JPH04198468A - 帯板の連続前処理装置 - Google Patents

帯板の連続前処理装置

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JPH04198468A
JPH04198468A JP32568490A JP32568490A JPH04198468A JP H04198468 A JPH04198468 A JP H04198468A JP 32568490 A JP32568490 A JP 32568490A JP 32568490 A JP32568490 A JP 32568490A JP H04198468 A JPH04198468 A JP H04198468A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
strip
atmosphere
electrodes
pretreatment
Prior art date
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Pending
Application number
JP32568490A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Sekiguchi
毅 関口
Hiroshi Kibe
洋 木部
Tadashi Fujioka
藤岡 忠志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、連続して走行する鋼板等の帯板のボンバード
メントによる前処理をおこなう装置に関する。
[従来技術] 一般に、鋼板の表面には、水分や炭化水素が吸希しく物
理吸着)、また酸化膜か吸着している(化学吸着)。こ
のため、鋼板をそのままコーティング処理すると、それ
らの吸容が原因で鋼板とコーティング祠との密着性か低
下する。このことから、真空雰囲気中で真空蒸着やイオ
ンブレーティング、スパッタリングなとにより鋼板にコ
ーティングする場合、コーティング直前で鋼板を前処理
して、これら吸着を除去する必要かある。
従来の連続鋼板の前処理装置は、ストリップか走行する
チャンバー内に電極を配し、電極とストリップとの間に
電圧を印加して、グロー放電を生じさせ、雰囲気アルゴ
ンガスをイオン化し、イオン化したアルゴンガスて帯板
表面の吸着を除去している(イオンボンバードメント処
理)。この場合、電極は1つであるため、電極サイズが
小さく、小電流しか流すことかできない。その結果、処
理速度か遅い欠点かある。
別の装置として、チャンバー内に複数の電極を配置する
ものも考えられている。このものでは大電流を流すこと
か可能であるか、各電極とストリップとの間の「不純物
ガス」と「導入ガス」との比を制御することか難しい。
すなわち、放電特性を安定にするために、また前処理効
果を一定に保つだめに、このガス比を各電極間で一定に
保持する必要かあるか(例えば不純物ガス]容量部に対
して導入ガス1oog=部)、入側電極部では帯板から
の拮出不純物ガス量が多く、出側電極部てはIJ1出ガ
ス量が少ない。このため、この装置では、大間に供給ガ
スを供給して、「不純物ガス」に対する「導入ガス」の
比を所定値以上に保持するために、過剰に多くのガスを
供給しなければならない。また、入側で大量に発生した
不純物ガスが出側電極でのホンハートメントに混入し、
質の高いボンバードメント処理か達成できない問題があ
る。
[発明が解決しようとする技術的課題]本発明は上記事
情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
最小限のガス供給量で、各電極とストリップとの間の雰
囲気を良好に維持して、安定した放電特性で質の高いボ
ンバードメント処理できる前処理装置を提供するもので
ある。
[課題を解決する手段] すなわち本発明は、帯板か走行するチャンバー内に複数
の独立した雰囲気を形成し、少なくとも2以上の独立雰
囲気内にそれぞれ帯板に対向して電極を配置し、少なく
とも上記電極を配置した雰囲気にそれぞれ雰囲気ガス供
給手段およびガス排気手段とを配設してなる帯板の連続
前処理装置である。
[実施例コ 以下、本発明を図示する実施例を参照して説明する。図
示する装置は、複数の真空チャンバーla、lbをシー
ル部月2で連結して、各真空チャンバー1a、lbを独
立した雰囲気としている。
複数の真空チャンバー1a、]、b内にはストリップ3
が順次走行するようになっている。各真空チャンバー1
a、lbは、走行するストリップ3内を上部空間4と下
部空間5と区割し、上部空間4には加熱装置6a、6b
がストリップ3の走行方向に沿って複数個配置され、ま
た下部空間5にはアノード電極7a、7bがストリップ
3に対向して配置されている。アノード電極7a、7b
には通電線8a、8bか接続され、この通電線8g。
8bは整流器9a、9bを介してコンダクタロール10
に接続されている。このコンダクタロール10はストリ
ップ3に電気的に接触している。また電FU7a、7b
の周囲には、これを取り囲むようにシールド板1]a、
llbが配置され、このシールド板]’l−a、l]b
の開口先端がストリップ3の近傍にまで延びて、シール
ド板11a。
11bとストリップ3とてプラズマを囲い込む空間を形
成している。さらに上記シールド板11a。
1 ]、 bにはガス供給管]2が取り付けられ、各チ
ャンバー1.a、Ib内にアルゴンガス(雰囲気ガス)
を供給するようになっている。また、各真空チャンバー
1a、1.b内にはそれぞれ真空ポンチ1.3a、13
bが取り付けられ、真空チャンバー1、a、lb内のガ
スを排気可能となっている。
この装置では、5 X ]、 ]O−’−5X 10−
5Torrのアルゴンガス雰囲気とした真空チャン7(
−1B。
]b内にストリップ3を走行させ、ストリップ3を陰極
とし、前処理用アノード電極7a、7bを陽極として両
者間に500〜2000V程度の電圧を印加する。電圧
の印加により、ストリップ3と電極7a、7bとの間に
グロー放電が生じ、アルゴンガスがイオン化し、イオン
化されたアルゴンガスによりストリップ表面のボンバー
ドメント処理がなされる。すなわちイオン化されたアル
ゴンガスがストリップ表面に衝突して、ストリップ表面
の不純物やバルク自体をスパッタし、ストリップ表面を
活性化させる。
ボンバードメント処理と同時に加熱装置6a。
6bによりストリップ3のベーキングと加熱をおこなう
。この場合、ボンバードメント処理雰囲気に売主ずるプ
ラズマはシールド板11a、llbにより閉じ込められ
ているので、プラズマに起因する加熱装置4とストリッ
プ3の間や、電極7a。
7bとチャンバー1との間の異常放電が防止される。
さらにストリップ3と電極7a、7bとのグロー放電は
、シールド板1.1a、11.b内でのストリップ以外
のアウトガス及びリークガス量Q。
やシールド板内でのストリップからのアウトガス量Q 
sの増加、変動により不安定となりやすいが、真空ポン
プ13で排気ガス量を調整し、かつガス供給管]2によ
り各真空チャンバー1内への供給アルゴンffi Q 
、 lを例えばQl> 100 x (Q−I+Q、1
)となるように供給することにより、アルゴンガス量か
安定した放電を維持するに十分な量となり、安定した放
電をおこなうことかできる。たたし、Q、Iは各チャン
バーおよび内蔵物からのアウトガス量、Q5.は各チャ
ンバにおけるストリップからのアウトガス量である(図
示する例ではi=1.2)。
各チャンバー1.a、]、bの放電?に圧も異なるため
、ボンバード用電源も各チャンバー毎に制御される。す
なわち、ストリップ3に物理吸若や化学吸石かある状態
での放電は不安定であり、高い電流密度で処理すると、
スパークやアーク放電に移行しやすい。そこで本発明で
は、ストリップ入側の電極7aの電流密度を下げて安定
した放電をおこない、ついて物理吸容層や化学吸着層か
なくなってきた時点の電極7bでは電流密度を高めて高
速で前処理をおこなう。このことにより、安定しかつ高
速で前処理かおこなイつれる。好適な電流密度は、電極
7aでは0 、 5−1− 、 5 m A / d 
、電極7bでは1〜3 m A / c縫である。
また排気ガス、供給ガスの制御は各真空チャンバー1a
、lb毎に独立しておこなう。例えばストリップの入り
側のチャンバー]aではストリップ3からのアウトガス
量が多いため、排気ガスの排気量、供給ガスの供給量が
いずれも多くなるように制御する。このガスの制御は、
ガス成分、ガス量を検出する検出器(図示せず)をチャ
ンバー1、a、lb内に設けて、この検出信号に基づい
ておこなう。不純物ガス1:i&量部に対して雰囲気ガ
ス(アルゴンガス)100容量部以上となるように制御
するのが好適である。
さらに、入り側のチャンバー1aの圧力P1を出側のチ
ャンバーの圧力P2よりも低くすれば(P: <p、。
1)、出側のチャンバーではより清浄な雰囲気でホンハ
ードメント処理をおこなうことかできる。
独立の真空雰囲気は2室にかぎらす、複数室であればよ
い。また一つのチャンバー内に複数の電極を帯板の走行
方向に沿って配置し、各電極をシールド板で囲んで独立
した雰囲気をそれぞれ形成し、シールド板で囲まれた各
雰囲気内のガスの供給、tJ+気を独立しておこなうよ
うにしてもよい。
本発明は、ストリップと電極との間にRF電源とブロッ
キンクコンデンサとの組合せでも適用可能である。
なお本発明は、帯板か鋼やステンレス等以外の非鉄金属
(アルミニウム、チタン、銅等)であっても同様である
。また前処理雰囲気ガスかアルゴン以外、例えば水素な
どであってもよい。
[発明の効果] 以」二説明したように、本発明によれば、複数の独立し
た雰囲気内で順次帯板の前処理をおこない、各雰囲気で
独立して、排気ガス量、供給ガス量か所定の比になるよ
うに制御するので、少ない供給ガス量で、安定して前処
理をおこなうことができる。
= 9−
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を実施するための処理装置の模式図
である。 la、lb・・真空チャンバー、2・・ンール部祠、3
・・ストリップ、4・」二部空間、5・下部空間、6a
、6b−加熱装置、7a、7b・−アノード電極、8a
、8b・・・通電線、9a、9b・・・整流器、10・
・コンダククロール、11a、11b・ンール]・板、
]2・ガス供給管、13a、13b・真空ポンプ、 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 −]〇 −

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 帯板が走行するチャンバー内に複数の独立した雰囲気を
    形成し、少なくとも2以上の独立雰囲気内にそれぞれ帯
    板に対向して電極を配置し、少なくとも上記電極を配置
    した雰囲気にそれぞれ雰囲気ガス供給手段およびガス排
    気手段とを配設してなる帯板の連続前処理装置。
JP32568490A 1990-11-29 1990-11-29 帯板の連続前処理装置 Pending JPH04198468A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32568490A JPH04198468A (ja) 1990-11-29 1990-11-29 帯板の連続前処理装置

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JP32568490A JPH04198468A (ja) 1990-11-29 1990-11-29 帯板の連続前処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04198468A true JPH04198468A (ja) 1992-07-17

Family

ID=18179566

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32568490A Pending JPH04198468A (ja) 1990-11-29 1990-11-29 帯板の連続前処理装置

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JP (1) JPH04198468A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10066286B2 (en) 2013-02-18 2018-09-04 Jfe Steel Corporation Apparatus and method for nitriding grain-oriented electrical steel sheet
US11198917B2 (en) 2013-02-18 2021-12-14 Jfe Steel Corporation Method for nitriding grain-oriented electrical steel sheet

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10066286B2 (en) 2013-02-18 2018-09-04 Jfe Steel Corporation Apparatus and method for nitriding grain-oriented electrical steel sheet
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