JPH04290211A - 磁力機関 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、磁力によって作動さ
せることができる磁力機関に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】これまでは、ピストン機関としては、蒸
気機関と内燃機関があった。またこれに代わるものとし
てはモーターがあった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来モーターでピスト
ン機関を代用するには限界があった。それは送電線なし
のバッテリーのみの使用では、ピストン機関の様な大馬
力が出せなかった事にある。又、小馬力のために、発電
機を回わしながらの作動も不可能な為に、バッテリーの
蓄電容量だけで作動させていた。したがって作動時間も
短かく、極めてエネルギー効力が悪かった。又、従来の
機関は、騒音・大気汚染等の問題が数多くあった。その
為に作動場所が限定される事も少なくなかった。又、こ
れらの機関を車両等へ使用した場合、燃料とこれに伴う
部品で大型化・重量化し、エネルギーの利用効率は非常
に悪かった。これらの原因は燃料を使用する機関だから
である。この発明が解決しようとする課題は、これらの
公害をなくし、エネルギー効率を良くし、大馬力の機関
を作るにはどのような手段を講じればよいかという点に
ある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】以上のような課題を解決
するためのものとしてこの発明に係る磁力機関は次のよ
うにした。すなわち、この機関は上部シリンダーの内部
にコイルを巻いたものを採用した。

【０００５】

【作　　用】この磁力機関は次のように作動する。まず
回転軸に連動されたタイミングスイッチ（４）が入る事
により、コイル（３）に電気が流れ磁力が起る。そこで
ピストン（１）が上部シリンダー（２）の中へ吸い込ま
れる。それと同時にクランク（７）は引かれて回転軸（
８）は回転する。ピストン（１）がシリンダー上部まで
吸いこまれると同時にタイミングスイッチ（４）によっ
て電源は切られ磁力もなくなる。次にコイル（１２）の
電源が入り、同じ作動をする。この作動の繰返しによっ
て回転軸は、発電機（９）と歯車（５）を回わす。

【０００６】

【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。 （イ）　　コイル（３）（１２）は電圧２４ボルト、消
費電流１８アンペア、最高吸引力９０ｋｇをもつコイル
を使用する。本実施例での磁力機関のコイルは２個使用
して消費電流は計３６アンペアとした。バッテリー（１
０）は電圧２４ボルト、６０アンペアのものを使用する
。又発電機は電圧２４ボルト、６０アンペアのものを使
用する。まず、タイミングスイッチ（４）によってコイ
ル（３）に電気が流れる。そこでピストン（１）は上部
シリンダー（２）の中へ吸い込まれる。同時にクランク
（７）は最高時で９０ｋｇの力で引き上げられ、回転軸
は回転する。ピストン（１）が上部シリンダー（２）の
内部、最上部まで入ると同時に、タイミングスイッチ（
４）によって電源は切れ磁力もなくなる。そしてコイル
（３）の電源が切れると同時に交代でコイル（１２）に
電源が入り、同じ作動をする。このくり返しの作動によ
って、回転軸（８）は強力に回転し、発電機（９）と歯
車（５）を回わす。

【０００７】

【発明の効果】本発明は以上のような構造で作動するた
め、バッテリー１台でも従来の機関のような大馬力が出
せるようになった。又大馬力により、発電機を回わす事
もでき、作動時にバッテリーへ充電できる。したがって
発電容量以内のコイル使用で作動させるので、外部から
の充電をしなくても長時間の連続作動が可能になった。 又この磁力機関は、燃料を使用しないので、小型軽量に
なり、騒音・大気汚染等の公害もなくなる。以上の事に
より、従来のモーター・機関と比べてエネルギー利用効
率も極めて良くなった。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の構造を示す断面図である。

【符号の説明】

（１）　　ピストン （２）　　上部シリンダー （３）　　コイル （４）　　タイミングスイッチ （５）　　歯車 （６）　　下部シリンダー （７）　　クランク （８）　　回転軸 （９）　　発電機 （１０）バッテリー （１１）上部シリンダー （１２）コイル

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 【請求項Ｉ】　　コイルを設けた機関