JPH0427977B2 - - Google Patents

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JPH0427977B2
JPH0427977B2 JP58112459A JP11245983A JPH0427977B2 JP H0427977 B2 JPH0427977 B2 JP H0427977B2 JP 58112459 A JP58112459 A JP 58112459A JP 11245983 A JP11245983 A JP 11245983A JP H0427977 B2 JPH0427977 B2 JP H0427977B2
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JP
Japan
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group
general formula
compound
formula
lower alkyl
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JP58112459A
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Shoei Eda
Mikio Hori
Naosuke Matsura
Sanji Yasumoto
Hiroshi Matsumoto
Ichiro Yamawaki
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Taiho Pharmaceutical Co Ltd
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Taiho Pharmaceutical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

本発明は新規なスルフアイド化合物に関する。
本発明のスルフアイド化合物は下記一般式()
で表わされる。 [式中R1は低級アルキル基を示し、R2は水素
原子又は低級アルキル基を示す。R3はR2が水素
原子の時、シクロヘキシル基、カルボキシメチル
基、低級アシルフエニル基、テトラゾリルカルバ
モイルフエニル基、カルボキシメチルフエニル
基、3−(2−オキソ−4−ハイドロキシテトラ
ハイドロフリル)オキシフエニル基、低級アルコ
キシカルボニルメチルカルバモイルフエニル基又
は基
The present invention relates to novel sulfide compounds.
The sulfide compound of the present invention has the following general formula ()
It is expressed as [In the formula, R 1 represents a lower alkyl group, and R 2 represents a hydrogen atom or a lower alkyl group. When R 2 is a hydrogen atom, R 3 is a cyclohexyl group, carboxymethyl group, lower acylphenyl group, tetrazolylcarbamoylphenyl group, carboxymethylphenyl group, 3-(2-oxo-4-hydroxytetrahydrofuryl)oxyphenyl group, lower alkoxycarbonylmethylcarbamoylphenyl group or group

【式】(R4は低級アルキル基、ハ ロゲン原子又は水酸基を示す)を示し、R2が低
級アルキル基の時、フエニル基を示す。更にR2
及びR3は互いに結合してペンタメチレン鎖とな
り、之等の結合する窒素原子と共に複素環基を形
成してもよい。 上記一般式()中R1,R2,R3及びR4で表わ
される低級アルキル基としては炭素数1〜6のア
ルキル基、例えばメチル、エチル、プロピル、イ
ソプロピル、ブチル、イソブチル、t−ブチル、
ペンチル、ヘキシル基等を例示できる。 一般式()中R3で表わされる低級アシルフ
エニル基を構成する低級アシル基としては、炭素
数2〜6のアシル基例えばアセチル、プロピオニ
ル、ブチリル、ピバロイル、カプロイル基等を、
低級アルコキシカルボニルメチルカルバモイルフ
エニル基を構成する低級アルコキシカルボニルメ
チルカルバモイル基としては、炭素数4〜9のア
ルコキシカルボニルメチルカルバモイル基例えば
メトキシカルボニルメチルカルバモイル、エトキ
シカルボニルメチルカルバモイル、プロピルオキ
シカルボニルメチルカルバモイル、イソプロピル
オキシカルボニルメチルカルバモイル、ブトキシ
カルボニルメチルカルバモイル、t−ブトキシカ
ルバモイル、ヘキシロキシカルボニルメチルカル
バモイル基等を夫々例示することができる。R4
で示されるハロゲン原子としては、弗素、塩素、
臭素、沃素原子を例示できる。 また上記一般式()中R2及びR3は互いに結
合してペンタメチレン鎖を形成することができ
る。 本発明の上記一般式()で表わされるスルフ
アイド化合物は、例えば下記反応式(A)に示す方法
に従い、一般式()で表わされ抗アレルギー作
用を有するスルホニウム化合物を容易に誘導する
ことができ、かかる抗アレルギー作用を有する医
薬品の合成原料として有用である。 反応式(A) [各式中R1,R2及びR3は上記に同じ。R6は低
級アルキル基及びYは酸残基を示す。] 上記反応式(A)に示す反応は、溶媒中または無溶
媒で、約−30〜150℃、好ましくは0〜100℃の温
度条件下に、約0.5〜72時間を要して行なわれる。
溶媒としてはメタノール、エタノール、プロパノ
ール等のアルコール類;アセトニトリル、ニトロ
メタン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホ
キサイド等の極性溶媒;メチレンクロライド、ク
ロロホルム等のハロゲン化炭化水素;ベンゼン、
トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類;エチ
ルエーテル、プロピルエーテル等のエーテル類;
その他アセトン、石油エーテル、酢酸エチル、水
及びこれら溶媒の混合溶媒等を使用できる。反応
は必要に応じて密閉容器中で行なうことができ
る。また一般式()で表わされる化合物は、通
常本発明の一般式()で表わされるスルフアイ
ド化合物に対して、過剰量、好ましくは約1〜4
倍モル量用いられる。上記反応式(A)に示す一般式
()で表わされるスルホニウム化合物の合成の
詳細は、後記参考例に示す通りである。 以下本発明化合物の製造につき詳述する。 本発明の化合物は種々の方法で製造され、例え
ば下記反応式(B)に示される方法で容易に製造され
る。 反応式(B) [各式中R1,R2及びR3は上記に同じ。] 上記反応式(B)に示される方法は、一般式()
で表わされるカルボン酸と、一般式()で表わ
されるアミンとの、通常のアミド結合生成反応を
利用したものである。上記方法においては一般式
()のカルボン酸に代えて、そのカルボキシル
基が活性化された化合物を用いてもよく、また一
般式()のアミンに代えて、そのアミノ基が活
性化された化合物を用いてもよい。之等各原料化
合物を用いたアミド結合生成反応においては、公
知のアミド結合生成反応と同様の反応条件、操作
等を採用することができる。該反応はより詳細に
は以下の各方法のいずれかに従い容易に実施する
ことができる。 (イ) カルボン酸ハライド法;即ち一般式()の
カルボン酸のハライド化合物に、一般式()
のアミンを反応させる方法 (ロ) ジシクロヘキシルカルボジイミド法;即ち一
般式()のカルボン酸とジシクロヘキシルカ
ルボジイミドと一般式()のアミンとを反応
させる方法 (ハ) カルボニルジイミダゾール法;即ち一般式
()のカルボン酸にカルボニルジイミダゾー
ルを反応させた後、生成物に一般式()のア
ミンを反応させる方法 (ニ) カルボン酸無水物法;即ち一般式()のカ
ルボン酸を例えば無水酢酸等の脱水剤によりカ
ルボン酸無水物とした後、これに一般式()
のアミンを反応させる方法 (ホ) カルボン酸エステル法;即ち一般式()の
カルボン酸と、例えば低級アルコール等との反
応により得られるエステルに、一般式()の
アミンを高温高圧下に反応させる方法 (ヘ) 活性エステル法;即ち一般式()のカルボ
ン酸を例えばp−ニトロフエニルエステル、N
−ヒドロキシコハク酸イミドエステル等の活性
エステルとした後、これに一般式()のアミ
ンを反応させる方法 (ト) 混合酸無水物法;即ち一般式()のカルボ
ン酸に例えばハロカルボン酸アルキルエステル
を反応させて混合酸無水物とし、これに一般式
()のアミンを反応させる方法 上記(イ)〜(ト)の方法のうちでは、(イ)に示すカルボ
ン酸ハライド法が特に好ましいものである。該カ
ルボン酸ハライド法において、一般式()のカ
ルボン酸のハライド化合物は、常法に従い一般式
()のカルボン酸とハロゲン化剤例えば塩化チ
オニル、オキシ塩化リン、オキシ臭化リン、五塩
化リン、五臭化リン等とを無溶媒又は適当な溶媒
中で反応させることにより得られる。該カルボン
酸ハライドと、一般式()のアミンとの反応
は、好ましくは塩基性化合物、例えばナトリウ
ム、カリウム等のアルカリ金属、これらの水素化
物、これらの水酸化物又はこれらの炭酸塩或いは
ピリジン、モルホリン、ピペリジン、ピペラジ
ン、トリエチルアミン等の存在下、無溶媒或いは
溶媒中、約0〜200℃、好ましくは約0〜100℃の
温度条件下に約0.1〜24時間を要して行なわれる。
一般式()のアミンは、カルボン酸ハライドに
対し、過剰量使用しても良いが、好ましくは理論
量の約1〜4倍モル量使用するのが良い。溶媒と
しては例えばクロロホルム、メチレンクロライ
ド、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素類;ジオ
キサン、テトラハイドロフラン、ジエチルエーテ
ル、イソプロピルエーテル等のエーテル等;ニト
ロメタン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスル
ホキシド等の極性溶媒類;ベンゼン、トルエン、
キシレン等の芳香族炭化水素類;酢酸メチル、酢
酸エチル等のエステル類及び水又はこれらの混合
溶媒等が有利に使用できる。 上記反応式(B)に示す反応に従い得られる一般式
()の本発明化合物は、通常用いられている分
離手段、例えば沈殿法、抽出法、再結晶法、蒸留
法、カラムクロマトグラフイーまたはプレパラテ
イブ薄層クロマトグラフイー等により容易に単
離、精製することができる。 以下本発明化合物の製造例を実施例として挙
げ、次いで本発明化合物からの抗アレルギー作用
を有するスルホニウム化合物の合成例を参考例と
して挙げ、本発明を更に詳しく説明する。 実施例 1 2−シクロヘキシルカルバモイルエチルメチル
スルフアイド(化合物)の合成 エーテル100mlにシクロヘキシルアミン21.4g
及びトリエチルアミン24.0gを溶解させる。これ
に、氷冷下、β−メチルメルカプトプロピオニル
クロライド30.0gを加える。室温で2時間撹拌
し、反応液を水洗する。芒硝脱水後、エーテル層
を濃縮し、残渣をシクロヘキサンより再結晶して
2−シクロヘキシルカルバモイルエチルメチルス
ルフアイド(化合物)42.5g(収率97.7%)を
得る。 mp93−94℃ 実施例 2 実施例1と同様の操作により、後記表に示す
化合物4を合成した。 実施例 3 2−(メチルフエニルカルバモイル)エチルメ
チルスルフアイド(化合物2)のの合成 ベンゼン1000mlにメチルアニリン10.7g及びピ
リジン9.49gを溶解させる。これに、氷冷下、β
−メチルカプトプロピオニルクロライド13.9gを
加える。室温で1時間撹拌し、反応液を水洗す
る。芒硝脱水後、ベンゼン層を濃縮し、残渣を減
圧蒸留して2−(メチルフエニルカルバモイル)
エチルメチルスルフアイド(化合物2)19.9g
(収率95.2%)を得る。 bp149−150℃/2mmHg 実施例 4 2−(カルボキシメチルカルバモイル)エチル
メチルスルフアイド(化合物3)の合成 水酸化ナトリウム8.5g及び水100mlにグリシン
7.51gを溶解し、氷冷下、β−メチルメルカプト
プロピオニルクロライド13.9gを滴下する。同温
度で1時間撹拌する。反応液を塩酸酸性にした
後、酢酸エチルで抽出する。酢酸エチル層を水洗
し、芒硝脱水後、濃縮する。残渣をクロロホルム
より再結晶して2−(カルボキシメチルカルバモ
イル)エチルメチルスルフアイド(化合物3)
16.5g(収率93.2%)を得る。 mp 97−98℃ 実施例 5 実施例4と同様の操作により、後記表に示す
化合物8、11、12、13、14及び15を合成した。 実施例 6 2−(4−アセチルフエニルカルバモイル)エ
チルメチルスルフアイド(化合物5)の合成 ジメチルホルムアミド20mlに4−アセチルアニ
リン13.5g及びトリエチルアミン15.2gを溶解
し、氷冷下β−メチルメルカプトプロピオニルク
ロライド13.9gを滴下する。滴下後室温で2時間
撹拌する。反応液を濃縮し、残渣を酢酸エチルで
抽出し、酢酸エチル層を水洗し、芒硝脱水後、濃
縮する。残渣をアセトニトリルより再結晶して、
2−(4−アセチルフエニルカルバモイル)エチ
ルメチルスルフアイド(化合物5)21.8g(収率
92.0%)を得る。 mp 107℃ 実施例 7 実施例6と同様の操作により、後記表に示す
化合物6、7、9及び10を合成した。 参考例 1 ジメチル−2−シクロヘキシルカルバモイルエ
チルスルホニウム p−トルエンスルホネート
の合成 2−シクロヘキシルカルバモイルエチルメチル
スルフアイド2.01gをメチレンクロライド30mlに
溶解後、これにp−トルエンスルホン酸メチル
5.58gを加えて室温で48時間撹拌する。反応液に
エーテルを加え不溶部を取し、エタノール−エ
ーテルより再結晶して、ジメチル−2−シクロヘ
キシルカルバモイルエチルスルホニウムp−トル
エンスルホネート3.68g(収率94.8%)を得る。 mp 187−188℃ 上記各実施例で得られた化合物(化合物1−
15)の構造と共に、各例における収率(%)並び
に各化合物のmp(℃)と元素分析値又はbp(℃)
と該磁気共鳴スペクトル(NMR)分析結果(δ
値、ppm)を下記表に示す。尚表中元素分析
値における( )を付して示した数値は計算値
(%)を、また( )を付さないで示した数値は
実測値(%)を示すものとする。またNMRは
DMSO−d6中、TMSを内部標準物質として測定
した値である。
[Formula] (R 4 represents a lower alkyl group, a halogen atom or a hydroxyl group), and when R 2 is a lower alkyl group, it represents a phenyl group. Further R 2
and R 3 may be bonded to each other to form a pentamethylene chain, and may form a heterocyclic group together with the nitrogen atom to which they are bonded. In the above general formula (), the lower alkyl group represented by R 1 , R 2 , R 3 and R 4 is an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, such as methyl, ethyl, propyl, isopropyl, butyl, isobutyl, t-butyl. ,
Examples include pentyl and hexyl groups. The lower acyl group constituting the lower acylphenyl group represented by R 3 in the general formula () includes acyl groups having 2 to 6 carbon atoms, such as acetyl, propionyl, butyryl, pivaloyl, caproyl groups, etc.
Examples of the lower alkoxycarbonylmethylcarbamoyl group constituting the lower alkoxycarbonylmethylcarbamoyl phenyl group include alkoxycarbonylmethylcarbamoyl groups having 4 to 9 carbon atoms, such as methoxycarbonylmethylcarbamoyl, ethoxycarbonylmethylcarbamoyl, propyloxycarbonylmethylcarbamoyl, isopropyloxy Examples include carbonylmethylcarbamoyl, butoxycarbonylmethylcarbamoyl, t-butoxycarbamoyl, hexyloxycarbonylmethylcarbamoyl, and the like. R4
The halogen atoms represented by include fluorine, chlorine,
Examples include bromine and iodine atoms. Furthermore, R 2 and R 3 in the above general formula () can be bonded to each other to form a pentamethylene chain. The sulfide compound represented by the above general formula () of the present invention can be easily derived into a sulfonium compound represented by the general formula () and having an antiallergic effect, for example, according to the method shown in the following reaction formula (A). , is useful as a raw material for the synthesis of pharmaceuticals having such anti-allergic effects. Reaction formula (A) [In each formula, R 1 , R 2 and R 3 are the same as above. R 6 represents a lower alkyl group and Y represents an acid residue. ] The reaction shown in the above reaction formula (A) is carried out in a solvent or without a solvent at a temperature of about -30 to 150°C, preferably 0 to 100°C, for about 0.5 to 72 hours.
Solvents include alcohols such as methanol, ethanol, and propanol; polar solvents such as acetonitrile, nitromethane, dimethylformamide, and dimethyl sulfoxide; halogenated hydrocarbons such as methylene chloride and chloroform; benzene,
Aromatic hydrocarbons such as toluene and xylene; ethers such as ethyl ether and propyl ether;
In addition, acetone, petroleum ether, ethyl acetate, water, a mixed solvent of these solvents, etc. can be used. The reaction can be carried out in a closed container if necessary. Further, the compound represented by the general formula () is usually used in an excess amount, preferably about 1 to 4
Used in twice the molar amount. Details of the synthesis of the sulfonium compound represented by the general formula () shown in the above reaction formula (A) are as shown in the Reference Examples below. The production of the compound of the present invention will be explained in detail below. The compound of the present invention can be produced by various methods, for example, easily produced by the method shown in Reaction Formula (B) below. Reaction formula (B) [In each formula, R 1 , R 2 and R 3 are the same as above. ] The method shown in the above reaction formula (B) is based on the general formula ()
This method utilizes the usual amide bond formation reaction between a carboxylic acid represented by the formula () and an amine represented by the general formula (). In the above method, instead of the carboxylic acid of the general formula (), a compound whose carboxyl group is activated may be used, and in place of the amine of the general formula (), a compound whose amino group is activated may also be used. In the amide bond-forming reaction using each of these raw material compounds, the same reaction conditions, operations, etc. as in known amide bond-forming reactions can be employed. More specifically, this reaction can be easily carried out according to any of the following methods. (a) Carboxylic acid halide method: In other words, a carboxylic acid halide compound of the general formula () is combined with the general formula ().
(b) Dicyclohexylcarbodiimide method; that is, a method of reacting a carboxylic acid of general formula () with dicyclohexylcarbodiimide and an amine of general formula () (c) Carbonyldiimidazole method; that is, a method of reacting a carboxylic acid of general formula () with an amine of general formula () A method in which a carboxylic acid is reacted with carbonyldiimidazole, and then the product is reacted with an amine of the general formula (). After converting it into a carboxylic acid anhydride, it is given the general formula ()
(e) Carboxylic acid ester method: In other words, the ester obtained by reacting the carboxylic acid of the general formula () with, for example, a lower alcohol, is reacted with the amine of the general formula () under high temperature and high pressure. Method (f) Active ester method; that is, carboxylic acid of general formula () is converted into p-nitrophenyl ester, N
- A method in which an active ester such as a hydroxysuccinimide ester is prepared and then reacted with an amine of the general formula (). A method of reacting to form a mixed acid anhydride, which is then reacted with an amine of general formula () Among the methods (a) to (g) above, the carboxylic acid halide method shown in (a) is particularly preferred. . In the carboxylic acid halide method, the carboxylic acid halide compound of the general formula () is prepared by combining the carboxylic acid of the general formula () and a halogenating agent such as thionyl chloride, phosphorus oxychloride, phosphorus oxybromide, phosphorus pentachloride, It can be obtained by reacting phosphorus pentabromide or the like without a solvent or in an appropriate solvent. The reaction between the carboxylic acid halide and the amine of the general formula () is preferably carried out using a basic compound such as an alkali metal such as sodium or potassium, a hydride thereof, a hydroxide thereof or a carbonate thereof, or pyridine, The reaction is carried out in the presence of morpholine, piperidine, piperazine, triethylamine, etc., without a solvent or in a solvent, at a temperature of about 0 to 200°C, preferably about 0 to 100°C, for about 0.1 to 24 hours.
The amine of general formula () may be used in an excess amount relative to the carboxylic acid halide, but it is preferably used in an amount of about 1 to 4 times the theoretical amount. Examples of solvents include halogenated hydrocarbons such as chloroform, methylene chloride, and carbon tetrachloride; ethers such as dioxane, tetrahydrofuran, diethyl ether, and isopropyl ether; polar solvents such as nitromethane, dimethylformamide, and dimethyl sulfoxide; benzene. ,toluene,
Aromatic hydrocarbons such as xylene; esters such as methyl acetate and ethyl acetate; and water or a mixed solvent thereof can be advantageously used. The compound of the present invention of the general formula () obtained according to the reaction shown in the above reaction formula (B) can be obtained by a commonly used separation method such as a precipitation method, an extraction method, a recrystallization method, a distillation method, a column chromatography method, or a preparative method. It can be easily isolated and purified by thin layer chromatography or the like. The present invention will be explained in more detail below by giving examples of the production of the compounds of the present invention as examples, and then giving examples of the synthesis of sulfonium compounds having antiallergic effects from the compounds of the present invention as reference examples. Example 1 Synthesis of 2-cyclohexylcarbamoylethyl methyl sulfide (compound) 21.4 g of cyclohexylamine in 100 ml of ether
and 24.0 g of triethylamine are dissolved. To this, 30.0 g of β-methylmercaptopropionyl chloride is added under ice cooling. Stir at room temperature for 2 hours and wash the reaction solution with water. After dehydrating the sodium sulfate, the ether layer was concentrated, and the residue was recrystallized from cyclohexane to obtain 42.5 g (yield: 97.7%) of 2-cyclohexylcarbamoylethyl methyl sulfide (compound). mp93-94°C Example 2 Compound 4 shown in the table below was synthesized by the same operation as in Example 1. Example 3 Synthesis of 2-(methylphenylcarbamoyl)ethylmethylsulfide (compound 2) 10.7 g of methylaniline and 9.49 g of pyridine are dissolved in 1000 ml of benzene. To this, under ice cooling, β
- Add 13.9 g of methylcaptopropionyl chloride. Stir at room temperature for 1 hour, and wash the reaction solution with water. After dehydrating the sodium sulfate, the benzene layer was concentrated and the residue was distilled under reduced pressure to obtain 2-(methylphenylcarbamoyl).
Ethyl methyl sulfide (compound 2) 19.9g
(yield 95.2%). bp149-150℃/2mmHg Example 4 Synthesis of 2-(carboxymethylcarbamoyl)ethylmethylsulfide (compound 3) Glycine in 8.5g of sodium hydroxide and 100ml of water
7.51 g was dissolved, and 13.9 g of β-methylmercaptopropionyl chloride was added dropwise under ice cooling. Stir at the same temperature for 1 hour. The reaction solution was made acidic with hydrochloric acid, and then extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer is washed with water, dehydrated with sodium sulfate, and then concentrated. The residue was recrystallized from chloroform to give 2-(carboxymethylcarbamoyl)ethylmethylsulfide (compound 3).
Obtain 16.5 g (93.2% yield). mp 97-98°C Example 5 Compounds 8, 11, 12, 13, 14 and 15 shown in the table below were synthesized by the same operation as in Example 4. Example 6 Synthesis of 2-(4-acetylphenylcarbamoyl)ethylmethylsulfide (compound 5) 13.5 g of 4-acetylaniline and 15.2 g of triethylamine were dissolved in 20 ml of dimethylformamide, and β-methylmercaptopropionyl was dissolved under ice cooling. Add 13.9 g of chloride dropwise. After the addition, the mixture was stirred at room temperature for 2 hours. The reaction solution is concentrated, the residue is extracted with ethyl acetate, the ethyl acetate layer is washed with water, dried with sodium sulfate, and then concentrated. The residue was recrystallized from acetonitrile,
2-(4-acetylphenylcarbamoyl)ethylmethylsulfide (compound 5) 21.8g (yield
92.0%). mp 107°C Example 7 Compounds 6, 7, 9 and 10 shown in the table below were synthesized by the same operation as in Example 6. Reference Example 1 Synthesis of dimethyl-2-cyclohexylcarbamoylethylsulfonium p-toluenesulfonate After dissolving 2.01 g of 2-cyclohexylcarbamoylethyl methyl sulfide in 30 ml of methylene chloride, methyl p-toluenesulfonate was added to this.
Add 5.58g and stir at room temperature for 48 hours. Ether was added to the reaction solution, the insoluble portion was removed, and recrystallized from ethanol-ether to obtain 3.68 g (yield: 94.8%) of dimethyl-2-cyclohexylcarbamoylethylsulfonium p-toluenesulfonate. mp 187-188℃ Compounds obtained in each of the above Examples (Compound 1-
15) structure, as well as the yield (%) in each example, and the mp (°C) and elemental analysis value or bp (°C) of each compound.
and the magnetic resonance spectrum (NMR) analysis results (δ
values, ppm) are shown in the table below. In addition, the numerical values shown in parentheses in the elemental analysis values in the table are calculated values (%), and the numerical values shown without parentheses are actually measured values (%). Also, NMR
This is a value measured in DMSO- d6 using TMS as an internal standard.

【表】【table】

【表】【table】

【表】【table】

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 一般式 [式中R1は低級アルキル基を示し、R2は水素
原子又は低級アルキル基を示す。R3はR2が水素
原子の時、シクロヘキシル基、カルボキシメチル
基、低級アシルフエニル基、テトラゾリルカルバ
モイルフエニル基、カルボキシメチルフエニル
基、3−(2−オキソ−4−ハイドロキシテトラ
ハイドロフリル)オキシフエニル基、低級アルコ
キシカルボニルメチルカルバモイルフエニル基又
は基 【式】(R4は低級アルキル基、ハ ロゲン原子又は水酸基を示す)を示し、R2が低
級アルキル基の時、フエニル基を示す。更にR2
及びR3は互いに結合してペンタメチレン鎖とな
り、之等の結合する窒素原子と共に複素環基を形
成してもよい。]で表わされるスルフアイド化合
物。
[Claims] 1. General formula [In the formula, R 1 represents a lower alkyl group, and R 2 represents a hydrogen atom or a lower alkyl group. When R 2 is a hydrogen atom, R 3 is a cyclohexyl group, carboxymethyl group, lower acylphenyl group, tetrazolylcarbamoylphenyl group, carboxymethylphenyl group, 3-(2-oxo-4-hydroxytetrahydrofuryl)oxyphenyl group, lower alkoxycarbonylmethylcarbamoylphenyl group or group [Formula] (R 4 represents a lower alkyl group, halogen atom or hydroxyl group), and when R 2 is a lower alkyl group, it represents a phenyl group. Further R 2
and R 3 may be bonded to each other to form a pentamethylene chain, and may form a heterocyclic group together with the nitrogen atom to which they are bonded. ] A sulfide compound represented by.
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