JPH04215185A - 条件検索処理方式 - Google Patents
条件検索処理方式Info
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- JPH04215185A JPH04215185A JP2410250A JP41025090A JPH04215185A JP H04215185 A JPH04215185 A JP H04215185A JP 2410250 A JP2410250 A JP 2410250A JP 41025090 A JP41025090 A JP 41025090A JP H04215185 A JPH04215185 A JP H04215185A
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- JP
- Japan
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- knowledge base
- conditional search
- classes
- join operation
- tables
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- 238000003672 processing method Methods 0.000 claims description 8
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 2
- 238000007781 pre-processing Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
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- Devices For Executing Special Programs (AREA)
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、知識およびデータをオ
ブジェクトとして管理する機能をもつオブジェクト指向
知識ベース管理システムにおける、オブジェクトの集合
に対する条件検索処理方式に係る。
ブジェクトとして管理する機能をもつオブジェクト指向
知識ベース管理システムにおける、オブジェクトの集合
に対する条件検索処理方式に係る。
【０００２】
【従来の技術】知識およびデータをオブジェクトとして
管理するオブジェクト指向知識ベースでは、知識および
データとして様々なメディアをオブジェクトとして扱う
ことができ、また、対象分野のモデルを容易に構築する
ことができる。オブジェクト指向知識ベースは、従来の
データベースの技術にオブジェクト指向の概念を取り入
れて、より柔軟なモデリングを可能にするものである。 オブジェクトの集合に関する条件検索処理方式には、デ
ータベースにおける条件検索処理方式が利用できるが、
オブジェクト識別子はオブジェクト指向知識ベースに固
有の概念であり、これを利用する条件検索処理方式はな
い。
管理するオブジェクト指向知識ベースでは、知識および
データとして様々なメディアをオブジェクトとして扱う
ことができ、また、対象分野のモデルを容易に構築する
ことができる。オブジェクト指向知識ベースは、従来の
データベースの技術にオブジェクト指向の概念を取り入
れて、より柔軟なモデリングを可能にするものである。 オブジェクトの集合に関する条件検索処理方式には、デ
ータベースにおける条件検索処理方式が利用できるが、
オブジェクト識別子はオブジェクト指向知識ベースに固
有の概念であり、これを利用する条件検索処理方式はな
い。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】オブジェクト指向知識
ベースでは、システム定義およびユーザ定義のオブジェ
クトのモデルを扱う。オブジェクトのモデルでは、オブ
ジェクトの集合であるクラスの階層関係、クラス間のリ
ンク関係が定義される。条件検索処理は、条件検索文を
解釈して行なわれる。条件検索文とは、クラスのリンク
関係をたどり、オブジェクトを指定する記述、およびオ
ブジェクトに対する条件を指定する記述である。条件検
索処理は、条件検索文で指定されたクラス、およびその
下位クラスを対象として検索を行なう。クラス間のリン
クをたどる処理は、関係データベース上の結合演算によ
って実現される。条件検索文で指定されたクラスに下位
クラスが多数存在する場合、検索には多数の結合演算が
必要になる。一般に、関係データベース上の関係演算で
は、結合演算は多くの処理時間を必要とする。本発明は
、クラス間のリンクをたどる処理に対応する結合演算の
処理を高速化することで、条件検索処理を高速化するこ
とを目的とする。
ベースでは、システム定義およびユーザ定義のオブジェ
クトのモデルを扱う。オブジェクトのモデルでは、オブ
ジェクトの集合であるクラスの階層関係、クラス間のリ
ンク関係が定義される。条件検索処理は、条件検索文を
解釈して行なわれる。条件検索文とは、クラスのリンク
関係をたどり、オブジェクトを指定する記述、およびオ
ブジェクトに対する条件を指定する記述である。条件検
索処理は、条件検索文で指定されたクラス、およびその
下位クラスを対象として検索を行なう。クラス間のリン
クをたどる処理は、関係データベース上の結合演算によ
って実現される。条件検索文で指定されたクラスに下位
クラスが多数存在する場合、検索には多数の結合演算が
必要になる。一般に、関係データベース上の関係演算で
は、結合演算は多くの処理時間を必要とする。本発明は
、クラス間のリンクをたどる処理に対応する結合演算の
処理を高速化することで、条件検索処理を高速化するこ
とを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明による条件検索処
理方式は、オブジェクトの集合に対する条件検索を行な
うオブジェクト指向知識ベース管理システムにおいて、
それぞれ複数のオブジェクトの集合からなる複数のクラ
スで形成される知識ベースを関係データベースとして格
納する手段と、条件検索文を入力しこれに応じて知識ベ
ースのクラス間リンクをたどる処理を行なうことにより
条件検索を実行する手段とを備え、知識ベースを格納す
る手段は、オブジェクトの属する知識ベースおよびクラ
スを識別することのできるオブジェクト識別子を設定す
る手段と、各クラスと１対１の対応で設けられ、各オブ
ジェクトにそれぞれ対応する複数のタプルで構成される
複数のテーブルと、各テーブルのタプルをオブジェクト
の識別子の値の順に配列する手段と、各テーブルのオブ
ジェクト識別子にインデクスを設定する手段とを備え、
条件検索実行手段は、クラス間のリンクをたどる処理を
オブジェクト識別子に設定されたインデクスを用いる関
係データベース上の結合演算によって実行する手段と、
この結合演算時にインデクスを用いてアクセスするテー
ブルのタプルを、結合条件となるオブジェクト識別子の
値でソートする手段とを備えて構成される。また、それ
に加えて、条件検索実行手段は、関係データベース上の
結合演算の結果と、他の複数のテーブルとの間における
結合演算を行なう場合に、先に行なわれた結合演算の結
果を、次に行なう結合演算で結合条件となるオブジェク
ト識別子の値を用いて、上記他の複数のテーブル毎に分
割して出力する手段を有するように構成される。
理方式は、オブジェクトの集合に対する条件検索を行な
うオブジェクト指向知識ベース管理システムにおいて、
それぞれ複数のオブジェクトの集合からなる複数のクラ
スで形成される知識ベースを関係データベースとして格
納する手段と、条件検索文を入力しこれに応じて知識ベ
ースのクラス間リンクをたどる処理を行なうことにより
条件検索を実行する手段とを備え、知識ベースを格納す
る手段は、オブジェクトの属する知識ベースおよびクラ
スを識別することのできるオブジェクト識別子を設定す
る手段と、各クラスと１対１の対応で設けられ、各オブ
ジェクトにそれぞれ対応する複数のタプルで構成される
複数のテーブルと、各テーブルのタプルをオブジェクト
の識別子の値の順に配列する手段と、各テーブルのオブ
ジェクト識別子にインデクスを設定する手段とを備え、
条件検索実行手段は、クラス間のリンクをたどる処理を
オブジェクト識別子に設定されたインデクスを用いる関
係データベース上の結合演算によって実行する手段と、
この結合演算時にインデクスを用いてアクセスするテー
ブルのタプルを、結合条件となるオブジェクト識別子の
値でソートする手段とを備えて構成される。また、それ
に加えて、条件検索実行手段は、関係データベース上の
結合演算の結果と、他の複数のテーブルとの間における
結合演算を行なう場合に、先に行なわれた結合演算の結
果を、次に行なう結合演算で結合条件となるオブジェク
ト識別子の値を用いて、上記他の複数のテーブル毎に分
割して出力する手段を有するように構成される。
【０００５】
【作用】知識ベースは複数のクラスおよびクラス間を結
ぶリンクとから形成され、各クラスは複数のオブジェク
トの集合からなる。知識ベースは、クラスと１対１で対
応する複数のテーブルの形式でメモリに格納される。各
テーブルはそれに属するオブジェクトのオブジェクト識
別子を属性とするタプルをオブジェクト識別子の値の順
に配列して構成される。各テーブルにはインデクスを設
定する手段が附属し、オブジェクト識別子にインデクス
を設定することができる。クラス間のリンクをたどる処
理は、１つのクラスに対応するテーブルから１つのタプ
ルを取り出し、このタプルに属するオブジェクト識別子
に設定されたインデクスを用いて、他のクラスに対応す
るテーブルにアクセスする。このようにインデクスを用
いてテーブル内の対応するタプルに直接アクセスするか
ら、高速でアクセスすることができる。
ぶリンクとから形成され、各クラスは複数のオブジェク
トの集合からなる。知識ベースは、クラスと１対１で対
応する複数のテーブルの形式でメモリに格納される。各
テーブルはそれに属するオブジェクトのオブジェクト識
別子を属性とするタプルをオブジェクト識別子の値の順
に配列して構成される。各テーブルにはインデクスを設
定する手段が附属し、オブジェクト識別子にインデクス
を設定することができる。クラス間のリンクをたどる処
理は、１つのクラスに対応するテーブルから１つのタプ
ルを取り出し、このタプルに属するオブジェクト識別子
に設定されたインデクスを用いて、他のクラスに対応す
るテーブルにアクセスする。このようにインデクスを用
いてテーブル内の対応するタプルに直接アクセスするか
ら、高速でアクセスすることができる。
【０００６】また、条件検索実行手段は、アクセスされ
るテーブルの大きさが主記憶容量に比して大きい場合に
、結合演算の前処理として、そのテーブルと結合するテ
ーブルのタプルをオブジェクト識別子の値でソートする
。これによって結合するテーブル内のタプルへのランダ
ムアクセスを回避し、検索処理の高速化が画られる。 さらに２つのテーブルの結合演算の結果を分割して、他
の複数のテーブルとの結合演算に使用する。これによっ
て結合演算用のテーブルを小さくすることができ、従っ
て演算の高速化に寄与する。
るテーブルの大きさが主記憶容量に比して大きい場合に
、結合演算の前処理として、そのテーブルと結合するテ
ーブルのタプルをオブジェクト識別子の値でソートする
。これによって結合するテーブル内のタプルへのランダ
ムアクセスを回避し、検索処理の高速化が画られる。 さらに２つのテーブルの結合演算の結果を分割して、他
の複数のテーブルとの結合演算に使用する。これによっ
て結合演算用のテーブルを小さくすることができ、従っ
て演算の高速化に寄与する。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
して詳細に説明する。図１は、本発明による条件検索処
理方式によってオブジェクトの集合に対する条件検索を
行なうオブジェクト指向知識ベース管理システムの構成
を示す。オブジェクト指向知識ベース管理システムは、
知識ベースを関係データベースとして格納する知識ベー
ス３と、条件検索文を入力し、検索結果を出力する条件
検索文解析部１と、条件検索文解析部１の解析結果に基
づき知識ベース３の関係データベースから知識を取り出
す操作を行なう関係データベース操作部２とからなる。
して詳細に説明する。図１は、本発明による条件検索処
理方式によってオブジェクトの集合に対する条件検索を
行なうオブジェクト指向知識ベース管理システムの構成
を示す。オブジェクト指向知識ベース管理システムは、
知識ベースを関係データベースとして格納する知識ベー
ス３と、条件検索文を入力し、検索結果を出力する条件
検索文解析部１と、条件検索文解析部１の解析結果に基
づき知識ベース３の関係データベースから知識を取り出
す操作を行なう関係データベース操作部２とからなる。
【０００８】条件検索文解釈部１の意味解析部１１は、
入力された条件検索文と知識ベース内のオブジェクトモ
デルに関する知識から、検索条件と検索対象となるクラ
ス構造を解析する。関係演算生成部１２は、意味解析部
１１での意味解析の結果から、関係演算列を生成する。 関係データベース操作部２の知識参照部２１は、オブジ
ェクトモデルに関する知識を知識ベース３から取り出す
操作を行なう。この知識は、関係演算生成部１２で関係
演算列を生成するのに用いられる。関係演算操作部２２
は関係演算生成部１２で生成された関係演算を実行する
。知識ベース３において１つのクラスに属するオブジェ
クトは１つのテーブルに格納され管理される。また、オ
ブジェクトのモデルに関する知識もオブジェクトとして
表現され、知識ベース３に格納される。
入力された条件検索文と知識ベース内のオブジェクトモ
デルに関する知識から、検索条件と検索対象となるクラ
ス構造を解析する。関係演算生成部１２は、意味解析部
１１での意味解析の結果から、関係演算列を生成する。 関係データベース操作部２の知識参照部２１は、オブジ
ェクトモデルに関する知識を知識ベース３から取り出す
操作を行なう。この知識は、関係演算生成部１２で関係
演算列を生成するのに用いられる。関係演算操作部２２
は関係演算生成部１２で生成された関係演算を実行する
。知識ベース３において１つのクラスに属するオブジェ
クトは１つのテーブルに格納され管理される。また、オ
ブジェクトのモデルに関する知識もオブジェクトとして
表現され、知識ベース３に格納される。
【０００９】図２はオブジェクトのクラス構造を示す。
図２において、３１〜３５はオブジェクトのクラスを表
わし、クラスＡおよびＢ、クラスＢおよびＣのそれぞれ
の間の細線はクラス間リンクを、矢印はクラス間リンク
をたどる方向を表わす。クラスＣ３３と、クラスＣ１お
よびＣ２との間の太線はスーパー／サブ関係を表わし、
矢印はこれをたどる方向を表わす。
わし、クラスＡおよびＢ、クラスＢおよびＣのそれぞれ
の間の細線はクラス間リンクを、矢印はクラス間リンク
をたどる方向を表わす。クラスＣ３３と、クラスＣ１お
よびＣ２との間の太線はスーパー／サブ関係を表わし、
矢印はこれをたどる方向を表わす。
【００１０】図３は、知識ベース３内に、各クラスＡ、
Ｂ、Ｃ、Ｃ１およびＣ２と対応ずけられて設けられるテ
ーブルの構成を示す。図３において、テーブルＡ３６、
Ｂ３８、Ｃ４０、Ｃ１４２およびＣ２４４は、図２にお
けるクラスＡ、Ｂ、Ｃ、Ｃ１およびＣ２にそれぞれ対応
する。各クラスに属するオブジェクトは、対応するテー
ブル内においては、オブジェクトの識別子を属性とする
タプルとして扱われる。テーブルは２次記憶装置に格納
され、数タプル毎にページを構成し、主記憶との入出力
はページ単位で行なわれる。各オブジェクトのオブジェ
クト識別子の値はタプルの属性値として格納される。テ
ーブル内のタプルはオブジェクト識別子の値の順に格納
されている。テーブルＡのタプルはオブジェクト識別子
（例えばＡ００４）と、テーブルＢへのリンクを示す属
性ｂ（例えばＢ００２）を有する。テーブルＢのタプル
は、オブジェクト識別子と、テーブルＢへのリンクを示
す属性ｃとを有する。各テーブルＡ、Ｂ、Ｃ、Ｃ１およ
びＣ２のオブジェクト識別子の属性にはそれぞれインデ
クス３７、３９、４１、４３、４５が設定され、これに
よってオブジェクトに対応するタプルに直接アクセスす
ることができる。
Ｂ、Ｃ、Ｃ１およびＣ２と対応ずけられて設けられるテ
ーブルの構成を示す。図３において、テーブルＡ３６、
Ｂ３８、Ｃ４０、Ｃ１４２およびＣ２４４は、図２にお
けるクラスＡ、Ｂ、Ｃ、Ｃ１およびＣ２にそれぞれ対応
する。各クラスに属するオブジェクトは、対応するテー
ブル内においては、オブジェクトの識別子を属性とする
タプルとして扱われる。テーブルは２次記憶装置に格納
され、数タプル毎にページを構成し、主記憶との入出力
はページ単位で行なわれる。各オブジェクトのオブジェ
クト識別子の値はタプルの属性値として格納される。テ
ーブル内のタプルはオブジェクト識別子の値の順に格納
されている。テーブルＡのタプルはオブジェクト識別子
（例えばＡ００４）と、テーブルＢへのリンクを示す属
性ｂ（例えばＢ００２）を有する。テーブルＢのタプル
は、オブジェクト識別子と、テーブルＢへのリンクを示
す属性ｃとを有する。各テーブルＡ、Ｂ、Ｃ、Ｃ１およ
びＣ２のオブジェクト識別子の属性にはそれぞれインデ
クス３７、３９、４１、４３、４５が設定され、これに
よってオブジェクトに対応するタプルに直接アクセスす
ることができる。
【００１１】次に、図１、２および３のように構成され
たオブジェクト指向知識ベース管理システムにおける条
件検索処理の実行について述べる。ユーザの入力した条
件検索文は、意味解析部１１で解析される。知識ベース
３からは、条件検索文で指定されたクラスの下位クラス
情報を得る。関係演算生成部１２では、意味解析部１１
の解析結果から関係演算列を生成する。条件検索文で記
述されたクラス間のリンクをたどる処理は、結合演算で
実現される。例えば、テーブルＡからテーブルＢへリン
クをたどるための結合演算においては、テーブルＡのタ
プルを一つずつ取り出し、テーブルＢへのリンクを示す
属性値ｂによりインデクス３９を用いてテーブルＢのタ
プルに直接アクセスすることにより、テーブルＡおよび
Ｂのタプルが結合される。
たオブジェクト指向知識ベース管理システムにおける条
件検索処理の実行について述べる。ユーザの入力した条
件検索文は、意味解析部１１で解析される。知識ベース
３からは、条件検索文で指定されたクラスの下位クラス
情報を得る。関係演算生成部１２では、意味解析部１１
の解析結果から関係演算列を生成する。条件検索文で記
述されたクラス間のリンクをたどる処理は、結合演算で
実現される。例えば、テーブルＡからテーブルＢへリン
クをたどるための結合演算においては、テーブルＡのタ
プルを一つずつ取り出し、テーブルＢへのリンクを示す
属性値ｂによりインデクス３９を用いてテーブルＢのタ
プルに直接アクセスすることにより、テーブルＡおよび
Ｂのタプルが結合される。
【００１２】主記憶の容量がテーブルＢの大きさに比べ
て小さい場合、関係演算生成部１２は、結合演算の前処
理として、テーブルＢへのリンクを示す属性値ｂの値に
関してテーブルＡのソートを行なう。結合演算は、ソー
トの出力テーブルのタプルを順に取り出しテーブルＢの
タプルにアクセスし、結合を行なう。
て小さい場合、関係演算生成部１２は、結合演算の前処
理として、テーブルＢへのリンクを示す属性値ｂの値に
関してテーブルＡのソートを行なう。結合演算は、ソー
トの出力テーブルのタプルを順に取り出しテーブルＢの
タプルにアクセスし、結合を行なう。
【００１３】条件検索文でクラス間のリンクをＡ、Ｂ、
Ｃとたどる処理は、図２に示すようにクラスＣに下位ク
ラスＣ１、Ｃ２が存在する場合、Ａ、Ｂ間の結合演算と
、Ａ、Ｂ間の結合結果であるＴとＣ、ＴとＣ１、ＴとＣ
２間の結合演算で実現される。このとき、クラスＢは、
クラスＣへのリンク情報としてクラスＣのオブジェクト
識別子の値を持っている。オブジェクト識別子からオブ
ジェクトが属するクラスを識別することができるので、
関係演算生成部１２はクラスＡ、Ｂの結合演算の結果で
あるＴをクラスＣへのリンク情報の値を用いて、クラス
Ｃ、Ｃ１、Ｃ２用に分割してそれぞれ出力テーブルＴ、
Ｔ１およびＴ２として出力する。これにより、クラスＣ
へのリンクをたどる処理は、出力テーブルＴとテーブル
Ｃ、出力テーブルＴ１とテーブルＣ１および出力テーブ
ルＴ２とテーブルＣ２のそれぞれの間の結合演算によっ
て実現される。一般に、オブジェクト識別子に関する結
合演算が、ある関係演算の結果に対して行なわれる場合
、関係演算の出力を分割する。
Ｃとたどる処理は、図２に示すようにクラスＣに下位ク
ラスＣ１、Ｃ２が存在する場合、Ａ、Ｂ間の結合演算と
、Ａ、Ｂ間の結合結果であるＴとＣ、ＴとＣ１、ＴとＣ
２間の結合演算で実現される。このとき、クラスＢは、
クラスＣへのリンク情報としてクラスＣのオブジェクト
識別子の値を持っている。オブジェクト識別子からオブ
ジェクトが属するクラスを識別することができるので、
関係演算生成部１２はクラスＡ、Ｂの結合演算の結果で
あるＴをクラスＣへのリンク情報の値を用いて、クラス
Ｃ、Ｃ１、Ｃ２用に分割してそれぞれ出力テーブルＴ、
Ｔ１およびＴ２として出力する。これにより、クラスＣ
へのリンクをたどる処理は、出力テーブルＴとテーブル
Ｃ、出力テーブルＴ１とテーブルＣ１および出力テーブ
ルＴ２とテーブルＣ２のそれぞれの間の結合演算によっ
て実現される。一般に、オブジェクト識別子に関する結
合演算が、ある関係演算の結果に対して行なわれる場合
、関係演算の出力を分割する。
【００１４】
【発明の効果】本発明によれば、オブジェクトのクラス
を関係データベースのテーブルと対応させ、クラス間の
リンクをたどる処理をオブジェクト識別子に設定された
インデクスを用いる関係データベース上の結合演算によ
って実現しているので、例えば、テーブルＡとテーブル
Ｂの結合演算において、テーブルＢのインデクスを用い
てテーブルＢのタプルに直接アクセスできるので、テー
ブルＢへのランダムアクセスが回避され、従って高速処
理ができる。
を関係データベースのテーブルと対応させ、クラス間の
リンクをたどる処理をオブジェクト識別子に設定された
インデクスを用いる関係データベース上の結合演算によ
って実現しているので、例えば、テーブルＡとテーブル
Ｂの結合演算において、テーブルＢのインデクスを用い
てテーブルＢのタプルに直接アクセスできるので、テー
ブルＢへのランダムアクセスが回避され、従って高速処
理ができる。
【００１５】また本方式では、テーブルＡのタプルを、
テーブルＢへのリンクを示す属性値ｂによって予めソー
トすることにより、特に、テーブルＢの大きさが主記憶
容量に比して大きい場合における、テーブルＢへのラン
ダムアクセスに起因する処理時間の増大を抑える。さら
に、テーブルＡ、Ｂの結合演算の結果とテーブルＣ、Ｃ
１、Ｃ２との結合演算においては、テーブルＡ、Ｂの結
合演算の結果をテーブルＢの属性ｃの値により分割する
ことにより結合演算の入力となるテーブルを小さくする
ことができ、これによって演算速度が高速になる。
テーブルＢへのリンクを示す属性値ｂによって予めソー
トすることにより、特に、テーブルＢの大きさが主記憶
容量に比して大きい場合における、テーブルＢへのラン
ダムアクセスに起因する処理時間の増大を抑える。さら
に、テーブルＡ、Ｂの結合演算の結果とテーブルＣ、Ｃ
１、Ｃ２との結合演算においては、テーブルＡ、Ｂの結
合演算の結果をテーブルＢの属性ｃの値により分割する
ことにより結合演算の入力となるテーブルを小さくする
ことができ、これによって演算速度が高速になる。
【図１】本発明の構成を示す図である。
【図２】オブジェクトのクラス構造を示す図である。
【図３】図１における知識ベース３に格納されるテーブ
ルの構成を示す図である。
ルの構成を示す図である。
１ 条件検索文解析部
２ 関係データベース操作部
３ 知識ベース
１１ 意味解析部
１２ 関係演算生成部
２１ 知識参照部
２２ 関係演算操作部
Claims (2)
- 【請求項１】 オブジェクトの集合に対する条件検索
を行なうオブジェクト指向知識ベース管理システムにお
いて、それぞれ複数のオブジェクトの集合からなる複数
のクラスで形成される知識ベースを関係データベースと
して格納する手段と、条件検索文を入力し、これに応じ
て前記知識ベースのクラス間のリンクをたどる処理を行
なうことにより条件検索を実行する手段とを備え、前記
知識ベースを格納する手段は、オブジェクトの属する知
識ベースおよびクラスを識別することのできるオブジェ
クト識別子を設定する手段と、各クラスと１対１の対応
で設けられ、各オブジェクトにそれぞれ対応する複数の
タプルで構成される複数のテーブルと、各テーブルのタ
プルをオブジェクトの識別子の値の順に配列する手段と
、各テーブルのオブジェクト識別子にインデクスを設定
する手段とを備え、前記条件検索実行手段はクラス間の
リンクをたどる処理をオブジェクト識別子に設定された
インデックスを用いる関係データベース上の結合演算に
よって実行する手段と、この結合演算時にインデクスを
用いてアクセスするテーブルのタプルを、結合条件とな
るオブジェクト識別子の値でソートする手段を備えるこ
とを特徴とする条件検索処理方式。 - 【請求項２】 前記条件検索実行手段は、関係データ
ベース上の結合演算の結果と他の複数のテーブルとの間
における結合演算を行なう場合に前記結合演算の結果を
、次に行なう結合演算で結合条件となるオブジェクト識
別子の値を用いて、前記他の複数のテーブル毎に分割し
て出力する手段を有することを特徴とする請求項１記載
の条件検索処理方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2410250A JPH04215185A (ja) | 1990-12-12 | 1990-12-12 | 条件検索処理方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2410250A JPH04215185A (ja) | 1990-12-12 | 1990-12-12 | 条件検索処理方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04215185A true JPH04215185A (ja) | 1992-08-05 |
Family
ID=18519438
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2410250A Pending JPH04215185A (ja) | 1990-12-12 | 1990-12-12 | 条件検索処理方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04215185A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06282577A (ja) * | 1993-03-26 | 1994-10-07 | Toppan Printing Co Ltd | データ抽出システム |
| JPH08235033A (ja) * | 1995-02-24 | 1996-09-13 | Nec Corp | オブジェクト指向データベース管理システムにおける結合演算方式 |
| JPH09106368A (ja) * | 1995-10-12 | 1997-04-22 | Hitachi Ltd | データベース管理システム |
| US5892696A (en) * | 1995-03-31 | 1999-04-06 | Nec Corporation | Pipeline controlled microprocessor |
-
1990
- 1990-12-12 JP JP2410250A patent/JPH04215185A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06282577A (ja) * | 1993-03-26 | 1994-10-07 | Toppan Printing Co Ltd | データ抽出システム |
| JPH08235033A (ja) * | 1995-02-24 | 1996-09-13 | Nec Corp | オブジェクト指向データベース管理システムにおける結合演算方式 |
| US5918231A (en) * | 1995-02-24 | 1999-06-29 | Nec Corporation | Object-oriented database management system with improved usage efficiency of main memory |
| US5892696A (en) * | 1995-03-31 | 1999-04-06 | Nec Corporation | Pipeline controlled microprocessor |
| JPH09106368A (ja) * | 1995-10-12 | 1997-04-22 | Hitachi Ltd | データベース管理システム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
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