JPH04226628A - 筋骨活動監視システム - Google Patents

筋骨活動監視システム

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Publication number
JPH04226628A
JPH04226628A JP2411369A JP41136990A JPH04226628A JP H04226628 A JPH04226628 A JP H04226628A JP 2411369 A JP2411369 A JP 2411369A JP 41136990 A JP41136990 A JP 41136990A JP H04226628 A JPH04226628 A JP H04226628A
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JP
Japan
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subject
sensor
recording
monitoring system
data
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Withdrawn
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JP2411369A
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English (en)
Inventor
E Thornton William
ウィリアム・イー・ソーントン
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Original Assignee
Individual
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の概要】本発明は、整形外科学および代謝の学習
において使用するための筋骨活動監視システム(MSA
M)を提供するものである。ここで、対象物あるいは被
検者の肉体的活動と情緒的状態を監視するのに使用され
る種々のセンサからのデータは、希望する情報を提供す
る適切なデータ整理編集装置において格納され、かつ処
理される。 【0002】 【従来の技術】本発明者による一連の関連する同時係属
出願において、心臓血管監視システムの種々の側面が論
じられている。ここで、心電図(EKG)に異常が見ら
れる被検者の肉体的活動と情緒的状態に、もし存在すれ
ば、何が影響するのかを決定するために、被検者の種々
の肉体的活動が、被検者の情緒的状態とある種の周囲の
状態とともに監視される。 【0003】そのような監視システムにおいては、被検
者の肉体的活動と情緒的状態とに関係する監視された信
号はEKG信号を記録すると同時に記録される。本発明
人による同時係属出願においても、被検者の肉体的活動
と情緒的な状態に関係する信号が、EKG信号とともに
単一のホルターEKG磁気テープレコーダに記録される
であろうことが提議されている。そのような場合、EK
G信号はディジタル化され多重化され、そしてホルター
レコーダの未使用チャネルに記録されるであろう。ほか
の方法として、また同時係属出願でも提議されたように
、被検者の肉体的活動と情緒的状態に関係する信号は分
離したレコーダに記録されるかもしれない。 【0004】分離したレコーダを使用することにはある
種の利点がある。なぜなら、そのことは、同時係属出願
で提議した心臓監視システムを整形外科学そして代謝の
学習のようなその他の分野において使用することを可能
とするからである。本発明の目的は、そのような監視シ
ステムを提供することであり、詳しくは、そのような他
の分野において使用されるように構成された監視システ
ムを提供することである。 【0005】明確には、本発明の目的は、同時係属出願
で記述した種々のセンサから取り込まれる形態のデータ
を使用する筋骨格活動監視装置(MSAM)を提供する
ものである。 【0006】 【実施例】本発明の筋骨活動監視装置(MSAM:mu
sculoskeletal activity mo
nitor)がその希望する監視機能を成し遂げるため
には、第1図の被検者18がある種のセンサと、トラン
スジューサと、その他の機器を携帯することが必要であ
る。同時係属出願で記述したように、被検者18は彼の
シャツの一方のポケットに存在する小型EKGホルター
磁気テープレコーダ16を携帯しているであろう。通常
のEKG電極A〜Eが被検者に装着され導線17を介し
てホルターレコーダ16に接続されている。加えて、被
検者の心拍数が当然ながら監視され記録される。 【0007】被検者18はまた、ベルト21に小型加速
度計20を携帯し、この加速度計は彼の重心における被
検者の垂直方向加速度(Gz)を測定する。この加速度
(Gz)は、米国特許第4,830,021 号に十分
に記載された態様でシステムによって垂直方向の力(F
z)に正確に変換されるか、あるいは、見積もられるで
あろう。 【0008】また、2つの位置センサ・スイッチSW1
とSW2が、1つは被検者18の腰に、もう一方は彼の
腿に取り付けられている。スイッチSW1とSW2は商
業的に入手可能な水銀重力スイッチか、あるいはその他
の適切な重力スイッチが使用されるであろう。これらの
スイッチは被検者の姿勢、とりわけ、被検者が立ってい
るのか、座っているのか、あるいは横になっているのか
の指示を提供するように働く。そのようなスイッチの動
作は米国特許第4,830,021 号に詳しく記述さ
れている。 【0009】多重センサ22が被検者18の頸に装着さ
れている。この多重センサは、後述するように、2つの
マイクロホン、ならびに光センサと温度センサを含む。 光センサは、周りの光のレベルを指示する電気的信号を
生成する簡単なフォトダイオード回路でよい。温度セン
サは、周りの温度を指示する電気的信号を生成するサー
ミスタ回路でよい。加速度計20と、センサ22と、そ
してスイッチSW1とSW2はすべて、被検者18の第
2のシャツポケットの中に納まるであろう、あるいは、
ホルター・レコーダ16に留められるであろう第2のレ
コーダ24に接続されている。 【0010】第2A図および第2B図に示すように、複
合センサ22はMIC「A」とMIC「B」で示される
2つのマイクロホンを含んでいる。マイクロホンMIC
「A」とMIC「B」はダイナミック、エレクトレット
または半導体形式の超小型マイクロホンでよい。また、
好ましくは、20− 3000Hzの範囲での周波数応
答を有する。マイクロホンMIC「B」は頸環上部の胸
鎖乳突筋(SCM)に隣接して被検者18の頸に取り付
けられている。マイクロホンMIC「B」は、被検者1
8の音声からの強い振動(0.3−3KHz) と、音
声を含む外部音源からのより弱い振動(0.3−3KH
z)と、そして、例えば、被検者が眠って夢を見ている
時、REM睡眠で現れる被検者の筋収縮による低い周波
数の振動とを収集する。 【0011】マイクロホンMIC「B」は、約10Hz
において高い低周波数応答を有し、低い周波数の筋活動
(16Hz)に応答すべきである。第2A図においてマ
イクロホンMIC「A」とMIC「B」はお互いに別の
位置に置かれて図示されているが、マイクロホンMIC
「A」は、好ましくは、第2B図に示すようにマイクロ
ホンMIC「B」に装着されており、これらのマイクロ
ホンは他方から音響的に隔絶されている。マイクロホン
MIC「A」は被検者の発生音が空気を通して伝達され
る時にそれを収集する働きをし、またマイクロホンMI
C「A」はそれに空気と通して伝達される他の音響をも
収集する。 【0012】第3図に処理装置30が示される。EKG
記録が処理されるときに再生される間、レコーダ16は
装置30に接続されるであろう。第1図のレコーダ24
もまた再生の間は装置30に接続され、システムによっ
て監視されたデータは装置30によって処理されるであ
ろう。装置30は、計算処理装置、制御装置、表示装置
、キーボード32、そしてプリンタ34を含む通常の機
器をすべて含み、それらのすべては、装置30に取り込
まれたデータをディジタル化し、格納し、処理し、表示
するために必要とされる。 【0013】装置30によるレコーダ24からのデータ
の相関関係と分析は、第1図の被検者18の肉体的活動
および情緒的状態と、被検者を取り巻く環境とに関する
相当量の情報を産出するのに役に立つものである。処理
の重要な特色は、絶対的な分析を行う試みを行うのでは
なくて、種々のパラメータに関して評価済みのあるいは
既知の相関係数を用いて統計的な結果を提供することで
ある。この方法では、いまだ絶対的確実性を提供するこ
とができてない過度に大規模なそして(あるいは)複雑
な機器を必要とすることなく、どんな特殊な事象でもそ
の発生確率が医者に供給される。 【0014】第1図での加速度計20の出力である被検
者の移動性活動を表す垂直方向加速度(Gz)は、被検
者の歩行周期に同期して周波数と振幅の両方が変化する
特性波形を有する。したがって、波形のこれらの2つの
特性がレコーダ24に記録せしめられることは重要であ
る。人体のシステムでの応答は、毎分あたり1回のサン
プリング間隔、すなわち、それは歩数と平均の踏む力を
サンプリングするのであるが、その程度の間隔で十分で
ある。上述したことを達成するための回路はレコーダ2
4に内蔵されてもよい。そのような回路が第4図の概略
ブロック図で示される。 【0015】第4図において、加速度計20は増幅器5
0に接続され、それがまた、帯域フィルタ52を介して
周期検出器54に接続されている。周期検出器54はカ
ウンタ56に接続され波形の周波数を検出する。カウン
タ56の出力端子は、カウンタから適切なマルチプレク
サ(MUPX)に信号を転送するバス58に接続される
。帯域フィルタ52はまたピークピーク検出器60に接
続され波形の振幅を検出する。ピークピーク検出器60
の出力端子は、その出力端子がまたバス58に接続され
る平均化回路62に接続される。図示されるように、カ
ウンタ56と平均化回路62は1分間隔のストローブに
よってそれぞれリセットされる。マルチプレクサMUP
Xで第1図のセンサからの他のデータと多重化されて、
第4図の回路からのデータがレコーダ24に記録される
こととなる。すべてのデータは、好ましくは、ディジタ
ル形式で記録される。 【0016】第5図に示されるように、水晶時計100
がレコーダ24内に含まれる。この時計は第1図にも示
される通常のマニュアル設定制御部100Aと100B
を含んでもよい。それぞれ区別された24時信号と1回
/分のコードが時計100によって生成される。離散的
な時間コードは、信号をマルチプレクサMUPXに転送
するバス58に取り込まれ、他のディジタルデータと多
重化されてディジタル形式でレコーダ24に記録される
。類似した時計が、マニュアル時間設定制御部101A
と101Bを備えた第1図のレコーダ16に含まれても
よい。そのような時計は単一のレコーダにおいて時間信
号のみを提供するであろう。 【0017】第2A図および第2B図のマイクロホンM
IC「A」とMIC「B」からの出力は、レコーダ24
に含まれる第6図の回路でのそれぞれのログ増幅器15
0および152によって増幅される。ログ増幅器からの
増幅された出力はレベル・コンパレータ154において
振幅の差分が比較される。コンパレータ154は被検者
の音声と他人の音声とを区別するそれぞれの出力信号を
提供し、そのような信号はバス58に送出され、マルチ
プレクサMUPXに転送され、そしてディジタル形式で
レコーダ24に記録される。第6図の回路もまた、被検
者と他人の音声成分の持続期間のタイミングをとるため
の時間信号を提供するタイマー156を含む。被検者の
音声と他人の音声は、第7図に表示されるように、振幅
の差分により識別されるであろう。 【0018】情緒的ストレス状態でない時、被検者18
の通常の声は第8図の曲線A、B、およびCによって表
される。そして、情緒的ストレス状態の時の被検者の声
は第9図の曲線によって表される。被検者の音声とその
情緒的な構成部分は、音響エンベロープのデューティ・
サイクルによって検出され、このことは、被検者の音声
のオンとオフの時間の比率を比較することによって達成
される。すなわち、被検者が情緒的になるにつれて、語
と語の間の間隔はより狭くなり、かつ語自体がより短く
なる。高まった声は情緒に通常付随するから、振幅検出
器を含めることも望ましいことである。 【0019】被検者の音声の情緒的構成部分を検出する
ための回路がレコーダ24に含まれ、その典型的な回路
が第10図において概略ブロック図で示される。第10
図において、マイクロホンMIC「B」はログ(対数)
増幅器250に接続され、ログ増幅器50は帯域フィル
タ252を介して精密能動整流器254に接続される。 整流器254の出力はフィルタおよびDCクランプ回路
256を通過ししきい値検出器258に入力する。しき
い値検出器258は、音声の「オン」および「オフ」の
時間を測定するタイマ260の「オン」入力端子に接続
される。 【0020】「オン」のサイクルの後、「オフ」時間は
制限されなければならない。さもなければ、例えば、文
と文の間では、「オフ」時間は長い期間にわたってカウ
ントされるであろう。 【0021】そのような制限は、固定長遅延回路262
と「NOT」ゲート264によって達成される。「NO
T」ゲートの出力端子はタイマ260の「オフ」入力端
子に接続されている。しきい値検出器258の出力はま
た、ダイオードD1を介して遅延回路262に接続され
る微分回路C1とR1に供給される。 【0022】第10A図の曲線A、BおよびCは第10
図の回路における種々の信号の波形を表す。曲線Aはオ
ン/オフ信号であり、それは微分回路C1とR1によっ
て微分され、信号Aが負になるたびに負方向のトリガー
(曲線B)を生成する。トリガー信号Bは、語と語の間
の通常の遅延より長いタイムインターバルで、遅延回路
262にトリガーをかける。遅延回路262は各負のト
リガーBによってリセットされ、かつ、それがリセット
されない時はその出力Cは「H」である。 【0023】タイマ260は信号Aが「L」の時は必ず
能動状態にされ、信号Aが「H」の時は必ず非能動状態
にされる。遅延回路262によって確立されるあらかじ
め定められたタイムインターバルの後に信号Aが「L」
のままであれば、「NOT」ゲートの効果によって信号
Aが「L」にもかかわらず、トリガーCが「H」になる
ことによってタイマ260は非能動状態にされる。 【0024】第8図と第9図の概略図における各曲線A
によって表されるような、被検者の普通の声と情緒的な
声がフィルタ252の出力端子に現れる。第8図と第9
図の整流された波形Bは、第10図におけるフィルタ及
びクランプ回路256の出力端子に現れ、そして、その
出力はしきい値検出器258によって一連のパルスに整
形され、その一連のパルスは第8図と第9図において曲
線Cで示される。曲線Cにおいて、パルスどうしがより
近接すればするほど、そして、パルス自体の幅がより狭
ければ狭いほど、被検者18の音声はより情緒的である
。しきい値検出器258からのパルスはタイマ260と
262に供給され、各パルスのそれぞれの「オン」と「
オフ」の時間の指示が、バス58を介してマルチプレク
サに取り込まれ、レコーダ24に記録される。 【0025】第10図の回路はまた、実検出器257と
平均化回路258を含み、それらは、上述した理由のた
めに振幅検出器として働く。 【0026】上述したように、他人の音声と外部のノイ
ズはマイクロホンMIC「A」によって検知され、また
、第11図の回路によって処理される。マイクロホンM
IC「A」はログ増幅器350に接続され、ログ増幅器
350は帯域フィルタ352を介して能動整流器354
に接続される。能動整流器の出力はフィルタ356を通
過せしめられ、それからの出力は検出器358に通され
る。検出器358の出力端子はタイマ360に接続され
、それの出力はバス58を介してマルチプレクサMUP
Xに取り込まれる。 【0027】第11図の回路は、他人の音声の存在とそ
の音声の情緒的構成部分とを指示する出力を提供する。 ノイズは、マイクロホンMIC「B」の出力より大きな
振幅であるマイクロホンMIC「A」からの出力に起因
する連続的な装置ノイズの存在によって測定される。 【0028】上述したように、被検者18の頸に装着さ
れた第1図の多重センサ22はまた、簡単なフォトダイ
オードを含み、それはいくつかの光のレベルに符号化さ
れ、周りの光のレベルを指示する信号がバス58に供給
され、そして、マルチプレクサMUPXに転送される。 また上述したように、温度の指示は、センサ22内にサ
ーミスタを含むことにより、そして、その出力をバス5
8に供給することにより提供される。被検者の姿勢はま
た、第1図の姿勢センサSW1とSW2からの信号をバ
ス58に供給することによって検知され、米国特許第4
,830,021 号に記載の方法によってその信号が
利用される。 【0029】上述した方法において、第1図のセンサ2
0、SW1、SW2、そしてセンサ22からのすべての
増補されたデータは、多重化され、ディジイタル形式で
レコーダ24に記録される。したがって、上述のシステ
ムによって収集されたデータには、増加する心臓の働き
を必要とする肉体的な活動のデータが含まれる。通常の
被検者における最も大きな負荷は歩行、ジョギング、走
行などの移動性活動である。そのような活動を監視する
ことについては、そのような活動が正確に検知され記録
されるシステムを開示した米国特許第4,830,02
1号に記述されている。 【0030】肉体的活動に加えて、本発明による監視シ
ステムは情緒的な事象を検知し記録するように働く。こ
れらの情緒的な事象は、従来技術で時々用いられるよう
な、痙攣する皮膚の応答のような疑わしいそして変化し
やすいデータに頼るよりもむしろ、本発明によるシステ
ムで直接検知され記録される。情緒的なストレスにしば
しば関係することが知れれている2つの事象が上述した
ように記録され、夢を見ている状態と同様に、これらは
被検者の音声および会話の存在からなる。情緒的指示の
ために音声パターンが分析される。 【0031】空気の温度や周りの光のレベルのような周
囲の状態と同様に、心臓活動に影響するかあるいは心臓
活動を定義するであろうことが知られているその他の状
態がまた記録され、これらは被検者の姿勢、つまり横に
なっているか、座っているか、立っているかを含むもの
である。 【0032】上記で参照されたデータの相関関係は、被
検者の活動と環境についての相当量の情報を生み出すも
のである。上述したように、分析の重要な特徴は、絶対
的な確定を試みるのではなくむしろ種々の入力から推定
されるあるいは知られる相関係数を用いて統計的な結果
を提供することである。すなわち、事象の確率が医者に
提供されるであろう。従来、データは、大体において、
心臓血管監視システムにおいてはテープに連続的に記録
され、そして再生して処理されていた。しかしながら、
本システムにおいてはあまりにも多いソースデータはそ
のような手法を実行可能なものとするものである。デー
タの一部を記録する前そしてその他のデータを記録する
前に、そのデータの一部を処理することが可能であるの
と共に、前処理とディジタル記録を行うことは最も実際
的な手法であることを意味するものである。 【0033】分離したレコーダ24を用いることによっ
て、本システムが整形外科と代謝の学習のような分野で
用いられることを可能とした。またそのことは本発明の
主題とするものを形成するものである。例えば、代謝に
おける心拍数、整形外科における体力、などのような、
応用での一方あるいは他方では使用されないであろうレ
コーダ24内の回路を含むことが望ましい。 【0034】1つの側面における本発明によるシステム
の重要な特徴は、種々のソースからのデータを関連ずけ
、分析し、そして処理する能力なのである。例えば、6
つのソース(時刻、移動性活動、音響、光、温度、そし
て姿勢)からのデータの処理を行い、またクロス相関を
とる(cross−correlating) 能力は
、例えすべては役に立つわけではないにしろ、149通
りの組み合わせを可能とする。さらに、各ソースから複
数のパラメータが導き出されるので、その処理は包括的
というよりもむしろ総括的である。 【0035】他の本発明によるシステムの重要な特徴は
、ユーザが必要とする最小限にまでデータを減少させる
ことである。このデータの削減については、記録される
パラメータのそれぞれについて以下に記述されるであろ
う。 【0036】A.歩調 歩調はいくつかの分類に任意に分割される。 5−50      歩/分  ・・・・・・  任意
足踏50−120  歩/分  ・・・・・・  歩行
50−80    歩/分  ・・・・・・  緩慢歩
行80−120  歩/分  ・・・・・・  急速歩
行120−200歩/分  ・・・・・・  走行12
0−150歩/分  ・・・・・・  緩慢歩行150
−200歩/分  ・・・・・・  急速歩行単独でと
れば、上記のパラメータは確率を変化させ、それは第1
2図の曲線で示される。このデータは分析プログラムの
一部を形成する。 【0037】システムの信頼性を向上させるためには、
垂直方向の力(Fz)がまた用いられるべきである。そ
のような力を監視することは、米国特許第4,830,
021 号に記述されている。垂直方向の力(Fz)の
特性は第13図の確率曲線で示される。 【0038】歩調およびFzのパラメータからの確率を
結合することによって、特には、足踏−歩行−走行の状
態間の遷移領域において、より高い信頼性を得ることが
できる。例えば、もし歩調が単独で使用されれば、被検
者による跳躍は検出されずに、異常が発生するであろう
。しかしながら、跳躍は、低い歩調で発生する大きなF
zの結果によって検知されるであろう。 【0039】B.姿勢 姿勢信号は、他の信号に信頼性を増加せしめるだけでな
くそれ自身もが情報を提供することができる。例えば、
立った姿勢においてのみ、人は正常な移動性活動に携わ
ることができるのである。横になっている時は睡眠がよ
り期待できるが、立っている時はまったく睡眠は起こら
ないだろう。 【0040】C.時刻 時刻は活動を識別し統合するための重要な信号であるが
、それはまた分析においては貴重な補助の信号でもある
。例えば、眠る確率は、移動性活動がより低いとはいえ
、深夜の前の時刻と深夜に続く時刻においてより高い。 【0041】もし被検者が報告する事象と時刻が信頼で
きるならば、この付加的なデータはマニュアルでコンピ
ュータに入力されることに注意されたい。例えば、もし
患者が22時30分にベッドに就き6時45分に起きた
と言ったことに信頼性があれば、この情報はマニュアル
で入力され相関関係で利用されるであろう。 【0042】D.光 光を表示する信号は環境を指示するものであり、特に他
のデータと共に使用されるときがそうである。例えば、
ある光のレベルと昼間の時間を越えると、暗さの総量の
指示が被検者が眠っている可能性を示唆しているとはい
え、被検者が日光の下にいたことの確率は高い。 【0043】E.温度 温度は心拍数に影響するのでそれ自身有益な信号である
が、屋外と比較すれば屋内での指示と言うべきであろう
。 【0044】F.音声/音響 外部からの会話と、被検者の会話とそして情緒的なとき
の被検者の会話との識別については上述した通りである
。被検者と外部の会話が存在するときは、談話がある確
率を有する。 【0045】上述したすべての関数的な事象は計算機に
よって処理され、すでに記述したようにその計算機はま
ず最初にデータを格納し、最終の分析のためにデータを
索引化する。計算機はまた、データの固有の特性化と正
規化をなす。例えば、130 歩/分で10,400歩
/日のようにデータの平均あるいは合計を確立し、ある
いは、固有の偏差がより意義あるものとなるような、正
常な被検者の音声レベルおよび会話のデューティ・サイ
クルを確立する。 【0046】第14図に示されるように、望むときに、
計算機によって、完全な図形あるいはその他の記録が利
用可能となる。 【0047】同時係属出願に記載したように、種々のセ
ンサによって被検者から得られるデータはホルター・モ
ニタリング・システムに統合化され、増補ホルター・モ
ニター(AHM)を提供する。そのことによって、増補
データは、それの被検者の心臓血管への有望な効果を説
明するのに使用される。本発明によれば、種々のセンサ
から得られるデータは、骨筋の活動モニター(MSAM
)を構成するのに単独で使用される。 【0048】本発明のAHMに関する限りでは、システ
ムは種々のセンサからのデータを、システムにおいてデ
ータを格納し処理しながら、既存のシステム設計の中に
、かつ、データとプログラムを収容するために提供され
る修正されたソフトウェアとデータ整理編集装置の中に
、取り込む。そのようなシステムは第15図の概略ブロ
ック図によって一般に表現される。 【0049】本発明のMSAMはデータを単独で記録し
、それ自身の再生装置を有する。本発明のMSAMは、
同時係属出願に記述したように、ホルター・モニターを
増補するために使用できるとしても、その主要な効用は
整形外科学と代謝の学習に存在する。 【0050】本発明のMSAMシステムは第16図の概
略ブロック図によって一般に図示され、同時係属出願に
記載したように、既存のホルター・モニターと統合され
た本発明のMSAMシステムは一般に第17図の概略ブ
ロック図に図示される。 【0051】本発明のMSAMの独特な側面が次の表に
よって示される。 【0052】 【表1】                          
                     MSAM
      数量                 
 AHM      整形外科      代謝   
       時間                
    X            X       
   X                歩調   
                 X       
     X          X        
        足/踏む力            
  X            X         
 X                会話/音響  
            X            
−          −             
   心拍数                  X
            X          X 
               温度        
            X            
X          X             
   光                     
 X            X          
X                姿勢      
              X          
  X          X           
     レム睡眠                
X            −          −
                状態の活動    
          X            X 
         X             【0053】整形外科/代謝への応用に対して、同時係
属出願の心臓血管監視システムにおいて必要とされるも
のとは異なった再生ソフトウェア・パッケージが必要と
される。しかしながら、それはデータのクロス相関の同
一原理で動作するが異なった結果をもたらす。 【0054】それゆえに、本発明は改善された監視シス
テムを提供するもので、それは被検者の肉体的活動と情
緒的状態を監視し、被検者の筋骨活動に関するデータを
得る。 【0055】以上本発明を図示の実施例について説明し
たが、当技術に精通した者であれば、種々の変更、変形
をなすことができよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】所望の筋骨監視機能を実施するための種々のセ
ンサとその他の機器が装着さた被検者を図示している。
【図2Aおよび図2B】第1図に示される被検者のさら
に詳しい構成を図示しており、第1と第2のマイクロホ
ンが説明のために被検者に装着されている様子を示し、
第2B図は第2A図の線分2B−2Bに沿った断面図で
ある。
【図3】第1図の被検者によって携帯されたレコーダか
らのデータを受信するために使用される再生/分析装置
の概略図である。
【図4】被検者の垂直方向加速度の信号が処理される方
法の概略ブロック図である。
【図5】監視システムの一部を形成するレコーダ内に含
まれるマスター・ディジタル・クロックの概略ブロック
図である。
【図6】被検者と他人との会話を表す信号がシステムで
処理される方法を示す概略ブロック図である。
【図7】システムによって監視された被検者による会話
と他人による会話の大きさを表す概略図である。
【図8】正常状態での第1図の被検者の音声パターンを
表す一連の曲線である。
【図9】情緒的状態での第1図の被検者の音声パターン
を示す一連の曲線である。
【図10】被検者の情緒的な状態を測定するための被検
者の音声パターンに応答する回路の概略ブロック図であ
る。
【図10A】第10図の回路の動作を説明するのに有益
な一連の曲線を示す。
【図11】被検者から離れた他人の会話の入力を検出す
るための、そしてまた、周囲のノイズを検出するための
回路の概略ブロック図である。
【図12】被検者の歩調の記録から得られる被検者の起
こり得る移動性の状態を説明する一連の曲線である。
【図13】被検者によって作り出される垂直方向の力の
測定によってさらに向上せしめられた、被検者の移動性
の状態をさらに説明するための一連の曲線である。
【図14】監視システムによって得られた結果をグラフ
で図示する一連の曲線である。
【図15〜図17】本発明の筋骨活動監視装置(MSA
M)に同時係属出願の増補ホルター・モニター(AHM
)を適合させるのに必要な種々の構成要素の概略ブロッ
ク図である。
【符号の説明】
16    ホルターレコーダ 17    導線 18    被検者 20    加速度計 21    ベルト SW1、SW2    センサ・スイッチ22    
多重センサ 24    レコーダ 30    処理装置 34    プリンタ 50    増幅器 52    帯域フィルタ 54    周期検出器 56    カウンタ 58    バス 60    ピークピーク検出器 62    平均化回路 100  水晶時計 100A、100B    マニュアル設定制御部10
1A、101B    マニュアル時間設定制御部15
0、152    ログ(対数)増幅器154  レベ
ル・コンパレータ 156  タイマー 250  ログ(対数)増幅器 252  帯域フィルタ 254  精密能動整流器 256  DCクランプ回路 257  実検出器 258  しきい値検出器 260  タイマ 262  固定長遅延回路 350  ログ(対数)増幅器 352  帯域フィルタ 354  能動整流器 356  フィルタ 358  検出器 360  タイマ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  筋骨活動監視システムであって、対象
    物のある選択された肉体的活動に関連する信号を生成す
    るために対象物に取り付けられるよう適合せしめられた
    第1センサ手段と、対象物の情緒的な状態に関連する信
    号を生成するために対象物に取り付けられるよう適合せ
    しめられた第2センサ手段と、生成された前記信号を記
    録するために前記第1センサ手段および前記第2センサ
    手段に接続された記録手段と、対象物の筋骨活動に関連
    するデータを処理するために、前記記録手段に接続され
    るよう適合せしめられ、かつ前記記録手段に記録された
    前記信号に応答する処理手段と、を備えた筋骨活動監視
    システム。
  2. 【請求項2】  選択された周囲の状態に関連する信号
    を生成するために、対象物に取り付けられるよう適合せ
    しめられた第3センサ手段と、前記処理手段によって利
    用するために、前記第3センサ手段からの信号が前記記
    録手段に記録されることを可能とするよう前記第3セン
    サ手段を前記記録手段に接続する接続手段と、をさらに
    備えた請求項1の筋骨活動監視システム。
  3. 【請求項3】  前記第1センサ手段および前記第2セ
    ンサ手段からの信号と共に記録される時間信号を生成す
    るために、前記記録手段に含まれる時計回路をさらに備
    えた請求項1の筋骨活動監視システム。
  4. 【請求項4】  対象物の姿勢に関連する信号を生成す
    るために対象物に取り付けられるよう適合せしめられた
    第4センサ手段と、前記処理手段によって利用するため
    に、前記第4センサ手段で生成された信号が前記記録手
    段によって記録されることを可能とするよう前記第4セ
    ンサ手段を前記記録手段に接続する接続手段と、をさら
    に備えた請求項1の筋骨活動監視システム。
  5. 【請求項5】  対象物の筋収縮に関連する信号を生成
    するための第5センサ手段と、前記処理手段によって利
    用するために、前記記録手段が前記第5センサ手段で生
    成された信号を記録することを可能とするよう前記第5
    センサ手段を前記記録手段に接続する接続手段と、をさ
    らに備えた請求項1の筋骨活動監視システム。
JP2411369A 1990-12-18 1990-12-18 筋骨活動監視システム Withdrawn JPH04226628A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05123305A (ja) * 1990-07-20 1993-05-21 William E Thornton 改良心臓モニター装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05123305A (ja) * 1990-07-20 1993-05-21 William E Thornton 改良心臓モニター装置

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