JPH04292493A - 電熱化学爆薬および電熱化学爆薬着火装置 - Google Patents
電熱化学爆薬および電熱化学爆薬着火装置Info
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- JPH04292493A JPH04292493A JP5510891A JP5510891A JPH04292493A JP H04292493 A JPH04292493 A JP H04292493A JP 5510891 A JP5510891 A JP 5510891A JP 5510891 A JP5510891 A JP 5510891A JP H04292493 A JPH04292493 A JP H04292493A
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- explosive
- porous aluminum
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Landscapes
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電熱化学爆薬および電
熱化学爆薬着火装置に関し、特に、アルミニウム体と水
の化学反応を利用し、鉱山、トンネル工事、ビルディン
グの解体および弾丸の発射等を行うための新規な改良に
関する。
熱化学爆薬着火装置に関し、特に、アルミニウム体と水
の化学反応を利用し、鉱山、トンネル工事、ビルディン
グの解体および弾丸の発射等を行うための新規な改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種の爆薬とし
ては種々あるが、その中で代表的なものについて述べる
と、例えば、特開昭63−221857号公報に開示さ
れた破砕装置を挙げることができる。すなわち、一対の
電極を有する爆砕本体部の爆発室内に水からなる蒸発剤
を設け、大電流放電を用いて蒸発剤を蒸発させ、この時
の蒸発剤による超高圧状態を爆砕本体部を爆砕すると共
に、この時の爆砕力によって岩石等を破砕するようにし
ていた。
ては種々あるが、その中で代表的なものについて述べる
と、例えば、特開昭63−221857号公報に開示さ
れた破砕装置を挙げることができる。すなわち、一対の
電極を有する爆砕本体部の爆発室内に水からなる蒸発剤
を設け、大電流放電を用いて蒸発剤を蒸発させ、この時
の蒸発剤による超高圧状態を爆砕本体部を爆砕すると共
に、この時の爆砕力によって岩石等を破砕するようにし
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の爆薬は、以上の
ように構成されていたため、次のような課題が存在して
いた。すなわち、前述の電熱による爆破装置では、作動
液としての水中でのエネルギー発生を伴わないために、
エネルギー変換効率が極めて低く、所要の圧力を得るに
は、大型のコンデンサ電源を用いざるを得ず、可搬型と
しては致命的な欠点を有するものであった。
ように構成されていたため、次のような課題が存在して
いた。すなわち、前述の電熱による爆破装置では、作動
液としての水中でのエネルギー発生を伴わないために、
エネルギー変換効率が極めて低く、所要の圧力を得るに
は、大型のコンデンサ電源を用いざるを得ず、可搬型と
しては致命的な欠点を有するものであった。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、アルミニウム体と水の化学
反応を利用し、鉱山、トンネル工事、ビルディングの解
体および弾丸の発射等を行うようにした電熱化学爆薬お
よび電熱化学爆薬着火装置を提供することを目的とする
。
めになされたもので、特に、アルミニウム体と水の化学
反応を利用し、鉱山、トンネル工事、ビルディングの解
体および弾丸の発射等を行うようにした電熱化学爆薬お
よび電熱化学爆薬着火装置を提供することを目的とする
。
【0005】本発明による電熱化学爆薬は、水を含浸し
た多孔質アルミニウム体を有し、前記多孔質アルミニウ
ム体の温度を約600℃以上として反応を開始するよう
にした構成である。
た多孔質アルミニウム体を有し、前記多孔質アルミニウ
ム体の温度を約600℃以上として反応を開始するよう
にした構成である。
【0006】さらに、詳細には、前記多孔質アルミニウ
ム体は、少なくとも一対よりなる構成である。
ム体は、少なくとも一対よりなる構成である。
【0007】本発明による電熱化学爆薬着火装置は、水
を含浸した多孔質アルミニウム体を放電電極とし、この
放電電極に接続されたコンデンサ電源により、前記多孔
質アルミニウム体を起爆するようにした構成である。
を含浸した多孔質アルミニウム体を放電電極とし、この
放電電極に接続されたコンデンサ電源により、前記多孔
質アルミニウム体を起爆するようにした構成である。
【0008】さらに詳細には、前記アルミニウム体は、
アルミニウムペレットを圧縮・固化して水を含浸させた
構成である。
アルミニウムペレットを圧縮・固化して水を含浸させた
構成である。
【0009】
【作用】本発明による電熱化学爆薬および電熱化学爆薬
着火装置において、多孔質アルミニウム体にコンデンサ
電源からの電源を供給すると、アーク放電により多孔質
アルミニウム体は約600℃以上の温度状態となると共
に、高温アルミニウム気体となり、同時に含浸された水
を蒸発させ、アルミニウム気体と水蒸気の混合した極度
に活性な気体となる。この活性な気体は瞬時に爆発的に
化合するため、この時の圧力を活用して岩石を破砕した
り、弾丸を加速することができる。
着火装置において、多孔質アルミニウム体にコンデンサ
電源からの電源を供給すると、アーク放電により多孔質
アルミニウム体は約600℃以上の温度状態となると共
に、高温アルミニウム気体となり、同時に含浸された水
を蒸発させ、アルミニウム気体と水蒸気の混合した極度
に活性な気体となる。この活性な気体は瞬時に爆発的に
化合するため、この時の圧力を活用して岩石を破砕した
り、弾丸を加速することができる。
【0010】
【実施例】以下、図面と共に本発明による電熱化学爆薬
および電熱化学爆薬着火装置の好適な実施例について詳
細に説明する。
および電熱化学爆薬着火装置の好適な実施例について詳
細に説明する。
【0011】図において符号1で示されるものは、電気
絶縁性の容器であり、この容器1内には、陽極の放電電
極としての第1多孔質アルミニウム体2および陰極の放
電電極としての第2多孔質アルミニウム体3が配設され
ている。
絶縁性の容器であり、この容器1内には、陽極の放電電
極としての第1多孔質アルミニウム体2および陰極の放
電電極としての第2多孔質アルミニウム体3が配設され
ている。
【0012】前記各多孔質アルミニウム体2,3は、前
記容器1に互いに離間して設けられた陽極固定棒4およ
び陰極固定棒5に接続されて前記容器1内に配設されて
いる。
記容器1に互いに離間して設けられた陽極固定棒4およ
び陰極固定棒5に接続されて前記容器1内に配設されて
いる。
【0013】前記各固定棒4,5間には、コンデンサ電
源6と第1スイッチ7が直列に接続されており、このコ
ンデンサ電源6の一端はグランド8に接地されている。
源6と第1スイッチ7が直列に接続されており、このコ
ンデンサ電源6の一端はグランド8に接地されている。
【0014】前記コンデンサ電源6の両端間には、抵抗
器9,電圧源10および第2スイッチ11が直列に接続
されている。なお、前記各多孔質アルミニウム体2,3
は、例えば、多数のアルミニウムペレットを圧縮・固化
して水を含浸させた場合、又は、低圧鋳造によって、形
成されたアルミダイキャストに圧力を介して水を含浸さ
せることにより構成されている。
器9,電圧源10および第2スイッチ11が直列に接続
されている。なお、前記各多孔質アルミニウム体2,3
は、例えば、多数のアルミニウムペレットを圧縮・固化
して水を含浸させた場合、又は、低圧鋳造によって、形
成されたアルミダイキャストに圧力を介して水を含浸さ
せることにより構成されている。
【0015】次に、前述の構成において、本発明による
電熱化学爆薬および電熱化学爆薬着火装置を作動させる
場合について説明する。
電熱化学爆薬および電熱化学爆薬着火装置を作動させる
場合について説明する。
【0016】まず、前もって、各多孔質アルミニウム体
2,3間の距離Dに、第1スイッチを閉じると直ちに放
電が開始されるような間隔に設定する。
2,3間の距離Dに、第1スイッチを閉じると直ちに放
電が開始されるような間隔に設定する。
【0017】次に、第2スイッチ11を閉じてコンデン
サ電源6が電圧源10によって充電された後、第2スイ
ッチ11を開いて第1スイッチ7を閉じると、各多孔質
アルミニウム体2,3間にアーク放電11が発生する。
サ電源6が電圧源10によって充電された後、第2スイ
ッチ11を開いて第1スイッチ7を閉じると、各多孔質
アルミニウム体2,3間にアーク放電11が発生する。
【0018】このアーク放電発生時には、各多孔質アル
ミニウム体2,3の温度は約600℃以上となり、この
アーク放電11によって各多孔質アルミニウム体2,3
と、これらの中に含浸されている水は瞬時に高温の気体
となり、周知の化学反応を起し、Al2O3が形成され
ると同時に、大量の熱と水素を爆発的に発生する。
ミニウム体2,3の温度は約600℃以上となり、この
アーク放電11によって各多孔質アルミニウム体2,3
と、これらの中に含浸されている水は瞬時に高温の気体
となり、周知の化学反応を起し、Al2O3が形成され
ると同時に、大量の熱と水素を爆発的に発生する。
【0019】この爆発的な圧力を用いることにより、岩
石の破砕、ビルディングの解体、弾丸の加速発射等を行
うことができる。なお、この多孔質アルミニウム体2,
3に形成され多孔質を形成するための空孔(図示せず)
の平均半径aと単位体積内の空孔の数nは、この空孔中
に含浸された水の質量と多孔質アルミニウム体2,3の
質量がほぼ等しくなると云う条件の下に、次の関係を満
たすことができる。すなわち、na3≒0.38である
。
石の破砕、ビルディングの解体、弾丸の加速発射等を行
うことができる。なお、この多孔質アルミニウム体2,
3に形成され多孔質を形成するための空孔(図示せず)
の平均半径aと単位体積内の空孔の数nは、この空孔中
に含浸された水の質量と多孔質アルミニウム体2,3の
質量がほぼ等しくなると云う条件の下に、次の関係を満
たすことができる。すなわち、na3≒0.38である
。
【0020】
【発明の効果】本発明による電熱化学爆薬および電熱化
学爆薬着火装置は、以上のように構成されているため、
次のような効果を得ることができる。すなわち、一定温
度(約600℃)を越えると化学的に活性となる、例え
ば、水を含浸した多孔質アルミニウムを用いて放電電極
を形成し、この放電電極間の放電の開始により爆発力を
得るように構成しているため、電圧源を小形化すること
ができると共に、投入した電気エネルギーの数10〜数
100倍のエネルギーを発生することができる。従って
、小型であるにも拘わらず、大型に相当する爆発力を得
ることができ、鉱山、トンネル工事、ビルディングの解
体、弾丸の発射を効率的に行うことができる。
学爆薬着火装置は、以上のように構成されているため、
次のような効果を得ることができる。すなわち、一定温
度(約600℃)を越えると化学的に活性となる、例え
ば、水を含浸した多孔質アルミニウムを用いて放電電極
を形成し、この放電電極間の放電の開始により爆発力を
得るように構成しているため、電圧源を小形化すること
ができると共に、投入した電気エネルギーの数10〜数
100倍のエネルギーを発生することができる。従って
、小型であるにも拘わらず、大型に相当する爆発力を得
ることができ、鉱山、トンネル工事、ビルディングの解
体、弾丸の発射を効率的に行うことができる。
【図1】本発明による電熱化学爆薬および電熱化学爆薬
着火装置を示す構成図である。
着火装置を示す構成図である。
2 多孔質アルミニウム体(放電電極)3
多孔質アルミニウム体(放電電極)6 コンデ
ンサ電源
多孔質アルミニウム体(放電電極)6 コンデ
ンサ電源
Claims (5)
- 【請求項1】 水を含浸した多孔質アルミニウム体(
2,3)を有し、前記多孔質アルミニウム体(2,3)
の温度を約600℃以上とすることにより反応を開始す
るように構成した電熱化学爆薬。 - 【請求項2】 前記多孔質アルミニウム体(2,3)
は少なくとも一対よりなることを特徴とする請求項1記
載の電熱化学爆薬。 - 【請求項3】 水を含浸した多孔質アルミニウム体(
2,3)を放電電極とし、この放電電極に接続されたコ
ンデンサ電源(6)により、前記多孔質アルミニウム体
(2,3)を起爆するようにした電熱化学爆薬着火装置
。 - 【請求項4】 前記多孔質アルミニウム体(2,3)
は、アルミニウムペレットを圧縮・固化して水を含浸さ
せた構成よりなることを特徴とする請求項1記載の電熱
化学爆薬。 - 【請求項5】 前記多孔質アルミニウム体(2,3)
は、アルミニウムペレットを圧縮・固化して水を含浸さ
せた構成よりなることを特徴とする請求項2又は3記載
の電熱化学爆薬着火装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5510891A JPH04292493A (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 電熱化学爆薬および電熱化学爆薬着火装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5510891A JPH04292493A (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 電熱化学爆薬および電熱化学爆薬着火装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04292493A true JPH04292493A (ja) | 1992-10-16 |
Family
ID=12989559
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5510891A Pending JPH04292493A (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 電熱化学爆薬および電熱化学爆薬着火装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04292493A (ja) |
-
1991
- 1991-03-19 JP JP5510891A patent/JPH04292493A/ja active Pending
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