JPH0430713A - ゴルフ場における芝草への散布装置及びその装置を使用した散布方法 - Google Patents

ゴルフ場における芝草への散布装置及びその装置を使用した散布方法

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JPH0430713A
JPH0430713A JP13403590A JP13403590A JPH0430713A JP H0430713 A JPH0430713 A JP H0430713A JP 13403590 A JP13403590 A JP 13403590A JP 13403590 A JP13403590 A JP 13403590A JP H0430713 A JPH0430713 A JP H0430713A
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JP
Japan
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spraying
turfgrass
agent
water
spray
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Application number
JP13403590A
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English (en)
Inventor
Kazumi Sakamoto
坂元 和三
Hiroshi Takamoto
高本 博
Hidefumi Mori
森 秀文
Keizo Umemoto
梅本 慶三
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Hazama Ando Corp
Original Assignee
Hazama Gumi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、ゴルフ場における芝草への散布装置及びその
装置を利用した散布方法に関し、特に、芝草の生育デー
タから演算した、肥料又は農薬あるいはこれらの混合物
の最適の散布量を散布する、ゴルフ場における芝草への
散布装置及びその装置を利用した散布方法に関する。
〈従来の技術〉 ゴルフ場では、芝草の保全のために各種肥料や、殺菌剤
、殺虫剤、除草剤等の各種農薬が散布される。これらの
肥料や農薬は、散布器等を用いて主に人力によって行な
われ、かつ一過的に散布されていた。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、かかる従来の人力による散布方法にあっ
ては、散布がばらつくので、過剰散布や散布不足によっ
て芝草の根ぐされや芝枯れが発生するという問題があっ
た。
また、散布剤は一過的に散布され、その回収に配慮がな
されていないので、余剰散布剤が地下水や雨水排水に混
入し、周辺地域の環境を汚染するという問題があり、特
に有毒な農薬を使用する場合は人体への影響が懸念され
ている。
そこで、本発明は、上記問題を解消すべくなされたもの
で、芝草の生育状況に応じて適量の散布剤を散布できる
ので、芝草の根ぐされや芝枯れが発生しないゴルフ場に
おける芝草への散布装置及びその装置を利用した散布方
法を提供することを目的とする。
また、本発明は、余剰散布剤の地下水や雨水排水への混
入を防止するので、周辺地域の環境を汚染することのな
いゴルフ場における芝草への散布方法を提供することを
目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は、上記目的に鑑みてなされたものであり、その
要旨は、肥料又は農薬あるいはこれらの混合物を芝草の
環境に応じた配合割合で混合し、所望の散布剤を生成、
貯蔵する散布剤混合槽と、該混合槽から配管等の流体経
路を経て散布剤をポンプにより流送し、流体経路に設け
た散布装置から所定域の芝草に散布剤を散布する散布器
具と。
該散布器具から散布する最適散布量を、予め六方した芝
□□□の生育情報、天候情報、土壌情報などの生育デー
タから演算し、その散布量を前記流体経路に設けた流量
計をコントロールして制御する制御装置とを備えてなる
ゴルフ場における芝草への散布装置にある。
本発明の他の要旨は、肥料又は農薬あるいはこれらの混
合物を芝草の環境に応じた配合割合にて散布剤として混
合する混合工程と、該工程における散布剤を、所定域の
芝草の生育情報、天候情報。
土壌情報など芝草の生育データから最適散布量を演算し
、流量計をコントロールして前記所定域の芝草に散布す
る散布工程と、該工程で散布した散布剤の余剰分を前記
所定域の芝草がら集水して貯水する貯水工程と、該工程
において回収した散布剤を前記混合工程に移送し、かつ
余剰散布剤を該混合工程にもどして再利用することによ
って、前記各工程を閉回路としたゴルフ場における芝草
への散布方法にある。
ここで、散布剤として用いる肥料は、窒素、リン、カリ
ウム等を主成分とし、芝草の発育に必要な栄養分を補う
ものをいう。また、散布剤として用いる農薬は、殺菌剤
、殺虫剤、除草剤等であり、ここで上記殺菌剤は、例え
ば、TPN、イブロジイン、エクロメゾール、キャブタ
ン等の薬剤を含み、殺虫剤は、例えば、アセフェート、
インキサチオン、イソフェンネス、ダイアジノン等の薬
剤を含み、さらに、除草剤は、例えば、アイオキソニル
、アシュラム、シマジン、ベスロジン等の薬剤を含むも
のをいう。
〈作用〉 本発明では、各種肥料及び/又は農薬を溶解した水溶液
を、所定割合にて混合槽で混合し散布剤を作成する。作
成した散布剤は、次に、ポンプによって配管等の流体経
路を経て給送され、スプリングクーラー等の散布器から
所定域の芝草に散布される。流体経路には、流量計を配
設し1、これが散布剤の散布量を制御する。流量計はコ
ントロール盤等の処理装置からの指令によって操作され
る。
このコントロール盤は、芝草の生育状況、季節、天候、
土壌の土質、病原菌の種類等の芝草の生育のためのデー
タから所定域の芝草に対する最適の散布量を演算し、流
量計に指令を送る。このように、最適散布量が管理され
るので、過剰散布や散布不足を生じることなく散布剤の
散布が行なわれる。
さらに、本発明では、散布剤が散布される所定域の地中
に、フィルター材、シート、集水管等からなる集水施設
を設け、これによって余剰散布剤を回収する。回収され
た散布剤は、所定域の付近に設けた貯水タンクあるいは
複数の所定域から回収される散布剤を一括貯水する貯水
池に貯留される。次に、貯留された散布剤をポンプある
いはタンク車等によって前記混合槽に移送し、該混合槽
で混合される散布剤に投入して再使用する。このように
、本発明の各散布工程は閉回路にて行なわれ、余剰散布
剤が外部流出しない。
〈実施例〉 次に、添付図面を参照し、本発明の実施例を詳細に説明
する。
第1図は、本発明により、肥料や農薬をゴルフ場の芝草
へ散布する状況を示す説明図である。窒素、リン、カリ
ウム等を含む各種肥料や殺菌剤、殺虫剤、除草剤等の各
種農薬を、撹拌モーター1が備えられた溶解槽2におい
て溶解し、貯蔵槽3に貯蔵する。貯蔵された各種肥料及
び/又は農薬を、可変量注入ポンプ4によって混合槽5
に給送し、撹拌装置6によって撹拌混合して所定割合の
各種肥料及び/又は農薬からなる散布剤を作成する。貯
蔵槽3と混合槽5との間の配管7には流量計8が配設さ
れ、混合槽5に送られる各種肥料及び/又は農薬が所定
の量になるよう制御する。次に、混合槽5で作成した散
布剤を、給送配管13を経て給送ポンプ9によって所定
域であるグリーン20に送り、グリーン20に隣接して
設けたスプリングクーラー10によって散布する。また
、前記給送配管13には散布剤流量計11が取付けられ
、これが給送する散布剤の量を制御する。散布剤流量計
11はコントロール盤12から与えられる指令によって
操作される。コントロール盤12は、予め入力された芝
草の生育状況、季節、天候、土壌の土質、病原菌の種類
等の所定域の芝草の生育に関する各種情報から、最適の
散布量、散布密度、散布時間等を演算し、この演算結果
に基づいて散布剤流量計11に指令を送り散布の制御を
行なう。この結果、所定域の芝草の状況に応じ、過不足
なく散布剤が散布される。また、前記コントロール盤1
2は、貯蔵槽3と混合槽5との間の配管7に設けられた
前記各流量計8をコントロールして、混合槽5にて作成
される散布剤の配合割合を自動制御することもできる。
一方、所定域において散布した散布剤のうちの余剰分は
、後述する集水手段によって集水し、排水溝21や排水
管30等を経て、自然流下あるいはポンプ圧送によって
貯水池31に流送する。貯水池31には、曝気袋W32
が備えられ、貯水池31の水質を浄化する。貯水池31
に貯えられた余剰散布剤は、貯水池31と混合槽5との
間に設けた移送管33を経て混合槽5に移送し、必要に
応じて各種肥料及び/又は農薬を添加して配合調製を行
なった後に、混合槽5において新たに作成する散布剤の
中に投入し、再利用する。このように、余剰散布剤を循
環再利用する閉回路にて散布を行なうので、散布剤が外
部流出しない。
第2図は、本発明に用いる前記集水手段の一例を示す。
グリーン20の周囲には排水溝21が施設され、排水桝
22及び排水管23を介して貯水タンク24に連通して
いる。また、グリーン20によって覆われる地中には、
所定厚さの砂等からなるフィルター材25が防水シート
26の上に敷設されている。フィルター材25の中には
穿孔27aを有する集水管27.27’ が埋設され、
これらは集水桝28及び排水管29を介して前記排水桝
22に連通し、さらに貯水タンク24に連通する。
スプリングクーラー10からグリーン20に散布した散
布剤は、グリーン20の表面を流れるとともに地中に浸
透する。表面を流れる散布剤は、その余剰分が前記排水
溝21に流入し、排水桝22及び排水管23を経て貯水
タンク24に回収される、一方、地中に浸透する散布剤
は、その余剰分が前記フィルター材25を通って集水管
27に流入し、集水桝28及び排水管29並びに排水桝
22及び排水管23を経て貯水タンク24に回収される
。シート26は、余剰散布剤の地下水や雨水排水への混
入を防止する。回収された余剰散布剤は、タンク車(図
示せず)等によって混合槽5に移送し、必要に応じて各
種肥料及び/又は農薬を添加しての配合調製を行なった
後に、混合槽5にて新たに作成する散布剤の中に混入し
、再利用する。回収した前記余剰散布剤を、第1図に示
すように、排水溝21や排水管3o等を経て、またはタ
ンク車等によって貯水池31に移送してもよい。
〈発明の効果〉 本発明では、上述のように、所定域における散布剤の最
適散布量を各種情報から演算し、それによって散布量を
制御するので、散布剤の過剰散布や散布不足を回避し、
それによる根ぐされや芝枯れを防止して、効率の良い、
ゴルフ場の芝生の維持・管理を行なうことができる。
また、本発明では、散布する散布剤の余剰分を回収し、
閉回路にて循環再利用するので、余剰散布剤が地下水や
雨水排水の中に混入しない。したがって、周辺地域の環
境を汚染することがなく、特に有毒な散布剤を使用する
場合でも人体への影響を懸念する必要がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によって、肥料や農薬をゴルフ場の芝
草へ散布する状況を示す説明図、第2図は、本発明に用
いる集水手段の一例を示す一部破断斜視図である。 5・・混合槽、9・・給送ポンプ、10・・スプリング
クーラー、11・・散布剤流量計、12・・コントロー
ル盤、13・・給送配管、21・・排水溝、27.27
’  ・・集水管、24・・貯水タンク、31・・貯水
池、33・・移送管。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)肥料又は農薬あるいはこれらの混合物を散布剤とし
    、これを土壌、季節など芝草の環境に応じた配合割合に
    て混合する散布剤混合槽と、該混合槽からポンプにより
    散布剤を、流体経路を流送して所定域の芝生に散布する
    散布器具と、該散布器具における散布時の散布量を、予
    め入力した芝草の生育情報、天候情報、土壌情報などの
    生育データから演算し、流量計により芝草の生育に最適
    の散布量をコントロールするようにした制御装置とを備
    えてなるゴルフ場における芝草への散布装置。 2)肥料又は農薬あるいはこれらの混合物を散布剤とし
    、これを芝草の環境に応じた配合割合にて散布剤として
    混合する混合工程と、該工程における散布剤を、芝草の
    生育情報、天候情報、土壌情報などの生育データから散
    布時における最適の散布量を演算し、流量計をコントロ
    ールして所定域の芝草に散布する散布工程と、該工程で
    散布した散布剤の余剰分を前記芝草の所定域から集水し
    て貯水する貯水工程と、該工程において回収した散布剤
    を前記混合工程に移送し、かつ余剰散布剤を、該混合工
    程にもどして再使用することにより、前記各工程を、閉
    回路としたゴルフ場における芝草への散布方法。 3)前記貯水工程が、散布剤を散布した芝草の所定域を
    複数地域とし、これらに布設したシート及び配水管から
    それぞれ集水して貯水池に貯水するものである前記請求
    項2に記載のゴルフ場における芝草への散布方法。 4)前記貯水工程が、散布剤を散布した芝草の所定域に
    布設したシート及び集水管から集水して貯水タンク毎に
    貯水するものである前記請求項2に記載のゴルフ場にお
    ける芝草への散布方法。
JP13403590A 1990-05-25 1990-05-25 ゴルフ場における芝草への散布装置及びその装置を使用した散布方法 Pending JPH0430713A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019170243A (ja) * 2018-03-28 2019-10-10 カン・ミョンス 農薬供給機

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JP2019170243A (ja) * 2018-03-28 2019-10-10 カン・ミョンス 農薬供給機

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