JPH04231782A - 電気機械式装置 - Google Patents

電気機械式装置

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Publication number
JPH04231782A
JPH04231782A JP3153368A JP15336891A JPH04231782A JP H04231782 A JPH04231782 A JP H04231782A JP 3153368 A JP3153368 A JP 3153368A JP 15336891 A JP15336891 A JP 15336891A JP H04231782 A JPH04231782 A JP H04231782A
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JP
Japan
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armature
pole piece
housing
solenoid
disposed
Prior art date
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Pending
Application number
JP3153368A
Other languages
English (en)
Inventor
George H Studtmann
ジョージ・エイチ・スタッドマン
Terry L Forbes
テリー・エル・フォルブス
James R Ward
ジェームス・アール・ワード
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BorgWarner Automotive Electronic and Mechanical Systems Corp
Original Assignee
BorgWarner Automotive Electronic and Mechanical Systems Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by BorgWarner Automotive Electronic and Mechanical Systems Corp filed Critical BorgWarner Automotive Electronic and Mechanical Systems Corp
Publication of JPH04231782A publication Critical patent/JPH04231782A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K31/00Actuating devices; Operating means; Releasing devices
    • F16K31/02Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic
    • F16K31/06Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic using a magnet, e.g. diaphragm valves, cutting off by means of a liquid

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ソレノイドのアーマチ
ュアの移動位置の幅広い範囲に亙ってほぼ一定の出力及
びほぼ直線の出力と電流との関係を達成するソレノイド
に関する。更に詳細には、本発明は、アーマチュアとソ
レノイドコアとの間の初期の半径方向作動空隙を最小に
しかつ補助の平坦な作動空隙を与えるアーマチュア形状
を有する可変力ソレノイド液圧制御弁組立体に関する。 作動空隙を横切って発生される力及び液圧によって発生
される力は、制御された圧力出力を発生するために与え
られた入力電流に対して種々のアーマチュア位置におい
てソレノイド戻しばねと釣り合わせ、同時にソレノイド
形状の寸法を最小にする。
【0002】
【従来の技術】可変力ソレノイドは、ソレノイドのアー
マチュアの移動量すなわちストロークに関係なく、与え
られた入力電流において一定の出力が要求される幾つか
の用途に有用である。このようなソレノイドに対する共
通の用途は自動車の伝動装置内においてであり、そこに
おいてソレノイドは液圧クラッチパックを動作させ或い
は解除するために流量制御弁と組合わされる。アーマチ
ュアのストローク全体に亙って設定された入力電流に対
して、与えらかつ制御された液圧出力に関係してほぼ一
定の出力を発生するようにソレノイドをつくることによ
って、アーマチュアの位置(同様にアーマチュアに作動
的に接続された制御弁の位置)は液圧で作動される装置
の動作を調節するために使用される。
【0003】力の合力はソレノイドの機能を達成するた
めに釣り合わされる。第1の力は弾性戻しばねによって
アーマチュアに加えられる力によって画定される。第1
の力すなわちばね力は戻しばねのばね率及びアーマチュ
アの移動量によって決定される。第2の力はアーマチュ
アに作動的に接続された制御弁の表面に作用する液圧に
よって画定される。第3の力はソレノイドに電流を流す
ことによって得られる電磁気力によって画定される。戻
しばねのばね定数を適切に調整することによって、制御
弁を可変オリフィスとして動作させるように制御弁の表
面の有効面積、得られる電磁気力の範囲、与えられた入
力電流は第1、第2及び第3の力を釣り合わすために使
用される。このようなオリフィスは出力圧力を調節する
のに有用である。
【0004】そのような液圧制御システムを動作させる
のに必要な第3の力すなわち電磁気力は、導体巻線の数
に、流された電流及び磁束回路の構造に依存する。磁束
回路の構造は幾つかのファクタに依存し、その一つは磁
束通路に存在するエアギャップの透過性である。過去の
ソレノイドの形状において、自動車の限られたスペース
内でソレノイドの全体の大きさを大きくできないことに
より、有効なエアギャップはアーマチュアと極片との間
の非常に密な公差に制限された。このようなソレノイド
の形状の例はレイバー(Leiber)その他への米国
特許第4,579,145号に示される。比較的高いコ
スト及び非常に密なギャップの公差による低い信頼性の
代わりに公差を大きく取ると、ソレノイドの全体の大き
さが大きくなる。従って、小さく、経済的に作れるユニ
ットで有用な出力を発生できるソレノイドが要求される
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、有用
な出力を発生するソレノイドを提供することである。本
発明の他の目的は、ソレノイドの有用性を広げるように
ソレノイドの大きさを明らかに増加することなく最大の
可能なソレノイド出力を得るように試みることである。 本発明の更に他の目的は、磁束エアギャップ面積を増加
することによってソレノイドの磁束回路の透過性を増加
することであり、そこにおいて、磁束強度はギャップの
間隔に逆比例しかつギャップの面積に比例する。
【0006】本発明の更に別の目的は、初期のアーマチ
ュア位置の関係なくソレノイド入力電流と制御弁出力圧
力との間でほぼ直線の関係に従って動作する液圧制御弁
に使用するためのソレノイドを提供することである。本
発明の更に別の目的は、液圧制御弁の入力圧力に関係な
くソレノイド入力電流と制御弁出力圧力との間でほぼ直
線の関係に従って動作する液圧制御弁に使用するための
ソレノイドを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願の一つの発明の電気
機械式装置は、ハウジングと、前記ハウジング内に配置
されかつ電気巻線を含む磁気コイルと、前記ハウジング
内の前記コイル内に配置された軸方向長さを有しかつ前
記コイルの前記電気巻線を越えて伸びている第1の端部
を有する極片と、前記ハウジング内に配置されかつ中央
部分、中間部分及び外側部分を有する磁気アーマチュア
と、前記極片内に配置されたシート部材と、前記シート
部材と前記アーマチュアの中央部分との間に配置されて
いて、前記アーマチュアと前記シート部材から離す方向
に偏倚するようになっているばね装置とを備え、前記外
側部分が前記中間部分を介して前記中央部分と接続され
、前記外側部分が軸方向長さを有しかつ前記極片の前記
第1の端部の半径方向外側に配置されて前記外側部分と
前記極片との間で第1の半径方向に可変の作動エアギャ
ップを限定し、前記中間部分がほぼ円形の平面を限定し
、前記中間部分が軸方向に可変の作動エアギャップを限
定するように前記極片の前記第1の端部から軸方向に移
動可能であり、前記外側部分は第2の半径方向の作動エ
アギャップを限定するように前記ハウジングの半径方向
内側に配置されかつそれから隔てられた外周面を有し、
前記ハウジング、アーマチュア及び極片は、前記磁気コ
イルを附勢すると前記アーマチュアを前記極片の前記第
1の端部に向けて移動させるように磁束回路を形成し、
前記アーマチュアの移動中の前記アーマチュアの外側部
分の軸方向移動は磁束通路内の前記外側部分の軸方向長
さの部分を変えかつそれによって前記第1の半径方向の
可変の作動エアギャップの軸方向長さを変えるように構
成されている。本願の他の発明の電気機械式装置は、ハ
ウジングと、前記ハウジング内に配置されかつ電気巻線
を含む磁気コイルと、前記ハウジング内の前記コイル内
に配置された軸方向長さを有しかつ前記コイルの前記電
気巻線を越えて伸びている第1の端部を有する極片と、
前記ハウジング内に配置されかつ中央部分、中間部分及
び外側部分を有する磁気アーマチュアと、前記極片内に
配置されたシート部材と、前記シート部材と前記アーマ
チュアの中央部分との間に配置されていて、前記アーマ
チュアを前記シート部材から離す方向に偏倚するように
なっているばね装置と、前記アーマチュアに作動的に接
続された弁装置であって、流体入口、流体出口、及び前
記流体入口と流体出口との間で選択的に流体の流れを許
容するように前記流体入口及び流体出口と作動的に連通
している流体導管を有する弁装置とを備え、前記外側部
分が前記中間部分を介して前記中央部分と接続され、前
記外側部分が軸方向長さを有しかつ前記極片の前記第1
の端部の半径方向外側に配置されて前記外側部分と前記
極片との間で第1の半径方向に可変の作動エアギャップ
を限定し、前記中間部分がほぼ円形の平面を限定し、前
記中間部分が軸方向に可変の作動エアギャップを限定す
るように前記極片の前記第1の端部から軸方向に移動可
能であり、前記外側部分は第2の半径方向の作動エアギ
ャップを限定するように前記ハウジングの半径方向内側
に配置されかつそれから隔てられた外周面を有し、前記
ハウジング、アーマチュア及び極片は、前記磁気コイル
を附勢すると前記アーマチュアを前記極片の前記第1の
端部に向けて移動させるように磁束回路を形成し、前記
アーマチュアの移動中の前記アーマチュアの外側部分の
軸方向移動は磁束通路内の前記外側部分の軸方向長さの
部分を変えかつそれによって前記第1の半径方向の可変
の作動エアギャップの軸方向長さを変え、前記アーマチ
ュアの移動が前記流体入口から流体出口への前記流体の
流れを許容するのに効果があるように構成されている。
【0008】
【作用】本発明は液圧制御弁に使用するための電気的に
動作されるソレノイドを備えている。本発明はソレノイ
ド入力電流の関数として主に所定の出力圧力を発生する
ことが可能な制御弁を提供する。制御弁に与えられる入
力圧力は、入力圧力の大きさ又は変化に関係なく所望の
最大の制御された出力圧力を与えるように、調節される
。したがって、入力圧力が所望の最大の制御された出力
圧力を超えるところでは、過剰の入力圧力はソレノイド
のアーマチュアに作動的に接続された制御弁の移動によ
って低圧液圧戻し回路に選択的に逃がされる。
【0009】低い接続された出力圧力が望まれるとき、
ソレノイドはソレノイドのアーマチュアを含む磁束回路
をソレノイド内につくるように入力電流が供給される。 磁束回路は、低圧液圧戻し回路に逃がされる圧力を増加
しかつ制御された出力圧力を減少するように、アーマチ
ュアを移動しかつ制御弁を更に移動する。
【0010】ソレノイドは、極片に関するアーマチュア
の移動に関係なくソレノイドの入力電流とのほぼ直線の
関係にのみ依存する選択可能な出力を与える増強された
アーマチュア及び極片の形状を、提供する。エアギャッ
プの表面積を増加することによってかつエアギャップの
透過性を増加することによって、増強された形状は比較
的小さな物理的寸法のソレノイドから得られる出力を有
効に増加する。その結果としての改良された電流対出力
特性により本発明のソレノイドが液圧制御弁に使用でき
る。
【0011】このように、ソレノイド入力電流の通電開
始時に入力液圧によって決定されるような、制御弁及び
アーマチュアの組み合わせの初期の移動に関係なく、予
測可能なかつ反復可能な制御された出力圧力が小さな、
比較的安価なユニットで得られる。
【0012】
【実施例】図面は正確な寸法ではなく、実施例のある面
は図式記号、概略表示及び断面図で示されることを理解
すべきである。更に、「上」、「下」、「上方」、「下
方」、「垂直」、「水平」、「左」、「右」等のような
用語による構成要素の物理的関係に言及するとき、図に
示された方向のみに関係し、実際の実施例又はその説明
は異なる。用語「通路」は管状の通路に限定される必要
はなく、連通間隙、チャンバ等を包含してもよい。
【0013】特例の実施例の描写する他の平面図及び断
面図を含む多くの機構上の詳細は省略され、そのような
詳細はそれ自体本発明の部分ではなくかつこの開示に鑑
み当業者がよく理解していると考えられる。単純化した
表示はより読み易く、有益でありかつ当業者に容易に理
解し易い。本発明は示された実施例に限定されるべきで
はない。
【0014】図において、図面全体を通して同じ参照は
同じ特徴の要素を示している。図1は、好ましくは鉄の
ような磁束を通す材料で作られたハウジング12内に配
置されたソレノイド10の一つの実施例を示す。ハウジ
ング12の中心軸線に沿って極片14が配置され、その
極片は好ましくは磁束を通す。環状の空洞16内には電
気巻線すなわち導体コイル18がハウジング12と極片
14との間の中間の半径方向位置に配置されている。好
ましくは銅で作られた導体コイル18は、周知の方法で
電源(図示せず)に接続される。電流が流されたときコ
イル18は磁界を誘発し、ハウジング12、極片14及
びアーマチュアの少なくとも一部によっておおよそ限定
されるフラックスすなわち磁束の線に沿った周知の円形
の通路内で流す。極片14はアーマチュア20に向かっ
てコイル18を超えて伸びかつフランジ22が設けられ
ている。フランジ面23はアーマチュア20に最も近い
面上でフランジに形成されている。フランジ22はコイ
ル18を固定する作用を行い、後述するように極片14
の磁気的動作面を形成するように作用する。
【0015】極片14の軸線を通して円筒状空洞24が
伸び、その空洞はソレノイド10の外部から押しねじ2
6に接近できるようにしている。円筒状の空洞24は、
好ましくは、ねじ付き円筒状チャンネルを形成するよう
にねじ切りされている。押しねじ26は空洞24に合う
ねじが形成されかつトルクを加える手段が前以て形成さ
れていて、押しねじ26を空洞24で回転すると円筒状
の空洞24内で押しねじ26がその長手方向に移動する
。戻しばね30と押しねじ26との間に配置されたソレ
ノイドのばねシート28は、ほぼ直線のソレノイド出力
と入力電流との関係の傾斜を変えるようにソレノイド1
0の中心軸線に沿って配置される。
【0016】好ましくは非磁性材料で作られたソレノイ
ドばねシート28は所定の位置に保持されかつアーマチ
ュア20と作動接触した戻しばね30によって加えられ
る圧縮力によってばね押しねじ26に向かって偏倚され
る。ばねシート28は、戻しばね30が半径方向に移動
するのをまた不整合になるのを抑制するように、保持縁
32が設けられている。ばね30は取付け時に最初に圧
縮されかつその後も圧縮された状態を保つ。しかしなが
ら、初期の戻しばね30の圧縮は上述のように押しねじ
26によって調節される。アーマチュア20に形成され
たアーマチュアの凹所34がばねシート28と反対側に
ありかつ戻しばね30と作動的に接触している。凹所3
4は円筒状空洞38及び円筒状支持面36を限定し、そ
れを通して戻しばね30はその戻しばねの圧縮に比例し
てアーマチュア20に力を加える。円筒状空洞38の直
径は、戻しばね30の半径方向運動及び不整合を阻止し
かつアーマチュア20が物理的干渉なくばねシート28
の保持リップ32に接近できるようにその戻しばね30
を十分収容できる。
【0017】アーマチュア20は円形の面40が設けら
れ、その面は極片14のフランジ22のフランジ面23
と反対に距離FFで配置されている。外面41は面40
と反対に配置されている。円形の面40の外周は環状の
リング42を限定する。環状のリング42の内周面はア
ーマチュアの半径方向作動ギャップ面44を限定してい
る。協働する半径方向の極片の作動ギャップ面48は、
全体の作動ギャップが好ましくはほぼ0.38mm(0
.015インチ)であるように、フランジ22の外面に
作動的に配置されている。リング42の外周面によって
限定されるアーマチュアの戻しギャップ面46は、戻し
ギャップRRを形成するようにハウジング12の内周面
によって限定された往復動作可能なハウジングの戻しギ
ャップ面50と協働する。戻しギャップRRは好ましく
は約0.38mm(0.015インチ)である。
【0018】アーマチュア20はダイヤフラムばね53
を介して軸方向位置に保持され、そのダイヤフラムばね
は弁連結ピン52及びねじ付きリテーナによってアーマ
チュア20に取り付けられている。弁連結ピン52はア
ーマチュア20に設けられたねじ付きオリフィス56と
ねじ係合している。オリフィス56はアーマチュア20
の平面60を通して円形の支持面36まで伸びている。 平面すなわち平らな基部60はねじ切りされたリテーナ
54及び弁連結ピン52によってダイヤフラムばね53
に対して位置決めされかつ保持されている。ダイヤフラ
ムばね53は、その外周がハウジング12の内周面50
に形成されたリブ62に対して係合するように半径方向
外側に伸びている。このように、ダイヤフラムばね53
の外周の軸方向移動は阻止される。
【0019】本発明のソレノイドは図2に示されるよう
に、流量制御弁に取り付けられる。制御弁組立体70は
ソレノイド10と二つのハウジング部材79及び89内
に配置された弁組立体72を備えている。制御弁組立体
70は一つの流体入口と二つの流体出口とを備えている
。流体入口ポート78はゲージ圧で約4.22kg/c
m2(60psig)より低くないシステム液圧流体が
供給される。流体はこのようにして制御弁組立体10内
に入りかつ制限オリフィス94(好ましくは0.76m
m(0.03インチ)の大きさ)及び入口オリフィス7
3を介して第1の制御チャンバ80内に流れる。制御さ
れた流体出口ポート90は第2の制御チャンバ88及び
制御された流体出口オリフィス85を介して第1の制御
チャンバ80と連通している。バイパス圧力出口92は
バイパスオリフィス96を介してバイパスチャンバ94
と連通している。制御チャンバ80及び88並びにバイ
パスチャンバ94は弁組立体72と選択的に連通する。
【0020】弁組立体72は、更に、弁シート95内に
配置された制御オリフィス76を介して流体を選択的に
流すように配置されたポペット弁74を備えている。ポ
ペット弁74は接続部材66を備え、その接続部材は前
述の弁連結ピン52にねじ接続されているねじ切りされ
た円筒状の空洞75が設けられている。弁組立体72は
更に伝達ピン77及び圧力応答面部材82を備え、それ
らはポペット弁74の反対端に固定されている。面部材
82は平面93と小さな反対側の環状面87とが設けら
れている。伝達ピン77のねじ付き端とねじ係合してい
るテーパ付きの円筒状の空洞86が設けられている。
【0021】弁組立体27はダイヤフラムばね83を介
して軸方向位置に保持され、そのダイヤフラムばねは伝
達ピン77と面部材82との間で弁組立体に固定されて
いる。ダイヤフラムばね83は、外周が制御弁組立体7
0の二つの部材79と89との間の境界面において受け
られるように、半径方向外側に伸びている。このように
ダイヤフラムばね83の外周軸方向運動は阻止される。 ダイヤフラムばね83は、更に、第1制御チャンバ80
と第2制御チャンバ88との間に一定の流体の連通を与
えるように、ダイヤフラムばねの中心と周辺との中間に
穴が設けられている。
【0022】前述のように、ソレノイドアーマチュア2
0に作用する幾つかの力から得られる合成力は制御弁組
立体70の動作を選択的に調整するために使用される。 制御弁組立体70は基本的にバイパス弁として動作する
。少なくともゲージ圧で約4.22kg/cm2(60
psig)液圧流体の入力圧力は入口ポート78に供給
される。制限オリフィス94は大きな流量を減ずるよう
に作用するが、約0.76mm(0.03インチ)の好
ましい内径において、比較的流量の低い忠実な圧力信号
を第1の制御チャンバ80及び第2の制御チャンバ88
に通じるのに十分である。圧力応答面部材82は入口圧
力にさらされる。面部材82の平面93が面部材82の
環状面87より大きいので、第1の制御チャンバ80内
の圧力は戻しばね30に抗して弁部材82、伝達ピン7
7、ポペット弁74接続部材66、弁連結ピン52及び
アーマチュア20を偏倚する第2の力を発生する。
【0023】しかしながら、戻しばね30は圧縮された
とき、アーマチュアを最初の位置に戻そうとする第1の
力を発生する。入口圧力がゲージ圧で約4.22kg/
cm2(60psig)又はそれより低いとき、第2の
すなわち圧力の力は第1の力すなわちばね力より小さい
。このように、面部材82、伝達ピン77、ポペット弁
74、接続部材66、弁連結ピン52及びアーマチュア
20は第1の力の影響の下で制止している。このような
状況の下で、弁組立体は、第2の力がポペット弁74を
弁シート95から離すのに十分でないので、閉鎖された
ままである。第1の制御チャンバ80及び第2の制御チ
ャンバ88内への圧力信号は、制御された出口オリフィ
ス85及び制御された出口ポート90を介してのみ液圧
クラッチパックのような液圧作動装置に流される。
【0024】もし入口圧力がゲージ圧で約4.22kg
/cm2(60psig)より大きいと、第2の力すな
わち圧力の力は第1の力すなわちばね力を超えるように
調節される。このように、面部材82、伝達ピン77、
ポペット弁74、接続部材66、弁連結ピン52及びア
ーマチュア20は第2の力により右に僅かに移動される
。弁組立体72は第2の力がポペット弁74を弁シート
95から離すのに十分になると僅かに開く。第1の制御
チャンバ80及び第2の制御チャンバ88内への圧力信
号はバイパスチャンバ94、バイパスオリフィス96及
びバイパス出口ポート92を介して低圧戻し回路に流れ
ることが許容され、同様に制御された出口オリフィス8
5及び制御された出口ポート90を介して液圧作動装置
に流れることが許容される。比較的低い流れ抵抗がバイ
パス出口ポート92を助けるので、ゲージ圧で約4.2
2kg/cm2(60psig)のあつりょくは制御チ
ャンバ80内の圧力が再びゲージ圧で約4.22kg/
cm2(60psig)に戻るまで弁組立体72を介し
て逃がされる。したがって、調整された最大圧力は約4
.22kg/cm2(60psig)以上の入力圧力の
大きさに関係なく液圧作動装置に一貫して与えられる。
【0025】第3の力すなわち電磁力はソレノイド10
及びアーマチュア20を通して流れる磁束から発生し、
かつ弁組立体72を制御された出口圧力を最大の調整さ
れた圧力と最小のすなわち非常に低い圧力との間で選択
的に制御する可変オリフィスとして動作させる。制御さ
れた出力ポート90によって供給され制御された出力圧
力が減少されたとき(例えば、液圧作動装置に供給され
た圧力を減少するために)、入力電流がコイル18に流
される。制御された出力圧力の所望の減少に比例する入
力電流は、極片14、ハウジング12、アーマチュア2
0、作動ギャップGG及び戻しギャップRRによって作
られる磁束通路に沿って固定した大きさの磁束密度を誘
発する。
【0026】第3の力すなわち電磁力は一定で、アーマ
チュア20は、第1の力を発生する戻しばね30の圧縮
が増加しかつ第3の力に等しくなるまで、右に移動され
る。したがって、面部材82、伝達ピン77、ポペット
弁74、接続部材66、弁連結ピン52はアーマチュア
20と同様に右に移動される。この運動により弁組立体
72は開きかつ流れはバイパスチャンバ94、バイパス
オリフィス96及びバイパス出口ポート92を介して低
圧戻し回路に優先的に逃がされる。制御された出口オリ
フィス85及び制御された出口ポート90を通して液圧
作動装置への圧力信号は、このようにして非常に低い最
小値(例えばゲージ圧で約0.14ないし0.21kg
/cm2(2ないし3psig))に減少される。制御
チャンバ80及び88内の低い最小圧力は、入力電流が
ゼロに減少するとき戻しばね30からヒステリシス効果
を表すことが発見された。このように、入力電流の追加
の増加又は減少はアーマチュア20及び取り付けられた
弁組立体72の位置を変え、制御された出力圧力を制御
する。
【0027】前述のように、磁束は導体コイル18に電
流を流すことによって発生される。アンペア・ターンで
表される結果として生じる電磁力は電流とコイル18の
巻数の積である。電磁力はこのようにアーマチュア20
を磁束回路の中心を形成している極片14に向かってソ
レノイド10の軸線に沿って引き付ける。
【0028】単位面積に作用する磁束は磁束密度として
表される。ソレノイド10の磁束回路の形状によって制
御される種々の磁気抵抗を通して作用する磁束密度は、
通常、好ましくは約0.38mm(0.015インチ)
に保たれるエアギャップGG及びRRの透過性によって
のみ制限される。磁束密度の大きさは入力電流、コイル
18の巻数、ソレノイド10の固定した強磁性の要素の
形状及びアーマチュアをソレノイド10の構造体から隔
てているエアギャップGG及びRRの透過性によって制
御される。
【0029】アーマチュア20が右に動かされると、有
効作動ギャップGGの表面積は増加する。容易に決定さ
れるように、有効作動ギャップGGの面積はアーマチュ
ア20が右に移動すると直線的に増加する。対応して、
作動ギャップGGの透過性は増強されかつソレノイド1
0を通過する磁束は直線的に増加される。しかしながら
、磁束は大きな面積に亙って動作するので磁束密度は与
えられたあらゆる電流に対して一定である。したがって
、アーマチュア20に作用する第3の力すなわち電磁力
は与えられたあらゆる入力電流に対して運動の全範囲に
亙って一定である。これは、弁組立体72の圧力調整関
数に起因するアーマチュア20の初期移動により好まし
い。弁組立体が過剰の圧力を制御チャンバ80及び88
の外に逃がすとき仮にアーマチュア20が右に動かされ
ても第3の力は単に入力電流に依存する。第1及び第2
の力は既に釣り合いの相対状態にあるので、追加の第3
の力は、戻しばねを更に圧縮することによって発生され
る、追加の直線的に増加する第1の力すなわちばね力に
よってのみ反作用される。
【0030】ソレノイドのエアギャップGG及びRRは
、一般的に、アーマチュア20を極片14の外周の回り
に同心に配置することによってアーマチュアの全ストロ
ークに亙って密な公差(fixed  toleran
ce)に保たれている。作動ギャップの面積はアーマチ
ュア20の内面及び極片14の外面48によって限定さ
れる。
【0031】アーマチュア20及び極片14のほぼ円筒
状の形状に対し、作動ギャップGGの面積はその作動ギ
ャップGGの表面の比較的大きな半径方向位置により顕
著に増加される。それ故、作動ギャップGGの透過性も
大きなギャップ面積によって増大される。小さなギャッ
プの隔たり、多くのソレノイドの設計におけるエアギャ
ップの透過性を改良する方法は、典型的に非常に密な製
造公差(すなわち約0.178mm(0.007インチ
))を必要とする。このような公差は装置のコストを増
加しかつ不整合又は不適当な公差に起因する接合になる
【0032】したがって、本発明は作動ギャップGGが
作用する有効半径を増大することによって透過性を増大
するために、小さなエアギャップに対する要件を克服す
ることである。このように、作動ギャップGGは増加さ
れ、装置の外側の大きさを増大することなく、大きなギ
ャップの公差を許容して等しい力のプロフィル又は小さ
なギャップの隔たりを保ち均一な大きな力を達成する。
【0033】作動エアギャップGGの表面積が増大する
と、磁束回路へのエアギャップGGの透過性は増大する
。作動ギャップGGは全体の磁束回路を調節するのに重
要になる。これが起こると、磁束回路の強磁性要素の磁
気領域は完全に整合されかつ磁束をそれ以上直線的に増
幅する能力を失う。これは飽和状態として知られている
。飽和状態が発生すると、作動ギャップGGはアーマチ
ュア20に作用する第3の力すなわち電磁力にもはや影
響を及ぼさず、別の動作はその他の点で終わる。作動的
な磁束回路を保つために、半径方向作動エアギャップG
Gの表面積はアーマチュア20の円形の面40で補足さ
れて第2の作動ギャップFFを形成することが好ましい
。アーマチュア20が極片14の上に引かれると、円形
の面40は極片22の面23にごく接近する。このよう
に、エアギャップFFは減少されかつその透過性は増大
される。また、磁束回路へのアーマチュア20の追加の
強磁性材料は飽和状態によって失われた磁束回路材料に
置き換わりかつそれによって追加の有用な第3の力すな
わち電磁力を発生するソレノイド10の能力を保つ。 もちろん、非常に短い範囲において、第3の力すなわち
電磁力は、作動ギャップFFが1/2減少されたら第3
の力すなわち電磁力が4倍に増加するように、ギャップ
の距離の二乗の関数となるように設計される。
【0034】このソレノイドのアーマチュア20の形状
の別の特徴は、直線の第3の力対ストローク曲線の傾斜
が作動ギャップFFの初期の長さを変えることによって
調整されることである。このように、降下する、一定の
又は上昇する第3の力対ストローク曲線は、第3の力の
どのような要件がソレノイド10に必要とされても達成
される。
【0035】円形の面40及び面23によって作られた
追加の作動エアギャップFFに対処するために、戻しエ
アギャップRRは環状のリング42によって与えられる
ように比較的大きくなければならず、そのリング42は
アーマチュア20の円形の両面40及び41を超えて伸
びている。この面積の増加がなくして有用な牽引力を与
えない戻しエアギャップは作動ギャップ面積FFの有効
性を敏速に制限する。
【0036】図3において本発明の第2の実施例が示さ
れている。明らかなように、同じ構造及び特徴は同じ機
能及び限定を有する。ソレノイド210は好ましくは鉄
のような磁束を通す材料で作られたハウジング212内
に配置されている。ハウジング212の中心軸線に沿っ
て磁気を通す極片214が配置されている。ハウジング
212と極片214との間の中間の半径方向位置に配置
された環状の空洞216内には導体コイル218がある
。好ましくは銅で作られた導体コイル218は電気接点
215を介して電源219に接続されている。電流が流
されたとき、コイル218は磁界を誘発してハウジング
212、極片214、及びアーマチュア220の少なく
とも一部によっておおよそ限定される磁束の線に沿う公
知の円形通路内に流す。極片214はコイル218を超
えてアーマチュア220に向かって伸びかつフランジ2
22が設けられている。フランジの面223がアーマチ
ュア220に最も接近した面でフランジ222に形成さ
れている。フランジ222はコイル218を固定するよ
うに作用し、かつ極片214の磁気的に動作可能な表面
を形成するように作用する。
【0037】極片214の反対側のねじ付き端211は
、ソレノイド210を単一のユニットとして保持するよ
うに端部ディスク213に形成されたねじ付き穴217
内に伸びている。極片214のねじ付き端211は、穴
215内の極片214の回転により極片214が軸方向
に移動しかつソレノイド210内で面223が移動して
初期の作動ギャップFFを変えるように、トルクを加え
る手段が設けられる。
【0038】極片214の軸線を通して円筒状空洞22
4が伸び、その空洞は停止押さえねじ226及びシート
押しねじ221にソレノイド210の外部から接近でき
るようにしている。円筒状空洞224の一部はねじ付き
円筒状チャンネルを形成するように好ましくはねじが切
られている。停止押さえねじ226はシート押しねじ2
21に形成された空洞225に合うねじが形成されかつ
好ましくはトルクを加える手段が設けられ、空洞225
内の停止押さえねじ226を回転すると停止押さえねじ
226がアーマチュアステム227の一端に向かって長
手方向に移動し、アーマチュアの運動を制限する。シー
ト押しねじ221は空洞224に合うねじが設けられか
つ好ましくはトルクを加える手段が設けられ、空洞内で
シート押しねじ221を回転するとシート押しねじ22
1が円筒状空洞224内で長手方向に移動しかつ円筒状
空洞224内でばねシート228が長手方向に移動する
。ソレノイドのばねシート228はソレノイド210の
中心軸線に沿って選択的に位置決めされてソレノイドの
出力対入力電流の関係を変える。
【0039】ソレノイドのばねシート228はアーマチ
ュアのステム227と作動接触しているソレノイドのば
ね230によって加えられる圧縮力に反作用する。ステ
ム227は複数の底摩擦案内229が設けられ、その摩
擦案内はステム227に沿った環状の稜すなわちリッジ
を形成しかつ空洞224の内径にほぼ等しい外径を有し
ている。ばね230は取り付け時に最初に圧縮されかつ
その後圧縮された状態に保たれる。しかしながら、初期
の戻しばね230の圧縮は上述のシート押しねじ221
によって調節される。
【0040】アーマチュア220は円形の面240が設
けられ、その面240は極片214のフランジ222の
フランジ面223と反対に距離FFで配置されている。 外面241は面240の反対に配置されている。円形の
面240の外周は環状のリング242によって限定され
ている。環状のリング242の内周面はアーマチュアの
半径方向の作動ギャップ表面244を限定している。協
働する極片の作動ギャップ表面248は、全体の作動ギ
ャップが好ましくは約0.38mm(0.015インチ
)であるように、フランジ222の外面上に作動的に配
置されている。リング242の外周面によって限定され
たアーマチュアの戻しギャップ表面246はハウジング
212の内周面によって限定された往復動作可能なハウ
ジングの戻しギャップ表面250と協働して戻しギャッ
プRRを形成する。戻しギャップRRは好ましくは約0
.38mm(0.015インチ)である。
【0041】アーマチュア220はステム227に沿っ
て配置された底摩擦案内229を介して軸方向位置に保
持される。伝達ピン277がアーマチュア220に設け
られたテーパ付きオリフィス256とねじ係合している
。オリフィス256は円形のアーマチュア220の平面
260を通して円形の面240まで伸びる。
【0042】図3に示された流量制御弁に適用されて、
制御弁組立体270はソレノイド210と、ハウジング
部材279内に配置された弁組立体272とを備えてい
る。制御弁組立体270はハウジング部材279に設け
られた一つの流体入口と二つの流体出口とを有している
。流体入口ポート278はゲージ圧で約6.33kg/
cm2(90psig)より低くないシステム液圧流体
が供給される。流体はこのように制御弁組立体270を
介して入りかつ制限オリフィス294を介して制御チャ
ンバ280内に流れる。一対の制御された流体出口オリ
フィス290(好ましくは内径が約5mm(0.197
インチ))がバイパスチャンバ294と連通している。 制御チャンバ280及びバイパスチャンバ294は弁組
立体272を経て選択的に連通される。
【0043】弁組立体272は、更に、弁シート295
内に配置された制御オリフィス276を介して流体を選
択的に流すように配置されたポペット弁274を備えて
いる。ポペット弁274は伝達ピン277の一部を備え
ている。ポペット弁274は圧力応答表面282を形成
している。
【0044】弁組立体272は、ハウジング279とア
ーマチュア220との間において弁ハウジング279に
固定された案内部材283によって軸方向位置に保持さ
れている。案内部材283は伝達ピン277を滑り可能
に受ける軸方向通路281が設けられている。
【0045】第1の実施例で記載されているように、ソ
レノイドのアーマチュア220に作用する幾つかの力か
ら得られる合成力は制御弁組立体270の動作を選択的
に調節するために使用される。制御弁組立体270は、
より高い入力圧力においてであるが、バイパス弁として
動作する。ゲージ圧で約6.33kg/cm2(90p
sig)の最小値における液圧流体の入力圧力は入口ポ
ート278に供給される。制限オリフィス294は大き
な流量を減少させるように作用するが、好ましくは約0
.76mm(0.03インチ)の内径において忠実な圧
力信号を制御チャンバ280内に比較的低い流量で通じ
るのに十分である。入口圧力はしたがってポペット弁2
74の圧力応答表面282にさらされる。制御チャンバ
280内の圧力は表面282、ポペット弁274、伝達
ピン277、アーマチュア220を戻しばね230に抗
して偏倚する第2の力を発生しようとする。
【0046】しかしながら、戻しばね230は圧縮され
たときアーマチュアを初期の位置に戻そうとする第1の
力を発生する。入口圧力が約6.33kg/cm2(9
0psig)又はそれより低いとき、第2の力すなわち
圧力の力は第1の力すなわちばね力より小さい。したが
って、表面282、ポペット弁274、伝達ピン277
及びアーマチュア220は第1の力により静止状態を保
とうとする。このような状態の下で、弁組立体272は
、第2の力がポペット弁274を弁シート295から離
すのに不十分なので、閉じたままである。制御チャンバ
280内への圧力信号は制御された出口オリフィス29
0を通してのみ液圧クラッチのような液圧作動装置に流
される。
【0047】もし入口圧力がゲージ圧で約6.33kg
/cm2(90psig)より大きいと、第2の力すな
わち圧力の力は第1の力すなわちばね力を超過するよう
に調節される。したがって、表面282、ポペット弁2
74、伝達ピン277及びアーマチュア220は第2の
力によって右に僅かに移動される。弁組立体272は、
第2の力がポペット弁274を弁シート295から離す
のに十分であるので僅かに開く。制御チャンバ280内
への圧力信号はバイパスチャンバ294及びバイパス圧
力出口292を介して低圧戻し回路に流れることができ
、同様に制御された出口オリフィス290を介して液圧
作動装置に流れることができる。比較的低い流れ抵抗が
バイパス圧力出口292を助けるので、ゲージ圧で約6
.33kg/cm2(90psig)以上の圧力は制御
チャンバ280内の圧力がえゲージ圧で約6.33kg
/cm2(90psig)に戻されるまで弁組立体27
2を介して逃がされる。したがって、調節された最大圧
力はゲージ圧で約6.33kg/cm2(90psig
)以上の入力圧力の大きさに関係なく液圧作動装置に絶
えず供給される。
【0048】第3の力すなわち電磁力はソレノイド21
0及びアーマチュア220を通して流れる磁束から発生
し、かつ弁組立体272を、制御された出口圧力を最大
の調整された圧力と最小のすなわち非常に低い圧力との
間で選択的に制御する可変オリフィスとして動作させる
。制御された出力ポート290によって供給された制御
された出力圧力が減少されたとき(例えば、液圧作動装
置に供給された圧力を減少するために)、入力電流がコ
イル218に流される。制御された出力圧力の所望の減
少に比例する入力電流は、極片214、ハウジング21
2、アーマチュア220、作動ギャップGG及び戻しギ
ャップRRによって作られる磁束通路に沿って固定した
大きさの磁束密度を誘発する。
【0049】第3の力すなわち電磁力は一定で、アーマ
チュア220は、第1の力を発生する戻しばね230の
圧縮が増加しかつ第3の力とあらゆる存在する第2の力
との合計に等しくなるまで、右に移動される。したがっ
て、表面282、伝達ピン277及びポペット弁274
はアーマチュア220と同様に右に移動される。この運
動により弁組立体272は開きかつ流れはバイパスチャ
ンバ294及びバイパス圧力出口292を介して低圧戻
し回路に優先的に逃がされる。制御された出口オリフィ
ス290を通して液圧作動装置への圧力信号は、このよ
うにして非常に低い最小値(例えばゲージ圧で約0.1
4ないし0.21kg/cm2(2ないし3psig)
)に減少される。前のように、制御チャンバ280内の
低い最小圧力は、入力電流がゼロに減少するとき戻しば
ね230からヒステリシス効果を表すことが発見された
。このように、入力電流の追加の増加又は減少はアーマ
チュア220及び取り付けられた弁組立体272の位置
を変え、制御された出力圧力を制御する。
【0050】ソレノイド210は前述のソレノイド10
の機能上の特徴と同じ特徴を有するので、アーマチュア
の形状と対応するギャップの作用については繰り返し述
べない。したがって読者はソレノイド210を完全に理
解するために前述の説明を参照することを勧める。しか
しながら、半径方向作動ギャップGGを形成している環
状のリム242の軸方向長さを減少したことは特に注目
すべきである。作動ギャップFFの存在を有効に利用す
るために作動ギャップGGの面積は低い電流値で飽和を
もたらすように減少される。ソレノイド210の全体の
動作は変化されず、当業者はソレノイド210の全体の
調整の観点としてこの改良を認識する。
【0051】
【発明の効果】本発明によるソレノイドはほぼ平らな第
3の力対ストローク曲線及び理にかなった直線の第3の
力対電流特性を有する。設計は流量制御弁に使用するた
めに理にかなった製造公差を使用しながら大きさ及びコ
ストを最小にするように最適にされている。前述の記載
及び説明は、本発明を上述の実施例に限定することなく
発明を明らかにするものである。ここに記載された発明
は本発明の範囲を外れることなく他の手段によっても実
施可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による改良したソレノイドのアーマチュ
ア及び極片の形状を示している可変力ソレノイドの長手
方向軸線に沿った断面図である。
【図2】液圧作動装置を動作するようになっている液圧
回路に使用するための液圧制御弁と組み合わせた本発明
の可変力ソレノイドの長手方向軸線に沿った第1の実施
例の断面図である。
【図3】液圧作動装置を動作するようになっている液圧
回路に使用するための液圧制御弁と組み合わせた本発明
の可変力ソレノイドの長手方向軸線に沿った第2の実施
例の断面図である。
【符号の説明】 10  ソレノイド                
    12  ハウジング 14  極片                   
       18  コイル20  アーマチュア 
                 24  空洞28
  ばねシート                  
  30  ばね36  支持面          
              38  空洞46、48
  ギャップ面              52  
弁連結ピン 56  オリフィス                
    70  制御弁組立体 72  弁組立体                 
     74  ポペット弁 75  空洞                   
       78  入口ポート 80、88  制御チャンバ            
90  出口ポート 210  ソレノイド               
   212  ハウジング 214  極片                  
      218  コイル220  アーマチュア
                224  空洞22
8  ばねシート                 
 230  ばね240  面           
               244  ギャップ表
面 270  制御弁組立体              
  274  ポペット弁 278  入口ポート               
   280  制御チャンバ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ハウジングと、前記ハウジング内に配
    置されかつ電気巻線を含む磁気コイルと、前記ハウジン
    グ内の前記コイル内に配置された軸方向長さを有しかつ
    前記コイルの前記電気巻線を越えて伸びている第1の端
    部を有する極片と、前記ハウジング内に配置されかつ中
    央部分、中間部分及び外側部分を有する磁気アーマチュ
    アと、前記極片内に配置されたシート部材と、前記シー
    ト部材と前記アーマチュアの中央部分との間に配置され
    ていて、前記アーマチュアと前記シート部材から離す方
    向に偏倚するようになっているばね装置とを備え、前記
    外側部分が前記中間部分を介して前記中央部分と接続さ
    れ、前記外側部分が軸方向長さを有しかつ前記極片の前
    記第1の端部の半径方向外側に配置されて前記外側部分
    と前記極片との間で第1の半径方向に可変の作動エアギ
    ャップを限定し、前記中間部分がほぼ円形の平面を限定
    し、前記中間部分が軸方向に可変の作動エアギャップを
    限定するように前記極片の前記第1の端部から軸方向に
    移動可能であり、前記外側部分は第2の半径方向の作動
    エアギャップを限定するように前記ハウジングの半径方
    向内側に配置されかつそれから隔てられた外周面を有し
    、前記ハウジング、アーマチュア及び極片は、前記磁気
    コイルを附勢すると前記アーマチュアを前記極片の前記
    第1の端部に向けて移動させるように磁束回路を形成し
    、前記アーマチュアの移動中の前記アーマチュアの外側
    部分の軸方向移動は磁束通路内の前記外側部分の軸方向
    長さの部分を変えかつそれによって前記第1の半径方向
    の可変の作動エアギャップの軸方向長さを変える電気機
    械式装置。
  2. 【請求項2】  前記アーマチュアが、前記ハウジング
    内での前記アーマチュアの半径方向移動を実質的に阻止
    するための中心決め装置を備え、前記中心決め装置が前
    記アーマチュアに作動的に取り付けられている請求項1
    に記載の電気機械式装置。
  3. 【請求項3】  前記中心決め装置が、前記アーマチュ
    アから半径方向に伸びかつ前記ハウジングに固定された
    ダイヤフラムばねを備える請求項2に記載の電気機械式
    装置。
  4. 【請求項4】前記中心決め装置が、前記極片の中心内に
    配置されたアーマチュアステム部材を備えている請求項
    2に記載の電気機械式装置。
  5. 【請求項5】前記シート部材が前記電気巻線内の前記極
    片の前記軸方向長さ内に配置され、前記シート部材が前
    記極片内に螺合された軸方向に移動可能な部材である請
    求項1に記載の装置。
  6. 【請求項6】前記極片の前記第1の端部が、前記アーマ
    チュアの外側部分に向かって半径方向に伸びているフラ
    ンジ部分を備えている請求項1に記載の電気機械式装置
  7. 【請求項7】前記フランジ部分が半径方向長さを限定し
    、前記アーマチュアの外側部分が半径方向幅を限定し、
    前記フランジの半径方向長さが前記アーマチュアの外側
    部分の半径方向幅よい実質的に大きい請求項6に記載の
    電気機械式装置。
  8. 【請求項8】前記アーマチュアの外側部分が、前記アー
    マチュアの中間部分を越えて二つの方向に軸方向に伸び
    ている請求項6に記載の電気機械式装置。
  9. 【請求項9】前記アーマチュアの中央部分が円筒状の凹
    所を限定し、前記円筒状の凹所が前記ばね装置を受ける
    ように形成されている請求項8に記載の電気機械式装置
  10. 【請求項10】ハウジングと、前記ハウジング内に配置
    されかつ電気巻線を含む磁気コイルと、前記ハウジング
    内の前記コイル内に配置された軸方向長さを有しかつ前
    記コイルの前記電気巻線を越えて伸びている第1の端部
    を有する極片と、前記ハウジング内に配置されかつ中央
    部分、中間部分及び外側部分を有する磁気アーマチュア
    と、前記極片内に配置されたシート部材と、前記シート
    部材と前記アーマチュアの中央部分との間に配置されて
    いて、前記アーマチュアを前記シート部材から離す方向
    に偏倚するようになっているばね装置と、前記アーマチ
    ュアに作動的に接続された弁装置であって、流体入口、
    流体出口、及び前記流体入口と流体出口との間で選択的
    に流体の流れを許容するように前記流体入口及び流体出
    口と作動的に連通している流体導管を有する弁装置とを
    備え、前記外側部分が前記中間部分を介して前記中央部
    分と接続され、前記外側部分が軸方向長さを有しかつ前
    記極片の前記第1の端部の半径方向外側に配置されて前
    記外側部分と前記極片との間で第1の半径方向に可変の
    作動エアギャップを限定し、前記中間部分がほぼ円形の
    平面を限定し、前記中間部分が軸方向に可変の作動エア
    ギャップを限定するように前記極片の前記第1の端部か
    ら軸方向に移動可能であり、前記外側部分は第2の半径
    方向の作動エアギャップを限定するように前記ハウジン
    グの半径方向内側に配置されかつそれから隔てられた外
    周面を有し、前記ハウジング、アーマチュア及び極片は
    、前記磁気コイルを附勢すると前記アーマチュアを前記
    極片の前記第1の端部に向けて移動させるように磁束回
    路を形成し、前記アーマチュアの移動中の前記アーマチ
    ュアの外側部分の軸方向移動は磁束通路内の前記外側部
    分の軸方向長さの部分を変えかつそれによって前記第1
    の半径方向の可変の作動エアギャップの軸方向長さを変
    え、前記アーマチュアの移動が前記流体入口から流体出
    口への前記流体の流れを許容するのに効果がある電気機
    械式装置。
JP3153368A 1990-06-25 1991-06-25 電気機械式装置 Pending JPH04231782A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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