JPH04314929A - ガス発生装置 - Google Patents

ガス発生装置

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Publication number
JPH04314929A
JPH04314929A JP3338540A JP33854091A JPH04314929A JP H04314929 A JPH04314929 A JP H04314929A JP 3338540 A JP3338540 A JP 3338540A JP 33854091 A JP33854091 A JP 33854091A JP H04314929 A JPH04314929 A JP H04314929A
Authority
JP
Japan
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compressor
gas generator
rotor
turbine
scroll
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3338540A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Inoue
和雄 井上
Osamu Kubota
窪田 理
Tsuneo Endo
恒雄 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Publication of JPH04314929A publication Critical patent/JPH04314929A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02CGAS-TURBINE PLANTS; AIR INTAKES FOR JET-PROPULSION PLANTS; CONTROLLING FUEL SUPPLY IN AIR-BREATHING JET-PROPULSION PLANTS
    • F02C3/00Gas-turbine plants characterised by the use of combustion products as the working fluid
    • F02C3/14Gas-turbine plants characterised by the use of combustion products as the working fluid characterised by the arrangement of the combustion chamber in the plant
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23RGENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
    • F23R3/00Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel
    • F23R3/42Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the arrangement or form of the flame tubes or combustion chambers
    • F23R3/425Combustion chambers comprising a tangential or helicoidal arrangement of the flame tubes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスタービンに適用さ
れるガス発生装置、特にコンプレッサ、燃焼器、及びコ
ンプレッサのコンプレッサロータと連結したタービンロ
ータを有するタービンからなるものゝ改良に関する。
【0002】
【従来の技術】かゝるガス発生装置は、例えば米国特許
第3,837,760号明細書に開示されているように
、既に知られている。それに開示されたガス発生装置で
はコンプレッサがアキシャル型、燃焼器が螺旋型である
。螺旋型の燃焼器は、小スペース内に長い膨脹室管を収
めることができるから、燃焼能力が大きくしかもコンパ
クトである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アキシ
ャル型コンプレッサと螺旋型燃焼器とを結合したもので
は、コンプレッサで加圧された空気が燃焼器に流入する
とき、空気の流れが急激に曲げられ、圧損が大きく出る
という欠点がある。
【0004】本発明は、かゝる事情に鑑みてなされたも
ので、コンプレッサからタービンに至るまで、空気また
は作動ガスの流れの方向が殆ど変わらず、しかもコンパ
クトなガス発生装置を提供することを1つの目的とする
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、半径方向に延
出する翼群と翼支持ハブとを備えて吸込端から吐出端に
向って大径に形成されるコンプレッサロータを有し、空
気を圧縮すべくて周方向一方向にスワールを生起させる
コンプレッサと、コンプレッサロータにロータ軸を介し
て連結されたタービンロータを有する動力タービンと、
コンプレッサの吐出端及び動力タービンの入口に連結さ
れた螺旋状の膨脹室管を有する燃焼器と、からなるガス
発生装置であって、空気及び燃焼ガスを前記装置全体に
おいてスワールの生じる同じ周方向に導くべく、前記コ
ンプレッサ、燃焼器及び動力タービンは前記ロータ軸に
沿って同軸に且つ直列に配設されることを第1の特徴と
する。
【0006】また本発明は、上記特徴に加えて、前記コ
ンプレッサは前記コンプレッサロータを囲繞するシュラ
ウドを有し、前記コンプレッサのスクロールは該シュラ
ウドを囲む空間内に配設されることを第2の特徴とする
【0007】さらに本発明は、第1の特徴に加えて、前
記タービンは前記タービンロータを囲繞するシュラウド
を有し、前記タービンのスクロールは該シュラウドを囲
む空間内に配設されることを第3の特徴とする。
【0008】さらに本発明は、第2の特徴に加えて、前
記コンプレッサから燃焼器へ空気を導くための連通管が
該コンプレッサ及び燃焼器間にわたり延出し、該連通管
は半径方向に比較的扁平な形状を成して、周方向に延出
したことを第4の特徴とする。
【0009】さらに本発明は、第4の特徴に加えて、前
記コンプレッサの前方に配設されて、前記連通管の前側
を覆う伝動ケースを更に有することを第5の特徴とする
【0010】
【作用】本発明の第1の特徴によれば、コンプレッサに
吸入された空気は旋回しながら加圧され、そしてその旋
回を維持しながら燃焼室へ送られる。また燃焼器では比
較的長い螺旋状の膨脹室管に沿って旋回しながら充分に
膨脹し、作動ガスとなってタービンへ移り、旋回しなが
らタービンロータを駆動する。このように、コンプレッ
サからタービンに至るまで、空気または作動ガスは同一
方向の旋回流を維持することができる。
【0011】第2の特徴によれば、コンプレッサにおけ
るシュラウド周りのデッドスペースがスクロールの設置
に利用され、コンプレッサのコンパクト化が図られる。
【0012】第3の特徴によれば、タービンにおけるシ
ュラウド周りのデッドスペースがスクロークの設置に利
用され、タービンのコンパクト化が図られる。
【0013】第4の特徴によれば、連通管の扁平化によ
り半径方向外方への突出量を最小にすることができる。
【0014】第5の特徴によれは、コンプレッサにおけ
る吸気筒周りのデッドスペースが伝動ケースの設置に利
用され、コンプレッサのコンパクト化が図られる。それ
と同時に、伝動ケースは前記連通管を前方から隠蔽する
ようになり、装置全体の前方投影面積の、連通管による
増加を抑えることができる。
【0015】
【実施例】以下、図面により本発明の1つの実施例につ
いて説明する。
【0016】第1実施例を示す図1において、1はガス
タービン用ガス発生装置であって、ロータ軸14に沿っ
て同軸に配設されたコンプレッサ2、燃焼器3及び動力
タービン4を主たる構成要素としている。
【0017】コンプレッサ2は遠心型であり、吸込端か
ら吐出端に向って大径となる、翼支持ハブを備えたコン
プレッサロータ5と、該ロータを収容するコンプレッサ
ケーシング6とからラジアル型に構成される。コンプレ
ッサケーシング6は、コンプレッサロータ5の翼群5a
(図2)を収容するシュラウド7と、このシュラウド7
の前端から軸方向に延出しコンプレッサロータ5の吸込
端を収容する吸気筒8と、シュラウド7の大径部から半
径方向外方へ延出しコンプレッサロータ5の吐出端を収
容するディフューザ9と、このディフューザ9の外周部
から前方(図1の左方)へ偏位してシュラウド7の小径
部を囲繞するスクロール10とからなっており、吸気筒
8には、コンプレッサロータ5の吸込端に対向する環状
配列の多数のインレットベーン11,11…が設置され
、またディフューザ9には同ロータ5の吐出端に対向す
る環状配列の多数のディフューザベーン12,12…が
設置される。
【0018】前記スクロール10は通路10aを有し、
該通路10aの断面積はコンプレッサロータ5の回転方
向に向って漸増し、その通路10aの断面積が最大とな
るスクロール10の端部に連通管13を介して前記燃焼
器3が接続される。
【0019】燃焼器3は、コンプレッサロータ5と後述
のタービンロータ20とを連結するロータ軸14を囲繞
する螺旋状の膨脹室管15と、この膨脹室管15の吸込
端に設置される燃焼筒16とを備えている。この燃焼筒
16の中央には燃料噴射弁17が配設される。膨脹室管
15の螺旋方向は、ロータ軸14の回転方向へ旋回しつ
ゝ、連通管13からタービン4に向けて軸方向後方(図
1右方)へ変位する方向となっている。
【0020】図3に示すように、前記燃焼筒16は、開
放端を膨脹室管15の下流側へ向けて配置され、その開
放端と反対側の頭部には燃焼噴射弁17及び点火栓18
が取付けられる。またこの燃焼筒16の頭部にはその内
部に連通管13からの空気を導入する通孔19が多数形
成される。而して、運転中、燃焼筒16内では燃焼噴射
弁17から噴射された燃料と筒内に導入された空気とに
より混合気が生成され、これが点火栓18により点火さ
れて燃焼ガスとなり、燃焼筒16から膨脹室管15の下
流に向けて噴き出される。
【0021】前記ディフューザ9、スクロール10及び
膨脹室管15の三者は外径を略同じに形成されてコンパ
クトに構成される。そしてスクロール10及び膨脹室管
15の間を連通する連通管13は、膨脹室管15の螺旋
方向に沿ってディフューザ9を斜めに跨ぐように形成さ
れる。ガス発生装置1の外方への突出量を極力小さく抑
えるべく、連通管13は図2に示すように、ディフュー
ザ9の半径方向に扁平な三日月状断面形状とされる。
【0022】再び図1において、前記タービン4は、導
入端から排出端に向って小径となるタービンロータ20
と、該ロータを収容するタービンケーシング21とから
ラジアル型に構成される。そのタービンケーシング21
は、タービンロータ20の翼群を覆うシュラウド22と
、このタービンロータ20の導入端の箇所でシュラウド
22の大径部に連なるノズル23と、このノズル23か
ら後方へ偏位してシュラウド22の小径部を囲繞するス
クロール24と、シュラウド22の後端から軸方向に延
出しタービンロータ20の排出端を収容する排気筒25
とからなっている。上記スクロール24には通路24a
が画成され、この通路24aの断面積はタービンロータ
20の回転方向に向って漸減される。その通路断面積の
最も大きい端部に前記膨脹室管15の下流端が接続され
て、通路24aの面積が減少すると、ガスがノズル23
の全周にわたり比較的均等に供給される。
【0023】前記ロータ軸14は、コンプレッサケーシ
ング6及びタービンケーシング21に前後一対のベアリ
ング26,27を介して回転自在に支承されると共にベ
アリング27の後方でタービンロータ20に固着される
。また、両ベアリング26,27間でロータ軸14には
カップリング28が固着され、それにコンプレッサロー
タ5が連結される。こうして、両ロータ5,20はロー
タ軸14に一体的に連結される。
【0024】前記吸気筒8には、その中心部からスクロ
ール10前面を横切るように延出する伝動ケース29が
結合され、この伝動ケース29は、スクロール10外方
へ張出し部分が前記連通管13の前面を覆うように配置
される。この伝動ケース29の前面には、スタータ30
,潤滑油ポンプ31、発電機32等の補機類が分散して
取付けられ(図4参照)、これらを前記ロータ軸14に
連結する歯車伝動機構33が伝動ケース29内に収容さ
れる。
【0025】次にこの実施例の作用について説明すると
、吸気筒8に吸入された空気は、先ずコンプレッサロー
タ5により加圧され、ディフューザ9を通してスクロー
ル10へ移され、その内部を図2において時計方向に旋
回しながら連通管13を経て膨脹室管15へ圧送される
。そして膨脹室管15を通過する間に燃焼筒16から噴
出する燃焼ガスにより膨脹させられて高圧の作動ガスと
なり、タービン4のスクロール24に流入して流速を速
め、なおも、図2において時計方向に旋回し続ける。 そしてノズル23を通じてタービンロータ20へ吹きつ
けられ、それに駆動力を与えながら排気筒25へ流出し
、それから図示しない出力タービンへと移行する。
【0026】作動ガスによりタービンロータ20に加え
られた駆動力はロータ軸14を介してコンプレッサロー
タ5へ伝達されてそれを駆動する。
【0027】ところで、コンプレッサ2及びタービン4
はいずれもラジアル型であり、しかもそれらのスクロー
ル10,24間を連通する膨脹室管15が螺旋状である
ため、それらを流れる空気または作動ガスは、常に同方
向(即ち時計方向)に旋回する螺旋状の流れを呈し、そ
の結果、圧損が極めて少なく、効率の向上がもたらされ
る。
【0028】また、膨脹室管15は両ロータ5,10間
のロータ軸14を囲繞する態様で配置されるので、装置
1全体の寸法を半径方向や軸方向に大きくすることなく
ガスの旋回方向に充分な長さを持つことができ、したが
って燃焼筒16と協働して優れた燃焼能力を発揮するこ
とができる。
【0029】さらに、コンプレッサ2のスクロール10
及び膨脹室管15は略同径に形成されると共にディフュ
ーザ9を挟んで配置され、またタービン4のスクロール
24が排気筒25側へ偏位しているので、ガス発生装置
1の形状を、デッドスペースの少ないコンパクトな円筒
形状に近づけることができる。
【0030】そして、上記のようにスクロール10及び
膨脹室管15がディフューザ9の両側に配置されるにも
拘らず、ディフューザ9を跨ぐ連通管13が断面三日月
状に扁平化されているので、連通管13に画成される通
路13aの断面積を充分に確保しつゝ、ディフューザ9
外方への突出量を極力小さくすることができる。
【0031】さらに、コンプレッサ2の吸気筒8に連設
された伝動ケース29を、これがスクロール10前面を
横切るように張出させ、この伝動ケース29の前面に補
機類30,31,32を分散配置したので、吸気筒8側
方のデッドスペースが伝動ケース29の設置に有効に利
用され、装置1全体のコンパクト化が図られると共に、
補機類設置の自由度が大きい。
【0032】さらにまた、伝動ケース29の寸法のため
に止むを得ずスクロール10よりも外方へ張出してしま
った伝動ケース29の張出部分は、前記連通管13の前
面を覆うように配置されるので、装置1全体の前方投影
面積の、連通管13による増加を抑えることができる。
【0033】図5及び図6は第2実施例におけるガス発
生装置100を示し、コンプレッサ102、燃焼器10
3及びタービン104を主たる構成要素としている。第
2実施例の要素の多くは前述の第1実施例の要素と同じ
もの、或いは略同じ機能を有するものであるため、これ
らの要素は第1実施例の参照番号に100を加えたもの
で示し、第1実施例と異なる点を以下に記載する。
【0034】コンプレッサ102はアキシャル型コンプ
レッサ部102bにラジアル型コンプレッサ部102a
が直列に連結されたコンビネーション型コンプレッサで
あり、アキシャル型コンプレッサ部102bから出たガ
スがラジアル型コンプレッサ部102aに流入するよう
に構成される。
【0035】ラジアル型コンプレッサ部102aは、吸
込端から吐出端に向って大径となるコンプレッサロータ
105と、該ロータを収容するコンプレッサケーシング
106とから構成される。コンプレッサケーシング10
6は、コンプレッサロータ105の翼群を収容するシュ
ラウド107と、このシュラウド107の前端から軸方
向に延出してアキシャル型コンプレッサ部102b及び
コンプレッサロータ105の吸込端を収容する吸気筒1
08と、シュラウド107の大径部から半径方向外方へ
延出しコンプレッサロータ105の吐出端を収容するデ
ィフューザ109とからなっている。圧縮空気をロータ
105の回転方向と同じ周方向に導くべく、ディフュー
ザ109には、コンプレッサロータ105の吐出端に対
向する環状配列の多数のディフューザベーン112が配
設される。
【0036】燃焼器103には、コンプレッサ102か
らの圧縮空気を受け入れるためにディフューザ109に
直接連通したアウタケーシング110が全周にわたり設
けられる。従って、この実施例では前述の第1実施例の
ガス発生装置1のスクロール10及び連通管13の如き
別体のコンプレッサスクロール或いは連通管を有してい
ない。ケーシング110の内部で燃焼器103は、コン
プレッサロータ105と後述のタービンロータ120と
を連結するロータ軸114を囲繞する螺旋状の膨脹室管
115と、この膨脹室管115の吸込端に設置される燃
焼筒116とを備えており、膨脹室管115は、時計方
向のガスのスワールを維持すべく、軸方向後方(図5の
右方)へ変位しながらロータ軸114の回転方向へ旋回
するよう形成される。
【0037】図6に示すように、前記燃焼筒116は、
開放端を膨脹室管115の下流側へ向けて配置され、そ
の開放端と反対側の頭部には燃料噴射弁117が取付け
られる。またこの燃焼筒116の頭部にはその内部にそ
れを取り巻くケーシング110からの空気を導入する通
孔119aが多数形成される。膨脹室管115には空気
をケーシング110から導入するために燃焼筒116の
僅かに下流側に孔119bが多数形成される。膨脹室管
115の壁には点火栓118が設けられる。ガス発生装
置100の運転中、燃料噴射弁117から噴射された燃
料と孔119aから燃焼筒116に導入された空気とが
混合されて混合気が生成され、これが膨脹室管115内
で点火栓118により点火されて燃焼ガスとなり、また
孔119bからは新たな空気が導入され、膨脹室管11
5内を切れ目なく流れるガスと混合される。
【0038】図5に示すように、タービン104はター
ビンロータ120と、それを収容するタービンケーシン
グ121とからアキシャル型に構成される。タービンロ
ータ120は角方向に精緻されて軸方向に延出したベー
ン120aを備えている。タービンケーシング121は
ロータ120のベーン120aを収容するシュラウド1
22と、スクロール124と、排気管125とからなっ
ている。スクロール124から出たガスはベーン120
aを通過してタービンロータ120を駆動し、タービン
シュラウド122及び排気管125間に画成された排気
通路125a内に入る。
【0039】前記ロータ軸114は、コンプレッサケー
シング106及びタービンケーシング121に前後一対
のベアリング126,127を介して回転自在に支承さ
れると共に、ベアリング127の後方でタービンロータ
120に固着される。また、両ベアリング126,12
7間でロータ軸114には自在継手型の弾性カップリン
グ128が固着され、それにコンプレッサロータ105
が連結される。こうして、両ロータ105,120はロ
ータ軸114に一体的に連結される。
【0040】従って、本第2実施例では前述の第1実施
例と同様に、タービンロータ120が燃焼ガスにより駆
動され、ロータ軸114を介してコンプレッサロータ1
05を駆動する。また第1実施例のように、伝動機構、
スタータ及び他の補機類がガス発生装置100の前部に
設けられる。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の特徴によれ
ば、コンプレッサと、このコンプレッサのコンプレッサ
ロータにロータ軸を介して連結されたタービンロータを
有するタービンと、コンプレッサの吐出端及びタービン
の入口に連結された螺旋状の膨脹室管を有する燃焼器と
からなるので、コンプレッサからタービンに至るまで、
空気または作動ガスは同一方向の旋回流を維持すること
ができ、したがって圧損が少なく高効率であり、しかも
コンパクトなガス発生装置が得られる。
【0042】また本発明の第2の特徴によれば、コンプ
レッサにコンプレッサロータを囲繞するシュラウドを設
け、コンプレッサのスクロールを該シュラウドを囲む空
間内に配設したので、シュラウド周りのデッドスペース
が減少し、コンプレッサのコンパクト化、延いては装置
全体のコンパクト化に寄与し得る。
【0043】さらに本発明の第3の特徴によれば、ター
ビンにタービンロータを囲繞するシュラウドを設け、タ
ービンのスクロールを該シュラウドを囲む空間内に配設
したので、この場合もシュラウド周りのデッドスペース
が減少し、タービンのコンパクト化、延いては装置全体
のコンパクト化に寄与し得る。
【0044】さらに本発明の第4の特徴によれば、コン
プレッサから燃焼器へ空気を導くためにコンプレッサ及
び燃焼器間にわたり延出させた連通管を半径方向に比較
的扁平な形状に形成し、且つ周方向に延出させたので、
連通管自体の通路面積を確保しつゝその外方への突出量
を少なくすることができる。
【0045】またさらに本発明の第5の特徴によれば、
連通管の前側を覆う伝動ケースをコンプレッサの前方に
配設したので、伝動ケースが連通管の前面を隠蔽するこ
とになり、装置全体の前方投影面積の最小化に寄与し得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガスタービン用ガス発生装置の縦断面図
【図2
】図1の2−2線断面図
【図3】図1の3−3線断面図
【図4】図1の矢印4から見たタービンの正面図
【図5
】第2実施例によるアキシャル型コンプレッサを有する
ガス発生装置の図1に対応する断面図
【図6】図5の6
−6線断面図
【符号の説明】
1            ガス発生装置2     
       コンプレッサ3           
 燃焼器 4            タービン 5            コンプレッサロータ6  
          コンプレッサケーシング7   
         シュラウド8          
  吸気筒 9            ディフューザ10    
      スクロール 13          連通管 14          ロータ軸 15          膨脹室管 16          燃焼筒 20          タービンロータ21    
      タービンケーシング22        
  シュラウド 23          ディフューザ24     
     スクロール 25          排気筒 29          伝動ケース 31〜33    補機

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  半径方向に延出する翼群(5a)と翼
    支持ハブとを備えて吸込端から吐出端に向って大径に形
    成されるコンプレッサロータ(5、105)を有し、空
    気を圧縮して周方向一方向にスワールを生起させるコン
    プレッサ(2、102)と、コンプレッサロータ(5、
    105)にロータ軸(14、114)を介して連結され
    たタービンロータ(20、120)を有する動力タービ
    ン(4、104)と、コンプレッサ(2、102)の吐
    出端及び動力タービン(4、104)の入口に連結され
    た螺旋状の膨脹室管(15、115)を有する燃焼器(
    3、103)とからなるガス発生装置であって、空気及
    び燃焼ガスを前記装置全体においてスワールの生じる同
    じ周方向に導くべく、前記コンプレッサ(2、102)
    、燃焼器(3、103)及び動力タービン(4、104
    )は前記ロータ軸(14、114)に沿って同軸に且つ
    直列に配設されてなる、ガス発生装置。
  2. 【請求項2】  前記ロータ軸(14、114)は前記
    コンプレッサロータ(5、105)及びタービンロータ
    (20、120)間の前記燃焼器(3、103)の内側
    に配設されてベアリング手段(26、27;126、1
    27)により支承される、請求項1記載のガス発生装置
  3. 【請求項3】  前記コンプレッサ(2、102)、膨
    脹室管(15、115)及び動力タービン(4、104
    )は略同じ外径を有する、請求項1記載のガス発生装置
  4. 【請求項4】  前記ロータ軸(14、114)は前記
    コンプレッサロータ(5、105)及びタービンロータ
    (20、120)間の前記燃焼器(3、103)の内側
    に配設されたベアリング手段(26、27;126、1
    27)により支承される、請求項3記載のガス発生装置
  5. 【請求項5】  前記燃焼器(3、103)はその内部
    のノズルの周囲に直線状部を有する、請求項3記載のガ
    ス発生装置。
  6. 【請求項6】  前記燃焼器(3、103)は第1ノズ
    ル(17、117)と第2ノズル(18、118)を有
    する、請求項3記載のガス発生装置。
  7. 【請求項7】  前記コンプレッサ(2)はスクロール
    (10)を有する遠心型であり、前記動力タービン(4
    )はスクロール(24)を有するラジアル型である、請
    求項1記載のガス発生装置。
  8. 【請求項8】  前記コンプレッサ(2)のスクロール
    (10)は該コンプレッサの吐出端に軸方向に近接して
    いる、請求項7記載のガス発生装置。
  9. 【請求項9】  前記コンプレッサ(2)は前記コンプ
    レッサロータ(5)を囲繞するシュラウド(7)を有し
    、前記コンプレッサ(2)のスクロール(10)は該シ
    ュラウド(7)を囲む空間内に配設される、請求項8記
    載のガス発生装置。
  10. 【請求項10】  前記動力タービン(4)のスクロー
    ル(24)は該タービン(4)の入口に軸方向に近接し
    ている、請求項7記載のガス発生装置。
  11. 【請求項11】  前記タービン(4)は前記タービン
    ロータ(20)を囲繞するシュラウド(22)を有し、
    前記タービン(4)のスクロール(24)は該シュラウ
    ド(22)を囲む空間内に配設される、請求項10記載
    のガス発生装置。
  12. 【請求項12】  前記コンプレッサ(2)から燃焼器
    (3)へ空気を導くための連通管(13)が該コンプレ
    ッサ(2)及び燃焼器(3)間にわたり延出し、該連通
    管(13)は半径方向に比較的扁平な形状を成して、周
    方向に延出した、請求項1記載のガス発生装置。
  13. 【請求項13】  前記コンプレッサ(2)の前方に配
    設されて、前記連通管(13)の前側を覆う伝動ケース
    (29)を更に有する、請求項12記載のガス発生装置
  14. 【請求項14】  前記コンプレッサ(102)は前記
    コンプレッサロータ(105)の上流に直列に連結され
    たアクシャル型コンプレッサ部(102b)を有し、該
    アクシャル型コンプレッサ部(102b)から出た空気
    が前記コンプレッサロータ(105)に入る、請求項1
    記載のガス発生装置。
  15. 【請求項15】  前記燃焼器(103)は前記螺旋状
    の膨脹室管(115)を囲繞するケーシング(110)
    を有し、該ケーシング(110)は前記コンプレッサ(
    102)の吐出端から圧縮空気を直接受け入れるべく、
    該コンプレッサに直接連結された、請求項1記載のガス
    発生装置。
  16. 【請求項16】  前記コンプレッサ(102)、ケー
    シング(110)及び動力タービン(104)は略同じ
    外径を有する、請求項15記載のガス発生装置。
  17. 【請求項17】  ラジアル型コンプレッサ(2)と、
    このコンプレッサ(2)のコンプレッサロータ(5)に
    ロータ軸(14)を介して連結されたタービンロータ(
    20)を有するラジアル型タービン(4)と、該ロータ
    軸(14)を囲繞して前記コンプレッサ(2)のスクロ
    ール(10)及び前記タービン(4)のスクロール(2
    4)間を連通する螺旋状の膨脹室管(15)を有する燃
    焼器(3)とからなるガス発生装置であって、前記螺旋
    状の膨脹室管(15)、コンプレッサ(2)のスクロー
    ル(10)及びタービン(4)のスクロール(24)は
    総て、ガスを前記装置全体において同じ周方向に導くよ
    う構成されてなる、ガス発生装置。
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