JPH0424984Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0424984Y2 JPH0424984Y2 JP1986046976U JP4697686U JPH0424984Y2 JP H0424984 Y2 JPH0424984 Y2 JP H0424984Y2 JP 1986046976 U JP1986046976 U JP 1986046976U JP 4697686 U JP4697686 U JP 4697686U JP H0424984 Y2 JPH0424984 Y2 JP H0424984Y2
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- JP
- Japan
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- movable shelf
- dust
- rail
- shelf
- wheel
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- Expired
Links
- 239000000428 dust Substances 0.000 claims description 23
- 238000010422 painting Methods 0.000 description 8
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 241000894006 Bacteria Species 0.000 description 1
- 241000238631 Hexapoda Species 0.000 description 1
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000004321 preservation Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、吊下げ式の移動棚に関し、特に棚の
移動時に車輪の走行により生じる塵埃や錆等の落
下物を塵受具に収容し得る移動棚に関する。
移動時に車輪の走行により生じる塵埃や錆等の落
下物を塵受具に収容し得る移動棚に関する。
吊下げ式移動棚は、第4図に示すように、上部
(天井部)に配設したレール6をブラケツト10
によつて保持し、このレール6に移動手段である
走行用車輪を脱落不可能に係合させ、この走行用
車輪を介して支持案内される車輪ブラケツト4に
枠体を取付けて、移動棚Aを吊持し、前後に自由
に移動する構造である。この吊下げ式移動棚自体
は、例えば実開昭47−4027号公報に開示されるよ
うに公知のものであつて、省スペースの目的で多
くの場所で使用されており、絵画等の厚みの薄く
軽い収納物には好適のものである。
(天井部)に配設したレール6をブラケツト10
によつて保持し、このレール6に移動手段である
走行用車輪を脱落不可能に係合させ、この走行用
車輪を介して支持案内される車輪ブラケツト4に
枠体を取付けて、移動棚Aを吊持し、前後に自由
に移動する構造である。この吊下げ式移動棚自体
は、例えば実開昭47−4027号公報に開示されるよ
うに公知のものであつて、省スペースの目的で多
くの場所で使用されており、絵画等の厚みの薄く
軽い収納物には好適のものである。
絵画の保存、収蔵には、防虫、防菌等劣化に対
する細心の管理が要求されるが、上記従来の吊下
げ式移動棚においては、防塵対策の面で問題があ
つた。すなわち、棚の移動時、走行用車輪がレー
ル上を走行するが、この時レールにたまつた塵埃
や錆等が落下する場合があり、この落下物が棚に
保存されている絵画に付着して、保存物を汚損す
るおそれがあつた。
する細心の管理が要求されるが、上記従来の吊下
げ式移動棚においては、防塵対策の面で問題があ
つた。すなわち、棚の移動時、走行用車輪がレー
ル上を走行するが、この時レールにたまつた塵埃
や錆等が落下する場合があり、この落下物が棚に
保存されている絵画に付着して、保存物を汚損す
るおそれがあつた。
この種の先行技術としては、例えば実開昭58−
147912号公報、実開昭58−120114号公報に見られ
るように、対象物が移動棚ではなく駆動チエーン
装置であるが、架空レールに堆積している鉄粉、
錆、塵芥等のごみを清掃し、落下するごみを塵埃
受けによつて受ける清掃装置が公知である。しか
しながら、これらの公知技術はいづれもレール内
を走行する多数のローラの隣接ローラ間に塵埃受
け部を設けた構造であるため、レールとローラの
摺接により生ずる塵埃は、その直下部を通つて保
存物を汚損し、不完全なものであつた。
147912号公報、実開昭58−120114号公報に見られ
るように、対象物が移動棚ではなく駆動チエーン
装置であるが、架空レールに堆積している鉄粉、
錆、塵芥等のごみを清掃し、落下するごみを塵埃
受けによつて受ける清掃装置が公知である。しか
しながら、これらの公知技術はいづれもレール内
を走行する多数のローラの隣接ローラ間に塵埃受
け部を設けた構造であるため、レールとローラの
摺接により生ずる塵埃は、その直下部を通つて保
存物を汚損し、不完全なものであつた。
本考案は、上記の問題点を解決し、吊下げ式移
動棚の移動時に車輪の走行により生じる塵埃等の
落下物の保存物への付着を確実に防止し得る移動
棚を提供することを目的とする。
動棚の移動時に車輪の走行により生じる塵埃等の
落下物の保存物への付着を確実に防止し得る移動
棚を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための具体的手段とし
て、本考案は、レールに走行用車輪を介して支持
案内される車輪ブラケツトに枠体を取付けて移動
棚を吊持し、前記車輪の直下の位置に塵受具を備
えたことを特徴とする移動棚を提案するものであ
る。
て、本考案は、レールに走行用車輪を介して支持
案内される車輪ブラケツトに枠体を取付けて移動
棚を吊持し、前記車輪の直下の位置に塵受具を備
えたことを特徴とする移動棚を提案するものであ
る。
上記の手段により、吊下げ式移動棚の移動時に
レールと車輪の摺接により生ずる塵埃は、その直
下部に位置する塵受具に捕捉される。
レールと車輪の摺接により生ずる塵埃は、その直
下部に位置する塵受具に捕捉される。
以下に、本考案の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。第3図および第4図は、吊下げ式移
動棚の正面図および側面図である。
に説明する。第3図および第4図は、吊下げ式移
動棚の正面図および側面図である。
吊下げ式移動棚は、本実施例では4面の移動棚
Aから構成しており、この移動棚Aは格子状から
成る絵画取付け面3を枠体2によつて枠組みされ
ている。移動棚Aは、レール6に吊下げられて前
後に自由に移動する。そして、左右の振れを防止
するために振れ止めガイドローラ9が設けられて
おり、フランス落しのような固定用金具8で所定
位置に固定される。
Aから構成しており、この移動棚Aは格子状から
成る絵画取付け面3を枠体2によつて枠組みされ
ている。移動棚Aは、レール6に吊下げられて前
後に自由に移動する。そして、左右の振れを防止
するために振れ止めガイドローラ9が設けられて
おり、フランス落しのような固定用金具8で所定
位置に固定される。
第1図は、第4図に示した○イの部分の要部拡大
図である。上部(天井部)に配設しているレール
6は、レール取付用ブラケツト10によつて保持
されており、断面をC字型に形成したレール6の
中央部に車輪5が車輪連結用ボルトによつて車輪
ブラケツト4に装着されて走行する。この車輪ブ
ラケツト4は、走行用車輪を介して支持案内さ
れ、枠体2を強固に保持して移動棚Aを吊持す
る。
図である。上部(天井部)に配設しているレール
6は、レール取付用ブラケツト10によつて保持
されており、断面をC字型に形成したレール6の
中央部に車輪5が車輪連結用ボルトによつて車輪
ブラケツト4に装着されて走行する。この車輪ブ
ラケツト4は、走行用車輪を介して支持案内さ
れ、枠体2を強固に保持して移動棚Aを吊持す
る。
さて、棚の移動時にレール6内を走行する車輪
5の直下位置には、各車輪毎に、塵受具1が配設
される。この塵受具1は、第2図に示すように、
深皿状の円形を成しており、折れ曲げた縁部を上
向きに取付け穴7を使つて車輪連結用ボルトで車
輪ブラケツト4と共締めで取り付けられる。これ
により、移動棚Aの移動時に生じる塵埃、錆等の
落下物は、塵受具1に捕捉収容される。
5の直下位置には、各車輪毎に、塵受具1が配設
される。この塵受具1は、第2図に示すように、
深皿状の円形を成しており、折れ曲げた縁部を上
向きに取付け穴7を使つて車輪連結用ボルトで車
輪ブラケツト4と共締めで取り付けられる。これ
により、移動棚Aの移動時に生じる塵埃、錆等の
落下物は、塵受具1に捕捉収容される。
絵画は、フツク等を取り付けて絵画取付面3に
引掛けたり、バンド固定で収納される。下辺の棚
板11は、大きな絵画等を支持するために設けら
れている。本考案は、上記実施例に限定されるも
のではなく、実施にあたつて種々の態様をとり得
るものである。例えば、塵受具は、円形に限ら
ず、樋状に移動棚上部全長に配設してもよく、折
り曲げた縁部を伸長してレールを覆う形状であつ
てもよい。また、移動棚は、絵画用に限らず、他
の塵埃をきらう物品であつてもよい。
引掛けたり、バンド固定で収納される。下辺の棚
板11は、大きな絵画等を支持するために設けら
れている。本考案は、上記実施例に限定されるも
のではなく、実施にあたつて種々の態様をとり得
るものである。例えば、塵受具は、円形に限ら
ず、樋状に移動棚上部全長に配設してもよく、折
り曲げた縁部を伸長してレールを覆う形状であつ
てもよい。また、移動棚は、絵画用に限らず、他
の塵埃をきらう物品であつてもよい。
以上説明したように、本考案の移動棚は、レー
ル内を走行する車輪の直下の位置に塵受具を備え
たので、吊下げ式移動棚の移動時にレールと車輪
の摺接により生ずる塵埃は、塵受具に捕捉され、
絵画等の保存物への付着を確実に防止できる効果
がある。
ル内を走行する車輪の直下の位置に塵受具を備え
たので、吊下げ式移動棚の移動時にレールと車輪
の摺接により生ずる塵埃は、塵受具に捕捉され、
絵画等の保存物への付着を確実に防止できる効果
がある。
第1図は本考案の一実施例を示す移動棚の要部
の拡大図であり、第2図は塵受具の拡大説明図で
ある。第3図および第4図は、吊下げ式移動棚の
全体構成を示す正面図および側面図である。 1……塵受具、2……枠体、3……絵画取付
面、4……車輪ブラケツト、5……車輪、6……
レール、9……振れ止め金具、10……レール取
付用ブラケツト、A……移動棚。
の拡大図であり、第2図は塵受具の拡大説明図で
ある。第3図および第4図は、吊下げ式移動棚の
全体構成を示す正面図および側面図である。 1……塵受具、2……枠体、3……絵画取付
面、4……車輪ブラケツト、5……車輪、6……
レール、9……振れ止め金具、10……レール取
付用ブラケツト、A……移動棚。
Claims (1)
- レールに走行用車輪を介して支持案内される車
輪ブラケツトに枠体を取付けて移動棚を吊持し、
前記走行用車輪の直下の位置に前記レールに沿つ
て移動可能に塵受具を備えたことを特徴とする移
動棚。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986046976U JPH0424984Y2 (ja) | 1986-03-29 | 1986-03-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986046976U JPH0424984Y2 (ja) | 1986-03-29 | 1986-03-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62157439U JPS62157439U (ja) | 1987-10-06 |
JPH0424984Y2 true JPH0424984Y2 (ja) | 1992-06-15 |
Family
ID=30867141
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986046976U Expired JPH0424984Y2 (ja) | 1986-03-29 | 1986-03-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0424984Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS474027U (ja) * | 1971-01-30 | 1972-09-08 | ||
JPS58120114U (ja) * | 1982-02-12 | 1983-08-16 | 大福工営株式会社 | 駆動チエン装置 |
JPS58147912U (ja) * | 1982-03-31 | 1983-10-04 | 日野自動車株式会社 | 架空レ−ルの清掃装置 |
-
1986
- 1986-03-29 JP JP1986046976U patent/JPH0424984Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62157439U (ja) | 1987-10-06 |
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