JPH04327327A - スリーブとホースの加締め用ダイス - Google Patents
スリーブとホースの加締め用ダイスInfo
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- JPH04327327A JPH04327327A JP3095769A JP9576991A JPH04327327A JP H04327327 A JPH04327327 A JP H04327327A JP 3095769 A JP3095769 A JP 3095769A JP 9576991 A JP9576991 A JP 9576991A JP H04327327 A JPH04327327 A JP H04327327A
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- JP
- Japan
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- sleeve
- hose
- die
- crimping
- rubber
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Links
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Landscapes
- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホース口金などのスリ
ーブとホースとを締結するのに用いられる加締め用ダイ
スに関する。
ーブとホースとを締結するのに用いられる加締め用ダイ
スに関する。
【0002】
【従来の技術】ホース口金とホースとを結合する場合、
ホース口金のスリーブにホースを挿入し、スリーブを外
周方向から加締めることにより締結することが一般に行
われている。この加締めには、加締め箇所の断面が多角
形状になる六方加締め、八方加締めなどの多方加締め、
あるいは加締め箇所の断面が円形となる平加締めなどが
あり、それぞれの場合に応じた加締めダイスが用いられ
ている。
ホース口金のスリーブにホースを挿入し、スリーブを外
周方向から加締めることにより締結することが一般に行
われている。この加締めには、加締め箇所の断面が多角
形状になる六方加締め、八方加締めなどの多方加締め、
あるいは加締め箇所の断面が円形となる平加締めなどが
あり、それぞれの場合に応じた加締めダイスが用いられ
ている。
【0003】例えば多方加締めダイス1は図1に断面で
示すように、周方向に延びる突条部10と、突条部10
に隣接する溝部11とが軸方向に交互に形成されている
。そしてこのダイス1は、スリーブ21の周方向に均等
に分割され、互いに径方向内方へ移動することにより、
スリーブ21を縮径させホース3と加締めるものである
。これによりスリーブ21には、リング状の凹部と凸部
が形成され、ホース3は凹部の内周面で押圧されるとと
もに凸部内を密に充填して、スリーブ21と締結される
。スリーブ21内にはニップル20dが同軸的に存在し
、加締めによりホース3の中心孔の容積が縮小するのを
防止するとともに、ホース3内周面と密接してシール性
を与えている。
示すように、周方向に延びる突条部10と、突条部10
に隣接する溝部11とが軸方向に交互に形成されている
。そしてこのダイス1は、スリーブ21の周方向に均等
に分割され、互いに径方向内方へ移動することにより、
スリーブ21を縮径させホース3と加締めるものである
。これによりスリーブ21には、リング状の凹部と凸部
が形成され、ホース3は凹部の内周面で押圧されるとと
もに凸部内を密に充填して、スリーブ21と締結される
。スリーブ21内にはニップル20dが同軸的に存在し
、加締めによりホース3の中心孔の容積が縮小するのを
防止するとともに、ホース3内周面と密接してシール性
を与えている。
【0004】なお、凹部の内周面より押圧されて縮径し
たホースの縮径距離の、縮径前のホースの外径に対する
割合を加締め率といい、この加締め率は一般に25〜4
5%の範囲が適切とされている。
たホースの縮径距離の、縮径前のホースの外径に対する
割合を加締め率といい、この加締め率は一般に25〜4
5%の範囲が適切とされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで自動車のブレ
ーキホースなど、特に高圧力、高引張り力などの高いス
トレスが作用するホースは、内管ゴムと、内管ゴム表面
に編組された補強糸層と、補強糸層の表面に被覆された
外皮ゴムとからなる補強ホースが用いられている。しか
しこのような補強ホースは、剛性が高いために上記加締
め率で加締めても不良率が高いという不具合があった。
ーキホースなど、特に高圧力、高引張り力などの高いス
トレスが作用するホースは、内管ゴムと、内管ゴム表面
に編組された補強糸層と、補強糸層の表面に被覆された
外皮ゴムとからなる補強ホースが用いられている。しか
しこのような補強ホースは、剛性が高いために上記加締
め率で加締めても不良率が高いという不具合があった。
【0006】例えば加締め率を高めると、補強糸層とゴ
ム層との界面で剥離が生じてホースの強度が低下する場
合があり、ひどい場合には補強糸層やゴム層が切断され
ることもあった。しかし加締め率を低くすると充分な締
結強度が得られない。したがって検査工数が多大となり
、歩留りが低くなっていた。本発明はこのような事情に
鑑みてなされたものであり、加締め時のホースの損傷を
防止しつつ、最大の締結強度が得られるダイス形状とす
ることを目的とする。
ム層との界面で剥離が生じてホースの強度が低下する場
合があり、ひどい場合には補強糸層やゴム層が切断され
ることもあった。しかし加締め率を低くすると充分な締
結強度が得られない。したがって検査工数が多大となり
、歩留りが低くなっていた。本発明はこのような事情に
鑑みてなされたものであり、加締め時のホースの損傷を
防止しつつ、最大の締結強度が得られるダイス形状とす
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】ホースとスリーブとを加
締める場合、スリーブの縮径の力がホースの加締め部分
全表面に作用することが望ましい。またホースの障害を
防ぐには、ホースの変形が部分的に過大となるのを防ぐ
必要がある。本発明の発明者らは加締めの機構を研究す
るうちに、スリーブの形状とダイスの形状とがスリーブ
の変形状態に大きく影響することを見出した。そして鋭
意研究の結果、ダイスの先端の形状が特に大きく影響す
ることを見出して本発明を完成したものである。
締める場合、スリーブの縮径の力がホースの加締め部分
全表面に作用することが望ましい。またホースの障害を
防ぐには、ホースの変形が部分的に過大となるのを防ぐ
必要がある。本発明の発明者らは加締めの機構を研究す
るうちに、スリーブの形状とダイスの形状とがスリーブ
の変形状態に大きく影響することを見出した。そして鋭
意研究の結果、ダイスの先端の形状が特に大きく影響す
ることを見出して本発明を完成したものである。
【0008】すなわち上記課題を解決する本発明の加締
め用ダイスは、周方向に延びる突条部と、突条部に隣接
する溝部とが軸方向に交互に複数個形成され、突条部を
金属製スリーブ表面に押圧することによりスリーブ表面
に周方向に延びる凹部を軸方向に複数個形成して、スリ
ーブ内に挿入され内管ゴムと内管ゴム表面に編組された
補強糸層と補強糸層の表面に被覆された外皮ゴムとをも
つホースとスリーブとを加締めるダイスであって、スリ
ーブの外径寸法がD、肉厚が0.06D〜0.1Dのと
きに、溝部の軸方向の開口幅が0.37D〜0.48D
の範囲にあることを特徴とする。
め用ダイスは、周方向に延びる突条部と、突条部に隣接
する溝部とが軸方向に交互に複数個形成され、突条部を
金属製スリーブ表面に押圧することによりスリーブ表面
に周方向に延びる凹部を軸方向に複数個形成して、スリ
ーブ内に挿入され内管ゴムと内管ゴム表面に編組された
補強糸層と補強糸層の表面に被覆された外皮ゴムとをも
つホースとスリーブとを加締めるダイスであって、スリ
ーブの外径寸法がD、肉厚が0.06D〜0.1Dのと
きに、溝部の軸方向の開口幅が0.37D〜0.48D
の範囲にあることを特徴とする。
【0009】本発明の加締め用ダイスは、周方向に延び
る突条部と、突条部に隣接する溝部とが軸方向に交互に
複数個形成されている。この突条部によりスリーブ外周
表面に凹部が形成され、溝部によりスリーブ外周表面に
凸部が形成される。この加締め用ダイスは、加締め部の
断面形状により決まる数で複数個用いられ、スリーブの
外表面周囲に配置されて互いに径方向内方へ移動するこ
とにより加締めが行われる。
る突条部と、突条部に隣接する溝部とが軸方向に交互に
複数個形成されている。この突条部によりスリーブ外周
表面に凹部が形成され、溝部によりスリーブ外周表面に
凸部が形成される。この加締め用ダイスは、加締め部の
断面形状により決まる数で複数個用いられ、スリーブの
外表面周囲に配置されて互いに径方向内方へ移動するこ
とにより加締めが行われる。
【0010】本発明の最大の特徴は、スリーブの外径を
Dとした場合に、加締め用ダイスの溝部の軸方向の開口
幅が0.37D〜0.48Dの範囲にあるところにある
。この開口幅が0.37Dより小さいとホースに障害が
生じるようになり、0.48Dより大きくなると充分な
締結強度が得られない。またスリーブの肉厚は、0.0
6D〜0.1Dの範囲にあることも必要である。肉厚が
0.06Dより小さくなると、開口幅を上記範囲として
も変形が大きくなりホースに障害が生じるとともに、ス
リーブの強度が不十分となる。また肉厚が0.1Dより
大きくなるとスリーブの変形が生じにくく充分な締結強
度が得られず、加締めにも過大な力が必要となり実用的
でない。
Dとした場合に、加締め用ダイスの溝部の軸方向の開口
幅が0.37D〜0.48Dの範囲にあるところにある
。この開口幅が0.37Dより小さいとホースに障害が
生じるようになり、0.48Dより大きくなると充分な
締結強度が得られない。またスリーブの肉厚は、0.0
6D〜0.1Dの範囲にあることも必要である。肉厚が
0.06Dより小さくなると、開口幅を上記範囲として
も変形が大きくなりホースに障害が生じるとともに、ス
リーブの強度が不十分となる。また肉厚が0.1Dより
大きくなるとスリーブの変形が生じにくく充分な締結強
度が得られず、加締めにも過大な力が必要となり実用的
でない。
【0011】本発明の加締め用ダイスは、内管ゴムと、
内管ゴム表面に編組された補強糸層と、補強糸層の表面
に被覆された外皮ゴムとを少なくとももつホースの加締
めに用いられることにより効果を発揮する。補強糸層や
ゴム層が複数層形成されたホースでもよい。もちろん補
強糸層をもたない他のホースの加締めに用いることもで
きるが、本発明特有の効果がわからない。
内管ゴム表面に編組された補強糸層と、補強糸層の表面
に被覆された外皮ゴムとを少なくとももつホースの加締
めに用いられることにより効果を発揮する。補強糸層や
ゴム層が複数層形成されたホースでもよい。もちろん補
強糸層をもたない他のホースの加締めに用いることもで
きるが、本発明特有の効果がわからない。
【0012】
【発明の作用及び効果】本発明の加締め用ダイスでは、
先ずスリーブに補強糸層をもつホースが挿入され、ダイ
スがスリーブの外表面に近接するように径方向内方へ移
動される。すると突条部がスリーブ表面を押圧しスリー
ブは塑性変形により縮径して、スリーブ表面には周方向
へ延びる凹部と、凹部に隣接する凸部が形成される。同
時にホースはスリーブの凹部からの押圧を受けて縮径す
るとともに、スリーブの凸部内に膨出して凸部内は密に
充填される。
先ずスリーブに補強糸層をもつホースが挿入され、ダイ
スがスリーブの外表面に近接するように径方向内方へ移
動される。すると突条部がスリーブ表面を押圧しスリー
ブは塑性変形により縮径して、スリーブ表面には周方向
へ延びる凹部と、凹部に隣接する凸部が形成される。同
時にホースはスリーブの凹部からの押圧を受けて縮径す
るとともに、スリーブの凸部内に膨出して凸部内は密に
充填される。
【0013】ここでスリーブ21の肉厚及びダイス1の
溝部11の開口幅は上記範囲にあるので、図5に示すよ
うに形成された凸部の最大内径と変形前のスリーブ21
の内径との差dが小さく、ホースに過大な力が作用する
のが防止されている。また、形成された凸部の最大内径
は、変形前のスリーブの内径より小さく、凸部において
も必ず縮径の力が作用しているため、ホース全体に縮径
の力が作用し充分な締結強度が得られる。
溝部11の開口幅は上記範囲にあるので、図5に示すよ
うに形成された凸部の最大内径と変形前のスリーブ21
の内径との差dが小さく、ホースに過大な力が作用する
のが防止されている。また、形成された凸部の最大内径
は、変形前のスリーブの内径より小さく、凸部において
も必ず縮径の力が作用しているため、ホース全体に縮径
の力が作用し充分な締結強度が得られる。
【0014】一方、溝部11’の開口幅が前記範囲より
小さい場合は、開口からスリーブ21が入りにくく凸部
の高さが小さくなって、図6に示すように凸部の最大内
径と変形前のスリーブ21の内径との差d’が大きくな
り、ホースに過大な力が作用するようになる。また溝部
11’’の開口幅が前記範囲より大きい場合は、図7に
示すようにスリーブ21の凸部の最大内径が変形前のス
リーブ21の内径と同一かそれ以上の部分が生じ、縮径
の力がホースに作用しない部分が生じるため充分な締結
強度が得られない。
小さい場合は、開口からスリーブ21が入りにくく凸部
の高さが小さくなって、図6に示すように凸部の最大内
径と変形前のスリーブ21の内径との差d’が大きくな
り、ホースに過大な力が作用するようになる。また溝部
11’’の開口幅が前記範囲より大きい場合は、図7に
示すようにスリーブ21の凸部の最大内径が変形前のス
リーブ21の内径と同一かそれ以上の部分が生じ、縮径
の力がホースに作用しない部分が生じるため充分な締結
強度が得られない。
【0015】したがって本発明の加締め用ダイスによれ
ば、補強糸層をもつホースとスリーブの加締めにおいて
、ホースの障害が防止されるとともに充分な締結強度が
得られる。したがって検査工数が低減され、歩留りが向
上する。
ば、補強糸層をもつホースとスリーブの加締めにおいて
、ホースの障害が防止されるとともに充分な締結強度が
得られる。したがって検査工数が低減され、歩留りが向
上する。
【0016】
【実施例】以下、実施例により具体的に説明する。なお
、本実施例では八方加締め用のダイスについて説明する
。 (実施例1)図1に本実施例の加締め用ダイスの要部断
面図を示す。このダイス1は、3本の突条部10と、隣
接する2本の突条部10の間に形成された2本の溝部1
1とをもつ。突条部10は断面略台形をなし、周方向に
円弧状に延びている。また溝部11は断面略V字状をな
し、突条部10と平行に円弧状に延びている。
、本実施例では八方加締め用のダイスについて説明する
。 (実施例1)図1に本実施例の加締め用ダイスの要部断
面図を示す。このダイス1は、3本の突条部10と、隣
接する2本の突条部10の間に形成された2本の溝部1
1とをもつ。突条部10は断面略台形をなし、周方向に
円弧状に延びている。また溝部11は断面略V字状をな
し、突条部10と平行に円弧状に延びている。
【0017】このダイス1は、図2に示す継手2とホー
ス3との加締めに用いられる。継手2は、中心孔20a
とシール面20bとクリップが装着されるリング溝20
cとニップル20dとをもつ係着部20と、係着部20
の一端からニップル20dの外周側で同軸に延びる筒状
のスリーブ21と、係着部20の他端から延び相手部品
と螺合される筒状の螺子部22とから構成されている。
ス3との加締めに用いられる。継手2は、中心孔20a
とシール面20bとクリップが装着されるリング溝20
cとニップル20dとをもつ係着部20と、係着部20
の一端からニップル20dの外周側で同軸に延びる筒状
のスリーブ21と、係着部20の他端から延び相手部品
と螺合される筒状の螺子部22とから構成されている。
【0018】またホース3は自動車のブレーキホースで
あり、内周側からSBRゴム製内管ゴム層30と、内管
ゴム層30表面に編組された二層の芳香族ポリアミド繊
維製補強糸層31と、補強糸層31表面に編組されたE
PDMゴム製外皮ゴム層32とから構成されている。こ
こでスリーブ21の外径Dは13.5mmであり、肉厚
は1.1mm(0.081D)のものを用いた。またニ
ップル20dの外径は3.6mm、ホース3の外径は1
0.0mm、内径は3.1mmである。そしてダイス1
の溝部11の開口幅Lは、5.4mm(0.40D)で
ある。
あり、内周側からSBRゴム製内管ゴム層30と、内管
ゴム層30表面に編組された二層の芳香族ポリアミド繊
維製補強糸層31と、補強糸層31表面に編組されたE
PDMゴム製外皮ゴム層32とから構成されている。こ
こでスリーブ21の外径Dは13.5mmであり、肉厚
は1.1mm(0.081D)のものを用いた。またニ
ップル20dの外径は3.6mm、ホース3の外径は1
0.0mm、内径は3.1mmである。そしてダイス1
の溝部11の開口幅Lは、5.4mm(0.40D)で
ある。
【0019】そしてスリーブ21とニップル20dの間
にホース3を挿入し、複数のダイス1を径方向内方へ移
動させて、図3に示すように加締めを行った。加締めは
、突条部10による押圧により縮径したスリーブ21の
凹部23の内径xが、変形前の内径yの33%となるよ
うに行った。加締め率は33%である。このとき凹部2
3に隣接し溝部11で形成された凸部24の内径zと変
形前の内径yとの差(y−z)は、図4に示すように0
.55mmであった。
にホース3を挿入し、複数のダイス1を径方向内方へ移
動させて、図3に示すように加締めを行った。加締めは
、突条部10による押圧により縮径したスリーブ21の
凹部23の内径xが、変形前の内径yの33%となるよ
うに行った。加締め率は33%である。このとき凹部2
3に隣接し溝部11で形成された凸部24の内径zと変
形前の内径yとの差(y−z)は、図4に示すように0
.55mmであった。
【0020】得られた締結構造では、ホース3に界面剥
離や切れなどの損傷がなく、高い締結強度を有していた
。 (実施例2)本実施例は、溝部11の開口幅Lを6.4
mm(0.47D)としたこと以外は実施例1と同様で
ある。本実施例のダイスを用いて実施例1と同様に加締
めを実施したところ、図4に示すようにy−zはほとん
どゼロとなった。しかし得られた締結構造では、ホース
3に界面剥離や切れなどの損傷がなく、高い締結強度を
有していた。 (比較例1)この比較例は、溝部11の開口幅Lを4.
5mm(0.33D)としたこと以外は実施例1と同様
である。本比較例のダイスを用いて実施例1と同様に加
締めを実施したところ、図4に示すようにy−zは1.
0となり、凸部24の変形量が大きいためにホース3に
損傷がみられた。したがって開口幅Lの下限が4.5〜
5.4mmの間にあることが明らかとなった。 (比較例2)本比較例は、溝部11の開口幅Lを6.6
mm(0.49D)としたこと以外は実施例1と同様で
ある。本比較例のダイスを用いて実施例1と同様に加締
めを実施したところ、図4に示すようにy−zはほとん
どゼロとなった。しかし得られた締結構造では、締結強
度が実施例2と比べてかなり小さく、開口幅Lの上限が
6.4〜6.6mmの間にあることが明らかとなった。
離や切れなどの損傷がなく、高い締結強度を有していた
。 (実施例2)本実施例は、溝部11の開口幅Lを6.4
mm(0.47D)としたこと以外は実施例1と同様で
ある。本実施例のダイスを用いて実施例1と同様に加締
めを実施したところ、図4に示すようにy−zはほとん
どゼロとなった。しかし得られた締結構造では、ホース
3に界面剥離や切れなどの損傷がなく、高い締結強度を
有していた。 (比較例1)この比較例は、溝部11の開口幅Lを4.
5mm(0.33D)としたこと以外は実施例1と同様
である。本比較例のダイスを用いて実施例1と同様に加
締めを実施したところ、図4に示すようにy−zは1.
0となり、凸部24の変形量が大きいためにホース3に
損傷がみられた。したがって開口幅Lの下限が4.5〜
5.4mmの間にあることが明らかとなった。 (比較例2)本比較例は、溝部11の開口幅Lを6.6
mm(0.49D)としたこと以外は実施例1と同様で
ある。本比較例のダイスを用いて実施例1と同様に加締
めを実施したところ、図4に示すようにy−zはほとん
どゼロとなった。しかし得られた締結構造では、締結強
度が実施例2と比べてかなり小さく、開口幅Lの上限が
6.4〜6.6mmの間にあることが明らかとなった。
【図1】加締め用ダイスの要部断面図である。
【図2】加締め前の部品構成を示す説明図である。
【図3】本発明の一実施例のダイスを用いて加締めた時
の全体断面図である。
の全体断面図である。
【図4】開口幅Lと凸部の変位量(y−z)との関係を
示す線図である。
示す線図である。
【図5】本発明のダイスでスリーブを加締めた状態の模
式的断面図である。
式的断面図である。
【図6】比較例1相当のダイスでスリーブを加締めた状
態の模式的断面図である。
態の模式的断面図である。
【図7】比較例2相当のダイスでスリーブを加締めた状
態の模式的断面図である。
態の模式的断面図である。
1:ダイス 2:継手
3:ホース10:突条部
11:溝部 21:スリーブ
3:ホース10:突条部
11:溝部 21:スリーブ
Claims (1)
- 【請求項1】 周方向に延びる突条部と、該突条部に
隣接する溝部とが軸方向に交互に複数個形成され、該突
条部を金属製スリーブ表面に押圧することにより該スリ
ーブ表面に周方向に延びる凹部を軸方向に複数個形成し
て、該スリーブ内に挿入され内管ゴムと該内管ゴム表面
に編組された補強糸層と該補強糸層の表面に被覆された
外皮ゴムとをもつホースと該スリーブとを加締めるダイ
スであって、前記スリーブの外径寸法がD、肉厚が0.
06D〜0.1Dのときに、前記溝部の軸方向の開口幅
が0.37D〜0.48Dの範囲にあることを特徴とす
る加締め用ダイス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3095769A JPH04327327A (ja) | 1991-04-25 | 1991-04-25 | スリーブとホースの加締め用ダイス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3095769A JPH04327327A (ja) | 1991-04-25 | 1991-04-25 | スリーブとホースの加締め用ダイス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04327327A true JPH04327327A (ja) | 1992-11-16 |
Family
ID=14146699
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3095769A Pending JPH04327327A (ja) | 1991-04-25 | 1991-04-25 | スリーブとホースの加締め用ダイス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04327327A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8329680B2 (en) | 2000-01-10 | 2012-12-11 | Astrazeneca Ab | Formulation |
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1991
- 1991-04-25 JP JP3095769A patent/JPH04327327A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8329680B2 (en) | 2000-01-10 | 2012-12-11 | Astrazeneca Ab | Formulation |
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