JPH04317513A - 限流装置 - Google Patents

限流装置

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Publication number
JPH04317513A
JPH04317513A JP11068491A JP11068491A JPH04317513A JP H04317513 A JPH04317513 A JP H04317513A JP 11068491 A JP11068491 A JP 11068491A JP 11068491 A JP11068491 A JP 11068491A JP H04317513 A JPH04317513 A JP H04317513A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arc
resistors
resistor
hot gas
resistance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11068491A
Other languages
English (en)
Inventor
Taiichi Shiroyama
城山 泰一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takaoka Toko Co Ltd
Original Assignee
Takaoka Electric Mfg Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Takaoka Electric Mfg Co Ltd filed Critical Takaoka Electric Mfg Co Ltd
Priority to JP11068491A priority Critical patent/JPH04317513A/ja
Publication of JPH04317513A publication Critical patent/JPH04317513A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、限流装置の構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】電力系統において、短絡事故や地絡事故
などが発生した場合、その系統に抵抗を挿入すると事故
電流を抑制できることはよく知られている。
【0003】図3、図4により、従来の限流装置につい
て説明する。主回路9において事故が発生し、事故電流
が流れると主接触子1が開極しアーク10を発生させる
。そして、このアーク10自体の電流とアーク10が作
る磁界によって発生する電磁力に駆動され、アーク10
は主接触子1から遠ざかる方向へ走行する。このアーク
走行は対向して配置された抵抗器11a、11bに沿っ
て行われるので、主回路9にはアーク走行距離に比例し
た抵抗が挿入されていく。
【0004】走行したアーク10は消弧室13へ引き込
まれ、終端12a、12bにて停滞したアーク10の熱
によりノズル14a、14bからガスが発生し、高圧発
生室15の圧力が上昇する。そして、最初の電流0点に
て矢印Aの方向にガスを吹き付けアーク10を消弧する
。それにより、事故電流は、制限抵抗8に転流され、安
定した抑制を行うとともに、遮断器による切り離しを待
つ。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の限流装
置は、対向して配置された抵抗器11a、11bに沿っ
てアーク10を走行させる必要があるが、単位長さあた
りの抵抗値に制限があるため、抵抗器11a、11bを
短くできず限流装置が大きくなる。また、事故電流を制
限抵抗8に転流させるために抵抗器11a、11bとは
別に消弧室13を設ける必要があり、構造的に大きくな
るとともに吹き出すガスに対する安全対策などが必要と
なる。これに対し、最近は、土地事情などからこのよう
な装置に対する小形化の要請が年々高まってきている。 そこで、本発明は、限流装置を小形化しユーザーニーズ
に応えようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、一対の抵抗
器を、事故電流を検出した際に開極しアークを発生させ
る主接触子に並列に接続し、かつ互いに対向して配置す
る。それぞれの抵抗器の終端部には耐アーク材を接続す
る。そして、絶縁物をはさんで抵抗体をU字型に形成し
た抵抗グリッドを一対の抵抗器の終端部の間に複数枚挿
入する。その抵抗グリッドは、複数のホットガス抜き穴
を有する絶縁支持体で保持する。
【0007】
【作用】本発明によれば、抵抗グリッドに挿入する抵抗
を分担させるとともに、抵抗グリッドによる電圧降下、
アークの冷却効果、および陰極効果によりアークを消滅
させることができ、別途、消弧室を設置する必要がなく
、かつ抵抗器を小さくすることができるので、限流装置
を小形化できる。
【0008】
【実施例】図1は、本発明による限流装置の一実施例で
、事故電流を検出した際に開極しアークを発生させるべ
く固定接触子1aと可動接触子1bからなる主接触子1
を主回路9に直列に接続する。主接触子1にて発生させ
たアーク10が走行する抵抗器2a、2bをそれぞれ固
定接触子1a、可動接触子1bに接続し、かつ互いに対
向して配置する。ここで、抵抗器2a、2bの終端部に
はアーク10が消滅するまで停滞するため、耐アーク材
3a、3bを接続する。そして、抵抗器2a、2bの終
端部の間には、すなわち耐アーク材3a、3bの間には
、アーク10を分岐し、主回路9に挿入する抵抗を分担
させるため、絶縁物4aをはさんで抵抗体をU字型に形
成した抵抗グリッド4を複数枚配置する。この抵抗グリ
ッド4は、アーク10により暖められ膨張したホットガ
スを放出するための複数のホットガス抜き穴5を有する
絶縁支持体6で保持する。さらに、絶縁支持体6の外側
には、ホットガス抜き穴5から放出されたホットガスを
冷却するとともに、その放出圧を緩和させるシールド7
を設ける。
【0009】次に図1および図2により本発明の動作を
説明する。主回路9において短絡事故や地絡事故などの
事故が発生し、事故電流が流れると可動接触子1bが固
定接触子1aから離れて主接触子1が開極し、アーク1
0が発生する。そして、このアーク10自体の電流とア
ーク10が作る磁界によって発生する電磁力に駆動され
、アーク10は主接触子1から遠ざかる方向へ走行する
。このアーク走行は抵抗器2a、2bに沿って行われる
ので、主回路9には図2に示すようにアーク走行距離に
比例した抵抗が挿入されていく。そして、アーク10が
抵抗グリッド4に到達すると、アーク10は抵抗グリッ
ド4により多分岐され、走行する。このとき抵抗グリッ
ド4は絶縁物4aをはさんでU字型に形成された抵抗体
であるため、さらに主回路9に抵抗が挿入される。
【0010】従って、事故電流の通電経路は固定接触子
1a、抵抗器2a、耐アーク材3a、複数の抵抗グリッ
ド4およびこの抵抗グリッド4により分岐されたアーク
10を経由し、耐アーク材3b、抵抗器2b、固定接触
子1bに至る回路と制限抵抗8の並列回路となる。この
状態において、前記アーク10による通電経路では、抵
抗グリッド4に電流が流れることによる電圧降下、抵抗
グリッド4が冷却フィンの働きをする冷却効果、および
複数枚設けた抵抗グリッド4とアーク10の接触部にお
ける陰極効果などによりアーク10は不安定な状態にな
っている。このため、事故電流が最初の0点を迎えたと
き、アーク10が消滅し、事故電流は、制限抵抗8のみ
の通電経路になり、安定した抑制を行うとともに、主回
路9に設置されている遮断器による切り離しを待つ。な
お、制限抵抗8は、抵抗器2a、2bの耐アーク材3a
、3b側に設けても良い。また、抵抗器2a、2bは、
互いに平行して配置したが、主接触子1側から耐アーク
材3a、3b方向に広げて配置すれば、抵抗グリッド4
を多数設けることができる。
【0011】そして、アーク10により暖められ膨張し
たホットガスは抵抗グリッド4を保持する絶縁支持体6
に設けた複数のホットガス抜き穴5から外へ放出する。 外へ放出されたホットガスはシールド7にて冷却される
とともに放出圧が緩和され安全性を確保する。
【0012】ここで、アーク走行距離Lと主回路9に挿
入される抵抗値Rの関係を表した図2により、上述した
主回路9に抵抗が挿入される過程を従来例と比較して説
明する。なお、R1は、事故電流を抑制するのに必要な
抵抗値である。そして、LAは、抵抗器2a、2bのア
ーク走行始点から抵抗グリッド4への到達点までのアー
ク走行距離、LBは、抵抗器2a、2bのアーク走行始
点からアーク走行終点までのアーク走行距離である。ま
た、LCは、従来の抵抗器11a、11bの場合のアー
ク走行終点までのアーク走行距離である。本図から明ら
かなように、本発明においては、アーク走行始点から、
抵抗グリッド4への到達点まではアーク走行距離Lに比
例して比較的緩やかに抵抗値Rが増大するが、抵抗グリ
ッド4への到達点からアーク走行終点までは急激に増大
する。従って、本発明におけるアーク走行始点からアー
ク走行終点までのアーク走行距離LBは、従来例におけ
るアーク走行始点からアーク走行終点までのアーク走行
距離LCよりも短く、この結果、抵抗器2a、2bは抵
抗器11a、11bよりも小さくできることがわかる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、抵抗グリッドにより主
回路に挿入する抵抗を分担でき、従来よりも抵抗器を小
さくすることができる。また、抵抗グリッドによる電圧
降下、冷却効果、および陰極効果によりアークを消滅さ
せ制限抵抗に転流させることができるので、別途、消弧
室を設置する必要がなく、限流装置を小形化することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による限流装置の一実施例を示す図であ
る。
【図2】本発明による挿入抵抗の関係を表す図である。
【図3】従来の限流装置の一例を示す図である。
【図4】図3における消弧室の断面図である。
【符号の説明】
1  主接触子 2a、2b  抵抗器 3a、3b  耐アーク材 4  抵抗グリッド 4a  絶縁物 5  ホットガス抜き穴 6  絶縁支持体 7  シールド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  アークを発生させる主接触子に並列に
    接続され、かつ互いに対向して配置されるとともに、そ
    れぞれ終端部に耐アーク材を有する一対の抵抗器と、絶
    縁物をはさんで抵抗体がU字型に形成され、前記一対の
    抵抗器の終端部の間に複数枚挿入された抵抗グリッドと
    、複数のホットガス抜き穴を有し、前記抵抗グリッドが
    保持される絶縁支持体と、を備えたことを特徴とする限
    流装置。
JP11068491A 1991-04-17 1991-04-17 限流装置 Pending JPH04317513A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11068491A JPH04317513A (ja) 1991-04-17 1991-04-17 限流装置

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JP11068491A JPH04317513A (ja) 1991-04-17 1991-04-17 限流装置

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Publication Number Publication Date
JPH04317513A true JPH04317513A (ja) 1992-11-09

Family

ID=14541829

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11068491A Pending JPH04317513A (ja) 1991-04-17 1991-04-17 限流装置

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JP (1) JPH04317513A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008186823A (ja) * 2007-01-26 2008-08-14 Mitsubishi Electric Corp 限流装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008186823A (ja) * 2007-01-26 2008-08-14 Mitsubishi Electric Corp 限流装置

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