JPH04321795A - キャンドモータポンプパージ装置 - Google Patents
キャンドモータポンプパージ装置Info
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- JPH04321795A JPH04321795A JP9191391A JP9191391A JPH04321795A JP H04321795 A JPH04321795 A JP H04321795A JP 9191391 A JP9191391 A JP 9191391A JP 9191391 A JP9191391 A JP 9191391A JP H04321795 A JPH04321795 A JP H04321795A
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- Japan
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- pump
- purge water
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 62
- 239000007788 liquid Substances 0.000 abstract description 20
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 4
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
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Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[発明の目的]
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キャンドモータポンプ
にパージ水を供給するキャンドモータポンプパージ装置
に関する。
にパージ水を供給するキャンドモータポンプパージ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ポンプの軸封部には、ポンプ内
の液体が外部に漏れるのを防止したり、もしくはポンプ
内に空気が侵入することを防ぐためのシールとして、メ
カニカルシールが設けられている。ところが、メカニカ
ルシールはポンプ取扱液が高温・高圧になる場合には、
漏洩する可能性があり、設計が困難であった。
の液体が外部に漏れるのを防止したり、もしくはポンプ
内に空気が侵入することを防ぐためのシールとして、メ
カニカルシールが設けられている。ところが、メカニカ
ルシールはポンプ取扱液が高温・高圧になる場合には、
漏洩する可能性があり、設計が困難であった。
【0003】このため原子炉等で使用されるようなポン
プでポンプ取扱液が高温・高圧になる場合には、ポンプ
軸封部からの漏洩が大きな問題となることから、ポンプ
軸封部のないキャンドモータポンプが使用されることが
ある。図2に、キャンドモータポンプの構造の概略図を
示す。
プでポンプ取扱液が高温・高圧になる場合には、ポンプ
軸封部からの漏洩が大きな問題となることから、ポンプ
軸封部のないキャンドモータポンプが使用されることが
ある。図2に、キャンドモータポンプの構造の概略図を
示す。
【0004】図2において、キャンドモータポンプ1は
、モータ回転子2とモータ固定子3から成るモータ部A
と、ポンプ取扱液を入出するポンプ部Bから構成され、
このモータ部Aとポンプ部Bはライナリング4で隔てら
れている。このキャンドモータポンプ1は、同一の軸5
にポンプ取扱液を送り出す羽根車6とモータ回転子2が
取り付けられており、モータ回転子2が回転することに
より、羽根車6が回転し、この回転によりポンプ取扱液
は入口部7から出口部8へ送り出される。また、モータ
部A,ポンプ部Bともに水が満たされており、ポンプ軸
封部がないことが大きな特徴となっている。軸5は水中
軸受9で支持される。モータ回転子2およびモータ固定
子3は数百μm の厚さの薄板10で覆われ、防水され
ている。
、モータ回転子2とモータ固定子3から成るモータ部A
と、ポンプ取扱液を入出するポンプ部Bから構成され、
このモータ部Aとポンプ部Bはライナリング4で隔てら
れている。このキャンドモータポンプ1は、同一の軸5
にポンプ取扱液を送り出す羽根車6とモータ回転子2が
取り付けられており、モータ回転子2が回転することに
より、羽根車6が回転し、この回転によりポンプ取扱液
は入口部7から出口部8へ送り出される。また、モータ
部A,ポンプ部Bともに水が満たされており、ポンプ軸
封部がないことが大きな特徴となっている。軸5は水中
軸受9で支持される。モータ回転子2およびモータ固定
子3は数百μm の厚さの薄板10で覆われ、防水され
ている。
【0005】モータ部Aの冷却は、ライナリング4近く
の軸5に、補助羽根車11が設けられ、ライナリング部
40にモータ部内の水を循環させる循環出口12が設け
られ、この循環出口12から出た水が外部に設けられた
冷却器13により冷却され、軸5の下部に設けられた循
環路入口14からモータ部Aにもどる。
の軸5に、補助羽根車11が設けられ、ライナリング部
40にモータ部内の水を循環させる循環出口12が設け
られ、この循環出口12から出た水が外部に設けられた
冷却器13により冷却され、軸5の下部に設けられた循
環路入口14からモータ部Aにもどる。
【0006】また、ポンプ部Bからモータ部Aへの異物
混入による水中軸受9の異常摩耗防止やモータ部Aへの
ポンプ取扱液侵入によるモータ部Aの汚染やこれによる
分解点検性の悪化防止等を目的とし、モータ部下部の注
入口15よりパージ水を注入する。このパージ水は、ポ
ンプ部Bに注入された後、モータ冷却水と混合してモー
タ固定子3とモータ回転子2の間を通過した後、注入さ
れたパージ水と等しい量がライナリング4と軸5の隙間
を通ってポンプ部Bへ放出される。
混入による水中軸受9の異常摩耗防止やモータ部Aへの
ポンプ取扱液侵入によるモータ部Aの汚染やこれによる
分解点検性の悪化防止等を目的とし、モータ部下部の注
入口15よりパージ水を注入する。このパージ水は、ポ
ンプ部Bに注入された後、モータ冷却水と混合してモー
タ固定子3とモータ回転子2の間を通過した後、注入さ
れたパージ水と等しい量がライナリング4と軸5の隙間
を通ってポンプ部Bへ放出される。
【0007】この様なキャンドモータポンプ1において
は、技術的は考慮を必要とする点がある。1つには、高
温のポンプ取扱液を取扱うキャンドモータポンプ1の場
合、低温のパージ水がライナリング部40を通過した後
、高温のポンプ取扱液と混合し、軸5、羽根車6に熱疲
労が生じる可能性がある。このため、パージ水の水温を
上昇させ、ポンプ取扱液との温度差をなくすことで、上
述の問題は解決するが、モータ部の冷却機能が損なわれ
るので、実際には困難である。一般的には、パージ水の
流量を減らすことで、パージ水とポンプ取扱液の混合が
少なくなり、熱疲労の発生を押さえている。
は、技術的は考慮を必要とする点がある。1つには、高
温のポンプ取扱液を取扱うキャンドモータポンプ1の場
合、低温のパージ水がライナリング部40を通過した後
、高温のポンプ取扱液と混合し、軸5、羽根車6に熱疲
労が生じる可能性がある。このため、パージ水の水温を
上昇させ、ポンプ取扱液との温度差をなくすことで、上
述の問題は解決するが、モータ部の冷却機能が損なわれ
るので、実際には困難である。一般的には、パージ水の
流量を減らすことで、パージ水とポンプ取扱液の混合が
少なくなり、熱疲労の発生を押さえている。
【0008】また、キャンドモータポンプ1のモータ固
定子3とモータ回転子2の隙間は数mmと小さく、この
モータ回転子2が毎分数千回転の高速で回転するため、
モータ回転子2とモータ固定子3の間の水も非常に高速
で流動し、モータ部の静圧が低下する。さらにポンプ部
とモータ部が軸封されずにつながっていることから、モ
ータ部の圧力はポンプ部圧力の変化に伴い変化する。ポ
ンプ部の吸入圧力が非常に低い場合は、モータ部圧力も
低下してキャビテーションが発生し、薄膜に損傷を与え
る可能性がある。この問題については、パージ水の流量
増加させ、ライナリング4での絞りの効果により、モー
タ部に圧力を封じることができ、モータ部の圧力がポン
プ部の圧力に影響されず、モータ部圧力は上昇しキャビ
テーションの発生を押さえることができる。
定子3とモータ回転子2の隙間は数mmと小さく、この
モータ回転子2が毎分数千回転の高速で回転するため、
モータ回転子2とモータ固定子3の間の水も非常に高速
で流動し、モータ部の静圧が低下する。さらにポンプ部
とモータ部が軸封されずにつながっていることから、モ
ータ部の圧力はポンプ部圧力の変化に伴い変化する。ポ
ンプ部の吸入圧力が非常に低い場合は、モータ部圧力も
低下してキャビテーションが発生し、薄膜に損傷を与え
る可能性がある。この問題については、パージ水の流量
増加させ、ライナリング4での絞りの効果により、モー
タ部に圧力を封じることができ、モータ部の圧力がポン
プ部の圧力に影響されず、モータ部圧力は上昇しキャビ
テーションの発生を押さえることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のキ
ャンドモータポンプにおいて、熱疲労防止には、パージ
水の流量の低減が効果を奏し、キャビテーションに対し
ては、パージ水の流量の増加が効果を奏することになり
、相矛盾する要求がされていた。
ャンドモータポンプにおいて、熱疲労防止には、パージ
水の流量の低減が効果を奏し、キャビテーションに対し
ては、パージ水の流量の増加が効果を奏することになり
、相矛盾する要求がされていた。
【0010】ところで、沸騰水型原子炉の原子炉冷却材
浄化系ポンプにキャンドモータポンプを使用する場合は
、プラント出力運転中はポンプ取扱液の温度が高いが、
ポンプ部の圧力が高いためキャビテーションが発生する
ことはない。従って、パージ水の流量を減らして運転す
るほうがよい。
浄化系ポンプにキャンドモータポンプを使用する場合は
、プラント出力運転中はポンプ取扱液の温度が高いが、
ポンプ部の圧力が高いためキャビテーションが発生する
ことはない。従って、パージ水の流量を減らして運転す
るほうがよい。
【0011】また、プラント定期点検時は炉圧が低いた
め、ポンプにかかる圧力も低く、プラント出力運転時よ
りキャビテーションが発生しやすい傾向になる。しかし
ながら、ポンプ取扱液温度が低く、熱疲労の心配がない
ため、パージ水の流量を増加して運転するほうがよい。
め、ポンプにかかる圧力も低く、プラント出力運転時よ
りキャビテーションが発生しやすい傾向になる。しかし
ながら、ポンプ取扱液温度が低く、熱疲労の心配がない
ため、パージ水の流量を増加して運転するほうがよい。
【0012】ところが、従来は1つのポンプについて、
1つの流量制限器を設けて、パージ水の流量を調節して
いるが、パージ水の流量はパージ水の供給圧力とポンプ
部圧力の差で一義的に決定される。つまり、プラント出
力運転時とプラント定期点検時等の状態に対応させてパ
ージ水の流量を設定することができず、熱疲労やキャビ
テーションを防止するための十分な効果が得られない。
1つの流量制限器を設けて、パージ水の流量を調節して
いるが、パージ水の流量はパージ水の供給圧力とポンプ
部圧力の差で一義的に決定される。つまり、プラント出
力運転時とプラント定期点検時等の状態に対応させてパ
ージ水の流量を設定することができず、熱疲労やキャビ
テーションを防止するための十分な効果が得られない。
【0013】本発明は、上記課題を鑑みてなされたもの
であり、常に適切なパージ水の流量をキャンドモータポ
ンプに供給するキャンドモータポンプパージ装置を提供
することを目的としている。 [発明の構成]
であり、常に適切なパージ水の流量をキャンドモータポ
ンプに供給するキャンドモータポンプパージ装置を提供
することを目的としている。 [発明の構成]
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るキャンドモータポンプパージ装置は、
キャンドモータポンプにパージ水を供給するパージ水配
管を複数系列とし、この複数系列のパージ水配管のそれ
ぞれにパージ水の流量を調整する流量調整器を設け、前
記複数系列設けられたパージ水配管の少なくとも1系に
系を切り換える切換弁を設けたことを特徴とする。
に、本発明に係るキャンドモータポンプパージ装置は、
キャンドモータポンプにパージ水を供給するパージ水配
管を複数系列とし、この複数系列のパージ水配管のそれ
ぞれにパージ水の流量を調整する流量調整器を設け、前
記複数系列設けられたパージ水配管の少なくとも1系に
系を切り換える切換弁を設けたことを特徴とする。
【0015】
【作用】この様に構成されたキャンドモータポンプ装置
においては、キャンドモータポンプにパージ水を供給す
るパージ水配管を複数系列とし、このパージ水配管それ
ぞれに設けられたパージ水の流量調整器により、からか
じめキャンドモータポンプに供給するパージ水の流量を
それぞれ別々に設定する。さらにパージ水配管に設けら
れた切換弁により、キャンドモータポンプのポンプ取扱
液の温度・圧力に適するパージ水の流量を供給する系に
切換え、キャンドモータポンプに常に適量のパージ水を
供給することができる。
においては、キャンドモータポンプにパージ水を供給す
るパージ水配管を複数系列とし、このパージ水配管それ
ぞれに設けられたパージ水の流量調整器により、からか
じめキャンドモータポンプに供給するパージ水の流量を
それぞれ別々に設定する。さらにパージ水配管に設けら
れた切換弁により、キャンドモータポンプのポンプ取扱
液の温度・圧力に適するパージ水の流量を供給する系に
切換え、キャンドモータポンプに常に適量のパージ水を
供給することができる。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明の一実施
例を説明する。
例を説明する。
【0017】図1に本発明の一実施例に係るキャンドモ
ータポンプパージ装置16の系統概略図を示す。図1に
おいて、キャンドモータポンプパージ装置16は、パー
ジ水源17から、キャンドモータポンプ1へパージ水を
供給するパージ水配管18の途中を複数系列、例えば2
系列としている。この2系列のパージ水配管18の一方
にはオリフィス19を設置し、他方には出口部の圧力や
入口部の圧力にかかわらず流量を一定に制御する流量制
御器20を設置する。また、オリフィス19および流量
制御器20の前後の配管に弁をそれぞれ設置する。オリ
フィス19の下流側に設けられた弁21は流路切換用で
あり、ポンプ運転状態に応じ開閉する。その他の弁22
〜24は、オリフィス19および流量制御器20の保守
用に設けられており、通常は開で使用され、保守時に閉
鎖される。
ータポンプパージ装置16の系統概略図を示す。図1に
おいて、キャンドモータポンプパージ装置16は、パー
ジ水源17から、キャンドモータポンプ1へパージ水を
供給するパージ水配管18の途中を複数系列、例えば2
系列としている。この2系列のパージ水配管18の一方
にはオリフィス19を設置し、他方には出口部の圧力や
入口部の圧力にかかわらず流量を一定に制御する流量制
御器20を設置する。また、オリフィス19および流量
制御器20の前後の配管に弁をそれぞれ設置する。オリ
フィス19の下流側に設けられた弁21は流路切換用で
あり、ポンプ運転状態に応じ開閉する。その他の弁22
〜24は、オリフィス19および流量制御器20の保守
用に設けられており、通常は開で使用され、保守時に閉
鎖される。
【0018】この様に構成されたキャンドモータポンプ
パージ装置においては、ポンプ取扱液が高温・高圧のと
きには、オリフィスの下流側に設けられた流路切換用の
弁21を閉じ、流路制御器20でパージ水の流量を必要
最小限に絞って運転する。また、ポンプ取扱液が低温・
低圧のときには、流路切換用の弁21を開き、パージ水
の流量をポンプの許容する最大限に増加させる。
パージ装置においては、ポンプ取扱液が高温・高圧のと
きには、オリフィスの下流側に設けられた流路切換用の
弁21を閉じ、流路制御器20でパージ水の流量を必要
最小限に絞って運転する。また、ポンプ取扱液が低温・
低圧のときには、流路切換用の弁21を開き、パージ水
の流量をポンプの許容する最大限に増加させる。
【0019】このように、ポンプ取扱液が高温・高圧の
時には、パージ水を必要最小限に絞ることにより、熱疲
労を抑制し、ポンプ取扱液が低温・低圧の時には、パー
ジ水をポンプの許容する最大流量に増加させることによ
りキャビテーションを抑制することができ、ポンプの状
態に応じて常に適正なパージ水の流量を確保し、熱疲労
及びキャビテーションの両方を抑制できる。
時には、パージ水を必要最小限に絞ることにより、熱疲
労を抑制し、ポンプ取扱液が低温・低圧の時には、パー
ジ水をポンプの許容する最大流量に増加させることによ
りキャビテーションを抑制することができ、ポンプの状
態に応じて常に適正なパージ水の流量を確保し、熱疲労
及びキャビテーションの両方を抑制できる。
【0020】ところで、沸騰水型原子炉の原子炉冷却系
に使用するポンプの場合は、プラントの出力運転中はポ
ンプ取扱液は高温・高圧であり、プラントの定期点検時
はポンプ取扱液は低温・低圧である。このため、プラン
トの運転状態により、出力運転中は弁21を開し、定期
点検中は弁21を閉とするよう弁21を自動的に制御す
ることや、また遠隔地より弁21を制御することもでき
、プラント運転員の負荷が軽減される。
に使用するポンプの場合は、プラントの出力運転中はポ
ンプ取扱液は高温・高圧であり、プラントの定期点検時
はポンプ取扱液は低温・低圧である。このため、プラン
トの運転状態により、出力運転中は弁21を開し、定期
点検中は弁21を閉とするよう弁21を自動的に制御す
ることや、また遠隔地より弁21を制御することもでき
、プラント運転員の負荷が軽減される。
【0021】なお、本実施例では流量調整器としてオリ
フィスと流量制御器を設けているが、キャンドモータポ
ンプの絞りの条件により、流量制御器をオリフィスとす
ることやオリフィスをニードル弁に代えることもできる
。またオリフィスや流量制御器等の異物のかみ込みやポ
ンプ部への異物混入を防止するために、フィルタ25を
設けることもできる。
フィスと流量制御器を設けているが、キャンドモータポ
ンプの絞りの条件により、流量制御器をオリフィスとす
ることやオリフィスをニードル弁に代えることもできる
。またオリフィスや流量制御器等の異物のかみ込みやポ
ンプ部への異物混入を防止するために、フィルタ25を
設けることもできる。
【0022】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、キャン
ドモータポンプのポンプ取扱液の温度や圧力に応じて適
する系に切り換えパージ水をキャンドモータポンプに供
給するため、キャンドモータポンプの熱疲労及びキャビ
テーションの両方を抑制でき、性能および信頼性が高ま
るという効果を奏する。
ドモータポンプのポンプ取扱液の温度や圧力に応じて適
する系に切り換えパージ水をキャンドモータポンプに供
給するため、キャンドモータポンプの熱疲労及びキャビ
テーションの両方を抑制でき、性能および信頼性が高ま
るという効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例に係るキャンドモータポンプ
パージ装置を示す系統概略構成図。
パージ装置を示す系統概略構成図。
【図2】キャンドモータポンプの構造を示す縦断面図。
1…キャンドモータポンプ 2
…モータ回転子 3…モータ固定子
4…ライナリング 5…軸
6…羽根車7…入口部
8…出口部9
…水中軸受
10…薄板11…補助羽根車
12…循環出口13…冷却器
14…
循環入口15…注入口
16…キャンドモータポンプパージ
装置 17…パージ水源
18…パージ水配管 19…オリフィス
20…流量制御器 21…切換弁
22,23,24…弁 25…フィルタ
26…循環路40…ライナリング部
…モータ回転子 3…モータ固定子
4…ライナリング 5…軸
6…羽根車7…入口部
8…出口部9
…水中軸受
10…薄板11…補助羽根車
12…循環出口13…冷却器
14…
循環入口15…注入口
16…キャンドモータポンプパージ
装置 17…パージ水源
18…パージ水配管 19…オリフィス
20…流量制御器 21…切換弁
22,23,24…弁 25…フィルタ
26…循環路40…ライナリング部
Claims (1)
- 【請求項1】 キャンドモータポンプにパージ水を供
給するパージ水配管を複数系列とし、この複数系列のパ
ージ水配管のそれぞれにパージ水の流量を調整する流量
調整器を設け、前記複数系列設けられたパージ水配管の
少なくとも1系に系を切り換える切換弁を設けたことを
特徴とするキャンドモータポンプパージ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9191391A JPH04321795A (ja) | 1991-04-23 | 1991-04-23 | キャンドモータポンプパージ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9191391A JPH04321795A (ja) | 1991-04-23 | 1991-04-23 | キャンドモータポンプパージ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04321795A true JPH04321795A (ja) | 1992-11-11 |
Family
ID=14039826
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9191391A Pending JPH04321795A (ja) | 1991-04-23 | 1991-04-23 | キャンドモータポンプパージ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04321795A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114718914A (zh) * | 2022-04-26 | 2022-07-08 | 新疆大全新能源股份有限公司 | 一种屏蔽泵的清洗方法 |
-
1991
- 1991-04-23 JP JP9191391A patent/JPH04321795A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114718914A (zh) * | 2022-04-26 | 2022-07-08 | 新疆大全新能源股份有限公司 | 一种屏蔽泵的清洗方法 |
CN114718914B (zh) * | 2022-04-26 | 2023-11-03 | 新疆大全新能源股份有限公司 | 一种屏蔽泵的清洗方法 |
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