JPH0426294Y2 - - Google Patents

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JPH0426294Y2
JPH0426294Y2 JP1987087776U JP8777687U JPH0426294Y2 JP H0426294 Y2 JPH0426294 Y2 JP H0426294Y2 JP 1987087776 U JP1987087776 U JP 1987087776U JP 8777687 U JP8777687 U JP 8777687U JP H0426294 Y2 JPH0426294 Y2 JP H0426294Y2
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bucket
wheel
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案はごみ等を収納する大型ばけつ等を運搬
するための、運搬用二輪車に関する。
(従来の技術) 各家庭等で袋詰めし、これを収集場所に置いた
際、悪臭や犬等で荒らされるため比較的大型のば
けつに袋詰めしたごみを収納しておくことが望ま
しい。しかしながら大型のばけつは重いため、持
ち運びが不便である。このため、簡便に運べる二
輪車が望まれている。従来、この種のものとして
実開昭56−129353号広報及び実開昭49−121254号
広報が公知である。前者の樽運搬車は半円形杆状
体の両端部に支持杆を直立に固着し、この支持杆
の上端部に屈曲した支持部材が丁字状に固着し、
下端に車輪を回動自在に取付け、半円形杆状体の
中央部より後方に適宜長さの把手杆を固着すると
共に、支持杆と把手杆との間をU字形に彎曲され
た補強杆を架設したものであり、運搬時には支持
杆の上端部に固着された支持部材を樽の上縁突部
下辺に係合するように斜めに支持杆を配置し、て
この原理を用いて樽の上縁突部下辺を支持部材に
挟持載置させ樽を運搬するものである。
後者の可動車軸を有するボンベ運搬車は、荷受
フレームの後部両側に支桿を介して軸支持アーム
の一端を枢着し、他端に車軸を支持し、この車軸
に荷受けフレームと平行させた伸縮アームの基筒
の一端を取付け、この基筒内部に他端を荷受けフ
レームの前部に設けた支桿に枢着した連接桿の他
方を挿入し、この連接桿の基筒内への出入量によ
つて軸支持アームの変位量を自在に調整できるよ
うにしたもので、運搬時には伸縮アームの基筒の
止めねじを緩め車輪を引き上げ止めねじを緊締
し、運搬車を車輪側に大きく傾け車輪を接地させ
運搬するものである。
(考案が解決しようとする問題点) 前者従来技術においては、樽の上縁に突部がな
いものには使用できず、また樽の運搬移動用のも
のであるため車輪が支持杆に固定されており、被
運搬物を載置したまま把手を保持しないと被運搬
物が転倒する虞があつた。
さらに後者においては、荷受けフレームの後側
に車輪が位置するものであるため、運搬時には荷
受けフレームの傾斜角度を大きくしなければなら
ないものであつた。
本考案は前記問題点に基づいて成されたもので
あり、運搬時に被運搬物を大きく傾けることなく
運搬するため荷崩れを防止でき、設置時には安定
性良く設置できる運搬用二輪車を提供することを
目的とする。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 本考案は荷台1の後部上方に立設されるハンド
ル4と、前記荷台1後部両側に設けられる水平孔
部13Aが荷台1と平行に設けられ、この水平孔
部13Aと連通される垂直孔部13Bがハンドル
4に沿つて設けられるL字形の案内孔13と、前
記荷台1に横設され両端に車輪11を装着した車
輪軸10と、該車輪軸10に基端を連結され前記
L字形の案内孔13を先端が摺動自在に設けられ
る取付けアーム12と、前記荷台1の下部に突設
され前記車輪軸10が係止可能な段部14と、前
記ハンドルに接続した被運搬物用の固定部材たる
固定バンド8を装着する。
(実施例) 本考案の第1実施例を第1図ないし第3図を参
照して説明する。
1は前部を半円状とした円板状の荷台であり、
中央に孔1Aを有し後部寄りには立上り壁部2を
半円状に形成し、さらに荷台1の後部両側にブラ
ケツト3を立設する。また荷台1の後部にはハン
ドル4を立設する。このハンドル4は荷台1の後
部両端に立設する一対のハンドル杆4A,4Bか
ら構成され、このハンドル杆4A,4Bの中間部
には蓋5を備えたポリエチレン等合成樹脂から成
る被運搬物であるばけつ6の背面側を支承する背
もたれ部7が架設されている。前記ばけつ6の底
部中央には排水孔(図示せず)を設ける。
8は前記ハンドル杆4A,4Bの略中央に固設
した環状の固定バンドであつて、前記ハンドル杆
4A,4Bに固設する半円状の後バンド8Aと、
該後バンド8Aに回動自在に連結する前バンド8
Bから成る。9は前、後バンド8B,8Aの端部
を連結するための固定金具である。
10は両端にゴムタイヤ等の車輪11を装着し
た車輪軸であつて、該車輪軸10が荷台1の下方
及び後方に摺動できるように取付アーム12を連
結する。該取付アーム12はその先端を内側に向
くようにL字形に形成され、その先端は前記ブラ
ケツト3に形成したL字形の案内孔13に挿入す
ると共に、その先端に抜け止めワツシヤー12A
等を固設する。前記案内孔13は水平孔部13A
の後端上方に垂直孔部13Bを形成したものであ
つて、水平孔部13Aの先端側の荷台1下方には
車輪軸10を係止するための段部14を突設する
と共に該段部14の後側にテーパ部15を連設す
る。また垂直孔部13Bの上端側のハンドル杆4
A,4Bには車輪軸10を支承可能な鉤状の受け
部16を形成する。17はばけつ6に設けた「氏
名」「住所」等の表示部である。
次に前記構成につきその作用を説明する。
ばけつ6を取付けるには、荷台1上にばけつ6
を載せた後、ばけつ6の胴部を前、後バンド8
B,8Aで囲み、固定金具9で連結して、ばけつ
6を背もたれ部7に当てた状態で固定する。そし
てばけつ6にごみをいれたごみ袋Aを収納した
後、蓋5を閉じ車輪軸10を段部14に係止した
状態でハンドル4をやや傾け荷台1の先端をやや
浮かせて運搬する。
ごみの収集場所等所望位置に運んだときには、
まず足先を車輪軸10の前部に当て、ハンドル4
をやや前方に傾けて車輪11をやや浮かせた後、
脚を後方に引いて車輪軸10を後方に引き込み、
車輪軸10を受け部16に係止する。この際取付
アーム12の先端は水平孔部13Aより垂直孔部
13Bに移動する。この後ハンドル4を後方へ戻
すと荷台1が設置してばけつ6を立てた状態で置
くことができる。
再度運搬するときには、ハンドル4をやや前方
に傾け、足先で車輪軸10をやや持ち上げて受け
部16よりはずし、そのまま車輪軸10を荷台1
の下方に押し込む。この際車輪軸10はテーパ部
15を滑動して段部14に係止する。この後ハン
ドル4を後方へやや傾斜して運搬できる。
以上のように、車輪11を装着した車輪軸10
を荷台1の下方に摺動自在に設けることによつ
て、運搬時には車輪軸10を荷台1の下方に設置
し、一方所望箇所に置く時には車輪軸10をハン
ドル4の後方に設置することによつて、運搬時に
ハンドル4を大きく傾けなくとも、すなわちばけ
つ6を大きく傾けなくとも運搬でき、ばけつ6に
収容したごみ等の荷崩れがない。一方所望箇所に
置く場合には車輪11は接地せず、このため荷台
1に載せたばけつ6を安定性よく設置できる。
さらにハンドル4にはばけつ6の胴部を固定す
る背もたれ部7と固定バンド8を設けたことによ
つてばけつ6を堅牢に固定でき、また蓋5を自由
に取り扱うことができる。
しかも車輪軸10が係止する段部14に連設し
てテーパ部15を設けたことによつて車輪軸10
を押し込む際、車輪軸10が滑動するため軽い力
で操作できる。
第4図及び第5図は第2及び第3実施例を示し
ており、前記第1実施例と同一部分には同一符号
を付してその詳細な説明を省略する。
第2実施例において固定バンド8を構成する
前、後バンド8B,8Aの連結端には固定金具9
を設ける。さらにばけつ6の適所に鎖21を接続
すると共に、この鎖21の他端を錠21Aを介し
て、ハンドル4に接続する。また蓋5にも一端を
ハンドル4に固設した盗難防止用の鎖22を連結
する。さらに荷台1の下方にはそり板23を装着
させる。このそり板23は先端及び後端を上向き
に形成したものであつて、荷台1の下方にボル
ト、ナツト(図示せず)によつて着脱自在に取付
ける。24はばけつ6の上縁寄りに形成した網を
張設した通気孔である。
したがつて、冬期等においては車輪軸10を受
け部16に係止した状態で、そり板23が雪道に
接地して滑動させて運搬できる。
以上のようにそり板23を荷台1に設けたこと
によつて雪道を運搬でき、また盗難防止用の鎖2
1,22、錠21Aを設けたことによつて、安心
してごみ収集場所等に置き去りにできる。また通
気孔24によつてばけつ6内を風通しよく維持で
きる。
第3実施例において荷台1の先端寄りに段部1
4と同じ高さを有するストツパー25を設けてお
くことによつてばけつ6を垂直状態で保管するこ
とができる。
尚、本考案は前記実施例に限定されるものでは
なく、例えば固定バンドを多段に複数設けたり、
ばけつを直接ハンドル杆に当設したり、固定バン
ドを可撓性の材料、鎖としたり、被運搬物をばけ
つにかえて着脱自在に設けた箱体等でもよい等
種々の変形が可能である。
[考案の効果] 本考案は荷台と、前記荷台の後部上方に立設さ
れるハンドルと、前記荷台後部両側に設けられる
水平孔部が荷台と平行に設けられ、この水平孔部
と連通される垂直孔部がハンドルに沿つて設けら
れるL字形の案内孔と、前記荷台に横設され両端
に車輪を装着した車輪軸と、該車輪軸に基端を連
結され前記L字形の案内孔を先端が摺動自在に設
けられる取付けアームと、前記荷台の下部に突設
され前記車輪軸が係止可能な段部と、前記ハンド
ルに接続した被運搬物用の固定部材とを具備した
ことにより、被運搬物を大きく傾けることなく運
搬できるため荷崩れを防止でき、設置時には安定
性良く設置され、また固定バンドを設けたことに
よつて、被運搬物の離脱を防止でき安心して運搬
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は第1実施例を示してお
り、第1図は斜視図、第2図は縦断面図、第3図
は平断面図、第4図は第2実施例の一部切欠き斜
視図、第5図は第3実施例の断面図である。 1……荷台、3……ブラケツト、4……ハンド
ル、8……固定バンド(固定部材)、10……車
輪軸、11……車輪、13A……水平孔部、13
B……垂直孔部、14……段部、15……テーパ
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 荷台と、前記荷台の後部上方に立設されるハン
    ドルと、前記荷台後部両側に設けられる水平孔部
    が荷台と平行に設けられ、この水平孔部と連通さ
    れる垂直孔部がハンドルに沿つて設けられるL字
    形の案内孔と、前記荷台に横設され両端に車輪を
    装着した車輪軸と、該車輪軸に基端を連結され前
    記L字形の案内孔を先端が摺動自在に設けられる
    取付けアームと、前記荷台の下部に突設され前記
    車輪軸が係止可能な段部と、前記ハンドルに接続
    した被運搬物用の固定部材とを具備したことを特
    徴とする運搬用二輪車。
JP1987087776U 1987-06-05 1987-06-05 Expired JPH0426294Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987087776U JPH0426294Y2 (ja) 1987-06-05 1987-06-05

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987087776U JPH0426294Y2 (ja) 1987-06-05 1987-06-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63195968U JPS63195968U (ja) 1988-12-16
JPH0426294Y2 true JPH0426294Y2 (ja) 1992-06-24

Family

ID=30945291

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987087776U Expired JPH0426294Y2 (ja) 1987-06-05 1987-06-05

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JP (1) JPH0426294Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49121254U (ja) * 1973-02-14 1974-10-17
JPS56129353U (ja) * 1980-03-04 1981-10-01

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63195968U (ja) 1988-12-16

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