JPH0433362Y2 - - Google Patents

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JPH0433362Y2
JPH0433362Y2 JP19326286U JP19326286U JPH0433362Y2 JP H0433362 Y2 JPH0433362 Y2 JP H0433362Y2 JP 19326286 U JP19326286 U JP 19326286U JP 19326286 U JP19326286 U JP 19326286U JP H0433362 Y2 JPH0433362 Y2 JP H0433362Y2
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JP
Japan
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pilot valve
link mechanism
relative displacement
displacement
servo cylinder
Prior art date
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Expired
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JP19326286U
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JPS6398404U (ja
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  • Control Of Turbines (AREA)
  • Servomotors (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、動翼可変軸流フアン用として好適な
可変動翼のステイツク検知警報装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、動翼可変軸流フアンにおける可変動翼駆
動装置としては、第2図縦断面図に示すように、
主軸6の端部に外嵌されたサーボシリンダー2に
動翼1の操作レバー1aが取付けられるととも
に、上記サーボシリンダー2内に圧油の方向を切
換えるパイロツト弁3が軸方向に摺動可能に嵌挿
され、かつ同パイロツト弁3の端部がリンク機構
4を介してパイロツト弁駆動機5に連結されたも
のがあり、パイロツト弁駆動機5に外部より信号
が入ると、リンク機構4を介してパイロツト弁3
を信号に見合つた分だけ動かし、パイロツト弁3
が動くと、パイロツト弁の変位に見合つた分だけ
サーボシリンダー2が動き動翼1を回転させる。
しかしながら、このような装置では、動翼1が
ステイツクして、動かない状態のときに、パイロ
ツト弁駆動機5に動翼“開”の信号が入つた場
合、パイロツト弁3はサーボシリンダー2が動か
ないまま、“開”方向へ動き続けサーボシリンダ
ー2より抜け出して傾き、サーボシリンダー2と
パイロツト弁3がステイツクし損傷する。また動
翼1がステイツクしているのでパイロツト弁駆動
機5には、“開”信号が連続的に入つており、最
後にはリンク機構4が破損する。
また、動翼1がステイツクした状態で、パイロ
ツト弁駆動機5に“閉”の信号が入つた場合は、
パイロツト弁3が“閉”方向に動き主軸6に当る
ため、“開”方向と同様にリンク機構4が破損す
る。なおその他に、サーボシリンダー2とパイロ
ツト弁3の摺動部に油が導入されていないとき
に、パイロツト弁駆動機5を動かした時も、リン
ク機構4に力がかかりリンク機構が破損する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は、このような事情に鑑みて提案された
もので、動翼がステイツクした状態又はサーボシ
リンダーとパイロツト弁の摺動部に油がない状態
で、パイロツト弁駆動機によりパイロツト弁を動
かしても、パイロツト弁の抜け出し、損傷及びリ
ンク機構を破損することなく、外部でその異常を
検知することができる可変動翼のステイツク検知
警報装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そのために本考案は、可変動翼のたサーボシリ
ンダー内に軸方向に摺動可能に嵌挿されて圧油の
方向を切換えるパイロツト弁と、同パイロツト弁
を駆動するパイロツト弁駆動機と、同パイロツト
弁駆動機の動きを上記パイロツト弁に伝達するリ
ンク機構とを具えた可変動翼駆動装置において、
上記パイロツト弁の外周に設けられたベアリング
と、上記サーボシリンダーの端部に設けられ上記
ベアリングに当接して上記パイロツト弁の軸方向
の変位量を規制するストツパーと、上記パイロツ
ト弁駆動機と上記リンク機構との間に挿入され両
者間の軸方向の相対変位を弾性的に許容する相対
変位許容継手と、上記相対変位許容継手に付設さ
れ上記相対変位が設定値を越えたときに作動する
スイツチ機構とを具えたことを特徴とする。
〔作用〕
上述の構成により、動翼がステイツクした状態
でパイロツト弁が動いた場合、ストツパーとベア
リングとの当接によりパイロツト弁の動きに制限
を与える。またパイロツト弁が動きを制限された
場合、パイロツト弁とパイロツト弁駆動機との変
位差はばね力に抗して生じる移動部材対の相対変
位として捕え、それをスイツチにて外部へ動翼ス
テイツク警報として発する。
〔実施例〕
本考案の一実施例を図面について説明すると、
第1図はその縦断面図である。
上図において、第2図と同一の記号はそれぞれ
同図と同一の部材を示し、サーボシリンダー2の
パイロツト弁3側の端部に環板状ストツパー7が
取付けられ、一方パイロツト弁3には動翼“開”
に動いたとき上記ストツパー7に対向する位置の
外周にベアリング8が嵌着されている。サーボシ
リンダー2は主軸6とともに回転し、パイロツト
弁3は回転せず軸方向に動く。
パイロツト弁3の端部に連結されているリンク
機構4の他端には心棒9が枢着され、同心棒9の
他端は、パイロツト弁駆動機5に取付けられたパ
イロツト弁駆動機レバー11に枢着された筒10
内に挿入されており、かつ心棒9と筒10との間
には、上端部において筒10を上方に付勢する圧
縮ばね12と、下端部において筒10を下方に付
勢する圧縮ばね13とが介装され、両者の軸方向
相対関係を一定位置に保持している。また筒10
にマイクロスイツチ14が取付けられその押しボ
タンに付設されたローラー15が、上記一定位置
にある心棒9の凹部9aに係合している。
しかして第1図の状態は、パイロツト弁駆動機
5に動翼“開”の信号が入つたが、動翼1がステ
イツクしているため、マイクロスイツチ14によ
り外部へ動翼ステイツク警報を発している状態で
ある。
このような装置において、パイロツト弁駆動機
5に動翼“開”の信号が入るとパイロツト弁駆動
機レバー11が“開”方向に動作し、リンク機構
4を介してパイロツト弁3は開方向に動く。しか
し動翼1がステイツクしているためサーボシリン
ダー2は動かずパイロツト弁3のみが動き、サー
ボシリンダー2に取付けられているストツパー7
にパイロツト弁3が取付けられているベアリング
8が当たり、ベアリング8の外輪は回転し、内輪
はパイロツト弁3とともに静止して、パイロツト
弁3はこれ以上動かなくなる。
動翼がステイツクして開かないためパイロツト
弁駆動機5には動翼“開”の信号が連続的に入
り、パイロツト弁駆動機レバー11は開方向に動
作を続け、パイロツト弁3と駆動機レバー11と
の間に変位差が発生する。
この変位差により、心棒9は動かず、駆動機レ
バー11の動きに応じて筒10が開方向にばね1
2,13の弾圧力に抗して動くため、筒10と心
棒9との間にこの変位差が発生する。動翼1がス
テイツクしていない状態で、心棒9の凹部9aに
位置しているマイクロスイツチ14付設のローラ
ー15が、動翼のステイツクで心棒9と筒10と
の間に変位差が生じたことにより、心棒9の凹部
9aからはずされて周辺の凸部に乗り上げ、図示
の状態となりマイクロスイツチ14より動翼ステ
イツクの信号を図示さぜる警報装置へ送り、警報
を発する。なおこの変位差はパイロツト弁駆動機
レバー11の復帰操作によりばね12,13にて
吸収される。
このような装置においては、サーボシリンダー
2に取付けられたストツパー7とパイロツト弁3
に取付けられたベアリング8とにより、動翼1が
ステイツクしてもパイロツト弁3の抜け出しがな
くなるとともに、リンク機構4が破損することが
なくなる。またパイロツト弁1及びリンク機構4
の停止に伴うパイロツト弁駆動機5との変位差
は、ばね12,13の弾圧力に抗して動く筒10
の変位として捕え、動翼ステイツク警報をマイク
ロスイツチ14にて外部に適確に伝えることがで
きる。
〔考案の効果〕
要するに本考案によれば、可変動翼のサーボシ
リンダー内に軸方向に摺動可能に嵌挿されて圧油
の方向を切換えるパイロツト弁と、同パイロツト
弁を駆動するパイロツト弁駆動機と、同パイロツ
ト弁駆動機の動きを上記パイロツト弁に伝達する
リンク機構とを具えた可変動翼駆動装置におい
て、上記パイロツト弁の外周に設けられたベアリ
ングと、上記サーボシリンダーの端部に設けられ
上記ベアリングに当接して上記パイロツト弁の軸
方向の変位量を規制するストツパーと、上記パイ
ロツト弁駆動機と上記リンク機構との間に挿入さ
れ両者間の軸方向の相対変位を弾性的に許容する
相対変位許容継手と、上記相対変位許容継手に付
設され上記相対変位が設定値を越えたときに作動
するスイツチ機構とを具えたことにより、動翼が
ステイツクした状態又はサーボシリンダーとパイ
ロツト弁の摺動部に油がない状態で、パイロツト
弁駆動機によりパイロツト弁を動かしてもパイロ
ツト弁の抜け出し、損傷及びリンク機構を破損す
ることなく、外部でその異常を検知することがで
きる可変動翼のステイツク検知警報装置を得るか
ら、本考案は産業上極めて有益なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案可変動翼のステイツク検知警報
装置の一実施例を示す縦断面図、第2図は公知の
可変動翼駆動装置を示す縦断面図である。 1……動翼、1a……操作レバー、2……サー
ボシリンダー、3……パイロツト弁、4……リン
ク機構、5……パイロツト弁駆動機、6……主
軸、7……ストツパー、8……ベアリング、9…
…心棒、9a……心棒凹部、10……筒、11…
…パイロツト弁駆動機レバー、12……ばね、1
3……ばね、14……マイクロスイツチ、15…
…ローラー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可変動翼のサーボシリンダー内に軸方向に摺動
    可能に嵌挿されて圧油の方向を切換えるパイロツ
    ト弁と、同パイロツト弁を駆動するパイロツト弁
    駆動機と、同パイロツト弁駆動機の動きを上記パ
    イロツト弁に伝達するリンク機構とを具えた可変
    動翼駆動装置において、上記パイロツト弁の外周
    に設けられたベアリングと、上記サーボシリンダ
    ーの端部に設けられ上記ベアリングに当接して上
    記パイロツト弁の軸方向の変位量を規制するスト
    ツパーと、上記パイロツト弁駆動機と上記リンク
    機構との間に挿入され両者間の軸方向の相対変位
    を弾性的に許容する相対変位許容継手と、上記相
    対変位許容継手に付設され上記相対変位が設定値
    を越えたときに作動するスイツチ機構とを具えた
    ことを特徴とする可変動翼のステイツク検知警報
    装置。
JP19326286U 1986-12-16 1986-12-16 Expired JPH0433362Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19326286U JPH0433362Y2 (ja) 1986-12-16 1986-12-16

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19326286U JPH0433362Y2 (ja) 1986-12-16 1986-12-16

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Publication Number Publication Date
JPS6398404U JPS6398404U (ja) 1988-06-25
JPH0433362Y2 true JPH0433362Y2 (ja) 1992-08-11

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ID=31149123

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19326286U Expired JPH0433362Y2 (ja) 1986-12-16 1986-12-16

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Families Citing this family (1)

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WO2019186709A1 (ja) * 2018-03-27 2019-10-03 グエン チー カンパニー リミテッド 回転装置

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JPS6398404U (ja) 1988-06-25

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