JPH04254010A - フリーロック機構 - Google Patents

フリーロック機構

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JPH04254010A
JPH04254010A JP3557391A JP3557391A JPH04254010A JP H04254010 A JPH04254010 A JP H04254010A JP 3557391 A JP3557391 A JP 3557391A JP 3557391 A JP3557391 A JP 3557391A JP H04254010 A JPH04254010 A JP H04254010A
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JP
Japan
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rod
ball
solenoid
lock sleeve
guide
Prior art date
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Application number
JP3557391A
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English (en)
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JP3130952B2 (ja
Inventor
Mitsuhiro Kashima
加島 光博
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KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は伸縮ロッドなどの摺動を
任意の位置で固定、解除するフリーロック機構に関する
【0002】
【従来の技術】従来のフリーロック機構として、実開昭
63−25809号公報には、外筒に摺動自由に挿入し
たロッドに溝を形成し、これに外筒に保持したボールを
当て、外筒の外側からボールを押し込むことによりロッ
ドの動きを止め、あるいはボールを自由にすることによ
り、ロッドの拘束を解除する、フリーロック機構が開示
されている。
【0003】しかし、これではロックの解除を遠隔操作
できず、これに対して、特開昭62−237108号公
報に開示されたものは、油圧等によりロックを解除する
構造なので、油圧をコントロールすることにより、ロッ
ドの動きを遠隔操作することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この装置では
、油圧等を利用してロックの解除を行うために、機構が
複雑となり、装置の大型化も不可避となるなど、機構の
簡略化、低コスト化という点に問題があった。
【0005】本発明は、遠隔操作ができ、構造が簡単で
しかも作動の確実なフリーロック機構を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこでこの発明は、外筒
に摺動自由にロッドを挿入し、このロッドに形成した係
止溝に外筒側のガイドに保持したボールまたはピンを選
択的に係止させるフリーロック機構において、前記ガイ
ドに保持されたボールまたはピンをロッドの係止溝に向
けて移動させるカム面をもつロックスリーブを設け、こ
のロックスリーブを係止位置に付勢するリターンスプリ
ングと、このリターンスプリングに抗してロックスリー
ブを解除位置へと移動させるソレノイドとを設け、この
ソレノイドを外筒端部に同軸的に固定すると共にソレノ
イドボビン内周にロッドを貫通させた。
【0007】
【作用】ソレノイドが非励磁のときはリターンスプリン
グによりロックスリーブが戻り、ボールまたはピンを係
止溝に押し込んでロッドをロックする。ソレノイドを励
磁すると、ロックスリーブが引き寄せられ、ボールまた
はピンの拘束が解かれ、ロッドは自由に移動できる。
【0008】
【実施例】図1、図2は第1の実施例を示すもので、シ
リンダ(外筒)1に対してロッド2が摺動自由に挿入さ
れる。ロッド2はシリンダ1の端部に固定した軸受部3
と、この軸受部3に固定したソレノイド4のボビン5を
摺動自由に貫通する。軸受部3はシリンダ1の端部にか
しめにより固定され、この軸受部3にソレノイド4のカ
バー6の延長端が嵌合し、嵌合部がかしめにより軸受部
3に固定される。
【0009】ロッド2の中間部外周には軸方向に複数の
係止溝7が形成され、この係止溝7に選択的に嵌まり合
う一対のボール8が、前記軸受部3からロッド2の外周
に沿って延びる筒状のガイド10に形成した一対の案内
孔11に保持される。なお、案内孔11の深さは、ボー
ル8の直径よりも小さく、ボール8の一部がガイド10
から出る。
【0010】そして、このガイド10の外側にはロック
スリーブ12が摺動自由に嵌合し、ロックスリーブ12
の内周面にはボール8を押圧または解放するための段付
カム面13が形成される。ソレノイド4の端部にはロッ
クスリーブ12を吸着するためのシート部14が備えら
れ、ボビン5に形成した嵌合部16に固定される。また
、ロックスリーブ12をロック位置へと付勢するリター
ンスプリング15がボビン5の端面との間に介装される
【0011】そして、前記ロッド2、ボビン5、カバー
6、ロックスリーブ12、シート部14は磁性材料で、
また、ガイド10を非磁性材料で構成する。したがって
通常はリターンスプリング15により押圧されているロ
ックスリーブ12は、ソレノイド4が励磁されるとこの
スプリング力に抗して移動し、シート部14に吸着され
る。
【0012】図2にも示すように、前記ガイド10の案
内孔11に挿入されるボール8を、その内側から押圧浮
上させるように、ガイド10の内周にはリーフスプリン
グ17が装着されている。リング状に形成されたリーフ
スプリング17にはボール8の位置に対応して、ボール
8の直径よりも小さな保持孔18があけられ、ボール8
の一部が嵌まっている。
【0013】なお、前記ロッド2とシリンダ1の端部に
は、それぞれラバークッション21をもつ取付ブラッケ
ト部19と20が備えられる。
【0014】以上のように構成され、次に作用について
説明する。いまソレノイド4に通電すると、ロッド2、
ボビン5、カバー6、シート部14と、ロックスリーブ
12が磁化され、ロックスリーブ12はリターンスプリ
ング15に抗してシート部14に吸着される(図1の下
断面がこの状態を示す)。
【0015】このため、ロックスリーブ12の大径カム
面13がボール8の位置に来て、ガイド10の案内孔1
1にガイドされるボール8は大径カム面13と接触する
まで、リーフスプリング17により放射方向に押し上げ
られる。この結果、ロッド2の係止溝7からボール8が
抜け、ロックは解除され、ロッド2はシリンダ1に沿っ
て自由に摺動できるフリー状態となる。
【0016】他方、ソレノイド4への通電を停止すると
、ロックスリーブ12はリターンスプリング15によっ
て押し戻される(図1の上断面がこの状態を示す)。
【0017】このため、ロックスリーブ12の小径カム
面13により案内孔11に沿ってボール8が押し込まれ
、一部がロッド2の係止溝7に係止して、ロッド2の動
きを固定する。
【0018】このようにして、ソレノイド4に対する励
磁電流のオンオフにより、ロッド2の動きを拘束したり
、解除することができる。ロッド2のロック時は、ボー
ル8が嵌まる係止溝7の位置により、ロッド2のストロ
ーク位置が決まる。
【0019】なお、ロッド2とシリンダ1の端部の取付
ブラッケト部19,20にはラバークッションが備えら
れるので、ロッド2を移動させながらロックしたときの
衝撃を緩和することができる。
【0020】次に他の実施例を説明する。
【0021】図3の実施例は、ロックスリーブ12を、
カム面13をもつスリーブ部12Aと、リターンスプリ
ング15と当接するディスク部12Bとから構成したも
ので、また、ロック機構部分の軸方向の長さを短縮する
ために、リターンスプリング15をソレノイド4のボビ
ン5の反対側の端面に当接させている。
【0022】なお、取付ブラッケト部19,20は円形
に形成され、ラバークッション21の中心にカラー22
が嵌まっている。
【0023】なお、ロックスリーブ12は、図4の実施
例のように、スリーブ部12Aに対して一部が嵌合する
ディスク部12Bをもって構成することもできる。
【0024】図5の実施例は、ソレノイド4をシリンダ
1側に、ロック機構部分を外側に配置したもので、シリ
ンダ1の軸受部3はフランジ3Aで構成している。
【0025】さらに図6の実施例は、ロッド2をロック
するのに、ボール8の代わりにピン23を、ガイド10
の案内孔11に挿入したものである。
【0026】これによっても、ボール8と同様にロッド
2の係止溝7にピン23が嵌まって、ロッド2の移動を
拘束することができる。
【0027】図7と図8に、ピン23の他の例を示す。 図7は、円筒部材24の内部に2個のボール25、26
を配置して、各ボール端部がカム面13と係止溝7にそ
れぞれ接触するようにしたもので、作動の円滑性を高め
ている。
【0028】図8は、ピン部材27の両端にそれぞれ大
小のボール28、29を埋め込み、やはり作動の円滑性
を確保している。
【0029】本発明は、シリンダ1の内部を油圧ダンパ
に構成して、このピストンロッドの動きを必要に応じて
固定するフリーロック機構として構成することもできる
。なお、このための油圧ダンパとしては、たとえば実願
平2−84198号などが利用できる。なお、この場合
には、ロッド2に形成する係止溝7は1カ所でもよい。 もちろん、必要に応じて複数設けることもできるが、い
ずれの場合も、係止溝7の部分がダンパ内部に侵入しな
い位置とする必要がある。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ロック機
構部分はメカニカルなため、ロック作動が確実で安定し
、かつロック解除操作はソレノイドに対する通電の制御
によるため、応答性のよい制御が実現し、しかも全体的
な構成が簡略化でき、低コスト化も図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す断面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】第2の実施例の断面図である。
【図4】第3の実施例の要部を示す断面図である。
【図5】第4の実施例の断面図である。
【図6】第5の実施例の断面図である。
【図7】第6の実施例の要部を示す断面図である。
【図8】第7の実施例の要部を示す断面図である。
【符号の説明】
1  シリンダ 2  ロッド 4  ソレノイド 5  ボビン 7  係止溝 8  ボール 10  ガイド 12  ロックスリーブ 13  カム面 14  シート部 15  リターンスプリング 17  リーフスプリング 23  ピン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  外筒に摺動自由にロッドを挿入し、こ
    のロッドに形成した係止溝に外筒側のガイドに保持した
    ボールまたはピンを選択的に係止させるフリーロック機
    構において、前記ガイドに保持されたボールまたはピン
    をロッドの係止溝に向けて移動させるカム面をもつロッ
    クスリーブを設け、このロックスリーブを係止位置に付
    勢するリターンスプリングと、このリターンスプリング
    に抗してロックスリーブを解除位置へと移動させるソレ
    ノイドとを設け、このソレノイドを外筒端部に同軸的に
    固定すると共にソレノイドボビン内周にロッドを貫通さ
    せたことを特徴とするフリーロック機構。
  2. 【請求項2】  前記ガイドはロッドの外側に筒状に形
    成され、その内周にはリング状のリーフスプリングを配
    置し、かつリーフスプリングによってボールまたはピン
    をロックスリーブのカム面内周に向けて付勢すると共に
    、リーフスプリングにはボールまたはピンの一部を貫通
    させる保持孔が形成されている請求項1に記載のフリー
    ロック機構。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011140255A (ja) * 2010-01-06 2011-07-21 Kawamura Cycle:Kk 伸縮器並びにそれを用いた伸縮装置及び自転車
JP2016537085A (ja) * 2013-11-25 2016-12-01 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. はね上げ式の足を受ける心肺圧縮デバイス

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011140255A (ja) * 2010-01-06 2011-07-21 Kawamura Cycle:Kk 伸縮器並びにそれを用いた伸縮装置及び自転車
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US10517793B2 (en) 2013-11-25 2019-12-31 Koninklijke Philips N.V. Cardiopulmonary compression device receiving flip-up legs

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