドIDを用いて特定のデータを使用できる範囲を限定し
た場合と同じ効果がある。
【0107】また、無線ノードIDとして、クライアン
ト301を利用するユーザを識別するユーザIDを用い
た場合も例として挙げられる。
【0108】この場合、例えば、図1に示した無線ノー
ド303で通信データの通過判定処理を行う方法におい
て、無線ノード303においては、不揮発性記憶装置(
SM)423に、自無線ノードと送受信が可能であるエ
リア305内でデータの使用を許可されたユーザを識別
するユーザIDが記憶される。また、通過許可無線ノー
ド管理テーブル620の代わりに、図7(b)に示すク
ライアント管理テーブル710を用意し、これを用いる
ようする。また、通信データ500の代わりに、図5(
d)に示す通信データ530が用いられ、サーバ302
におけるデータ供給処理120において、通信データ5
30内のデータID531には、クライアント管理テー
ブル710より読み出されたユーザID712が付加さ
れる。さらに、無線ノード303における通過許可判定
処理(図1のステップ113)において、通信データ5
30内に含まれるユーザID531が、自無線ノードの
不揮発性記憶装置(SM)423に登録されている場合
に、通過許可を出すようにすればよい。
【0109】なお、クライアント管理テーブル710に
おけるユーザID712は、クライアント301の利用
時に、ユーザがサーバ302に送信するようにする。
【0110】すなわち、図3において、無線ノード30
3aにおいて、クライアント301aを利用するユーザ
のユーザIDが記憶されており、無線ノード303bに
おいて、クライアント301aを利用するユーザのユー
ザIDが記憶されていないとすると、クライアント30
1aを利用するユーザは、無線ノード303aと送受信
が可能であるエリア305a内では、データを使用でき
るが、無線ノード303bと送受信が可能であるエリア
305b内では、データを使用できない。
【0111】このようにすれば、クライアント301を
利用するユーザごとに、データを使用できる範囲を限定
することができる。
【0112】また、無線ノードIDとして、クライアン
ト301を識別するクライアントIDを用いた場合も例
として挙げられる。
【0113】この場合も、上述したユーザIDを用いる
場合と同様にすればよく、ただし、クライアント管理テ
ーブル710において、ユーザID712は不要となる
【0114】すなわち、図3において、無線ノード30
3aにおいて、クライアント301aのクライアントI
Dが記憶されており、無線ノード303bにおいて、ク
ライアント301aのクライアントIDが記憶されてい
ないとすると、クライアント301aは、無線ノード3
03aと送受信が可能であるエリア305a内では、デ
ータを使用できるが、無線ノード303bと送受信が可
能であるエリア305b内では、データを使用できない
【0115】このようにすれば、クライアント301ご
とに、データを使用できる範囲を限定することができる
【0116】さて、1つまたは複数の無線ノード303
に1つの無線ノードIDを対応させた例として、さらに
、以下のようなものがある。
【0117】これは、データごとに多段階のデータ水準
値を設け、無線ノードIDとして、このデータ水準値を
用いる場合である。本方法について、図3を用いて説明
する。
【0118】本方法は、例えば、データ水準値として、
「1」〜「5」の5つの段階を設け、数字が大きいほど
高い水準であるとした場合、エリア305a内ではデー
タ水準値が「1」〜「3」までのデータを使用できると
し、エリア305b内ではデータ水準値が「1」である
データのみしか使用できないとするものである。このと
き、エリア305a内でのデータ使用水準が「3」であ
ると言い、エリア305b内でのデータ使用水準が「1
」であると言う。
【0119】つまり、データ使用水準が高いエリア30
5内ほど、サーバ302から多くの種類のデータの供給
を受けることができる。別の言い方をすれば、データ水
準値の高いデータほど使用範囲は狭くなる。本例では、
データ水準値を5段階としたが、データ水準値は5段階
に限られるものではなく、何段階であってもよい。また
、数字が小さいほどデータ水準値が高いとしてもよいこ
とは言うまでもない。
【0120】以下、無線ノード303で通信データの通
過許可判定処理を行う場合について、本方法の一実施例
を、図1および図3〜図6を用いて説明する。
【0121】本実施例では、図6(d)に示す無線ノー
ドID管理テーブル630を用いる。無線ノードID管
理テーブル630においては、サーバ302が供給する
データのデータ水準値632を格納する。また、本実施
例では、図5(e)に示す通信データ540を用いる。 通信データ540においては、データ水準値541は、
データ504のデータ水準値を格納する。そして、無線
ノード303における不揮発性記憶装置(SM)423
には、自無線ノード303に対応するエリア305のデ
ータ使用水準が記憶される。
【0122】本実施例は、無線ノード303での通過判
定処理(図1のステップ113)のみが異なる。つまり
、通過許可判定処理を、無線ノード303における不揮
発性記憶装置(SM)423に格納されたデータ使用水
準と通信データ540内のデータ水準値541とを比較
し、データ水準541が該データ使用水準よりも低い水
準にあるとき、通過許可を出すようにすればよい。
【0123】次に、サーバ302で通信データの送信許
可判定処理を行う場合について、本方法の一実施例を、
図2〜図7を用いて説明する。
【0124】本実施例では、先の実施例と同様に、図6
(d)に示す無線ノードID管理テーブル630を用い
る。無線ノードID管理テーブル630においては、サ
ーバ302が供給するデータのデータ水準値632を格
納する。また、本実施例では、図5(e)に示す通信デ
ータ550を用いる。通信データ550においては、デ
ータ使用水準551は、該通信データ550が通過した
無線ノード303に対応するエリア305のデータ使用
水準を格納する。また、本実施例では、図7(c)に示
すクライアント管理テーブル720を用いるクライアン
ト管理テーブル720においては、データ使用水準72
2は、クライアントID701に対応するクライアント
301が存在するエリアのデータ使用水準を格納する。 そして、無線ノード303における不揮発性記憶装置(
SM)423には、自無線ノード303に対応するエリ
ア305のデータ使用水準が記憶される。
【0125】本実施例では、サーバ302での送信許可
判定処理(図2のステップ233)のみが異なる。つま
り、送信許可判定処理を、クライアント管理テーブル7
20から読み出したデータ使用水準722と無線ノード
ID管理テーブル630から読み出したデータ水準値6
32とを比較し、データ水準値632がデータ使用水準
722よりも低い水準にあるとき、送信可を出すように
すればよい。
【0126】また、本実施例の場合は、無線ノード30
3を通信データ550が通過する際に、該無線ノード3
03のデータ使用水準が通信データ550に付加される
ので、クライアント301は、自クライアント301が
現在存在しているエリア305のデータ使用水準を知る
ことができる。そこで、クライアント301において、
現在存在しているエリア305のデータ使用水準の表示
を行うことが可能である。
【0127】図8は、データ使用水準をクライアント3
01で表示した例である。図8(a)は、クライアント
301の画面にデータ使用水準を表示した例であり、図
8(b)は、クライアント301の一部にデータ使用水
準を表示する専用の表示装置を設けた例である。これに
より、ユーザは、一目で、使用しているクライアント3
01が存在しているエリア305のデータ使用水準を確
認できる。
【0128】このように多段階のデータ水準値を設けて
データの使用範囲を限定する方法においては、無線ノー
ド数が増大した場合でも、無線ノードIDの数の増大は
おこらないので、容易に対応できる。また、無線ノード
ID管理テーブル630においては、データ水準値63
2を1つ格納すればよいので、データの使用範囲を設定
することが簡単になる。
【0129】以上説明した全ての実施例においては、ク
ライアント301は、無線により接続されている例を説
明したが、全てまたは一部が有線で接続されていてもよ
い。
【0130】有線で接続されている場合の構成は、無線
ノード303が一般の通信ノードとなり、さらに、ここ
から複数本のケーブルで、複数のクライアント301が
接続されている構成となる。なお、各クライアント30
1が、着脱可能で、自由に接続する通信ノードを変更す
ることができる構成であれば、上記実施例は特に有効で
ある。
【0131】さて、多段階のデータ水準値を設けたのと
同様の効果が、別の方法でも得られる。これは、特に、
クライアント301が無線により接続されている場合に
用いることができる方法である。
【0132】例えば、図9(a)に示すように、大セル
901と、大セル901に包括される小セル902a,
901bとを用いて構成する。
【0133】大セル901は、無線ノード911の送受
信可能なエリアであり、小セル902a,902bは、
それぞれ、無線ノード912a,912bと送受信可能
なエリアである。小セル902a,902bは大セル9
01に包括されているので、小セル内902a,902
bでは大セル無線ノード911とも送受信可能である。
【0134】本方法では、特定のデータAが大セル無線
ノード911を通過可能である場合、データAは大セル
901内のどこでも使用できるが、別のデータBが小セ
ル無線ノード912aのみ通過可能である場合、データ
Bは大セル901内の特定の小セル902a内でのみ使
用可能となる。このようにして、小セル902a内では
データAもデータBも使用できるが、大セル901内の
他の領域ではデータAのみしか使用できない。また、複
数の包括関係を利用することで、エリアに多段階のデー
タ使用水準を設定することができる。
【0135】また、例えば、図9(b)に示すように、
複数の指向性アンテナを用いても構成できる。
【0136】図中、961a,961bは無線ノードで
あり、無線ノード961a,961bのそれぞれの送受
信可能エリアが951a,951bである。エリア95
1aとエリア951bとが重なっているエリア951c
では、両方の無線ノード961a,961bからのデー
タの送受信ができる。従って、エリア951cにおいて
は、他のエリアよりも多くの種類のデータが使用できる
【0137】以上の説明では、サーバ302の供給する
データの使用範囲を限定する例を取り上げたが、本実施
例は、従来の情報処理装置またはユーザによるデータの
使用制限と併用することができる。これにより、特定の
データを使用できる場合を、特定のユーザが特定の部所
内で使用する場合のみに限定したり、特定の部所内で特
定の情報処理装置を用いて使用する場合のみに限定する
ことができる。なお、従来の情報処理装置またはユーザ
によるデータの使用制限については、特開昭57−13
7957号公報,特開昭57−97162号公報等に記
述されている。これにより、さらに厳しい機密管理が可
能である。
【0138】また、上述した全ての実施例においては、
複数の携帯用端末が通信網に接続されたデータベースシ
ステムからデータを送受信する情報通信システムに適用
した例を説明したが、複数の情報処理装置が、それぞれ
、クライアント301の機能とサーバ302の機能とを
合わせ持った通信システムに適用することができること
は言うまでもない。この場合は、無線ノードIDを固定
的にしたり、無線ノードIDを設定することができる情
報処理装置を特定したりすることが望ましい。
【0139】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、L
AN等の通信システムの無線化を行い、情報処理装置の
移動が容易となった場合でも、特定データを使用できる
地理上および空間上の位置範囲を限定することができ、
その結果、データに関する機密が外部に漏れないように
することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る通信システムの通信処理の概要
フローチャート。
【図2】本実施例に係る通信システムの通信処理の概要
フローチャート。
【図3】クライアント,サーバおよび無線ノードの関係
図。
【図4】クライアント,サーバおよび無線ノードのハー
ドウェア構成図。
【図5】サーバとクライアントとの間の通信データの構
成図。
【図6】無線ノードIDを管理するテーブルの構成図。
【図7】クライアントを管理するテーブルの構成図。
【図8】データ使用水準を表示する表示例を示す説明図
【図9】多段階のデータ水準を設ける実施例の構成図。
【図10】メッセージを表示する表示例を示す説明図。
【符号の説明】
301…クライアント、302…サーバ、303…無線
ノード、304…LAN、305…エリア、401,4
11,421…中央処理ユニット(CPU)、402,
412,422…主メモリ(MM)、403…無線通信
制御装置(RCDRV)、404…ビデオメモリ(VR
AM)、405…ディスプレイ表示装置(CRT)、4
06…キーボード(KB)、407,415,426…
バス、413…固定ディスク装置(HDD)、414…
通信制御ユニット(CDRV)、423…不揮発性記憶
装置(SM)、424…無線通信ユニット、425…有
線通信ユニット、500,510,520,530,5
40,550…通信データ、600,61,620,6
30…無線ノードID管理テーブル、700,710,
720…クライアント管理テーブル。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の情報処理装置と、通信網と、上記複
    数の情報処理装置のうちの少なくとも1つ以上の情報処
    理装置と上記通信網との間でデータの送受信を行う複数
    の通信ノードとを備えた通信システムにおいて、データ
    中に、該データの通過が許可される1つ以上の通信ノー
    ドを識別するための1つ以上の通信ノードIDが含まれ
    ており、上記通信ノードは、自通信ノードに対応する通
    信ノードIDを記憶する手段と、記憶している通信ノー
    ドIDに基づいて、データを通過するか否かを判定し、
    通過すると判定したデータを通過する手段とを備えたこ
    とを特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】複数の情報処理装置と、通信網と、上記複
    数の情報処理装置のうちの少なくとも1つ以上の情報処
    理装置と上記通信網との間でデータの送受信を行う複数
    の通信ノードとを備えた通信システムにおいて、上記情
    報処理装置は、データごとに、該データの通過が許可さ
    れる1つ以上の通信ノードを識別するための1つ以上の
    通信ノードIDを記憶する手段と、データの送信時に、
    該データに対応する通信ノードIDを付加する手段とを
    備え、上記通信ノードは、自通信ノードに対応する通信
    ノードIDを記憶する手段と、記憶している通信ノード
    IDに基づいて、データを通過するか否かを判定し、通
    過すると判定したデータを通過する手段とを備えたこと
    を特徴とする通信システム。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の通信システムにお
    いて、上記通信ノードIDは、データの送信元または送
    信先となる情報処理装置を識別するための装置ID、デ
    ータの送信元または送信先となるユーザを識別するため
    のユーザID、または、データを識別するためのデータ
    IDであることを特徴とする通信システム。
  4. 【請求項4】請求項1または2記載の通信システムにお
    いて、上記通信ノードIDは、データごとに設けた多段
    階のデータ水準値であり、上記通信ノードの通信ノード
    ID記憶手段は、自通信ノードの通過が許可されるデー
    タ水準値の範囲を記憶し、上記通信ノードのデータ通過
    手段は、記憶しているデータ水準値の範囲内のデータ水
    準値に対応するデータを通過すると判定することを特徴
    とする通信システム。
  5. 【請求項5】請求項1,2,3または4記載の通信シス
    テムにおいて、上記通信ノードは、データを通過しない
    と判定した場合に、その旨を示すデータを送信する手段
    を備え、上記情報処理装置は、上記通信ノードから通過
    しない旨を示すデータを受信した場合に、その旨のメッ
    セージを表示する手段を備えたことを特徴とする通信シ
    ステム。
  6. 【請求項6】複数の情報処理装置と、通信網と、上記複
    数の情報処理装置のうちの少なくとも1つ以上の情報処
    理装置と上記通信網との間でデータの送受信を行う複数
    の通信ノードとを備えた通信システムにおいて、データ
    中に、該データの通過が許可される1つ以上の通信ノー
    ドを識別するための1つ以上の通信ノードIDが含まれ
    ており、上記情報処理装置は、他の情報処理装置のそれ
    ぞれについて、該情報処理装置に対応する通信ノードI
    Dを記憶する手段と、データの送信時に、送信先の情報
    処理装置に対応する通信ノードIDに基づいて、該デー
    タを送信するか否かを判定し、送信すると判定したデー
    タを送信する手段とを備えたことを特徴とする通信シス
    テム。
  7. 【請求項7】複数の情報処理装置と、通信網と、上記複
    数の情報処理装置のうちの少なくとも1つ以上の情報処
    理装置と上記通信網との間でデータの送受信を行う複数
    の通信ノードとを備えた通信システムにおいて、上記情
    報処理装置は、データごとに、該データの通過が許可さ
    れる1つ以上の通信ノードを識別するための1つ以上の
    通信ノードIDを記憶する手段と、他の情報処理装置の
    それぞれについて、該情報処理装置に対応する通信ノー
    ドIDを記憶する手段と、データの送信時に、送信先の
    情報処理装置に対応する通信ノードIDに基づいて、該
    データを送信するか否かを判定し、送信すると判定した
    データを送信する手段とを備えたことを特徴とする通信
    システム。
  8. 【請求項8】請求項6または7記載の通信システムにお
    いて、上記通信ノードIDは、データごとに設けた多段
    階のデータ水準値であり、上記情報処理装置の情報処理
    装置対応通信ノードID記憶手段は、他の情報処理装置
    のそれぞれについて、該情報処理装置に対応する通信ノ
    ードがデータの通過を許可されるデータ水準値の範囲を
    記憶し、上記情報処理装置のデータ送信手段は、送信先
    の情報処理装置に対応するデータ水準値の範囲内のデー
    タ水準値に対応するデータを送信すると判定することを
    特徴とする通信システム。
  9. 【請求項9】請求項1,2,3,4,5,6,7または
    8記載の通信システムにおいて、上記複数の情報処理装
    置のうちの少なくとも1つは、データごとに、上記通信
    ノードIDを設定する指示を受付ける手段を備えたこと
    を特徴とする通信システム。
  10. 【請求項10】複数の情報処理装置と、通信網と、上記
    複数の情報処理装置のうちの少なくとも1つ以上の情報
    処理装置と上記通信網との間でデータの送受信を行う複
    数の通信ノードとを備え、上記情報処理装置は、データ
    の送信時に、該データの通過が許可される1つ以上の通
    信ノードを識別するための1つ以上の通信ノードIDと
    送信先の情報処理装置に対応する通信ノードIDとに基
    づいて、該データを送信するか否かを判定し、送信する
    と判定したデータを送信する機能を有する通信システム
    における運用方法であって、上記情報処理装置は、定期
    的または不定期的に、他の情報処理装置に対して、自情
    報処理装置に対応する通信ノードを通知するためのデー
    タを送信する手段を備え、上記通信ノードは、自通信ノ
    ードに対応する通信ノードIDを記憶する手段と、上記
    通信ノード通知データの受信時に、該データに、記憶し
    ている通信ノードIDを付加する手段とを備えたことを
    特徴とする通信システムの運用方法。
  11. 【請求項11】請求項10記載の通信システムの運用方
    法において、上記通信ノードは、無線によりデータの送
    受信を行うことを特徴とする通信システムの運用方法。
  12. 【請求項12】請求項4または8記載の通信システムに
    おいて、上記情報処理装置は、自情報処理装置に対応す
    る通信ノードのデータ水準値の範囲を表示する手段を備
    えたことを特徴とする通信システム。
  13. 【請求項13】複数の情報処理装置と、通信網と、上記
    複数の情報処理装置のうちの少なくとも1つ以上の情報
    処理装置と上記通信網との間でデータの送受信を行う複
    数の通信ノードとを備えた通信システムにおいて、上記
    複数の通信ノードのうちの少なくとも1つは、無線によ
    りデータの送受信を行い、上記情報処理装置は、データ
    ごとに、該データの通過が許可される1つ以上の通信ノ
    ードを識別するための1つ以上の通信ノードIDを記憶
    する手段と、データの送信時に、該データに対応する通
    信ノードIDを付加する手段とを備え、上記通信ノード
    は、自通信ノードに対応する通信ノードIDを記憶する
    手段と、記憶している通信ノードIDに基づいて、デー
    タを通過するか否かを判定し、通過すると判定したデー
    タを通過する手段とを備えたことを特徴とする無線通信
    システム。
  14. 【請求項14】複数の情報処理装置と、通信網と、上記
    複数の情報処理装置のうちの少なくとも1つ以上の情報
    処理装置と上記通信網との間でデータの送受信を行う複
    数の通信ノードとを備えた通信システムにおいて、上記
    複数の通信ノードのうちの少なくとも1つは、無線によ
    りデータの送受信を行い、上記情報処理装置は、データ
    ごとに、該データの通過が許可される1つ以上の通信ノ
    ードを識別するための1つ以上の通信ノードIDを記憶
    する手段と、他の情報処理装置のそれぞれについて、該
    情報処理装置に対応する通信ノードIDを記憶する手段
    と、データの送信時に、送信先の情報処理装置に対応す
    る通信ノードIDに基づいて、該データを送信するか否
    かを判定し、送信すると判定したデータを送信する手段
    とを備えたことを特徴とする無線通信システム。
  15. 【請求項15】複数の情報処理装置と、通信網と、上記
    複数の情報処理装置のうちの少なくとも1つ以上の情報
    処理装置と上記通信網との間でデータの送受信を行う複
    数の通信ノードとを備えた通信システムにおいて、上記
    複数の通信ノードのうちの少なくとも2つは、無線によ
    りデータの送受信を行い、無線によりデータの送受信を
    行う通信ノードのうちの少なくとも1つは、送受信エリ
    ア大きい大セルのアンテナを用いるようにし、それ以外
    は、該大セルのアンテナの送受信エリアに包括される送
    受信エリアの小さい小セルのアンテナを用いるようにし
    たことを特徴とする無線通信システム。
  16. 【請求項16】複数の情報処理装置と、通信網と、上記
    複数の情報処理装置のうちの少なくとも1つ以上の情報
    処理装置と上記通信網との間でデータの送受信を行う複
    数の通信ノードとを備えた通信システムにおいて、上記
    複数の通信ノードのうちの少なくとも2つは、無線によ
    りデータの送受信を行い、無線によりデータの送受信を
    行う通信ノードは、それぞれ異なる方向の指向性を有す
    る複数の指向性アンテナを用いるようにしたことを特徴
    とする無線通信システム。
  17. 【請求項17】請求項2または7記載の通信システムに
    おいて、上記複数の情報処理装置のうちの少なくとも1
    つは、データベースシステムであり、上記データベース
    システムは、それ以外の情報処理装置にデータを供給す
    ることを特徴とする情報通信システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0832582A (ja) * 1994-07-13 1996-02-02 Nec Corp 無線lanのコールid識別システム
JPH0879247A (ja) * 1994-09-01 1996-03-22 Toshiba Corp 通信制御装置及び通信制御方法
JP2002510814A (ja) * 1998-03-31 2002-04-09 ピッショネリ,グレッグ・エイ 地理的位置に基づき通信ネットワーク情報分配を限定するシステムおよび方法

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