JPH04229675A - レーザー短パルスの発生方法およびレーザー装置 - Google Patents

レーザー短パルスの発生方法およびレーザー装置

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JPH04229675A JP3105865A JP10586591A JPH04229675A JP H04229675 A JPH04229675 A JP H04229675A JP 3105865 A JP3105865 A JP 3105865A JP 10586591 A JP10586591 A JP 10586591A JP H04229675 A JPH04229675 A JP H04229675A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザーの出力放射に
おける高周波パワースペクトルを低減する方法、短いレ
ーザーパルスを発生する方法、およびこれらの目的に用
いるレーザー装置に関する。そして、短いパルスのため
の特に簡単で安定したコンパクトな構造のレーザーを得
ることに関する。
【0002】
【従来の技術】レーザーの出力放射の高周波パワースペ
クトルとは、周波数範囲が100kHzから数GHz 
、特に100kHzから4MHzのパワースペクトルで
ある。
【0003】本発明による方法および本発明によるレー
ザーは、連続レーザーにおいては出力放射に含まれる高
周波パワースペクトルを減らし、パルスレーザーにおい
てはパワースペクトルの減少の結果として、レーザーパ
ルスの最大強度および継続時間を安定化させる。
【0004】レーザーの自然放出とは、放射周波数がレ
ーザーの出力放射に等しい放射である。この放射は、ポ
ンピングされるが発振しないレーザーにおいて、発振レ
ーザーの場合に出力放射が進行するであろうレーザー共
振器内の方向に進む。ポンピングされるレーザーは、た
とえば共振鏡を傾けることによって発振するのが防止で
きる。
【0005】モード結合されたレーザーとは、ピコ秒以
下のパルスを発生するためのレーザーであり、この範囲
で共振器において能動的または受動的な損失変調、増幅
変調または位相変調が実行される。
【0006】光学的に非線形の要素を含むフィードバッ
ク経路を用いて短いレーザーパルスを発生する方法は、
P.N.Kean et al. ”Enhanced
 mode locking of color−ce
nterlasers” Opt.Lett. 198
9 年1月1日号,Vol.14, No.1, pp
.39−41により公知である。この公知の方法におい
て、KCL:TL着色中心結晶を有する着色中心レーザ
ーは、固定モードのNd:YAGレーザーで連続的にポ
ンピングされる。レーザー共振器の解離鏡の反射は、8
0パーセントである。共振器外部の解離鏡の側に配置さ
れた放射分割器により、レーザー出力の一部は長さ2.
2mのゲルマニウムを含んだ単一導波路に送入される。 導波路の端部には鏡が設けられていて、この導波路から
出る光は再び導波路にフィードバックされる。導波路の
端部と導波路鏡との間隔は、圧電移動装置(PZT)で
調整できる。導波路に送入されたエネルギーは、ニュー
トラルフィルター(NDフィルター)によって減衰され
る。放射分割器によって導波路に送入されたレーザー光
は導波路を通過し、導波路鏡で反射し、再度導波路を通
過し、放射分割器および解離鏡を通って再びレーザー共
振器に送入される。レーザーパルスによって誘発された
カー効果によって引き起こされた導波路における光学的
な非線形性に基づき、導波路内で拡散するパルスの周波
数拡張が生じる。レーザー共振器におけるレーザー光と
導波路を通ってフィードバックされた放射との最適な位
相関係は、電子解析回路によって調整される。電子解析
回路は導波路鏡を移動装置を介して導波路端部との最適
な距離に動かす。レーザー共振器内で発振するレーザー
パルスと、導波路によって周波数が拡張されたパルスと
の重畳により、レーザー共振器においてパルス幅がピコ
秒以下のレーザーパルスを発生する。導波路に送入され
たエネルギーもニュートラルフィルターで最適化する場
合は、1.1ps(ピコ秒=10−12秒)程度の極端
に短いレーザーパルスを生じる。導波路24cmに短縮
すると、パルス260fs(フェムト秒=10−15)
のレーザーパルスが得られる。
【0007】
【実施例】以下に、本発明によるレーザー、および高周
波パワースペクトルが少ないレーザー出力放射、特にパ
ワースペクトルの減少に基づき短い安定したレーザーパ
ルスを発生する本発明による方法の実施例を図面に基づ
いて詳細に説明する。
【0008】図1に示す短いパルスを発生するための色
素レーザーは、2つの共振鏡3および5と、作動方法に
とって重要でない1つの反射率ほぼ 100%の反射鏡
7とを備えたレーザー共振器1を有する。共振鏡3の反
射率はほぼ100%であり、解離鏡として働く他の共振
鏡5の反射率は87%である。2つの共振鏡3および5
は、1.83mの間隔に配置されている。レーザー共振
器1の内部には、色素流9(いわゆるジェット)および
周波数を決定する要素としてエタロン11が配置されて
いる。エタロン11によって、波長1.25〜1.35
μmの放射を発生するようにレーザー共振器1を調整す
ることができる。以下に述べる方法のために、波長1.
3μmのレーザーパルスが発生するように調整される。 ジェット9の色素としては、赤外色素C44H30S2
ClF7O2がNo.26 + HFB − の商標名
称で公知であり、Lambda Phisics社など
で購入できる。赤外色素はα−ヒドロキシトルエン、す
なわちベンジルアルコールに溶解している。これはgo
lden labelの商標名称で Aldrich社
などで購入できる。
【0009】ジェット9に、ポンピングパルス13とし
て、パルス幅4psおよび反復周波数82MHz のN
d:YAGレーザー15のレーザーパルスが共振器長さ
1.83mと同調して入射される。このようなレーザー
の励起は同期ポンピングと呼ばれる。このようなNd:
YAGレーザーパルスの発生は、たとえばB.Zyss
ct et al. ”200−femtosecon
d pulses at 1.06 μm gener
ated with a double−stage 
pulse compressor”, Opt.Le
tt., 1986 年5月,Vol.11, pp.
156−158に記載されている。上記の色素の励起さ
れたレーザーレベルの寿命は、約11psである。以下
に述べる副フィードバック装置17を有しない色素レー
ザーによって生み出されたレーザーパルスのパルス幅は
300fs であり、主光経路上を共振鏡3および5の
間を82MHz で往復する。図2に、このレーザーパ
ルスの高周波エネルギースノイズ成分を、80〜84メ
ガヘルツの範囲で示す。82メガヘルツの周波数を包囲
するパワースペクトルは、最大ノイズレベル約52dB
m を有する82MHz 値の基部の周りにほぼ鐘形に
分布している。
【0010】レーザー共振器1の外部で解離鏡5の側に
、副フィードバック装置17と呼ばれる、光学的に線形
に作用する要素の配置構成がある。これらの要素は、レ
ーザー共振器1内で生み出されるレーザーパルスの強度
の一部を再び共振器1のモード体にフィードバックする
。この配置構成は、2つの共振鏡3および5を用いて発
生されたレーザーパルスの主フィードバック装置と区別
するために、副フィードバック装置17と呼んだ。図1
に示す副フィードバック装置17は、放射分割器19、
調整可能な減衰器20および鏡21を有する。
【0011】放射分割器19は共振鏡5を貫通するレー
ザーパルスの強度のほぼ 100%を偏向させ、レーザ
ーパルスの強度の10−2だけを透過させる。減衰器2
0は、減衰器20を貫通するパルスを非減衰係数10−
2以下で調整可能に減衰できるように設計されている。 鏡21は、発生する強度の10−2を再び放射に反射し
返すように設計されている。鏡21の位置は、レーザー
光軸上で数ミリメートル移動させることができる。解離
鏡5、放射分割器19、減衰器20および鏡21は、鏡
21に衝突する減衰されたレーザーパルスが、レーザー
共振器1内で発振する共振波(レーザーパルス)のジェ
ット9のモード体に再び進入されるように配置されてい
る。共振鏡3と5の間の主光経路、および解離鏡5と鏡
21の間の副光経路は、長さが等しくなるように選択さ
れている。すなわち、鏡21から再びレーザー共振器1
に反射し返されたレーザーパルスの強度成分は、必ずジ
ェット9におけるそれぞれ後続のレーザーパルスに重畳
される。鏡21の正確な位置は、すでに上述し、また以
下に詳しく述べるように、レーザーパルスを最適化する
ために、レーザー光の方向において数ミリメートル移動
させることができる。調整のメカニズム、および一旦調
整された鏡21の光学距離を光学波長の程度に維持する
ための制御については、詳述しない。
【0012】鏡21によってレーザー共振器1にフィー
ドバックされたレーザーパルスの放射の一部は、減衰器
20の調整に応じて、係数10−6〜10−10 で減
衰される。つまり、共振波の自然放出の強度の0.5〜
50,000倍の程度の強度がレーザー共振器1にフィ
ードバックされる。極端な場合には、数ホトンがフィー
ドバックされるにすぎない。
【0013】極端に小さいパルス強度が発振レーザーパ
ルスに時間的に同調してジェット9内のモード体にフィ
ードバックされることによって、発生したレーザーパル
スの高周波パワースペクトルは、図2に示す高周波パワ
ースペクトルと比較して激減する。フィードバックされ
る強度が10−8のレーザーパルスのパワースペクトル
を図3に示す。鐘形のノイズラインと異なり、ここでは
指数ノイズラインが82MHz のピーク値に続いてい
る。最大ノイズレベルは67dBm であり、図2に示
すものより15dBm と著しく低い。図2と図3を比
較する際には、周波数レベルが縦座標に対数値、すなわ
ちデジベル(dBm)で与えられていることに注意しな
ければならない。ほぼ80MHz と84MHz にお
ける周波数レベルのピーク23aおよび23bは、試験
構成の特別の条件に起因するが、これについては詳述し
ない。ピーク23aおよび23bは、図2にかろうじて
認められるピーク25aおよび25bよりノイズレベル
が高いために、存在が顕著である。
【0014】副フィードバック装置17の副光経路の長
さは、正確に調整されなければならない。そして、一旦
調整された値は、レーザー波長の部分においても、動作
中安定的に維持されなければならない。副光経路の長さ
を変えるための鏡21の位置調節とフィードバックされ
た強度との関係を図4に示す。ここでは、横座標に副光
経路を通るパルスの強度の減衰係数が表されている。縦
座標には、鏡21の放射方向における移動を表わす。こ
の場合、正もしくは負の値は、鏡21が解離鏡5から離
れるか、これに接近することを意味する。破線で示す曲
線27は、線影領域29を包囲する。この線影領域には
、測定点31でエネルギー測定装置32で測定したレー
ザー共振器1の個々のレーザーパルスのエネルギー変動
が0.5%以下であるすべての測定値が存在する。この
0.5%という小さいエネルギー変動は、レーザーパル
スの強度の10−6〜10−10 をフィードバックし
、鏡21を±0.5mm以下移動させることによって維
持できる。副光経路の延長部分は、鏡21の移動の2倍
に対応する。
【0015】上に述べた構成の副フィードバック装置1
7の代わりに、これをコンパクトなユニット33として
形成することができる。これは、レーザー共振器1の解
離鏡5に対応する解離鏡35、副光経路用の鏡21に対
応する鏡36および放射分割器19に対応する放射分割
器41を有する。減衰器20に対応する減衰器は、以下
に説明するように、省略される。
【0016】ユニット33は、図5に示すように、光学
的に線形に作用する材料からなる分割された立方体33
として形成されている。これは、レーザー光軸に対して
傾けて反射防止処理されたパルス入射面37を備えてい
る。入射面37は、レーザー光をレーザー共振器1にフ
ィードバックしない。傾いたパルス入射面37と向き合
う立方体面43の鏡面36は、放射分割器として作用す
る分離面41を介して偏向されたレーザーパルスが当た
ると、その強度の10−2を反射するように、鏡面処理
(つまり反射防止処理)されている。2つの立方体部分
33aおよび33bの分離面41の反射率は、ほぼ全強
度が立方体面43に対して直角な立方体面39に反射さ
れ、10−3のみが立方体面43を透過するように、選
択されている。鏡面35を有する立方体面39は、解離
鏡5に相当して被覆されており、やはりレーザー共振器
の解離鏡として用いられる。この場合、上述の例に対応
して、レーザーパルス強度の87%がレーザー共振器1
に反射され(主光経路)、残りの13%がほぼ完全に出
力パルスとしてレーザー共振器1を出る。立方体面43
における鏡36の反射率は、分離面41の透過とあいま
って、10−8の強度減衰が実現されるように選択され
ている。反射された強度は、ジェット9におけるレーザ
ー光のモード体において最初の反射と作用する。それに
よって、上述したノイズレベルの小さいレーザーパルス
が再び生み出される。最初に述べた配置構成とは異なり
、ここでは副フィードバック装置は直接レーザー共振器
内にあり、フィードバックされたレーザーパルスはこれ
を生み出すパルスと直接作用する。この場合も、副光経
路を通ってフィードバックされる強度は、レーザー共振
器の自然放出の程度である。
【0017】副光経路の長さは、もはや解離鏡35を基
準に決められず、共振鏡3を基準に決められる。その際
、主光経路および副光経路は分離面41はすでに相当合
流している。副光経路の長さ調整は、鏡36を支持する
立方体部分33bとその分離面41とを、解離鏡35を
支持する立方体部分33bに沿って移動させることによ
って調節される。
【0018】鏡36を極めて小さい反射率で形成する代
わりに、立方体面43を拡散反射するように形成するこ
ともできる。
【0019】ユニット33を立方体面33aおよび33
bを有する分割された立方体として形成する代わりに、
図6に示すように、解離鏡5も解離鏡35もしくは5に
対応する曲率および反射率をもった解離鏡45に改造で
きる。解離鏡45の前に、解離鏡表面と平行に延びる反
射ワイヤ47がある。このワイヤは、それ以外はレーザ
ー共振器1と類似に形成されたレーザー共振器49内を
レーザー光方向と平行に移動させることができる。ワイ
ヤ47は、図6に局部的強度分布を破線で示した解離鏡
45に衝突するレーザーパルスの中心から距離bに張ら
れている。距離bは、ワイヤ47がレーザーパルスの局
部的強度分布の最も外側とのみ接するように選択されて
いる。ワイヤ表面からジェット9のモード体に反射され
たレーザーパルスの強度は、共振波の自然放出の程度と
なるように選択されている。
【0020】副フィードバック装置を解離鏡5,35も
しくは45と組み合わせる代わりに、ほぼ 100%反
射する鏡3と組み合わせることもできる。
【0021】立方体33もしくは鏡・ワイヤ構成45/
47からなる副フィードバック装置が副フィードバック
装置17よりすぐれている点は、簡単に形成でき、コン
パクトで機械的強度の大きい仕様である。この場合、電
子的安定化方策は省略できる。それによって操作が著し
く簡単であり、製造費も大幅に削減される。
【0022】α−ヒドロキシトルエンに溶解させた赤外
色素C44H30S2ClF7O2の代わりに他の色素
および溶剤ならびに着色中心結晶も使用できる。色素レ
ーザーの代わりに他のレーザー、たとえば固体レーザー
やダイオードレーザー、またレーザー媒質として組み込
まれた導波路を有するレーザーも使用できる。
【0023】安定な短いパルスを得るために出力レーザ
ーパルスにおける高周波パワースペクトルを低減させる
代わりに、本発明による方法および本発明によるレーザ
ー構成は、連続レーザーで出力放射における出力レーザ
ーパルスの高周波パワースペクトルを低減するために使
用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】副フィードバック装置を有する短いパルスを発
生するための色素レーザーの模式図である。
【図2】Nd:YAGレーザーの4psのレーザーパル
スを反復周波数82MHz で同期的にポンピングされ
た、副フィードバック装置を有しない色素レーザーのレ
ーザーパルスの高周波パワースペクトルである。
【図3】本発明による副フィードバック装置によって図
2より少ない色素レーザーのレーザーパルスの高周波パ
ワースペクトルである。
【図4】副フィードバック装置の副光経路の長さの変化
と副経路で減衰されたレーザーパルスの減衰された係数
との関係を示すグラフである。
【図5】副フィードバック装置の構成である。
【図6】他の副フィードバック装置の構成である。
【符号の説明】
1…レーザー共振器 3…共振鏡 5…共振鏡 17…副フィードバック装置 33…立方体 33a…立方体部分 33a…立方体部分 35…共振鏡 37…パルス入射面 39…外面 41…分離面 43…外面 45…共振鏡 49…レーザー共振器

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  レーザー光における高周波パワースペ
    クトル低減方法において、レーザー共振器のフィードバ
    ックのほかに、レーザー光の部分が、光学的に非線形に
    作用する要素を含まない副光経路を通って、共振鏡(3
    ,5,35,45)の間で発振するレーザー共振波のモ
    ード体に再びフィードバックされ、その際、前記部分の
    強度がレーザーの自然放出の0.5〜50,000倍の
    程度にすぎないように、前記部分を小さくすることを特
    徴とする方法。
  2. 【請求項2】  前記レーザー光の部分が前記レーザー
    の出力強度の10−6〜10−10 に調整される請求
    項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】  モード結合した前記レーザーを用いて
    、特にパルス幅がピコ秒以下のレーザー短パルス発生方
    法において、各々の前記レーザーパルスの部分が前記副
    光経路を通って時間的に遅らせてフィードバックされる
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の方法
  4. 【請求項4】  前記副光経路を通るホトン群が前記レ
    ーザー共振器(1,49)内で発振する前記レーザーパ
    ルスに送入されるように、該副光経路の大きさを選択す
    る請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】  前記副光経路の長さが、前記レーザー
    パルスの最適化のために、共振鏡(3,5;35;45
    )の間の主光経路の光学的長さの±0.5mmの範囲(
    29)で調整される請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】  請求項1から請求項5までのいずれか
    1項に記載の方法を実施するためのレーザーにおいて、
    レーザー共振器のフィードバックのほかに、レーザー光
    の部分を、主光経路を通って、共振鏡(3,5,35,
    45)の間で発振するレーザー共振波のモード体に再び
    フィードバックする副フィードバック装置(17;33
    ;45/47)を具備し、該副フィードバック装置が光
    学的に非線形に作用する要素を含まないように形成され
    、その際、フィードバックされる部分の強度が前記レー
    ザーの自然放出の0.5〜50,000倍の程度にとど
    まるように、該部分を小さくすることを特徴とするレー
    ザー装置。
  7. 【請求項7】  請求項3に記載の方法を実施するため
    のモード結合したレーザーにおいて、前記副フィードバ
    ック装置(17;33;45/47)が、ピコ秒以下の
    レーザーパルスを得るために、副放射を時間的に遅らせ
    て共振器(1,49)にフィードバックするように形成
    されていることを特徴とする請求項6に記載のレーザー
    装置。
  8. 【請求項8】  前記副フィードバック装置(33;4
    5/47)と前記共振鏡(3,35,45)の1つとが
    、統一体をなす請求項6または請求項7に記載のレーザ
    ー装置。
  9. 【請求項9】  前記副フィードバック装置(45/4
    7)が、前記共振鏡(45)の側方に調節可能に配置さ
    れた副共振鏡(47)を具備し、その際、前記レーザー
    共振器内で発振する共振波の前記副共振鏡に当たる側方
    領域のうち、該共振器のモード体に反射し返される強度
    がレーザーの自然放出の0.5〜50,000倍の程度
    にすぎないように、共振鏡(45)との側方ずれ(b)
    および副共振鏡(47)の反射率を選択する請求項8に
    記載のレーザー装置。
  10. 【請求項10】  前記副フィードバック装置が、放射
    をモード体にフィードバックしない1つのパルス入射面
    (37)と、少なくとも一部鏡面処理された2つの外面
    (39,43)とを具備する分割された立方体(33)
    であり、その際、該立方体(33)に入射する放射の一
    部が該立方体(33)の第1の鏡面処理された外面(4
    3)に案内され、ここから再び分離面(41)を通って
    一部がモード体にフィードバックされ、該分離面(41
    )で反射されたレーザー光の放射が該立方体(33)の
    第2の鏡面処理された外面(39)で再び該分離面(3
    9)を介して前記モード体に反射されるように、該分離
    面(41)が配置されており、その際、レーザーの自然
    放出の0.5〜50,000倍の程度の放射のみがフィ
    ードバックされるように、該分離面(41)の透過度お
    よび前記第1の鏡面処理された前記外面(43)の反射
    率を選択し、前記第2の外面(39)の鏡面処理された
    部分が共振鏡として作用するように、該第2の外面(3
    9)の鏡面処理された部分および該分離面(41)の反
    射率を選択する請求項8に記載のレーザー装置。
  11. 【請求項11】  前記立方体(33)の2つの部分(
    33a,33b)が前記分離面(41)に沿って移動可
    能であり、その際、前記第2の鏡面処理された外面(3
    9)がその位置にとどまり、前記第1の外面(43)と
    、これに対向する共振鏡(3)との間隔が可変である請
    求項10に記載のレーザー装置。
  12. 【請求項12】  前記立方体(33)の前記第1の外
    面(43)が拡散的に反射するように形成された請求項
    10または請求項11に記載のレーザー装置。
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