JPH04209806A - 吸水性雨具 - Google Patents

吸水性雨具

Info

Publication number
JPH04209806A
JPH04209806A JP2418027A JP41802790A JPH04209806A JP H04209806 A JPH04209806 A JP H04209806A JP 2418027 A JP2418027 A JP 2418027A JP 41802790 A JP41802790 A JP 41802790A JP H04209806 A JPH04209806 A JP H04209806A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rain
water
layer
rain gear
absorbing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2418027A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Hatano
倫 波多野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Solid Co Ltd
Original Assignee
Nihon Solid Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Solid Co Ltd filed Critical Nihon Solid Co Ltd
Priority to JP2418027A priority Critical patent/JPH04209806A/ja
Publication of JPH04209806A publication Critical patent/JPH04209806A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Manufacturing Of Multi-Layer Textile Fabrics (AREA)
  • Outer Garments And Coats (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[00011
【産業上の利用分野]1本発明は吸水性雨具に関する。 [0002] 【従来の技術】傘、レインコート、レインハツト、荷物
等にかぶせる防水シート等の従来の雨具は、いずれも防
水性および/または撥水性の表面層を有しており、それ
によって人や荷物等が雨に濡れるのを防ぐと共に雨具自
体への雨の浸み込みをできるだけ少なくするようにして
いる。そのために従来の雨具では、雨具に付着した雨が
水滴になってしたたり落ちて周囲を濡らすという欠点が
あり、濡れを防止するためには雨具についた雨をよく払
ったり、または雨具を別に用意したプラスチック袋等に
入れるという繁雑な手間を要した。 [0003]近年、宅配便が盛んに利用されるようにな
っているが、雨の日には宅配者は傘をさしたり雨具を着
用して、また場合によっては荷物にもビニールシート等
をかぶせて荷物を冬毛に配達している。ところで宅配便
の場合は、短時間内に多くの宅に荷物を順次配達しなけ
ればならないために、宅配車への一日の乗降回数が極め
て多い。その結果、雨の日には宅配のたびごとに傘や着
用している雨具、荷物にかぶせたビニールシート等から
雨が滴り落ちて、宅配車の内部を濡らしたり、これから
配達する荷物を濡らしてしまうという問題を生じていた
。しかも、多忙を極める宅配者にとって、雨具についた
雨をわざわざよく払ってから、または滴の垂れる雨具を
別に用意したプラスチック袋等に入れてから車中に持ち
込むことは繁雑で時間を要し、宅配作業の遅延を招くと
いう欠点があり、これらの問題を解決するための方策が
求められていた。 [0004]
【発明の内容】本発明者は、雨具に付着した雨が滴り落
ちて周囲を濡らすという従来の雨具の上記した欠点、ま
たを雨具についた雨をよく払ってから、または滴の垂れ
る雨具をプラスチック袋等に入れてから車中に持ち込ま
なければならないというような従来の雨具における欠点
を解決することを目的として研究を進めてきた。その結
果、雨具の表面、すなわち雨にさらされる部分を吸水性
の材料から形成して雨具に付着した雨を該吸水性材料に
積極的に吸わせると、雨具に付着した雨が滴れ落ちるこ
とがなくなるか又は少なくなり、上記した従来の雨具に
おける種々の欠点を解消できることを見出して本発明を
完成した。したがって、本発明は吸水性の雨受は層およ
びその下部の防水層を有することを特徴とする吸水性雨
具である。 [0005]上記した本発明の吸水性雨具では、雨具に
付着した雨が防水層の上に設けた吸水性雨受は層によっ
て吸収・保持されることにより、雨具に付着した雨が滴
り落ちることがなくなるか又は少なくなり、その結果、
周囲を濡らすという問題、雨具についた雨をよく払って
から、または滴の垂れる雨具をプラスチック袋等に入れ
てから車中に持ち込まなけれはならないというような従
来の雨具における欠点を生じない。雨具の雨に曝される
部分、すなわち雨受は層を吸水性にするという本発明の
技術思想は、雨具の表面部分を防水性および/または撥
水性の素材から形成して着用者や荷物等の雨濡れを防ぎ
且つ雨具への雨の浸み込みをできるだけ少なくするとい
う、従来の雨具の基本をなす技術思想と著しく相違する
新しい発想に基づくものであって本発明に特有のもので
ある。本発明の雨具は、雨濡れ防止を目的として使用さ
れるのであればその使用対象はいずれでもよく人間用の
雨具に限定されない。本発明の雨具は、例えば人間、動
物(特にペット類)、荷物、器具類等の雨濡れ防止のた
めに使用することができる。 [00061本発明の雨具において、吸水性雨受は層は
、雨をよく吸い、吸った雨をかなりの量で保有すること
ができて滴下させず、且つ雨具として使用できる一定の
大きさの形状を有するものであればいずれでもよいが、
その基本構造はシートおよび板状であるのが望ましい。 吸水性雨受は層は、例えば綿やその他の吸水性の繊維か
らなる編織物、不織布(特に高吸水性の綿パイル布等)
;紙おむつ等で汎用されている高分子吸収体;紙;無機
および有機の他の多孔質体(例えば物理化学的に親水性
、保水性を付与したポリウレタンフォーム、ポリエチレ
ン多孔質体等の連続気泡多孔質体、その他のスポンジ、
多孔性粒子等)などの吸水性材料から形成することがで
きる。そして吸水性材料単独では雨受は層として使用で
きる形状にならない場合には、吸水性を損なわないよう
にして結合剤で結合したり、または雨をとおす他の材料
で包んだり覆ってシートや板等の一定の形状にして吸水
性雨受は層とするのがよい。また、吸水性雨受は層は一
種類の吸水性材料のみから形成しても、または複数の吸
水性材料を積層、混ぜ合わせ等の任意の方法によって組
み合わせて形成してもよい。複数の吸水性材料を組み合
わせる例としては、例えば上層を吸水性の強い材料から
形成し、その下に保水性の層を設ける場合を挙げること
ができる。また、吸水性雨受は層は、平坦であってもま
たは凹凸形状であってもよいが、凹凸を設けておくと、
雨を受ける面積が増加したり吸水能力を増加させること
ができる。吸水性雨受は層を凹凸形状にする場合は、そ
の凹凸形状は任意の形状とすることができ、例えば、多
数の頂部のとんがった又は平坦な山伏凸起の間に谷部が
溝状に縦横、または斜めに走っている形状としても、任
意のモザイク模様の凹凸形状とすることができる。 [00071更に、本発明の雨具では、吸水性雨受は層
の下部に防水層を設けるが、防水層は吸水性雨受は層が
吸収した雨を下方に通さないものであればいずれでもよ
い。この防水層はほぼ半永久的に使用できる材料から形
成しても、または本発明の雨具が使用される間だけ(例
えば1日間程度)雨の下部への浸透を防ぐことができる
ものであってもよい。また防水層は、柔軟な材料、半硬
質材料または硬質材料のいずれから形成されていてもよ
い。防水層は、例えば、プラスチック、プラスチック含
浸布、ゴム、ゴム引き布、シリコーン油、フッソ化炭化
水素、パラフィン等の撥水性材料、金属、木材等から形
成することができ、それらの材料から任意の形状および
寸法にすることができる。そのうちでもフィルム、シー
ト、板、片、トレー状の形状にしたものが好ましい。 [0008]吸水性雨受は層および防水層は、各々連続
した一枚の材料から形成されていても、または複数の片
を任意の手段により結合、連接したものであってもよい
。吸水性雨受は層および防水層の両方が柔軟な材料から
形成されているときは、そのままで任意の形状に折り畳
むことが可能である。一方、吸水性雨受は層と防水層の
両方または一方、特に防水層が硬質の材料から形成され
ている場合は、本発明の吸水性雨具を複数の片を結合し
た形状としてその結合部で吸水性雨受は層が内側になる
ように折り畳み可能にしておくのがよい。そうすること
によって、硬い吸水性雨具であっても、コンパクトに折
り畳むことができて収納に便利である。しかも、その場
合は、折り畳み時に外側になる硬い防水層が内側になる
雨を吸った吸水性雨受は層を圧縮し、その結果、吸水性
雨受は層に含まれている雨水を折り畳みと同時に雨具か
ら絞ることができる。折り畳み形状は、例えば2枚の雨
具片をその一端で互いに連結してその連結部で折り畳み
可能にした形式、すだれ状の巻′き込み型の折り畳み形
式、扇や傘にみるような折り畳み形式にすることができ
る。また折り畳み手段としては、従来から知られている
いずれの手段も採用できるが、硬質の材料を用いて折り
畳み形式にした場合は、開いたときに逆の方向に曲がっ
たり反ったりしないようにしておいたり、または任意の
角度で止められるものとすることができる。 [0009]また、防水層と吸水性雨受は層とは互いに
着脱自在に設けても、固着して一体に設けてもよい。両
者を着脱自在に設ける場合には、ファスナー、スナップ
、マジックテープR、ビン留め、その他の既知の着脱自
在手段を採用することができる。また、吸水性雨受は層
に防水層を固着して設ける場合は、プラスチックやゴム
等の防水性材料や撥水性材料を塗布、押出被覆、その他
の適当な手段により防水性薄膜層として吸水性雨受は層
の下部に設けることができる。またはプラスチック、ゴ
ム、金属、木材等のフィルム、シート、板、片等の防水
性材料を、接着剤、熱融着、溶剤融着、機械的接合等の
適当な接合手段によって吸水性雨受は層に接合してもよ
い。防水性のフィルム、シート、板、片等を吸水性雨受
は層に接合させるに際しては、全面接合(接着)または
点接着や線接着にみるような部分接合(接着)によって
行うことができる。 [00103更に、本発明では、防水層をプラスチック
やゴム等から形成したトレーのような凹状容器にするこ
ともでき、その場合は防水性トレー等の容器の凹部に吸
水性材料からなるシートや板等を吸水性雨受は層として
単に置くだけで本発明の吸水性雨具を形成することがで
きる。その場合に、防水層を寸法を多少異ならせた2枚
のトレー形状としておき、その2枚のトレーの一端部で
互いに折り畳み可能に連接し、トレーの内部に吸水性雨
受は層を取り付けておくと、収納に際して折り畳む時に
、寸法の大きい一方のトレ一部に寸法の小さい他方のト
レーが入り込むようになり折り畳み時の厚さを薄くする
ことができると共に、折り畳み時の圧縮作用によって内
部の吸水性雨受は層が圧縮されて吸水性雨受は層の吸っ
た雨水を絞ることができる。 [00111また、本発明の吸水性雨具では、特に吸水
性雨受は層の側面周囲を防水層で包囲するようにしてお
くと、吸水性雨受は層が多量の雨を吸収した場合にその
側面から雨が漏れるのを防止でき好ましい。その場合に
防水層は給水性雨受は層の側面周囲に単に立ち上がらせ
て包囲するようにしても、または給水性雨受は層の端部
上部を包みこむように防水層の端部を給水性雨受は層の
方にまで折り曲げて取り付けてもよい。また、吸水性雨
受は層を溝付の凹凸を有するスポンジ等のようなある程
度の厚みのある材料から形成した場合には、その吸水性
雨受は層の周囲ぐるりを凸部で包囲しておくようにする
と、吸水性雨受は層の周囲からの雨漏れを防ぐことがで
きる。 [00121本発明の吸水性雨具は、吸水性雨受は層お
よび防水層として使用する材料、そのうちでも特に吸水
性雨受は層として使用する材料、が耐久性材料(例えば
綿等の吸水性繊維からなる布、スポンジ等)からなる場
合は、雨受は層の穀雨量および雨保有量が飽和またはそ
れに近い状態になった時点で、乾燥、または洗濯・乾燥
、絞ることによって、再度吸水性を回復させて何回も繰
り返し使用することができる。また、吸水性雨受は層お
よび防水層として使用する材料、特に吸水性雨受は層と
して使用する材料、が耐久性の乏しい材料やそのままで
は再利用できない材料(例えば高分子吸収体、紙等)か
らなる場合は、所定期間使用して雨受は層の吸水能力が
飽和またはそれに近くなった時点、あるいは雨受は層や
防水層が破損した時点で廃棄することもできる。また、
吸水性雨受は層と防水層とが互いに着脱自在になってい
る雨具では、一方を使い捨て材料から、そして他方を耐
久性材料から形成することでき、その場合は使い捨て材
料の方のみを新たに取り換えて他方の耐久性材料の方に
取り付けて再使用することもできる。 [0013]更に、本発明の吸水性雨具は、雨受は層を
吸水性にし且つその下部に防水層を設けるという基本構
造を失わない限り、他の構成要素を備えていてもよい。 例えば、本発明の雨具を冬期に使用する場合は、雨を吸
収した両受は層の冷たさが防水層を通して着用者に伝わ
らないようにするために、防水層の下部に断熱層や保温
層を設けることができる。また、吸水性雨受は層に着色
や模様等を任意の方法により施すこともできる。また、
雨具に付着した雨の滴り落ちの防止が可能である限りは
、吸水性層を防水層の上部全面に設けず、部分的に設け
てもよい。このような例としては、吸水性層を任意の模
様状に防水層の上に部分的に設けたり、また防水層を透
明なプラスチックシートから形成しその上の吸水性層の
一部を欠落させておいて透明部分を残しておき、その透
明部分を通して雨具をかぶせた荷物等の文字を透視でき
るようにしたり、雨具を頭からかぶった場合に前方が見
えるようにしておくことができる。 [0014]本発明の吸水性雨具は、フロシキ、板等の
ような平坦なシート形状のままで、ケープ、マント、合
羽、帽子等の形状にして、荷物等にかぶせることのでき
る底のない袋や容器等の形状にして、上記したトレー形
状にして、または上記したように折り畳み可能な構造と
しておくことができる。例えば、シート形状にした場合
は、その対向する二対の辺のうちの少なくとも一対の辺
にマジックテープR、ホック、スナップ等の着脱可能な
係合手段を取り付けておくと、該シートで荷物等を覆っ
た場合に荷−物をシートで包囲することができ、配達時
のシートの落下等を防止できる。また、シートの少なく
とも2つの隅に上記した着脱可能な係合手段を取り付け
ておくとシートを荷物等にかぶせて利用する雨具として
だけでなく、人間の着用できるマントまたはケープ状の
雨具とすることもできる。また、本発明の雨具をケープ
、マント、合羽、袋、容器、上記した折り畳み形状に初
めからしておく場合にも、上記した係合手段を取り付け
ておくと便利である。 [00151更に、本発明の雨具を防水性のトレーとそ
の底部に置いた吸水性材料から構成する場合は、例えば
宅配車から降りて荷物を配達する際に、吸水性材料を底
に置いたトレーを荷物の上に載せて配達し、配達終了後
はそのまま車に載せて、または折り畳み可能な場合は折
り畳んでおくと便利である。本発明の雨具は雨に長時間
溝れることは少ないものの車への乗降頻度が多く、乗降
のたびに雨に濡れた雨具を車内に持ち込まなければなら
ない、例えば宅配便や郵便の配達員や収集者等が使用す
るのに特に適している。そして、それらの人々が本発明
の雨具を着用したり、またその配達や収集する荷物や郵
便物等に対して本発明の雨具を使用した場合には、雨具
に付着した雨を吸水性層が吸って保持するために、水滴
となって滴り落ちることがなくなり、車内や荷物等を濡
らすことがなくなる。 [0016]本発明の雨具の両溝れの程度が少ない場合
は、本発明の雨具を着用したまま車に乗ったり運転をす
ることかでき、または脱いだり折り畳みして車内の適当
な場所にそのまま置いておくことができる。また雨具の
濡れ具合が多い時は、人間が着用した場合および荷物用
の保護雨具として用いた場合のいずれの場合も、防水層
が外側になるようにして小さく畳んだり丸んで、または
折り畳みと同時に絞って車内の適当な場所に置いておく
ことができる。したがって、本発明の雨具を使用した場
合には、雨具から落ちる滴によって車内や荷物等を濡ら
すという欠点がないばかりか、雨具についた雨をよく払
ってから車中等に持ち込むという手間、並びに滴による
濡れ防止のために雨具を別に用意したビニールの袋等に
わざわざ入れてから車内に置くというような従来の雨具
におけるような手間が不要になり、雨具の取り扱いが極
めて簡単に行え、しかも時間の節約にもなって、多忙を
極める宅配便や郵便物の配達者、収集者にとって非常に
便利である。更に、本発明の雨具を上記したように折り
畳みと同時に絞ることが可能な構造とした場合は、吸水
性雨受は層が吸った雨水を極めて簡単に絞ることができ
て便利である。 [0017]上記のように、本発明の雨具は宅配便や郵
便物の配達者、収集者等の車両への乗降頻度に極めて多
い人々や物に使用するのに特に適しているが、勿論それ
らに限定されるわけではなく、上記した従来の雨具の欠
点を解消する必要がある場合にはいっでも使用できる。 更に、本発明の雨具は、雨具として使用する以外に、雨
具と同様な状況下で使用される防水具としても使用でき
、そのような例としては水を扱うことの多い箇所(例え
ば炊事場、魚市場、洗車時等)での使用を挙げることが
できる。以下に、本発明の雨具を図により具体的に説明
するが、本発明は勿論それにより限定されない。 [0018]
【実施例】図1は、本発明の雨具の基本的な層構造を示
す図であり、綿布、スポンジ、高分子吸収体等の吸水性
材料からなる吸水性雨受は層1の下部にプラスチックシ
ートからなる防水層2を設けである。ここで、吸水性材
料としえ高分子吸収体を使用する場合は、その散逸を防
止するために高分子吸収体を紙等の適当な水透過性材料
で覆って使用するのがよい。 [00191図2および図3は、フロシキ状の形状をし
た本発明の雨具であり、図2はその全体図、図3は断面
図である。このフロシキ状雨具では吸水性シートかなら
る両受は層3とその下部の透明なプラスチックシート防
水層4とが接着剤または熱融着によって一体に結合して
いる。両受は層3の側面周囲には例えばロープ5を張り
巡らせてそのロープを防水層4で包みこむようにして両
受は層の側面周囲を防水層で包むようにすると両受は層
の側面からの雨漏れを防止できる。更に、このフロシキ
状雨具の防水層部分の例えば4つの辺の中央部および4
隅にマジックテープR等の適当な係合手段を設けること
ができ、この係合手段を亙いに係合させることによって
このフロシキ状雨具を荷物等にかぶせた場合および人間
がかぶった場合に雨具の脱落を防止することができる。 [00201図4は、雨に特に濡れ易い肩を保護するよ
うにした首部6を有するケープ状の雨具である。このケ
ープ状の雨具では両受は層7の側面周囲およびその端上
部を下の防水層8の端で包みこんであり、給水性両受は
層側面周囲からの雨漏れを防止することができる。また
、ケープの打ち合わせ部分には着脱が簡単に行えるよに
、マジックテープR等の係止手段9を設けである。 [00211図5は、マント状にした本発明の雨具であ
る。マントの表面は、綿布、スポンジ、高分子吸収体等
の吸水性材料からなる吸水性の両受は層10からなり、
その下部にプラスチックシート、ゴム、ゴム引布等から
なる防水層10がある。防水層11の下部にはさらに断
熱・保温層12を設けてあり、吸水性雨受は層lOの冷
たさが直接着用者に伝わらないようになっている。吸水
性雨受は層10とその下部の防水層11とは全面接合に
より取り付けられていても、または例えばキルテイング
状に線接合してあってもよい。また防水マントの脱落を
防止するためにマジックテープR等の留め具13を取り
付けてもよい。 [0022]図6および図7は、高足状にしたプラスチ
ック製のトレー14からなる防水部の底に吸水性シート
または板15を配置した本発明の雨具であり、図6はそ
の全体図、そして図7は縦断面図である。雨の中を荷物
等を配達する際に荷物の上にこの図6および図7で示さ
れる雨具をそのまま載せて配達すると、荷物の濡れを防
止することができる。配達後は車両に持ち帰って適当な
場所にそのまま置いておくだけでよい。またプラスチッ
クトレーの適当な場所にはその搬送が容易なように手掛
けけ穴等を設けておいてもよい。 [0023]図8は、2つに折り畳み可能な本発明の吸
水性雨具であって、方形の防水板16と、それよりやや
小さめの防水板17をヒンジ18によって互いに開閉可
能に接合しである。該2つの防水板16.17には、ヒ
ンジ18を設けた辺を除く残りの3つの辺には各々側壁
を巡らせてあって、雨具を閉じたときに小さい方の防水
板17が大きい方の防水板16の内側に嵌合するように
なっており、側部からの水漏れを防ぐことができる。ま
た防水板16.17の内側には吸水性スポンジ19が取
り付けてあり、吸水性スポンジ19は縦横に走る溝部分
20(図で黒色の部分)と多数の凸部21 (図で白色
の部分)を有しており、スポンジ19の周囲は側面から
雨水が漏れないように連続した凸状部22になっている
。 必要に応じて、この雨具には持ち運びが容易なように取
手23等を設けておくと便利である。この折り畳み雨具
では開いた時に平坦な板状になり反対側に反らないよう
にヒンジ留めされている。この雨具の使用時には、開い
て荷物等の上に載せて吸水性スポンジ19層に雨を吸収
させつつ荷物等の雨漏れを防ぐ。使用が終わったときに
折り畳むと同時に防水板16.17によって両者に取り
付けたスポンジ19が圧縮されて、スポンジに含まれて
いる雨水が絞り出される。図8の雨具は2つ折りになっ
ているが、2つ折りに限定されず雨具の大きさや形状に
応じて3つ折り以上にすることもできる。また、スポン
ジの凹凸は図8に示した形状に限定されず、凹状溝が斜
めやモザイク状等の任意の形状で走っている凹凸形状で
あってよく、また更にその吸水能力を更に増加するため
にスポンジの白部分の中に各1個又は2個以上の凹部を
設けておいてもよい。 また、吸水性雨受は層はスポン
ジに限らず、上記したような吸水性材料からなり、且つ
凹凸を形成し得るものであればいずれでもよい。 [00241図9は、すだれ状に巻込み可能にした本発
明の吸水性雨具であり、この雨具では防水層24が外側
に、そして吸水性雨受は層25が内側になるように巻き
込み可能になっている。この巻込式の雨具では開いたと
きに反対方向に反ったり曲がったりするのを防止し、且
つ雨具の巻込みを可能にする任意の開閉手段26を設け
てあり、この開閉手段26は雨具に固着したままでも、
取り外し可能であってもよい。この巻込式雨具の場合は
、巻込みと同時に吸水性雨受は層25が圧縮されて吸水
性雨受は層に含まれている雨水が絞り出される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の雨具の基本的な層構造を示す図である
【図2】フロシキ状の形状をした本発明の雨具の全体図
である。
【図3】フロキシ状の形状をした図2の雨具の断面図で
ある。
【図4】ケープ状の本発明の雨具である。
【図5】マント状にした本発明の雨具である。
【図6】プラスチック製のトレーからなる防水部の底に
吸水性シートまたは板を配置した本発明の雨具の全体図
である。
【図7】図6の雨具の縦断面図である。
【図8】2つに折り畳み可能な本発明の吸水性雨具であ
る。
【図9】すだれ状に巻込み可能にした本発明の吸水性雨
具である。
【符号の説明】
1 吸水性雨受は層 2 防水層 3 吸水性雨受は層 4 プラスチックシート防水層 5 ロープ 6 首部 7 両受は層 8 防水層 9 係止手段 10 吸水性の両受は層 11 防水層 12 断熱・保温層 13 留め具 14 トレー 15 吸水性シートまたは板 16 防水板 17 防水板 18 ヒンジ 19 吸水性スポンジ 20 溝部分 21 凸部 22 凸状部 23 取手 24 防水層 25 吸水性両受は層 26 開閉手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸水性の雨受け層およびその下部の防水層
    を有することを特徴とする吸水性雨具。
JP2418027A 1990-11-29 1990-12-21 吸水性雨具 Pending JPH04209806A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2418027A JPH04209806A (ja) 1990-11-29 1990-12-21 吸水性雨具

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32578390 1990-11-29
JP2-325783 1990-11-29
JP2418027A JPH04209806A (ja) 1990-11-29 1990-12-21 吸水性雨具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04209806A true JPH04209806A (ja) 1992-07-31

Family

ID=26571946

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2418027A Pending JPH04209806A (ja) 1990-11-29 1990-12-21 吸水性雨具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04209806A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010174386A (ja) * 2009-01-27 2010-08-12 Chugoku Electric Power Co Inc:The 保護具
JP2018064920A (ja) * 2016-10-19 2018-04-26 美香 和田 背負い鞄に取り付ける収納袋
WO2022264917A1 (ja) * 2021-06-14 2022-12-22 株式会社Mtg 電気刺激フィットネスウェア

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010174386A (ja) * 2009-01-27 2010-08-12 Chugoku Electric Power Co Inc:The 保護具
JP2018064920A (ja) * 2016-10-19 2018-04-26 美香 和田 背負い鞄に取り付ける収納袋
WO2022264917A1 (ja) * 2021-06-14 2022-12-22 株式会社Mtg 電気刺激フィットネスウェア

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6212711B1 (en) Mat for clothing change and carry
US5427834A (en) Waterproof textile
CA2704566C (en) Lightweight absorbent body bag
US6250829B1 (en) Lotion applicator and enclosure
US5615769A (en) Sports ball bag
US5062157A (en) Headband towel
US4964176A (en) Leg rain protector
CA2650491A1 (en) Golf towel and golf towel assembly
US7191925B2 (en) Clean carry apparatus
US7024721B2 (en) Cleaning mat with a plurality of disposable sheets
US20020032943A1 (en) Double sided cleaning pad mitt with sealed package
US20060075592A1 (en) Foldable lotion applicator and pad therefor
US20190380460A1 (en) Multi-Functional Seat Cushion Carrying Assembly
US20060207046A1 (en) Powder applicator
US4605017A (en) Permanent wave cape
US20220338573A1 (en) Umbrella Holding Coat Device
US5398424A (en) Towel having a protective covering for use in wet weather
JPH04209806A (ja) 吸水性雨具
US6786666B1 (en) Fabric lotion applicator
US5361564A (en) Horse leg net
US20040073985A1 (en) Convertible cushion and method of using same
CN206507008U (zh) 一种宠物包
KR200475054Y1 (ko) 방수가방
US20060013844A1 (en) Facial cosmetic devices and systems
US20220378161A1 (en) Configurable towel/bag assembly