JPH04180514A - 加熱炉スキッドボタン - Google Patents
加熱炉スキッドボタンInfo
- Publication number
- JPH04180514A JPH04180514A JP30913590A JP30913590A JPH04180514A JP H04180514 A JPH04180514 A JP H04180514A JP 30913590 A JP30913590 A JP 30913590A JP 30913590 A JP30913590 A JP 30913590A JP H04180514 A JPH04180514 A JP H04180514A
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- Japan
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- button body
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- button
- skid
- heated
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Links
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- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 28
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Landscapes
- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
- Furnace Charging Or Discharging (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野]
本発明は、加熱炉内のスキ、・トヒーム上二こ被加熱材
を支持するために、スキ、・トビームの上面に突設され
るスキ7)ボタンに関する。
を支持するために、スキ、・トビームの上面に突設され
るスキ7)ボタンに関する。
従来より、ブルームやスラブ、ヒレノド等の加熱には連
続式加熱炉か多用されている。連続式加熱炉に具備され
る被加熱材搬送装置としては、ウオーキングビーム式搬
送装置がある。この形式の搬送装置は、第8図に示すよ
うに、駆動装置に支持された移動側スキッドビーム61
と、炉床に固定された固定側スキッドビーム62との組
合せで構成されている。ブレームやスラブ、ビレット等
の被加熱材63は、移動側スキッドビーム61の矩形運
動によって、加熱炉64の装入口65から炉内へ装入さ
れた後、予熱ゾーン、加熱ゾーン、均熱ゾーンを順に通
過して、抽出口66から炉外へ搬出される。
続式加熱炉か多用されている。連続式加熱炉に具備され
る被加熱材搬送装置としては、ウオーキングビーム式搬
送装置がある。この形式の搬送装置は、第8図に示すよ
うに、駆動装置に支持された移動側スキッドビーム61
と、炉床に固定された固定側スキッドビーム62との組
合せで構成されている。ブレームやスラブ、ビレット等
の被加熱材63は、移動側スキッドビーム61の矩形運
動によって、加熱炉64の装入口65から炉内へ装入さ
れた後、予熱ゾーン、加熱ゾーン、均熱ゾーンを順に通
過して、抽出口66から炉外へ搬出される。
このようなウオーキングビーム式搬送装置では、移動側
スキッドビーム及び固定側スキッドビームの各ビーム上
に被加熱材を支持するために、上方へ突出する多数のス
キ/トポタンがヒ−一二の長平方向に所定間隔で配設さ
れている。第7図ユニ従来のスキ/トポタン構造を示す
。スキ7、トホタン51は、耐熱金属からなり、冷却水
力X流通するスキットパイプ52の上面に取付金具53
.53Sこで固着されている。スキントポタン51の上
部−よ、スキッドパイプ52の外周面に被覆された耐火
物54の外周面よりも上方へ突出されている。
スキッドビーム及び固定側スキッドビームの各ビーム上
に被加熱材を支持するために、上方へ突出する多数のス
キ/トポタンがヒ−一二の長平方向に所定間隔で配設さ
れている。第7図ユニ従来のスキ/トポタン構造を示す
。スキ7、トホタン51は、耐熱金属からなり、冷却水
力X流通するスキットパイプ52の上面に取付金具53
.53Sこで固着されている。スキントポタン51の上
部−よ、スキッドパイプ52の外周面に被覆された耐火
物54の外周面よりも上方へ突出されている。
加熱操業中は、このスキッドボタン51は高温雰囲気に
さらされ、しかも、赤熱された被加熱材から大きな荷重
を受ける。そのため、長期の使用により、スキッドボタ
ン51の上面は、第7図に破線で示すように、大きく損
耗する。この損耗量は、炉内各ゾーンの温度によって異
なるが、−船釣な加熱炉では均熱ゾーンで3〜15m/
年、予熱ゾーンでは1〜5m/年となる。また、同一ゾ
ーン内でも炉長方向および炉幅方向の位置が異なると、
損耗量に差が生しる。そのため、スキ、トポタン51の
高さに差が生し、被加熱材からスキッドビームが受ける
荷重が不均一な分布になる。
さらされ、しかも、赤熱された被加熱材から大きな荷重
を受ける。そのため、長期の使用により、スキッドボタ
ン51の上面は、第7図に破線で示すように、大きく損
耗する。この損耗量は、炉内各ゾーンの温度によって異
なるが、−船釣な加熱炉では均熱ゾーンで3〜15m/
年、予熱ゾーンでは1〜5m/年となる。また、同一ゾ
ーン内でも炉長方向および炉幅方向の位置が異なると、
損耗量に差が生しる。そのため、スキ、トポタン51の
高さに差が生し、被加熱材からスキッドビームが受ける
荷重が不均一な分布になる。
この偏荷東2;、搬送装置の故障、被搬送材の蛇イ〒の
原因と;6 礪端;場合コη10熱材のパスラインが変
化じ、搬送不能;事懸に発展することもある。
原因と;6 礪端;場合コη10熱材のパスラインが変
化じ、搬送不能;事懸に発展することもある。
そこで、従来より、摩耗したスキッドボタンの取替えや
補修が行われている。スキッドボタンの補修法としては
、損耗したスキッドボタンに、耐熱合金からなる補修部
材を溶接で継ぎ足す方法が特開昭58−81922号公
報、特開昭62−205224号公報に開示されている
。
補修が行われている。スキッドボタンの補修法としては
、損耗したスキッドボタンに、耐熱合金からなる補修部
材を溶接で継ぎ足す方法が特開昭58−81922号公
報、特開昭62−205224号公報に開示されている
。
〔発明が解決しようとする課題]
スキッドボタンの取替えによってレベル修正を行う場合
には、ボタンの損耗が著しいと、はぼ全数のボタンを取
替える必要がある。そうでないと、上述の荷重不均一分
布の問題が残ってしまうのである。このため、取替コス
トの増加及び取替日数の増加による生産性低下が大きな
問題となる。スキッドボタンの継ぎ足しによるレベル修
正でも、補修部材に相当のコストがかかり、その経済性
は良好とは言えない。また、補修部材の溶接に手間が力
・かり、加熱炉の操業停止に伴う生産性低下の問題:ま
依然大きい。
には、ボタンの損耗が著しいと、はぼ全数のボタンを取
替える必要がある。そうでないと、上述の荷重不均一分
布の問題が残ってしまうのである。このため、取替コス
トの増加及び取替日数の増加による生産性低下が大きな
問題となる。スキッドボタンの継ぎ足しによるレベル修
正でも、補修部材に相当のコストがかかり、その経済性
は良好とは言えない。また、補修部材の溶接に手間が力
・かり、加熱炉の操業停止に伴う生産性低下の問題:ま
依然大きい。
本発明の目的−ま、簡単かつ経済的にスキッドレベルを
修正できる加熱炉スキッドボタンを提供することにある
。
修正できる加熱炉スキッドボタンを提供することにある
。
1課題を解決するための手段〕
本発明の加熱炉スキ、トポタンは、加熱炉内の被加熱材
を支持するべく、スキッドビームの上面に突設されたス
キ/トポタンであって、前記スキッドビームから分離さ
れ、下面が被加熱材の搬送方向に傾斜する傾斜面とされ
たボタン本体と、該ボタン本体を上部が露出した状態で
、被加熱材の搬送方向へ移動可能に保持し、ボタン本体
の下面が当接する保持面がボタン本体の下面と同方向に
傾斜する傾斜面とされた台座とを具備することを特徴と
してなる。
を支持するべく、スキッドビームの上面に突設されたス
キ/トポタンであって、前記スキッドビームから分離さ
れ、下面が被加熱材の搬送方向に傾斜する傾斜面とされ
たボタン本体と、該ボタン本体を上部が露出した状態で
、被加熱材の搬送方向へ移動可能に保持し、ボタン本体
の下面が当接する保持面がボタン本体の下面と同方向に
傾斜する傾斜面とされた台座とを具備することを特徴と
してなる。
前記ボタン本体の下面および受台の保持面は、相互に噛
み合う単位形状が等ピッチで傾斜方向に連続した噛合形
状の傾斜面とすることができる。
み合う単位形状が等ピッチで傾斜方向に連続した噛合形
状の傾斜面とすることができる。
〔作 用]
台座に保持されたボタン本体を台座の保持面に沿って被
加熱材の搬送方向に移動させることにより、ボタン本体
が上下に移動する。これコニより、ボタン本体の上面が
損耗し1こ場合シこも、損耗したボタン本体をそのまま
使用してスキッドレベルが修正される。
加熱材の搬送方向に移動させることにより、ボタン本体
が上下に移動する。これコニより、ボタン本体の上面が
損耗し1こ場合シこも、損耗したボタン本体をそのまま
使用してスキッドレベルが修正される。
ボタン本体の下面および台座の保持面を噛合形状の傾斜
面とした場合には、被加熱材の荷重による1頃斜方向の
スラスト力がこれらの傾斜面で受けられ、台座保持面上
の中間位置でのボタン本体の安定性が増大する。
面とした場合には、被加熱材の荷重による1頃斜方向の
スラスト力がこれらの傾斜面で受けられ、台座保持面上
の中間位置でのボタン本体の安定性が増大する。
以下に本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。
。
第1図は本発明を実施した加熱炉スキッドボタンの一例
を示す継断側面図、第2図は第1図のA−A&l断面矢
視図である。
を示す継断側面図、第2図は第1図のA−A&l断面矢
視図である。
ここに示されたスキッドボタンは、スキッドレールから
分離されたボタン本体lOと、ボタン本体lOを保持す
る台座20とを備えている。
分離されたボタン本体lOと、ボタン本体lOを保持す
る台座20とを備えている。
ボタン本体lOは、耐熱合金っ・あ;る版体とされ、被
加勢材の搬送方同二こ平行な鉛直面一こ沿って台座20
シこ保持されている3ボ・7ノ本俸ioの上面llシま
水平面とされ、下面12は被加熱材の搬送方向Xに同か
って下方へ傾斜したフラットを傾斜面とされている。
加勢材の搬送方同二こ平行な鉛直面一こ沿って台座20
シこ保持されている3ボ・7ノ本俸ioの上面llシま
水平面とされ、下面12は被加熱材の搬送方向Xに同か
って下方へ傾斜したフラットを傾斜面とされている。
台座20は、スキンドパイブ30の外周面に溶接付けさ
れた取付金具31.31にてスキッドバイブ30の外周
面上部に固着されている。台座20には、ボタン本体1
0を被加熱材の搬送方向Xへ移動自在に収容する凹部2
1が設けられている。
れた取付金具31.31にてスキッドバイブ30の外周
面上部に固着されている。台座20には、ボタン本体1
0を被加熱材の搬送方向Xへ移動自在に収容する凹部2
1が設けられている。
凹部21の深さはボタン本体10の高さの1/2〜2/
3程度とされ、その内底面は、ボタン本体lOの傾斜し
た下面12と同方向に同角度で傾斜したフラットな保持
面22になっている。スキ。
3程度とされ、その内底面は、ボタン本体lOの傾斜し
た下面12と同方向に同角度で傾斜したフラットな保持
面22になっている。スキ。
ドパイブ30から充分な冷却が期待される台座20の材
質には、ステンレス鋳鋼等が使用される。
質には、ステンレス鋳鋼等が使用される。
台座20に保持されたボタン本体10は、凹部21が最
も深い被加熱材搬送方向前端部に位置し、この位置で台
座20に溶接等により仮止めされている。そして、ボタ
ン本体lOの上部は、スキ7゜ドパイブ30の外周面に
M覆された耐火物40の外周面より上方に突出されてい
る。なお、23は台座20にボタン本体lOを仮止めす
る溶接部、24は台座20に仮止めされてボタン本体1
0の移動を阻止する固定金具を夫々示している。
も深い被加熱材搬送方向前端部に位置し、この位置で台
座20に溶接等により仮止めされている。そして、ボタ
ン本体lOの上部は、スキ7゜ドパイブ30の外周面に
M覆された耐火物40の外周面より上方に突出されてい
る。なお、23は台座20にボタン本体lOを仮止めす
る溶接部、24は台座20に仮止めされてボタン本体1
0の移動を阻止する固定金具を夫々示している。
このような構成になるスキッドボタンでは、ボタン本体
10の上面itで被加熱材が支持される。
10の上面itで被加熱材が支持される。
炉操業に伴い、被加熱材の搬送に支障がでる程度にボタ
ン本体lOの上面11が損耗すると、まず、ボタン本体
lOと台座20との仮付は部分をグラインダ等で除去す
る。次いで、ボタン本体10を凹部21内で保持面22
に沿って被加熱材の搬送方向Xとは逆の方向へ移動させ
る。これより、ボタン本体lOが上方へ持ち上がる。そ
の持上がり量と損耗量とが一致するまで、ボタン本体l
Oが凹部21内を移動されると、第3図に示すように、
移動によって生じた隙間に、その寸法に応した長さのス
ペーサ33.33・・・を挿入する。そして、この状態
で溶接や固定金具24を用いて台座20二こ再度ボタン
本体lOを仮止めする。これにより、ボタン本体10の
上面レベルニよ、損耗前の状態に戻る5 ボタン本体lOの下面12及び台座20の保持面22の
水平面に対するilj斜角度は10〜45度が望ましい
。凹部21内でのボタン本体IOの水平方向移動量は5
0〜200閣が望ましい。
ン本体lOの上面11が損耗すると、まず、ボタン本体
lOと台座20との仮付は部分をグラインダ等で除去す
る。次いで、ボタン本体10を凹部21内で保持面22
に沿って被加熱材の搬送方向Xとは逆の方向へ移動させ
る。これより、ボタン本体lOが上方へ持ち上がる。そ
の持上がり量と損耗量とが一致するまで、ボタン本体l
Oが凹部21内を移動されると、第3図に示すように、
移動によって生じた隙間に、その寸法に応した長さのス
ペーサ33.33・・・を挿入する。そして、この状態
で溶接や固定金具24を用いて台座20二こ再度ボタン
本体lOを仮止めする。これにより、ボタン本体10の
上面レベルニよ、損耗前の状態に戻る5 ボタン本体lOの下面12及び台座20の保持面22の
水平面に対するilj斜角度は10〜45度が望ましい
。凹部21内でのボタン本体IOの水平方向移動量は5
0〜200閣が望ましい。
次に、本発明の実施結果を説明する。
ボタン本体lOを耐熱性の高いCr−N1−C。
合金(Co40%、Cr27%、Ni17%)により構
成した0寸法は幅50謹、長さ150m、最大高さ17
5m、最小高さ145m+とし、下面傾斜角は11.3
度とした。また、台座20はステンレス鋳鋼(SCH1
3)製とし、寸法は幅1゜O■、高さ125閣、全長3
00閤、凹部長さ250■、凹部最大深さ100論、凹
部最小深さ50■とした。これにより、保持面22の傾
斜角はボタン本体lOの下面傾斜角と同じ11.3度と
なり、ボタン本体lOの水平方向移動量は100■、レ
ベル調整幅は20■が確保された。スキンドパイブ30
の外径n: 250 閣であった。
成した0寸法は幅50謹、長さ150m、最大高さ17
5m、最小高さ145m+とし、下面傾斜角は11.3
度とした。また、台座20はステンレス鋳鋼(SCH1
3)製とし、寸法は幅1゜O■、高さ125閣、全長3
00閤、凹部長さ250■、凹部最大深さ100論、凹
部最小深さ50■とした。これにより、保持面22の傾
斜角はボタン本体lOの下面傾斜角と同じ11.3度と
なり、ボタン本体lOの水平方向移動量は100■、レ
ベル調整幅は20■が確保された。スキンドパイブ30
の外径n: 250 閣であった。
1年の炉操業期間中コニ1回レベル修正が必要になった
が、ボタン本体lOの移動Sこよりレベル修正を実施し
、損耗したボタン本体lOがそのまま使用できた。また
、その修正に要する時間は7分/1個であり、溶接によ
る継ぎ足しの場合(15分/1個)に比して大幅に短縮
された。ボタン本体lOの損耗が更に進み、その移動だ
けではレベル調整が不可能になった場合も、ボタン本体
10の差し替えによって簡単に対処できた。
が、ボタン本体lOの移動Sこよりレベル修正を実施し
、損耗したボタン本体lOがそのまま使用できた。また
、その修正に要する時間は7分/1個であり、溶接によ
る継ぎ足しの場合(15分/1個)に比して大幅に短縮
された。ボタン本体lOの損耗が更に進み、その移動だ
けではレベル調整が不可能になった場合も、ボタン本体
10の差し替えによって簡単に対処できた。
なお、上記実施例では、ボタン本体lOの下面12及び
台座20の保持面22は、フラットな傾斜面とされてい
るが、第4図〜第6図に示すように、階段状、凹凸状、
鋸刃状等の、相互に噛み合う単位形状が一定ピッチで傾
斜方向に連続した噛合形状の傾斜面とすることもできる
。このような傾斜面を用いると、単位形状のピッチ毎の
段階的なレベル調整となるが、被加熱材の荷重による傾
斜方向のスラスト力が全て傾斜面で受けられるので、傾
斜方向下流例に隙間があく中間位置にボタン本体lOを
固定する場合にも、その隙間にスペーサ33を差し込む
必要がなく、l容接や固定金具24のみでボタン本体l
Oを8争20に確実シこ仮止めできる。
台座20の保持面22は、フラットな傾斜面とされてい
るが、第4図〜第6図に示すように、階段状、凹凸状、
鋸刃状等の、相互に噛み合う単位形状が一定ピッチで傾
斜方向に連続した噛合形状の傾斜面とすることもできる
。このような傾斜面を用いると、単位形状のピッチ毎の
段階的なレベル調整となるが、被加熱材の荷重による傾
斜方向のスラスト力が全て傾斜面で受けられるので、傾
斜方向下流例に隙間があく中間位置にボタン本体lOを
固定する場合にも、その隙間にスペーサ33を差し込む
必要がなく、l容接や固定金具24のみでボタン本体l
Oを8争20に確実シこ仮止めできる。
[発明の効果]
本発明の加熱炉用スキッドボタンは、レベル目己調整機
能ををしているので、損耗が生してもボタンの取替えや
溶接による補修部材の継ぎ足しを必要としない。従って
、高価な耐熱合金の使用量が著しく削減され、大幅な経
済性向上が達成される。また、その調整作業が容易であ
るために、レベル調整に伴う炉操業休止期間が短縮され
、生産性が向上する。更に、微調整ができ、高精度なレ
ベル維持管理が可能になる。
能ををしているので、損耗が生してもボタンの取替えや
溶接による補修部材の継ぎ足しを必要としない。従って
、高価な耐熱合金の使用量が著しく削減され、大幅な経
済性向上が達成される。また、その調整作業が容易であ
るために、レベル調整に伴う炉操業休止期間が短縮され
、生産性が向上する。更に、微調整ができ、高精度なレ
ベル維持管理が可能になる。
ボタン本体の下面および台座の保持面を噛合形状の傾斜
面とした場合には、台座保持面上の中間位置にもボタン
本体を簡単に仮止めでき、レベル修正作業時間が一層短
縮される。
面とした場合には、台座保持面上の中間位置にもボタン
本体を簡単に仮止めでき、レベル修正作業時間が一層短
縮される。
第1図は本発明を実施した加熱炉スキッドボタンの一例
を示す縦断側面図、第2図は第1し1のA−A!断面矢
視図、第3図はその使用法を説明するだめの縦断側面図
、第4図〜第6図は本発明の別の実施例を示す縦断面図
、第7図は従来のスキントポタン構造を示す縦断正面図
、第8図はウオーキングビーム式搬送装置を備えた連続
式加熱炉の概略図である。 lO:ボタン本体、20:台座、21:凹部、22:保
持面、30ニスキツドバイブ。 第 1 図 しA 、4λ 2 1゛’J I 2 3 図 II 10 箱 4L、1 第 5 1A 第 61゛4
を示す縦断側面図、第2図は第1し1のA−A!断面矢
視図、第3図はその使用法を説明するだめの縦断側面図
、第4図〜第6図は本発明の別の実施例を示す縦断面図
、第7図は従来のスキントポタン構造を示す縦断正面図
、第8図はウオーキングビーム式搬送装置を備えた連続
式加熱炉の概略図である。 lO:ボタン本体、20:台座、21:凹部、22:保
持面、30ニスキツドバイブ。 第 1 図 しA 、4λ 2 1゛’J I 2 3 図 II 10 箱 4L、1 第 5 1A 第 61゛4
Claims (2)
- (1)加熱炉内の被加熱材を支持するべく、スキッドビ
ームの上面に突設されたスキッドボタンであって、前記
スキッドビームから分離され、下面が被加熱材の搬送方
向に傾斜する傾斜面とされたボタン本体と、該ボタン本
体を上部が露出した状態で、被加熱材の搬送方向へ移動
可能に保持し、ボタン本体の下面が当接する保持面がボ
タン本体の下面と同方向に傾斜する傾斜面とされた台座
とを具備することを特徴とする加熱炉スキッドボタン。 - (2)前記ボタン本体の下面および受台の保持面は、相
互に噛み合う単位形状が等ピッチで傾斜方向に連続した
噛合形状の傾斜面であることを特徴とする請求項1に記
載の加熱炉スキッドボタン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30913590A JPH04180514A (ja) | 1990-11-14 | 1990-11-14 | 加熱炉スキッドボタン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30913590A JPH04180514A (ja) | 1990-11-14 | 1990-11-14 | 加熱炉スキッドボタン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04180514A true JPH04180514A (ja) | 1992-06-26 |
Family
ID=17989322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30913590A Pending JPH04180514A (ja) | 1990-11-14 | 1990-11-14 | 加熱炉スキッドボタン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04180514A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014189842A (ja) * | 2013-03-27 | 2014-10-06 | Kubota Corp | スキッドボタン |
JP2019183195A (ja) * | 2018-04-03 | 2019-10-24 | 中外炉工業株式会社 | ウォーキングビーム式搬送装置及びウォーキングビーム式搬送装置の補修工事方法 |
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1990
- 1990-11-14 JP JP30913590A patent/JPH04180514A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014189842A (ja) * | 2013-03-27 | 2014-10-06 | Kubota Corp | スキッドボタン |
JP2019183195A (ja) * | 2018-04-03 | 2019-10-24 | 中外炉工業株式会社 | ウォーキングビーム式搬送装置及びウォーキングビーム式搬送装置の補修工事方法 |
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