JPH04249738A - 霧の液滴化サンプリング装置 - Google Patents
霧の液滴化サンプリング装置Info
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- JPH04249738A JPH04249738A JP41695890A JP41695890A JPH04249738A JP H04249738 A JPH04249738 A JP H04249738A JP 41695890 A JP41695890 A JP 41695890A JP 41695890 A JP41695890 A JP 41695890A JP H04249738 A JPH04249738 A JP H04249738A
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- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、霧のpHや導電率その
他を測定する目的のために、霧を液滴化してサンプリン
グするサンプリング装置に関するものである。
他を測定する目的のために、霧を液滴化してサンプリン
グするサンプリング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】酸性雨が生態系に及ぼす影響は広く研究
されているが、この酸性雨と同様に、大量の樹木を枯死
させるなどの生態系に大きな影響を及ぼすものとして、
近年酸性霧の研究が進められている。この酸性霧の研究
の一環として、そのpHや導電率その他を測定すること
が行われているが、霧は微小滴であって空気中に浮游し
ていることと、発生量などの条件からサンプリングが雨
に比して困難である。この霧を液滴化するサンプリング
装置として、例えば、図8に示したものが知られている
。
されているが、この酸性雨と同様に、大量の樹木を枯死
させるなどの生態系に大きな影響を及ぼすものとして、
近年酸性霧の研究が進められている。この酸性霧の研究
の一環として、そのpHや導電率その他を測定すること
が行われているが、霧は微小滴であって空気中に浮游し
ていることと、発生量などの条件からサンプリングが雨
に比して困難である。この霧を液滴化するサンプリング
装置として、例えば、図8に示したものが知られている
。
【0003】図8において、21はスクリーンで、これ
は枠体22にふつ素樹脂などからなる繊維で構成された
ネット23を張設し構成されている。24はスクリーン
21から滴下した霧水を集めるために、前記スクリーン
21の下端部に設けられた集水器で、これは断面凹形材
をV字状にし、かつその下端部に通水筒25を設けたも
のである。26は前記スクリーン21を支持した支柱、
27は前記通水筒25から滴下する霧水を収容する容器
、28は前記ネット23と相対して配置されたフアン、
29はスクリーン21の上側に設けられたカバーである
。前記ネット23に代えて、繊維を平行状に枠体22に
取付けることも行われている。
は枠体22にふつ素樹脂などからなる繊維で構成された
ネット23を張設し構成されている。24はスクリーン
21から滴下した霧水を集めるために、前記スクリーン
21の下端部に設けられた集水器で、これは断面凹形材
をV字状にし、かつその下端部に通水筒25を設けたも
のである。26は前記スクリーン21を支持した支柱、
27は前記通水筒25から滴下する霧水を収容する容器
、28は前記ネット23と相対して配置されたフアン、
29はスクリーン21の上側に設けられたカバーである
。前記ネット23に代えて、繊維を平行状に枠体22に
取付けることも行われている。
【0004】この霧のサンプリング装置は、霧の発生地
に設置しフアン28を作動させて、ネット23を通過さ
せて霧を吸引する。すると、ネット23を構成した繊維
に霧の一部が衝突付着して流下し集水器24に滴下する
から、その霧水を容器27に収容するものである。
に設置しフアン28を作動させて、ネット23を通過さ
せて霧を吸引する。すると、ネット23を構成した繊維
に霧の一部が衝突付着して流下し集水器24に滴下する
から、その霧水を容器27に収容するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のサンプリン
グ装置は、フアン28で霧を吸引流動させてネット23
を通過させるから比較的大量の霧がネット23を通過し
、そのときにネット23の繊維に衝突付着する。しかし
、ネット23を構成した繊維の径は小さいから、フアン
28で吸引されて流動する霧の大部分がネット23を通
過し、繊維に衝突付着する量は少ないのでサンプリング
効率が低く、かつ、繊維に付着する霧の量が少ないから
、その霧水が繊維に沿って流下するまでに要する時間が
長くなり、サンプリングに要する時間が長くなるなどの
問題がある。そして、霧の濃度は気象条件などによって
差が大きくなるので、霧の濃度が低い場合には、霧水の
サンプリングに要する時間は更に長くなるから、サンプ
リング効率が高い霧水のサンプリング装置が望まれてい
るのが現状である。
グ装置は、フアン28で霧を吸引流動させてネット23
を通過させるから比較的大量の霧がネット23を通過し
、そのときにネット23の繊維に衝突付着する。しかし
、ネット23を構成した繊維の径は小さいから、フアン
28で吸引されて流動する霧の大部分がネット23を通
過し、繊維に衝突付着する量は少ないのでサンプリング
効率が低く、かつ、繊維に付着する霧の量が少ないから
、その霧水が繊維に沿って流下するまでに要する時間が
長くなり、サンプリングに要する時間が長くなるなどの
問題がある。そして、霧の濃度は気象条件などによって
差が大きくなるので、霧の濃度が低い場合には、霧水の
サンプリングに要する時間は更に長くなるから、サンプ
リング効率が高い霧水のサンプリング装置が望まれてい
るのが現状である。
【0006】本発明は、上記の課題を解決して、サンプ
リング効率が高い霧水のサンプリング装置をうることを
目的とするものである。
リング効率が高い霧水のサンプリング装置をうることを
目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の霧の液滴化サン
プリング装置は、間隔をおいて繊維を張設したスクリー
ンが設けられるとともに、このスクリーンの中央部で径
方向に棒状体が取付けられ、前記棒状体を上下方向にし
てスクリーンが水平方向のダクトに配置され、スクリー
ンを通過させて霧を吸引するフアンが設けられたことを
特徴とする。
プリング装置は、間隔をおいて繊維を張設したスクリー
ンが設けられるとともに、このスクリーンの中央部で径
方向に棒状体が取付けられ、前記棒状体を上下方向にし
てスクリーンが水平方向のダクトに配置され、スクリー
ンを通過させて霧を吸引するフアンが設けられたことを
特徴とする。
【0008】前記スクリーンは、1枚または間隔をおい
て複数枚にするなど任意である。このスクリーンを構成
する繊維としては、ネットまたは平行状に配置されたも
のなどの、霧を付着流下させることが可能な任意の構成
の繊維を使用することが可能である。そして、棒状体は
1本または複数本にするなど任意であって、中実の棒ま
たはパイプ、チューブなどを使用する。この棒状体を構
成する材料としては任意であるが、付着した霧水の流下
を容易にするため撥水性の材料からなるものが適し、そ
の断面形状は方形、円形、多角形にするなど任意である
。複数の棒状体を取付けるときは、ほぼ平行に、または
例えばV字状に異なる方向にやや傾斜させるなど、使用
時に上下方向にすることが可能に取付ければたりる。
て複数枚にするなど任意である。このスクリーンを構成
する繊維としては、ネットまたは平行状に配置されたも
のなどの、霧を付着流下させることが可能な任意の構成
の繊維を使用することが可能である。そして、棒状体は
1本または複数本にするなど任意であって、中実の棒ま
たはパイプ、チューブなどを使用する。この棒状体を構
成する材料としては任意であるが、付着した霧水の流下
を容易にするため撥水性の材料からなるものが適し、そ
の断面形状は方形、円形、多角形にするなど任意である
。複数の棒状体を取付けるときは、ほぼ平行に、または
例えばV字状に異なる方向にやや傾斜させるなど、使用
時に上下方向にすることが可能に取付ければたりる。
【0009】
【作用】前記本発明のサンプリング装置は、霧の発生地
に設置して使用するものであって、スクリーンに設けた
棒状体が上下方向になる。この状態で、フアンを作動さ
せてダクト内に霧を吸引し前記スクリーンを通過させる
と、そのときに、スクリーンを構成した繊維及び棒状体
に前記霧が衝突付着して順次に流下するから、その霧水
をサンプリングするものであって、棒状体は繊維に比し
て大径であって、繊維に比して大量の霧が衝突付着する
。そして、前記棒状体はスクリーンの中央部に設けられ
、かつフアンでダクト内に吸引された霧の流動状態は、
ダクトの径方向中心部が強くなるから、棒状体により大
量の霧が衝突付着するので、霧水のサンプリングが比較
的短時間に効率よく進行する。
に設置して使用するものであって、スクリーンに設けた
棒状体が上下方向になる。この状態で、フアンを作動さ
せてダクト内に霧を吸引し前記スクリーンを通過させる
と、そのときに、スクリーンを構成した繊維及び棒状体
に前記霧が衝突付着して順次に流下するから、その霧水
をサンプリングするものであって、棒状体は繊維に比し
て大径であって、繊維に比して大量の霧が衝突付着する
。そして、前記棒状体はスクリーンの中央部に設けられ
、かつフアンでダクト内に吸引された霧の流動状態は、
ダクトの径方向中心部が強くなるから、棒状体により大
量の霧が衝突付着するので、霧水のサンプリングが比較
的短時間に効率よく進行する。
【0010】
【実施例】本発明の霧の液滴化サンプリング装置の第1
実施例を図1〜4について説明する。
実施例を図1〜4について説明する。
【0011】図1〜4において、1はダクトで、これは
水平部1aの一端に立起部1bを設けて構成され、立起
部1bの端部に霧吸引用のフアン2が配置されている。 3a,3b はダクト1の水平部1a内にやや間隔をお
き、その径方向に配置されたスクリーンで、これらは図
2〜4にスクリーン3aについて示したように、リング
状の枠体4の中央部に架設状に棒状体5を取付ける。そ
して、枠体4内の全体にふつ素樹脂などからなるネット
6をはめ込み、かつ枠体4の内周面に沿って折曲された
ネット6の周縁部6a内側に支持枠7をはめ込んで、ネ
ット6を枠体4に固定したものであって、前記棒状体5
を上下方向にしてダクト1内に配置されている。8はス
クリーン3a,3bの下側部でダクト1に設けた排水部
で、その下側に霧水を収容する容器9が配置されている
。10はダクト1の立起部1bを覆うようにして、その
上側に配置されたカバーで、これで立起部1bに雨水が
入ることを防止する。
水平部1aの一端に立起部1bを設けて構成され、立起
部1bの端部に霧吸引用のフアン2が配置されている。 3a,3b はダクト1の水平部1a内にやや間隔をお
き、その径方向に配置されたスクリーンで、これらは図
2〜4にスクリーン3aについて示したように、リング
状の枠体4の中央部に架設状に棒状体5を取付ける。そ
して、枠体4内の全体にふつ素樹脂などからなるネット
6をはめ込み、かつ枠体4の内周面に沿って折曲された
ネット6の周縁部6a内側に支持枠7をはめ込んで、ネ
ット6を枠体4に固定したものであって、前記棒状体5
を上下方向にしてダクト1内に配置されている。8はス
クリーン3a,3bの下側部でダクト1に設けた排水部
で、その下側に霧水を収容する容器9が配置されている
。10はダクト1の立起部1bを覆うようにして、その
上側に配置されたカバーで、これで立起部1bに雨水が
入ることを防止する。
【0012】前記支持枠7は、枠体4の内径よりもやや
大径のリング状に、かつ一部に切除部7aを設けて、合
成樹脂または金属で弾性変形可能に形成されたものであ
る。そして、支持枠7を切除部7aで径を小さくするよ
うに弾性変形させて、ネット6の周縁部6a内にはめ込
み解放して、支持枠7の反発弾力でネット6を枠体4に
押圧し固定している。前記各ネット6のメッシュは、霧
が通過するものであればよいが、例えば、1〜100メ
ッシュ程度をあげることができる。棒状体5は霧の流動
に対して支障にならない径のものを使用するが、例えば
、2〜5mm程度をあげることができる。しかし、枠体
4に固着する棒状体5の本数など対応して、前記寸法よ
りも大きいものを使用するなど任意である。
大径のリング状に、かつ一部に切除部7aを設けて、合
成樹脂または金属で弾性変形可能に形成されたものであ
る。そして、支持枠7を切除部7aで径を小さくするよ
うに弾性変形させて、ネット6の周縁部6a内にはめ込
み解放して、支持枠7の反発弾力でネット6を枠体4に
押圧し固定している。前記各ネット6のメッシュは、霧
が通過するものであればよいが、例えば、1〜100メ
ッシュ程度をあげることができる。棒状体5は霧の流動
に対して支障にならない径のものを使用するが、例えば
、2〜5mm程度をあげることができる。しかし、枠体
4に固着する棒状体5の本数など対応して、前記寸法よ
りも大きいものを使用するなど任意である。
【0013】上記のように構成したサンプリング装置に
よる霧の液滴化サンプリングは、霧の発生地にダクト1
を設置し、フアン2を作動させる。すると、霧が矢印で
示ししたようにダクト1内に吸引されて流動し、スクリ
ーン3a,3bを通過する。このスクリーン3a,3b
を霧が通過するときに、その一部がネット6,6を構
成する各繊維及び上下方向に配置された棒状体5,5に
衝突付着して流下し、排水部8から容器9に滴下するも
のである。
よる霧の液滴化サンプリングは、霧の発生地にダクト1
を設置し、フアン2を作動させる。すると、霧が矢印で
示ししたようにダクト1内に吸引されて流動し、スクリ
ーン3a,3bを通過する。このスクリーン3a,3b
を霧が通過するときに、その一部がネット6,6を構
成する各繊維及び上下方向に配置された棒状体5,5に
衝突付着して流下し、排水部8から容器9に滴下するも
のである。
【0014】このように、スクリーン3a,3b のほ
ぼ全体に張設したネット6,6で霧をサンプリングし、
かつ各ネツト6を構成した各繊維の径よりも大径の棒状
体5,5で霧をサンプリングするから、サンプリング効
率が向上するとともに、前記棒状体5,5はスクリーン
3a,3b の中央部、換言すれば、ダクト1の中央部
に配置されており、かつダクト1内における霧の流動は
、ダクト1の中央部が強くなるから、各棒状体5には霧
がより大量に衝突付着する。したがって、各棒状体5に
付着した霧水は比較的短時間に流下し、容器9に滴下す
るから比較的短時間に効率よく霧水をサンプリングする
ことができ、スクリーン3a,3b を小形化すること
が可能である。
ぼ全体に張設したネット6,6で霧をサンプリングし、
かつ各ネツト6を構成した各繊維の径よりも大径の棒状
体5,5で霧をサンプリングするから、サンプリング効
率が向上するとともに、前記棒状体5,5はスクリーン
3a,3b の中央部、換言すれば、ダクト1の中央部
に配置されており、かつダクト1内における霧の流動は
、ダクト1の中央部が強くなるから、各棒状体5には霧
がより大量に衝突付着する。したがって、各棒状体5に
付着した霧水は比較的短時間に流下し、容器9に滴下す
るから比較的短時間に効率よく霧水をサンプリングする
ことができ、スクリーン3a,3b を小形化すること
が可能である。
【0015】そして、前記スクリーン3a,3b のネ
ット6は、枠体4に対して支持枠7の弾力で固定してお
り、支持枠7の弾性変形でネット6は簡単に枠体4に着
脱することができるから、例えば、霧の濃度に対応して
各ネット6のメッシュを変更するようなことが可能であ
り、かつネット6の洗浄なども容易である。しかし、枠
体4に対するネット6の固定手段は任意になし得るもの
である。スクリーン3a,3b は1枚にまたは更に多
くするなど任意である。
ット6は、枠体4に対して支持枠7の弾力で固定してお
り、支持枠7の弾性変形でネット6は簡単に枠体4に着
脱することができるから、例えば、霧の濃度に対応して
各ネット6のメッシュを変更するようなことが可能であ
り、かつネット6の洗浄なども容易である。しかし、枠
体4に対するネット6の固定手段は任意になし得るもの
である。スクリーン3a,3b は1枚にまたは更に多
くするなど任意である。
【0016】なお、前記ダクト1は、その全長を水平に
するなど任意の構成にすることが可能であり、かつこの
ダクト1に対するスクリーン3a,3b の取付位置も
、ダクト1の端部にするなど任意である。
するなど任意の構成にすることが可能であり、かつこの
ダクト1に対するスクリーン3a,3b の取付位置も
、ダクト1の端部にするなど任意である。
【0017】図5(A),(B) は第2実施例を示し
、スクーリンに関するものである。
、スクーリンに関するものである。
【0018】この第2実施例において、(A) のスク
リーン3は、その枠体4の中央部に棒状体5aを取付け
るとともに、その両側に間隔をおいて平行状に棒状体5
b,5c を取付け、かつ前記棒状体5a,5b,5c
と平行状にして繊維6aを並べた状態で張設して構成さ
れている。このスクリーン3は3本の棒状体5a,5b
,5cを設けているから、霧の衝突量をより多くするこ
とができ、サンプリング効率を向上させることが可能で
ある。
リーン3は、その枠体4の中央部に棒状体5aを取付け
るとともに、その両側に間隔をおいて平行状に棒状体5
b,5c を取付け、かつ前記棒状体5a,5b,5c
と平行状にして繊維6aを並べた状態で張設して構成さ
れている。このスクリーン3は3本の棒状体5a,5b
,5cを設けているから、霧の衝突量をより多くするこ
とができ、サンプリング効率を向上させることが可能で
ある。
【0019】そして、図5(B) のスクリーン3は、
枠体4に棒状体5a,5b をV字状にそれぞれやや傾
斜させて取付けている。6aは平行状に並べて枠体4に
取付けた繊維である。棒状体5a,5b をV字状に設
けているおり、これらに衝突付着して流下する霧水は、
ほぼ同じ位置に滴下するから収集が容易である。
枠体4に棒状体5a,5b をV字状にそれぞれやや傾
斜させて取付けている。6aは平行状に並べて枠体4に
取付けた繊維である。棒状体5a,5b をV字状に設
けているおり、これらに衝突付着して流下する霧水は、
ほぼ同じ位置に滴下するから収集が容易である。
【0020】図6〜7は第3実施例である。
【0021】この実施例のサンプリング装置は、方形状
に形成したスクリーン3a,3b が間隔をおいて円筒
状のダクト1内に配置されている。そして、ダクト1内
でスクリーン3a,3b の下部に生じる空間に漏斗状
の集水器11が設けられて、その下側に霧水用の容器9
が配置されている。他の構成は前記第1実施例と同様で
あるから、同符号を付して示した。また、霧のサンプリ
ングも第1実施例と同じである。
に形成したスクリーン3a,3b が間隔をおいて円筒
状のダクト1内に配置されている。そして、ダクト1内
でスクリーン3a,3b の下部に生じる空間に漏斗状
の集水器11が設けられて、その下側に霧水用の容器9
が配置されている。他の構成は前記第1実施例と同様で
あるから、同符号を付して示した。また、霧のサンプリ
ングも第1実施例と同じである。
【0022】このサンプリング装置は、ダクト1内の周
囲にスクリーン3a,3b のない部分が生じているが
、フアン(図示省略)で吸引されてダクト1内を流動す
る霧は、タクト1の中心部が強く周囲部は弱くなるので
、霧のサンプリング効率にはほとんど影響しない。そし
て、ネット6の各繊維及び各棒状体5に衝突付着し、そ
れらから滴下した霧水を集水器11で集水するから、集
水が容易である。
囲にスクリーン3a,3b のない部分が生じているが
、フアン(図示省略)で吸引されてダクト1内を流動す
る霧は、タクト1の中心部が強く周囲部は弱くなるので
、霧のサンプリング効率にはほとんど影響しない。そし
て、ネット6の各繊維及び各棒状体5に衝突付着し、そ
れらから滴下した霧水を集水器11で集水するから、集
水が容易である。
【0023】
【発明の効果】本発明の霧の液滴化サンプリング装置は
、上記のように、繊維を張設してなるスクリーンに棒状
体を取付け、かつこの棒状体を上下方向にしてスクリー
ンをダクト内に配置している。したがって、霧をフアン
でダクト内に吸引してスクリーンを通過させると、その
霧は繊維に衝突付着するとともに、棒状体にも衝突し付
着するから、霧のサンプリング効率を向上させることが
可能である。しかも、ダクト内に吸引された霧の流動状
態は、ダクトの中央部が強くなり、かつ前記棒状体はス
クリーンの中央部に設けられているから、この棒状体に
より多くの霧を衝突付着させて、その霧水を比較的短時
間で棒状体に沿って流下させることができ、分析に要す
る量の霧水のサンプリングを比較的短時間に効率よく行
うことが可能である。
、上記のように、繊維を張設してなるスクリーンに棒状
体を取付け、かつこの棒状体を上下方向にしてスクリー
ンをダクト内に配置している。したがって、霧をフアン
でダクト内に吸引してスクリーンを通過させると、その
霧は繊維に衝突付着するとともに、棒状体にも衝突し付
着するから、霧のサンプリング効率を向上させることが
可能である。しかも、ダクト内に吸引された霧の流動状
態は、ダクトの中央部が強くなり、かつ前記棒状体はス
クリーンの中央部に設けられているから、この棒状体に
より多くの霧を衝突付着させて、その霧水を比較的短時
間で棒状体に沿って流下させることができ、分析に要す
る量の霧水のサンプリングを比較的短時間に効率よく行
うことが可能である。
【図1】第1実施例の構成図である。
【図2】第1実施例のスクリーンの斜視図である。
【図3】第1実施例のスクリーンの断面図である。
【図4】第1実施例のスクリーンの分解図である。
【図5】第2実施例を示し、(A),(B) は共にス
クリーンの正面図である。
クリーンの正面図である。
【図6】第3実施例の断側面図である。
【図7】第3実施例の要部の断正面図である。
【図8】従来例の斜視図である。
1 ダクト
2 フアン
3a,3b スクリーン
5 棒状体
6 ネット
Claims (1)
- 【請求項1】 間隔をおいて繊維を張設したスクリー
ンが設けられるとともに、このスクリーンの中央部で径
方向に棒状体が取付けられ、前記棒状体を上下方向にし
てスクリーンが水平方向のダクトに配置され、スクリー
ンを通過させて霧を吸引するフアンが設けられた霧の液
滴化サンプリング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP41695890A JPH04249738A (ja) | 1990-12-30 | 1990-12-30 | 霧の液滴化サンプリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP41695890A JPH04249738A (ja) | 1990-12-30 | 1990-12-30 | 霧の液滴化サンプリング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04249738A true JPH04249738A (ja) | 1992-09-04 |
Family
ID=18525125
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP41695890A Pending JPH04249738A (ja) | 1990-12-30 | 1990-12-30 | 霧の液滴化サンプリング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04249738A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103630424A (zh) * | 2013-11-22 | 2014-03-12 | 北京东方园林股份有限公司 | 一种雾水收集装置 |
CN110082165A (zh) * | 2019-05-07 | 2019-08-02 | 农业农村部南京农业机械化研究所 | 田间雾滴自动采集系统及其采集方法 |
CN112683600A (zh) * | 2020-12-17 | 2021-04-20 | 山东大学 | 一种基于传感器控制的全自动雾水采样器及其使用方法 |
-
1990
- 1990-12-30 JP JP41695890A patent/JPH04249738A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103630424A (zh) * | 2013-11-22 | 2014-03-12 | 北京东方园林股份有限公司 | 一种雾水收集装置 |
CN110082165A (zh) * | 2019-05-07 | 2019-08-02 | 农业农村部南京农业机械化研究所 | 田间雾滴自动采集系统及其采集方法 |
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