JPH04180313A - 衛星受信機c/n表示装置 - Google Patents

衛星受信機c/n表示装置

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JPH04180313A
JPH04180313A JP30938690A JP30938690A JPH04180313A JP H04180313 A JPH04180313 A JP H04180313A JP 30938690 A JP30938690 A JP 30938690A JP 30938690 A JP30938690 A JP 30938690A JP H04180313 A JPH04180313 A JP H04180313A
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Kazunori Yamate
万典 山手
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、衛星放送用または衛星通信用の衛星受信機に
係り、特に受信電波の品質を表示することにより、アン
テナの設置角度の調整などに役立てることができるC/
N表示装置に関するものである。
従来の技術 静止衛星を利用した放送局のTV信号の伝送が実用にな
って以来久しい。従来のTV信号の伝送でアンテナの方
向調整や画質表示器として、FM検波後の検波出力にお
いて、信号成分のないある部分のノイズをピックアップ
して利用することが先に特願昭62−334535号(
特開平1−175487号公報)で提案されている。近
年、TV信号ではなくデータのみを直接伝送するような
システムが開発されてきており、帯域内のノイズを利用
できなくなってきている。
発明が解決しようとする課題 上記のように、データのみを直接伝送するようなシステ
ムでは、帯域内でのスペクトラムが拡散して、信号のな
いノイズだけをピックアップすることが不可能であり、
なおかつ、上記のようにノイズをピックアップする構成
では、アナログ信号処理のため、温度変化や部品のばら
つきによる誤差が大であった。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の衛星受信機C/N表
示装置は、復調検波された後のディジタル畳込み符号を
受信811PI″rm号する際に用いられるビタビ復号
において、前記畳込み符号が硬判定ビタビ復号アルゴリ
ズム内で処理されるときのハミング距離演算による状態
計量(パスメトリック)によって、誤り数を検出する手
段を設け、その誤り数をカウントした数をレベル表示器
に表示させる手段を設けたものである。
さらに、あらかじめ調整工程でC/N対BER(Bit
e Error Rate、ピッ1へ誤り率)を測定し
て、その測定された値に対応した補正データが入力され
ているマイクロコンピュータを設け、状態計量によって
得られた誤り数を前記マイクロコンピュータに入力して
、誤り数に対応するC/N値をレベル表示器に表示する
ように構成したものである。
作用 本発明は上記した構成によって、受信tI!側で衛星デ
ィジタルデータをビタビ復号する際に、ビタビ復号アル
ゴリズム内での状態計量を観察することにより、誤り数
を検出でき、検出した誤り数をある一定時間内でカウン
トして、そのカウント数に対応した量をレベル表示器に
表示することにより、アンテナ設置時の方向調整に供す
ることが可能である。
また、上記の誤りカウント数に対して、あらかじめC/
N対BER(ピットエラーレート)を測定して、その補
正値をマイクロコンピュータ−に蓄えておき、上記誤り
数のカウント数に対して演算を行なえば、誤り数カウン
ト数により、第2図に示すようなC/N比に対するビッ
ト誤り率のカーブから精度良<C/N比を得ることがで
きる。
実施例 以下本発明の一実施例について図面を参照しながら説明
する。
第1図は本発明の一実施例における衛星受信機C/N表
示装置のブロック図である。第1図において、1は衛星
通信用ディジタルデータ伝送で用いられる畳込み符号が
復調検波された後に入力される入力端子、2は入力端子
1に入力されて畳込み符号をとりと復号するビタビ復号
器である。3゜4はビタビ復号器2に内蔵された状態計
量器および誤り数カウンタであり、状態計量器3は入力
された畳込み符号が硬判定ビタビ復号アルゴリズム内で
処理されたときのハミング距離の蓄積されたものをカウ
ントして状態計量を行い、誤り数カウンタ4は状態計量
器3の出力をさらにある一定時間、累積加算し、この一
定時間内での誤り数を保持する。5は誤り数カウンタ4
の出力を読み出すことにより、誤り数を検出するマイク
ロプロセッサ、6はマイクロプロセッサ5から出力され
る誤り数に応じた表示用出力により誤り数を表示するレ
ベル表示器である。
ここで、衛星通信用ディジタルデータ伝送で用いられる
畳込み符号と受信機側での復号の際に用いられるビタビ
復号(およびアルゴリズム)について簡単に説明する。
第3図は拘束長K(=3)、符号化率(または情報Iと
も呼ばれる)r(−1/2)および結分ベクトルG1 
= (1,0,1)、G2−(1,1,1,)の畳込み
符号化器が示されている。第3図において、7はシフト
レジスタ、8はm o d 2加算器、9は切替器を示
し、u”(ul + u2 + u3 + u4 + 
u5 + ”’)−(1,0,1,1,0,1,O,O
,O)とする。また、10は切替器9を通して得られる
符号化された情報系列出力であり、 X3を脣= (Xt 、 X2 、 X3 、 X4 
、 X5 、・・・)Xtフ(Xl ’ 、X、Q) と表わされる。ここで、シフトレジスタ7はずべて°″
0“にリセットされているとする。
したがって最初の4つの情報ビットに対応する符号化シ
ンボルは、 Xl −uI G1=11= (x+ ’ XI Q)
X2 =u2 GleuI G2 =01” (X2 
”)C29) X3 =u3 G1■u2G2■uI G3 =OO−
(x、’x3Q) X4 =u4G1eu3 G2 eu2G3 =10=
 (x4’ x4 Q) のように、表わされる。したがって、符号化された出力
は xl’1% = (11,01,00,i o−>とな
る、ここで第3図の畳込み符号化器の状態遷移を示した
のが第4図で、第6図以降のトレリス線図の基本となる
以上が畳込み符号の説明であり、次にとりと復号の原理
と符号化率1/2、拘束長に=3の畳込み符号の実際の
とりと復号について説明する。
符号化率に/n(knは整数)のq(qは整数)元畳込
み符号Cの符号系列を無記憶定常通信路を通して送り、
受信系列Y=yg 3/1 y2・・・3/N−1が受
信されたとき、Nは任意の大きい整数であり、受信系列
の時点大のブロックはy、 = (ylt。
y21.・・・y、、)であり、yItは通信路の元で
あるとし、また通信路の出力は有限の集合か、または実
数あるいは複素数全体の集合とする。このとき最尤復号
をするには、受信系列Yに対し尤度関数(条件付き確率
または条件付き確率密度’I P (YIW>を最大と
する符号系列W=wOwl w2・・・wN−、が送ら
れたと判定すればよい。しなかつて通信路が無記憶定常
通信路であるので、この尤度関数は、 P (Y I W) =’n−’ P (yt l v
vt )と書け、次にこの対数をとり、−1を掛ければ
P(y、Iw、) となる。ここで、−1を掛けている理由は0≦P(yt
lvvt)≦1のためである。
したがって受信系列のブロックytごとにp ogP 
(yt  l Wt )を求めて、あらゆる可能な符号
系列についてこの和を作り、その結果を比較してこの和
が最少となる符号系列を求めることにより最尤復号が行
える。
ここで、−1ogP (yt  1wt )そのもので
なくても、これに比例する量であればよい、たとえば通
信路が2元対称通信路であるときはy、とWtのハミン
グ距$11dH(yl、wt)が使える。
このような量を枝メトリックと呼び、λ(yt 。
wt)で表す。枝メトリックと呼ぶのは、トレリス線図
(第5図、第6図)の枝にWtが対応づけられているか
らである。以下では、枝とそれに対応づけられている符
号ブロックとも同一視することがある。
トレリス線図において、符号系列は、時点Oの初期状態
から出発するパスに対応する。そこで、受信系列Y=y
oy1 y2・・・’Js−+ とあるパスに対応する
符号系列W=WOwl w2・・・wN−、に対し、枝
メトリックの和λ(yo 、 we )十・・・+λ(
y、−、、wN−、)を受信系列yに対するこのパスの
パスメトリックまたはメトリック(状態計量)と呼び、
λ(y、w)で表す。特に枝メトリックが基本技メトリ
ックのとき、基本パスメトリックと呼ぶ。結局、最尤復
号は、トレリス線図においてメトリックが最小となるパ
ス(最尤パス)を求めることにより行える。
ここで、第5図のようにトレリス線図において、時点t
で状9Siを通り、時点N−1では状態Sfに達するパ
スを考えると、実線で示されたパスがこのような条件を
満たすパスのなかでメトリックが最小であったとする。
このときの実線のパスは初期状態から出発して時点tで
状態Stに達するすべてのパスの中で、時点tまでのメ
トリックが最少となるものでなければならない。
もし、破線のパスの時点tまでのメトリックが、実線の
パスのそれより小さかったとすれば、時点tまで破線で
それ以降実線となるパスのメトリックが実線だけのパス
のメトリックよりも小さくなってしまうからである。し
たがって、時点N−1で状態Sfに達するパスでメトリ
ックが最小のものと求めるとき、時点tで状態Siを通
るパスの中では、その時点tまでのメトリックが最小の
ものだけを選び、ほかは捨てることができる。つまり、
各時点において、それぞれの状態に達するパスの中で、
その時点までのメトリックが最小のもの1つだけを残し
ほかは捨ててよい、このようにしてすべてのパスのなか
でメトリックが最小のものを求めることができる。
次に、符号化率1/2、拘束長に=3の畳込み符号で送
信データが101101000で、送信系列が、11 
01 00 10 10 0001 11 00であり
、受信系列で1個誤りが発生して、受信系列が11 0
1 00 10■0 00 01 11 00であった
場合のビタビ復号を説明する(○は誤りの場所を示す)
第6図において、全零状態から上記の受信系列が入力さ
れたときを考える。
第7図において、()は送信されたデータ(情報)を示
し、そのとなりのy+ty2t(00゜01.10.1
1)は畳込み符号の出力を示す。
また、O〜■は状態計量(パスメトリック)を示し、時
点tnまでのハミング距離の和を示す。
まず、時点t1では、受信系列が11でトレリス線上で
は、(0)で00(1)で11のため、状態Soではハ
ミング距離は2となって■で示されており、状態S1で
はハミング距離は0となって■で示されている。
次に、時点t2では、受信系列が01であり、状ISo
では(0)00であるためにハミング距離は1であり、
その以前のハミング距離と加算して、時点t2の状aS
Oでは■となっている0次にt2の状9S1においては
、(1)11よりハミング距離は1であり、そのパスの
1つ前の時点t1のハミング距N2と加算して■となっ
ている。
また時点t2の状態S2では、(0)01のためにハミ
ング距離は0であり、その前のパスの時点のハミング距
離が0のため■となっている。時点t2の83の状態で
は、(1)10のためハミング距離は2であり、その前
のパスの時点のハミング距離がOのため■となっている
。よって時点t2で状態SQ s、s233の各々のパ
スができたために時点t3では、図に示すように蓄積し
てきたハミング距離の比較において、小さいパスが生き
残り、ハミング距離の大きなパスはすてられる。実線が
生き残りパスであり、すてられるパスは破線で示されて
いる。
あとは時点t4〜t9へと進み、そのそれぞれの時点で
の状態を第8図〜第13図に示す。
ここで、時点t3で状態S3の所では、蓄積されたハミ
ング距離が同じになっており、ランダムに選択すればよ
いので、本実施例では上側から来るパスを残すようにし
た。
また、第13図において、t9の状態SDを見れば、蓄
積されたハミング距離が最小であり、t9の状態Soで
は■となっている。これは誤りが1個だけ生じたことを
示すものである。以上がとりと復号の説明である。
このとき、t9のSO状態になったトレリス線上でのパ
スは誤りが1他生じたことを示すため、ビタビ復号を行
うプロセスで、この選択されたバス上の蓄積ハミング距
離をある一定期間の間、再度蓄積することにより、ビタ
ビ復号をスタートしてから、ある時点tkまでの誤り数
がわかることになる。
次に第1図において、その動作について説明する。受信
された畳込み符号が入力端子1を通してとりと復号器2
に入力され、上述の畳込み符号とビタビ復号の説明で示
されているハミング距離の蓄積されたものを状態計量器
3でカウントして状態計量を行い、さらにある一定時間
、状態計量器3の出力をさらに誤り数カウンタ4で蓄積
(!@積加算する)する、このときある一定時間内(伝
送ビット数をnl、7秒とすれ゛ば、ある一定時間tで
はnt個のデータとなる)での誤り数を誤り数カウンタ
4は保持している。この誤り数カウンタ4の出力をマイ
クロプロセッサ5で読みだすことによりマイクロプロセ
ッサ5が誤り数を検出し、さらに、マイクロプロセッサ
5が誤り数に応じた表示用出力をレベル表示器6に出力
することにより、誤り数を表示できる。
さらに、あらかじめC/N値を測定し、そのときの第2
図に示されるような誤り数との相関関係をマイクロプロ
セッサ5に入力しておけば、レベル表示器6において、
第2図に示される関係を用いてC/Nff1を表示する
ことができる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、ビタビ復号の処理で利用
される状態計量の値をある一定期間保持(累積加算)す
ることにより誤り数を検出し、誤り数をカウントした数
をレベル表示器に表示することにより、受信機のC/N
値を表示することができ、衛星用受信アンテナの方向調
整や画質表示器として使用できる。また、大部分の回路
がディジタル処理であるため、LSI内部に内蔵でき、
コストアップにつながらずにC/N表示が可能となり、
その実用的効果は大なるものがある。
また、この誤り数を実際のC/Nを変化させてあらかじ
め測定しておき、この測定データをもとに補正データを
作り、マイクロコンピュータに入力しておけば、誤り数
よりC7N値を換算することが可能となり、丁確なC/
N値が得られてそれを表示することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の衛星受信機C/N表示装置
のブロック図、第2図はBER(ビット誤り数)対C/
N比を示す特性図、第3図は畳込み符号化器の一例を示
すブロック図、第4図は同畳込み符号化器の状態遷移を
示す図、第5図はトレリス線図の殻尤パスを説明する図
、第6図〜第13図は第3図の畳込み符号器のトレリス
線図の説明図である。 1・・・受信系列の受信畳込み符号入力端子、2・・・
ビタビ復号器、3・・・状態計量(パスメトリック)器
、4・・・誤り数カウンタ、5・・・マイクロプロセッ
サ、6・・・レベル表示器。 代理人   森  本  義  弘 第1図 第2図 C/A/之 −切    的     怖 (q                 砺−(q )q−3 −丸 ブー

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、衛星通信用ディジタルデータ伝送で用いられる畳込
    み符号を受信機側で復号する際に、用いられるビタビ復
    号において、前記畳込み符号が硬判定ビタビ復号アルゴ
    リズム内で処理されるときのハミング距離演算による状
    態計量(パスメトリック)によって誤り数を検出する手
    段を設け、その誤り数をカウントした数をレベル表示器
    に表示させる手段を設けた衛星受信機C/N表示装置。 2、あらかじめ調整工程でC/N(搬送波レベル/入力
    雑音レベル)対BER(ビット誤り率)を測定して、そ
    の測定された値に対応した補正データが入力されている
    マイクロコンピュータを設け、状態計量によって得られ
    た誤り数を前記マイクロコンピュータに入力して、誤り
    数に対応するC/N値をレベル表示器に表示するように
    構成した請求項1記載の衛星受信機C/N表示装置。
JP2309386A 1990-11-14 1990-11-14 衛星受信機c/n表示装置 Expired - Lifetime JPH0738608B2 (ja)

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JPH0738608B2 JPH0738608B2 (ja) 1995-04-26

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011517255A (ja) 2008-04-15 2011-05-26 クゥアルコム・インコーポレイテッド チャネルデコーディングに基づいたエラー検出

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63173426A (ja) * 1987-01-12 1988-07-18 Mitsubishi Electric Corp 送信電力制御装置
JPH01198847A (ja) * 1988-02-03 1989-08-10 Mitsubishi Electric Corp 符号誤り率算出装置

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