JPH04206207A

JPH04206207A - 照明装置

Info

Publication number: JPH04206207A
Application number: JP2332632A
Authority: JP
Inventors: Yasuhisa Nakahara; 中原　康久
Original assignee: NITSUPO DENKI KK
Current assignee: NITSUPO DENKI KK
Priority date: 1990-11-29
Filing date: 1990-11-29
Publication date: 1992-07-28

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は照明装置に関し、特に詳細には、照明光源の温
度上昇を抑えるようにした照明装置に関するものである
。

（従来の技術）従来より、照明光源としては、水銀ランプや蛍光ランプ
等種々のものが公知となっている。このような照明光源
の多くは、より高い輝度を得るために高電流を供給する
と、それにつれて発熱量も増大する。

（発明が解決しようとする課題）こうして照明光源の温度が著しく上昇すると取扱上危険
となることが多い。また蛍光ランプ等にあっては、温度
上昇にともなって輝度が低下することもあるので、高輝
度実現のために高電流を供給しても、その効果が半減し
てしまう。なお、照明光源の設置箇所を空調して比較的
低温に維持すれば、上述のような問題を防止することが
可能であるが、そうする場合は、照明装置のコストが著
しく増大してまう。

本発明は上記のような事情に鑑みてなされたものであり
、照明光源を比較的低温に維持可能で、しかも低コスト
で作製することができる照明装置を提供することを目的
とするものである。

（課題を解決するための手段）本発明による照明装置は、照明光源をカバーで覆い、こ
のカバーには排気口と、照明光源から発せられた照明光
の少なくとも一部を通過させる部分とを設け、そして上
記カバー内に配管の一端を開口させ、この配管の他端に
は圧縮空気源を接続したことを特徴とするものである。

なお上記カバーは、その全部または一部を透光性材料で
形成すれば、その材料からなる部分が、照明光を通過さ
せる部分となり得る。また線光源状や点光源状の照明光
源が求められる場合は、カバーを不透明な材料から形成
して、その一部にスリットや孔を形成し、そこを照明光
が通過するようにしてもよい。

（作　　用）上記の構成において、圧縮空気源から配管を通して圧縮
空気を送ると、この圧縮空気はカバー内に噴出する際に
急激に膨張する。このとき断熱膨張作用によりカバー内
の空気が冷却されるので、照明光源を比較的低温に維持
することが可能となる。なおりバー内に送り込まれた空
気は、そこに設けられた排気口からカバー外に流出する
。

（実　施　例）以下、図面に示す実施例に基づいて本発明の詳細な説明
する。

図は本発明の一実施例による照明装置を示すものである
。この照明装置は、照明光源としての直管状蛍光ランプ
ＩＯと、この蛍光ランプ１０をほぼ全長に亘って覆う筒
状のカバー１１と、このカバー１１−　内に一端１２ａ
が開口された配管１２と、この配管１２の他端に接続さ
れた圧縮空気源としてのアキュムレータタンク１３およ
びニアコンプレッサ１４とから構成されている。

上記カバー１１は一例として透明な樹脂から形成されて
おり、その両端は開かれて排気口１１ａとされている。

なおこの照明装置が例えば工場、あるいはそれに類する
施設内で使用されるような場合、上記アキュムレータタ
ンク１３およびニアコンプレッサ１４は特に専用のもの
を設けずに、その他の工場用設備等のために設けられる
ものを適宜共用することができる。

蛍光ランプｌＯは通常のものと同様にして点灯され、そ
こから発せられた光１５はカバー１１を透過して出射し
、照明に供せられる。また、アキュムレータタンク１３
から供給された圧縮空気１６が、配管１２の一端１２ａ
からカバー１１内に送り込まれる。その際圧縮空気１Ｂ
は、細い配管１２から噴出して急激に膨張するので、断
熱膨張作用によりカバー１１内の熱が奪われる。それに
よりカバー１１内、つまり蛍光ランプ１０の雰囲気が冷
却され、蛍光ランプ１゜の温度は比較的低温に維持され
る。例えば、非冷却時に表面温度が約６５℃に達する蛍
光ランプ１ｏを用いた場合、上記の冷却を行なうことに
より、ランプ表面温度を約２０℃低下させることができ
る。

なお、カバー１１内に送り込まれた空気は、排気口１１
ａからカバー外に流出する。

以上のようにして蛍光ランプ１０を比較的低温に保つこ
とができれば、蛍光ランプ１０に大電流を供給して、効
率良く輝度向上を実現することができる。

（発明の効果）以上詳細に説明した通り本発明の照明装置は、照明光源
をカバーで覆い、このカバー内に圧縮空気を噴出させる
ように構成したので、照明光源を効果的に冷却してその
著しい温度上昇を防止可能となる。よってこの照明装置
は、安全性が高い上に、効率良く高輝度化を実現できる
ものとなる。

またこの照明装置は、上述の通りの簡単な構成により照
明光源を冷却するものであるから、低コストで形成可能
である。

【図面の簡単な説明】

図は、本発明の一実施例による照明装置を示す概略斜視
図である。１０・・・蛍光ランプ　　　　　１１・・・カバー１１
ｇ・・・カバーの排気口　　１２・・・配管１３・・・
アキュムレータタンク

Claims

【特許請求の範囲】照明光源と、この照明光源を覆い、排気口と、照明光源から発せられ
た照明光の少なくとも一部を通過させる部分とを有する
カバーと、このカバー内に一端が開口した配管と、この配管の他端に接続された圧縮空気源からなる照明装
置。