JPH04277740A - Silver halide color photographic sensitive material - Google Patents

Silver halide color photographic sensitive material

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JPH04277740A
JPH04277740A JP6367991A JP6367991A JPH04277740A JP H04277740 A JPH04277740 A JP H04277740A JP 6367991 A JP6367991 A JP 6367991A JP 6367991 A JP6367991 A JP 6367991A JP H04277740 A JPH04277740 A JP H04277740A
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JP
Japan
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group
general formula
formula
coupler
layer
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Application number
JP6367991A
Other languages
Japanese (ja)
Inventor
Keiji Obayashi
慶司 御林
Takayoshi Kamio
神尾 隆義
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04277740A publication Critical patent/JPH04277740A/en
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  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)

Abstract

PURPOSE:To improve the image fastness after processing and to lessen the fluctuation in photographic performance as well as to improve image quality in the preservation of the photosensitive material by incorporating specific couplers into the above photosensitive material. CONSTITUTION:This photosensitive material contains the couplers expressed by formula 1 and formula II and contains the coupler expressed by formula III. In the formulas I, II, X1 and X2 respectively denote an alkyl group, aryl group or heterocyclic group; X3 denotes a residual org. group forming a nitrogenous heterocyclic group together with >N-; Y denotes an aryl group or heterocyclic group; Z denotes the group which is eliminated when the couplers expressed by the formulas I, II react with the oxidant of a developing agent. In the formula III, M and Q denote a group which can be substd. with a benzene ring; L denotes a hydrogen atom, halogen atom or aliphat. oxy group; m denotes 0 to 5 integer; n denotes 0 to 4 integer; X denotes the group which can be eliminated by coupling reaction with the oxidant of an arom. primary amine developing agent.

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明はハロゲン化銀カラー写真
感光材料に関するものであり、詳しくは感光材料の保存
中の写真性能の変動が小さく、処理後の色像保存性、色
再現性を改良したハロゲン化銀カラー写真感光材料に関
するものである。 【0002】 【従来の技術】ハロゲン化銀カラー写真感光材料(以下
単に感光材料と略称する)、特に撮影用カラー感光材料
においては高感度で、感光材料の保存中に写真性能の変
動がなく、得られる色画像の画質(色再現性、鮮鋭度、
粒状性)や色像保存性の優れた感光材料が要望されてい
る。減色法においてはカラー写真画像を形成するイエロ
ーカプラーとしては、ベンゾイルアセトアニリド系及び
ピバロイルアセトアニリド系に代表されるアシルアセト
アミドカプラーが一般的に用いられている。前者は一般
に現像時の芳香族第1級アミン現像薬酸化体とのカップ
リング活性が高く、かつ生成するイエロー色素の分子吸
光係数が後者に比べやゝ大きいので高感度を必要とする
撮影用カラー感光材料に主として用いられ、後者はイエ
ロー色素の分光吸収特性及び堅牢性が前者に優るため主
としてカラーペーパーやカラーリバーサル系に用いられ
ている。  しかし、ベンゾイルアセトアニリド型カプ
ラーにおいては発色現像時の芳香族第1級アミン現像薬
の酸化体とのカップリング反応性が高く、生成するイエ
ロー色素の分子吸光係数がピバロイルアセトアニリド型
カプラーに比べやゝ大きいもののイエロー色画像の分光
吸収特性に劣り、色画像の堅牢性も劣るという欠点をも
有する。ここでカプラーの高いカップリング反応性と生
成する色素の大きい分子吸光係数は、高い感度、高い階
調及び高い発色濃度を可能にし、いわゆる高い発色性を
もたらす。またイエロー色画像における優れた分光吸収
特性とは、例えば分光吸収の長波長側の吸収濃度が低く
、緑領域の不要吸収の少ない吸収特性を意味する。した
がって、生成する色素の高い分子吸光係数による高い発
色濃度を与え、色画像の優れた分光吸収特性、優れた色
画像の堅牢性を兼備したイエローカプラーの開発が望ま
れていた。 【0003】一方、本発明のもう1つのイエローカプラ
ーにかかわるマロンジアミド系カプラーとして、例えば
仏国特許第1,558,452号に記載がみられるが、
該特許に公示されているカプラーは活性位が酸素原子を
介して離脱する基を有したいわゆるO−離脱型カプラー
であり、かつ拡散性のカプラーを主とするものである。 また、マロンジアミド系カプラーで機能性カプラーとし
て、現像抑制剤放出型(DIR)カプラーが例えば特開
昭52−69624号、同52−82424号、同57
−151944号、特開平2−250053号に記載さ
れているが、特開昭52−82424号、同57−15
1944号には具体的な化合物の開示がない。このなか
にあって特開昭52−69624号では具体的な効果の
記載がない。さらに上述の各特許に記載されているカプ
ラーについては、発色性、感光材料の保存性、色像堅牢
性などに問題のあることが判明した。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の目
的の第1は処理後の画像堅牢性に優れたハロゲン化銀カ
ラー写真感光材料を提供することにある。第2は感光材
料の保存中における写真性能の変動の小さいハロゲン化
銀カラー写真感光材料を提供することにある。第3は画
質の改良されたハロゲン化銀カラー写真感光材料を提供
することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記課題は、以下に述べ
る手段を用い解決された。すなわち、支持体上に少なく
とも1層の感光性ハロゲン化銀乳剤層を有するハロゲン
化銀カラー写真感光材料において、一般式(I)及び/
または一般式(II)で表わされるカプラーを含有し、
かつ一般式(A)で表わされるカプラーを含有すること
を特徴とするハロゲン化銀カラー写真感光材料によって
達成できた。。 一般式(I) 【0006】 【化4】 【0007】 【化5】 【0008】式中、X1 およびX2 は各々アルキル
基、アリール基または複素環基を表し、X3 は>N−
とともに含窒素複素環基を形成する有機残基を表し、Y
はアリール基または複素環基を表し、Zは該一般式で示
されるカプラーが現像主薬酸化体と反応したとき離脱す
る基を表す。 一般式(A) 【0009】 【化6】 【0010】一般式(A)においてM及びQはベンゼン
環に置換可能な基(原子も含む)を、Lは水素原子、ハ
ロゲン原子または脂肪族オキシ基を、mは0〜5の整数
を、nは0〜4の整数を、Xは芳香族第1級アミン現像
薬酸化体とのカップリング反応により離脱可能な基を表
す。ただしmが複数のときは(M)mは同じでも異なっ
ていてもよく、同様にnが複数のときは(Q)n は同
じでも異なっていてもよい。またM、Q、LまたはXが
2価〜4価の連結基となって一般式(A)で表わされる
イエローカプラーの2〜4量体となっていてもよい。 【0011】以下に、一般式(I)及び一般式(II)
で表わされるカプラーについて詳しく述べる。 【0012】X1 およびX2 がアルキル基を表すと
き、炭素数1〜30、好ましくは1〜20の、直鎖、分
岐、環状、飽和、不飽和、置換または無置換のアルキル
基である。アルキル基の例としてはメチル、エチル、プ
ロピル、ブチル、シクロプロピル、アリル、t−オクチ
ル、i−ブチル、ドデシル、2−ヘキシルデシルが挙げ
られる。X1 およびX2 が複素環基を表すとき炭素
数1〜20、好ましくは1〜10の、ヘテロ原子として
例えばチッソ原子、酸素原子または硫黄原子を少なくと
も一個以上含み3〜12、好ましくは5もしくは6員環
の、飽和もしくは不飽和、置換もしくは無置換の、単環
もしくは縮合環の複素環基である。複素環基の例として
は、3−ピロリジニル、1,2,4−トリアゾール−3
−イル、2−ピリジル、4−ピリミジニル、3−ピラゾ
リル、2−ピロリル、2,4−ジオキソ−1,3−イミ
ダゾリジン−5−イルまたはピラニルなどが挙げられる
。X1 およびX2 がアリール基を表すとき、炭素数
6〜20、好ましくは6〜10の置換または無置換のア
リール基を表す。アリール基の例としてはフェニル、ナ
フチルが代表的である。X3 が>N−とともに形成す
る含窒素複素環基を表すとき、複素環基は、炭素数1〜
20、好ましくは1〜15の、ヘテロ原子として窒素原
子以外に、例えば酸素原子または硫黄原子を含んでもよ
く、3〜12員環、好ましくは5もしくは6員環の、置
換もしくは無置換の、飽和もしくは不飽和の、単環もし
くは縮合環の複素環基である。この複素環基の例として
は、ピロリジノ、ピペリジノ、モルホリノ、1−ピペラ
ジニル、1−インドリニル、1,2,3,4−テトラヒ
ドロキノリン−1−イル、1−イミダゾリジニル、1−
ピラゾリル、1−ピロリニル、1−ピラゾリジニル、2
,3−ジヒドロ−1−インダゾリル、2−イソインドリ
ニル、1−インドリル、1−ピロリル、4−チアジン−
s.s−ジオキソ−4−イルまたはベンズオキサジン−
4−イルが挙げられる。 【0013】前記X1 およびX2 が置換基を有する
アルキル、同アリールもしくは同複素環基を表すとき、
および、X3 が>N−とともに形成する含窒素複素環
基が置換基を有するとき、それらの置換基の例としては
次のものが挙げられる。ハロゲン原子(例えばフッソ原
子、クロル原子)、アルコキシカルボニル基(炭素数2
〜30、好ましくは2〜20。例えばメトキシカルボニ
ル、ドデシルオキシカルボニル、ヘキサデシルオキシカ
ルボニル)、アシルアミノ基(炭素数2〜30、好まし
くは2〜20。例えばアセトアミド、テトラデカンアミ
ド、2−(2,4−ジ−t−アミルフェノキシ)、ブタ
ンアミド、ベンズアミド)、スルホンアミド基(炭素数
1〜30、好ましくは1〜20。例えばメタンスルホン
アミド、ドデカンスルホンアミド、ヘキサデシルスルホ
ンアミド、ベンゼンスルホンアミド)、カルバモイル基
(炭素数1〜30、好ましくは1〜20。例えばN−ブ
チルカルバモイル、N,N−ジエチルカルバモイル)、
N−スルホニルカルバモイル基(炭素数1〜30、好ま
しくは1〜20。例えばN−メシルカルバモイル、N−
ドデシルスルホニルカルバモイル)、スルファモイル基
(炭素数1〜30、好ましくは1〜20。例えばN−ブ
チルスルファモイル、N−ドデシルスルファモイル、N
−ヘキサデシルスルファモイル、N−3−(2,4−ジ
−t−アミルフェノキシ)ブチルスルファモイル、N,
N−ジエチルスルファモイル)、アルコキシ基(炭素数
1〜30、好ましくは1〜20。例えばメトキシ、ヘキ
サデシルオキシ、イソプロポキシ)、アリールオキシ基
(炭素数6〜20、好ましくは6〜10。例えばフェノ
キシ、4−メトキシフェノキシ、3−t−ブチル−4−
ヒドロキシフェノキシ、ナフトキシ)、アリールオキシ
カルボニル基(炭素数7〜21、好ましくは7〜11。 例えばフェノキシカルボニル)、N−アシルスルファモ
イル基(炭素数2〜30、好ましくは2〜20。例えば
N−プロパノイルスルファモイル、N−テトラデカノイ
ルスルファモイル)、スルホニル基(炭素数1〜30、
好ましくは1〜20。例えばメタンスルホニル、オクタ
ンスルホニル、4−ヒドロキシフェニルスルホニル、ド
デカンスルホニル)、アルコキシカルボニルアミノ基(
炭素数1〜30、好ましくは1〜20。例えばエトキシ
カルボニルアミノ)、シアノ基、ニトロ基、カルボキシ
ル基、ヒドロキシル基、スルホ基、アルキルチオ基(炭
素数1〜30、好ましくは1〜20。例えばメチルチオ
、ドデシルチオ、ドデシルカルバモイルメチルチオ)、
ウレイド基(炭素数1〜30、好ましくは1〜20。例
えばN−フェニルウレイド、N−ヘキサデシルウレイド
)、アリール基(炭素数6〜20、好ましくは6〜10
。例えばフェニル、ナフチル、4−メトキシフェニル)
、複素環基(炭素数1〜20、好ましくは1〜10。ヘ
テロ原子として例えばチッソ原子、酸素原子または硫黄
原子を少なくとも一個以上含み3〜12、好ましくは5
もしくは6員環の、単環もしくは縮合環。例えば2−ピ
リジル、3−ピラゾリル、1−ピロリル、2,4−ジオ
キソ−1,3−イミダゾリジン−1−イル、2−ベンズ
オキサゾリル、モルホリノ、インドリル)、アルキル基
(炭素数1〜30、好ましくは1〜20の、直鎖、分岐
、環状、飽和、不飽和。例えばメチル、エチル、イソプ
ロピル、シクロプロピル、t−ペンチル、t−オクチル
、シクロペンチル、t−ブチル、s−ブチル、ドデシル
、2−ヘキシルデシル)、アシル基(炭素数1〜30、
好ましくは2〜20。例えばアセチル、ベンゾイル)、
アシルオキシ基(炭素数2〜30、好ましくは2〜20
。例えばプロパノイルオキシ、テトラデカノイルオキシ
)、アリールチオ基(炭素数6〜20、好ましくは6〜
10。例えばフェニルチオ、ナフチルチオ)、スルファ
モイルアミノ基(炭素数0〜30、好ましくは0〜20
。例えばN−ブチルスルファモイルアミノ、N−ドデシ
ルスルファモイルアミノ、N−フェニルスルファモイル
アミノ)またはN−スルフォニルスルファモイル基(炭
素数1〜30、好ましくは1〜20。例えばN−メシル
スルファモイル、N−エタンスルフォニルスルファモイ
ル、N−ドデカンスルホニルスルファモイル、N−ヘキ
サデカンスルホニルスルファモイル)が挙げられる。上
記の置換基はさらに置換基を有してもよい。その置換基
の例としてはここで挙げた置換基が挙げられる。 【0014】上記の中で好ましい置換基としてはアルコ
キシ基、ハロゲン原子、アルコキシカルボニル基、アシ
ルオキシ基、アシルアミノ基、スルホニル基、カルバモ
イル基、スルファモイル基、スルホンアミド基、ニトロ
基、アルキル基またはアリール基が挙げられる。一般式
(I)および(II)においてYがアリール基を表すと
き、炭素数6〜20、好ましくは6〜10の置換または
無置換のアリール基である。例えばフェニル基およびナ
フチル基がその代表的な例である。一般式(I)および
(II)においてYが複素環基を表すとき、X1 また
はX2 が複素環基を表すとき説明したのと同じ意味で
ある。 上記Yが置換アリール基または置換複素環基を表すとき
置換基の例としては、例えば、前記X1 が置換基を有
するときの例として列挙した置換基が挙げられる。Yが
有する置換基として好ましい例としては、その置換基の
一個がハロゲン原子、アルコキシカルボニル基、スルフ
ァモイル基、カルバモイル基、スルホニル基、N−スル
ホニルスルファモイル基、N−アシルスルファモイル基
、アルコキシ基、アシルアミノ基、N−スルホニルカル
バモイル基、スルホンアミド基またはアルキル基である
ときである。 【0015】一般式(I)および(II)においてZで
示される基としては、従来知られているカップリング離
脱基のいずれであってもよい。好ましいZとしては、窒
素原子でカップリング位と結合する含窒素複素環基、ア
リールオキシ基、アリールチオ基、複素環オキシ基、複
素環チオ基、アシルオキシ基、カルバモイルオキシ基、
アルキルチオ基またはハロゲン原子が挙げられる。これ
らの離脱基は、非写真性有用基または写真性有用基もし
くはその前駆体(例えば現像抑制剤、現像促進剤、脱銀
促進剤、カブラセ剤、色素、硬膜剤、カプラー、現像主
薬酸化体スカベンジャー、蛍光色素、現像主薬または電
子移動剤)のいずれであってもよい。Zが写真性有用基
であるとき、従来知られているものが有用である。例え
ば米国特許第4248962号、同4409323号、
同4438193号、同4421845号、同4618
571号、同4652516号、同4861701号、
同4782012号、同4857440号、同4847
185号、同4477563号、同4438193号、
同4628024号、同4618571号、同4741
994号、ヨーロッパ公開特許第193389A号、同
348139Aまたは同272573Aに記載の写真性
有用基もしくはそれを放出するための離脱基(例えばタ
イミング基)が用いられる。Zがカップリング位と窒素
原子で結合する含窒素複素環基を表すとき、好ましくは
、炭素数1〜15、好ましくは1〜10の、5もしくは
6員環の、置換もしくは無置換の、飽和もしくは不飽和
の、単環もしくは縮合環の複素環基である。ヘテロ原子
としては窒素原子以外に、酸素原子または硫黄原子を含
んでもよい。複素環基の好ましい具体例としては、1−
ピラゾリル、1−イミダゾリル、ピロリノ、1,2,4
−トリアゾール−2−イル、1,2,3−トリアゾール
−3−イル、ベンゾトリアゾリル、ベンズイミダゾリル
、イミダゾリジン−2,4−ジオン−3−イル、オキサ
ゾリジン−2,4−ジオン−3−イル、1,2,4−ト
リアゾリジン−3,5−ジオン−4−イル、2−イミダ
ゾリノン−1−イル、3,5−ジオキソモルホリノまた
は1−イミダゾリルが挙げられる。これらの複素環基が
置換基を有するとき、その置換基としては、前記X1 
基で示される基が有してもよい置換基として列挙した置
換基がその例として挙げられる。好ましい置換基として
は置換基の一個がアルキル基、アルコキシ基、ハロゲン
原子、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボ
ニル基、アルキルチオ基、アシルアミノ基、スルホンア
ミド基、アリール基、ニトロ基、カルバモイル基、また
はスルホニル基であるときである。 【0016】Zが芳香族オキシ基を表すとき、好ましく
は炭素数6〜10の置換または無置換の芳香族オキシ基
である。特に好ましくは置換または無置換のフェノキシ
基である。置換基を有するとき、置換基の例としては、
前記X1 で示される基が有してもよい置換基として列
挙した置換基がその例として挙げられる。その中で好ま
しい置換基としては少なくとも一個の置換基が電子吸引
性置換基である場合であり、その例としてはスルホニル
基、アルコキシカルボニル基、スルファモイル基、ハロ
ゲン原子、カルボキシル基、カルバモイル基、ニトロ基
、シアノ基またはアシル基が挙げられる。Zが芳香族チ
オ基を表すとき、好ましくは炭素数6〜10の置換また
は無置換の芳香族チオ基である。特に好ましくは置換ま
はた無置換のフェニルチオ基である。置換基を有すると
き、置換基の例としては、前記X1 で示される基が有
してもよい置換基として列挙した置換基がその例として
挙げられる。その中で好ましい置換基としては少なくと
も一個の置換基が、アルキル基、アルコキシ基、スルホ
ニル基、アルコキシカルボニル基、スルファモイル基、
ハロゲン原子、カルバモイル基、またはニトロ基である
ときである。 【0017】Zが複素環オキシ基を表すとき、複素環基
の部分は炭素数1〜20、好ましくは1〜10の、ヘテ
ロ原子として例えばチッソ原子、酸素原子または硫黄原
子を少なくとも一個以上含み3〜12、好ましくは5も
しくは6員環の、置換もしくは無置換の、飽和もしくは
不飽和の、単環もしくは縮合環の複素環基である。複素
環オキシ基の例としては、ピリジルオキシ基、ピラゾリ
ルオキシ基、またはフリルオキシ基が挙げられる。置換
基を有するとき、置換基の例としては、前記X1 で示
される基が有してもよい置換基として列挙した置換基が
その例として挙げられる。その中で好ましい置換基とし
ては、置換基の一個がアルキル基、アリール基、カルボ
キシル基、アルコキシ基、ハロゲン原子、アルコキシカ
ルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アルキルチ
オ基、アシルアミノ基、スルホンアミド基、ニトロ基、
カルバモイル基、またはスルホニル基であるときである
。 Zが複素環チオ基を表すとき、複素環基の部分は炭素数
1〜20、好ましくは1〜10の、ヘテロ原子として例
えばチッソ原子、酸素原子または硫黄原子を少なくとも
一個以上含み3〜12、好ましくは5もしくは6員環の
、置換もしくは無置換の、飽和もしくは不飽和の、単環
もしくは縮合環の複素環基である。複素環チオ基の例と
しては、テトラゾリルチオ基、1,3,4−チアジアゾ
リルチオ基、1,3,4−オキサジアゾリルチオ基、1
,3,4−トリアゾリルチオ基、ベンゾイミダゾリルチ
オ基、ベンゾチアゾリルチオ基、または2−ピリジルチ
オ基が挙げられる。置換基を有するとき、置換基の例と
しては、前記X1 で示される基が有してもよい置換基
として列挙した置換基がその例として挙げられる。その
中で好ましい置換基としては、置換基の少なくとも一個
がアルキル基、アリール基、カルボキシル基、アルコキ
シ基、ハロゲン原子、アルコキシカルボニル基、アリー
ルオキシカルボニル基、アルキルチオ基、アシルアミノ
基、スルホンアミド基、ニトロ基、カルバモイル基、ヘ
テロ環基またはスルホニル基であるときである。 【0018】Zがアシルオキシ基を表すとき、好ましく
は炭素数6〜10の、単環もしくは縮合環の、置換もし
くは無置換の芳香族アシルオキシ基、または炭素数2〜
30好ましくは2〜20の置換もしくは無置換の脂肪族
アシルオキシ基である。これらが置換基を有するとき、
置換基の例としては、前記X1 で示される基が有して
もよい置換基として列挙した置換基がその例として挙げ
られる。Zがカルバモイルオキシ基を表すとき、炭素数
1〜30、好ましくは1〜20の、脂肪族、芳香族、複
素環、置換もしくは無置換のカルバモイルオキシ基であ
る。例えばN,N−ジエチルカルバモイルオキシ、N−
フェニルカルバモイルオキシ、1−イミダゾリルカルボ
ニルオキシまたは1−ピロロカルボニルオキシが挙げら
れる。これらが置換基を有するとき、置換基の例として
は、前記X1 で示される基が有してもよい置換基とし
て列挙した置換基がその例として挙げられる。Zがアル
キルチオ基を表すとき、炭素数1〜30、好ましくは1
〜20の、直鎖、分岐、環状、飽和、不飽和、置換もし
くは無置換、のアルキルチオ基である。置換基を有する
とき、置換基の例としては、前記X1 で示される基が
有してもよい置換基として列挙した置換基がその例とし
て挙げられる。 【0019】つぎに一般式(I)および(II)で表さ
れるカプラーの特に好ましい範囲について以下に述べる
。 一般式(I)においてX1 で示される基は、好ましく
はアルキル基である。特に好ましくは炭素数1〜10の
アルキル基である。一般式(I)および(II)におい
てYで示される基は、好ましくは芳香族基である。特に
好ましくはオルト位に置換基を少なくとも一個有するフ
ェニル基である。置換基の説明は前記Yが芳香族基であ
る時有してもよい置換基として説明したものが挙げられ
る。 好ましい置換基の説明も同じである。一般式(I)およ
び(II)においてZで示される基は、好ましくは5〜
6員の、窒素原子でカップリング位と結合する含窒素複
素環基、芳香族オキシ基、5〜6員の複素環オキシ基、
または5〜6員の複素環チオ基が挙げられる。 【0020】一般式(I)および(II)において好ま
しいカプラーは下記一般式(III) 、(IV)また
は(V)で示される。 一般式(III) 【0021】 【化7】 一般式(IV) 【0022】 【化8】 一般式(V) 【0023】 【化9】 【0024】式中Zは一般式(I)において説明したの
と同じ意味を表し、X4 はアルキル基を表し、X5 
はアルキル基もしくは芳香族基を表し、Arはオルト位
に少なくとも一個の置換基を有するフェニル基を表し、
X6 は−C(R1 R2 )−N<とともに含窒素複
素環基(単環または縮合環)を形成する有機残基を表し
、X7 は−C(R3 )=C(R4 )−N<ととも
に含窒素複素環基(単環または縮合環)を形成する有機
残基を表し、R1 、R2 、R3 およびR4 は水
素原子または置換基を表す。一般式(III) 〜(V
)においてX4 〜X7 、ArおよびZで示される基
の詳しい説明および好ましい範囲については、一般式(
I)および(II)で述べた説明のなかで、該当する範
囲において説明したのと同じ意味である。R1 〜R4
 が置換基を表すとき、前記X1 が有してもよい置換
基として列挙したものがその例として挙げられる。上記
の一般式の中で特に好ましいカプラーは一般式(IV)
または(V)で表されるカプラーである。 【0025】一般式(I)〜(V)で示されるカプラー
は、X1 〜X7 、Y、Ar、R1 〜R4 および
Zで示される基において2価またはそれ以上の基を介し
て互いに結合する2量体またはそれ以上の多量体(例え
ばテロマーまたはポリマー)を形成してもよい。この場
合、前記の各置換基において示した炭素原子数範囲の規
定外となってもよい。一般式(I)〜(V)で示される
カプラーは、耐拡散型カプラーであるときが好ましい例
である。 耐拡散型とは、分子が添加された層に不動化するために
、充分に分子量を大きくする基を分子中に有するカプラ
ーのことである。通常、総炭素数8〜30、好ましくは
10〜20のアルキル基または総炭素数4〜20の置換
基を有するアリール基が用いられる。これらの耐拡散基
は分子中のいずれに置換されていてもよく、また複数個
有していてもよい。以下に一般式(I)〜(V)で示さ
れるイエローカプラーの具体例を示すが、本発明はこれ
らに限定されるものではない。 【0026】 【化10】 【0027】 【化11】 【0028】 【化12】 【0029】 【化13】 【0030】 【化14】 【0031】 【化15】 【0032】 【化16】 【0033】 【化17】 【0034】 【化18】 【0035】 【化19】 【0036】 【化20】 【0037】 【化21】 【0038】 【化22】 【0039】 【化23】 【0040】 【化24】 【0041】 【化25】 【0042】本発明のイエローカプラーは、感光材料中
の感光性ハロゲン化銀乳剤層もしくはその隣接層に添加
することが好ましく、感光性ハロゲン化銀乳剤層に添加
することが特に好ましい。その感材中への総添加量は、
離脱基Zに写真性有用基成分が含まれる場合には、0.
0001〜0.80g/m2であり、好ましくは0.0
005〜0.50g/m2より好ましくは、0.02〜
0.30g/m2である。また離脱基Zに写真性有用基
成分が含まれない場合には、その添加量は0.001〜
1.20g/m2であり、好ましくは0.01〜1.0
0g/m2より好ましくは、0.10〜0.80g/m
2である。本発明のイエローカプラーは後述のように通
常のカプラーと同様にして添加することができる。 合成例(1) 例示カプラー(1) の合成下記合成ル
ートにより合成した。 【0043】 【化26】 【0044】段階■N,N−ジメチルホルムアミド10
0mlおよびアセトニトリル100mlの混合溶媒に(
a)の3.5g、2の13gを溶解した。この溶液に、
室温にてN,N′−ジシクロヘキシルカルボジイミド6
gを溶解したアセトニトリル溶液40mlを滴下した。 2時間反応後、折出したN,N′−ジシクロヘキシル尿
素をロ別した。ロ液を水500mlに注加し、酢酸エチ
ル500mlで抽出した。分液ロートに移し水で洗浄し
た後油層を分離した。溶媒を減圧で留去し残渣にヘキサ
ンを加え結晶化させた。16.1gの(c)を得た。 【0045】段階■(c)の16gをジクロロメタン1
50mlに混合した。臭素4.8gを含むジクロロメタ
ン10mlの溶液を氷冷下(5℃〜10℃)滴下した。 10分間反応させた後分液ロートに移し水洗浄した。油
層((d)を含む)をとりこの溶液を次行程で用いた。 段階■(e)の8.2gおよびトリエチルアミン8.8
mlをN,N−ジメチルホルムアミド160mlに加え
た。この溶液に前記で得た4のジクロロメタン溶液を室
温にて滴下した。1時間反応後酢酸エチル500mlを
加え分液ロートに移し水洗浄した。希塩酸で中和後再び
水洗浄した。油層を分離し溶媒を減圧で留去した。残査
をカラムクロマトグラフィーにより分離・精製した。充
てん剤としてシリカゲル、溶離液として酢酸エチル/ヘ
キサン(1/1)を用いた。目的とする化合物を含むフ
ラクションを集め溶媒を減圧で留去することによりワッ
クス状の例示カプラー(1) の16.3gを得た。 【0046】合成例(2) 例示カプラー(2) の合
成合成例(1) と同様にして合成した。但し前記(b
)の代りに(f)、(e)の代りに(g)を各々等モル
量置き換えて、他は同様に行い、目的とする例示カプラ
ー(2) のワックス状の15.4gを得た。 【0047】 【化27】 合成例(3) 例示カプラー(6) の合成下記スキー
ムで示される反応により合成した。 【0048】 【化28】 【0049】N,N−ジメチルホルムアミド50mlに
化合物(i)の4.42gおよびトリエチルアミン1.
87gを加えて10分間攪拌した。この溶液に室温で、
塩化メチレン20mlに化合物(h)の6.23gを溶
解させた溶液を15分間かけて滴下した。1時間室温で
反応させた後、反応溶液を水上にあけ酢酸エチルで抽出
した。有機層を硫酸マグネシウム上で乾燥し、乾燥剤を
濾去、溶媒を減圧留去した。シリカゲルカラムクロマト
グラフィーによって精製し、目的の例示カプラー(6)
 4.7gを白色粉末として得た。 【0050】次に、一般式(A)で表わされるカプラー
についてさらに詳しく説明する。M及びQの例としては
ハロゲン原子(フッ素、塩素、臭素)、炭素数1〜20
の脂肪族基、炭素数6〜20の芳香族基、炭素数1〜2
0の脂肪族オキシ基、炭素数6〜20の芳香族オキシ基
、炭素数2〜24のカルボンアミド基、炭素数0〜20
のスルホンアミド基、炭素数1〜24のカルバモイル基
、炭素数0〜20のスルファモイル基、炭素数2〜20
のアシルオキシ基、炭素数2〜20の脂肪族オキシカル
ボニル基、炭素数2〜24の置換アミノ基、炭素数1〜
24の脂肪族チオ基、炭素数0〜20のウレイド基、炭
素数0〜20のスルファモイルアミノ基、シアノ基、炭
素数2〜20の脂肪族オキシカルボニルアミノ基、炭素
数4〜20のイミド基、炭素数1〜20の脂肪族スルホ
ニル基、炭素数6〜20の芳香族スルホニル基、炭素数
1〜20の複素環基等がある。Lは水素原子、ハロゲン
原子(フッ素、塩素、臭素)、または炭素数1〜24の
脂肪族オキシ基である。Xは芳香族第1級アミン現像薬
酸化体とのカップリング反応により離脱可能な基であり
、詳しくは下記の一般式〔B〕、〔C〕及び〔D〕で表
わされる。 一般式〔B〕 −O−R′ 一般式〔C〕 −S−R″ 一般式〔D〕 【0051】 【化29】 【0052】一般式〔B〕においてR′は炭素数2〜3
0の芳香族基、炭素数1〜28の複素環基、炭素数2〜
28のアシル基、炭素数1〜24の脂肪族スルホニル基
または炭素数6〜24の芳香族スルホニル基である。一
般式〔C〕においてR″は炭素数1〜30の脂肪族基、
炭素数6〜30の芳香族基または炭素数1〜28の複素
環基を表わす。一般式〔D〕においてYはQとともに単
環もしくは縮合環の5〜7員の複素環を形成するに必要
な非金属原子群を表す。Q及びYにより形成される複素
環の例として、ピロール、ピラゾール、イミダゾール、
1,2,4−トリアゾール、テトラゾール、インドール
、インダゾール、ベンズイミダゾール、ベンゾトリアゾ
ール、テトラアザインデン、コハク酸イミド、フタル酸
イミド、サッカリン、オキサゾリジン−2,4−ジオン
、イミダゾリジン−2,4−ジオン、チアゾリジン−2
,4−ジオン、ウラゾール、パラバン酸、マレインイミ
ド、2−ピリドン、4−ピリドン、6−ピリダゾン、6
−ピリミドン、2−ピラゾン、1,3,5−トリアジン
−2−オン、1,2,4−トリアジン−6−オン、1,
3,4−トリアジン−6−オン、2−オキサゾロン、2
−チアゾロン、2−イミダゾロン、3−イソオキサゾロ
ン、5−テトラゾロン、1,2,4−トリアゾ−5−オ
ン等があり、これらは置換されていてもよくその置換基
の例としてハロゲン原子、ヒドロキシ基、ニトロ基、シ
アノ基、ヒドロキシ基、脂肪族基、芳香族基、複素環基
、脂肪族オキシ基、芳香族オキシ基、脂肪族チオ基、芳
香族チオ基、脂肪族オキシカルボニル基、カルボンアミ
ド基、スルホンアミド基、カルバモイル基、スルファモ
イル基、ウレイド基、スルファモイルアミノ基、脂肪族
オキシカルボニルアミノ基、置換アミノ基等がある。 【0053】本発明において脂肪族基とは直鎖状、分岐
鎖状または環状のアルキル基、アルケニル基またはアル
キニル基を表わし、置換されていてもよい。脂肪族基の
例としてメチル、エチル、イソプロピル、n−ブチル、
t−ブチル、t−アミル、n−ヘキシル、シクロヘキシ
ル、n−オクチル、2−エチルヘキシル、n−デシル、
n−ドデシル、n−テトラデシル、n−ヘキサデシル、
2−ヘキシルデシル、n−オクタデシル、アリル、ベン
ジル、フェネチル、ウンデセニル、オクタデセニル、ト
リフルオロメチル、クロロエチル、シアノエチル、1−
(エトキシカルボニル)エチル、メトキシエチル、ブト
キシエチル、3−ドデシルオキシプロピル、フェノキシ
エチル等がある。本発明において複素環基とは置換もし
くは無置換の単環または縮合環の複素環基であり、例え
ば前記 【0054】 【化30】 【0055】として挙げた化合物から誘導される基の他
に2−フリル、2−チェニル、2−ピリジル、3−ピリ
ジル、4−ピリジル、2−キノリル、オキサゾール−2
−イル、チアゾール−2−イル、ベンゾオキサゾール−
2−イル、ベンゾチアゾール−2−イル、1,3,4−
チアジアゾール−2−イル、1,3,4−オキサジアゾ
ール−2−イル等がある。本発明において芳香族基とは
置換もしくは無置換の単環または縮合環のアリール基で
あり、例としてフェニル、トリル、4−クロロフェニル
、4−メトキシフェニル、1−ナフチル、2−ナフチル
、4−t−ブチルフェノキシ等がある。 【0056】次に本発明に好ましく用いられる一般式(
A)で表わされるカプラーにおける好ましい置換基の例
を述べる。Mは好ましくは脂肪族基(メチル、エチル、
n−プロピル、t−ブチル等)、脂肪族オキシ基(メト
キシ、エトキシ、n−ブトキシ、n−ドデシルオキシ等
)、ハロゲン原子(フッ素、塩素、臭素)、カルボンア
ミド基(アセトアミド、n−ブタンアミド、n−テトラ
デカンアミド、ベンズアミド等)またはスルホンアミド
基(メチルスルホンアミド)、n−ブチルスルホンアミ
ド、n−オクチルスルホンアミド、n−ドデシルスルホ
ンアミド、トルエンスルホンアミド等)である。 Lは好ましくは塩素原子または脂肪族オキシ基(メトキ
シ、エトキシ、メトキシエトキシ、n−オクチルオキシ
、2−エチルヘキシルオキシ、n−テトラデシルオキシ
等)である。Qは好ましくは前記Mにおいて挙げた置換
基の他に脂肪族オキシカルボニル基(メトキシカルボニ
ル、エトキシカルボニル、n−ブトキシカルボニル、n
−ヘキシルオキシカルボニル、2−エチルヘキシルオキ
シカルボニル、1−(エトキシカルボニル)エチルオキ
シカルボニル、3−ドデシルオキシプロピルオキシカル
ボニル、n−デシルオキシカルボニル、n−ドデシルオ
キシカルボニル、フェネチルオキシカルボニル等)また
はカルバモイル基(ジメチルカルバモイル、ジブチルカ
ルバモイル、ジヘキシルカルバモイル、ジ−2−エチル
ヘキシルカルバモイル、n−ドデシルカルバモイル等)
である。mは好ましくは0〜2であり、nは好ましくは
0〜2である。Xは好ましくは一般式〔B〕においてR
′が芳香族基である基(4−メトキシカルボニルフェノ
キシ、4−メチルスルホニルフェノキシ、4−シアノフ
ェノキシ、4−ジメチルスルファモイルフェノキシ、2
−アセトアミド−4−エトキシカルボニルフェノキシ、
4−エトキシカルボニル−2−メチルスルホンアミドフ
ェノキシ等)または一般式〔D〕で表わされる基であり
、後者のうち次の一般式〔E〕で表わされる基がさらに
好ましい。 一般式〔E〕 【0057】 【化31】 【0058】一般式〔E〕においてVは置換もしくは無
置換メチレン基または置換もしくは無置換イミノ基を表
わし、Wは酸素原子、イオウ原子、置換もしくは無置換
メチレン基または無置換イミノ基を表わす。ただしVが
イミノ基のときWは酸素原子、イオウ原子のいずれでも
ない。一般式〔E〕で表わされる基の例としてコハク酸
イミド、フタル酸イミド、1−メチル−イミダゾリジン
−2,4−ジオン−3−イル、1−ベンジル−イミダゾ
リジン−2,4−ジオン−3−イル、5−エトキシ−1
−メチルイミダゾリジン−2,4−ジオン−3−イル、
5−メトキシ−1−メチルイミダゾリジン−2,4−ジ
オン−3−イル、5,5−ジメチルオキサゾリジン−2
,4−ジオン−3−イル、チアゾリジン−2,4−ジオ
ン−3−イル、1−ベンジル−2−フェニルトリアゾリ
ジン−3,5−ジオン−4−イル、1−n−プロピル−
2−フェニルトリアゾリジン−3,5−ジオン−4−イ
ル、5−エトキシ−1−ベンジル−イミダゾリジン−2
,4−ジオン−3−イル等がある。一般式(A)で表わ
されるイエローカプラーはその置換基M,Q,Lまたは
Xのいずれかが2〜4価の連結基となって、イエローカ
プラーの2〜4量体となってもいいが、単量体または2
量体が好ましい。ここで一般式(A)で表わされるイエ
ローカプラーが2〜4量体のとき、M,Q,LまたはX
について先に挙げた炭素数範囲は適用されない。以下に
本発明に用いられる一般式(A)で表わされるイエロー
カプラーの具体例を示すが本発明に用いられるカプラー
はこれらに限定されるものではない。 【0059】 【化32】 【0060】 【化33】 【0061】 【化34】 【0062】 【化35】 【0063】 【化36】 【0064】 【化37】 【0065】 【化38】 【0066】本発明において好ましく用いられる前記イ
エローカプラーは従来公知の方法によって合成される。 例えば米国特許3,227,554号、同3,408,
194号、同3,415,652号、同3,447,9
28号、同4,401,752号、英国特許1,040
,710号、特開昭47−26133号、同47−37
736号、同48−733147号、同48−9443
2号、同48−68834号、同48−68835号、
同48−68836号、同50−34232号、同51
−50734号、同51−102636号、同55−5
98号、同55−161239号、同56−95237
号、同56−161543号、同56−153343号
、同59−174839号及び同60−35730号の
明細書に記載の合成方法により合成することができる。 【0067】本発明の前記一般式(A)で表わされるカ
プラーは、感光材料中の感光性ハロゲン化銀乳剤層もし
くはその隣接層に添加することが好ましく、感光性ハロ
ゲン化銀乳剤層に添加することが特に好ましい。その感
光材料中への総添加量は1×10−3〜1.20g/m
2であり、好ましくは1×10−2〜1.00g/m2
であり、より好ましくは1×10−1〜0.80g/m
2である。なお、感光性ハロゲン化銀乳剤層に添加する
場合には、ハロゲン化銀1モル当りに換算すると1×1
0−3〜2モルであり、好ましくは1×10−2〜1モ
ルであり、より好ましくは2×10−2〜5×10−1
モルの範囲で用いることができる。一般式(A)で表わ
されるカプラーは次に述べる高沸点有機溶媒とともに感
光材料中に添加することができる。前述の一般式(I)
及び/または一般式(II)で表わされるカプラーと一
般式(A)で表わされるカプラーが同一層内で併用され
るとき、その混合の比率は任意に選ぶことができる。こ
れは一般式(I)及び/または一般式(II)で表わさ
れるカプラーが機能性カプラーの場合と非機能性カプラ
ーの場合により、その混合比率は異なることによる。 【0068】本発明において、前記一般式(I)及び/
または一般式(II)で表わされるカプラーと一般式(
A)で表わされるカプラーを感光材料の構成層に添加す
るためには、公知の種々の技術を適用することができる
。通常、オイルプロテクト法として公知の水中油滴分散
法により添加することができ、溶媒に溶解した後、界面
活性剤を含むゼラチン水溶液に乳化分散させる。あるい
は界面活性剤を含むカプラー溶液中に水あるいはゼラチ
ン水溶液を加え、転相を伴って水中油滴分散物としても
よい。例えば米国特許第2,322,027号等に記載
の水中油滴分散法では常圧で沸点が約175℃以上の高
沸点有機溶媒例えばフタル酸エステル類、リン酸エステ
ル類、安息香酸エステル類、脂肪酸エステル類、アミド
類、フェノール類、アルコール類、カルボン酸類、N,
N−ジアルキルアニリン類、炭化水素類、オリゴマーな
いしポリマー類及び/または常圧で沸点約30℃ないし
約160℃の低沸点有機溶媒例えばエステル類(例えば
エチルアセテート、ブチルアセテート、エチルプロピオ
ネート、β−エトキシエチルアセテート、メチルセロソ
ルブアセテート)、アルコール類(例えばセカンダリー
ブチルアルコール)、ケトン類(例えばメチルイソブチ
ルケトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン)、
アミド類(例えばジメチルホルムアミド、N−メチルピ
ロリドン)、エーテル類(例えばテトラヒドロフラン、
ジオキサン)等により親油性写真有機化合物を溶解した
のちゼラチン等親水性コロイドに乳化分散される。なお
、カプラー分散物から、蒸留、ヌードル水洗あるいは限
外濾過などの方法により低沸点有機溶媒を除去した後、
写真乳剤と混合してもよい。本発明においては、上述の
ような可塑剤である高沸点有機溶媒に加えて水不溶性の
高分子化合物をも高沸点有機溶媒に含むものである。こ
のような高沸点有機溶媒は液体状、ワックス状、固体状
等いずれの形態であってもよく、物性値として誘電率(
25℃)では2〜20の範囲、好ましくは3〜15の範
囲であり、屈折率(25℃)としては1.30〜1.7
0、好ましくは1.35〜1.60の範囲にある高沸点
有機溶媒である。上述の高沸点有機溶媒は好ましくは下
記の式〔S−1〕〜〔S−9〕により表わされる。 式〔S−1〕 【0069】 【化39】 【0070】式〔S−2〕 【0071】 【化40】 【0072】 式〔S−3〕        (Ar−COO)b −
R7 式〔S−4〕        (R8 −COO
)c −R9 式〔S−5〕          R1
0−(COO−R11)d 式〔S−6〕 【0073】 【化41】 【0074】式〔S−7〕 【0075】 【化42】 【0076】式〔S−8〕 【0077】 【化43】 【0078】 式〔S−9〕        −(A1) a1 −(
A2) a2 −─−(An ) an−【0079】
式〔S−1〕においてR1 、R2 及びR3 はそれ
ぞれ独立にアルキル基、シクロアルキル基またはアリー
ル基を表わす。式〔S−2〕においてR4 及びR5 
はそれぞれ独立にアルキル基、シクロアルキル基または
アリール基を表わし、R6 はハロゲン原子(F、Cl
、Br、I以下同じ)、アルキル基、アルコキシ基、ア
リールオキシ基またはアルコキシカルボニル基を表わし
、aは0〜3の整数を表わす。aが複数のとき複数のR
6 は同じでも異なっていてもよい。式〔S−3〕にお
いてArはアリール基を表わし、bは1〜6の整数を表
わし、R7 はb価の炭化水素基またはエーテル結合で
互いに結合した炭化水素基を表わす。式〔S−4〕にお
いてR8 はアルキル基またはシクロアルキル基を表わ
し、cは1〜6の整数を表わし、R9 はc価の炭化水
素基またはエーテル結合で互いに結合した炭化水素基を
表わす。式〔S−5〕においてdは2〜6の整数を表わ
し、R10はd価の炭化水素基(ただし芳香族基を除く
)を表わし、R11はアルキル基、シクロアルキル基ま
たはアリール基を表わす。式〔S−6〕においてR12
、R13及びR14はそれぞれ独立にアルキル基、シク
ロアルキル基またはアリール基を表わす。R12とR1
3またはR13とR14は互いに結合して環を形成して
いてもよい。式〔S−7〕においてR15はアルキル基
、シクロアルキル基、アルコキシカルボニル基、アルキ
ルスルホニル基、アリールスルホニル基、アリール基ま
たはシアノ基を表わし、R16はハロゲン原子、アルキ
ル基、シクロアルキル基、アリール基、アルコキシ基ま
たはアリールオキシ基を表わし、eは0〜3の整数を表
わす。eが複数のとき複数のR16は同じでも異なって
いてもよい。式〔S−8〕においてR17及びR18は
それぞれ独立にアルキル基、シクロアルキル基またはア
リール基を表わし、R19はハロゲン原子、アルキル基
、シクロアルキル基、アリール基、アルコキシ基または
アリールオキシ基を表わし、fは0〜4の整数を表わす
。fが複数のとき複数のR19は同じでも異なっていて
もよい。式〔S−9〕においてA1 、A2 、・・・
、An はそれぞれ異なる非発色性エチレン様モノマー
より与えられる重合単位を表わし、a1 、a2 、・
・・、an はそれぞれの重合単位の重量分率を表わし
、nは1〜30の整数を表わす。本発明において用いら
れる高沸点有機溶媒の具体例を以下に示す。 【0080】 【化44】 【0081】 【化45】 【0082】 【化46】 【0083】 【化47】 【0084】 【化48】 【0085】本発明において用いられる高沸点有機溶媒
の前記以外の化合物例及び/またはこれら高沸点有機溶
媒の合成方法は例えば米国特許第2,322,027号
、同第2,533,514号、同第2,772,163
号、同第2,835,579号、同第3,676,13
7号、同第3,912,515号、同第3,936,3
03号、同第4,080,209号、同第4,127,
413号、同第4,193,802号、同第4,239
,851号、同第4,278,757号、同第4,36
3,873号、同第4,483,918号、同第4,7
45,049号、欧州特許第276,319A号、特開
昭48−47335号、同51−149028号、同6
1−84641号、同62−118345号、同62−
247364号、同63−167357号、同64−6
8745号、特開平1−101543号等に記載されて
いる。本発明においては、上述の高沸点有機溶媒は同一
層に含まれる前記一般式(I)及び/または一般式(I
I)で表わされるカプラーと前記一般式(A)で表わさ
れるカプラーの総重量に対し1.0以下の重量比で用い
られる。この重量比は好ましくは0.01〜0.50で
ある。より好ましくは0.05〜0.35の範囲である
。上述のカプラーに対する高沸点有機溶媒の重量比は、
重量比を低減することにより、該層より下層(支持体側
に近い層)の画質を向上する利点をはじめ、重量比の低
減により、一般には色像の堅牢性が低下し、感光材料の
保存中の写真性能の変動が大きくなるが、本発明のカプ
ラーにおいてはこれら劣化の程度を軽減できる利点を有
する。これら高沸点有機溶媒は2種以上を混合して用い
てもよく、また、上述した以外の高沸点有機溶媒と併用
することもできる。 【0086】本発明の感光材料は、支持体上に青感色性
層、緑感色性層、赤感色性層のハロゲン化銀乳剤層の少
なくとも1層が設けられていればよく、ハロゲン化銀乳
剤層および非感光性層の層数および層順に特に制限はな
い。典型的な例としては、支持体上に、実質的に感色性
は同じであるが感光度の異なる複数のハロゲン化銀乳剤
層から成る感光性層を少なくとも1つ有するハロゲン化
銀写真感光材料であり、該感光性層は青色光、緑色光、
および赤色光の何れかに感色性を有する単位感光性層で
あり、多層ハロゲン化銀カラー写真感光材料においては
、一般に単位感光性層の配列が、支持体側から順に赤感
色性層、緑感色性層、青感色性の順に設置される。しか
し、目的に応じて上記設置順が逆であっても、また同一
感色性層中に異なる感光性層が挟まれたような設置順を
もとり得る。上記のハロゲン化銀感光性層の間および最
上層、最下層には各種の中間層等の非感光性層を設けて
もよい。該中間層には、特開昭61−43748号、同
59−113438 号、同59−113440 号、
同61−20037号、同61−20038号明細書に
記載されるようなカプラー、DIR化合物等が含まれて
いてもよく、通常用いられるように混色防止剤を含んで
いてもよい。各単位感光性層を構成する複数のハロゲン
化銀乳剤層は、西独特許第 1,121,470号ある
いは英国特許第923,045 号に記載されるように
高感度乳剤層、低感度乳剤層の2層構成を好ましく用い
ることができる。通常は、支持体に向かって順次感光度
が低くなる様に配列するのが好ましく、また各ハロゲン
乳剤層の間には非感光性層が設けられていてもよい。ま
た、特開昭57−112751 号、同62− 200
350号、同62−206541 号、62−2065
43 号等に記載されているように支持体より離れた側
に低感度乳剤層、支持体に近い側に高感度乳剤層を設置
してもよい。具体例として支持体から最も遠い側から、
低感度青感光性層(BL)/高感度青感光性層(BH)
/高感度緑感光性層(GH)/低感度緑感光性層(GL
) /高感度赤感光性層(RH)/低感度赤感光性層(
RL)の順、またはBH/BL/GL/GH/RH/R
Lの順、またはBH/BL/GH/GL/RL/RHの
順等に設置することができる。また特公昭 55−34
932 号公報に記載されているように、支持体から最
も遠い側から青感光性層/GH/RH/GL/RLの順
に配列することもできる。また特開昭56−25738
号、同62−63936号明細書に記載されているよう
に、支持体から最も遠い側から青感光性層/GL/RL
/GH/RHの順に配列することもできる。また特公昭
49−15495号公報に記載されているように上層を
最も感光度の高いハロゲン化銀乳剤層、中層をそれより
も低い感光度のハロゲン化銀乳剤層、下層を中層よりも
更に感光度の低いハロゲン化銀乳剤層を配置し、支持体
に向かって感光度が順次低められた感光度の異なる3層
から構成される配列が挙げられる。このような感光度の
異なる3層から構成される場合でも、特開昭59−20
2464 号明細書に記載されているように、同一感色
性層中において支持体より離れた側から中感度乳剤層/
高感度乳剤層/低感度乳剤層の順に配置されてもよい。 その他、高感度乳剤層/低感度乳剤層/中感度乳剤層、
あるいは低感度乳剤層/中感度乳剤層/高感度乳剤層な
どの順に配置されていてもよい。  また、4層以上の
場合にも、上記の如く配列を変えてよい。色再現性を改
良するために、米国特許第4,663,271号、同第
 4,705,744号,同第 4,707,436号
、特開昭62−160448 号、同63− 8985
0 号の明細書に記載の、BL,GL,RLなどの主感
光層と分光感度分布が異なる重層効果のドナー層(CL
) を主感光層に隣接もしくは近接して配置することが
好ましい。上記のように、それぞれの感光材料の目的に
応じて種々の層構成・配列を選択することができる。 【0087】本発明に用いられる写真感光材料の写真乳
剤層に含有される好ましいハロゲン化銀は約30モル%
以下のヨウ化銀を含む、ヨウ臭化銀、ヨウ塩化銀、もし
くはヨウ塩臭化銀である。特に好ましいのは約2モル%
から約10モル%までのヨウ化銀を含むヨウ臭化銀もし
くはヨウ塩臭化銀である。写真乳剤中のハロゲン化銀粒
子は、立方体、八面体、十四面体のような規則的な結晶
を有するもの、球状、板状のような変則的な結晶形を有
するもの、双晶面などの結晶欠陥を有するもの、あるい
はそれらの複合形でもよい。ハロゲン化銀の粒径は、約
 0.2μm以下の微粒子でも投影面積直径が約10μ
mに至るまでの大サイズ粒子でもよく、多分散乳剤でも
単分散乳剤でもよい。本発明に使用できるハロゲン化銀
写真乳剤は、例えばリサーチ・ディスクロージャー(R
D)No.17643 (1978年12月), 22
〜23頁,“I. 乳剤製造(Emulsionpre
paration and types)”、および同
No.18716 (1979年11月), 648 
頁、同No.307105(1989年11月),86
3 〜865 頁、およびグラフキデ著「写真の物理と
化学」,ポールモンテル社刊(P.Glafkides
, Chemieet Phisique Photo
graphique, Paul Montel, 1
967)、ダフィン著「写真乳剤化学」,フォーカルプ
レス社刊(G.F.Duffin,Photograp
hic Emulsion Chemistry (F
ocal Press, 1966))、ゼリクマンら
著「写真乳剤の製造と塗布」、フォーカルプレス社刊(
V. L. Zelikman et al., Ma
king and Coating Photogra
phic Emulsion, Focal Pres
s, 1964) などに記載された方法を用いて調製
することができる。 【0088】米国特許第 3,574,628号、同 
3,655,394号および英国特許第 1,413,
748号などに記載された単分散乳剤も好ましい。また
、アスペクト比が約3以上であるような平板状粒子も本
発明に使用できる。平板状粒子は、ガトフ著、フォトグ
ラフィック・サイエンス・アンド・エンジニアリング(
Gutoff, PhotographicScien
ce and Engineering )、第14巻
 248〜257頁(1970年);米国特許第 4,
434,226号、同 4,414,310号、同 4
,433,048号、同 4,439,520号および
英国特許第 2,112,157号などに記載の方法に
より簡単に調製することができる。結晶構造は一様なも
のでも、内部と外部とが異質なハロゲン組成からなるも
のでもよく、層状構造をなしていてもよい、また、エピ
タキシャル接合によって組成の異なるハロゲン化銀が接
合されていてもよく、また例えばロダン銀、酸化鉛など
のハロゲン化銀以外の化合物と接合されていてもよい。 また種々の結晶形の粒子の混合物を用いてもよい。上記
の乳剤は潜像を主として表面に形成する表面潜像型でも
、粒子内部に形成する内部潜像型でも表面と内部のいず
れにも潜像を有する型のいずれでもよいが、ネガ型の乳
剤であることが必要である。内部潜像型のうち、特開昭
 63−264740号に記載のコア/シェル型内部潜
像型乳剤であってもよい。このコア/シェル型内部潜像
型乳剤の調製方法は、特開昭 59−133542号に
記載されている。この乳剤のシェルの厚みは、現像処理
等によって異なるが、3〜40nmが好ましく、5〜2
0nmが特に好ましい。 【0089】ハロゲン化銀乳剤は、通常、物理熟成、化
学熟成および分光増感を行ったものを使用する。このよ
うな工程で使用される添加剤はリサーチ・ディスクロー
ジャーNo.17643、同No.18716および同
No.307105 に記載されており、その該当箇所
を後掲の表にまとめた。本発明の感光材料には、感光性
ハロゲン化銀乳剤の粒子サイズ、粒子サイズ分布、ハロ
ゲン組成、粒子の形状、感度の少なくとも1つの特性の
異なる2種類以上の乳剤を、同一層中に混合して使用す
ることができる。米国特許第 4,082,553号に
記載の粒子表面をかぶらせたハロゲン化銀粒子、米国特
許第 4,626,498号、特開昭 59−2148
52号に記載の粒子内部をかぶらせたハロゲン化銀粒子
、コロイド銀を感光性ハロゲン化銀乳剤層および/ ま
たは実質的に非感光性の親水性コロイド層に好ましく使
用できる。粒子内部または表面をかぶらせたハロゲン化
銀粒子とは、感光材料の未露光部および露光部を問わず
、一様に( 非像様に)現像が可能となるハロゲン化銀
粒子のことをいう。粒子内部または表面をかぶらせたハ
ロゲン化銀粒子の調製法は、米国特許第 4,626,
498号、特開昭 59−214852号に記載されて
いる。粒子内部がかぶらされたコア/シェル型ハロゲン
化銀粒子の内部核を形成するハロゲン化銀は、同一のハ
ロゲン組成をもつものでも異なるハロゲン組成をもつも
のでもよい。粒子内部または表面をかぶらせたハロゲン
化銀としては、塩化銀、塩臭化銀、沃臭化銀、塩沃臭化
銀のいずれをも用いることができる。これらのかぶらさ
れたハロゲン化銀粒子の粒子サイズには特別な限定はな
いが、平均粒子サイズとしては0.01〜0.75μm
、特に0.05〜0.6μmが好ましい。また、粒子形
状については特に限定はなく、規則的な粒子でもよく、
また、多分散乳剤でもよいが、単分散( ハロゲン化銀
粒子の重量または粒子数の少なくとも95%が平均粒子
径の±40%以内の粒子径を有するもの)であることが
好ましい。 【0090】本発明には、非感光性微粒子ハロゲン化銀
を使用することが好ましい。非感光性微粒子ハロゲン化
銀とは、色素画像を得るための像様露光時においては感
光せずに、その現像処理において実質的に現像されない
ハロゲン化銀微粒子であり、あらかじめカブラされてい
ないほうが好ましい。微粒子ハロゲン化銀は、臭化銀の
含有率が 0〜 100モル%であり、必要に応じて塩
化銀および/または沃化銀を含有してもよい。好ましく
は沃化銀を 0.5〜10モル%含有するものである。 微粒子ハロゲン化銀は、平均粒径(投影面積の円相当直
径の平均値)が0.01〜0.5μm が好ましく、0
.02〜 0.2μm がより好ましい。微粒子ハロゲ
ン化銀は、通常の感光性ハロゲン化銀と同様の方法で調
製できる。この場合、ハロゲン化銀粒子の表面は、光学
的に増感される必要はなく、また分光増感も不要である
。ただし、これを塗布液に添加するのに先立ち、あらか
じめトリアゾール系、アザインデン系、ベンゾチアゾリ
ウム系、もしくはメルカプト系化合物または亜鉛化合物
などの公知の安定剤を添加しておくことが好ましい。こ
の微粒子ハロゲン化銀粒子含有層に、コロイド銀を好ま
しく含有させることができる。本発明の感光材料の塗布
銀量は、6.0g/m2以下が好ましく、4.5g/m
2以下が最も好ましい。 【0091】本発明に使用できる公知の写真用添加剤も
上記の3つのリサーチ・ディスクロージャーに記載され
ており、下記の表に関連する記載箇所を示した。   添加剤の種類      RD17643    
     RD18716         RD30
7105 1. 化学増感剤        23頁 
         648頁右欄          
 866頁 2. 感度上昇剤           
            648 頁右欄      
           3. 分光増感剤、    2
3〜24頁          648頁右欄    
    866〜868頁    強色増感剤    
                    〜649頁
右欄       4. 増  白  剤      
  24頁          647頁右欄    
       868頁 5. かぶり防止     
24 〜25頁          649頁右欄  
      868〜870頁    剤、安定剤  6. 光吸収剤、     25 〜26頁    
      649頁右欄           87
3頁    フィルター              
          〜650頁左欄        
  染料、紫外     線吸収剤  7. ステイン       25 頁右欄    
      650頁左欄           87
2頁      防止剤              
               〜右欄       
    8. 色素画像          25頁 
         650頁左欄          
 872頁    安定剤  9. 硬  膜  剤        26頁   
       651頁左欄        874〜
875頁10. バインダー        26頁 
         651頁左欄        87
3〜874頁11. 可塑剤、          2
7頁          650頁右欄       
    876頁    潤滑剤     12. 塗布助剤、     26 〜27頁    
      650頁右欄        875〜8
76頁    表面活性剤             
                         
            13. スタチツク    
    27頁          650頁右欄  
      876〜877頁        防止剤 14. マツト剤                 
                         
  878〜879頁【0092】また、ホルムアルデ
ヒドガスによる写真性能の劣化を防止するために、米国
特許 4,411,987号や同第 4,435,50
3号に記載されたホルムアルデヒドと反応して、固定化
できる化合物を感光材料に添加することが好ましい。本
発明の感光材料に、米国特許第 4,740,454号
、同第 4,788,132号、特開昭62−1853
9号、特開平1−283551号に記載のメルカプト化
合物を含有させることが好ましい。本発明の感光材料に
、特開平1−106052号に記載の、現像処理によっ
て生成した現像銀量とは無関係にかぶらせ剤、現像促進
剤、ハロゲン化銀溶剤またはそれらの前駆体を放出する
化合物を含有させることが好ましい。本発明の感光材料
に、国際公開WO88/04794号、特表平1−50
2912号に記載された方法で分散された染料またはE
P 317,308A 号、米国特許 4,420,5
55号、特開平1−259358号に記載の染料を含有
させることが好ましい。本発明には種々のカラーカプラ
ーを使用することができ、その具体例は前出のリサーチ
・ディスクロージャーNo.17643、VII −C
〜G、および同No.307105 、VII −C〜
Gに記載された特許に記載されている。イエローカプラ
ーとしては、前記カプラー以外に例えば米国特許第3,
933,501号、同第 4,022,620号、同第
 4,326,024号、同第 4,401,752号
、同第 4,248,961号、特公昭 58−107
39 号、英国特許第 1,425,020号、同第 
1,476,760号、米国特許第 3,973,96
8号、同第 4,314,023号、同第4,511,
649 号、欧州特許第 249,473A 号、等に
記載のものが好ましい。 【0093】マゼンタカプラーとしては5−ピラゾロン
系及びピラゾロアゾール系の化合物が好ましく、米国特
許第 4,310,619号、同第 4,351,89
7号、欧州特許第 73,636号、米国特許第 3,
061,432号、同第 3, 725,067 号、
リサーチ・ディスクロージャーNo.24220(19
84年6月)、特開昭60−33552号、リサーチ・
ディスクロージャーNo.24230(1984年6月
)、特開昭60−43659号、同61−72238号
、同60−35730号、同55−118034 号、
同60−185951 号、米国特許第4,500,6
30 号、同第4,540,654 号、同第 4,5
56,630号、国際公開WO88/04795号等に
記載のものが特に好ましい。シアンカプラーとしては、
フェノール系及びナフトール系カプラーが挙げられ、米
国特許第 4,052,212号、同第 4,146,
396号、同第 4,228,233号、同第4,29
6,200号、同第 2,369,929号、同第 2
,801,171号、同第 2,772,162号、同
第2,895,826 号、同第 3,772,002
号、同第 3,758,308号、同第 4,334,
011号、同第 4,327,173号、西独特許公開
第3,329,729 号、欧州特許第 121,36
5A号、同第 249, 453A号、米国特許第 3
,446,622号、同第 4,333,999号、同
第 4,775,616号、同第 4,451,559
号、同第 4,427,767号、同第 4,690,
889号、同第 4,254,  212号、同第4,
296,199号、特開昭 61−42658 号等に
記載のものが好ましい。さらに、特開昭64−553号
、同64−554号、同64−555号、同64−55
6に記載のピラゾロアゾール系カプラーや、米国特許第
4,818,672 号に記載のイミダゾール系カプラ
ーも使用することができる。ポリマー化された色素形成
カプラーの典型例は、米国特許第 3,451,820
号、同第 4,080,211号、同第 4,367,
282号、同第 4,409,320号、同第 4,5
76, 910 号、英国特許 2,102,137号
、欧州特許第341,188A号等に記載されている。 【0094】発色色素が適度な拡散性を有するカプラー
としては、米国特許第4,366,237号、英国特許
第 2,125,570号、欧州特許第 96,570
 号、西独特許(公開)第 3,234,533号に記
載のものが好ましい。発色色素の不要吸収を補正するた
めのカラード・カプラーは、リサーチ・ディスクロージ
ャーNo.17643のVII −G項、同No.30
7105 のVII −G項、米国特許第4,163,
670 号、特公昭57−39413号、米国特許第4
,004,929 号、同第4,138,258号、英
国特許第1,146,368号に記載のものが好ましい
。また、米国特許第 4,774,181号に記載のカ
ップリング時に放出された蛍光色素により発色色素の不
要吸収を補正するカプラーや、米国特許第 4,777
,120号に記載の現像主薬と反応して色素を形成しう
る色素プレカーサー基を離脱基として有するカプラーを
用いることも好ましい。カップリングに伴って写真的に
有用な残基を放出する化合物もまた本発明で好ましく使
用できる。現像抑制剤を放出するDIRカプラーは、前
述のRD 17643、VII −F項及び同No.3
07105、VII −F項に記載された特許、特開昭
57−151944号、同57−154234 号、同
60−184248 号、同63−37346号、同6
3−37350号、米国特許4,248,962号、同
4,782,012 号に記載されたものが好ましい。 R.D.No.11449、同 24241、特開昭6
1−201247 号等に記載の漂白促進剤放出カプラ
ーは、漂白能を有する処理工程の時間を短縮するのに有
効であり、特に、前述の平板状ハロゲン化銀粒子を用い
る感光材料に添加する場合に、その効果が大である。 
 現像時に画像状に造核剤もしくは現像促進剤を放出す
るカプラーとしては、英国特許第 2,097,140
号、同第 2,131,188号、特開昭59−157
638 号、同59−170840 号に記載のものが
好ましい。また、特開昭 60−107029号、同 
60−252340号、特開平1− 44940号、同
1−45687号に記載の現像主薬の酸化体との酸化還
元反応により、かぶらせ剤、現像促進剤、ハロゲン化銀
溶剤等を放出する化合物も好ましい。 【0095】その他、本発明の感光材料に用いることの
できる化合物としては、米国特許第4,130,427
号等に記載の競争カプラー、米国特許第 4,283,
472号、同第 4,338,393号、同第 4,3
10,618号等に記載の多当量カプラー、特開昭60
−185950 号、特開昭62−24252号等に記
載のDIRレドックス化合物放出カプラー、DIRカプ
ラー放出カプラー、DIRカプラー放出レドックス化合
物もしくはDIRレドックス放出レドックス化合物、欧
州特許第173,302A号、同第313,308A号
に記載の離脱後復色する色素を放出するカプラー、米国
特許第 4,555,477号等に記載のリガンド放出
カプラー、特開昭63−75747号に記載のロイコ色
素を放出するカプラー、米国特許第4,774,181
 号に記載の蛍光色素を放出するカプラー等が挙げられ
る。 【0096】本発明に使用するカプラーは、前述した水
中油滴分散法に加え、種々の公知分散方法により感光材
料に導入できる。例えばラテックス分散法の工程、効果
および含浸用のラテックスの具体例は、米国特許第 4
,199,363号、西独特許出願(OLS)第 2,
541,274号および同第2,541,230 号な
どに記載されている。 【0097】本発明のカラー感光材料中には、フェネチ
ルアルコールや特開昭63−257747号、同 62
−272248号、および特開平 1−80941号に
記載の1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン、n−
ブチル  p−ヒドロキシベンゾエート、フェノール、
4−クロル −3,5−ジメチルフェノール、2−フェ
ノキシエタノール、2−(4−チアゾリル)ベンズイミ
ダゾール等の各種の防腐剤もしくは防黴剤を添加するこ
とが好ましい。本発明は種々のカラー感光材料に適用す
ることができる。一般用もしくは映画用のカラーネガフ
ィルム、スライド用もしくはテレビ用のカラー反転フィ
ルム、カラーペーパー、カラーポジフィルムおよびカラ
ー反転ペーパーなどを代表例として挙げることができる
。 本発明に使用できる適当な支持体は、例えば、前述のR
D.No.17643の28頁、同No.18716の
 647頁右欄から 648頁左欄、および同No.3
07105 の 879頁に記載されている。本発明の
感光材料は、乳剤層を有する側の全親水性コロイド層の
膜厚の総和が28μm 以下であることが好ましく、2
3μm 以下がより好ましく、18μm 以下が更に好
ましく、16μm 以下が特に好ましい。また膜膨潤速
度T1/2 は30秒以下が好ましく、20秒以下がよ
り好ましい。 膜厚は、25℃相対湿度55%調湿下(2日)で測定し
た膜厚を意味し、膜膨潤速度T1/2 は、当該技術分
野において公知の手法に従って測定することができる。 例えば、エー・グリーン(A.Green)らによりフ
ォトグラフィック・サイエンス・アンド・エンジニアリ
ング(Photogr.Sci.Eng.),19卷、
2号,124 〜129 頁に記載の型のスエロメータ
ー(膨潤計)を使用することにより、測定でき、T1/
2 は発色現像液で30℃、3 分15秒処理した時に
到達する最大膨潤膜厚の90%を飽和膜厚とし、飽和膜
厚の1/2 に到達するまでの時間と定義する。膜膨潤
速度T1/2 は、バインダーとしてのゼラチンに硬膜
剤を加えること、あるいは塗布後の経時条件を変えるこ
とによって調整することができる。また、膨潤率は 1
50〜400 %が好ましい。膨潤率とは、さきに述べ
た条件下での最大膨潤膜厚から、式:(最大膨潤膜厚−
膜厚)/膜厚に従って計算できる。本発明の感光材料は
、乳剤層を有する側の反対側に、乾燥膜厚の総和が2μ
m〜20μmの親水性コロイド層(バック層と称す)を
設けることが好ましい。 このバック層には、前述の光吸収剤、フィルター染料、
紫外線吸収剤、スタチック防止剤、硬膜剤、バインダー
、可塑剤、潤滑剤、塗布助剤、表面活性剤等を含有させ
ることが好ましい。このバック層の膨潤率は150〜5
00%が好ましい。 【0098】本発明に従ったカラー写真感光材料は、前
述のRD.No.17643の28〜29頁、同No.
18716の 651左欄〜右欄、および同No.30
7105 の880 〜881 頁に記載された通常の
方法によって現像処理することができる。本発明の感光
材料の現像処理に用いる発色現像液は、好ましくは芳香
族第一級アミン系発色現像主薬を主成分とするアルカリ
性水溶液である。この発色現像主薬としては、アミノフ
ェノール系化合物も有用であるが、p−フェニレンジア
ミン系化合物が好ましく使用され、その代表例としては
3−メチル−4− アミノ−N,Nジエチルアニリン、
3−メチル−4− アミノ−N− エチル−N− β−
 ヒドロキシエチルアニリン、3−メチル−4− アミ
ノ−N− エチル−N− β−メタンスルホンアミドエ
チルアニリン、3−メチル−4− アミノ−N− エチ
ル− β− メトキシエチルアニリン及びこれらの硫酸
塩、塩酸塩もしくはp−トルエンスルホン酸塩などが挙
げられる。これらの中で、特に、3−メチル−4− ア
ミノ−N− エチル−N −β− ヒドロキシエチルア
ニリン硫酸塩が好ましい。これらの化合物は目的に応じ
2種以上併用することもできる。発色現像液は、アルカ
リ金属の炭酸塩、ホウ酸塩もしくはリン酸塩のようなp
H緩衝剤、塩化物塩、臭化物塩、沃化物塩、ベンズイミ
ダゾール類、ベンゾチアゾール類もしくはメルカプト化
合物のような現像抑制剤またはカブリ防止剤などを含む
のが一般的である。また必要に応じて、ヒドロキシルア
ミン、ジエチルヒドロキシルアミン、亜硫酸塩、N,N
−ビスカルボキシメチルヒドラジンの如きヒドラジン類
、フェニルセミカルバジド類、トリエタノールアミン、
カテコールスルホン酸類の如き各種保恒剤、エチレング
リコール、ジエチレングリコールのような有機溶剤、ベ
ンジルアルコール、ポリエチレングリコール、四級アン
モニウム塩、アミン類のような現像促進剤、色素形成カ
プラー、競争カプラー、1−フェニル−3−ピラゾリド
ンのような補助現像主薬、粘性付与剤、アミノポリカル
ボン酸、アミノポリホスホン酸、アルキルホスホン酸、
ホスホノカルボン酸に代表されるような各種キレート剤
、例えば、エチレンジアミン四酢酸、ニトリロ三酢酸、
ジエチレントリアミン五酢酸、シクロヘキサンジアミン
四酢酸、ヒドロキシエチルイミノジ酢酸、1−ヒドロキ
シエチリデン−1,1− ジホスホン酸、ニトリロ−N
,N,N−トリメチレンホスホン酸、エチレンジアミン
−N,N,N,N− テトラメチレンホスホン酸、エチ
レンジアミン− ジ(o− ヒドロキシフェニル酢酸)
 及びそれらの塩を代表例として挙げることができる。 【0099】また反転処理を実施する場合は通常黒白現
像を行ってから発色現像する。この黒白現像液には、ハ
イドロキノンなどのジヒドロキシベンゼン類、1−フェ
ニル−3− ピラゾリドンなどの3−ピラゾリドン類ま
たはN−メチル−p− アミノフェノールなどのアミノ
フェノール類など公知の黒白現像主薬を単独であるいは
組み合わせて用いることができる。これらの発色現像液
及び黒白現像液のpHは9〜12であることが一般的で
ある。またこれらの現像液の補充量は、処理するカラー
写真感光材料にもよるが、一般に感光材料1平方メート
ル当たり3l 以下であり、補充液中の臭化物イオン濃
度を低減させておくことにより 500ml  以下に
することもできる。補充量を低減する場合には処理槽の
空気との接触面積を小さくすることによって液の蒸発、
空気酸化を防止することが好ましい。処理槽での写真処
理液と空気との接触面積は、以下に定義する開口率で表
わすことができる。即ち、開口率=〔処理液と空気との
接触面積(cm2) 〕÷〔処理液の容量(cm3) 
〕 上記の開口率は、0.1 以下であることが好ましく、
より好ましくは 0.001〜0.05である。このよ
うに開口率を低減させる方法としては、処理槽の写真処
理液面に浮き蓋等の遮蔽物を設けるほかに、特開平 1
−82033号に記載された可動蓋を用いる方法、特開
昭 63−216050号に記載されたスリット現像処
理方法を挙げることができる。開口率を低減させること
は、発色現像及び黒白現像の両工程のみならず、後続の
諸工程、例えば、漂白、漂白定着、定着、水洗、安定化
などの全ての工程において適用することが好ましい。ま
た、現像液中の臭化物イオンの蓄積を抑える手段を用い
ることにより補充量を低減することもできる。発色現像
処理の時間は、通常2〜5分の間で設定されるが、高温
高pHとし、かつ発色現像主薬を高濃度に使用すること
により、更に処理時間の短縮を図ることもできる。 【0100】発色現像後の写真乳剤層は通常漂白処理さ
れる。漂白処理は定着処理と同時に行なわれてもよいし
(漂白定着処理)、個別に行なわれてもよい。更に処理
の迅速化を図るため、漂白処理後漂白定着処理する処理
方法でもよい。さらに二槽の連続した漂白定着浴で処理
すること、漂白定着処理の前に定着処理すること、又は
漂白定着処理後漂白処理することも目的に応じ任意に実
施できる。漂白剤としては、例えば鉄(III )など
の多価金属の化合物、過酸類、キノン類、ニトロ化合物
等が用いられる。代表的漂白剤としては鉄(III )
の有機錯塩、例えばエチレンジアミン四酢酸、ジエチレ
ントリアミン五酢酸、シクロヘキサンジアミン四酢酸、
メチルイミノ二酢酸、1,3−ジアミノプロパン四酢酸
、グリコールエーテルジアミン四酢酸、などのアミノポ
リカルボン酸類もしくはクエン酸、酒石酸、リンゴ酸な
どの錯塩などを用いることができる。これらのうちエチ
レンジアミン四酢酸鉄(III )錯塩、及び1,3−
ジアミノプロパン四酢酸鉄(III )錯塩を始めとす
るアミノポリカルボン酸鉄(III )錯塩は迅速処理
と環境汚染防止の観点から好ましい。さらにアミノポリ
カルボン酸鉄(III )錯塩は漂白液においても、漂
白定着液においても特に有用である。これらのアミノポ
リカルボン酸鉄(III )錯塩を用いた漂白液又は漂
白定着液のpHは通常 4.0〜8であるが、処理の迅
速化のためにさらに低いpHで処理することもできる。 【0101】漂白液、漂白定着液及びそれらの前浴には
、必要に応じて漂白促進剤を使用することができる。 有用な漂白促進剤の具体例は、次の明細書に記載されて
いる:米国特許第 3,893,858号、西独特許第
1,290,812 号、同2,059,988 号、
特開昭53−32736号、同53−57831号、同
53−37418号、同53−72623号、同53−
95630号、同53−95631号、同53−104
232 号、同53−124424 号、同53−14
1623 号、同53−28426号、リサーチ・ディ
スクロージャーNo.17129号(1978年7月)
などに記載のメルカプト基またはジスルフィド基を有す
る化合物;特開昭50−140129 号に記載のチア
ゾリジン誘導体;特公昭45−8506 号、特開昭5
2−20832号、同53−32735号、米国特許第
3,706,561 号に記載のチオ尿素誘導体;西独
特許第1,127,715 号、特開昭58−16,2
35 号に記載の沃化物塩;西独特許第966,410
 号、同2,748,430 号に記載のポリオキシエ
チレン化合物類;特公昭45−8836 号記載のポリ
アミン化合物;その他特開昭49−40,943 号、
同49−59,644 号、同53−94,927 号
、同54−35,727 号、同55−26,506 
号、同58−163,940号記載の化合物;臭化物イ
オン等が使用できる。なかでもメルカプト基またはジス
ルフィド基を有する化合物が促進効果が大きい観点で好
ましく、特に米国特許第3,893,858 号、西独
特許第1,290,812 号、特開昭53−95,6
30 号に記載の化合物が好ましい。更に、米国特許第
4,552,834 号に記載の化合物も好ましい。こ
れらの漂白促進剤は感材中に添加してもよい。撮影用の
カラー感光材料を漂白定着するときにこれらの漂白促進
剤は特に有効である。漂白液や漂白定着液には上記の化
合物の他に、漂白ステインを防止する目的で有機酸を含
有させることが好ましい。特に好ましい有機酸は、酸解
離定数(pKa)が2〜5である化合物で、具体的には
酢酸、プロピオン酸、ヒドロキシ酢酸などが好ましい。 定着液や漂白定着液に用いられる定着剤としてはチオ硫
酸塩、チオシアン酸塩、チオエーテル系化合物、チオ尿
素類、多量の沃化物塩等をあげることができるが、チオ
硫酸塩の使用が一般的であり、特にチオ硫酸アンモニウ
ムが最も広範に使用できる。また、チオ硫酸塩とチオシ
アン酸塩、チオエーテル系化合物、チオ尿素などの併用
も好ましい。定着液や漂白定着液の保恒剤としては、亜
硫酸塩、重亜硫酸塩、カルボニル重亜硫酸付加物あるい
は欧州特許第 294769A号に記載のスルフィン酸
化合物が好ましい。更に、定着液や漂白定着液には液の
安定化の目的で、各種アミノポリカルボン酸類や有機ホ
スホン酸類の添加が好ましい。本発明において、定着液
または漂白定着液には、pH調整のために pKaが6
.0〜9.0の化合物、好ましくは、イミダゾール、1
−メチルイミダゾール、1−エチルイミダゾール、2−
メチルイミダゾールの如きイミダゾール類を0.1〜1
0モル/l 添加することが好ましい。 【0102】脱銀工程の時間の合計は、脱銀不良が生じ
ない範囲で短い方が好ましい。好ましい時間は1分〜3
分、更に好ましくは1分〜2分である。また、処理温度
は25℃〜50℃、好ましくは35℃〜45℃である。 好ましい温度範囲においては、脱銀速度が向上し、かつ
処理後のステイン発生が有効に防止される。脱銀工程に
おいては、攪拌ができるだけ強化されていることが好ま
しい。 攪拌強化の具体的な方法としては、特開昭 62−18
3460号に記載の感光材料の乳剤面に処理液の噴流を
衝突させる方法や、特開昭 62−183461号の回
転手段を用いて攪拌効果を上げる方法、更には液中に設
けられたワイパーブレードと乳剤面を接触させながら感
光材料を移動させ、乳剤表面を乱流化することによって
より攪拌効果を向上させる方法、処理液全体の循環流量
を増加させる方法が挙げられる。このような攪拌向上手
段は、漂白液、漂白定着液、定着液のいずれにおいても
有効である。攪拌の向上は乳剤膜中への漂白剤、定着剤
の供給を速め、結果として脱銀速度を高めるものと考え
られる。また、前記の攪拌向上手段は、漂白促進剤を使
用した場合により有効であり、促進効果を著しく増加さ
せたり漂白促進剤による定着阻害作用を解消させること
ができる。本発明の感光材料に用いられる自動現像機は
、特開昭 60−191257号、同 60−1912
58号、同 60−191259号に記載の感光材料搬
送手段を有していることが好ましい。前記の特開昭 6
0−191257号に記載のとおり、このような搬送手
段は前浴から後浴への処理液の持込みを著しく削減でき
、処理液の性能劣化を防止する効果が高い。このような
効果は各工程における処理時間の短縮や、処理液補充量
の低減に特に有効である。 【0103】本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料
は、脱銀処理後、水洗及び/又は安定工程を経るのが一
般的である。水洗工程での水洗水量は、感光材料の特性
(例えばカプラー等使用素材による)、用途、更には水
洗水温、水洗タンクの数(段数)、向流、順流等の補充
方式、その他種々の条件によって広範囲に設定し得る。 このうち、多段向流方式における水洗タンク数と水量の
関係は、Journ−al ofthe Societ
y of Motion Picture and T
ele− vision Engineers 第64
巻、P. 248〜253 (1955年5月号)に記
載の方法で、求めることができる。前記文献に記載の多
段向流方式によれば、水洗水量を大幅に減少し得るが、
タンク内における水の滞留時間の増加により、バクテリ
アが繁殖し、生成した浮遊物が感光材料に付着する等の
問題が生じる。本発明のカラー感光材料の処理において
、このような問題が解決策として、特開昭62−288
,838号に記載のカルシウムイオン、マグネシウムイ
オンを低減させる方法を極めて有効に用いることができ
る。また、特開昭57−8,542号に記載のイソチア
ゾロン化合物やサイアベンダゾール類、塩素化イソシア
ヌール酸ナトリウム等の塩素系殺菌剤、その他ベンゾト
リアゾール等、堀口博著「防菌防黴剤の化学」(198
6年)三共出版、衛生技術会編「微生物の滅菌、殺菌、
防黴技術」(1982年)工業技術会、日本防菌防黴学
会編「防菌防黴剤事典」(1986年)に記載の殺菌剤
を用いることもできる。本発明の感光材料の処理におけ
る水洗水のpHは、4〜9であり、好ましくは5〜8で
ある。水洗水温、水洗時間も、感光材料の特性、用途等
で種々設定し得るが、一般には、15〜45℃で20秒
〜10分、好ましくは25〜40℃で30秒〜5分の範
囲が選択される。更に、本発明の感光材料は、上記水洗
に代り、直接安定液によって処理することもできる。こ
のような安定化処理においては、特開昭57−8543
 号、同58−14834号、同60−220345 
号に記載の公知の方法はすべて用いることができる。ま
た、前記水洗処理に続いて、更に安定化処理する場合も
あり、その例として、撮影用カラー感光材料の最終浴と
して使用される、色素安定化剤と界面活性剤を含有する
安定浴を挙げることができる。色素安定化剤としては、
ホルマリンやグルタルアルデヒドなどのアルデヒド類、
N−メチロール化合物、ヘキサメチレンテトラミンある
いはアルデヒド亜硫酸付加物などを挙げることができる
。   この安定浴にも各種キレート剤や防黴剤を加えるこ
ともできる。 【0104】上記水洗及び/又は安定液の補充に伴うオ
ーバーフロー液は脱銀工程等他の工程において再利用す
ることもできる。自動現像機などを用いた処理において
、上記の各処理液が蒸発により濃縮化する場合には、水
を加えて濃縮補正することが好ましい。本発明のハロゲ
ン化銀カラー感光材料には処理の簡略化及び迅速化の目
的で発色現像主薬を内蔵しても良い。内蔵するためには
、発色現像主薬の各種プレカーサーを用いるのが好まし
い。例えば米国特許第 3,342,597号記載のイ
ンドアニリン系化合物、同第 3,342,599号、
リサーチ・ディスクロージャーNo.14,850 及
び同No.15,159 に記載のシッフ塩基型化合物
、同13,924号記載のアルドール化合物、米国特許
第 3,719,492号記載の金属塩錯体、特開昭5
3−135628 号記載のウレタン系化合物を挙げる
ことができる。 本発明のハロゲン化銀カラー感光材料は、必要に応じて
、発色現像を促進する目的で、各種の1−フェニル−3
−ピラゾリドン類を内蔵しても良い。典型的な化合物は
特開昭56−64339号、同57−144547号、
および同58−115438号等に記載されている。本
発明における各種処理液は10℃〜50℃において使用
される。通常は33℃〜38℃の温度が標準的であるが
、より高温にして処理を促進し処理時間を短縮したり、
逆により低温にして画質の向上や処理液の安定性の改良
を達成することができる。また、本発明のハロゲン化銀
感光材料は米国特許第 4,500,626号、特開昭
60−133449 号、同59−218443 号、
同61−238056 号、欧州特許210,660A
2 号などに記載されている熱現像感光材料にも適用で
きる。 【0105】 【実施例】以下に、本発明を実施例により、更に詳細に
説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない
。 【0106】実施例1 下塗りを施した三酢酸セルロースフィム支持体上に、下
記に示すような組成の各層からなるカラー感光材料を作
製した。各層の組成における塗布量については、ハロゲ
ン化銀は銀の〔g/m2〕単位で表わした量を、カプラ
ーやゼラチン等については〔g/m2〕単位で表わした
量を示す。 第1層(低感度乳剤層)   沃臭化銀乳剤(AgI  4モル%、内部高AgI
型、球相当径0.5μm、球    相当径の変動係数
12%、8面体粒子)            銀塗布
量    0.41  ゼラチン          
                         
                   2.65  
本発明のカプラー(Y−1)            
                        0
.90  比較カプラー(a)           
                         
        0.10  S−8        
                         
                       0.
50第2層(高感度乳剤層)   沃臭化銀乳剤(AgI  10モル%、内部高Ag
I型、球相当径1.3μm、    球相当径の変動係
数20%、正常晶、双晶混合粒子、直径/厚み比5.5
)                        
                         
   銀塗布量    0.52  ゼラチン    
                         
                         
2.00  本発明のカプラー(Y−1)      
                         
     0.12  S−8           
                         
                    0.06第
3層(保護層)   ゼラチン                   
                         
          1.32なお、上記感光材料の作
製に際しカプラーの分散物を調製するのに下記界面活性
剤を使用した。 【0107】 【化49】 【0108】さらに、塗布時には下記界面活性剤を、ゼ
ラチン硬膜剤には下記に示す硬膜剤を用いた。 【0109】 【化50】 【0110】 【化51】 【0111】以上のようにして作製した試料を101と
する。続いて試料102以降は第1層及び第2層のカプ
ラーを表1に示すように変更し、等モル量置き換え、S
−8/カプラーの重量比が0.5になるように調整して
試料101〜119を作製した。これら作製した試料は
35mm巾に加工し、白光のウェッヂ露光を与えてから
自動現像機を用い、以下に記載の方法で発色現像液の累
積補充量がその母液タンク容量の3倍量になるまで別途
像様露光を与えた試料を処理した後、処理を実施した。 但し、作製した試料119はカプラーの析出がみられ、
上記処理を施したが発色不良で性能の評価が不能である
ため除外した。 【0112】         処理方法   工程      処理時間      処理温度 
       補充量              タ
ンク容量発色現像     3分15秒       
 38℃            33ml     
             20l漂    白   
  6分30秒        38℃       
     25ml                
  40l水    洗     2分10秒    
    24℃          1200ml  
                20l定    着
     4分20秒        38℃    
        25ml             
     30l水  洗(1)    1分05秒 
       24℃      (2)カラ(1)ヘ
ノ向流配管方式      10l水  洗(2)  
  1分00秒        24℃       
   1200ml                
  10l安    定     1分05秒    
    38℃            25ml  
                10l乾    燥
     4分20秒        55℃    
  補充量は35mm巾1m長さ当たり【0113】次
に、処理液の組成を記す。 (発色現像液)                  
                  母液(g)  
   補充液(g)   ジエチレントリアミン五酢酸
                        1
.0      1.1  1−ヒドロキシエチリデン
−1,1−ジホス    ホン酸          
                         
       3.0      3.2  亜硫酸ナ
トリウム                     
             4.0      4.4
  炭酸カリウム                 
                   30.0  
  37.0  臭化カリウム           
                         
  1.4      0.7  沃化カリウム   
                         
        1.5mg        −  ヒ
ドロキシルアミン硫酸塩              
            2.4      2.8 
 4−〔N−エチル−N−β−ヒドロキシエチ    
ルアミノ〕−2−メチルアニリン硫酸塩       
     4.5      5.5  水を加えて 
                         
            1.0l    1.0l 
 pH                      
                    10.05
  10.10【0114】 (漂白液)                    
                    母液(g)
     補充液(g)   エチレンジアミン四酢酸
第二鉄ナトリウム    三水塩          
                         
   100.0  120.0  エチレンジアミン
四酢酸二ナトリウム塩            10.
0    10.0  臭化アンモニウム      
                        1
40.0  160.0  硝酸アンモニウム    
                         
   30.0    35.0  アンモニア水(2
7%)                      
    6.5ml    4.0ml  水を加えて
                         
             1.0l    1.0l
  pH                     
                         
6.0      5.7【0115】 (定着液)                    
                    母液(g)
     補充液(g)   エチレンジアミン四酢酸
二ナトリウム塩              0.5 
     0.7  亜硫酸ナトリウム       
                         
  7.0      8.0  重亜硫酸ナトリウム
                         
       5.0      5.5  チオ硫酸
アンモニウム水溶液(70%)        170
.0ml  200.0ml  水を加えて     
                         
        1.0l    1.0l  pH 
                         
                    6.7  
    6.6【0116】 (安定液)                    
                    母液(g)
     補充液(g)   ホルマリン(37%) 
                         
  2.0ml    3.0ml  ポリオキシエチ
レン−p−モノノニルフェニ    ルエーテル(平均
重合度  10)                 
 0.3    0.45  エチレンジアミン四酢酸
二ナトリウム塩            0.05  
  0.08  水を加えて            
                         
 1.0l    1.0l  pH        
                         
          5.0−8.0    5.0−
8.0 【0117】処理して得られた試料は青色光で
濃度測定を行い、その特性曲線を得、写真性能として最
小濃度+0.2の濃度を与える露光量の逆数の対数値を
求めこれを感度(S)とした。さらに、この感度点から
 logE=1.5の高露光量における濃度値(D)を
読み取り、感度については試料101を基準にとり各試
料との感度差(△S)を求め、濃度値については試料1
01の値を基準にとってその百分率(D%)を算出した
。また、処理済の試料は80℃、70%RHの条件で試
料間に有為差がみられる期間保存し、高温・高湿下での
色像の堅牢性を調べ、色像残存率(%)を初濃度1.5
0のところについて求めた。次に、処理済み試料の濃度
測定を緑色光で行い、イエロー濃度が最小濃度+1.5
の濃度を与える露光量のところの緑色光で測定した濃度
値を読み取り、試料101を基準にとってその濃度差(
△DG ) を求めた。一方、各試料について2組を準
備し、1つの組は50℃、40%RHの条件下に7日間
保存し、もう1つの組は5℃に保存し、同一条件の白光
露光を与え、上述の処理を同時に行い、先に記した方法
に準じて最小濃度+1.0の濃度を与える露光量の逆数
の対数値を求め、同一試料での差(△ST ) を算出
した。これら得られた結果についてはまとめて表1及び
表2に示す。 【0118】 【表1】 【0119】 【表2】 【0120】表1及び表2の比較カプラー及び引例カプ
ラーの構造式は以下に示す。 【0121】 【化52】 【0122】 【化53】 【0123】表1及び表2の結果から明らかなように、
第1層と第2層にそれぞれ比較カプラー(a)、引例カ
プラー(b)、引例カプラー(c)、本発明の前記一般
式(I)及び前記一般式(A)で表わされるカプラーを
使いわけて作製した試料において、本発明の構成要件を
満たす試料が感度、発色濃度の発色性、色像堅牢性、長
波長側の吸光度、感材の保存性に優れていることが試料
相互の比較からわかる。しかし、本発明においてはカプ
ラーが耐拡散性疎水基を分子内に有することが必須であ
ることは試料119から容易に知ることができる。特に
、本発明の構成要件を満たす試料においても、本発明の
前記一般式(I)で表わされるカプラーを用いた試料の
ほうが引例したカプラー(b)及び(c)のカプラー母
核が拡散性のカプラーを用いた試料に比べ上述の性能は
より優れていることがわかる。 【0124】実施例2 実施例1の試料101を基本に第1層及び第2層に使用
しているカプラーを表3及び表4に示すように変更し、
等モル量置換し、同じ様にS−8/全カプラー重量比が
0.5になるよう調整して試料を作製した。これらの試
料は実施例1と同様の処理を実施して、その性能を同一
の方法に従って評価した。結果は表3及び表4にまとめ
て示すが、比較のために実施例1の試料101と118
の結果を合せて示した。 【0125】 【表3】 【0126】 【表4】 【0127】上表から、本発明の構成要件を満たす試料
は写真性、色像堅牢性、色像の分光吸収特性、感材の保
存性に優れていることは明らかである。本発明の構成に
おいても、前記一般式(I)と一般式(II)で表わさ
れるカプラーを比較すると一般式(II)で表わされる
カプラーが一般式(I)で表わされるカプラーに比べ上
述の諸特性に優れていることが試料118、201〜2
03と試料204〜207の対比からわかる。さらに、
非機能性カプラーにおいて離脱基がN原子を介して活性
位に結合しているカプラーとO原子を介して結合してい
るカプラーを比較したとき(試料207、209〜21
1と試料208、212)、N原子を介して活性位に結
合している離脱基を有するカプラーのほうが上述の諸性
能の優れていることもわかる。また、一般式(A)で表
わされるカプラーを変更しても良好な結果を得ることが
できることがわかる。 【0128】実施例3 実施例1で作製した試料101を基本にし、表5、表6
に示すように第1層と第2層のカプラーを変更して、等
モル量置き換え、さらにS−8/全カプラーの重量比を
変更して試料を作製した。これらの試料は35mm巾に
裁断し、別途像様露光を与えた試料を処理し、発色現像
液の累積補充量がその母液タンク容量の3倍量累積補充
されるまでランニング処理を行ってから、実施例1と同
様の露光を与え、以下の処理を実施した。処理工程及び
処理液組成を以下に示す。 【0129】           処理工程       工程        処理時間     
 処理温度        補充量*     タンク
容量    発色現像       3分05秒   
    38.0 ℃         600ml 
         5 l     漂    白  
        50秒       38.0 ℃ 
        140ml          3 
l     漂白定着          50秒  
     38.0 ℃          −   
         3 l     定    着  
        50秒       38.0 ℃ 
        420ml          3 
l     水    洗          30秒
       38.0 ℃         980
ml          2 l     安  定(
1)         20秒       38.0
 ℃          −            
2 l     安  定(2)         2
0秒       38.0 ℃         5
60ml          2 l     乾  
  燥          1分         6
0 ℃  * 補充量は感光材料1m2当たりの量水洗
水は(2) から(1) への向流方式であり、水洗水
のオーバーフロー液は全て定着浴へ導入した。漂白定着
浴への補充は、自動現像機の漂白槽の上部と漂白定着槽
底部並びに定着槽の上部と漂白定着槽底部とをパイプで
接続し、漂白槽、定着槽への補充液の供給により発生す
るオーバーフロー液の全てが漂白定着浴に流入されるよ
うにした。尚、現像液の漂白工程への持込み量、漂白液
の漂白定着工程への持込み量、漂白定着液の定着工程へ
の持込み量及び定着液の水洗工程への持込み量は感光材
料1m2当たりそれぞれ65ml、50ml、50ml
、50mlであった。また、クロスオーバーの時間はい
ずれも5秒であり、この時間は前工程の処理時間に包含
される。 【0130】以下に処理液の組成を示す。 (発色現像液)                  
                  母液(g)  
   補充液(g)   ジエチレントリアミン五酢酸
                        2
.0      2.2  1−ヒドロキシエチリデン
−1,1−ジホスホ    ン酸          
                         
         3.3      3.3  亜硫
酸ナトリウム                   
               3.9      5
.2  炭酸カリウム               
                     37.5
    39.0  臭化カリウム         
                         
    1.4      0.4  ヨウ化カリウム
                         
         1.3mg        −  
ヒドロキシルアミン硫酸塩             
             2.4      3.3
  2−メチル−4−〔N−エチル−N−(β−ヒ  
  ドロキシエチル)アミノ〕アニリン硫酸塩    
      4.5      6.0  水を加えて
                         
             1.0l    1.0l
  pH                     
                     10.0
5  10.15【0131】 (漂白液)                    
                    母液(g)
     補充液(g)   1,3−プロピレンジア
ミン四酢酸第二鉄アン    モニウム一水塩    
                         
 144.0  206.0  臭化アンモニウム  
                         
     84.0  120.0  硝酸アンモニウ
ム                        
        17.5    25.0  ヒドロ
キシ酢酸                     
             63.0    90.0
  酢酸                     
                       54
.2    80.0  水を加えて        
                         
     1.0l    1.0l  pH〔アンモ
ニア水で調整〕                  
    3.80    3.60【0132】(漂白
定着液母液)上記漂白液母液と下記定着液母液の15対
85の混合液 【0133】 (定着液)                    
                    母液(g)
     補充液(g)   亜硫酸アンモニウム  
                         
   19.0    57.0  チオ硫酸アンモニ
ウム水溶液(700g/l)      280ml 
   840ml  イミダゾール         
                         
  28.5    85.5  エチレンジアミン四
酢酸                       
   12.5    37.5  水を加えて   
                         
          1.0l    1.0l  p
H〔アンモニア水、酢酸で調整〕          
      7.40    7.45【0134】(
水洗水)    母液、補充液共通水道水をH型強酸性
カチオン交換樹脂(ロームアンドハース社製アンバーラ
イトIR−120B)と、OH型強塩基性アニオン交換
樹脂(同アンバーライトIRA−400)を充填した混
床式カラムに通水してカルシウム及びマグネシウムイオ
ン濃度を3mg/l以下に処理し、続いて二塩化イソシ
アヌール酸ナトリウム20mg/lと硫酸ナトリウム1
50mg/lを添加した。この液のpHは6.5−7.
5の範囲にあった。 【0135】 (安定液)    母液、補充液共通        
                        (
単位g)  ホルマリン(37%)         
                         
        1.2ml  p−トルエンスルフィ
ン酸ナトリウム                  
          0.3g  ポリオキシエチレン
−p−モノノニルフェニルエーテル    (平均重合
度  10)                   
                       0.
2  エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム塩    
                      0.0
5  水を加えて                 
                         
          1.0l  pH       
                         
                         
   7.2【0136】処理して得られた試料は先の
実施例1における写真性、色像残存率及び試料の生経時
安定性(△ST ) を同様の方法に従って求めた。但
し写真性に関しては同一カプラー間のS−8/カプラー
重量比が最も高い試料を基準にとって比較した。結果は
まとめて表5及び表6に示す。 【0137】 【表5】 【0138】 【表6】 【0139】表5及び表6から本発明の試料305〜3
14は高沸点有機溶媒(S−8)/全カプラーの重量比
を小さくしても写真性の変動が小さく、色像堅牢性の劣
化の程度も小さく、しかも生保存性においても変化の小
さいことが比較試料301〜304、101との対比か
ら明らかである。さらに本発明においても、混合使用す
る場合に本発明の前記一般式(I)、一般式(II)で
表わされるカプラーの使用比率の高いほうが好ましいこ
とは、試料305〜309と試料310〜314との対
比から容易に知ることができる。 【0140】実施例4 下塗りを施した三酢酸セルロースフィルム支持体上に、
下記に示すような組成の各層よりなる多層カラー感光材
料である試料401を作成した。 (感光層の組成)塗布量はハロゲン化銀およびコロイド
銀については銀のg/m2単位で表した量を、またカプ
ラー、添加剤およびゼラチンについてはg/m2単位で
表した量を、また増感色素については同一層内のハロゲ
ン化銀1モルあたりのモル数で示した。 第1層(ハレーション防止層)   黒色コロイド銀                
                         
       0.15  ゼラチン        
                         
                     1.90
  ExM−1                  
                         
   5.0×10−3第2層(中間層)   ゼラチン                   
                         
          2.10  UV−1     
                         
                  3.0×10−
2  UV−2                  
                         
     6.0×10−2  UV−3      
                         
                 7.0×10−2
  ExF−1                  
                         
   4.0×10−3  S−6         
                         
                7.0×10−2第
3層(低感度赤感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(AgI2モル%、内部高AgI型、球相
当径0.3μm、球相当径の変動係数29%、正常晶、
双晶混合粒子、直径/厚み比2.5)        
                         
                 銀塗布量    
  0.50  ゼラチン             
                         
                1.50  ExS
−1                       
                       1.
0×10−4  ExS−2            
                         
         3.0×10−4  ExS−3 
                         
                    1.0×1
0−5  ExC−1               
                         
            0.11  ExC−3  
                         
                         
0.11  ExC−4              
                         
       3.0×10−2  ExC−7   
                         
                  1.0×10−
2  S−1                   
                         
      7.0×10−3【0141】 第4層(中感度赤感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(AgI4モル%、内部高AgI型、球相
当径0.55μm、球相当径の変動係数20%、正常晶
、双晶混合粒子、直径/厚み比1.0)       
                         
                  銀塗布量   
   0.85  ゼラチン            
                         
                 2.00  Ex
S−1                      
                        1
.0×10−4  ExS−2           
                         
          3.0×10−4  ExS−3
                         
                     1.0×
10−5  ExC−1              
                         
             0.16  ExC−2 
                         
                    8.0×1
0−2  ExC−3               
                         
            0.17  ExC−7  
                         
                   1.5×10
−2  比較カプラー(b)            
                         
 2.0×10−2  ExY−1         
                         
            1.0×10−2  Cpd
−10                      
                      1.0
×10−4  S−1               
                         
                0.10第5層(高
感度赤感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(AgI  10モル%、内部高AgI型
、球相当径0.7μm、球相当径の変動係数30%、双
晶混合粒子、直径/厚み比2.0)         
                         
                銀塗布量     
 0.70  ゼラチン              
                         
               1.60  ExS−
1                        
                      1.0
×10−4  ExS−2             
                         
        3.0×10−4  ExS−3  
                         
                   1.0×10
−5  ExC−5                
                         
     7.0×10−2  ExC−6     
                         
                8.0×10−2 
 ExC−7                   
                         
  1.5×10−2  S−1          
                         
                     0.15
  S−6                    
                         
     8.0×10−2第6層(中間層)   ゼラチン                   
                         
          1.10  P−2      
                         
                         
0.17  Cpd−1              
                         
             0.10  Cpd−4 
                         
                         
 0.17  S−1               
                         
          5.0×10−2【0142】 第7層(低感度緑感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(AgI2モル%、内部高AgI型、球相
当径0.3μm、球相当径の変動係数28%、正常晶、
双晶混合粒子、直径/厚み比2.5)        
                         
                 銀塗布量    
  0.30  ゼラチン             
                         
                0.50  ExS
−4                       
                       5.
0×10−4  ExS−5            
                         
         2.0×10−4  ExS−6 
                         
                    0.3×1
0−4  ExM−1               
                         
      3.0×10−2  ExM−2    
                         
                       0.
20  比較カプラー(b)            
                         
 3.0×10−2  S−23          
                         
             7.0×10−3  S−
1                        
                         
       0.20第8層(中感度緑感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(AgI4モル%、内部高AgI型、球相
当径0.55μm、球相当径の変動係数20%、正常晶
、双晶混合粒子、直径/厚み比4.0)       
                         
                  銀塗布量   
   0.70  ゼラチン            
                         
                 1.00  Ex
S−4                      
                        5
.0×10−4  ExS−5           
                         
          2.0×10−4  ExS−6
                         
                     3.0×
10−5  ExM−1              
                         
       3.0×10−2  ExM−2   
                         
                        0
.25  ExM−3               
                         
      1.5×10−2  比較カプラー(b)
                         
             4.0×10−2  S−
23                       
                         
9.0×10−3  S−1            
                         
                   0.20第9
層(高感度緑感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(AgI10モル%、内部高AgI型、球
相当径0.7μm、球相当径の変動係数30%、正常晶
、双晶混合粒子、直径/厚み比2.0)       
                         
                  銀塗布量   
   0.50  ゼラチン            
                         
                 0.90  Ex
S−4                      
                        2
.0×10−4  ExS−5           
                         
          2.0×10−4  ExS−6
                         
                     2.0×
10−5  ExS−7              
                         
       3.0×10−4  ExM−1   
                         
                  1.0×10−
2  ExM−4                 
                         
    3.9×10−2  ExM−5      
                         
               2.6×10−2  
Cpd−2                    
                         
 1.0×10−2  Cpd−9         
                         
            2.0×10−4  Cpd
−10                      
                      2.0
×10−4  S−1               
                         
                0.20  S−6
                         
                         
5.0×10−2【0143】 第10層(イエローフィルター層)   ゼラチン                   
                         
          0.90  黄色コロイド   
                         
                5.0×10−2 
 Cpd−1                   
                         
        0.20  S−1        
                         
                       0.
15第11層(低感度青感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(AgI  4モル%、内部高AgI型、
球相当径0.5μm、球相当径の変動係数15%、8面
体粒子)                     
                         
    銀塗布量      0.40  ゼラチン 
                         
                         
   1.00  ExS−8           
                         
          2.0×10−4  比較カプラ
ー(b)                     
                 9.0×10−2
  カプラー(Y−1)              
                         
     0.90  Cpd−2         
                         
            1.0×10−2  S−1
                         
                         
      0.30第12層(高感度青感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(AgI10モル%、内部高AgI型、球
相当径1.3μm、球相当径の変動係数25%、正常晶
、双晶混合粒子、直径/厚み比4.5)       
                         
                  銀塗布量   
   0.50  ゼラチン            
                         
                 0.60  Ex
S−8                      
                        1
.0×10−4  カプラー(Y−1)       
                         
            0.12  Cpd−2  
                         
                   1.0×10
−3  S−1                  
                         
       4.0×10−2【0144】 第13層(第1保護層)   微粒子沃臭化銀(平均粒径0.07μm、AgI 
 1モル%)      0.20  ゼラチン   
                         
                         
 0.80  UV−2              
                         
               0.10  UV−3
                         
                         
    0.10  UV−4           
                         
                  0.20  S
−3                       
                         
  4.0×10−2  P−2          
                         
               9.0×10−2第1
4層(第2保護層)   ゼラチン                   
                         
          0.90  B−1(直径1.5
μm)                      
                0.10  B−2
(直径1.5μm)                
                      0.1
0  B−3                   
                         
      2.0×10−2  H−1      
                         
                         
0.40更に、保存性、処理性、圧力耐性、防黴・防菌
性、帯電防止性、及び塗布性をよくするために、下記の
Cpd−3、Cpd−5、Cpd−6、Cpd−7、C
pd−8、P−1、W−1、W−2、W−3を添加した
。上記の他に、n−ブチル−p−ヒドロキシベンゾエー
トが添加された。さらにB−4、F−1、F−4、F−
5、F−6、F−7、F−8、F−9、F−10、F−
11、および、鉄塩、鉛塩、金塩、白金塩、イリジウム
塩、ロジウム塩が含有されている。次に本発明に用いた
化合物の化学構造式または化学名を下に示した。 【0145】 【化54】 【0146】 【化55】 【0147】 【化56】 【0148】 【化57】 【0149】 【化58】 【0150】 【化59】 【0151】 【化60】 【0152】 【化61】 【0153】 【化62】 【0154】 【化63】 【0155】 【化64】 【0156】 【化65】 【0157】 【化66】 【0158】 【化67】 【0159】試料401の作製に引き続き、赤感乳剤層
の第4層、緑感乳剤層の第7層と第8層及び青感乳剤層
の第11層と第12層の比較カプラー(b)、ExY−
1、Y−1等を表7に示すように変更し、それぞれ等モ
ル量置き換えて試料を作製した。この時、青感乳剤層の
第11層と第12層の場合はS−1/全カプラー重量比
が1/3になるよう調整した。得られた試料は実施例3
に記載の処理を行ない、実施例1と同様の方法でイエロ
ー色像の写真性(△S、D(%))、イエロー色像とマ
ゼンタ色像の色像残存率を求めた。さらに、イエロー色
像の最小濃度+0.5の濃度を与えるところの粒状性を
48μm直径のアパーチャーでもってRMS値を測定し
、鮮鋭度についても慣用のMTF法でイエロー色像につ
いて測定した(25サイクル/mm)。これらの結果を
まとめて表7に示す。 【0160】 【表7】 【0161】表7から明らかなように、本発明の構成要
件を満たす試料402〜404は感度、発色濃度ともに
高く、優れた写真性を示し、色像堅牢性にも優れている
。さらに、粒状性、鮮鋭度も良好な結果を示し、画質改
良効果にも優れていることがわかる。加えて、本発明の
前記一般式(I)及び/または一般式(II)で表わさ
れる化合物を緑感乳剤層に比較カプラー(b)に換えて
使用するとその色像堅牢性が良化することもわかった。 また、マゼンタ色像の粒状性、鮮鋭度も試料401、4
02に比べ試料403、404のほうが良好であること
も確認された。 【0162】 【発明の効果】少なくとも1層の感光性乳剤層を有する
ハロゲン化銀カラー写真感光材料において、一般式(I
)及び/または一般式(II)で表わされるカプラーを
含有し、かつ一般式(A)で表わされるカプラーを含有
する感光性乳剤層を少なくとも1層有する感光材料は、
感度、発色濃度が高く、優れた写真性能を示し、その感
光材料の経時保存性も良好であり、得られる色像は長波
長側の吸収の少ない良好な色再現性を示し、粒状性、鮮
鋭度にも優れている。これらの結果から、高い発色性を
示し、感光材料の保存性も良好であり、色像の堅牢性及
び画質の優れたハロゲン化銀カラー写真感光材料を提供
することができる。
Detailed Description of the Invention [0001] [Industrial Application Field] The present invention relates to silver halide color photography.
This is related to photosensitive materials, and for more details, how to preserve photosensitive materials.
Small fluctuations in photographic performance during processing, color image preservation after processing, and color
Regarding silver halide color photographic materials with improved reproducibility.
It is something to do. [Prior Art] Silver halide color photographic materials (hereinafter referred to as
(abbreviated simply as photosensitive material), especially color photosensitive material for photography
is highly sensitive and prevents changes in photographic performance during storage of photosensitive materials.
There is no movement, and the image quality of the resulting color image (color reproducibility, sharpness,
There is a demand for photosensitive materials with excellent graininess) and color image storage properties.
Ru. In the subtractive color method, yellow forms a color photographic image.
- Couplers include benzoylacetanilide and
Acyl acetate represented by pivaloylacetanilide series
Amide couplers are commonly used. The former is general
Cup with oxidized aromatic primary amine developer during development.
High ring activity and molecular absorption of the yellow dye produced.
The optical coefficient is slightly larger than the latter, so high sensitivity is required.
It is mainly used for color photosensitive materials for photography, and the latter is
Mainly because the spectral absorption characteristics and fastness of rho dyes are superior to the former.
It is used as color paper and color reversal type.
ing. However, benzoylacetanilide-type caps
Aromatic primary amine developer during color development
has high coupling reactivity with the oxidant of
The molecular extinction coefficient of rho dye is pivaloylacetanilide type
Spectrum of a yellow image of something much larger than the coupler
It also has the drawbacks of poor absorption characteristics and poor color image fastness.
have Here, the coupler's high coupling reactivity and
The large molecular extinction coefficient of the dyes that make up the
It enables high color density and so-called high color development.
bring. It also has excellent spectral absorption in yellow images.
For example, the absorption concentration on the long wavelength side of spectral absorption is low.
, means absorption characteristics with less unnecessary absorption in the green region. did
Therefore, high emission due to the high molecular extinction coefficient of the produced dye
Gives color density, excellent spectral absorption properties of color images, excellent color
It is desirable to develop a yellow coupler that combines image robustness.
It was. On the other hand, another yellow coupler of the present invention
For example, malondiamide couplers related to
It is described in French Patent No. 1,558,452,
The coupler disclosed in the patent has an oxygen atom at the active position.
So-called O-eliminating couplers, which have a group that leaves via
and is mainly composed of diffusive couplers. In addition, malondiamide couplers can be used as functional couplers.
For example, development inhibitor releasing (DIR) couplers are disclosed in JP-A No.
No. 52-69624, No. 52-82424, No. 57
-151944, described in JP-A No. 2-250053.
However, JP-A-52-82424 and JP-A No. 57-15
No. 1944 does not disclose any specific compounds. Inside this
JP-A No. 52-69624 describes specific effects.
There is no description. In addition, the caps described in each of the above-mentioned patents
Regarding color, the color development property, storage stability of light-sensitive materials, and color image fastness are
It turned out that she had a problem with her sexuality. Problem to be Solved by the Invention Therefore, the object of the present invention is to
The first target is silver halide color, which has excellent image fastness after processing.
The purpose of the present invention is to provide color photographic materials. The second is photosensitive material
Halogenation reduces fluctuations in photographic performance during storage of materials
The purpose of the present invention is to provide a silver color photographic material. The third is painting
Providing improved quality silver halide color photographic materials
It's about doing. [Means for solving the problem] The above problem is solved as follows.
This problem was solved using the following methods. i.e. less on the support
Both have one photosensitive silver halide emulsion layer.
In silver oxide color photographic light-sensitive materials, general formula (I) and /
or contains a coupler represented by general formula (II),
and contains a coupler represented by general formula (A)
By means of silver halide color photographic light-sensitive materials characterized by
I was able to achieve it. . General formula (I) [Chemical formula (I)] [Chemical formula 5] [Chemical formula 5] In the formula, X1 and X2 each represent an alkyl
group, aryl group or heterocyclic group, and X3 is >N-
represents an organic residue that forms a nitrogen-containing heterocyclic group with Y
represents an aryl group or a heterocyclic group, and Z is represented by the general formula
When the coupler is reacted with the oxidized developing agent, it is released.
represents a group. General formula (A) [Chemical formula 6] In general formula (A), M and Q are benzene.
Groups (including atoms) that can be substituted on the ring, L is a hydrogen atom,
rogene atom or aliphatic oxy group, m is an integer of 0 to 5
, n is an integer from 0 to 4, X is aromatic primary amine development
Represents a group that can be separated by a coupling reaction with a drug oxidant.
vinegar. However, when m is plural, (M) m may be the same but different.
Similarly, when n is plural, (Q)n is the same.
They may be the same or different. Also, M, Q, L or X
Becomes a divalent to tetravalent linking group and is represented by general formula (A)
It may be a dimer to a tetramer of yellow couplers. [0011] Below, general formula (I) and general formula (II)
The coupler represented by is described in detail. [0012] When X1 and X2 represent an alkyl group,
straight chain, fractional, having 1 to 30 carbon atoms, preferably 1 to 20 carbon atoms
Branched, cyclic, saturated, unsaturated, substituted or unsubstituted alkyl
It is the basis. Examples of alkyl groups are methyl, ethyl,
lopyl, butyl, cyclopropyl, allyl, t-octyl
, i-butyl, dodecyl, 2-hexyldecyl.
It will be done. When X1 and X2 represent a heterocyclic group, carbon
As a number of 1 to 20, preferably 1 to 10, heteroatoms
For example, at least a nitrogen atom, an oxygen atom or a sulfur atom.
3- to 12-, preferably 5- or 6-membered ring containing one or more members
saturated or unsaturated, substituted or unsubstituted, monocyclic
Or it is a fused ring heterocyclic group. As an example of a heterocyclic group
is 3-pyrrolidinyl, 1,2,4-triazole-3
-yl, 2-pyridyl, 4-pyrimidinyl, 3-pyrazo
Lyle, 2-pyrrolyl, 2,4-dioxo-1,3-imie
Examples include dazolidin-5-yl or pyranyl.
. When X1 and X2 represent an aryl group, the number of carbon atoms
6 to 20, preferably 6 to 10 substituted or unsubstituted atoms
Represents a lyl group. Examples of aryl groups are phenyl, sodium
Phthyl is a typical example. If X3 forms with >N-
When representing a nitrogen-containing heterocyclic group, the heterocyclic group has 1 to 1 carbon atoms.
20, preferably 1 to 15 nitrogen atoms as heteroatoms
In addition to atoms, it may also contain, for example, oxygen atoms or sulfur atoms.
a 3- to 12-membered ring, preferably a 5- or 6-membered ring;
Substituted or unsubstituted, saturated or unsaturated, monocyclic
is a fused ring heterocyclic group. As an example of this heterocyclic group
is pyrrolidino, piperidino, morpholino, 1-pipera
Dinyl, 1-indolinyl, 1,2,3,4-tetrahy
Doroquinolin-1-yl, 1-imidazolidinyl, 1-
Pyrazolyl, 1-pyrrolinyl, 1-pyrazolidinyl, 2
, 3-dihydro-1-indazolyl, 2-isoindoly
Nyl, 1-indolyl, 1-pyrrolyl, 4-thiazine-
s. s-dioxo-4-yl or benzoxazine-
4-yl is mentioned. [0013] X1 and X2 have a substituent
When representing an alkyl, aryl or heterocyclic group,
and a nitrogen-containing heterocycle formed by X3 together with >N-
When a group has substituents, examples of those substituents include
These include: Halogen atoms (e.g. fluorine atoms)
child, chlor atom), alkoxycarbonyl group (carbon number 2
~30, preferably 2-20. For example, methoxycarbony
dodecyloxycarbonyl, hexadecyloxycarbonyl
carbonyl), acylamino group (2 to 30 carbon atoms, preferably
2-20. For example, acetamide, tetradecanamide
do, 2-(2,4-di-t-amylphenoxy), buta
sulfonamide, benzamide), sulfonamide group (carbon number
1-30, preferably 1-20. For example, methanesulfone
amide, dodecane sulfonamide, hexadecyl sulfonamide
(benzenesulfonamide, benzenesulfonamide), carbamoyl group
(1 to 30 carbon atoms, preferably 1 to 20 carbon atoms. For example, N-butyl
tylcarbamoyl, N,N-diethylcarbamoyl),
N-sulfonylcarbamoyl group (1 to 30 carbon atoms, preferably
Or 1-20. For example, N-mesylcarbamoyl, N-
dodecylsulfonylcarbamoyl), sulfamoyl group
(1 to 30 carbon atoms, preferably 1 to 20 carbon atoms. For example, N-butyl
Tylsulfamoyl, N-dodecylsulfamoyl, N
-hexadecylsulfamoyl, N-3-(2,4-di
-t-amylphenoxy)butylsulfamoyl, N,
N-diethylsulfamoyl), alkoxy group (number of carbon atoms
1-30, preferably 1-20. For example, methoxy, hexa
sadecyloxy, isopropoxy), aryloxy group
(6 to 20 carbon atoms, preferably 6 to 10 carbon atoms. For example, phenol
xy, 4-methoxyphenoxy, 3-t-butyl-4-
hydroxyphenoxy, naphthoxy), aryloxy
Carbonyl group (7 to 21 carbon atoms, preferably 7 to 11 carbon atoms, e.g. phenoxycarbonyl), N-acylsulfamo
yl group (2 to 30 carbon atoms, preferably 2 to 20 carbon atoms, e.g.
N-propanoylsulfamoyl, N-tetradecanoy
rusulfamoyl), sulfonyl group (1 to 30 carbon atoms,
Preferably 1-20. For example, methanesulfonyl, octa
sulfonyl, 4-hydroxyphenylsulfonyl,
decanesulfonyl), alkoxycarbonylamino group (
1 to 30 carbon atoms, preferably 1 to 20 carbon atoms. For example, ethoxy
carbonylamino), cyano group, nitro group, carboxy
group, hydroxyl group, sulfo group, alkylthio group (carbon
Prime number 1-30, preferably 1-20. For example, methylthio
, dodecylthio, dodecylcarbamoylmethylthio),
Ureido group (1 to 30 carbon atoms, preferably 1 to 20 carbon atoms, e.g.
For example, N-phenylureido, N-hexadecylureido
), aryl group (6 to 20 carbon atoms, preferably 6 to 10 carbon atoms)
. e.g. phenyl, naphthyl, 4-methoxyphenyl)
, heterocyclic group (1 to 20 carbon atoms, preferably 1 to 10 carbon atoms)
eg nitrogen atom, oxygen atom or sulfur as a telo atom
Contains at least one atom, 3 to 12, preferably 5
Or a 6-membered ring, single ring or fused ring. For example, 2-pin
Lysyl, 3-pyrazolyl, 1-pyrrolyl, 2,4-dio
xo-1,3-imidazolidin-1-yl, 2-benz
oxazolyl, morpholino, indolyl), alkyl group
(C 1 to 30, preferably 1 to 20, linear, branched)
, cyclic, saturated, unsaturated. For example, methyl, ethyl, isopropyl
Lopyl, cyclopropyl, t-pentyl, t-octyl
, cyclopentyl, t-butyl, s-butyl, dodecyl
, 2-hexyldecyl), acyl group (1 to 30 carbon atoms,
Preferably 2-20. e.g. acetyl, benzoyl),
Acyloxy group (2 to 30 carbon atoms, preferably 2 to 20 carbon atoms)
. For example, propanoyloxy, tetradecanoyloxy
), arylthio group (6 to 20 carbon atoms, preferably 6 to 20 carbon atoms)
10. For example, phenylthio, naphthylthio), sulfa
Moylamino group (carbon number 0-30, preferably 0-20
. For example, N-butylsulfamoylamino, N-dodecyl
Rusulfamoylamino, N-phenylsulfamoyl
amino) or N-sulfonylsulfamoyl group (carbon
Prime number 1-30, preferably 1-20. For example, N-methyl
Sulfamoyl, N-ethanesulfonylsulfamoy
N-dodecanesulfonylsulfamoyl, N-hexyl
sadecanesulfonylsulfamoyl). Up
The above substituents may further have a substituent. its substituents
Examples include the substituents listed here. Among the above, preferable substituents include alkyl
Oxy group, halogen atom, alkoxycarbonyl group, acyl group
oxy group, acylamino group, sulfonyl group, carbamo group
yl group, sulfamoyl group, sulfonamide group, nitro
group, alkyl group or aryl group. general formula
When Y represents an aryl group in (I) and (II)
and a substitution having 6 to 20 carbon atoms, preferably 6 to 10 carbon atoms, or
It is an unsubstituted aryl group. For example, phenyl and sodium
A typical example is the phthyl group. General formula (I) and
In (II), when Y represents a heterocyclic group, X1 or
has the same meaning as explained when X2 represents a heterocyclic group.
be. When the above Y represents a substituted aryl group or a substituted heterocyclic group
Examples of substituents include, for example, X1 has a substituent.
Examples of such substituents include the substituents listed above. Y is
Preferred examples of substituents include
One is a halogen atom, an alkoxycarbonyl group, a sulfur atom,
amoyl group, carbamoyl group, sulfonyl group, N-sulfonyl group
Honylsulfamoyl group, N-acylsulfamoyl group
, alkoxy group, acylamino group, N-sulfonyl group
Bamoyl group, sulfonamide group or alkyl group
It's time. In general formulas (I) and (II), Z is
The groups shown include conventionally known coupling and dissociation groups.
It may be either degrouping. A preferable Z is nitrogen.
A nitrogen-containing heterocyclic group that is bonded to the coupling position with an elementary atom,
aryloxy group, arylthio group, heterocyclic oxy group,
Barocyclic thio group, acyloxy group, carbamoyloxy group,
Examples include an alkylthio group or a halogen atom. this
These leaving groups may be non-photographically useful groups or photographically useful groups.
or its precursors (e.g. development inhibitors, development accelerators, desilvering agents)
Accelerator, fogging agent, dye, hardener, coupler, developer
Drug oxidant scavengers, fluorescent dyes, developing agents or electrolytes
It may be any of the following. Z is a photographically useful group
When this is the case, conventionally known methods are useful. example
U.S. Pat. No. 4,248,962, U.S. Pat. No. 4,409,323,
No. 4438193, No. 4421845, No. 4618
No. 571, No. 4652516, No. 4861701,
No. 4782012, No. 4857440, No. 4847
No. 185, No. 4477563, No. 4438193,
No. 4628024, No. 4618571, No. 4741
No. 994, European Published Patent No. 193389A,
Photographic properties described in 348139A or 272573A
A useful group or a leaving group to release it (e.g. Ta
iming group) is used. Z is the coupling position and nitrogen
When representing a nitrogen-containing heterocyclic group bonded through atoms, preferably
, 5 or 1 to 15 carbon atoms, preferably 1 to 10 carbon atoms
6-membered ring, substituted or unsubstituted, saturated or unsaturated
is a monocyclic or fused ring heterocyclic group. heteroatom
contains oxygen or sulfur atoms in addition to nitrogen atoms.
You can. Preferred specific examples of the heterocyclic group include 1-
Pyrazolyl, 1-imidazolyl, pyrolino, 1,2,4
-triazol-2-yl, 1,2,3-triazole
-3-yl, benzotriazolyl, benzimidazolyl
, imidazolidine-2,4-dion-3-yl, oxa
Zolidin-2,4-dion-3-yl, 1,2,4-t
Lyazolidine-3,5-dione-4-yl, 2-imida
Zolinon-1-yl, 3,5-dioxomorpholino or
Examples include 1-imidazolyl. These heterocyclic groups
When having a substituent, the substituent is
The substituents listed as optional substituents for the group represented by
Examples include substituents. As a preferred substituent
One of the substituents is an alkyl group, an alkoxy group, or a halogen group.
Atom, alkoxycarbonyl group, aryloxycarbo
Nyl group, alkylthio group, acylamino group, sulfona group
Mido group, aryl group, nitro group, carbamoyl group, and
is a sulfonyl group. When Z represents an aromatic oxy group, preferably
is a substituted or unsubstituted aromatic oxy group having 6 to 10 carbon atoms
It is. Particularly preferably substituted or unsubstituted phenoxy
It is the basis. When having a substituent, examples of the substituent are:
The following are the substituents that the group represented by X1 may have:
Examples include the substituents listed above. Favorite among them
At least one substituent is an electron-withdrawing substituent.
Examples include sulfonyl
group, alkoxycarbonyl group, sulfamoyl group, halo
Gen atom, carboxyl group, carbamoyl group, nitro group
, a cyano group or an acyl group. Z is aromatic
When representing an o group, it is preferably substituted with 6 to 10 carbon atoms or
is an unsubstituted aromatic thio group. Particularly preferably replacement or
It is an unsubstituted phenylthio group. Having a substituent
Examples of substituents include the group represented by X1 above.
Examples of substituents listed as permissible substituents are
Can be mentioned. Among them, the preferred substituents include at least
One substituent is an alkyl group, an alkoxy group, or a sulfonate group.
Nyl group, alkoxycarbonyl group, sulfamoyl group,
Is a halogen atom, carbamoyl group, or nitro group
It's time. [0017] When Z represents a heterocyclic oxy group, a heterocyclic group
The moiety is a heterocarbon group having 1 to 20 carbon atoms, preferably 1 to 10 carbon atoms.
Examples of nitrogen atoms include nitrogen atoms, oxygen atoms, or sulfur atoms.
containing at least one child from 3 to 12, preferably as many as 5
or a 6-membered ring, substituted or unsubstituted, saturated or
It is an unsaturated, monocyclic or fused ring heterocyclic group. complex
Examples of ring oxy groups include pyridyloxy, pyrazoli
and furyloxy group. replacement
When having a group, examples of the substituent include the group shown in X1 above.
The substituents listed as substituents that the group may have are
An example of this is: Among them, the preferred substituent is
If one of the substituents is an alkyl group, an aryl group, or a carboxyl group,
xyl group, alkoxy group, halogen atom, alkoxy group
carbonyl group, aryloxycarbonyl group, alkyl group
o group, acylamino group, sulfonamide group, nitro group,
When it is a carbamoyl group or a sulfonyl group
. When Z represents a heterocyclic thio group, the number of carbon atoms in the heterocyclic group is
1 to 20, preferably 1 to 10, heteroatoms such as
For example, at least a nitrogen atom, an oxygen atom or a sulfur atom
containing one or more 3- to 12-, preferably 5- or 6-membered rings
, substituted or unsubstituted, saturated or unsaturated, monocyclic
Or it is a fused ring heterocyclic group. Examples of heterocyclic thio groups
is a tetrazolylthio group, 1,3,4-thiadiazo
Lylthio group, 1,3,4-oxadiazolylthio group, 1
, 3,4-triazolylthio group, benzimidazolylthio group
O group, benzothiazolylthio group, or 2-pyridylthio group
O group is mentioned. When having a substituent, examples of the substituent and
is a substituent that the group represented by X1 above may have.
Examples include the substituents listed in . the
Among these, preferred substituents include at least one substituent
is an alkyl group, an aryl group, a carboxyl group, an alkyl group
cy group, halogen atom, alkoxycarbonyl group, aryl
oxycarbonyl group, alkylthio group, acylamino
group, sulfonamide group, nitro group, carbamoyl group,
When it is a terocyclic group or a sulfonyl group. When Z represents an acyloxy group, preferably
is a monocyclic or fused ring having 6 to 10 carbon atoms, substituted or
or an unsubstituted aromatic acyloxy group, or a group having 2 or more carbon atoms.
30 preferably 2 to 20 substituted or unsubstituted aliphatic
It is an acyloxy group. When these have substituents,
Examples of substituents include the group represented by X1 above.
The substituents listed as good substituents are given as examples.
It will be done. When Z represents a carbamoyloxy group, the number of carbon atoms
1 to 30, preferably 1 to 20, aliphatic, aromatic,
Bare ring, substituted or unsubstituted carbamoyloxy group
Ru. For example, N,N-diethylcarbamoyloxy, N-
Phenylcarbamoyloxy, 1-imidazolylcarbo
Nyloxy or 1-pyrrolocarbonyloxy are mentioned.
It will be done. When these have a substituent, examples of the substituent include
is a substituent that the group represented by X1 above may have.
Examples include the substituents listed above. Z is Al
When representing a kylthio group, the number of carbon atoms is 1 to 30, preferably 1
~20 linear, branched, cyclic, saturated, unsaturated, substituted
is an unsubstituted alkylthio group. have a substituent
When, as an example of the substituent, the group represented by X1 is
The substituents listed as optional substituents are examples.
can be mentioned. Next, the compounds represented by general formulas (I) and (II)
Particularly preferred ranges of couplers are described below.
. The group represented by X1 in general formula (I) is preferably
is an alkyl group. Particularly preferably having 1 to 10 carbon atoms
It is an alkyl group. In general formulas (I) and (II)
The group represented by Y is preferably an aromatic group. especially
Preferably, the fluorophore has at least one substituent in the ortho position.
It is a phenyl group. The explanation of the substituent is that Y is an aromatic group.
The substituents that may be present include those described above.
Ru. The description of preferred substituents is also the same. General formula (I) and
The group represented by Z in (II) and (II) preferably has 5 to
A 6-membered nitrogen-containing compound bonded to the coupling position by a nitrogen atom.
Barocyclic group, aromatic oxy group, 5- to 6-membered heterocyclic oxy group,
Or a 5- to 6-membered heterocyclic thio group can be mentioned. In general formulas (I) and (II), preferred
The new coupler has the following general formula (III), (IV) or
is indicated by (V). General formula (III) [0021] [Formula 7] General formula (IV) [0022] [Formula 8] General formula (V) [Formula 9] [Formula 9] In the formula, Z is as explained in the general formula (I) I did it
, X4 represents an alkyl group, and X5
represents an alkyl group or an aromatic group, and Ar is at the ortho position.
represents a phenyl group having at least one substituent,
X6 is a nitrogen-containing complex with -C(R1 R2)-N<
Represents an organic residue that forms a bare ring group (single ring or fused ring)
, X7 is -C(R3)=C(R4)-N<
An organic compound that forms a nitrogen-containing heterocyclic group (single ring or fused ring)
Represents a residue, R1, R2, R3 and R4 are water
Represents an elementary atom or a substituent. General formula (III) ~(V
), a group represented by X4 to X7, Ar and Z
For a detailed explanation and preferred range of, please refer to the general formula (
In the explanations given in I) and (II),
It has the same meaning as explained in the box. R1 to R4
When represents a substituent, the substitution that X1 may have
Examples include those listed as groups. the above
Among the general formulas, particularly preferred couplers are those of the general formula (IV)
Or a coupler represented by (V). Couplers represented by general formulas (I) to (V)
are X1 to X7, Y, Ar, R1 to R4 and
Through a divalent or higher group in the group represented by Z
Dimers or multimers that bind to each other (e.g.
polymers or polymers) may also be formed. this place
In this case, the range of carbon atoms shown in each substituent above is
It may be outside the specified range. Represented by general formulas (I) to (V)
Preferably, the coupler is a diffusion-resistant coupler.
It is. Diffusion-resistant type means that molecules are immobilized in the added layer.
, a coupler that has a group in the molecule that increases the molecular weight sufficiently
-It is about. Usually 8 to 30 total carbon atoms, preferably
Substitution with 10-20 alkyl groups or 4-20 total carbon atoms
An aryl group having a group is used. These diffusion-resistant groups
may be substituted anywhere in the molecule, or multiple
may have. Shown below by general formulas (I) to (V)
A specific example of the yellow coupler shown in FIG.
It is not limited to these. [Formula 10] [Formula 11] [Formula 11] [Formula 12] [Formula 12] [Formula 13] [Formula 14] [Formula 14] [Formula 15] [Formula 16] embedded image embedded image embedded image embedded image embedded image embedded image embedded image embedded image embedded image embedded image embedded image ] [Chemical 24] [Chemical 25] The yellow coupler of the present invention can be used in light-sensitive materials.
Added to the photosensitive silver halide emulsion layer or its adjacent layer
It is preferable to add it to the photosensitive silver halide emulsion layer.
It is particularly preferable to do so. The total amount added to the sensitive material is
When the leaving group Z contains a photographically useful group component, 0.
0001 to 0.80 g/m2, preferably 0.0
005 to 0.50 g/m2, more preferably 0.02 to
It is 0.30g/m2. In addition, the leaving group Z is a photographically useful group.
If no component is included, the amount added is 0.001~
1.20g/m2, preferably 0.01-1.0
More preferably 0.10 to 0.80 g/m
It is 2. The yellow coupler of the present invention is commonly used as described below.
It can be added in the same way as conventional couplers. Synthesis Example (1) Synthesis of Exemplary Coupler (1)
It was synthesized by ##STR26## Step ■N,N-dimethylformamide 10
In a mixed solvent of 0 ml and acetonitrile 100 ml (
3.5 g of a) and 13 g of 2 were dissolved. In this solution,
N,N'-dicyclohexylcarbodiimide 6 at room temperature
40 ml of an acetonitrile solution in which g was dissolved was added dropwise. After 2 hours of reaction, N,N'-dicyclohexyl urine was precipitated.
I separated the basics. Pour the filtrate into 500ml of water and add ethyl acetate.
Extracted with 500 ml of water. Transfer to a separatory funnel and wash with water.
After that, the oil layer was separated. The solvent was distilled off under reduced pressure and the residue was
was added to crystallize. 16.1 g of (c) was obtained. Step ① 16 g of (c) was mixed with 1 part of dichloromethane.
Mixed to 50 ml. Dichlorometh containing 4.8g of bromine
10 ml of the solution was added dropwise under ice cooling (5°C to 10°C). After reacting for 10 minutes, the mixture was transferred to a separatory funnel and washed with water. oil
The layer (including (d)) was removed and this solution was used in the next step. 8.2 g of step ■(e) and 8.8 g of triethylamine
ml to 160 ml of N,N-dimethylformamide.
Ta. Add the dichloromethane solution of 4 obtained above to this solution in the room.
It was added dropwise while still warm. After reacting for 1 hour, add 500ml of ethyl acetate.
It was then transferred to a separatory funnel and washed with water. Again after neutralizing with dilute hydrochloric acid
Washed with water. The oil layer was separated and the solvent was distilled off under reduced pressure. Residue
was separated and purified by column chromatography. Mitsuru
Silica gel as a buffer and ethyl acetate/hexyl as an eluent.
Xane (1/1) was used. A file containing the compound of interest
The filtration is collected and the solvent is distilled off under reduced pressure.
16.3 g of exemplary coupler (1) in the form of a wedge was obtained. Synthesis Example (2) Synthesis of Exemplary Coupler (2)
Synthesis was performed in the same manner as in Synthesis Example (1). However, the above (b
) in place of (f), and in place of (e), (g) in equal moles.
Do the same for the desired example coupler, substituting the quantity
-(2) 15.4 g of wax-like product was obtained. Synthesis Example (3) Synthesis of Exemplary Coupler (6) The following scheme
It was synthesized by the reaction shown in the following figure. ##STR28## Add to 50 ml of N,N-dimethylformamide
4.42 g of compound (i) and triethylamine 1.
87 g was added and stirred for 10 minutes. In this solution at room temperature,
Dissolve 6.23 g of compound (h) in 20 ml of methylene chloride.
The dissolved solution was added dropwise over 15 minutes. 1 hour at room temperature
After the reaction, pour the reaction solution onto water and extract with ethyl acetate.
did. Dry the organic layer over magnesium sulfate and remove the desiccant.
It was filtered off, and the solvent was distilled off under reduced pressure. Silica gel column chromatography
The desired exemplary coupler (6) was purified by
4.7 g was obtained as a white powder. Next, the coupler represented by the general formula (A)
will be explained in more detail. As an example of M and Q
Halogen atom (fluorine, chlorine, bromine), carbon number 1-20
aliphatic group having 6 to 20 carbon atoms, aromatic group having 1 to 2 carbon atoms
0 aliphatic oxy group, aromatic oxy group having 6 to 20 carbon atoms
, carbon amide group having 2 to 24 carbon atoms, 0 to 20 carbon atoms
sulfonamide group, carbamoyl group having 1 to 24 carbon atoms
, sulfamoyl group having 0 to 20 carbon atoms, 2 to 20 carbon atoms
acyloxy group, aliphatic oxycal having 2 to 20 carbon atoms
Bonyl group, substituted amino group having 2 to 24 carbon atoms, 1 to 24 carbon atoms
24 aliphatic thio groups, ureido groups having 0 to 20 carbon atoms, carbon
Prime number 0 to 20 sulfamoylamino group, cyano group, carbon
aliphatic oxycarbonylamino group with a prime number of 2 to 20, carbon
Imide group with 4 to 20 carbon atoms, aliphatic sulfonate with 1 to 20 carbon atoms
Nyl group, aromatic sulfonyl group having 6 to 20 carbon atoms, number of carbon atoms
1 to 20 heterocyclic groups, etc. L is hydrogen atom, halogen
Atom (fluorine, chlorine, bromine) or having 1 to 24 carbon atoms
It is an aliphatic oxy group. X is an aromatic primary amine developer
It is a group that can be separated by a coupling reaction with an oxidant.
, details are expressed by the following general formulas [B], [C] and [D].
I will be forgotten. General formula [B] -O-R' General formula [C] -S-R'' General formula [D] [Chemical formula 29] [0052] In the general formula [B], R' has 2 to 3 carbon atoms.
0 aromatic group, heterocyclic group having 1 to 28 carbon atoms, 2 to 28 carbon atoms
28 acyl group, aliphatic sulfonyl group having 1 to 24 carbon atoms
Or it is an aromatic sulfonyl group having 6 to 24 carbon atoms. one
In the general formula [C], R'' is an aliphatic group having 1 to 30 carbon atoms,
Aromatic group having 6 to 30 carbon atoms or complex group having 1 to 28 carbon atoms
Represents a ring group. In general formula [D], Y and Q are single
Necessary to form a ring or fused 5- to 7-membered heterocycle
represents a group of nonmetallic atoms. complex formed by Q and Y
Examples of rings include pyrrole, pyrazole, imidazole,
1,2,4-triazole, tetrazole, indole
, indazole, benzimidazole, benzotriazo
alcohol, tetraazaindene, succinimide, phthalic acid
imide, saccharin, oxazolidine-2,4-dione
, imidazolidine-2,4-dione, thiazolidine-2
, 4-dione, urazole, parabanic acid, maleimide
do, 2-pyridone, 4-pyridone, 6-pyridazone, 6
-pyrimidone, 2-pyrazone, 1,3,5-triazine
-2-one, 1,2,4-triazin-6-one, 1,
3,4-triazin-6-one, 2-oxazolone, 2
-thiazolone, 2-imidazolone, 3-isoxazolone
5-tetrazolone, 1,2,4-triazo-5-o
These may be substituted and their substituents
Examples include halogen atoms, hydroxyl groups, nitro groups, and
Ano group, hydroxy group, aliphatic group, aromatic group, heterocyclic group
, aliphatic oxy group, aromatic oxy group, aliphatic thio group, aromatic
aromatic thio group, aliphatic oxycarbonyl group, carbonamide
do group, sulfonamide group, carbamoyl group, sulfamo group
yl group, ureido group, sulfamoylamino group, aliphatic group
Examples include oxycarbonylamino groups and substituted amino groups. In the present invention, aliphatic groups are linear, branched,
Chain or cyclic alkyl group, alkenyl group or alkyl group
Represents a quinyl group, which may be substituted. aliphatic group
Examples include methyl, ethyl, isopropyl, n-butyl,
t-butyl, t-amyl, n-hexyl, cyclohexy
n-octyl, 2-ethylhexyl, n-decyl,
n-dodecyl, n-tetradecyl, n-hexadecyl,
2-hexyldecyl, n-octadecyl, allyl, ben
Zyl, phenethyl, undecenyl, octadecenyl, to
Lifluoromethyl, chloroethyl, cyanoethyl, 1-
(Ethoxycarbonyl)ethyl, methoxyethyl, buto
xyethyl, 3-dodecyloxypropyl, phenoxy
There are ethyl etc. In the present invention, a heterocyclic group refers to a substituted or
is an unsubstituted monocyclic or condensed ring heterocyclic group, e.g.
For example, in addition to groups derived from the compounds listed above as [Chemical formula 30]
2-furyl, 2-chenyl, 2-pyridyl, 3-pyridyl
Zyl, 4-pyridyl, 2-quinolyl, oxazole-2
-yl, thiazol-2-yl, benzoxazole-
2-yl, benzothiazol-2-yl, 1,3,4-
Thiadiazol-2-yl, 1,3,4-oxadiazole
There are 2-yl and the like. What is an aromatic group in the present invention?
Substituted or unsubstituted monocyclic or fused ring aryl group
Yes, examples include phenyl, tolyl, 4-chlorophenyl
, 4-methoxyphenyl, 1-naphthyl, 2-naphthyl
, 4-t-butylphenoxy and the like. Next, the general formula (
Examples of preferred substituents in the coupler represented by A)
state. M is preferably an aliphatic group (methyl, ethyl,
n-propyl, t-butyl, etc.), aliphatic oxy groups (meth
xy, ethoxy, n-butoxy, n-dodecyloxy, etc.
), halogen atoms (fluorine, chlorine, bromine), carbon atoms
Mido group (acetamide, n-butanamide, n-tetra
(decaneamide, benzamide, etc.) or sulfonamide
group (methylsulfonamide), n-butylsulfonamide
do, n-octylsulfonamide, n-dodecylsulfonamide
amide, toluene sulfonamide, etc.). L is preferably a chlorine atom or an aliphatic oxy group (methoxy group).
cy, ethoxy, methoxyethoxy, n-octyloxy
, 2-ethylhexyloxy, n-tetradecyloxy
etc.). Q is preferably a substituent listed in M above
In addition to the aliphatic oxycarbonyl group (methoxycarbonyl group)
, ethoxycarbonyl, n-butoxycarbonyl, n
-hexyloxycarbonyl, 2-ethylhexyloxy
Cycarbonyl, 1-(ethoxycarbonyl)ethyloxy
Cycarbonyl, 3-dodecyloxypropyloxycal
Bonyl, n-decyloxycarbonyl, n-dodecyloxycarbonyl
(oxycarbonyl, phenethyloxycarbonyl, etc.)
is a carbamoyl group (dimethylcarbamoyl, dibutylcarbamoyl)
Rubamoyl, dihexylcarbamoyl, di-2-ethyl
hexylcarbamoyl, n-dodecylcarbamoyl, etc.)
It is. m is preferably 0 to 2, and n is preferably
It is 0-2. X is preferably R in general formula [B]
' is an aromatic group (4-methoxycarbonylphenol)
xy, 4-methylsulfonylphenoxy, 4-cyanof
phenoxy, 4-dimethylsulfamoylphenoxy, 2
-acetamido-4-ethoxycarbonylphenoxy,
4-Ethoxycarbonyl-2-methylsulfonamide
phenoxy, etc.) or a group represented by the general formula [D]
, among the latter, a group represented by the following general formula [E] is further
preferable. General formula [E] [Chemical formula 31] In general formula [E], V is substituted or unsubstituted.
Represents a substituted methylene group or a substituted or unsubstituted imino group.
I, W is an oxygen atom, a sulfur atom, substituted or unsubstituted
Represents a methylene group or an unsubstituted imino group. However, V
When it is an imino group, W can be either an oxygen atom or a sulfur atom.
do not have. As an example of the group represented by the general formula [E], succinic acid
imide, phthalic acid imide, 1-methyl-imidazolidine
-2,4-dione-3-yl, 1-benzyl-imidazo
Lysine-2,4-dion-3-yl, 5-ethoxy-1
-methylimidazolidine-2,4-dione-3-yl,
5-Methoxy-1-methylimidazolidine-2,4-di
On-3-yl, 5,5-dimethyloxazolidine-2
,4-dion-3-yl,thiazolidine-2,4-dio
-3-yl, 1-benzyl-2-phenyltriazoli
Dine-3,5-dion-4-yl, 1-n-propyl-
2-phenyltriazolidine-3,5-dione-4-y
5-ethoxy-1-benzyl-imidazolidine-2
, 4-dione-3-yl, etc. Represented by general formula (A)
The yellow coupler has its substituents M, Q, L or
Either of X becomes a divalent to tetravalent linking group, and yellow color
Although it may be a dimer or tetramer of the platinum, it may be a monomer or a tetramer.
mer is preferred. Here, the compound represented by the general formula (A)
When the low coupler is a dimer to a tetramer, M, Q, L or X
The carbon number ranges listed above do not apply. less than
Yellow represented by general formula (A) used in the present invention
Specific examples of couplers used in the present invention are shown below.
is not limited to these. embedded image embedded image embedded image embedded image embedded image embedded image embedded image embedded image embedded image embedded image embedded image embedded image embedded image [0066] The above-mentioned items preferably used in the present invention
Yellow couplers are synthesized by conventionally known methods. For example, U.S. Patent Nos. 3,227,554 and 3,408,
No. 194, No. 3,415,652, No. 3,447,9
No. 28, No. 4,401,752, British Patent No. 1,040
, No. 710, JP-A-47-26133, JP-A No. 47-37
No. 736, No. 48-733147, No. 48-9443
No. 2, No. 48-68834, No. 48-68835,
No. 48-68836, No. 50-34232, No. 51
-50734, 51-102636, 55-5
No. 98, No. 55-161239, No. 56-95237
No. 56-161543, No. 56-153343
, No. 59-174839 and No. 60-35730.
It can be synthesized by the synthesis method described in the specification. [0067] The group represented by the general formula (A) of the present invention
A puller is a light-sensitive silver halide emulsion layer in a light-sensitive material.
It is preferable to add the photosensitive halogen to the adjacent layer.
It is particularly preferred to add it to the silver germide emulsion layer. That feeling
The total amount added to the optical material is 1 x 10-3 to 1.20 g/m
2, preferably 1 x 10-2 to 1.00 g/m2
and more preferably 1 x 10-1 to 0.80 g/m
It is 2. In addition, it is added to the photosensitive silver halide emulsion layer.
In this case, when converted to 1 mole of silver halide, it is 1×1
0-3 to 2 mol, preferably 1 x 10-2 to 1 mol
more preferably 2×10−2 to 5×10−1
It can be used in a molar range. Represented by general formula (A)
The coupler is sensitized with a high-boiling organic solvent as described below.
It can be added to optical materials. The aforementioned general formula (I)
and/or a coupler represented by general formula (II)
Couplers represented by general formula (A) are used together in the same layer.
When mixing, the mixing ratio can be chosen arbitrarily. child
is represented by general formula (I) and/or general formula (II)
When the coupler used is a functional coupler and when the coupler is a non-functional coupler.
This is because the mixing ratio differs depending on the case. In the present invention, the general formula (I) and/or
Or a coupler represented by the general formula (II) and the general formula (
Adding the coupler represented by A) to the constituent layers of the photosensitive material
Various known techniques can be applied to
. Oil-in-water dispersion, commonly known as oil protection method
After dissolving in a solvent, it can be added by the interfacial
Emulsify and disperse in an aqueous gelatin solution containing an activator. Alright
water or gelatin in coupler solution containing surfactant.
By adding aqueous solution of
good. For example, described in U.S. Patent No. 2,322,027, etc.
The oil-in-water dispersion method uses high boiling points of approximately 175°C or higher at normal pressure.
Boiling point organic solvents such as phthalates, phosphates
Benzoic acid esters, fatty acid esters, amides
phenols, alcohols, carboxylic acids, N,
N-dialkylanilines, hydrocarbons, oligomers, etc.
Insulator polymers and/or boiling point of about 30℃ to normal pressure
Organic solvents with a low boiling point of about 160°C, such as esters (e.g.
Ethyl acetate, butyl acetate, ethylpropio
nate, β-ethoxyethyl acetate, methyl celloso
(rube acetate), alcohols (e.g. secondary
butyl alcohol), ketones (e.g. methyl isobutyl
ketone, methyl ethyl ketone, cyclohexanone),
Amides (e.g. dimethylformamide, N-methylpiamide)
lolidone), ethers (e.g. tetrahydrofuran,
Lipophilic photographic organic compounds were dissolved with dioxane) etc.
It is then emulsified and dispersed in hydrophilic colloids such as gelatin. In addition
, distillation, noodle washing or limited
After removing the low boiling point organic solvent by methods such as external filtration,
May be mixed with photographic emulsion. In the present invention, the above-mentioned
In addition to high-boiling organic solvents such as plasticizers, water-insoluble
High-boiling point organic solvents also include high-molecular compounds. child
High boiling point organic solvents such as
It can be in any form such as dielectric constant (
(25°C) in the range of 2 to 20, preferably in the range of 3 to 15.
The refractive index (25°C) is 1.30 to 1.7.
0, preferably in the range of 1.35 to 1.60
It is an organic solvent. The above-mentioned high boiling point organic solvents are preferably
It is represented by the following formulas [S-1] to [S-9]. Formula [S-1] [Chemical formula 39] [Chemical formula 39] Formula [S-2] [Chemical formula 40] [Chemical formula 40] Formula [S-3] (Ar-COO)b -
R7 Formula [S-4] (R8 -COO
)c -R9 Formula [S-5] R1
0-(COO-R11)d Formula [S-6] [0073] [Formula 41] [0074] Formula [S-7] 0075] [Formula 42] [0076] Formula [S-8] 0077] Formula [S-9] -(A1) a1 -(
A2) a2 ---(An) an-0079]
In formula [S-1], R1, R2 and R3 are
Each independently represents an alkyl group, a cycloalkyl group, or an aryl group.
represents a group. In formula [S-2], R4 and R5
each independently represents an alkyl group, a cycloalkyl group, or
represents an aryl group, R6 is a halogen atom (F, Cl
, Br, the same applies below I), alkyl group, alkoxy group, a
Represents a lyloxy group or an alkoxycarbonyl group
, a represents an integer from 0 to 3. When a is plural, plural R
6 may be the same or different. In formula [S-3]
, Ar represents an aryl group, and b represents an integer from 1 to 6.
I, R7 is a b-valent hydrocarbon group or an ether bond.
Represents hydrocarbon groups bonded to each other. In formula [S-4]
and R8 represents an alkyl group or a cycloalkyl group.
, c represents an integer of 1 to 6, and R9 is a c-valent hydrocarbon.
Hydrocarbon groups bonded to each other through elementary or ether bonds
represent In formula [S-5], d represents an integer from 2 to 6.
and R10 is a d-valent hydrocarbon group (excluding aromatic groups)
), and R11 is an alkyl group, a cycloalkyl group or
or represents an aryl group. In formula [S-6], R12
, R13 and R14 are each independently an alkyl group,
Represents a loalkyl group or an aryl group. R12 and R1
3 or R13 and R14 combine with each other to form a ring
You can stay there. In formula [S-7], R15 is an alkyl group
, cycloalkyl group, alkoxycarbonyl group, alkyl
sulfonyl group, arylsulfonyl group, aryl group or
or a cyano group, and R16 is a halogen atom or an alkyl atom.
group, cycloalkyl group, aryl group, alkoxy group or
or an aryloxy group, and e represents an integer of 0 to 3.
Was. When e is plural, the plural R16s may be the same or different.
You can stay there. In formula [S-8], R17 and R18 are
Each independently represents an alkyl group, a cycloalkyl group, or an alkyl group.
Represents a lyl group, R19 is a halogen atom, an alkyl group
, cycloalkyl group, aryl group, alkoxy group or
represents an aryloxy group, f represents an integer of 0 to 4
. When f is multiple, multiple R19s may be the same or different.
Good too. In formula [S-9], A1, A2,...
, An are different non-chromogenic ethylene-like monomers.
represents the polymerized unit given by a1, a2, ・
..., an represents the weight fraction of each polymerized unit.
, n represents an integer from 1 to 30. used in the present invention
Specific examples of high boiling point organic solvents are shown below. embedded image embedded image embedded image embedded image embedded image embedded image embedded image embedded image embedded image embedded image embedded image embedded image embedded image embedded image
Examples of compounds other than those mentioned above and/or these high boiling point organic solvents
A method for synthesizing the medium is described, for example, in U.S. Pat. No. 2,322,027.
, No. 2,533,514, No. 2,772,163
No. 2,835,579, No. 3,676,13
No. 7, No. 3,912,515, No. 3,936,3
No. 03, No. 4,080,209, No. 4,127,
No. 413, No. 4,193,802, No. 4,239
, No. 851, No. 4,278,757, No. 4,36
No. 3,873, No. 4,483,918, No. 4,7
No. 45,049, European Patent No. 276,319A, JP
No. 48-47335, No. 51-149028, No. 6
No. 1-84641, No. 62-118345, No. 62-
No. 247364, No. 63-167357, No. 64-6
No. 8745, JP-A No. 1-101543, etc.
There is. In the present invention, the above-mentioned high boiling point organic solvents are the same.
General formula (I) and/or general formula (I) contained in the layer
A coupler represented by I) and a coupler represented by the general formula (A)
Used at a weight ratio of 1.0 or less to the total weight of the coupler
It will be done. This weight ratio is preferably 0.01 to 0.50.
be. More preferably, it is in the range of 0.05 to 0.35.
. The weight ratio of high boiling point organic solvent to the above couplers is:
By reducing the weight ratio, the lower layer (support side
In addition to the advantages of improving the image quality of
This generally reduces the fastness of color images and increases the quality of light-sensitive materials.
Although the photographic performance fluctuates greatly during storage, the capacitor of the present invention
This method has the advantage of reducing the degree of deterioration in
do. These high boiling point organic solvents are used in combination of two or more types.
It may also be used in combination with high boiling point organic solvents other than those mentioned above.
You can also. The light-sensitive material of the present invention has a blue-sensitive material on a support.
layer, green-sensitive layer, and red-sensitive layer.
It is sufficient if at least one layer is provided, silver halide milk
There are no particular restrictions on the number or order of the agent layer and non-photosensitive layer.
stomach. Typically, a substantially color-sensitive
Multiple silver halide emulsions with the same but different sensitivities
halogenated with at least one photosensitive layer consisting of
It is a silver photographic light-sensitive material, and the photosensitive layer has blue light, green light,
and a unit photosensitive layer sensitive to either red light.
Yes, in multilayer silver halide color photographic materials.
Generally, the unit photosensitive layers are arranged in order of red sensitivity from the support side.
A chromatic layer, a green-sensitive layer, and a blue-sensitive layer are installed in this order. deer
However, even if the above installation order is reversed depending on the purpose, the same
The installation order is such that different photosensitive layers are sandwiched between color-sensitive layers.
You can get it. Between and at the top of the silver halide photosensitive layer above.
Non-photosensitive layers such as various intermediate layers are provided on the top and bottom layers.
Good too. The intermediate layer includes Japanese Patent Application Laid-open No. 61-43748,
No. 59-113438, No. 59-113440,
In the specifications of No. 61-20037 and No. 61-20038
Contains couplers, DIR compounds, etc. as described
It may contain a color mixing inhibitor as is commonly used.
You can stay there. Multiple halogens forming each unit photosensitive layer
The silver oxide emulsion layer is in West German Patent No. 1,121,470.
or as described in British Patent No. 923,045.
A two-layer structure consisting of a high-sensitivity emulsion layer and a low-sensitivity emulsion layer is preferably used.
can be done. Typically, the photosensitivity is sequential towards the support.
It is preferable to arrange them so that each halogen
A non-photosensitive layer may be provided between the emulsion layers. Ma
JP-A-57-112751, JP-A No. 62-200
No. 350, No. 62-206541, No. 62-2065
The side away from the support as described in No. 43, etc.
A low-sensitivity emulsion layer is installed on the side, and a high-sensitivity emulsion layer is installed on the side closer to the support.
You may. As a specific example, from the side farthest from the support,
Low-sensitivity blue-sensitive layer (BL)/high-sensitivity blue-sensitive layer (BH)
/ High sensitivity green photosensitive layer (GH) / Low sensitivity green photosensitive layer (GL
) / High-sensitivity red-sensitive layer (RH) / Low-sensitivity red-sensitive layer (
RL) or BH/BL/GL/GH/RH/R
In order of L or BH/BL/GH/GL/RL/RH
They can be installed in any order. Also, Tokuko Sho 55-34
As described in Publication No. 932, from the support
From the farthest side, the blue-sensitive layer/GH/RH/GL/RL.
It can also be arranged in Also, JP-A-56-25738
No. 62-63936.
From the side farthest from the support, the blue-sensitive layer/GL/RL
They can also be arranged in the order of /GH/RH. Also Tokko Akira
49-15495, the upper layer is
The most sensitive silver halide emulsion layer, with the middle layer more
A silver halide emulsion layer with lower sensitivity, the lower layer is more sensitive than the middle layer.
Furthermore, a silver halide emulsion layer with low photosensitivity is placed on the support.
Three layers with different photosensitivity, with the photosensitivity decreasing sequentially toward
An example is an array consisting of . This kind of sensitivity
Even if it is composed of three different layers, JP-A-59-20
As described in the specification of No. 2464, the same color sensitivity
Medium-sensitivity emulsion layer/
They may be arranged in the order of high-speed emulsion layer/low-speed emulsion layer. In addition, high-sensitivity emulsion layer / low-sensitivity emulsion layer / medium-sensitivity emulsion layer,
Or low-speed emulsion layer/medium-speed emulsion layer/high-speed emulsion layer.
They may be arranged in any order. In addition, 4 or more layers
In this case, the arrangement may be changed as described above. Improved color reproducibility
No. 4,663,271;
No. 4,705,744, No. 4,707,436
, JP-A No. 62-160448, No. 63-8985
The main feeling of BL, GL, RL etc. described in the specification of No. 0
A multilayer effect donor layer (CL) with a different spectral sensitivity distribution from the optical layer
) may be arranged adjacent to or close to the main photosensitive layer.
preferable. As mentioned above, depending on the purpose of each photosensitive material,
Various layer configurations and arrangements can be selected accordingly. [0087] Photographic milk of the photographic light-sensitive material used in the present invention
The preferred amount of silver halide contained in the agent layer is about 30 mol%.
Silver iodobromide, silver iodochloride, including the following silver iodides:
Silver is iodochlorobromide. Particularly preferred is about 2 mol%.
Silver iodobromide containing up to about 10 mol% silver iodide
Silver is iodochlorobromide. Silver halide grains in photographic emulsion
Children are regular crystals like cubes, octahedrons, and tetradecahedrons.
Those with irregular crystal shapes such as spherical or plate-like
crystal defects such as twin planes, or
may be a combination thereof. The grain size of silver halide is approximately
Even fine particles of 0.2 μm or less have a projected area diameter of approximately 10 μm.
It can be large-sized particles up to m, or it can be a polydisperse emulsion.
A monodispersed emulsion may be used. Silver halide that can be used in the present invention
Photographic emulsions are, for example, Research Disclosure (R
D) No. 17643 (December 1978), 22
~pages 23, “I. Emulsion Preparation”
parity and types)” and
No. 18716 (November 1979), 648
Page, same No. 307105 (November 1989), 86
pp. 3 to 865, and “Physics of Photography” by Grafkide.
"Chemistry", published by Paul Montell (P. Glafkides)
, Chemieet Phisique Photo
graphique, Paul Montel, 1
967), “Photographic Emulsion Chemistry” by Duffin, Focalp.
Published by Ressha (G.F. Duffin, Photograp
hic Emulsion Chemistry (F
ocal Press, 1966)), Zelikman et al.
Author: “Production and Coating of Photographic Emulsions”, published by Focal Press (
V. L. Zelikman et al. , Ma
King and Coating Photogra
phic Emulsion, Focal Pres
s, 1964) and others.
can do. [0088] US Pat. No. 3,574,628,
No. 3,655,394 and British Patent No. 1,413,
Monodispersed emulsions such as those described in No. 748 are also preferred. Also
, tabular grains with an aspect ratio of about 3 or more are also included.
Can be used for inventions. Tabular grains are described by Gatoff, Photog
Rough Science and Engineering (
Gutoff, Photographic Science
CE and Engineering), Volume 14
pp. 248-257 (1970); U.S. Patent No. 4,
No. 434,226, No. 4,414,310, No. 4
, No. 433,048, No. 4,439,520 and
The method described in British Patent No. 2,112,157 etc.
Can be more easily prepared. The crystal structure is uniform
However, the inside and outside may have different halogen compositions.
It may have a layered structure, or it may have an epitaxial structure.
Silver halides of different compositions are connected by taxial bonding.
For example, Rodan silver, lead oxide, etc.
may be bonded with a compound other than silver halide. Also, mixtures of particles of various crystal forms may be used. the above
The emulsion is a surface latent image type in which a latent image is mainly formed on the surface.
Even with the internal latent image type formed inside the particle, both the surface and the inside
Any type of breast that has a latent image may be used, but negative type breasts may be used.
It is necessary to be a drug. Among the internal latent image types, JP-A-Sho
63-264740
It may also be an image-type emulsion. This core/shell type internal latent image
The method for preparing the type emulsion is described in JP-A-59-133542.
Are listed. The shell thickness of this emulsion is determined by the development process.
etc., but preferably 3 to 40 nm, and 5 to 2 nm.
0 nm is particularly preferred. Silver halide emulsions are usually subjected to physical ripening, chemical
Use those that have been subjected to chemical ripening and spectral sensitization. This way
Additives used in the eel process are research disclosures.
Jar No. 17643, same No. 18716 and the same
No. 307105, and the relevant part
are summarized in the table below. The photosensitive material of the present invention has photosensitive
Grain size, grain size distribution, halo of silver halide emulsions
at least one of the following characteristics: particle composition, particle shape, and sensitivity.
Mixing two or more different emulsions in the same layer
can be done. U.S. Patent No. 4,082,553
Silver halide grains coated with the grain surface described above, US Pat.
Patent No. 4,626,498, JP 59-2148
Silver halide grains whose interiors are covered as described in No. 52
, colloidal silver is added to a photosensitive silver halide emulsion layer and/or
or a substantially non-photosensitive hydrophilic colloid layer.
Can be used. Halogenation inside or on the surface of the particle
Silver particles refer to both unexposed and exposed areas of photosensitive materials.
, silver halide that can be developed uniformly (non-imagewise)
Refers to particles. particles inside or on the surface.
A method for preparing silver halide grains is described in U.S. Patent No. 4,626,
No. 498, as described in JP-A No. 59-214852.
There is. Core/shell type halogen with fogged inside of particle
The silver halide that forms the inner core of silver grains is
Those with a halogen composition or those with a different halogen composition
It's okay. Halogen inside or on the surface of the particle
Silver oxides include silver chloride, silver chlorobromide, silver iodobromide, and silver chloroiobromide.
Any silver can be used. these head coverings
There are no special limitations on the grain size of silver halide grains.
However, the average particle size is 0.01 to 0.75 μm.
, particularly preferably 0.05 to 0.6 μm. Also, the particle shape
There is no particular limitation on the shape, and regular particles may be used.
Polydisperse emulsions may also be used, but monodisperse emulsions (silver halide emulsions) may be used.
At least 95% of the weight or number of particles is an average particle
The particle size must be within ±40% of the particle diameter.
preferable. [0090] In the present invention, non-photosensitive fine grain silver halide
It is preferable to use Non-photosensitive fine particle halogenation
Silver is a material that is not sensitive during imagewise exposure to obtain dye images.
Not exposed to light and virtually undeveloped in its development process
It is a silver halide fine grain and has not been fogged in advance.
It is preferable not to have it. Fine-grained silver halide is made from silver bromide.
The content is 0 to 100 mol%, and salt is added as necessary.
It may contain silver oxide and/or silver iodide. preferably
contains 0.5 to 10 mol% of silver iodide. Fine-grain silver halide has an average grain size (circle equivalent straight line of projected area)
The average diameter) is preferably 0.01 to 0.5 μm, and 0.01 to 0.5 μm.
.. 02 to 0.2 μm is more preferable. Fine particle halogen
Silver halide is prepared in the same way as ordinary photosensitive silver halide.
Can be manufactured. In this case, the surface of the silver halide grains is optically
does not need to be sensitized spectrally or spectral sensitization
. However, before adding this to the coating solution,
Humidity triazole series, azaindene series, benzothiazoli
um-based or mercapto-based compounds or zinc compounds
It is preferable to add a known stabilizer such as. child
Colloidal silver is preferably used in the layer containing fine silver halide grains.
It can be contained in various ways. Application of the photosensitive material of the present invention
The amount of silver is preferably 6.0 g/m2 or less, and 4.5 g/m
2 or less is most preferable. Known photographic additives that can be used in the present invention
As stated in the three research disclosures above,
The relevant information is shown in the table below. Additive type RD17643
RD18716 RD30
7105 1. Chemical sensitizer page 23
Page 648 right column
866 pages 2. Sensitivity enhancer
648 page right column
3. spectral sensitizer, 2
Pages 3-24 Page 648 Right column
Pages 866-868 Supersensitizer
~649 pages
Right column 4. brightener
Page 24 Page 647 Right column
868 pages 5. Anti-fogging
Pages 24-25 Page 649 Right column
Pages 868-870 Agents, stabilizers 6. Light absorber, pages 25-26
Page 649 right column 87
Page 3 Filter
~Page 650 left column
Dyes, UV absorbers 7. Stain page 25 right column
Page 650 left column 87
Page 2 Inhibitor
~Right column
8. Dye image 25 pages
Page 650 left column
Page 872 Stabilizers 9. Hardener page 26
Page 651 left column 874~
875 pages 10. Binder 26 pages
Page 651 left column 87
Pages 3-874 11. plasticizer, 2
Page 7 650 page right column
Page 876 Lubricants 12. Coating aids, pages 26-27
Page 650 right column 875-8
Page 76 Surfactant
                         
13. Statistic
Page 27 Page 650 Right column
Pages 876-877 Inhibitor 14. matte agent
                         
Pages 878-879 [0092] Also, formalde
In order to prevent deterioration of photographic performance due to hydrogen gas,
Patent No. 4,411,987 and Patent No. 4,435,50
Immobilization by reaction with formaldehyde described in No. 3
It is preferable to add a compound capable of forming a photosensitive material to a photosensitive material. Book
U.S. Patent No. 4,740,454 for the photosensitive material of the invention
, No. 4,788,132, JP-A-62-1853
No. 9, mercapto conversion described in JP-A No. 1-283551
It is preferable to contain a compound. The photosensitive material of the present invention
, by the development process described in JP-A No. 1-106052.
fogging agent, development acceleration, regardless of the amount of developed silver produced.
silver halide solvents or their precursors.
It is preferable to contain a compound. Photosensitive material of the present invention
In, International Publication No. WO88/04794, Special Publication Hei 1-50
Dye or E dispersed by the method described in No. 2912
P 317,308A, U.S. Patent 4,420,5
Contains the dye described in No. 55 and JP-A No. 1-259358.
It is preferable to let The present invention includes various color couplers.
can be used, specific examples of which can be found in the research mentioned above.
・Disclosure No. 17643, VII-C
~G, and the same No. 307105, VII-C~
It is described in the patent described in G. yellow coupler
In addition to the above-mentioned couplers, for example, U.S. Pat.
No. 933,501, No. 4,022,620, No. 933,501, No. 4,022,620, No.
No. 4,326,024, No. 4,401,752
, No. 4,248,961, Special Publication No. 58-107
39, British Patent No. 1,425,020, British Patent No.
No. 1,476,760, U.S. Patent No. 3,973,96
No. 8, No. 4,314,023, No. 4,511,
No. 649, European Patent No. 249,473A, etc.
Those described are preferred. 5-pyrazolone as magenta coupler
and pyrazoloazole compounds are preferred;
Permit No. 4,310,619, No. 4,351,89
No. 7, European Patent No. 73,636, US Patent No. 3,
No. 061,432, No. 3,725,067,
Research Disclosure No. 24220 (19
June 1984), JP-A No. 60-33552, Research
Disclosure No. 24230 (June 1984
), JP-A-60-43659, JP-A-61-72238
, No. 60-35730, No. 55-118034,
No. 60-185951, U.S. Patent No. 4,500,6
No. 30, No. 4,540,654, No. 4, 5
No. 56,630, International Publication WO88/04795, etc.
Those described are particularly preferred. As a cyan coupler,
Examples include phenolic and naphthol couplers,
National Patent No. 4,052,212, National Patent No. 4,146,
No. 396, No. 4,228,233, No. 4,29
No. 6,200, No. 2,369,929, No. 2
, No. 801,171, No. 2,772,162, No. 801,171, No. 2,772,162, No.
No. 2,895,826, No. 3,772,002
No. 3,758,308, No. 4,334,
No. 011, No. 4,327,173, West German Patent Publication
No. 3,329,729, European Patent No. 121,36
No. 5A, No. 249,453A, U.S. Patent No. 3
, No. 446,622, No. 4,333,999, No. 4,333,999, No. 4,333,999, No.
No. 4,775,616, No. 4,451,559
No. 4,427,767, No. 4,690,
No. 889, No. 4,254, 212, No. 4,
No. 296,199, JP-A No. 61-42658, etc.
Those described are preferred. Furthermore, JP-A No. 64-553
, No. 64-554, No. 64-555, No. 64-55
The pyrazoloazole couplers described in No. 6 and U.S. Pat.
Imidazole couplers described in No. 4,818,672
- can also be used. polymerized pigment formation
A typical example of a coupler is U.S. Pat. No. 3,451,820.
No. 4,080,211, No. 4,367,
No. 282, No. 4,409,320, No. 4, 5
No. 76,910, British Patent No. 2,102,137
, European Patent No. 341,188A, etc. Couplers whose coloring dyes have appropriate diffusivity
As U.S. Patent No. 4,366,237, British Patent No.
No. 2,125,570, European Patent No. 96,570
No. 3,234,533, West German Patent Publication No. 3,234,533.
The one listed is preferred. To correct unnecessary absorption of coloring dyes.
The colored coupler is from Research Disclosure.
Char No. Section VII-G of 17643, No. 30
Section VII-G of 7105, U.S. Pat. No. 4,163,
No. 670, Japanese Patent Publication No. 57-39413, U.S. Patent No. 4
, No. 004,929, No. 4,138,258, English
Preferably, the one described in National Patent No. 1,146,368
. Also, the method described in U.S. Patent No. 4,774,181
The fluorescent dye released during coupling can prevent the coloring dye from dissipating.
Couplers that correct absorption requirements and U.S. Patent No. 4,777
, No. 120, which reacts with the developing agent to form a dye.
A coupler having a dye precursor group as a leaving group
It is also preferable to use Photography along with the coupling
Compounds that release useful residues are also preferably used in the present invention.
Can be used. The DIR coupler releasing the development inhibitor is
RD 17643, Section VII-F and No. 3
07105, patent listed in Section VII-F, JP-A-Sho
No. 57-151944, No. 57-154234, No. 57-154234, No. 57-151944, No. 57-154234, No.
No. 60-184248, No. 63-37346, No. 6
No. 3-37350, U.S. Patent No. 4,248,962,
4,782,012 is preferred. R. D. No. 11449, 24241, JP-A-6
Bleach accelerator releasing coupler described in No. 1-201247 etc.
- is useful in reducing the time of processing steps with bleaching capabilities.
This is particularly effective when using the tabular silver halide grains mentioned above.
It has a great effect when added to photosensitive materials.
A nucleating agent or development accelerator is released in an image form during development.
British Patent No. 2,097,140
No. 2,131,188, JP-A-59-157
No. 638 and No. 59-170840.
preferable. Also, Japanese Patent Application Laid-open No. 60-107029,
No. 60-252340, JP-A No. 1-44940, same.
Oxidation-reduction with the oxidized product of the developing agent described in No. 1-45687
Depending on the original reaction, fogging agents, development accelerators, silver halide
Also preferred are compounds that release solvents and the like. Other materials that can be used in the photosensitive material of the present invention
Compounds that can be used include U.S. Patent No. 4,130,427.
Competitive coupler described in U.S. Pat. No. 4,283, et al.
No. 472, No. 4,338,393, No. 4,3
10,618 etc., JP-A-60
-185950, JP-A No. 62-24252, etc.
DIR redox compound releasing coupler, DIR cap
DIR-emitting couplers, DIR coupler-emitting redox compounds
Redox compound or DIR redox releasing redox compound, European
State Patent No. 173,302A, State Patent No. 313,308A
Couplers that release dyes that recolor after separation as described in US
Ligand release described in Patent No. 4,555,477 etc.
Coupler, leuco color described in JP-A-63-75747
U.S. Patent No. 4,774,181
Examples include couplers that emit fluorescent dyes as described in the issue.
Ru. The coupler used in the present invention is the above-mentioned water coupler.
In addition to the medium oil droplet dispersion method, various known dispersion methods can be used to prepare photosensitive materials.
It can be introduced into the fee. For example, the process and effects of latex dispersion method
and specific examples of latex for impregnation are given in U.S. Pat.
, No. 199,363, West German Patent Application (OLS) No. 2,
No. 541,274 and No. 2,541,230.
It is written in which. [0097] The color photosensitive material of the present invention contains fenethyl
Alcohol and JP-A No. 63-257747, 62
-272248 and JP-A No. 1-80941
1,2-benzisothiazolin-3-one, n-
Butyl p-hydroxybenzoate, phenol,
4-chloro-3,5-dimethylphenol, 2-phene
Noxyethanol, 2-(4-thiazolyl)benzimine
Adding various preservatives or fungicides such as dazol
is preferable. The present invention can be applied to various color photosensitive materials.
can be done. Color negative for general use or movie use
Color reversal film for film, slides or television
color paper, color positive film, and color
-Reverse paper can be cited as a typical example.
. Suitable supports that can be used in the present invention include, for example, the above-mentioned R
D. No. 17643, page 28, No. 18716
From the right column of page 647 to the left column of page 648, and the same No. 3
07105, page 879. of the present invention
The photosensitive material consists of the entire hydrophilic colloid layer on the side with the emulsion layer.
It is preferable that the total film thickness is 28 μm or less, and 2
3 μm or less is more preferable, and 18 μm or less is even more preferable.
The thickness is particularly preferably 16 μm or less. Also, the membrane swelling rate
Degree T1/2 is preferably 30 seconds or less, preferably 20 seconds or less.
More preferable. Film thickness was measured at 25°C and 55% relative humidity (2 days).
The membrane swelling rate T1/2 means the membrane thickness
It can be measured according to a known method in the field. For example, A. Green et al.
Photographic Science and Engineering
(Photogr.Sci.Eng.), 19 volumes,
2, pp. 124-129
- (swelling meter), it can be measured and T1/
2 is when processed with color developer at 30℃ for 3 minutes and 15 seconds.
The saturated film thickness is defined as 90% of the maximum swelling film thickness reached.
Defined as the time required to reach 1/2 of the thickness. membrane swelling
The speed T1/2 is the hardness of gelatin as a binder.
Adding agents or changing the aging conditions after application
It can be adjusted by Also, the swelling rate is 1
50-400% is preferred. The swelling rate is as mentioned earlier.
From the maximum swollen film thickness under the conditions, the formula: (maximum swollen film thickness -
It can be calculated according to (film thickness)/film thickness. The photosensitive material of the present invention is
, the total dry film thickness is 2μ on the side opposite to the side with the emulsion layer.
m ~ 20μm hydrophilic colloid layer (referred to as back layer)
It is preferable to provide one. This back layer contains the aforementioned light absorber, filter dye,
UV absorbers, anti-static agents, hardeners, binders
, plasticizers, lubricants, coating aids, surfactants, etc.
It is preferable that The swelling rate of this back layer is 150-5
00% is preferred. [0098] The color photographic material according to the present invention
The mentioned RD. No. 17643, pages 28-29, No.
651 left column to right column of 18716, and the same No. 30
7105, pages 880-881
It can be developed by any method. Photosensitivity of the present invention
The color developing solution used for developing the material is preferably aromatic.
Alkali whose main component is a group primary amine color developing agent
It is a liquid aqueous solution. As this color developing agent, aminoph
Although phenolic compounds are also useful, p-phenylenedia
Mine-based compounds are preferably used, and typical examples include
3-methyl-4-amino-N,N diethylaniline,
3-Methyl-4-amino-N-ethyl-N-β-
Hydroxyethylaniline, 3-methyl-4-ami
No-N-ethyl-N-β-methanesulfonamide
Thylaniline, 3-methyl-4-amino-N-ethyl
Ru-β-methoxyethylaniline and their sulfuric acids
salt, hydrochloride or p-toluenesulfonate.
can be lost. Among these, 3-methyl-4-a
Mino-N-ethyl-N-β-hydroxyethyl acetate
Niline sulfate is preferred. These compounds are used depending on the purpose.
Two or more types can also be used together. Color developer is alkaline
p such as metal carbonates, borates or phosphates.
H buffer, chloride salt, bromide salt, iodide salt, benzimide
Dazoles, benzothiazoles or mercaptization
Contains development inhibitors or antifoggants such as compounds
is common. In addition, if necessary, hydroxyl
amine, diethylhydroxylamine, sulfite, N,N
-Hydrazines such as biscarboxymethylhydrazine
, phenyl semicarbazides, triethanolamine,
Various preservatives such as catechol sulfonic acids, ethylene
Recalls, organic solvents such as diethylene glycol,
alcohol, polyethylene glycol, quaternary alcohol
Development accelerators such as monium salts, amines, and dye-forming agents.
puller, competitive coupler, 1-phenyl-3-pyrazolide
Auxiliary developing agents such as
Bonic acid, aminopolyphosphonic acid, alkylphosphonic acid,
Various chelating agents such as phosphonocarboxylic acids
, for example, ethylenediaminetetraacetic acid, nitrilotriacetic acid,
diethylenetriaminepentaacetic acid, cyclohexanediamine
Tetraacetic acid, hydroxyethyliminodiacetic acid, 1-hydroxy
siethylidene-1,1-diphosphonic acid, nitrilo-N
, N,N-trimethylenephosphonic acid, ethylenediamine
-N,N,N,N- Tetramethylenephosphonic acid, ethyl
Diamine-di(o-hydroxyphenylacetic acid)
and their salts are representative examples. [0099] Also, when performing inversion processing, it is usually black and white.
After imaging, color development is performed. This black and white developer contains
Dihydroxybenzenes such as hydroquinone, 1-phenylene
3-pyrazolidones such as nyl-3-pyrazolidone
or amino acids such as N-methyl-p-aminophenol.
Known black and white developing agents such as phenols are used alone or
Can be used in combination. These color developers
The pH of the black and white developer is generally 9 to 12.
be. Also, the amount of replenishment of these developers depends on the color being processed.
It depends on the photosensitive material, but generally one square meter of photosensitive material
bromide ion concentration in the replenisher.
By reducing the concentration, the volume can be reduced to 500ml or less.
You can also. When reducing the amount of replenishment, the treatment tank
Evaporation of liquid by reducing the contact area with air,
Preferably, air oxidation is prevented. Photo studio in the processing tank
The contact area between the physical liquid and air is expressed by the aperture ratio defined below.
I can do it. In other words, aperture ratio = [processing liquid and air
Contact area (cm2) ÷ [Capacity of processing liquid (cm3)
] The above aperture ratio is preferably 0.1 or less,
More preferably, it is 0.001 to 0.05. This way
One way to reduce the open area ratio of sea urchins is to use photo processing in the processing tank.
In addition to installing a shield such as a floating lid on the liquid surface,
- Method using a movable lid described in No. 82033, JP-A-82033
Slit development process described in No. 63-216050
I can list the methods. reducing the aperture ratio
is used not only for both the color development and black and white development processes, but also for the subsequent
Various processes, such as bleaching, bleach-fixing, fixing, washing, stabilization
It is preferable to apply it to all steps such as. Ma
In addition, measures are taken to suppress the accumulation of bromide ions in the developer.
By doing so, the amount of replenishment can also be reduced. color development
The processing time is usually set between 2 to 5 minutes, but
Use a high pH and a high concentration of color developing agent.
Accordingly, it is possible to further shorten the processing time. The photographic emulsion layer after color development is usually bleached.
It will be done. The bleaching process may be carried out simultaneously with the fixing process.
(Bleach-fixing treatment) may be carried out separately. further processing
In order to speed up the process, bleach-fixing treatment is applied after bleaching.
It may be a method. Furthermore, it is processed in two continuous bleach-fixing baths.
fixing before bleach-fixing, or
Bleaching after bleach-fixing may also be carried out depending on the purpose.
It can be done. Examples of bleaching agents include iron (III), etc.
Compounds of polyvalent metals, peracids, quinones, nitro compounds
etc. are used. Iron (III) is a typical bleaching agent.
organic complex salts, such as ethylenediaminetetraacetic acid, diethyl
triaminepentaacetic acid, cyclohexanediaminetetraacetic acid,
Methyliminodiacetic acid, 1,3-diaminopropanetetraacetic acid
, glycol ether diamine tetraacetic acid, etc.
Ricarboxylic acids or citric acid, tartaric acid, malic acid
Any complex salt etc. can be used. Of these, Ethi
diaminetetraacetic acid iron (III) complex salt, and 1,3-
Including diaminopropane tetraacetic acid iron (III) complex salts
Aminopolycarboxylic acid iron(III) complex salts can be rapidly processed.
This is preferable from the viewpoint of preventing environmental pollution. Furthermore, Aminopoly
Carboxylic acid iron (III) complex salts can be used in bleaching solutions as well.
It is also particularly useful in white fixers. These aminopo
Bleaching solution or bleach using recarboxylic acid iron(III) complex salt
The pH of white fixer is usually 4.0 to 8, but
It is also possible to process at lower pH for speed. Bleach solution, bleach-fix solution and their pre-baths
, a bleach accelerator can be used if necessary. Specific examples of useful bleach accelerators are described in
Yes: U.S. Patent No. 3,893,858, West German Patent No.
No. 1,290,812, No. 2,059,988,
JP-A No. 53-32736, JP-A No. 53-57831, JP-A No. 53-57831,
No. 53-37418, No. 53-72623, No. 53-
No. 95630, No. 53-95631, No. 53-104
No. 232, No. 53-124424, No. 53-14
No. 1623, No. 53-28426, Research D.
Closer No. No. 17129 (July 1978)
having a mercapto group or disulfide group as described in
Compound; thia described in JP-A-50-140129
Zolidine derivative; Japanese Patent Publication No. 45-8506, Japanese Patent Publication No. 1973
No. 2-20832, No. 53-32735, U.S. Patent No.
Thiourea derivatives described in No. 3,706,561; West Germany
Patent No. 1,127,715, JP-A-58-16-2
Iodide salt described in No. 35; West German Patent No. 966,410
No. 2,748,430
Thyrene compounds; poly described in Japanese Patent Publication No. 45-8836
Amine compounds; other JP-A No. 49-40,943;
No. 49-59,644, No. 53-94,927
, No. 54-35,727, No. 55-26,506
No. 58-163,940; Bromide I
On, etc. can be used. Among them, mercapto group or dis
Compounds with a ruphide group are preferred because they have a large promoting effect.
Specifically, U.S. Pat. No. 3,893,858, West Germany
Patent No. 1,290,812, JP-A-53-95,6
The compounds described in No. 30 are preferred. Additionally, U.S. Patent No.
Also preferred are the compounds described in No. 4,552,834. child
These bleach accelerators may be added to the photosensitive material. for photography
These bleaches are accelerated when bleach-fixing color photosensitive materials.
agents are particularly effective. Bleach and bleach-fix solutions contain the above compounds.
In addition to compounds, organic acids are used to prevent bleach stains.
It is preferable to have it. Particularly preferred organic acids are
A compound with a separation constant (pKa) of 2 to 5, specifically
Acetic acid, propionic acid, hydroxyacetic acid, etc. are preferred. Thiosulfur is a fixing agent used in fixers and bleach-fixers.
Acid salts, thiocyanates, thioether compounds, thiouria
These include a large amount of iodide salts, etc., but thio
The use of sulfates is common, especially ammonium thiosulfate.
system is the most widely used. Also, thiosulfate and thiosulfate
Combination use of anates, thioether compounds, thiourea, etc.
is also preferable. As a preservative for fixer and bleach-fixer,
Sulfates, bisulfites, carbonyl bisulfite adducts or
is the sulfinic acid described in European Patent No. 294769A
Compounds are preferred. Furthermore, the fixing solution and bleach-fixing solution contain
For stabilization purposes, various aminopolycarboxylic acids and organic
The addition of sulfonic acids is preferred. In the present invention, the fixer
Or the bleach-fix solution has a pKa of 6 for pH adjustment.
.. 0 to 9.0 compounds, preferably imidazole, 1
-Methylimidazole, 1-ethylimidazole, 2-
0.1 to 1 imidazole such as methylimidazole
It is preferable to add 0 mol/l. [0102] The total time of the desilvering process is determined by the time when desilvering failure occurs.
It is preferable that the length be as short as possible. The preferred time is 1 minute to 3 minutes.
minutes, more preferably 1 to 2 minutes. Also, the processing temperature
is 25°C to 50°C, preferably 35°C to 45°C. In the preferred temperature range, the desilvering rate increases and
The generation of stains after treatment is effectively prevented. For the desilvering process
It is preferable that the agitation is as strong as possible.
Yes. A specific method for strengthening stirring is disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 62-18
A jet of processing liquid is applied to the emulsion surface of the photosensitive material described in No. 3460.
The collision method and the issue of JP-A No. 62-183461
A method of increasing the stirring effect using a transfer means, and a method of increasing the stirring effect by using a
While touching the wiper blade and the emulsion surface,
By moving the optical material and creating turbulence on the emulsion surface
How to improve the stirring effect, the circulation flow rate of the entire processing liquid
One method is to increase the This method of improving stirring
The step is whether it is bleach, bleach-fix, or fixer.
It is valid. Improving stirring is achieved by adding bleach and fixing agents into the emulsion film.
It is thought that this will speed up the supply of silver and, as a result, increase the speed of desilvering.
It will be done. In addition, the above-mentioned means for improving agitation uses a bleach accelerator.
It is more effective when used, and the promoting effect is significantly increased.
To eliminate the fixation inhibiting effect caused by bleaching agents and bleaching accelerators.
Can be done. The automatic developing machine used for the photosensitive material of the present invention is
, Japanese Patent Publication No. 60-191257, No. 60-1912
No. 58, photosensitive material transportation described in No. 60-191259.
It is preferable to have a feeding means. The above-mentioned Japanese Patent Publication No. 6
As described in No. 0-191257, such conveyor
The stage can significantly reduce the carry-over of processing liquid from the front bath to the rear bath.
, is highly effective in preventing performance deterioration of the processing liquid. like this
The effect is a reduction in processing time in each process and a reduction in the amount of processing solution refilled.
It is particularly effective in reducing Silver halide color photographic material of the present invention
After desilvering, it is easier to go through a water washing and/or stabilization process.
Common. The amount of water used in the washing process is determined by the characteristics of the photosensitive material.
(for example, depending on the material used, such as couplers), the purpose, and even the water
Replenishment of washing water temperature, number of washing tanks (number of stages), countercurrent flow, forward flow, etc.
It can be set in a wide range depending on the method and various other conditions. Of these, the number of washing tanks and water volume in the multi-stage countercurrent method
Relationship is Jour-al of the Society
y of Motion Picture and T
ele-vision Engineers 64th
Volume, P. 248-253 (May 1955 issue)
You can find it using the method listed below. Many of the documents mentioned above
According to the stage counterflow method, the amount of washing water can be significantly reduced, but
Due to the increased residence time of water in the tank, bacteria
The bacteria may propagate and the resulting floating matter may adhere to the photosensitive material.
A problem arises. In processing the color photosensitive material of the present invention
, as a solution to this problem, Japanese Patent Application Laid-Open No. 62-288
, No. 838, the calcium ions and magnesium ions described in
It is possible to use extremely effective methods to reduce
Ru. Also, isothiae described in JP-A No. 57-8,542
Zolone compounds, thiabendazoles, chlorinated isocyanates
Chlorine-based disinfectants such as sodium nurate, and other benzoate
Riazor et al., Hiroshi Horiguchi, “Chemistry of antibacterial and fungicidal agents” (198
6th year) Sankyo Publishing, Hygiene Technology Society, ed. “Sterilization and sterilization of microorganisms,
Anti-mold technology” (1982) Society of Industrial Engineers, Japan Anti-bacterial and anti-mold science
Disinfectants listed in the Society's "Encyclopedia of Antibacterial and Antifungal Agents" (1986)
You can also use In processing the photosensitive material of the present invention
The pH of the washing water is 4 to 9, preferably 5 to 8.
be. Washing water temperature, washing time, characteristics of photosensitive materials, uses, etc.
Various settings can be made, but generally the temperature is 15 to 45°C for 20 seconds.
~10 minutes, preferably in the range of 30 seconds to 5 minutes at 25-40°C
The box is selected. Furthermore, the photosensitive material of the present invention can be washed with water as described above.
Alternatively, it is also possible to work directly with the stabilizing solution. child
In the stabilization treatment, JP-A-57-8543
No. 58-14834, No. 60-220345
All known methods described in this issue can be used. Ma
In addition, following the water washing treatment, a further stabilization treatment may be performed.
An example of this is the final bath for color photosensitive materials for photography.
Contains dye stabilizers and surfactants used as
One example is a stable bath. As a dye stabilizer,
aldehydes such as formalin and glutaraldehyde,
N-methylol compound, hexamethylenetetramine
Examples include aldehyde sulfite adducts.
. Various chelating agents and antifungal agents can also be added to this stable bath.
Can also be done. [0104] O
The bar flow liquid is not reused in other processes such as desilvering process.
You can also In processing using automatic processing machines etc.
, if each of the above treatment liquids is concentrated by evaporation, water
It is preferable to correct the concentration by adding Halogen of the present invention
Silver oxide color light-sensitive materials have the potential to simplify and speed up processing.
A color developing agent may be incorporated therein. In order to incorporate
It is preferable to use various precursors of color developing agents.
stomach. For example, the example described in U.S. Pat. No. 3,342,597
Ndoaniline compound, No. 3,342,599,
Research Disclosure No. 14,850 and
Same No. Schiff base type compound described in 15,159
, aldol compound described in No. 13,924, US Pat.
Metal salt complex described in No. 3,719,492, JP-A-5
The urethane compounds described in No. 3-135628 are listed below.
be able to. The silver halide color photosensitive material of the present invention can be prepared as necessary.
, various 1-phenyl-3 for the purpose of promoting color development.
- Pyrazolidones may be incorporated. A typical compound is
JP-A-56-64339, JP-A No. 57-144547,
and No. 58-115438. Book
Various processing solutions in the invention are used at 10°C to 50°C.
be done. Normally, the standard temperature is between 33°C and 38°C.
, accelerate the process by increasing the temperature and shorten the process time.
Conversely, it lowers the temperature to improve image quality and stability of the processing solution.
can be achieved. Moreover, the silver halide of the present invention
The photosensitive material is U.S. Patent No. 4,500,626, Japanese Patent Application Publication No. Sho
No. 60-133449, No. 59-218443,
No. 61-238056, European Patent 210,660A
It can also be applied to heat-developable photosensitive materials described in No. 2, etc.
Wear. [Example] The present invention will be explained in more detail with reference to Examples below.
However, the present invention is not limited to these.
. Example 1 On a subbed cellulose triacetate film support, an undercoat was applied.
Create a color photosensitive material consisting of each layer with the composition shown below.
Manufactured. Regarding the coating amount for each layer composition, please refer to the halogen
The amount of silver expressed in units of [g/m2] is measured by the coupler.
-, gelatin, etc. are expressed in units of [g/m2].
Indicate quantity. 1st layer (low sensitivity emulsion layer) Silver iodobromide emulsion (AgI 4 mol%, internal high AgI
Type, equivalent sphere diameter 0.5 μm, coefficient of variation of equivalent sphere diameter
12%, octahedral particles) Silver coated
Amount 0.41 Gelatin
                         
2.65
Coupler of the present invention (Y-1)
0
.. 90 Comparison coupler (a)
                         
0.10 S-8
                         
0.
50 2nd layer (high sensitivity emulsion layer) Silver iodobromide emulsion (AgI 10 mol%, internal high Ag
Type I, equivalent sphere diameter 1.3 μm, variation of equivalent sphere diameter
Several 20%, normal crystal, twin mixed grain, diameter/thickness ratio 5.5
)
                         
Silver coating amount 0.52 Gelatin
                         
                         
2.00 Coupler of the present invention (Y-1)
                         
0.12 S-8
                         
0.06th
3 layers (protective layer) gelatin
                         
1.32 In addition, the production of the above photosensitive materials
The following surfactants are used to prepare coupler dispersions during production.
agent was used. [0107] Furthermore, during coating, the following surfactant is added to the gel.
The following hardener was used as the latin hardener. [Chemical formula 50] [Chemical formula 51] The sample prepared as above was designated as 101.
do. Next, from sample 102 onwards, the first and second layer caps are
Change S as shown in Table 1, replace equimolar amounts, and S
-8/Adjust the coupler weight ratio to 0.5.
Samples 101 to 119 were produced. These prepared samples are
After processing it to a width of 35mm and applying white light wedge exposure.
Using an automatic processor, accumulate the color developer using the method described below.
Separately until the volume of replenishment becomes three times the volume of the mother liquor tank.
Processing was carried out after the sample had been imagewise exposed. However, in the prepared sample 119, precipitation of coupler was observed,
Although the above treatment was applied, the performance cannot be evaluated due to poor color development.
Therefore, it was excluded. Treatment method Step Treatment time Treatment temperature
Replenishment amount
Ink capacity color development 3 minutes 15 seconds
38℃ 33ml
20l bleach
6 minutes 30 seconds 38℃
25ml
Wash with 40l water 2 minutes 10 seconds
24℃ 1200ml
20l fixed
4 minutes 20 seconds 38℃
25ml
30l water washing (1) 1 minute 05 seconds
24℃ (2) empty (1)
Counter-current piping method 10L water washing (2)
1 minute 00 seconds 24℃
1200ml
10l stable 1 minute 05 seconds
38℃ 25ml
10l dry
4 minutes 20 seconds 55℃
The amount of replenishment is per 35mm width and 1m length [0113]Next
The composition of the treatment liquid is shown in . (color developer)
Mother liquor (g)
Replenisher (g) Diethylenetriaminepentaacetic acid
1
.. 0 1.1 1-hydroxyethylidene
-1,1-diphosphonic acid
                         
3.0 3.2 Sodium sulfite
thorium
4.0 4.4
potassium carbonate
30.0
37.0 Potassium Bromide
                         
1.4 0.7 Potassium iodide
                         
1.5mg - Hi
Droxylamine sulfate
2.4 2.8
4-[N-ethyl-N-β-hydroxyethyl
Ruamino]-2-methylaniline sulfate
4.5 5.5 Add water
                         
1.0l 1.0l
pH
10.05
10.10 (Bleach solution)
Mother liquor (g)
Replenisher (g) Ethylenediaminetetraacetic acid
Ferric sodium trihydrate
                         
100.0 120.0 Ethylenediamine
Tetraacetic acid disodium salt 10.
0 10.0 Ammonium bromide
1
40.0 160.0 Ammonium nitrate
                         
30.0 35.0 Ammonia water (2
7%)
6.5ml 4.0ml Add water
                         
1.0l 1.0l
pH
                         
6.0 5.7 (Fixer)
Mother liquor (g)
Replenisher (g) Ethylenediaminetetraacetic acid
Disodium salt 0.5
0.7 Sodium sulfite
                         
7.0 8.0 Sodium bisulfite
                         
5.0 5.5 Thiosulfate
Ammonium aqueous solution (70%) 170
.. 0ml 200.0ml Add water
                         
1.0l 1.0l pH
                         
6.7
6.6 (Stabilizer)
Mother liquor (g)
Replenisher (g) Formalin (37%)
                         
2.0ml 3.0ml Polyoxyethylene
Ren-p-monononylphenyl ether (average
Degree of polymerization 10)
0.3 0.45 Ethylenediaminetetraacetic acid
Disodium salt 0.05
0.08 Add water
                         
1.0l 1.0l pH
                         
5.0-8.0 5.0-
8.0 [0117] The sample obtained after treatment was exposed to blue light.
Measure the density, obtain its characteristic curve, and find the best photographic performance.
The logarithm of the reciprocal of the exposure that gives a density of small density + 0.2 is
This value was determined as sensitivity (S). Furthermore, from this sensitivity point
The density value (D) at a high exposure amount of logE=1.5 is
For reading and sensitivity, each test is based on sample 101.
Determine the sensitivity difference (△S) between sample 1 and the sample 1 for the concentration value.
The percentage (D%) was calculated based on the value of 01.
. In addition, the treated sample was tested at 80℃ and 70%RH.
Store for a period when there is a significant difference between the materials, and store under high temperature and high humidity.
The fastness of the color image was examined, and the color image survival rate (%) was determined at an initial density of 1.5.
I asked about 0. Next, the concentration of the processed sample
Measurement is done with green light, yellow density is minimum density + 1.5
The density measured in green light at an exposure that gives a density of
Read the value and calculate the concentration difference (with respect to sample 101)
△DG) was calculated. On the other hand, prepare two sets for each sample.
One set was stored at 50℃ and 40%RH for 7 days.
The other set was stored at 5°C and exposed to white light under the same conditions.
Apply exposure and perform the above processing at the same time, using the method described above.
The reciprocal of the exposure amount that gives the minimum density + 1.0 density according to
Find the logarithm of and calculate the difference (△ST) in the same sample.
did. These results are summarized in Table 1 and
It is shown in Table 2. [Table 1] [Table 2] Comparative couplers and reference couplers in Tables 1 and 2
The structural formula of RA is shown below. [Chemical formula 52] [Chemical formula 53] As is clear from the results in Tables 1 and 2,
Comparative coupler (a) and reference coupler in the first layer and second layer, respectively.
puller (b), reference coupler (c), the above general of the present invention
A coupler represented by formula (I) and the above general formula (A)
The constituent elements of the present invention were verified in the samples prepared using different methods.
The sample satisfies the sensitivity, color density, color fastness, and length.
The sample was found to have excellent absorbance on the wavelength side and storage stability of the sensitive material.
This can be seen from mutual comparison. However, in the present invention, the cap
It is essential that the polymer has a diffusion-resistant hydrophobic group in its molecule.
This can be easily seen from sample 119. especially
, even in a sample that satisfies the constituent requirements of the present invention.
Samples using the coupler represented by the general formula (I)
Coupler mother of couplers (b) and (c) cited by Hou
Compared to a sample using a coupler with a diffusive nucleus, the above performance is
It turns out it's better. Example 2 Sample 101 of Example 1 was basically used for the first and second layers.
Change the coupler shown in Table 3 and Table 4,
Equimolar amounts were substituted, and the S-8/total coupler weight ratio was changed in the same way.
A sample was prepared by adjusting the value to 0.5. These trials
The material was subjected to the same treatment as in Example 1, and its performance was the same.
It was evaluated according to the method. The results are summarized in Tables 3 and 4.
Samples 101 and 118 of Example 1 are shown for comparison.
The results are also shown. [Table 3] [Table 4] [Table 4] From the above table, samples satisfying the constituent requirements of the present invention
are photographic properties, color image fastness, spectral absorption characteristics of color images, and preservation of sensitive materials.
It is clear that it has excellent durability. In the configuration of the present invention
Even if represented by the general formula (I) and general formula (II),
Comparing the couplers represented by the general formula (II),
The coupler is higher than the coupler represented by the general formula (I).
Samples 118 and 201-2 have excellent properties as described above.
This can be seen from the comparison between 03 and samples 204 to 207. moreover,
In non-functional couplers, the leaving group becomes active via the N atom.
The coupler bonded to the
(Samples 207, 209-21
1 and samples 208, 212), bonding to the active site via N atoms.
Couplers that have a leaving group that is attached to them have the above-mentioned properties.
It is also clear that he is excellent at Noh. Also, expressed by general formula (A)
Good results can be obtained even if the coupler is changed.
I know what I can do. Example 3 Based on sample 101 prepared in Example 1, Tables 5 and 6 were prepared.
By changing the couplers in the first and second layers as shown, etc.
Replace the molar amount and further change the weight ratio of S-8/total coupler
A sample was prepared with the change. These samples are 35mm wide.
The sample is cut and separately subjected to imagewise exposure, then processed and color developed.
The cumulative replenishment amount of liquid is three times the mother liquid tank capacity.
After performing the running process until the
The following treatments were carried out. Processing process and
The composition of the treatment liquid is shown below. Processing process Processing time
Processing temperature Refill amount* Tank
Capacity Color development 3 minutes 05 seconds
38.0℃ 600ml
5 l bleach
50 seconds 38.0℃
140ml 3
l Bleach fixing 50 seconds
38.0℃ -
3 l fixation
50 seconds 38.0℃
420ml 3
l Wash with water for 30 seconds
38.0℃ 980
ml 2 l stable (
1) 20 seconds 38.0
℃ −
2 l Stable (2) 2
0 seconds 38.0℃ 5
60ml 2 l dry
Drying 1 minute 6
0 °C *The amount of replenishment is the amount per 1 m2 of photosensitive material Washing with water
The water flow is countercurrent from (2) to (1), and the washing water
All of the overflow liquid was introduced into the fixing bath. bleach fixing
Refill the bath at the top of the automatic processor's bleach tank and at the bleach-fix tank.
Connect the bottom and top of the fixing tank to the bottom of the bleach-fixing tank with a pipe.
connection and the supply of replenisher to the bleach tank and fixer tank.
so that all overflow liquid flows into the bleach-fix bath.
I did it. In addition, the amount of developer brought into the bleaching process, the amount of bleaching solution
Amount brought into the bleach-fixing process, amount of bleach-fix solution brought into the fixing process
and the amount of fixer brought into the water washing process of the photosensitive material.
65ml, 50ml, 50ml per 1m2 of water
, 50ml. Also, crossover time yes
The deviation is also 5 seconds, and this time is included in the processing time of the previous process.
be done. The composition of the treatment liquid is shown below. (color developer)
Mother liquor (g)
Replenisher (g) Diethylenetriaminepentaacetic acid
2
.. 0 2.2 1-hydroxyethylidene
-1,1-diphosphonic acid
                         
3.3 3.3 Sulfur
acid sodium
3.9 5
.. 2 Potassium carbonate
37.5
39.0 Potassium Bromide
                         
1.4 0.4 Potassium iodide
                         
1.3mg -
hydroxylamine sulfate
2.4 3.3
2-Methyl-4-[N-ethyl-N-(β-hy-
(Droxyethyl)amino]aniline sulfate
4.5 6.0 Add water
                         
1.0l 1.0l
pH
10.0
5 10.15 (Bleach solution)
Mother liquor (g)
Replenisher (g) 1,3-propylenedia
Ferric ammonium mintetraacetate monohydrate
                         
144.0 206.0 Ammonium bromide
                         
84.0 120.0 Ammonium nitrate
Mu
17.5 25.0 Hydro
xyacetic acid
63.0 90.0
acetic acid
54
.. 2 80.0 Add water
                         
1.0l 1.0l pH [ammo
Adjust with near water]
3.80 3.60 0132] (bleaching
Fixer solution mother solution) 15 pairs of the above bleaching solution mother solution and the following fixer solution mother solution
Mixed liquid of 85 (Fixer)
Mother liquor (g)
Replenisher (g) Ammonium sulfite
                         
19.0 57.0 Ammonium thiosulfate
Aqueous solution (700g/l) 280ml
840ml imidazole
                         
28.5 85.5 Ethylenediamine tetra
acetic acid
12.5 37.5 Add water
                         
1.0l 1.0l p
H [Adjusted with aqueous ammonia and acetic acid]
7.40 7.45 0134](
Washing water) Common tap water for mother liquor and replenisher is H-type strongly acidic.
Cation exchange resin (Amberla manufactured by Rohm and Haas)
IR-120B) and OH type strong basic anion exchange
A mixture filled with resin (Amberlite IRA-400)
Water is passed through a bed type column to remove calcium and magnesium ions.
treatment to reduce the concentration of carbon dioxide to 3 mg/l or less, followed by
Sodium annulate 20mg/l and sodium sulfate 1
50 mg/l was added. The pH of this solution is 6.5-7.
It was in the range of 5. (Stable solution) Common to mother solution and replenisher solution
(
Unit: g) Formalin (37%)
                         
1.2ml p-toluene sulfy
Sodium phosphate
0.3g polyoxyethylene
-p-monononylphenyl ether (average polymerization
degree 10)
0.
2 Ethylenediaminetetraacetic acid disodium salt
0.0
5 Add water
                         
1.0l pH
                         
                         
7.2 [0136] The sample obtained by the treatment was
Photographic properties, color image retention rate, and aging of sample in Example 1
Stability (ΔST) was determined according to a similar method. However
Regarding photographic properties, S-8/Coupler between the same couplers
Comparisons were made using the sample with the highest weight ratio as the standard. Result is
A summary is shown in Tables 5 and 6. [Table 5] [Table 6] [Table 6] From Tables 5 and 6, samples 305 to 3 of the present invention
14 is the weight ratio of high boiling point organic solvent (S-8)/total coupler
Even if the value is reduced, the variation in photographic properties is small and the color image fastness is
The degree of oxidation is small, and there is also little change in shelf life.
Is it a comparison with comparative samples 301-304 and 101?
It is clear that Furthermore, in the present invention, mixed use
In the case where the general formula (I) and general formula (II) of the present invention are
The higher the ratio of couplers represented, the better.
is the pair of samples 305-309 and samples 310-314.
This can be easily determined from the ratio. Example 4 On a subbed cellulose triacetate film support,
A multilayer color photosensitive material consisting of each layer with the composition shown below.
A sample 401 was prepared as a sample. (Composition of photosensitive layer) The coating amount is silver halide and colloid.
For silver, the amount expressed in g/m2 of silver, also in caps.
in g/m2 for fillers, additives and gelatin.
For sensitizing dyes, halogen in the same layer.
It is expressed as the number of moles per mole of silveride. 1st layer (antihalation layer) Black colloidal silver
                         
0.15 gelatin
                         
1.90
ExM-1
                         
5.0×10-3 2nd layer (middle layer) Gelatin
                         
2.10 UV-1
                         
3.0×10-
2 UV-2
                         
6.0×10-2 UV-3
                         
7.0×10-2
ExF-1
                         
4.0×10-3 S-6
                         
7.0×10-2th
3 layers (low-sensitivity red-sensitive emulsion layer) Silver iodobromide emulsion (AgI 2 mol%, internal high AgI type, spherical phase
Equivalent diameter 0.3 μm, coefficient of variation of equivalent sphere diameter 29%, normal crystal,
Twinned mixed particles, diameter/thickness ratio 2.5)
                         
Silver coating amount
0.50 Gelatin
                         
1.50 ExS
-1
1.
0x10-4 ExS-2
                         
3.0×10-4 ExS-3
                         
1.0×1
0-5 ExC-1
                         
0.11 ExC-3
                         
                         
0.11 ExC-4
                         
3.0×10-2 ExC-7
                         
1.0×10-
2 S-1
                         
7.0×10-3 4th layer (medium-sensitivity red-sensitive emulsion layer) Silver iodobromide emulsion (AgI 4 mol%, internal high AgI type, spherical phase
Equivalent diameter 0.55 μm, coefficient of variation of equivalent sphere diameter 20%, normal crystal
, twinned mixed particles, diameter/thickness ratio 1.0)
                         
Silver coating amount
0.85 Gelatin
                         
2.00Ex
S-1
1
.. 0x10-4 ExS-2
                         
3.0×10-4 ExS-3
                         
1.0×
10-5 ExC-1
                         
0.16 ExC-2
                         
8.0×1
0-2 ExC-3
                         
0.17 ExC-7
                         
1.5×10
-2 Comparison coupler (b)
                         
2.0×10-2 ExY-1
                         
1.0×10-2 Cpd
-10
1.0
×10-4 S-1
                         
0.10 5th layer (high
Sensitive red-sensitive emulsion layer) Silver iodobromide emulsion (AgI 10 mol%, internal high AgI type
, equivalent sphere diameter 0.7 μm, coefficient of variation of equivalent sphere diameter 30%, dual
Crystal mixed particles, diameter/thickness ratio 2.0)
                         
Silver coating amount
0.70 Gelatin
                         
1.60 ExS-
1
1.0
×10-4 ExS-2
                         
3.0×10-4 ExS-3
                         
1.0×10
-5 ExC-5
                         
7.0×10-2 ExC-6
                         
8.0×10-2
ExC-7
                         
1.5×10-2 S-1
                         
0.15
S-6
                         
8.0×10-2 6th layer (middle layer) Gelatin
                         
1.10 P-2
                         
                         
0.17 Cpd-1
                         
0.10 Cpd-4
                         
                         
0.17 S-1
                         
5.0×10-2 7th layer (low-sensitivity green-sensitive emulsion layer) Silver iodobromide emulsion (AgI 2 mol%, internal high AgI type, spherical phase
Equivalent diameter 0.3 μm, coefficient of variation of equivalent sphere diameter 28%, normal crystal,
Twinned mixed particles, diameter/thickness ratio 2.5)
                         
Silver coating amount
0.30 Gelatin
                         
0.50 ExS
-4
5.
0x10-4 ExS-5
                         
2.0×10-4 ExS-6
                         
0.3×1
0-4 ExM-1
                         
3.0×10-2 ExM-2
                         
0.
20 Comparison coupler (b)
                         
3.0×10-2 S-23
                         
7.0×10-3 S-
1
                         
0.20 8th layer (medium-sensitivity green-sensitive emulsion layer) Silver iodobromide emulsion (AgI 4 mol%, internal high AgI type, spherical phase
Equivalent diameter 0.55 μm, coefficient of variation of equivalent sphere diameter 20%, normal crystal
, twinned mixed particles, diameter/thickness ratio 4.0)
                         
Silver coating amount
0.70 Gelatin
                         
1.00Ex
S-4
5
.. 0x10-4 ExS-5
                         
2.0×10-4 ExS-6
                         
3.0×
10-5 ExM-1
                         
3.0×10-2 ExM-2
                         
0
.. 25 ExM-3
                         
1.5×10-2 Comparison coupler (b)
                         
4.0×10-2 S-
23
                         
9.0×10-3 S-1
                         
0.20 9th
Layer (high-sensitivity green-sensitive emulsion layer) Silver iodobromide emulsion (AgI 10 mol%, internal high AgI type, sphere
Equivalent diameter 0.7μm, coefficient of variation of sphere equivalent diameter 30%, normal crystal
, twinned mixed particles, diameter/thickness ratio 2.0)
                         
Silver coating amount
0.50 Gelatin
                         
0.90Ex
S-4
2
.. 0x10-4 ExS-5
                         
2.0×10-4 ExS-6
                         
2.0×
10-5 ExS-7
                         
3.0×10-4 ExM-1
                         
1.0×10-
2 ExM-4
                         
3.9×10-2 ExM-5
                         
2.6×10-2
Cpd-2
                         
1.0×10-2 Cpd-9
                         
2.0×10-4 Cpd
-10
2.0
×10-4 S-1
                         
0.20 S-6
                         
                         
5.0×10−2 10th layer (yellow filter layer) Gelatin
                         
0.90 yellow colloid
                         
5.0×10-2
Cpd-1
                         
0.20 S-1
                         
0.
15 11th layer (low sensitivity blue-sensitive emulsion layer) Silver iodobromide emulsion (AgI 4 mol%, internal high AgI type,
Equivalent sphere diameter 0.5 μm, coefficient of variation of equivalent sphere diameter 15%, 8 surfaces
body particles)
                         
Silver coating amount 0.40 Gelatin
                         
                         
1.00 ExS-8
                         
2.0×10-4 Comparison coupler
-(b)
9.0×10-2
Coupler (Y-1)
                         
0.90 Cpd-2
                         
1.0×10-2 S-1
                         
                         
0.30 12th layer (high sensitivity blue-sensitive emulsion layer) Silver iodobromide emulsion (AgI 10 mol%, internal high AgI type, sphere
Equivalent diameter 1.3μm, coefficient of variation of sphere equivalent diameter 25%, normal crystal
, twinned mixed grains, diameter/thickness ratio 4.5)
                         
Silver coating amount
0.50 Gelatin
                         
0.60Ex
S-8
1
.. 0x10-4 coupler (Y-1)
                         
0.12 Cpd-2
                         
1.0×10
-3 S-1
                         
4.0×10−2 [0144] Thirteenth layer (first protective layer) Fine grain silver iodobromide (average grain size 0.07 μm, AgI
1 mol%) 0.20 Gelatin
                         
                         
0.80 UV-2
                         
0.10 UV-3
                         
                         
0.10 UV-4
                         
0.20S
-3
                         
4.0×10-2 P-2
                         
9.0×10-2 1st
4 layers (second protective layer) gelatin
                         
0.90 B-1 (diameter 1.5
μm)
0.10 B-2
(1.5μm in diameter)
0.1
0 B-3
                         
2.0×10-2 H-1
                         
                         
0.40 Furthermore, storage stability, processability, pressure resistance, anti-mold and anti-bacterial properties
In order to improve the properties, antistatic properties, and coating properties, the following
Cpd-3, Cpd-5, Cpd-6, Cpd-7, C
pd-8, P-1, W-1, W-2, W-3 were added
. In addition to the above, n-butyl-p-hydroxybenzoate
was added. Furthermore, B-4, F-1, F-4, F-
5, F-6, F-7, F-8, F-9, F-10, F-
11, and iron salts, lead salts, gold salts, platinum salts, iridium
Contains salts and rhodium salts. Next, used in the present invention
The chemical structural formula or chemical name of the compound is shown below. embedded image embedded image embedded image embedded image embedded image embedded image embedded image embedded image embedded image embedded image embedded image embedded image embedded image embedded image embedded image embedded image embedded image embedded image embedded image embedded image embedded image ] Following the preparation of sample 401, a red-sensitive emulsion layer was prepared.
the fourth layer, the seventh and eighth layers of the green-sensitive emulsion layer, and the blue-sensitive emulsion layer.
Comparative coupler (b) of the 11th and 12th layers of ExY-
1, Y-1, etc. as shown in Table 7, and make the respective equivalent models.
Samples were prepared by replacing the amount of water. At this time, the blue-sensitive emulsion layer
For the 11th and 12th layers, S-1/total coupler weight ratio
was adjusted to 1/3. The obtained sample is Example 3
The process described in Example 1 was carried out, and yellow
- Photographic properties of color images (△S, D (%)), yellow color images and
The color image retention rate of the zenta color image was determined. Furthermore, yellow color
The graininess that gives the minimum image density + 0.5 is
Measure the RMS value with a 48 μm diameter aperture.
As for the sharpness, the yellow color image was determined using the conventional MTF method.
(25 cycles/mm). These results
A summary is shown in Table 7. [Table 7] [0161] As is clear from Table 7, the constituent elements of the present invention
Samples 402 to 404 that meet the conditions have both sensitivity and color density.
It exhibits excellent photographic properties and excellent color image fastness.
. Furthermore, graininess and sharpness also showed good results, improving image quality.
It can be seen that it has excellent effects as well. In addition, the present invention
Represented by the general formula (I) and/or general formula (II)
The compound shown in the green-sensitive emulsion layer was replaced with the comparative coupler (b).
It was also found that the color image fastness improved when used. In addition, the graininess and sharpness of magenta color images were also found in samples 401 and 4.
Samples 403 and 404 are better than 02.
was also confirmed. Effect of the invention: Having at least one photosensitive emulsion layer
In silver halide color photographic materials, the general formula (I
) and/or a coupler represented by general formula (II)
Contains a coupler represented by general formula (A)
A photosensitive material having at least one photosensitive emulsion layer is
It has high sensitivity and color density, and exhibits excellent photographic performance.
The optical material has good storage stability over time, and the color images obtained are long-wavelength.
It shows good color reproducibility with little absorption on the long side, and has no graininess or brightness.
It also has excellent sharpness. From these results, high color development
The storage stability of the photosensitive material is also good, and the color image fastness and
Providing silver halide color photographic materials with excellent color and image quality
can do.

Claims (2)

【特許請求の範囲】[Claims] 【請求項1】  支持体上に少なくとも1層の感光性ハ
ロゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀カラー写真感光
材料において、一般式(I)及び/または一般式(II
)で表わされるカプラーを含有し、かつ一般式(A)で
表わされるカプラーを含有することを特徴とするハロゲ
ン化銀カラー写真感光材料。 一般式(I) 【化1】 一般式(II) 【化2】 式中、X1 およびX2 は各々アルキル基、アリール
基または複素環基を表し、X3 は>N−とともに含窒
素複素環基を形成する有機残基を表し、Yはアリール基
または複素環基を表し、Zは該一般式で示されるカプラ
ーが現像主薬酸化体と反応したとき離脱する基を表す。 一般式(A) 【化3】 一般式(A)においてM及びQはベンゼン環に置換可能
な基(原子も含む)を、Lは水素原子、ハロゲン原子ま
たは脂肪族オキシ基を、mは0〜5の整数を、nは0〜
4の整数を、Xは芳香族第1級アミン現像薬酸化体との
カップリング反応により離脱可能な基を表す。ただしm
が複数のときは(M)m は同じでも異なっていてもよ
く、同様にnが複数のときは(Q)n は同じでも異な
っていてもよい。またM、Q、LまたはXが2価〜4価
の連結基となって一般式(A)で表わされるイエローカ
プラーの2〜4量体となっていてもよい。
Claim 1. A silver halide color photographic light-sensitive material having at least one light-sensitive silver halide emulsion layer on a support, comprising a compound of general formula (I) and/or general formula (II).
A silver halide color photographic light-sensitive material characterized by containing a coupler represented by formula (A). General formula (I) [Formula 1] General formula (II) [Formula 2] In the formula, X1 and X2 each represent an alkyl group, an aryl group or a heterocyclic group, and X3 represents a nitrogen-containing heterocyclic group together with >N-. represents an organic residue to be formed, Y represents an aryl group or a heterocyclic group, and Z represents a group that leaves when the coupler represented by the general formula reacts with an oxidized developing agent. General formula (A) [Chemical formula 3] In general formula (A), M and Q are groups (including atoms) that can be substituted on the benzene ring, L is a hydrogen atom, a halogen atom, or an aliphatic oxy group, and m is 0 ~5 integer, n is 0~
4 is an integer, and X represents a group that can be separated by a coupling reaction with an oxidized aromatic primary amine developer. However, m
When n is plural, (M)m may be the same or different; similarly, when n is plural, (Q)n may be the same or different. Further, M, Q, L or X may serve as a divalent to tetravalent linking group to form a dimer to tetramer of the yellow coupler represented by the general formula (A).
【請求項2】  同一層に含まれる一般式(I)及び/
または一般式(II)で表わされるカプラーと一般式(
A)で表わされるカプラーの総重量に対する同層中の高
沸点有機溶媒の総重量の比が1.0以下であることを特
徴とする請求項1のハロゲン化銀カラー写真感光材料。
[Claim 2] General formula (I) and/or contained in the same layer
Or a coupler represented by the general formula (II) and the general formula (
2. The silver halide color photographic material according to claim 1, wherein the ratio of the total weight of the high boiling point organic solvent in the same layer to the total weight of the coupler represented by A) is 1.0 or less.
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