JPH04334728A - 超音速機用ジェットエンジンの冷却用空気製造装置 - Google Patents

超音速機用ジェットエンジンの冷却用空気製造装置

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JPH04334728A
JPH04334728A JP13189391A JP13189391A JPH04334728A JP H04334728 A JPH04334728 A JP H04334728A JP 13189391 A JP13189391 A JP 13189391A JP 13189391 A JP13189391 A JP 13189391A JP H04334728 A JPH04334728 A JP H04334728A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
jet engine
air
pressure
aircraft
compressor
Prior art date
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Pending
Application number
JP13189391A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Teramachi
寺町 健司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B61/00Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
    • F02B61/04Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
    • F02B61/045Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines

Landscapes

  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音速機用ジェットエ
ンジンの冷却用空気製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の飛行速度がマッハ2.5程度の航
空機用ジェットエンジンの一例は図2に示され、図中1
は空気取り入れ口、2は空気取り入れ口1から導入され
た空気を加圧するファン、3はファン2と一体的に連結
され、ファン2からの空気の一部を圧縮する低圧圧縮機
、4は低圧圧縮機3で圧縮された圧縮空気を更に高圧に
圧縮する高圧圧縮機、5は燃料を高圧の圧縮空気により
燃焼させる燃焼室、6は燃料の燃焼によって得られた燃
焼ガスにより回転させられ、高圧圧縮機4を駆動する高
圧タービン、7は高圧タービン6から排出された燃焼ガ
スにより回転させられ、低圧圧縮機3及びファン2を駆
動する低圧タービン、8はファン空気排出ダクト9から
送られて来た空気及び低圧タービン7から排出された燃
焼ガスを排気ガスとして噴射するための排気セクション
である。
【0003】上記ジェットエンジンでは、取り入れられ
た空気はファン2、低圧圧縮機3、高圧圧縮機4で昇圧
されて高圧の圧縮空気が生成され、該圧縮空気は燃焼室
5へ送られ、燃焼室5では燃料が高圧の圧縮空気により
燃焼されて燃焼ガスが生成される。
【0004】而して、燃焼ガスは高圧タービン6を回転
させることにより高圧圧縮機4を駆動し、高圧タービン
6から排出された燃焼ガスは低圧タービン7を回転させ
ることにより低圧圧縮機3及びファン2を駆動し、低圧
タービン7から排出された燃焼ガスはファン2によりフ
ァン空気排出ダクト9から送られて来た空気と一緒に排
気セクション8から後方へ噴射され、機体の推進力が得
られる。而して、航空機の飛行時には、上記ジェットエ
ンジンは、燃料の燃焼により加熱されて高温になる。
【0005】一方、上述のファン2、低圧圧縮機3、高
圧圧縮機4、高圧タービン6、低圧タービン7は軸受に
より回転自在に支持されており、該軸受部には、潤滑の
ために潤滑油が供給されるが、潤滑油が軸受部から漏れ
、トラブルが生じる虞れがある。
【0006】このため、従来は、ジェットエンジンのフ
ァン2や低圧圧縮機3から抽気した空気を軸受部に導入
し、潤滑油の漏洩を防止すると共にエンジン各部の冷却
を行ったり、或いはファン2や低圧圧縮機3から抽気し
た空気が要求される温度よりも高い場合は、該空気を専
用の熱交換器に導き、ファン空気で冷却することにより
所定の温度の低温の空気を得、該空気を軸受部に導入し
、潤滑油の漏洩の防止、エンジン各部の冷却を行ってい
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、飛行速度が
マッハ3を超えるような超音速の航空機の場合には、ジ
ェットエンジンに導入される空気はラム圧縮により高温
になっているため、該空気をファン2や低圧圧縮機3に
より昇圧させて得られた空気は、エンジン各部の冷却す
べき部分の温度よりも高い非常な高温となっており、こ
れをそのまま軸受部に導入すると、潤滑油が炭化する虞
れがあり、従ってラム圧縮された空気を軸受部における
潤滑油の漏洩防止及びエンジン各部の冷却に供すること
はできない。
【0008】又、ラム圧縮された空気は、前述のように
非常に高温であるため、専用の熱交換器で冷却しても低
温の空気を得るのは難しく、従って斯かる手段を採用す
ることもできない。
【0009】本発明は、上述の実情に鑑み、例えばマッ
ハ3以上の非常な高速で飛行する超音速機の場合にも、
ジェットエンジンの軸受部のシール及びジェットエンジ
ン各部の冷却を行うことのできる空気を製造し得るよう
にすることを目的としてなしたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、機外から導入
されたラム空気を膨張させる膨張タービンと、該膨張タ
ービンで膨張して温度の下降した空気によりジェットエ
ンジンの圧縮機から抽気した圧縮空気を冷却する熱交換
器を設けたものである。
【0011】
【作用】超音速機の機外から取り入れられる際にラム圧
縮されたラム空気は膨張タービンで膨張することにより
圧力及び温度が低下して熱交換器へ送られ、熱交換器で
は、ジェットエンジンの圧縮機から抽気した圧縮空気が
、前記膨張タービンからの空気により冷却されてジェッ
トエンジンの軸受部のシール及びジェットエンジンの各
部を冷却するための空気が得られる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
【0013】図1は本発明の一実施例で、11は超音速
機の機体、12は機体11の下面に取付けられたエンジ
ンであり、該エンジン12はジェットエンジン12aと
該ジェットエンジン12aを取り囲むよう配設されたラ
ムジェットエンジン12bを組合せたものである。ジェ
ットエンジン12aとしては、例えば図2に示すものが
使用される。
【0014】又13はエンジン12の空気取り入れ口2
3よりも機体11前方に位置するよう機体11に設けら
れた空気取り入れ口、14は空気取り入れ口13から導
入されたラム空気24を超音速から亜音速に減速させる
ためラム空気流通路15に設けた減速部、16はラム空
気流通路15から供給された亜音速のラム空気24によ
り駆動される膨張タービン、17は膨張タービン16に
より駆動される発電機等の負荷、18は膨張タービン1
6から排出された空気25が流通する空気流通路、19
は空気流通路18を通って導入された空気25により、
ジェットエンジン12aの低圧圧縮機等の圧縮機26中
途部から抽気された圧縮空気27を冷却するための熱交
換器、20は熱交換器19で圧縮空気27を冷却するこ
とにより高温となった空気28を機外のエンジン12後
方部へ排出するための空気排出路である。
【0015】更に21はジェットエンジン12aの圧縮
機26中途部から抽気した圧縮空気27を熱交換器19
へ送る圧縮空気流通路、22は熱交換器19で冷却され
た圧縮空気29をジェットエンジン12aへ戻し、ファ
ン、低圧、高圧圧縮機、低圧、高圧タービンを回転自在
に支持する軸受部等エンジン各部に送るための圧縮空気
流通路である。なお、図中30は機外の空気、31はジ
ェットエンジン12aの排気ガス、32はジェットエン
ジン12aの入口に設けられた開閉可能な扉である。
【0016】機体11がジェットエンジン12aにより
飛行する際には、扉32は図1の実線に示す位置にあり
、ジェットエンジン12aの入口は、開口されているが
、ラムジェットエンジン12bの入口は閉止されている
。而して機体11はジェットエンジン12aから噴射さ
れる排気ガス31により超音速で飛行するが、超音速で
飛行する場合、機外からジェットエンジン12aに導入
される空気30は空気取り入れ口23でラム圧縮されて
高温になり、高温のままファンや低圧或いは高圧の圧縮
機26で更に圧縮される。
【0017】又、機外の空気30は空気取り入れ口13
からラム空気流通路15に導入されるが、その際空気3
0はラム圧縮されて高温のラム空気24になり、この状
態で減速部14を通り、減速されて圧力が上昇した状態
で膨張タービン16に導入され、膨張タービン16で膨
張して仕事を行い、負荷17を駆動する。
【0018】膨張タービン16に導入されたラム空気2
4は、膨張タービン16で膨張することにより機外の静
圧よりも若干高い圧力まで圧力が低下すると共に温度が
低下し、膨張タービン16から排出され、冷却用の空気
25として空気流通路18を通り、熱交換器19へ導入
される。
【0019】ジェットエンジン12aでは、圧縮機26
で圧縮された高温の圧縮空気の一部が圧縮機26の中途
部から抽気され、抽気された圧縮空気27は圧縮空気流
通路21から熱交換器19へ導入され、熱交換器19に
おいて、膨張タービン16からの空気25と熱交換して
冷却され、冷却された圧縮空気29は圧縮空気流通路2
2を通ってジェットエンジン12aに戻され、ファン、
低圧、高圧圧縮機、低圧、高圧タービン等の軸受部のシ
ール及びジェットエンジン12aの各部の冷却に供され
る。
【0020】熱交換器19で圧縮空気27を冷却した空
気28は、空気流通路20を通り、機体11からエンジ
ン12後方へ排出される。
【0021】上述のように、超音速機の場合にも、外部
から取り入れた空気によりジェットエンジン12aの軸
受部のシール及びジェットエンジン12aの各部の冷却
を行うことができるため、潤滑油が炭化することを防止
できる。
【0022】上記実施例においては、膨張タービン16
入側でのラム空気24は、例えば圧力約1〜2Kg/c
m2G、温度約300〜400℃、熱交換器19入側で
の空気25は、圧力約0.5Kg/cm2G、温度約1
00〜200℃、熱交換器19入側での圧縮空気27は
、圧力約4〜5Kg/cm2G、温度約500〜600
℃、熱交換器19出側での圧縮空気29は、圧力約4〜
5Kg/cm2G、温度約200℃である。
【0023】なお、本発明は上述の実施例に限定される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々
変更を加え得ること、等は勿論である。
【0024】
【発明の効果】本発明の超音速機用ジェットエンジンの
冷却用空気製造装置によれば、機外から取り入れた空気
により圧縮空気を冷却し、該圧縮空気によってジェット
エンジンの軸受部のシール及びジェットエンジンの各部
の冷却を行うことができるため、ジェットエンジン内の
潤滑油が炭化することを防止できる、等種々の優れた効
果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の超音速機用ジェットエンジンの冷却用
空気製造装置の概略系統図である。
【図2】本発明の超音速機用ジェットエンジンの冷却用
空気製造装置に供するジェットエンジンの概要を示す断
面図である。
【符号の説明】
12a    ジェットエンジン 16      膨張タービン 19      熱交換器 24      ラム空気 25      空気 26      圧縮機 27      圧縮空気

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  機外から導入されたラム空気を膨張さ
    せる膨張タービンと、該膨張タービンで膨張して温度の
    下降した空気によりジェットエンジンの圧縮機から抽気
    した圧縮空気を冷却する熱交換器を設けたことを特徴と
    する超音速機用ジェットエンジンの冷却用空気製造装置
JP13189391A 1991-05-07 1991-05-07 超音速機用ジェットエンジンの冷却用空気製造装置 Pending JPH04334728A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014163407A (ja) * 2013-02-21 2014-09-08 Mitsubishi Heavy Ind Ltd オイルミスト生成装置
JP2014163236A (ja) * 2013-02-21 2014-09-08 Mitsubishi Heavy Ind Ltd オイルミスト生成装置
CN111279103A (zh) * 2017-10-26 2020-06-12 赛峰短舱公司 用于飞行器的推进单元
EP4242106A1 (en) * 2022-03-08 2023-09-13 Rolls-Royce plc Ram-air duct system

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