JPH0430479Y2 - - Google Patents

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JPH0430479Y2
JPH0430479Y2 JP1986149083U JP14908386U JPH0430479Y2 JP H0430479 Y2 JPH0430479 Y2 JP H0430479Y2 JP 1986149083 U JP1986149083 U JP 1986149083U JP 14908386 U JP14908386 U JP 14908386U JP H0430479 Y2 JPH0430479 Y2 JP H0430479Y2
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JP
Japan
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bellows
tube
bellows body
joint member
pipe
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JP1986149083U
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JPS6353990U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、冷暖房施設等において、流体(気体
または液体)を移動し輸送する管体の接続に用い
るジヨイント部材に関するものである。
従来の技術 従来、自動車の気化器の吸入管等において、蛇
腹状の可撓性管を二重にした構造を有する流体輸
送管は、実公昭51−38038号公報に記載されてい
るものが知られている。
考案が解決しようとする問題点 ところで、上記蛇腹状の可撓性管は、管体を接
続するためのジヨイント部材としても用いること
ができるが、伸長時または収縮時における内側の
可撓性管と外側の可撓性管の収縮伸長率が異なる
ので、特に収縮時において外側の可撓性管が外れ
る虞れがある。また、内側の可撓性管に外側の可
撓性管を被せる際に、両者が共に蛇腹状であると
ころから、その山部をつぶす虞れがあるばかりで
なく、外側の可撓性管の装着作業が非常に難し
い。また、この種の蛇腹状の可撓性管は一般にブ
ロー成形により形成されるので、その山部が薄く
なつて断熱性に劣る欠点を有する。
本考案は、このような従来のものの問題点に鑑
み、断熱性が高いものであり、たとえ大きく伸長
させても外側の可撓性管が外れる虞れがなく、ま
た、蛇腹体の両端部を摺動伸縮自在の管体の周面
に沿つて移動させるのみで外側を覆う蛇腹体の装
着が円滑かつ容易にでき、しかも蛇腹体が伸縮す
る際にその山部および谷部が内側に陥没すること
がなく、蛇腹体の谷部はその両端部以上に大径で
あつて摺動伸縮自在の管体より離れていて管体に
噛み込むことがなく、さらに流体の接触面が滑ら
かでその流れを乱すことがない等、きわめて優れ
た有用性の高いジヨイント部材を提供することを
目的とするものである。
問題点を解決するための手段 本考案は、その目的を達成するための技術的手
段を次のように構成した。
すなわち、本考案に係るジヨイント部材は、一
方の管体と他方の管体とを接続する伸縮自在のジ
ヨイント部材であつて、摺動伸縮自在の管体と、
その外側を覆う蛇腹体とで構成され、上記摺動伸
縮自在の管体の両端部には周面に沿つて凸条を形
成し、蛇腹体の両端部に上記凸条に密嵌合する凹
条を形成して伸縮自在の管体の両端部に蛇腹体の
両端部を密嵌合し、伸縮自在の管体と蛇腹体との
間に中空部を形成するとともに、蛇腹体の谷部の
内径をその両端部の内径以上の大径に形成したこ
とを特徴とするものである。
作 用 ジヨイント部材は、その内側が摺動伸縮自在の
管体で構成され、その外側が蛇腹体で覆われてい
るので、全体として伸縮自在であるが、内側の摺
動伸縮自在の管体と外側の蛇腹体はその両端間に
おける伸長収縮率が等しくなり、伸長時または収
縮時に外側の蛇腹体が外れる虞れはない。また、
ジヨイント部材はその内側が滑らかな摺動伸縮自
在の管体で構成されているので、流体の流れを乱
したりそれを妨げることがなく、摺動伸縮自在の
管体と蛇腹体との間は中空部となつていて、この
中空部によつて内部と外部との間の断熱性が高く
なる。外側の蛇腹体の内側には、摺動伸縮自在の
管体があるので、伸長時に蛇腹体の山部および谷
部が内側に陥没することがなく、たとえ大きく伸
縮させても蛇腹体は良好な状態を保持する。
実施例 本考案の実施例を図面について説明する。
図面において、1はジヨイント部材であつて、
このジヨイント部材1は、一方の管体2と他方の
管体3を接続するものである。上記ジヨイント部
材1は、内側の摺動伸縮自在の管体4とその外側
を覆う蛇腹体5とで構成されており、内側の管体
4の両端部には、外側の蛇腹体5の両端部が密閉
状に嵌合されている。すなわち、管体4の両端部
には密閉状に嵌合するための螺旋凸条6が周面に
沿つて形成されており、蛇腹体5の両端部にはそ
れに対応する螺旋凹条7が形成されていて、管体
4の螺旋凸条6に蛇腹体5の螺旋凹条7に密嵌合
することによつて両者間が密閉状態に保持される
ようになつている。そして、蛇腹体5の谷部の内
径はその両端部の内径以上の大径に形成され、管
体4と蛇腹体5の間には密閉状の中空部8が形成
されている。なお、一方の管体2と他方の管体3
の端部に対して上記摺動伸縮自在の管体4の両端
部を密に嵌合してその間の接続をするものであ
る。摺動伸縮自在の管体4と蛇腹体5はブロー成
形により形成されている。
前記のジヨイント部材1は、内側の摺動伸縮自
在の管体4と外側の蛇腹体5によつて構成されて
いるので、その両端間について伸縮自在である。
したがつて、一方の管体2と他方の管体3の対向
間隔が異なつてもそれに応じた長さにして両管体
2,3を接続することができる。
ジヨイント部材1は、外側の蛇腹体5の内側に
摺動伸縮自在の管体4を有するので、伸縮時に蛇
腹体5が大きく変形する力を受けても、その山部
および谷部が内側に大きく陥没する虞れがなく、
常に良好な状態を保持するとともに、蛇腹体5の
谷部の内径がその両端部の内径以上の大径である
から、蛇腹体5の谷部が摺動伸縮自在の管体4に
噛み込む虞がない。
ところで、蛇腹体5の内側は管体4があり、こ
の管体4の外面が滑らかであるから、蛇腹体5の
装着に際してその山部や谷をつぶしたり破損する
虞れがない。内側の管体4と外側の蛇腹体5の間
は密閉状の中空部8となつており、かつ内側の管
体4は肉厚が均一であるので、ジヨイント部材1
は断熱効果が大である。ジヨイント部材1の内側
は管体4によつて滑らかであるから、流体に対す
る流動抵抗がきわめて小さく、しかもその流れを
乱すこともない。
なお、本考案のジヨイント部材1と接続される
管体は冷暖房施設等において流体を移動し、輸送
するダクトやこれらの装置自体に直接設けられた
管部を含むものとする。
考案の効果 本考案によれば、断熱性が高いうえ、たとえ大
きく伸長させても外側の蛇腹体が外れる虞がな
く、また、外側を覆う蛇腹体を摺動伸縮自在の管
体の周面に沿つて移動させるのみで円滑かつ容易
に装着することができ、しかも蛇腹体が伸縮する
際にその山部および谷部が内側に陥没することが
なく、蛇腹体の谷部はその両端部以上に大径であ
つて摺動伸縮自在の管体より離れていて摺動伸縮
自在の管体に噛み込むことがなく、さらに流体の
接触面が滑らかでその流れを乱すことがない等、
きわめて優れた有用性の高いジヨイント部材を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図はジヨ
イント部材の全体側面図、第2図は同上拡大縦断
側面図、第3図は収縮した態様を示す縦断側面図
である。 1……ジヨイント部材、2……一方の管体、3
……他方の管体、4……摺動伸縮自在の管体、5
……蛇腹体、6……螺旋凸条、7……螺旋凹条、
8……中空部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一方の管体と他方の管体とを接続する伸縮自在
    のジヨイント部材であつて、摺動伸縮自在の管体
    と、その外側を覆う蛇腹体とで構成され、上記摺
    動伸縮自在の管体の両端部には周面に沿つて凸条
    を形成し、蛇腹体の両端部に上記凸条に密嵌合す
    る凹条を形成して伸縮自在の管体の両端部に蛇腹
    体の両端部を密嵌合し、伸縮自在の管体と蛇腹体
    との間に中空部を形成するとともに、蛇腹体の谷
    部の内径をその両端部の内径以上の大径に形成し
    たことを特徴とするジヨイント部材。
JP1986149083U 1986-09-29 1986-09-29 Expired JPH0430479Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986149083U JPH0430479Y2 (ja) 1986-09-29 1986-09-29

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JP1986149083U JPH0430479Y2 (ja) 1986-09-29 1986-09-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6353990U JPS6353990U (ja) 1988-04-11
JPH0430479Y2 true JPH0430479Y2 (ja) 1992-07-22

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ID=31063957

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JPS6353990U (ja) 1988-04-11

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