JPH04207856A - 電子郵便の自動引受装置 - Google Patents

電子郵便の自動引受装置

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JPH04207856A
JPH04207856A JP2339620A JP33962090A JPH04207856A JP H04207856 A JPH04207856 A JP H04207856A JP 2339620 A JP2339620 A JP 2339620A JP 33962090 A JP33962090 A JP 33962090A JP H04207856 A JPH04207856 A JP H04207856A
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JP2339620A
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Kazuhiko Abe
和彦 阿部
Hokoshi Shiyouji
庄司 戈止
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ ゛この発明は、例えば慶祝文や弔慰文などの顧客の依頼
に応じた原稿を自動的に引受けて宛先郵便局等にファク
シミリ送信(以下、FAX送信という)する電子郵便の
自動引受装置に関するものである。
[従来の技術] 最近、顧客の要望に応じてFAX送信を利用してなる新
しいサービスが普及している。
中でも、例えば郵便局においては、所定の原稿用紙に例
えば顧客が手書きした慶祝文や弔慰文などの原稿を引受
けて宛先郵便局にFAX送信し、この宛先郵便局で受信
された慶祝文や弔慰文などのFAX内容に応じて、顧客
の選択による特別にデザインされた専用の用紙(台紙)
に写し換え、さらに、この用紙をデザインされた専用の
封筒に入れて配達するようにした″レタツクス″と称さ
れる電子、郵便によるサービスが注目されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記した従来の電子郵便による配達サー
ビスにあっては、特に、引受郵便局において、顧客から
依頼された原稿用紙を郵便局の局員が窓口で受は取り、
その原稿内容に応じて局員が用途等を判断して宛先郵便
局にFAX送信しているのが現状である。
そして、料金の支払もまた、送信原稿の枚数に応じて局
員の請求または顧客の判断により手払いで支払っている
ために、送信手続きが面倒で、しかも、顧客の依頼によ
る局員等の負担も太きいといった問題があった。
[発明の目的コ この発明の目的は、FAX送信による送信手続きを顧客
側で容易に行うことができるようにした電子郵便の自動
引受装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段) 上記した課題を解決するために、この発明は、原稿挿入
口に挿入された原稿を取り込む原稿取り込み手段と、こ
の取り込み手段で取り込まれた原稿゛を目的層の原稿受
信手段にファクシミリ送信する原稿送信手段とを具備し
た電子郵便の自動引受装置であって、前記目的層の原稿
受信手段が受信不能の際に、発信局である自局の原稿受
信手段にファクシミリ送信する手段を設けてなる構成と
したものである。
また、この発明は、前記目的層の原稿受信手段が受信不
能の際に、目的層の事務用電話番号に自動発呼する手段
を設けてなる構成としたものである。
[作  用] すなわち、この発明は、目的層の原稿受信手段が紙切れ
や回線不良等による障害より受信不能の際に、発信局で
ある自局の原稿受信手段にファクシミリ送信するように
なっているために、発信局である自局の担当者に未送信
が確認可能になり、その担当者が目的層の担当者に電話
等で連絡することにより、送信未完が防止され、送信完
結が早期にかつ確実に行われる。
゛また、このような目的層の原稿受信手段が受信不能の
際に、目的層の事務用電話番号に自動発呼し、その通話
を音声合成音により行うようになっているために、目的
層の担当者への受信不能状態の連絡が容易に行える。
[実 施 例] 以下、この発明を図示の一実施例を参照しながら詳細に
説明する。
第2図は、この発明に係る電子郵便の自動引受装置の全
体的な外観を示すもので、図中1は装置本体である。
この装置本体lには、上部前面に配置した原稿挿入口2
と、片側上面の手前側に配置した硬貨投入口3及び前面
片側に配置した紙幣投入口4からなる料金投入口とが設
けられていて、その上面には、CRTからなる画面表示
手段としての画面表示部5が形成されているとともに、
この画面表示部5は、タッチパネル5aを備えている。
このタッチパネル5aは、例えば静電容量タイプや赤外
線タイプ、あるいは電磁誘導タイプなどの方式がらなり
、顧客の操作はすべて画面タッチで行われるようになっ
ている。
なお、図中6は前記装置本体1の硬貨投入口3の近傍に
配置した料金返却ボタン、7は同じく前記硬貨投入口3
の近傍に配置した原稿緊急返却ボタン、8は前記紙幣投
入口4の下方に配置した料金返却口、9は前記原稿挿入
口2の下方に配置した領収書等の支払確認書の発行口で
ある。
そして、第3図は、前記装置本体1内に内蔵された電子
郵便の自動引受システムを構成する自動引受ユニット1
0の全体構成を示すブロック図である。
この自動引受装置ユニット10は、パーソナルコンピュ
ータ(以下、パソコンと略記する)等のコントロール機
器2oからなる制御手段を備え、このコントロール機器
20には、前記CRT画面表示部5が接続されていると
ともに、その制御部であるポート21には、前記画面表
示部5のタッチパネル5aが接続されている。
゛また、前記コントロール機器20は、スピーチ回路3
1が組み込まれたFAX送信手段としてのFAX送信部
30と、全てのソフトを作動させるデータ記憶手段とし
てのハードディスク4oとで構成され、このハードディ
スク40には、ソフト41、データベース42、記憶デ
ータ43が入っている。
前記ソフト41はプログラムそのものであり、またデー
タベース42には、約5,500局の全国の郵便局の郵
便局名と郵便番号と、当該郵便番号に該当する郵便局の
FAX番号が入っている。
前記記憶データ43は、顧客からの原稿データをそのま
ま記録して、再送信が必要な場合に呼び出され、目的局
(相手局)に確実に着信した状態の信号を受けて、通常
は局員の操作により破棄されるようになっている。
この場合、前記記憶データ43に記録された顧客からの
原稿データは、一定の期間後に自動的に破棄される。
さらに、前記ポート21には、原稿取り込み手段である
FAX原稿読み取り部50と、投入料金判別手段である
金銭処理部60と、書類発行手段である書類発行部70
とがそれぞれ接続されて制御されるようになっている。
前記FAX原稿読み取り部50は、第4図及び第5図に
示すように、装置本体1の原稿挿入口2に設けた入口紙
センサ51と、この入口紙センサ51の下流側に設けた
取り込み口紙センサ52と、前記原稿挿入口2から挿入
された原稿用紙1. OOを巻取るプラテンローラ53
と、このプラテンローラ53を正逆回転させるモータ5
4と、前記プラテンローラ53上に巻取られた原稿用紙
100の原稿を読み取る密着型のイメージセンサ500
とから構成されている。
すなわち、前記原稿用紙100が入口紙センサ51を通
過すると、54モータが起動して、プラテンローラ53
が回転する。
このプラテンローラ53の回転により、原稿用紙100
が取り込まれると、その原稿用紙l○0の取り込み状態
を前記取り込み口紙センサ52で検知する。
そして、前記原稿用紙100の最終端が入口紙センサ5
1を通過した時点で、モータ54の回転を停止し、原稿
用紙100の先端部をプラテンローラ53に噛み込ませ
た状態を維持して巻取りを一時停止し、原稿返却ボタン
7の操作による原稿返却、2枚目の原稿用紙100の挿
入による取り込み、または原稿の取り込み終了の指令が
あるまで待機する。
このとき、前記イメージセンサ500を通過した分の原
稿用紙100の原稿の一部記載情報は、そのまま読み取
られてハードディスク40の記憶データ43に格納され
、−旦保存されるようになっている。
この状態で、2枚目の原稿用紙100が挿入されて、そ
の先端部が入口紙センサ51を通過すると、前記モータ
54の再起動によるプラテンローラ53の回転により、
先に挿入された1枚目の原稿用紙100を取り込み、残
りの原稿の記載内容がイメージセンサ500により読み
取られながら装装置本体1内の図示しない収納部に、1
枚目の原稿用紙100が収納されようになっているもの
で、2枚目以降の原稿用紙100も同様にして取り込ま
れる。
また、この場合に原稿用紙100の返却要因があれば、
例えばモータ54が逆回転し、原稿用紙100は、入口
紙センサ51の上流側の原稿挿入口2へ返却される。
ところで、前記密着型イメージセンサ500は、発光部
(LED ARRAY)501と、受光部(ROD  
LENS  ARRAY)502とでスキャナヘッドを
構成し、プラテンローラ53上に巻取られた原稿用紙1
00上に発光部501から照射された反射光を受光部5
02で受光して、センサ部(SENSOR)503にお
いて電荷の蓄積が行われるようになっている。
このセンサ部(SENSOR)503の電荷の蓄積は、
第6図に示すように、アナログスイッチ504及びシフ
トレジスタ(SIFT  REGI−3TER)505
を介してアナログ的に行われ、その後、アナログスイッ
チ(ANALOG  5W−ITCHES、)504及
びシフトレジスタ505にパルス信号(SI)及びクロ
ック信号(CL K)の制御信号を与えることにより、
増幅器(AMP)506を介して光出力信号(S I 
G)をコンパレータ507に入力して比較電圧値V。と
比較調整し、読み出しデータを黒レベルから白レベルま
でのアナログ量として出力するようになっている。
ここで、読み出しデータを白黒2値として取り出す場合
、第7図から第9図に示すように、原稿用紙1ラインの
読み出し時間(電荷蓄積時間)の基準を5m5ecに設
定すると、白レベルは約2V付近、黒レベルは約Ov付
近であり、コンパレータ507の比較電圧値V。をO〜
2Vの間に設定することによって、白黒2値データとす
ることか可能になる。
また、コンパレータ507の比較電圧値V0を可変すれ
ば、白黒2値の判定点を変化させることも可能になる。
すなわち、電荷蓄積時間が5m5ecのとき、白レベル
の出力電圧は、約2vであるが、この電荷蓄積時間を変
化させることによって出力電圧は変化する。
したがって、電荷蓄積時間を変化させることによって、
コンパレータ507の比較電圧値■。を一定としたまま
で白黒2値の判定点を可変させることが可能になるもの
である。
これによって、読み込み時間をソフト変更することによ
り、ハード側を変えることなく白黒区分値の微調整が容
易に行える。
一方、このような密着型イメージセンサ500におって
は、第10図に示すパルス信号(SI)及びクロック信
号(CL K)によるデータの読み出しタイミングによ
って、単色イメージデータを8ビツト変換した際、lラ
インのデータ量は、版サイズがA4版において1728
ドツト(8ドツト/バイトで216バイト)、1ライン
のデータ読み出し周期は5 m5ec、またCLKの周
波数は500に比である。
すなわち、1ラインのデータを読み出すための時間は、
センサ部503の電荷蓄積時間であり、5m5ecを基
準としているが、500KHzのCLKで1728個の
データを読み出す時間は、11500によX1728 =3.456m5ec となり、実際には、3.456 m5ecでデータの読
み出しを行うことができ、第11図に示すように、その
余りの時間でデータ圧縮を行うことが可能になる。
このように、取り込みイメージデータの圧縮を1ライン
毎に電荷蓄積時間を利用して行うことにより、従前のよ
うな圧縮のための時間を省略することが可能になり、特
に全て白色の場合には、1ラインの最大圧縮量か216
バイトがら2バイト(1/180)に圧縮することがで
きる。
これによって、1ラインについて最も発生頻度の非常に
高いデータを電荷蓄積時間を利用して圧縮するように設
定すれば、1/3〜1/4の圧縮が可能になり、データ
読み出し動作の高速化が確実に図れる。
さらに、読み出し信号(S I G)は、上記したよう
に、黒レベルから白レベルまでのアナログ量として出力
され、このときの白レベルの電圧は2■、黒レベルの電
圧は○Vの出力となる。
しかも、1ラインのデータ読み出し周期(電荷蓄積時間
)は、パルス信号(SI)の周期であることから、電荷
蓄積時間が変化すると、得られる出力電圧も変動する。
ところが、上記したイメージセンサ500にあっては、
スキャナヘッドを構成する発光部501のLEDや受光
部502のレンズの汚れ、あるいは発光部501のLE
Dに流れる電流の変動等によって、電荷蓄積時間が5m
5ecに設定されていても、白レベルで2vの出力電圧
か得られない場合がある。
そこで、この発明では、白レベルが常に2vの出力電圧
を得られるように自動補正を可能にしている。
このような自動補正回路の構成は、第12図に示すよう
に、校正用の白紙の取り込みによるイメージセンサ50
0のスキャナヘッドからの波形出力信号(SIG)をA
/D変換部508に入力し、ディジタルデータに変換す
る。
このディジタルデータをCPU509によって2■と比
較処理して、パルス信号の発生器510でパルス信号(
sr)を発生させ、このパルス信号をイメージセンサ5
00に投入するようになっている。
このとき、データ値が2vに満たない場合には、電荷蓄
積時間(SIの周期)を延ばし、また逆に、2vを越え
る場合には、電荷蓄積時間を短縮してなるものである。
このように、Slの周期を可変する二とにより、白レベ
ルの出力電圧を2vに調整し、その出力電圧が2■にな
ったところで、校正用の白紙を排出させてなるものであ
る。
この場合、原稿用紙100の1ライン目は必す白紙とな
っていることから、このときの出力波形が2vとなるよ
うに1ラインの読み出し時間(電荷蓄積時間)を自動調
整することによって、同じ濃度のデータ読み出し電圧を
常に一定にしているものである。
また、スキャナヘッドを校正する他の方法としては、例
えば原稿用紙1’OOの上端部に黒色と白色の帯状部を
形成し、スキャナヘッドが最初の黒色部を感知するよう
にして、その次に来る白色部の読み出し電圧が一定値(
2V)になるようにパルス信号(SI)の幅を調整する
ことにより行うことも可能である。
これによって、スキャナヘッドを校正する場合に、原稿
用紙の原稿の読み込み直前に毎回校正が可能になり、従
前のように、校正専用の用紙を定期的に挿入する必要が
ないために、原稿の読み取り品質を一定に保つことがで
きる。
一方、前記金銭処理部60は、硬貨選別機61と紙幣選
別機62とで構成され、前記装置本体1の硬貨投入口3
及び紙幣投入口4の料金投入口から投入された料金の金
額を判別し、必要に応じて釣り銭を料金返却口8に返却
し得るようにした金銭の清算処理を行うようになってい
るもので、将来°的にはプリペイドカードの使用も可能
にしている。
さらに、前記書類発行部70は、プリンタ71とプリン
タ制御回路72とで構成され、−回の料金の支払を確認
する領収書等の支払確認書を前記装置本体lの発行口9
に発行してなるとともに、ジャーナルの機能を有してい
る。
なお、図中80はDC11源からなる電源装置である。
この電源装置80は、無停電装置81を介して電源に接
続されるようになっている。
次に、この発明に係る電子郵便の自動引受システムを、
第13図以下に示す図面に基づ゛ていて説明する。
第13図は所定の版サイズ、例えばA4版またはA5版
の指定された原稿用紙100を示し、第14図は装置本
体1の画面表示部5を初期画面状態を示し、第1°5図
は装置本体1に対する顧客側の操作の流れを示すフロー
チャート、第16図(A)及び第16図(B)は装置本
体1の端末機側の操作の流れを示すフローチャートであ
る。
゛すなわち、前記原稿用紙100は、第13図に示すよ
うに、上部100Aに四角形の枠線でそれぞれ囲まれた
宛先記入欄111及び差出人記入欄112等に郵便番号
、住所及び氏名等が記載される第1の記入欄110と、
その下部100Bに所望の文章及び図柄等の内容が記載
される第2の記入欄120との顧客記入欄が設けられて
いる。この第2の記入欄120には、絵柄等の透し模様
が必要に応じて形成され、前記第1の記入欄110とは
、区画線aにより上下に区画されている。
また、前記装置本体1の画面表示部5には、第14図に
示すように、初期状態において顧客の操作順序を促す図
示しない説明文が画面表示され、「やめる」、「すすむ
」等の操作スイッチが設けられている。
そして、このような原稿用紙100の顧客記入欄110
,120に、手書き等により宛先、差出人等の郵便番号
、住所・氏名及び所望の文章及び図柄等を顧客側で予め
記載した後、この原稿用紙100を郵便局等に設置され
た装置本体1の原稿挿入口2に挿入する。
ます、第15図に示すように、顧客側の操作によって、
1枚目の原稿用紙100か装置本体1内に挿入されると
、その原稿の内容が、第16図(A)(B)に示すよう
に、端末機側のFAX原稿読み取り部50のイメージス
キャナによって読み取られ、原稿用紙100の第1の記
入欄110に記載された宛先記入欄111における住所
の記入を判定する。
このような原稿用紙100の宛先記入欄111の未記入
の判定は、原稿用紙100の取り込み時に、宛先記入欄
111を検索して、その中のデータ量の大きさをイメー
ジ的に判定する二とにより行われる。
このとき、原稿用紙100の宛先記入欄111か未記入
で白紙の場合には、取り込みを中止して原稿用紙100
は返却される。
そして、原稿用紙100の宛先記入欄111に住所が記
入されていると判定されると、原稿用紙100の長さが
判定される。
この原稿用紙100の長さの判定は、第13図に示すよ
うに、原稿用紙100のイメージスキャナによる走査ラ
イン数りが、2000ライン以上か否かを判定すること
により行われる。
すなわち、版サイズがA4版の場合には、例えば1mm
に対して8ドツトのライン数でデータを取ると2376
ドツトになり、これによって、原稿用紙100のライン
数りが2000ライン以上の場合にはA4版と判定し、
2000ライン以下の場合にはA5版として原稿用紙1
00の大きさを判定するようになっている。
このようにして、原稿用紙100の大きさが判定される
と、取り込み済の原稿のイメージデータから第1の記入
欄110の宛先記入欄111を判定し、第17図に示す
ように、装置本体1の画面表示部5に原稿用紙100の
第1の記入欄110と、第2の記入欄120の原稿の一
部とを表示する。
すなわち、前記原稿用紙取り込み手段を構成してなる端
末機側のFAX原稿読み取り部50は、第゛4図に示す
ように、装置本体1の原稿挿入口2から原稿用紙100
が取り込まれると、まず、第1の記入欄110における
枠線で四角に囲まれた宛先記入欄111の枠の位置を、
イメージセンサ500によって探す。
つまり、この枠の位置の探索は、第18図に示すように
、取り込み済の原稿の全部のデータを探し出して、宛先
枠の位置だけを見付け、その枠が上にあるのか、下にあ
るのか、あるいは右にあるのか、左にあるのかを判定し
て、これを全データで正規の位置に並べ替え、この正規
の位置の並べ替えが終わったデータから宛先記入欄11
またけを切取る。
このとき、端末機側としては、原稿用紙100を取り込
んだ後に、種々の条件入力だとか、諸々の操作があるが
、これらの操作を経て宛先の住所入力画面に達したとき
に、先程切り取った宛先記入欄111のイメージデータ
を嵌め込んで、前記装置本体1の画面表示部5に住所入
力画面として表示するようになっているものである。
そして、このように第1の記入欄110の宛先記入欄1
11のデータを並べ替えることによって、例えば原稿用
紙100の挿入方向が上下逆に挿入されたりしても、原
稿用紙100を入れ直すことなしに、端末機側で正規な
状態に並べ替えることが可能になる。
また、第1の記入欄110の宛先記入欄111及び原稿
の一部を表示することによって、原稿の挿入方向(斜め
挿入、逆挿入、横挿入など)及び送信内容を確認するこ
とができ、しかも、イメージセンサ500の故障の場合
には、読み取りできないために、真っ黒な画面になり、
これによって、取り込まれる原稿データの確認が容易に
行える。
したがって、原稿用紙100の白紙以外は、装置本体1
の原稿挿入口2に前後方向を逆にして挿入しても、原稿
用紙100の取り込みが容易に行われるものである。
なお、このような原稿用紙100における第1の記入欄
110の宛先記入欄111を探す方法としては、上記し
た宛先記入欄111の枠位置の判定の他に、例えば原稿
用紙100の上端を黒ベタにして、この黒ベタ位置の上
下右左位置を判定することにより並べ替えを行うように
することも可能である。
また、このときに顧客側の操作で緊急返却ボタン7が押
された場合には、取り込みを中止して原稿用紙100は
即時に返却される。
このようにして、1枚目の原稿用紙1o○の取り込みが
終了する。
続いて、顧客側の操作によって2枚目の原稿用紙100
が装置本体1の原稿挿入口2から挿入されると、白紙判
定の位置が変更される。
この白紙判定の位置の変更は、既に1枚目の原稿用紙1
00の第1の記入欄110に宛先等か記入され、2枚目
以降の原稿用紙l○○の第1の記入欄110には宛先等
を記入する必要がないため、第2の記入欄120を白紙
判定するように変更してなるものである。
これによって、2枚目以降の原稿用紙100の第1の記
入欄110に宛先等が記入されていなくでも、第2の記
入欄120に所望の文章及び図柄等の内容が記載されて
いれば、正規の原稿として取り込まれ、その記載がなく
て白紙と判定されれば自動的に返却されるようになって
いる。
このとき、顧客側の画面タッチによる操作で、「やめる
」のスイッチが押されると、2枚目以降の原稿用紙10
0の最終原稿用紙が返却されるようになっている。
このように、2枚目以降の原稿用紙100が取り込まれ
ると、上述したように原稿用紙100の長さの判定が行
われ、この2枚目以降の原稿用紙100が、既に取り込
まれている1枚目の原稿用紙100と版サイズのものと
同じ長さか否かが判定される。
このとき、2枚目以降の原稿用紙100が1枚目の原稿
用紙100と版サイズが異なる場合には、たとえ2枚目
以降の原稿用紙100の第2の記入欄120に原稿が記
載されていても自動的に返却される。
このような1枚目及び2枚目以降の原稿用紙の白“紙判
定位置の変更状態は、第19図に示すフローチャートに
従って行われる。
このようにして、2枚目以降の原稿用紙100が、1枚
目の原稿用紙100と同一版サイズのものと判定される
と、既に取り込まれた前の原稿用紙100の収納を可能
にする。
このような原稿用紙の収納は、第4図に示すように、F
AX原稿読み込み部50において、前の原稿である1枚
目の原稿用紙100が、その先端部の一部をイメージセ
ンサ500で読み込んだ後に、プラテンローラ53上に
噛んだ状態にあり、2枚目の原稿用紙100が挿入され
ると、1枚目の原稿用紙100が収納される。
このような原稿用紙の収納によって、前の原稿である1
枚目の原稿用紙100のデータがセーブされ、枚数がカ
ウントされるようになっている。
ここまでの顧客側の操作としては、1枚目の原稿用紙の
挿入が終わったら、画面タッチによる「やめる」か、「
すすむ」の操作で2枚目以降の原稿用紙の挿入を行い、
「やめる」を押した場合に゛は、プラテンローラ53に
噛み込んだ状態にある最終原稿用紙を返却してなるもの
である。
「すすむ」を押した場合には、原稿用紙の挿入が全て完
了したものとし、装置本体lの画面表示部5には、原稿
の内容が慶祝のものか、弔慰のものか、普通のものかの
用途の選択内容、つまり配達条件が表示される。
このような原稿内容の用途選択は、顧客側で行われ、特
に、慶祝内容のものでは、特別にデザインされた台紙の
選択が行われる。
また、原稿内容が慶祝あるいは弔慰のものでは、配達日
の指定か装置本体1の画面表示部5に表示され、配達日
の指定を可能にし、それ以外は、宛先の郵便番号の入力
画面に変わる。
第20図に示すように、装置本体1の画面表示部5に宛
先の郵便番号の入力画面が表示されると、同時に1枚目
で取り込んだ原稿用紙100の第1の記入欄110にお
ける宛先記入欄111が切り取られ、この宛先記入欄1
11だけを画面表示部5に表示するようになっているも
ので、これによっ゛て、文字認識装置を搭載することな
く、誤入力を防止することが可能になる。
次いで、宛先の郵便番号の入力が終わると、原稿用紙の
挿入枚数、及び慶祝内容における台紙選択等の配達条件
による代金の合計金額が画面表示部5に表示される。
そして、この画面表示部5に表示された代金の合計金額
に応じて顧客が硬貨または紙幣を装置本体1の硬貨投入
口3または紙幣挿入口4に投入すると、第21図に示す
ように、金銭処理部60の硬貨選別機61または紙幣選
別機62によって、釣銭の払い高し等の料金の清算が行
われる6料金の清算か終了すると、書類発行部70て一
回の料金の支払を確認する領収書等の支払の確認書の作
成がなされ、この確認書を装置本体1の発行口9に排出
してなるもので、顧客が確認書を受は取ることにより、
顧客側の全操作が終了し決済する。
一方、端末機側では、確認書の作成及び排出か終了する
と、入力された宛先の郵便番号を基にして、送信先であ
る目的郵便局のFAX受信手段のFAX番号に対してF
AX送信部30より電話回線を通じ自動発呼を行い、配
達条件に応じて配達を担当する目的郵便局へ原稿をFA
X送信する。
ところで、このFAX送信部30は、パソコンによって
制御されて自動発呼するようになっているもので、この
自動発呼とは、宛先に相当する送信先である目的局(相
手局)のF A、 X受信手段のFAX番号を、前記ハ
ードディスク40のデータベース42上から該当する郵
便局を探し出して、そのFAX番号に対して自動的に電
話を掛けることをいう。
このとき、相手局か不通の場合には、例えばりトライ(
再発呼)を2回、すなわち1回目で連続3回の自動発呼
を行い、その範囲内に着信すれば、そのままFAX送信
に変換され、送信を開始するようになっている。
そして、連続3回の自動発呼の範囲内で着信しない場合
には、現在時刻により再発呼時刻を設定し、第1図示す
ように、ある一定時間をおいて2回゛目の自動発呼を行
い、再送信を行う。
この場合、例えば午前中において送信が不通になったと
きには2時間後、午後3時までは30分後、午後3時以
降は20分後などのように時間帯により変化させて再送
信が行われる。これによって、郵便局の窓口業務の時間
帯内で再送信が円滑に行える。
さらに、この2回目の自動発呼でも不通の場合には、第
22図に示すように、予め登録された発信局である自局
Aに付設されたFAX受信手段、送信先である相手局B
に付設された他のFAX受信手段、あるいは相手局Bに
近い他の局に付設されたFAX受信手段のFAX番号に
自動発呼を行い送信する。
このように、他のFAX受信手段、例えば発信局のFA
X受信手段に原稿の送信がなされた場合には、発信局の
局員が目視確認して、送信先の事務用電話に連絡するこ
とにより、相手局員にFAX受信手段の受信不能原因、
例えばFAX受信手段自体の故障、紙切れ等を知らせて
整備を促すとともに、ある時間経過後に再送信する旨を
連絡する。これによって、自動引受端末装置の無人化に
よる送信未完を防ぐことが可能になり、相手局に早期に
かつ確実に送信を完結させることができる。
そして、受信側のFAX受信手段が整備されて、正常な
送信が可能になった時点で、発信局の局員の手動操作に
より再送信を行うことにより、送信を完結する。
また、自動発呼による送信中において、紙切れ等により
送信先のFAX受信手段が受信不可能になった場合にも
、同様にして他のFAX受信手段に送信かなされる。
なお、上記の実施例において、原稿の送信不通の場合に
、発信局Aの局員が目視確認して、送信先の相手局Bの
局員に事務用電話で連絡しているものであるが、他の連
絡手段としては、第21図に示すように、相手局のFA
X番号へ自動発呼して、FAX送信部30に組み込まれ
たスピーチ回路31により音声合成音を送出し、音声合
成音により相手局Bの局員に警告通知してFAX受信手
段の故障、紙切れ等による整備を促すようにしても良い
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、この発明によれば、目
的層の原稿受信手段が紙切れや回線不良等による障害よ
り受信不能の際に、発信局である自局の原稿受信手段に
ファクシミリ送信するようになっていることから、発信
局である自局の担当者に未送信を確認することができ、
その担当者が目的層の担当者に電話等で連絡することに
より、送信未完を防止する二とができるため、こ、送信
完結を早期にかつ確実に行う二とかできる。
また、このような目的層の原稿受信手段が受信不能の際
に、目的層の事務用電話番号に自動発呼し、その通話を
音声合成音により行うようになっているために、目的層
の担当者l\の受信本能状態の連絡を容易に行うことか
できる。
【図面の簡単な説明】
′第1図はこの発明に係る電子郵便の自動引受装置にお
けるFAX送信状態のブロック図、第2図は自動引受装
置の外観図、 第3図はこの発明に係る電子郵便の自動引受装置の全体
システムを示すブロック図、 第4図は原稿取り込み機構を示す概略的断面図、第5図
は原稿取り込み機構のイメージセンサによる読み出し手
段を示す概略的説明図、第6図はイメージセンサのブロ
ック図、第7図から第9図はイメージセンサによるデー
タ読み出し時における白黒判定手段を示す説明図、第1
0図及び第11図はイメージセンサによるデータ読み出
しタイミングチャート、 第12図はイメージセンサのスキャナヘッドの校正状態
を示すブロック図、 第13図は原稿用紙の説明図、 第14図は初期画面表示状態を示す説明図、第15図は
顧客側の操作の流れを示すフローチャート、 第16図は(A)(B)は端末機側の動作の流れ゛を示
すフローチャート、 第17図は原稿取り込み時における画面表示状態を示す
説明図、 第18図は原稿の宛先住所欄の切取り状態を示すブロッ
ク図、 第19図は2枚目以降の原稿の読み込み状態を示すフロ
ーチャート、 第20図は原稿取り込み後の郵便番号入力時の画面表示
状態を示す説明図、 第21図は料金投入清算後におけるFAX送信状態を示
すフローチャート、 第22図はFAX送信不通時の発信及び受信状態を示す
説明図 である。 1・・・装置本体、    2・・・原稿挿入口、1o
・・・自動引受装置ユニット、 20・・・制御手段、 30・・・FAX送信手段、 40・・・データ記憶手段、 5゛○・・・原稿読取り手段、 100・・・原稿用紙、 A・・・自局、       B・・・目的層。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原稿挿入口に挿入された原稿を取り込む原稿取り
    込み手段と、 この取り込み手段で取り込まれた原稿を目的局の原稿受
    信手段にファクシミリ送信する原稿送信手段と を具備した電子郵便の自動引受装置であって、前記目的
    局の原稿受信手段が受信不能の際に、発信局である自局
    の原稿受信手段にファクシミリ送信する手段を設けたこ
    とを特徴とする電子郵便の自動引受装置。
  2. (2)原稿挿入口に挿入された原稿を取り込む原稿取り
    込み手段と、 この取り込み手段で取り込まれた原稿を目的局の原稿受
    信手段にファクシミリ送信する原稿送信手段と を具備した電子郵便の自動引受装置であって、前記目的
    局の原稿受信手段が受信不能の際に、目的局の他の原稿
    受信手段または事務用電話番号に自動発呼する手段を設
    けたことを特徴とする電子郵便の自動引受装置。
JP2339620A 1990-11-30 1990-11-30 電子郵便の自動引受装置 Pending JPH04207856A (ja)

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