JPH0424464B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0424464B2
JPH0424464B2 JP19565886A JP19565886A JPH0424464B2 JP H0424464 B2 JPH0424464 B2 JP H0424464B2 JP 19565886 A JP19565886 A JP 19565886A JP 19565886 A JP19565886 A JP 19565886A JP H0424464 B2 JPH0424464 B2 JP H0424464B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
yarn
rotor
spinning
open
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP19565886A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JPS6359476A (en
Inventor
Takamitsu Kondo
Masaaki Kondo
Nobuyuki Yamamoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teijin Ltd filed Critical Teijin Ltd
Priority to JP19565886A priority Critical patent/JPS6359476A/en
Publication of JPS6359476A publication Critical patent/JPS6359476A/en
Publication of JPH0424464B2 publication Critical patent/JPH0424464B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

[産業上の利用分野] 本発明はオープンエンド紡績用ポリエステル繊
維に関し、特に、ローターの回転数が6万RPM
以上の高速オープンエンド紡績に適した高速オー
プンエンド紡績用合成繊維に関するものである。 〔従来技術〕 ローター式オープンエンド紡績の基本的なメカ
ニズムは、供給されたスライバーをコーミングロ
ーラで分繊し、空気流でローター室へ移送し、ロ
ーターで連続的に集積、加撚し糸として引き出す
ことから成つている。 このようなメカニズムに対応して、オープンエ
ンド紡績用油剤としてはコーミング時の繊維切断
による粉末状スカムの発生の抑制と繊維のコーミ
ングローラへの捲付防止を主眼とした油剤が提案
されてきた。例えば特公昭52−12838号公報では
常温で液状の脂肪酸エステルによつて粉末状スカ
ムの発生を抑制し、脂肪酸ポリアミドによつて繊
維のコーミングローラへの捲付を防止する油剤組
成が、更に特公昭56−3465号公報ではPO/EOブ
ロツク共重合体によつて粉末状スカムの発生を抑
制する油剤組成が、また特公昭57−37707号公報
ではPOEアルキルエーテル又はPOEアルキルエ
ステルと脂肪酸エステルによつて粉末状スカムの
発生を抑制し、アルキルホスフエートカリウム塩
によつて繊維のコーミングローラへの捲付を防止
する油剤組成が提案されている。 所で、昨今は生産性を向上させるため、ロータ
ーの回転数が大巾に速い高速オープンエンド紡績
機が採用されるようになつた。つまりローター回
転数は、従来の3万RPMから、6万ないし8万
RPM、早いものでは、8万ないし10万RPM又は
それ以上に達している。 しかるに、かかる高速のオープンエンド紡績機
に前述のようなオープンエンド紡績油剤で処理し
たポリエステル原綿を供給すると、通過繊維量の
増加に伴つて、ローター内の粉末状スカムが増加
したり、ローター回転数の上昇に伴ない、ロータ
ーから糸を引き出すためのガイド即ちネーブルと
の摩擦によつて紡出張力が大巾に上昇し、繊維の
表面の一部が擦過されて可塑化するという現象が
生じることが判明した。その結果、糸切れの増加
や、糸の均整性、均染性、糸強力等に多大の悪影
響を及ぼすことになる。 一方、かかる高速オープンエンド紡績に した
ポリエステル繊維は、オープンエンド精紡機まで
の工程、すなわち混打綿、カードおよび練条工程
での紡出調子の不良なものが多く、全ての工程で
良好なポリエステル繊維が望まれている。ここで
紡出調子とは、ラツプ及びスライバーの集束性不
良によるラツプリツキング、コイリングくずれ、
油剤の粘着性、スカム付着によるカードシリンダ
ー捲付、練条ローター捲付をいう。また、高速オ
ープンエンド精紡機のコーミングローラへの繊維
の捲付き防止及び、粉末状スカムの発生の抑制も
重要なポイントである。すなわちローター内に3
mm前後の短繊維を含んだ粉末状のスカムが堆積
し、運転時間の経過と共に糸斑が大きくなり、又
糸切れが多発するため、著しい場合は精紡糸を捲
上げ、ドツフイングするまでに1〜3回も運転を
停止して、加撚室内を清掃する必要があつた。又
残りの粉末状スカムのそれほど多くない原綿につ
いては、コーミングローラー部分への捲付により
糸切れが多発するため捲付いた繊維を取除くのに
多くの人手を要すると共に均質な糸が得られなか
つた。更に又これらのうち粉末状スカムの発生が
多いものほど糸張力は低い傾向があつた。 以上のことからも明らかなように現状では、高
速オープンエンド精紡機での繊維表面の可塑化現
象がなく、コーミングローラへの捲付きがなく、
混打綿から練条までの紡出調子が良好なポリエス
テル繊維は実現されていないのである。 〔発明の目的〕 本発明の目的はかかる高速のオープンエンド紡
績特有の問題点を改良し、高品質の紡績糸を高能
率で得ることを可能にする高速オープンエンド紡
績に適した合成繊維を提供することにある。 [発明の構成] 本発明者等は上記の目的を達成せんとして鋭意
研究した結果、高速、高張力下での繊維表面の油
膜強化と併せて対金属摩擦係数の低下を図ること
により所望の繊維を得るに到つた。 すなわち、本発明は、 (a) 一価又は多価アルコールの脂肪酸エステル、
植物性又は動物性又は鉱油系のワツクス、及び
ポリエチレンワツクスからなる群から選ばれ且
つ30〜150℃の融点を有する中性油の1種又は
2種以上を35〜60重量%と、 (b) 25℃における粘度が、1万センチストークス
以上のジメチルポリシロキサンを5〜25重量%
と、 (c) カチオン界面活性剤を5〜30重量%と、 (d) 残部が乳化剤 とからなる油剤が付着されていることを特徴とす
る高速オープンエンド紡績用ポリエステル繊維で
ある。 更に、本発明について述べる。 ローターから糸がひき出される際、ネーブルと
の摩擦により、紡出張力が上昇し、接触部の温度
も上昇する。ローターの回転速度が大きくなるほ
ど、この温度と張力は上昇し張力と温度があいま
つて、ついに繊維の表面の一部が擦過により可塑
化現象をおこし、メルトした状態に到る。この
際、繊維表面の油剤が融解し、融解潜熱を奪うこ
とにより、繊維表面の温度の上昇を妨げ、可塑化
現象を防ぐことが可能である。融点が高すぎると
繊維表面の温度が下らないので、融点は150℃以
下が好ましい。勿論、対金属の高速での摩擦が小
さいことも重要である。この効果を示す油剤成分
としては、融点が30〜150℃の一価又は多価アル
コールの脂肪酸エステル、植物性又は動物性又は
鉱油性のワツクス、およびポリエチレンワツクス
が挙げられる。一価及び多価アルコールの脂肪酸
エステルとしては、ステアリン酸ステアリル、フ
タル酸ジステアリル、ジステアリルアジピン酸エ
ステル、ソルビタンベヘネート等があげられる。
植物性又は動物性又は鉱油系のワツクスとして
は、カルナウバワツクス、木ロウ、密ロウ、セラ
ツクロウ、パラフインワツクス、モンタンワツク
ス等があげられる。ポリエチレンワツクスとして
は、エチレンチーグラー法で得られたポリエチレ
ンワツクス等があげられる。 これらの高融点ワツクス類を多量に用いると、
ローターでの繊維表面のダメージは少なくなる
が、前紡の通過性が劣り、特にカードでのシリン
ダー捲付がふえる傾向があり好ましくない。この
欠点を改善すべく検討した結果、驚くべきこと
に、高粘度のシリコーンを少量混合使用すること
により、ローターでの繊維表面のダメージと、カ
ードでのシリンダー捲付を同時に減少させること
が可能であることが見い出された。 ここで云うシリコーンは、ジメチルポリシロキ
サンをいい25℃における粘度が高い程少量で効果
が大きく、1万センチスクトークス以上が好まし
い。シリコーンは、一般に他の成分と均一に混合
したエマルジヨンを得ることが困難であつたが、
近年発達した乳化重合タイプのシリコーン(例え
ば特公昭61−7214号公報)を使うことにより、均
一なエマルジヨンを得ることが可能であることも
判明した。 シリコーンの割合は、5重量%以上、25重量%
以下が好ましく5重量%未満では、カードでの捲
付が多く、25重量%を超えると、値段が高すぎて
経済的でなく、静電気も発生し易くなる。 シリコーンは高速での平滑性を向上させる効果
もあるため、ワツクス類の割合はシリコーンが入
らない場合よりも少なくてすみ、35重量%以上、
60重量%以下が好ましい。35重量%未満では、高
速平滑性が充分得られず、オープンエンド工程で
の繊維表面の損傷を防ぐことができず、また60重
量%を超えるとエマルジヨンとして使用する場合
乳化剤の量と制電剤のバランスが充分とれない。
そのため、安定したエマルジヨンが得られず沈で
んが発生するか、乳化剤の量をふやしてエマルジ
ヨンを安定化すると制電剤の量が不足し、静電気
が発生するなどの問題が発生し好ましくない。 シリコーン及びワツクス類をこのような割合で
用いた時の制電剤として、カチオン活性剤を5重
量%以上、30重量%用いることにより、オープン
エンド工程での繊維表面の損傷とカード工程での
捲付をおこすことなく、全工程で静電気の発生が
ないポリエステル繊維を得ることが可能である。
この量が5重量%より少くなると、静電気の発生
がふえ、30重量%を超えると、高速平滑性が劣
り、オープンエンド工程での繊維の損傷がふえて
好ましくない。 カチオン活性剤としては、例えば高級アルキル
アミン塩及びエチレンオキサイド付加物、イミダ
ゾリル型カチオン活性剤、サパミンA型カチオン
活性剤、アーコベルA型カチオン活性剤、アルキ
ルトリメチルアンモニウム塩型カチオン活性剤、
サパミン型第4級アンモニウム塩型カチオン活性
剤等があげられるが、ポリエステル繊維の制電性
に大きな効果を示す第4級アンモニウム塩型カチ
オン活性剤が好ましい。 以上述べた成分は通常、乳化剤を配合すること
によつて水性エマルジヨンとして使用するのが好
ましいが、更に防錆剤、酸化防止剤、防腐剤、乳
化安定剤など各種添加剤を加えることもできる。 乳化剤としては非イオン活性剤を主体として使
用するのが望ましい。 非イオン活性剤としてはポリオキシエチレンア
ルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフ
エニルフエノール、ポリオキシエチレン脂肪酸エ
ステル、ヒマシ油のエチレンオキサイド付加物、
グリセリンの脂肪酸モノエステル又はソルビタン
の脂肪酸モノエステルおよびこれらのエチレンオ
キサイド付加物などがある。非イオン活性剤につ
いても融点が高い方が好ましいが、その効果は、
脂肪酸エステルおよびワツクス類程ではない。 これらの配合油剤は、水性エマルジヨンとして
通常用いられる如き浸漬法によつて処理する場合
には、通常0.5〜5重量%の濃度のエマルジヨン
として用いるのが適当であるが、これはローラー
接触法又はスプレー法によつても処理され得るも
ので特に処理法によつて限定されるものではな
い。更に本発明油剤の合成繊維への付与は合成繊
維製造工程の任意の位置で行なうことができる。
又浸漬法によつて油剤を付与した後に処理繊維を
乾燥熱処理し、その後再度スプレー法により再追
油することもできる。 本発明油剤の合成繊維に対する付着量は0.08
(重量)%〜0.30(重量)%の範囲におさえるのが
好ましい。付着量が0.08(重量)%より低い場合
には十分な平滑性が得られず、オープンエンド精
紡工程での粉末状スカムの発生が多くなり、繊維
表面の可塑化が多くなる。更に帯電防止能が不足
し、前紡工程で静電気によるトラブルが発生し好
ましくない。 一方、付着量は多いほど粉末状スカムの発生を
少なく押えることができ、通常0.25重量%あれば
十分であり、0.3重量%を超えるとコーミングロ
ーラーへの捲付が増え、更に前紡工程でカードシ
リンダーへの沈み、ウエブの乱れ、練条工程のロ
ーラー捲付も著しく増大するため、これ以上は必
要でない。 尚、本発明においてポリエステルとは主として
ポリエチレンテレフタレートを指称する。紡績糸
にあつてはポリエステル100%での使用はもちろ
んのこと、コツトンとの混紡および、レーヨンと
の混紡においても所期の目標は達成される。 [発明の作用・効果] 以上の如く、融点が高い脂肪酸エステルまたは
ワツクス類と特定のシリコーン含む油剤で処理し
た紡績用ポリエステル繊維はコーミングローラー
を用いて開繊、ドラフトして加撚室へ送り込む方
式によるドラム回転式オープンエンド紡績機に適
用した場合、ローターを高速で回転させても、繊
維表面の可塑化現象が発生せず、粉末スカムの発
生とコーミングローラーへの捲付が少なく、長時
間の連続運転が可能であり、且つ紡出された糸も
一般のリング式精紡糸に比べて均斉であり、該オ
ープンエンド精紡機の特徴を十分に発揮すること
ができる。 従つて、本発明によれば、高速でのオープンエ
ンド精紡機での繊維表面の可塑化現象がなく、コ
ーミングローラーへの捲付がなく、且つ前紡での
紡出調子が良好なポリエステル繊維が提供される
ものである。 [実施例] 次に、本発明を実施例により具体的に説明する
が、勿論本発明はこれらの実施例に限定されるも
のではない。 実施例 1 オルソクロロフエノール溶液で測定した極限粘
度が0.65の延伸されたポリエステル繊維(単糸デ
ニール1.2デニール)をトウの状態で、200℃に加
熱したホツトローラで乾燥・熱処理を行なつた
後、次表に示す各油剤の水溶液中に浸漬処理し、
油剤付着量が0.14重量%になるように絞り、次い
で捲縮を付与し、110℃で30分間の熱風乾燥処理
を行つた。このトウを35mmの長さに切断して得た
紡績用原綿を通常の方法で開綿し、カードを通し
たスライバーを練条機に2回通すことによつて、
300ゲレン/6ヤードのスライバーを作成し、こ
れを高速オープンエンド機にかけた所、次表に示
す結果を得た。 ここで、高速オープンエンド精紡機はシユラフ
オースト社製のオートコロを用いて、コーミング
ローラー回転数8,000RPM、ローター径40mm、
ローター回転数9万RPMの条件で、撚係数4.0で
英式16番手の糸を1台(192錘)で、5時間紡出
した。この間に糸切れが起つた時、直ちに糸継ぎ
を行ない、全糸切れの回数を1台、1時間当りに
換算した値を糸切れ数(本/台、Hr)とした。
一方、粉末状スカムの発生は5時間紡出後、ロー
ター内のスカムの量を任意の20錘を選び肉眼で判
定した。 更にこの糸切れの原因がコーミングローラーの
捲付に起因するものの本数を1台×1時間当りに
換算して、C.R捲付数(本/台×hr)とした。 また糸強力は、任意の20水の平均値で判定し、
繊維表面の可塑化現象は、次の方法で判定した。
紡績糸を直径10cmの筒状のメリヤス端にし、各水
準のサンプルを、縦方向に順番に、10cmずつ編み
こんでいく。 次いで、該メリヤス編を、分散染料
(Eastman Polyester Blue GLF)の1%owfで
100℃の60分間染色を行なう。しかる後、光学顕
微鏡の倍率10ないし30倍で、メリヤス編の表面を
観察し、可塑化して濃く染まつている部分をカウ
ントし、糸長1m当りの濃色部の個数で判定を行
なう。 前紡紡績性は、カードでの静電気発生量と、シ
リンダーへの捲付の程度で表した。(温湿度:25
℃×60%RH)12オンス/ヤードのラツプをフラ
ツトガードに供給し、テーカイン350RPM、シリ
ンダー250RPM、ドツフアー15RPM、シリンダ
ー〜トツプのゲーシ15/1000インチの条件で400ゲ
レン/ヤードのスライバーを得た。 静電気発生量は、ドツフアー部のウエブから10
cm離れた位置で、春日式静電気測定機で測定し
た。
[Industrial Application Field] The present invention relates to polyester fibers for open-end spinning, particularly when the rotation speed of the rotor is 60,000 RPM.
The present invention relates to a synthetic fiber for high-speed open-end spinning that is suitable for the above-mentioned high-speed open-end spinning. [Prior art] The basic mechanism of rotor-type open-end spinning is that the supplied sliver is divided into fibers by a combing roller, transported to the rotor chamber by air flow, and then continuously collected by the rotor and pulled out as twisted yarn. It consists of things. In response to this mechanism, oil agents for open-end spinning have been proposed that are primarily aimed at suppressing the generation of powdery scum due to fiber cutting during combing and preventing the fibers from wrapping around the combing roller. For example, in Japanese Patent Publication No. 52-12838, a fatty acid ester that is liquid at room temperature suppresses the generation of powdery scum, and a fatty acid polyamide prevents fibers from getting wrapped around the combing roller. No. 56-3465 discloses an oil composition that suppresses the generation of powdery scum using a PO/EO block copolymer, and Japanese Patent Publication No. 57-37707 discloses an oil composition that uses a POE alkyl ether or a POE alkyl ester and a fatty acid ester. An oil composition has been proposed that suppresses the generation of powdery scum and prevents fibers from being wrapped around the combing roller by a potassium alkyl phosphate salt. By the way, recently, in order to improve productivity, high-speed open-end spinning machines with rotor rotation speeds that are significantly faster have been adopted. In other words, the rotor rotation speed has increased from 30,000 RPM to 60,000 to 80,000 RPM.
The RPM is as fast as 80,000 to 100,000 RPM or more. However, when polyester raw cotton treated with the above-mentioned open-end spinning oil is supplied to such a high-speed open-end spinning machine, as the amount of passing fiber increases, powdery scum inside the rotor increases and the rotor rotational speed increases. As the spinning speed increases, the spinning force increases significantly due to friction with the guide, or navel, used to pull out the yarn from the rotor, causing a phenomenon in which part of the surface of the fiber is abraded and plasticized. There was found. As a result, the number of yarn breakages increases, and the uniformity, level dyeing properties, and strength of the yarn are adversely affected. On the other hand, many polyester fibers spun at high speed with open-end spinning have poor spinning conditions in the process up to the open-end spinning machine, that is, in the blending, carding, and drawing processes. Fibers are desired. Here, the spinning condition refers to lap pricking due to poor convergence of the lap and sliver, decoiling,
This refers to card cylinder wrapping and drawing rotor wrapping due to the stickiness of oil and scum adhesion. In addition, it is important to prevent fibers from wrapping around the combing roller of a high-speed open-end spinning machine and to suppress the generation of powdery scum. i.e. 3 in the rotor
Powder-like scum containing short fibers of about 1.5 mm in size accumulates, yarn unevenness increases with the passage of operating time, and yarn breakage occurs frequently. It was necessary to stop the operation several times and clean the inside of the twisting chamber. In addition, with regard to raw cotton that does not have a large amount of powdered scum remaining, yarn breakage occurs frequently due to winding around the combing roller, requiring a lot of manpower to remove the winding fibers, and making it difficult to obtain a homogeneous yarn. Ta. Furthermore, among these, the yarn tension tended to be lower as the amount of powdery scum generated increased. As is clear from the above, at present, there is no plasticization phenomenon on the fiber surface in high-speed open-end spinning machines, and there is no winding around the combing rollers.
Polyester fibers with good spinning conditions from blended batting to drawing have not yet been realized. [Object of the Invention] The object of the present invention is to improve the problems peculiar to such high-speed open-end spinning and to provide a synthetic fiber suitable for high-speed open-end spinning that makes it possible to obtain high-quality spun yarn with high efficiency. It's about doing. [Structure of the Invention] As a result of intensive research aimed at achieving the above object, the present inventors have developed the desired fiber by strengthening the oil film on the fiber surface and lowering the coefficient of friction against metal under high speed and high tension conditions. I finally got it. That is, the present invention provides (a) a fatty acid ester of a monohydric or polyhydric alcohol;
(b ) 5 to 25% by weight of dimethylpolysiloxane with a viscosity of 10,000 centistokes or more at 25°C
(c) 5 to 30% by weight of a cationic surfactant; and (d) the remainder is an emulsifier. Furthermore, the present invention will be described. When the yarn is drawn out from the rotor, the spinning force increases due to friction with the navel, and the temperature of the contact area also increases. As the rotational speed of the rotor increases, this temperature and tension increase, and the tension and temperature combine, and finally a part of the fiber surface undergoes a plasticization phenomenon due to abrasion, and reaches a melted state. At this time, the oil agent on the fiber surface melts and takes away the latent heat of fusion, thereby preventing the rise in temperature of the fiber surface and preventing the plasticization phenomenon. If the melting point is too high, the temperature of the fiber surface will not drop, so the melting point is preferably 150°C or lower. Of course, it is also important that the friction between metal and metal at high speed is small. Oil components that exhibit this effect include fatty acid esters of monohydric or polyhydric alcohols having a melting point of 30 to 150°C, vegetable, animal or mineral oil waxes, and polyethylene waxes. Examples of fatty acid esters of monohydric and polyhydric alcohols include stearyl stearate, distearyl phthalate, distearyl adipate, and sorbitan behenate.
Examples of vegetable-based, animal-based, or mineral oil-based waxes include carnauba wax, wood wax, beeswax, Seratu wax, paraffin wax, and montan wax. Examples of the polyethylene wax include polyethylene wax obtained by the ethylene Ziegler method. If you use a large amount of these high melting point waxes,
Although damage to the fiber surface in the rotor is reduced, the passability of the pre-spinning is poor, and in particular, cylinder winding in the card tends to increase, which is not preferable. As a result of studying to improve this drawback, we surprisingly found that by mixing a small amount of high-viscosity silicone, it was possible to simultaneously reduce damage to the fiber surface in the rotor and cylinder wrapping in the card. Something was discovered. The silicone referred to herein refers to dimethylpolysiloxane, and the higher the viscosity at 25°C, the greater the effect with a small amount, and the silicone is preferably 10,000 centistokes or more. It has generally been difficult to obtain an emulsion in which silicone is uniformly mixed with other ingredients;
It has also been found that it is possible to obtain a uniform emulsion by using recently developed emulsion polymerization type silicones (for example, Japanese Patent Publication No. 7214/1983). The proportion of silicone is 5% by weight or more, 25% by weight
If it is less than 5% by weight, it is preferable that there will be a lot of wrapping around the card, and if it exceeds 25% by weight, it will be too expensive and uneconomical, and static electricity will easily occur. Silicone also has the effect of improving smoothness at high speeds, so the proportion of waxes needs to be less than when silicone is not included, and is 35% by weight or more.
It is preferably 60% by weight or less. If it is less than 35% by weight, it will not be possible to obtain sufficient high-speed smoothness and it will not be possible to prevent damage to the fiber surface during the open-end process, and if it exceeds 60% by weight, the amount of emulsifier and antistatic agent will be affected when used as an emulsion. are not sufficiently balanced.
Therefore, a stable emulsion cannot be obtained and sedimentation occurs, or if the emulsion is stabilized by increasing the amount of emulsifier, the amount of antistatic agent becomes insufficient and problems such as generation of static electricity occur, which is not preferable. When silicone and waxes are used in such proportions, using a cationic activator of 5% by weight or more to 30% by weight can prevent damage to the fiber surface during the open-end process and prevent winding during the carding process. It is possible to obtain polyester fibers that do not generate static electricity during the entire process without causing any damage.
If this amount is less than 5% by weight, static electricity will increase, and if it exceeds 30% by weight, high-speed smoothness will be poor and fiber damage will increase during the open-end process, which is undesirable. Examples of cationic activators include higher alkylamine salts and ethylene oxide adducts, imidazolyl type cationic activators, sapamin A type cationic activators, Arcobel A type cationic activators, alkyltrimethylammonium salt type cationic activators,
Examples include sapamin type quaternary ammonium salt type cationic activators, but preferred are quaternary ammonium salt type cationic activators which have a great effect on the antistatic properties of polyester fibers. The above-mentioned components are usually preferably used as an aqueous emulsion by incorporating an emulsifier, but various additives such as rust preventives, antioxidants, preservatives, and emulsion stabilizers can also be added. As the emulsifier, it is desirable to mainly use a nonionic activator. Nonionic activators include polyoxyethylene alkyl ether, polyoxyethylene alkyl phenyl phenol, polyoxyethylene fatty acid ester, ethylene oxide adduct of castor oil,
Examples include fatty acid monoesters of glycerin, fatty acid monoesters of sorbitan, and ethylene oxide adducts thereof. It is preferable for the nonionic surfactant to have a high melting point, but its effect is
Not as much as fatty acid esters and waxes. When these compounded oils are processed by the dipping method normally used for aqueous emulsions, it is appropriate to use them as an emulsion with a concentration of 0.5 to 5% by weight; It can also be treated by a method and is not particularly limited by the treatment method. Furthermore, the oil agent of the present invention can be applied to synthetic fibers at any position in the synthetic fiber manufacturing process.
It is also possible to apply a lubricant by a dipping method, then subject the treated fibers to a dry heat treatment, and then re-oil the fibers by a spray method. The amount of adhesion of the present invention oil to synthetic fibers is 0.08
(wt)% to 0.30 (wt)%. If the amount of adhesion is lower than 0.08% (by weight), sufficient smoothness cannot be obtained, more powdery scum is generated in the open-end spinning process, and the fiber surface becomes more plasticized. Furthermore, the antistatic ability is insufficient, and troubles due to static electricity occur in the pre-spinning process, which is undesirable. On the other hand, the larger the amount of adhesion, the less the generation of powdery scum can be suppressed, and normally 0.25% by weight is sufficient, but if it exceeds 0.3% by weight, the amount of scum that is attached to the combing roller will increase, and the carding in the pre-spinning process will increase. This is not necessary any more since sinking into the cylinder, web disturbance, and roller wrapping during the drawing process will also be significantly increased. In the present invention, polyester mainly refers to polyethylene terephthalate. As for spun yarn, the desired goal can be achieved not only by using 100% polyester, but also by blending it with cotton and rayon. [Operations and Effects of the Invention] As described above, polyester fibers for spinning treated with a fatty acid ester or wax having a high melting point and an oil containing a specific silicone are opened using a combing roller, drafted, and sent to a twisting chamber. When applied to a drum-rotating open-end spinning machine, even when the rotor rotates at high speed, the plasticization phenomenon on the fiber surface does not occur, the generation of powder scum and the winding around the combing roller are small, and it can be used for a long time. Continuous operation is possible, and the spun yarn is more uniform than that of general ring-spun yarn, making it possible to fully utilize the characteristics of the open-end spinning machine. Therefore, according to the present invention, a polyester fiber is produced which does not undergo plasticization on the fiber surface in an open-end spinning machine at high speed, does not wind up on a combing roller, and has a good spinning condition in the pre-spinning. provided. [Examples] Next, the present invention will be specifically explained with reference to Examples, but of course the present invention is not limited to these Examples. Example 1 A drawn polyester fiber (single yarn denier 1.2 denier) with an intrinsic viscosity of 0.65 measured with an orthochlorophenol solution was dried and heat-treated in a tow state using a hot roller heated to 200°C, and then subjected to the following process. Immerse in an aqueous solution of each oil shown in the table,
It was squeezed so that the amount of oil adhesion was 0.14% by weight, then crimped and hot air dried at 110°C for 30 minutes. The raw cotton for spinning obtained by cutting this tow to a length of 35 mm is opened in the usual manner, and the carded sliver is passed through a drawing machine twice.
A 300-gel/6-yard sliver was prepared and passed through a high-speed open-end machine, and the results shown in the table below were obtained. Here, the high-speed open-end spinning machine uses an automatic roller manufactured by Schurafaust, with a combing roller rotation speed of 8,000 RPM, a rotor diameter of 40 mm,
A 16th English yarn with a twist coefficient of 4.0 was spun using one machine (192 spindles) for 5 hours at a rotor rotation speed of 90,000 RPM. When yarn breakage occurred during this time, the yarn was spliced immediately, and the total number of yarn breakages per unit per hour was calculated as the number of yarn breakages (pieces/unit, Hr).
On the other hand, the generation of powdery scum was determined by visually determining the amount of scum in the rotor by selecting 20 arbitrary spindles after 5 hours of spinning. Furthermore, the number of threads that were caused by thread breakage due to winding of the combing roller was converted to 1 machine x 1 hour, and was defined as the number of CR windings (pieces/machine x hr). In addition, yarn strength is determined by the average value of 20 arbitrary waters.
The plasticization phenomenon on the fiber surface was determined by the following method.
The spun yarn is made into a cylindrical knitted end with a diameter of 10 cm, and samples of each level are woven in 10 cm increments in the vertical direction. Next, the knitted fabric was treated with 1% owf of disperse dye (Eastman Polyester Blue GLF).
Perform staining at 100°C for 60 minutes. Thereafter, the surface of the stockinette knit is observed using an optical microscope at a magnification of 10 to 30 times, and the plasticized and darkly dyed areas are counted, and the number of darkly colored areas per 1 m of yarn length is determined. Pre-spinning performance was expressed by the amount of static electricity generated on the card and the degree of winding around the cylinder. (Temperature and humidity: 25
℃ × 60% RH) 12 oz/yd of lap was fed to the flat guard, and a sliver of 400 g/yd was obtained under the conditions of take-in 350 RPM, cylinder 250 RPM, depth 15 RPM, cylinder to top gauge 15/1000 inch. The amount of static electricity generated is 10% from the web of the paper part.
Measurements were made using a Kasuga electrostatic meter at a distance of cm.

【表】 第1表におけるWax類は、125〓パラフインワ
ツクス(融点52℃)であり、シリコーンは10万セ
ンチストロークのジメチルポリシロキサン(エー
テル系ノニオンを5重量%使用した乳化重合タイ
プ)、カチオンはアルキルジメチルエチルアンモ
ニウムエトサルフエート(アルカル基は炭素数18
を主体としたもの)、ノニオンはポリエチレング
ライコール(分子量1000〜2000)のモノ・ジパル
ミテート及びモノ・ジステアレート、ポリオキシ
エチレン付加(付加モル数5〜40)ノニルフエノ
ールエーテルポリオキシエチレン付加水添ヒマシ
油エーテル(付加モル数6〜12)を用いた。 この結果、Wax類が少い比較例Aは、高速平
滑性が劣るため、繊維の損傷が多く、ローター内
のスカムが多いために糸切れも多く。Wax類が
多い比較例Eはノニオンの量が少なく、安定した
エマルジヨンが得られず、評価を中止した。シリ
コーン量の少い比較例Fは、カード捲付が多く、
糸切れも多かつた。シリコーン量の多い比較例H
は、制電性が不足し、カードで静電気によるシリ
ンダー捲付が発生し、コーミングローラでの捲付
と糸切れが多かつた。カチオン量の少い比較例I
は、カードで静電気が大量に発生し、スライバー
を採取することができなかつた。逆にカチオン量
の多い比較例Jは、カチオンの高速平滑性が悪い
ために、繊維の損傷が多く、ローター内のスカム
が多く糸切れも多い。 Wax類が35〜60重量%、シリコーンが5〜25
重量%、カチオン活性剤が5〜30重量%、残部ノ
ニオン活性剤の実施例B,C,D,Gは、前紡お
よびオープンエンドでの調子及び糸質において、
良好な結果が得られた。 実施例 2 実施例1のNo.CにおいてWax類の125〓パラ
フインワツクスの代りに、中性油の種類と融点を
変えたものを用いる以外は、実施例1と同一条件
で比較を行つた。 第2表の如く、Wax類及び脂肪酸エステルの
うち融点の高いものは、いずれも良好な結果が得
られた。
[Table] The wax in Table 1 is 125〓 paraffin wax (melting point 52℃), and the silicone is 100,000 centistroke dimethylpolysiloxane (emulsion polymerization type containing 5% by weight of ether nonion), cationic is alkyldimethylethylammonium ethosulfate (alkyl group has 18 carbon atoms)
Nonions are mono-dipalmitate and mono-distearate of polyethylene glycol (molecular weight 1000-2000), polyoxyethylene addition (additional mole number 5-40) nonyl phenol ether polyoxyethylene addition hydrogenated castor oil Ether (additional mole number 6 to 12) was used. As a result, Comparative Example A, which contains less wax, has poor high-speed smoothness, resulting in more damage to the fibers, and more scum inside the rotor, which causes more yarn breakage. Comparative Example E, which contained a large amount of waxes, had a small amount of nonions, and a stable emulsion could not be obtained, so the evaluation was discontinued. Comparative example F, which has a small amount of silicone, has a lot of card wrapping.
There were also many thread breaks. Comparative example H with a large amount of silicone
The anti-static property was insufficient, the card caused cylinder wrapping due to static electricity, and the combing roller caused many wrappings and thread breakages. Comparative example I with a small amount of cations
The card generated a large amount of static electricity, making it impossible to collect the sliver. On the contrary, in Comparative Example J, which has a large amount of cations, the high-speed smoothness of the cations is poor, so there is a lot of damage to the fibers, a lot of scum inside the rotor, and a lot of yarn breakage. Wax: 35-60% by weight, silicone: 5-25%
Examples B, C, D, and G, in which the cationic activator was 5 to 30% by weight, and the balance was a nonionic activator, had the following properties:
Good results were obtained. Example 2 A comparison was made under the same conditions as in Example 1, except that in No. C of Example 1, a neutral oil with a different type and melting point was used instead of 125〓 paraffin wax of wax type. . As shown in Table 2, good results were obtained with waxes and fatty acid esters with high melting points.

【表】 実施例 3 実施例1のNo.Cにおいて、シリコーンの粘性
を変える以外は、実施例1と同一条件で比較を行
つた。 第3表の如く、ジメチルポリシロキサンの粘度
が高いほど、良い結果が得られた。
[Table] Example 3 In No. C of Example 1, a comparison was made under the same conditions as Example 1 except that the viscosity of the silicone was changed. As shown in Table 3, the higher the viscosity of dimethylpolysiloxane, the better the results were obtained.

【表】【table】

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 (a) 一価又は多価アルコールの脂肪酸エステ
ル、植物性又は動物性又は鉱油系のワツクス、
及びポリエチレンワツクスからなる群から選ば
れ且つ30〜150℃の融点を有する中性油の1種
又は2種以上を35〜60重量%と、 (b) 25℃における粘度が、1万センチストークス
以上のジメチルポリシロキサンを5〜25重量%
と、 (c) カチオン界面活性剤を5〜30重量%と、 (d) 残部が乳化剤 とからなる油剤が付着されていることを特徴とす
る高速オープンエンド紡績用ポリエステル繊維。
[Scope of Claims] 1 (a) Fatty acid ester of monohydric or polyhydric alcohol, vegetable or animal or mineral oil wax,
and polyethylene wax in an amount of 35 to 60% by weight of one or more neutral oils having a melting point of 30 to 150°C; 5 to 25% by weight of dimethylpolysiloxane
(c) 5 to 30% by weight of a cationic surfactant, and (d) an oil agent for the remainder consisting of an emulsifier.
JP19565886A 1986-08-22 1986-08-22 Polyester fiber for open end spinning Granted JPS6359476A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19565886A JPS6359476A (en) 1986-08-22 1986-08-22 Polyester fiber for open end spinning

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19565886A JPS6359476A (en) 1986-08-22 1986-08-22 Polyester fiber for open end spinning

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6359476A JPS6359476A (en) 1988-03-15
JPH0424464B2 true JPH0424464B2 (en) 1992-04-27

Family

ID=16344838

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19565886A Granted JPS6359476A (en) 1986-08-22 1986-08-22 Polyester fiber for open end spinning

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6359476A (en)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5998875A (en) * 1996-12-19 1999-12-07 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson Flip-chip type connection with elastic contacts

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6359476A (en) 1988-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2461043A (en) Process of conditioning cellulose ester filaments
JP2703620B2 (en) Manufacturing method of polyester false twisted yarn
JP3856617B2 (en) False twisting polyester fiber
JPS6137389B2 (en)
US3888775A (en) Oil composition for synthetic staple fibers
KR0163204B1 (en) Process for high-speed spinning of polyester
JPH0424464B2 (en)
JPH0424463B2 (en)
WO1997000350A1 (en) Lubricant for air entanglement replacement
JPS63112769A (en) Polyester staple fiber
JPS641589B2 (en)
JPH0571708B2 (en)
JPH0450413B2 (en)
JPS6030396B2 (en) Oil composition for synthetic fibers
JPH08226075A (en) Polyester short fiber suitable for high-speed ring fine spinning operation
JPH04281071A (en) Production of polyester fiber
JPH0340867A (en) Lubricant composition for high-speed yarn making and high-speed yarn-making method using same lubricant composition
JPS6225789B2 (en)
JPS6285075A (en) Synthetic fiber for open end spinning
JPS6247992B2 (en)
JP2002129429A (en) Cationic dye-dyeable polyester highly oriented undrawn yarn
WO1998024559A1 (en) Thioesters as boundary lubricants
JPS6330434B2 (en)
WO2023095746A1 (en) Treatment agent for elastic fibers, and elastic fibers
JPS62223381A (en) Acrylic synthetic fiber treatment agent and treatment of acrylic synthetic fiber thereby

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees