JPH04218153A - 動物保定器 - Google Patents

動物保定器

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JPH04218153A
JPH04218153A JP40291790A JP40291790A JPH04218153A JP H04218153 A JPH04218153 A JP H04218153A JP 40291790 A JP40291790 A JP 40291790A JP 40291790 A JP40291790 A JP 40291790A JP H04218153 A JPH04218153 A JP H04218153A
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JP
Japan
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animal
retaining part
retaining
head
retaining section
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Application number
JP40291790A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomio Nakashita
富雄 中下
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は医薬品の毒性試験、獣医
師の診察、治療等に使用される動物保定器、特に、いぬ
、ねずみ、うま、うし等の四足動物の保定器に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、医薬品の毒性試験には主として
ビーグル犬が用いられる。従来の犬用保定器は、箱形の
架台上に容器を設けて、犬を腹臥姿勢でのせ、その背部
および頭部を開閉式の蓋で抑えて犬を保定する構造であ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来例によ
れば、例えば眼科学的検査の場合、犬が頭を動かせるの
で、一人の補助員が横から犬の頭を抱きかかえて固定し
、もう一人の検査員が眼底検査を行っていた。またその
場合、架台が固定構造のため、手持ち型の検査器を用い
る場合には検査員の姿勢を変えることにより対応しうる
が、人用の眼底検査装置のように固定構造の検査装置が
使用できない欠点があった。
【0004】また従来例は、腹臥位の動物を背当てで抑
える構造であったから、背部の皮下投与や、検査、手術
が実施できない欠点があった。さらに、架台上に保定具
を設けていたので全体的に大形であって重量も嵩み、高
価になる欠点があった。これに対し本発明の目的は、動
物を懸垂式と同じ体位で保定し、しかも保定具を上下方
向、左右方向に自由に回動保持することが容易であって
動物の姿勢を任意に変えることができ、動物の頭部が保
定されているので補助員なしで一人の検査員により眼科
学的検査が可能となり、また、懸垂式構造のため背部が
開放されており、背部の皮下投与等の処置が可能になる
動物保定器を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の動物保定器は、
動物の前足と後足の間の腹部に当接する底板とその左右
両側で立ち上がる両側板が略U字形に形成された第一の
保定部と、その第一の保定部の前方上方の所定位置に設
けられ動物の顎の下に当接する第二の保定部とその第二
の保定部に連設された可撓性帯状材よりなり動物の頭部
を保定する頭部保定手段と、床面から所定の高さに上記
第一の保定部を支持する支持手段を有することを特徴と
している。
【0006】また、本発明の動物保定器は、動物の前足
と後足の間の腹部に当接する底板とその左右両側で立ち
上がる両側板が略U字形に形成された第一の保定部と、
その第一の保定部の前方に所定の傾斜角をもって設けら
れ動物の胸部に当接する第三の保定部と、上記第一の保
定部の後方に動物の尾の左右両側の腰部に当接する第四
の保定部と、上記支持手段を有することを特徴としてい
る。この第四の保定部は、前後方向に摺動自在であるこ
とが好ましい。
【0007】また、上記支持手段は、全体としてピラミ
ッド状であり、その支持手段と上記第一の保定部の間に
、動物の頭部を上下方向に回動させる回動手段が設けら
れていることが好ましい。この支持手段として、市販の
カメラ用三脚をそのまま利用してもよい。さらに、支持
手段の下端に車輪(キャスター)を設けることが好まし
い。
【0008】上記第一の保定部の前端の左右両端から前
方へ延設され、動物の前足に当接する前足支持部を付設
することも好ましい。
【0009】
【作用】第一の保定部が略U字形のため、保定される動
物の背部が開かれている。第二の保定部と頭部保持手段
の協同作用により動物の頭部が保定され、眼の位置と視
線が保定される。支持手段が動物を、検査に都合のよい
所定高さに保持する。第三の保定部と第四の保定部が、
第一の保定部と協同して、動物を左右方向、前後方向に
移動できないように保定する。第四の保定部が前後方向
摺動自在のものは、動物の収納および取り出しを容易に
し、しかも動物の体格に合わせた保定を可能にする。
【0010】支持手段が全体としてピラミッド状であり
、かつ、その頂部に回動手段を有するものは、市販のカ
メラ用三脚と雲台をそのまま利用することができ、保安
部の高さ、および、上下左右の姿勢を任意かつ容易に調
節することができる。前足支持部は、前足に注射等の処
置を行うとき、獣医師または作業者が前足と共に前足支
持部を握って注射等を行うことができるので、動物が前
足を引込めようとしてもそれを許さず、前足が安定に保
定される。
【0011】支持手段の下端に車輪(キャスター)が設
けられている場合は、作業者は動物の姿勢を保定したま
まで、任意の場所、任意の方向に移動させることができ
る。
【0012】
【実施例】図1に、本発明実施例の全体斜視図を示す。 カメラ用三脚1の下端に車輪(キャスター)2・・2が
設けられ、三脚の頂部に雲台3が設けられ、その雲台3
上に保定部基板4が設けられている。雲台3はレバー5
の操作により、回動、固定を自由に行うことができ、ハ
ンドル6の操作により、上下の高さ調節を自由に行うこ
とができる。
【0013】保定部基板4の上には、第一の保定部7、
第二の保定部8、第三の保定部9、第四の保定部10な
どが設けられている。第一の保定部7は、犬の腹に当接
する底部11と犬の胴体左右に当接する両側部12A,
12Bが、一個の透明プラスチックよりなる略U字形部
材により形成されている。この部材の前後方向長さは、
例えばビーグル犬の前足つけ根から後足つけ根までの長
さ程度である。この第一の保定部7の前後の左右両端部
に犬の胴部を確実に保定するためのフレキシブルバンド
13・・13が設けられており、各バンドの先端部に面
ファスナーが設けられている。
【0014】第三の保定部9は、第一の保定部7の前方
上方に、犬の胸部に当接して胸部を下方から包む部材で
あって、保定用のフレキシブルバンド15・・15を備
えその底部が、連結具14により第一の保定部7または
保定部基板4と固定的に連結されている。第二の保定部
8は、第三の保定部9のさらに前方に伸びて、犬の顎の
下に当接する部材であって、ビーグル犬の鼻を保定する
フレキシブルバンド16,16が設けられている。この
フレキシブルバンド16は鼻を保定するもののほか、頭
部を保定するものであればよく、動物の種類に応じて変
形し、或いは複数種の動物に対応しうるように、複数種
のフレキシブルバンドを設けてもよい。また、第二の保
定部8と第三の保定部9は、図示のように1個の部材で
形成してもよく、或いは個別に形成してもよい。
【0015】第四の保定部10は、犬の腰部を載せる台
部の後縁の左右両側から犬の腰の左右に当接する腰当部
が立ち上がり、その左右の腰当部の中間に尾を通す開口
部が形成された部材であって、その台部が保定部基板4
に対し前後方向摺動自在に支持され、犬の胴長に対応し
うるように構成されている。また、中央開口部は、採尿
、採糞を可能にする。
【0016】保定部基板4または第一の保定部の前縁の
左右両端から、2本の前足支持部17,17が延設され
ている。本発明の第一の保定部7、第二の保定部8、第
三の保定部9、または第四の保定部10は、それぞれプ
ラスチックで成形することができ、それを透明なプラス
チックで成形することができる。
【0017】第2図に、本発明実施例の使用状態の一例
を示す。犬の頭部は第二の保定部8とフレキシブルバン
ド16により保定されているので、眼科学的検査を行う
のが可能であり、犬の背部は第一の保定部7の上に露出
しているので背部の皮下投与などの実施が可能であり、
第四の保定部10の中央が開口しているので犬の腔門内
検査を行うことが可能である。また、雲台3の調節によ
り、頭を高くしたり、尾部を高くしたり、任意の姿勢で
保定することができる。
【0018】本発明は、犬のほか羊、山羊、豚、猫など
の動物にも適用することができる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、懸垂式の腹を低く頭部
をやや持ち上げた体位を保ちつつ、任意の高さ、任意の
傾斜姿勢で動物を安定に保定することができるので、眼
科学的検査や背部の皮下投与など従来困難または不可能
であった検査および処置が、一人の作業員により実施す
ることができ、動物の検査、皮下投与などの作業が飛躍
的に向上した。
【0020】動物実験において各種の処置や検査を実施
する場合、保定時に動物に与える侵襲を可能な限り小さ
くすることが実験的にも、また、倫理的にも好ましい。 従来の腹臥式保定器は、動物を前後左右からおさえつけ
るもので、長時間の保定により動物に与えるストレスは
小さくなかった。しかし、本保定器は、動物の胸腹部を
左右から支える構造となっているため、保定時に動物に
不安を与えず、ストレスも小さいことから処置時にもお
となしく、術者にとっても作業しやすいという好循環が
生じ、動物愛護の面からも望ましいものである。
【0021】また、装置全体が軽量、簡素化され、製造
コストが格段に低減した。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明実施例の全体斜視図
【図2】  上
記実施例に動物を保定した状態を示す作用説明図
【符号の説明】
1・・・カメラ用三脚 2・・・車輪 3・・・雲台 4・・・保定部基板 5・・・雲台のレバー 6・・・雲台の昇降用ハンドル 7・・・第一の保定部 8・・・第二の保定部 9・・・第三の保定部 10・・・第四の保定部 16・・・フレキシブルバンド(頭部保定手段)17・
・・前足支持部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】動物の前足と後足の間の腹部に当接する底
    板とその左右両側で立ち上がる両側板が略U字形に形成
    された第一の保定部と、その第一の保定部の前方上方の
    所定位置に設けられ動物の顎の下に当接する第二の保定
    部と、その第二の保定部に連設された可撓性帯状材より
    なり動物の頭部を保定する頭部保定手段と、床面から所
    定の高さに上記第一の保定部を支持する支持手段を有す
    る動物保定器。
  2. 【請求項2】動物の前足と後足の間の腹部に当接する底
    板とその左右両側で立ち上がる両側板が略U字形に形成
    された第一の保定部と、その第一の保定部の前方に所定
    の傾斜角をもって設けられ動物の胸部に当接する第三の
    保定部と、上記第一の保定部の後方に動物の尾の左右両
    側の腰部に当接する第四の保定部と、上記支持手段を有
    する動物保定器。
  3. 【請求項3】第2項記載の第四の保定部が前後方向に摺
    動自在である第2項記載の動物保定器。
  4. 【請求項4】上記支持手段が、全体としてピラミッド状
    であり、その支持手段と上記第一の保定部の間に、動物
    の頭部を上下方向に回動させる回動手段が設けられてい
    る動物保定器。
  5. 【請求項5】上記第一の保定部の前端の左右両端から前
    方へ延設され、動物の前足に当接する前足支持部を有す
    る第1項または第2項記載の動物保定器。
  6. 【請求項6】上記第一の保定部、第二の保定部、第三の
    保定部、または、第四の保定部が透光性のプラスチック
    より成ることを特徴とする、第1項または第2項記載の
    動物保定器。
  7. 【請求項7】上記支持手段がカメラ用三脚である。第1
    項または第2項記載の動物保定器。
  8. 【請求項8】上記支持手段の下端に車輪が設けられてい
    る、第1項または第2項記載の動物保定器。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011522669A (ja) * 2008-06-13 2011-08-04 ケアストリーム ヘルス インク 動物を頭尾軸回り回転させる捻り支持装置
JP2013094093A (ja) * 2011-10-31 2013-05-20 Sakai Medical Co Ltd 動物用免荷歩行訓練器
CN104688374A (zh) * 2013-12-09 2015-06-10 苏州药明康德新药开发股份有限公司 可移动动物诊疗操作台及其使用方法
JP2015167660A (ja) * 2014-03-06 2015-09-28 株式会社東京メニックス 獣医科用保定装置
CN105232174A (zh) * 2015-10-08 2016-01-13 重庆市雷峰垭生态农业家庭农场 羊防疫检查固定装置
KR20200001821U (ko) * 2019-02-07 2020-08-18 서상우 애완동물의 고정대

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Effective date: 20010410