JPH04193700A - 気球発射型ロケットの切り離し装置 - Google Patents

気球発射型ロケットの切り離し装置

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JPH04193700A
JPH04193700A JP2325073A JP32507390A JPH04193700A JP H04193700 A JPH04193700 A JP H04193700A JP 2325073 A JP2325073 A JP 2325073A JP 32507390 A JP32507390 A JP 32507390A JP H04193700 A JPH04193700 A JP H04193700A
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Japan
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rocket
wire
gondola
hook
cut
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Kazue Kusano
草野 多恵
Yasuo Kitai
北井 保夫
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64GCOSMONAUTICS; VEHICLES OR EQUIPMENT THEREFOR
    • B64G1/00Cosmonautic vehicles
    • B64G1/22Parts of, or equipment specially adapted for fitting in or to, cosmonautic vehicles
    • B64G1/64Systems for coupling or separating cosmonautic vehicles or parts thereof, e.g. docking arrangements
    • B64G1/641Interstage or payload connectors
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  • Remote Sensing (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Jib Cranes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、気象観測用ロケットに代表されるような気球
発射型ロケットの切り離し装置に関する。
従来の技術 気象観測用ロケットの運用技術として例えば第12図に
示すように、ロケット1を搭載したゴンドラ2をパラシ
ュート3を介して気球4から吊り下げて支持させる一方
、この状態のままロケット1を高度30Km程度の高高
度域まで運搬した上で、ロケットlをゴンドラ2から切
り離して発射させることが行われる。
ゴンドラ2には第13図に示すように複数のフック式切
り離し機構5が設けられている。この切り離し機構5は
、ロケット1の発射時までは機体6をフントう2に堅固
に拘束支持させておく一方、発射時にはそれまでの結合
拘束力を速やかに解除してコンドラ2から機体6を切り
離すためのもので、機体6の頭胴部の両側および機体6
の後部上面の合計三箇所に設置されている。
そして、フック式切り離し7機構5は第13図に示すよ
うにヒンジ回転式のフック7を備えており、このフック
7を機体6側の溝部(図示省略)に係合させることで機
体6をゴンドラ2に拘束させる一方、切り離し時には本
体部8に内蔵されたパワーカートリ、ジを作動させてそ
の火薬エネルギーによりフック7を回転変位させること
により機体6の拘束力を解除することになる。
なお、気球4には第12図に示すように地上からの追跡
のためのレーダー反射板9のほか力、ター10が取り付
けられており、ロケット1の発射後に気球4とパラシュ
ート3との間が切断されて切り離される。その結果、ゴ
ンドラ2はパラシュート3により減速されながら海上等
に落下する。
発明が解決しようとする課題 従来の構造においては、ロケ7ト1の発射時まではロケ
、ト1の機体6とその支持体であるゴンドラ2とがフッ
ク式切り離し機構5のみによって剛体結合されているた
けであるから、ゴンドラ2に何らかの外力か作用した場
合にはその荷重のためにコントラ2に撓みか生じ、それ
によってフック式切り離し機構5と機体6との係合状態
か解除されてしまう可能性かある。
例えば、何らかのトラブルにより万一気球4か浮揚力を
失ったような場合にはロケット1はコンドラ2ごと海上
に落下して着水することになる。
そして、その着水時の衝撃により上記のようにフック式
切り離し機構5と機体6との係合状態か解除されてしま
うと、コンドラ2が海面上に浮遊しているのに対してロ
ケット1は海中に沈んでしまい、その回収が困難となる
本発明は以上のような問題点に鑑みてなされたもので、
ロケットの発射前に、万一フツク式切り離し機構と機体
との間の係合状態が解除されたとしてもゴンドラと機体
とをつなぎ留めておくことかてきる構造を提供すること
を目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は、気球から吊り下げたゴンドラにロケットを支
持させ、ロケ、トをコンドラごと所定高度まで運搬しま
た上でコントラからロケットを切り離して発射させるよ
うにした気球発射型ロケ・7トの切り離し装置において
、ロケットの発射時までロケットの機体をゴンドラに支
持させておくフック式切り離し機構とは別にワイヤ式切
り離し機構を設けた構成としている。
そして、上記のワイヤ式切り離し機構は、所定張力のも
とでロケットの機体をゴンドラに係留するワイヤと、ワ
イヤのうち機体側連結部の近傍を被切断部位にもち、外
部から与えられる切断信号によってワイヤを切断するワ
イヤカッターと、ワイヤのゴンドラ側連結部の近傍を揺
動中心としてゴンドラに揺動可能に支持されるとともに
、先端部には前記ワイヤカッターが装着され、切断後の
ワイヤを機体から遠ざける方向に引き込むアームとから
構成される。
作用 この構造によると、ロケットの発射に際し、フック式切
り離し機構の分離作動に先立ってワイヤ式切り離し機構
を作動させ、ワイヤを切断して引き上げれば、ロケット
は従来と同様にフ・ツク式切り離し機構だけて拘束支持
されるかたちとなる。
したがって、ワイヤ式切り離し機構に続いてフ・ツク式
切り離し機構を分離作動させれば、ロケ・2トはゴンド
ラから切り離されて発射する。
また、ロケットの発射前に、フ・ツク式切り離し機構と
ロケットの機体との係合状態が万一解除されるようなこ
とがあったとしても、機体はワイヤ式切り離し機構のワ
イヤによってゴンドラにつなぎ留められていることから
コンドラから離れてしまうことがない。
実施例 第1図および第2図は本発明の一実施例を示す図で、第
12図および第13図に示した従来例と共通する部分に
は同一符号を付しである。
本実施例においては、第2図および第13図に示すよう
に三箇所のフック式切り離し機構5とは別にワイヤ式切
り離し機構11を設けた点で従来のものと異なっている
最初にフック式切り離し機構5の構造をもう少し詳しく
説明すると、第13図のほか第3図〜第6図に示すよう
に、アウタースリーブ12とキャップ13とからなる本
件部8内にはインナースリーブ14が摺動自在に挿入さ
れている。インナースリーブ14にはスタッドボルト1
5がロックナツト16により固定されている一方、イン
ナースリーブ14とアウタースリーブ12との間には圧
縮コイルスプリング17が介装されており、これにより
インナースリーブ14には第3図において上向きの付勢
力が与えられている。そして、スタッドボルト15の端
部には、アウタースリーブ12内に設けた締結分離装置
】8のセパレーションナツト19が螺合しており、これ
によってインナースリーブ14の上方への移動が阻止さ
れている。
締結分離装置18は、周知のように火薬とその点火系と
を装填してユニット化したパワーカートリッジ20と、
セバレーンヨンナ、ト19、およびセパレーションナツ
ト19を拘束するホテイ21とから構成されており、通
常は第3図に示すようにスタッドボルト15とセパレー
ションナツト19との螺合状態を拘束保持しているもの
である。
アウタースリーブ12の下端にはヒンジピン22を介し
てフック7が回転可能に支持されており、他方、インナ
ースリーブ14の下端には二股状のホルダーブロック2
3が固定されている。ホルダーブロック23にはリンク
24がヒンジピン結合されていて、リンク24はフック
7にヒンジピン結合されている。そして、第3図および
第5図に示すようにフック7の先端がロケット1の機体
6側の溝部25に係合することで、機体6がゴンドラ2
に拘束保持されている。
一方、フック式切り離し機構5による機体6の拘束を解
くにあたっては、外部からの信号により締結分離装置1
8のパワーカートリッジ2oを作動させる。パワーカー
トリッジ20が作動すると、その火薬発生エネルギーに
よりピストン26が押され、ピストン26はスタッドボ
ルト15と螺合しているセパレーションナツト19をボ
ディ21から押し出す。
その結果、第7図に示すようにセパレーションナツト1
9が分解されてそれまでのスタッドボルト15との螺合
状態が解かれることから、インナースリーブ14が圧縮
コイルスプリング17の力により上動する。
そして、インナースリーブ14が移動するとリンク24
を介してフック7が回転し、これによりフック7と機体
6側の溝部25との係合が解除される。
第2図に示したワイヤ式切り離し装置11は、ロケット
1の機体6の胴部中央をゴンドラ2に結合支持させるた
めに設けられているもので、その詳細を第1図および第
8図〜第11図に示す。
ゴンドラ2のフレーム27とロケット1の機体6との間
には、中間にターンバックル28を有するワイヤ29が
所定張力で斜めに張設されており、ワイヤ29の上端は
アダプタ30およびペースプレート31を介してフレー
ム27に、下端はアダプタ32を介して機体6にそれぞ
れ連結されている。
また、ワイヤ29と平行にアーム33か設けられている
。このアーム33は、第8図および第9図にも示すよう
に一対のアームパー34の上端にヒンジブロック35を
固定するとともに、アームパー34の下端にはホルダー
ブロック36を固定したものである。ヒンジブロック3
5はアダプタ30に隣接するブラケ・ノド37にヒンジ
ピン38を介して回転可能に支持されていて、ヒンジピ
ン38とブラケット37の間にはねじりコイルばね39
が設けられている。そして、第10図および第11図に
も示すようにヒンジピン38はビス40にてヒンジブロ
ック35に一体に固定されていることから、アーム33
にはねじりコイルばね39により第1図の矢印M方向の
回転付勢力が与えられている。
また、ホルダーブロック36には火工品である一対のワ
イヤカッター41が装着されていて、ワイヤカッター4
1にはワイヤ29のループ状の端末部29aが挿通され
ている。
ワイヤカッター41は、周知のように内部に装填された
火薬の燃焼圧力によりピストン式カッターをスライド変
位させてワイヤ29を瞬時に切断する役目をする。
ベースプレート31には鍵形状のラッチ42が固定され
ており、他方、ヒンジブロック35はラッチ42に対応
して二股状に形成されていてラッチ42を受容するため
の溝部43が形成されている。ヒンジブロック35には
、固定ピン44と、長孔45に沿ってスライド可能なス
ライドピン46とが溝部43に臨むように互いに平行に
設けられており、これら固定ピン44とスライドピン4
6には引張コイルばね47により互いに接近する方向の
付勢力が与えられている。
したがって、後述するようにアーム33が第1図の矢印
M方向の回転限位置まで回転したときには、第8図およ
び第10図に示すようにラッチ42が固定ピン44とス
ライドピン46の間隙内に人って両者の間に挟み込まれ
ることから、これによってアーム33かその回転限位置
に拘束保持されることになる。
以上のように構成された切り離し装置においては、ロケ
ット1の発射時までは第2図に示すように三箇所のフッ
ク式切り離し機構5とワイヤ式切り離し機構11とによ
り機体6かコントラ2に拘束支持されている。
したかって、ロケ、ト1の発射前にコンドラ2が万一海
上に着水した場合に、仮にフ・ツク式切り離し機構5と
機体6との係合状態を解除するような外力がゴンドラ2
に加わったとしても、機体6はワイヤ式切り離し機構1
1によりゴンドラ2につなぎ留められていることから、
コンドラ2が第12図のパラシュート3とともに海上に
浮遊しているかぎり、ゴンドラ2につなぎ留められてい
る機体6を回収することか可能となる。
一方、所定の高高度域でロケ°ソト1を発射させる際に
は、三箇所のフック式切り離し機構5の作動前にワイヤ
式切り離し機構11を作動させる。
すなわち、外部から与えられる指令により第1図および
第9図に示すワイヤカッター41を作動させると、それ
まで機体6を拘束していたワイヤ29が端末部29aで
瞬間的に切断される。ワイヤ29か切断されると、アー
ム33はねじりコイルばね39の力により第1図の矢印
M方向に回転し、切断されたワイヤ29のうちワイヤカ
ッター41から上の部分を機体6から遠ざける方向に引
き戻す。そして、アーム33が矢印M方向の回転限位置
まで回転すると、第8図および第10図に示すようにラ
ッチ42とヒンジブロック35とが係合し、アーム33
はその回転限位置に拘束保持される。
このようにワイヤ式切り離し機構11のワイヤ29が切
断されると、初めて従来と同様にロケット1の機体6が
三箇所のフック式切り離し機構5で支持されるかたちと
なる。
したがって、以降は従来と同様にフック式切り離し機構
5を分離作動させることにより機体6はそのフック式切
り離し機構5による拘束力を解かれて発射する。
発明の効果 以上のように本発明によれば、フック式切り離し機構と
は別にワイヤ式切り離し機構を設けたことにより、ロケ
ットの発射前に外力によりコントラが撓んでフック式切
り離し機構によるロケットの拘束が解かれるようなこと
かあったとしても、ワイヤ式切り離し機構のワイヤによ
りロケットをゴンドラにつなぎ留めておくことかできる
したがって、ゴンドラが海上に着水した場合でもゴンド
ラにつなぎ留められているロケットを回収することが可
能となり、従来と比べて信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す図でワイヤ式切り離し
機構の構成説明図、第2図はゴンドラの構成説明図、第
3図はフック式切り離し機構の構成を示す断面図、第4
図は第3図のC方向矢視図、第5図は第4図のA−A線
に沿う断面図、第6図は第3図のB−B線に沿う断面図
、第7図は第3図のフック式切り離し機構の切り離し作
動後の状態を示す断面図、第8図および第9図は第1図
に示すワイヤ式切り離し機構の要部拡大斜視図、第10
図は第8図の正面図、第11図は第10図の左側面図、
第12図は気球発射型ロケットの全体構成を示す概略説
明図、第13図は第12図に示すロケットとフック式切
り離し機構との関係を示す構成説明図である。 1・・・ロケット、2・・・ゴンドラ、4・・・気球、
5・・・フック式切り離し機構、6・・・機体、7・・
・フック、11・・・ワイヤ式切り離し機構、29・・
・ワイヤ、33・・・アーム、34・・・アームバー、
35・・・ヒンジブロック、36・・・ホルダーブロッ
ク、38・・・ヒンジピン、39・・・ねじりコイルば
ね、41・・・ワイヤカッター。 第2図 第4図 第5図 1ム ′l 第6図 第1θ図 第11図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)気球から吊り下げたゴンドラにロケットを支持さ
    せ、ロケットをゴンドラごと所定高度まで運搬した上で
    ゴンドラからロケットを切り離して発射させるようにし
    た気球発射型ロケットの切り離し装置において、 ロケットの発射時までロケットの機体をゴンドラに支持
    させておくフック式切り離し機構とは別にワイヤ式切り
    離し機構を設けてなり、 前記ワイヤ式切り離し機構は、 所定張力のもとでロケットの機体をゴンドラに係留する
    ワイヤと、 ワイヤのうち機体側連結部の近傍を被切断部位にもち、
    外部から与えられる切断信号によってワイヤを切断する
    ワイヤカッターと、 ワイヤのゴンドラ側連結部の近傍を揺動中心としてゴン
    ドラに揺動可能に支持されるとともに、先端部には前記
    ワイヤカッターが装着され、切断後のワイヤを機体から
    遠ざける方向に引き込むアーム、 とから構成されていることを特徴とする気球発射型ロケ
    ットの切り離し装置。
JP2325073A 1990-11-27 1990-11-27 気球発射型ロケットの切り離し装置 Expired - Lifetime JP2712831B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000034122A1 (de) * 1998-12-05 2000-06-15 Fuersich Manfred Verfahren zum transport einer nutzlast in den weltraum
US9739567B2 (en) 2010-02-11 2017-08-22 Howard M. Chin Rocket launch system and supporting apparatus
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