JPH0433107Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は、すりこぎでゴマ等をするのに用いる
すりばちに関する。

（従来の技術） 従来のすりばちは、単なるはちの内側に凹凸の
あるすり面を有するものであつた。

（考案が解決しようとする課題） 従来のすりばちでは、物をするにつれて、すり
終つた物とまだすり終つていない物が混在するよ
うになり、すり終つていない物のすれる効率が落
ち、するのにより大きい力を要するようになる。
また、相当程度時間をかけても、結局、すり残し
が生ずることを避けられないという問題があつ
た。

（課題を解決するための手段） 本考案は、上記課題を解決するため、すりばち
１の底部に穴部２を設け、該穴部に網３を設ける
ようにしたものである。

（実施例） 以下、本考案の一実施例を第１図及び第２図を
用いて説明する。

本実施例は、網３として、ふるい用の金網を用
いており、これを取り外し可能としてある。

金網のメツシユのサイズは、うらごし用の細か
いもの、じやがいもをつぶすのに好適なもの、卵
の黄味と白身を分けるための1.4cm程度のもの等、
各種用意して必要に応じ取り替え可能とするとよ
い。さらに、すりばちと同じ材質で、単に穴部を
ふさぐものを用意するとよい。

穴部の下には、空間を作り、そこに受け皿を置
けば、すつた物を受け取ることができる。

（考案の効果） 本考案は、以上のように構成されているので、
物がすれていくにつれ、すれた部分が下に落ちる
ので、する効率が落ちることがなく、また、すり
残しが生じることもないという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本考案の一実施例の平面図、第２図
は同断面図である。 １……すりばち本体、２……穴部、３……網。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. すりばち１の底部に穴部２を設け、かつ該穴部
   ２に網３を設けたことを特徴とする網付すりば
   ち。