JPH0417525A - 電力系統の操作支援方法 - Google Patents
電力系統の操作支援方法Info
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- JPH0417525A JPH0417525A JP2119335A JP11933590A JPH0417525A JP H0417525 A JPH0417525 A JP H0417525A JP 2119335 A JP2119335 A JP 2119335A JP 11933590 A JP11933590 A JP 11933590A JP H0417525 A JPH0417525 A JP H0417525A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、電力系統の復旧操作を支援する電力系統の
操作支援方法に関するものである。
操作支援方法に関するものである。
〔従来の技術]
第9図および第10図は、社団法人電気学会、電気学会
研究会資料(電力技術研究会)PE87−172(19
87年7月28日発行)121〜129頁に示された「
基幹系統事故復旧操作ガイダンス方式の検討」小島他の
復旧操作ガイダンスシステムのソフトウェア構成概念図
およびハードウェア構成概念図である。
研究会資料(電力技術研究会)PE87−172(19
87年7月28日発行)121〜129頁に示された「
基幹系統事故復旧操作ガイダンス方式の検討」小島他の
復旧操作ガイダンスシステムのソフトウェア構成概念図
およびハードウェア構成概念図である。
第9図において、1は運用者、2はユーザインクフェー
ス、3は例えば、推論を実行するエンノニアリングワー
クステーション(EWS)、4は解析ツール、5は系統
データベースである。また第1O図において、7はディ
スクメモリ、8はグラフインク表示装置(CRT) 、
9は操作装置としてのキーボード、10は座標指定装置
としてのマウスである。
ス、3は例えば、推論を実行するエンノニアリングワー
クステーション(EWS)、4は解析ツール、5は系統
データベースである。また第1O図において、7はディ
スクメモリ、8はグラフインク表示装置(CRT) 、
9は操作装置としてのキーボード、10は座標指定装置
としてのマウスである。
次に動作について説明する。まず、復旧操作ガイダンス
システムの全体的な動きを支配しているのはエンジニア
リングワークステーション3の知識ベース3Aである。
システムの全体的な動きを支配しているのはエンジニア
リングワークステーション3の知識ベース3Aである。
系統状態とマツチしたルールが推論機構3Bを介して実
行され、解析ツール4を呼び出し、ユーザインタフェー
ス2を介して推論結果を運用者1に提示するものである
。従来の復旧操作ガイダンスシステムは知識ベース3A
や推論機構3Bをエンジニアリングワークステーション
3上に構築している。また、解析ツール4やユーザイン
タフェース2等についてはフォートランを用いており、
系統図の表示等はエンジニアリングワークステーション
3に接続されたグラフィックCRT (表示装置)8上
で行っている。例えば、電力系統に事故が発生した後で
復旧操作をする場合の操作対象遮断器の優先順位につい
ては復旧時間を短縮する目的から同時操作が可能な複数
の操作を一括して提示することが要求される。
行され、解析ツール4を呼び出し、ユーザインタフェー
ス2を介して推論結果を運用者1に提示するものである
。従来の復旧操作ガイダンスシステムは知識ベース3A
や推論機構3Bをエンジニアリングワークステーション
3上に構築している。また、解析ツール4やユーザイン
タフェース2等についてはフォートランを用いており、
系統図の表示等はエンジニアリングワークステーション
3に接続されたグラフィックCRT (表示装置)8上
で行っている。例えば、電力系統に事故が発生した後で
復旧操作をする場合の操作対象遮断器の優先順位につい
ては復旧時間を短縮する目的から同時操作が可能な複数
の操作を一括して提示することが要求される。
この要求を満たすためには提示する操作がどのような実
行順序で実施されるかが不確定であること、提示する操
作の全てが実行されるとは限らないことから提示する操
作がいかなる組合わせや実行順序で実施されても過負荷
等の不都合が発生しないことを保証する必要がある。こ
の要求を満たす方法として、過負荷の発生がないことを
保証することとし潮流状態(有効電力)に変化を与えな
い全ての操作と潮流状態に変化を与える1つの操作を同
時に提示している。すなわち、 (1)全ての停電内の開操作(事故設備切離しなど)(
2)全ての停電内の閉操作(復旧$備としての母線併用
) (3)全ての充電内の併用操作(ループが存在する場合
、併用操作によっても潮流は変化するが、大きな影響は
ないと考える。) (4)操作時点において、併用操作、ループ開放操作対
象の開閉器が存在しないことを条件とした一つの充電内
のループ投入操作 (5)操作時点において、併用操作対象の開閉器が存在
しないことを条件とした一つの充電内のループ開放操作 (6)全ての充電内の系統並列操作 (7)未操作の停電的開閉器への充電が発生しないこと
を条件とした全ての充電のための閉操作(設備の充電の
負荷送電は切り離して考えている。) (8)発電力の不足(過負荷解消のために要求される発
電力の不足も含む。)を条件とした一つの発電機並列操
作 この優先順位(])においては、停電内の開操作であり
、事故設備の切り離しなどを行う。(2)においては、
停電内の閉操作であり、復旧準備としての母線併用、負
荷開閉器の閉操作などを行う。(3)においては充電内
の閉操作であり、設備の併用を行う。(4)も同様に充
電内の閉操作であり、ループ投入を行う。(5)は充電
系統の並列操作であり、単独系統の並列を行う。(6)
は充電内の開操作であり、ループ開放などを行う。(力
は充電のための閉操作であり、復旧操作を行う。(8)
は発電機の並列操作であり、発電機の並列を行う。
行順序で実施されるかが不確定であること、提示する操
作の全てが実行されるとは限らないことから提示する操
作がいかなる組合わせや実行順序で実施されても過負荷
等の不都合が発生しないことを保証する必要がある。こ
の要求を満たす方法として、過負荷の発生がないことを
保証することとし潮流状態(有効電力)に変化を与えな
い全ての操作と潮流状態に変化を与える1つの操作を同
時に提示している。すなわち、 (1)全ての停電内の開操作(事故設備切離しなど)(
2)全ての停電内の閉操作(復旧$備としての母線併用
) (3)全ての充電内の併用操作(ループが存在する場合
、併用操作によっても潮流は変化するが、大きな影響は
ないと考える。) (4)操作時点において、併用操作、ループ開放操作対
象の開閉器が存在しないことを条件とした一つの充電内
のループ投入操作 (5)操作時点において、併用操作対象の開閉器が存在
しないことを条件とした一つの充電内のループ開放操作 (6)全ての充電内の系統並列操作 (7)未操作の停電的開閉器への充電が発生しないこと
を条件とした全ての充電のための閉操作(設備の充電の
負荷送電は切り離して考えている。) (8)発電力の不足(過負荷解消のために要求される発
電力の不足も含む。)を条件とした一つの発電機並列操
作 この優先順位(])においては、停電内の開操作であり
、事故設備の切り離しなどを行う。(2)においては、
停電内の閉操作であり、復旧準備としての母線併用、負
荷開閉器の閉操作などを行う。(3)においては充電内
の閉操作であり、設備の併用を行う。(4)も同様に充
電内の閉操作であり、ループ投入を行う。(5)は充電
系統の並列操作であり、単独系統の並列を行う。(6)
は充電内の開操作であり、ループ開放などを行う。(力
は充電のための閉操作であり、復旧操作を行う。(8)
は発電機の並列操作であり、発電機の並列を行う。
このようにして、到達すべき今後の電力系統の接続形態
、つまり、目標系統と現時点における電力系統の接続形
態、つまり現在系統とを比較することにより、開閉状態
の異なる遮断器を操作候補遮断器として抽出し7、続い
て操作候補遮断器の中から、前述した優先順位により、
実際に操作すべき遮断器を選択して、順次復旧操作に関
する情報を、運用者に提供している。
、つまり、目標系統と現時点における電力系統の接続形
態、つまり現在系統とを比較することにより、開閉状態
の異なる遮断器を操作候補遮断器として抽出し7、続い
て操作候補遮断器の中から、前述した優先順位により、
実際に操作すべき遮断器を選択して、順次復旧操作に関
する情報を、運用者に提供している。
(発明が解決しようとする課題]
従来の電力系統の操作支援方法は以上のように行われて
いるので、現在系統から目標系統に至る遮断器の操作し
か作成されず、遮断器操作に対する確認指令操作の手順
が作成されないために運用者1が判断し、確認指令操作
の手順を作成して実行しなければならないので信頼性の
低下と迅速、的確な復旧を行うことができないという課
題があった。
いるので、現在系統から目標系統に至る遮断器の操作し
か作成されず、遮断器操作に対する確認指令操作の手順
が作成されないために運用者1が判断し、確認指令操作
の手順を作成して実行しなければならないので信頼性の
低下と迅速、的確な復旧を行うことができないという課
題があった。
この発明は上記のような課題を解消するためになされた
もので、遮断器操作に対する確認指令操作の手順を自動
作成して運用者に提示することができる電力系統の操作
支援方法を得ることを目的とする。
もので、遮断器操作に対する確認指令操作の手順を自動
作成して運用者に提示することができる電力系統の操作
支援方法を得ることを目的とする。
(課題を解決するための手段〕
この発明に係る電力系統の操作支援方法は、電力系統を
構成する設備の併用を解放する遮断器操作であれば当該
操作の前に合計負荷(潮流)の確認をする第1の確認手
順を、設備を停電させる操作であれば、当該設備の電位
差確認を行う第2の確認手順を実行し、前記遮断器操作
手順による操作によって前記設備を開放した場合には前
記設備が無潮流状態であることを確認する第3の確認手
順を自動作成し、設備を復元させる操作であれば、当該
遮断器の両端の位相差及び電位差を確認をする第4の確
認手順を、設備の併用を行う操作であれば、潮流ありと
、該潮流のバランスを確認する第5の確認手順を自動作
成し提示する。
構成する設備の併用を解放する遮断器操作であれば当該
操作の前に合計負荷(潮流)の確認をする第1の確認手
順を、設備を停電させる操作であれば、当該設備の電位
差確認を行う第2の確認手順を実行し、前記遮断器操作
手順による操作によって前記設備を開放した場合には前
記設備が無潮流状態であることを確認する第3の確認手
順を自動作成し、設備を復元させる操作であれば、当該
遮断器の両端の位相差及び電位差を確認をする第4の確
認手順を、設備の併用を行う操作であれば、潮流ありと
、該潮流のバランスを確認する第5の確認手順を自動作
成し提示する。
この発明における電力系統の操作支援方法は遮断器の開
閉操作に対し確認、指令操作の手順を操作支援システム
を用いて自動作成するもので、電力系統を構成する設備
を停電させる場合の確認、手順と、充電させる場合の確
認手順とのそれぞれについて自動作成し提示するように
する。
閉操作に対し確認、指令操作の手順を操作支援システム
を用いて自動作成するもので、電力系統を構成する設備
を停電させる場合の確認、手順と、充電させる場合の確
認手順とのそれぞれについて自動作成し提示するように
する。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図は現在系統の状態を示す電力系統の単線結線図である
。図中、B1.B2は母線であり、LNI、LN2は送
電線、Dlは電源、CBICB2 CB3およびCB
4は閉状態の遮断器である。
図は現在系統の状態を示す電力系統の単線結線図である
。図中、B1.B2は母線であり、LNI、LN2は送
電線、Dlは電源、CBICB2 CB3およびCB
4は閉状態の遮断器である。
また第2図は、今後における目標系統の状態を示す電力
系統の単線結線図であり、図中節1Fと同一の符号は同
一の設備を示す。この第21aQこおいて、(第1の)
遮断器CBIと(第2の)遮断器CB2は開状態、遮断
器CB3.CB4は閉状態を表わす。
系統の単線結線図であり、図中節1Fと同一の符号は同
一の設備を示す。この第21aQこおいて、(第1の)
遮断器CBIと(第2の)遮断器CB2は開状態、遮断
器CB3.CB4は閉状態を表わす。
次に動作について説明する。いま第1図の現在系統から
第2図の目標系統に至る操作を考える。
第2図の目標系統に至る操作を考える。
操作の目的は、送電線LNIの停止であり、遮断器CB
IおよびCB2の操作は、まずCB2の開放、続いてC
BIの開放の順となる。
IおよびCB2の操作は、まずCB2の開放、続いてC
BIの開放の順となる。
遮断器CB2の開放は、併用状態にある送電線LN1.
LN2の併用を解く操作であり、遮断器CB2の開放操
作手順の前に送電線LN1.LN2の負荷の合計値を確
認する操作手順を作成する。
LN2の併用を解く操作であり、遮断器CB2の開放操
作手順の前に送電線LN1.LN2の負荷の合計値を確
認する操作手順を作成する。
遮断器CBIの開放操作は、送電線LNIを停電させる
操作であり、該遮断器CBIの開放操作手順の前に、送
電線LNIが無負荷状態であることの確認手順を作成す
る。すなわち、第1圀の現在系統から第2図の目標系統
に至る送電線手順は第3図のフローチャートに示すよう
になる。まず、母線B1に接続された2系統の送電線L
NI、LN2の負荷の合計がどの程度かを確認する(ス
テップ5TI)。次に前記の確認が終わると負荷側の遮
断器CB2を先ず開放する(ステップ5T2)。
操作であり、該遮断器CBIの開放操作手順の前に、送
電線LNIが無負荷状態であることの確認手順を作成す
る。すなわち、第1圀の現在系統から第2図の目標系統
に至る送電線手順は第3図のフローチャートに示すよう
になる。まず、母線B1に接続された2系統の送電線L
NI、LN2の負荷の合計がどの程度かを確認する(ス
テップ5TI)。次に前記の確認が終わると負荷側の遮
断器CB2を先ず開放する(ステップ5T2)。
続いて開放された送電線1.N1に負荷電流が流れてい
ない無負荷(潮流無し)確認を行って(ステップ5T3
)後、遮断器CBIを開放する(ステップ5T4)。そ
して、各確認手順を含む操作手順が運用者に提示される
。
ない無負荷(潮流無し)確認を行って(ステップ5T3
)後、遮断器CBIを開放する(ステップ5T4)。そ
して、各確認手順を含む操作手順が運用者に提示される
。
次に、第2図の系統状態を現在系統、第1図の系統状態
を目標系統とし、第2同の系統状態から第1図の系統状
態に至る操作を考える。
を目標系統とし、第2同の系統状態から第1図の系統状
態に至る操作を考える。
操作の目的は、送電線の復元操作であり、遮断器CBI
、CB2の操作は第4図に示すフローチャートによる投
入の順となる。最初に送電線L N1の電圧無しく及び
位相差)をiiこする(ステップ5T5)。送電線LN
Iが無電圧である場合には遮断器CBIを投入し、引続
いて遮断器CB2を投入する(ステップST6,5T7
)。次に潮流か送電線LNIに流れ出したことを確認し
た後(ステップ5T8)で、送電線LNI、LN2の潮
流バランスを確認して作業を終了する(ステップ5T9
)。そして、各確認手順を含む操作手順か運用者に提示
される。
、CB2の操作は第4図に示すフローチャートによる投
入の順となる。最初に送電線L N1の電圧無しく及び
位相差)をiiこする(ステップ5T5)。送電線LN
Iが無電圧である場合には遮断器CBIを投入し、引続
いて遮断器CB2を投入する(ステップST6,5T7
)。次に潮流か送電線LNIに流れ出したことを確認し
た後(ステップ5T8)で、送電線LNI、LN2の潮
流バランスを確認して作業を終了する(ステップ5T9
)。そして、各確認手順を含む操作手順か運用者に提示
される。
ここで、遮断器CBIの投入は、送電線LNIの充電操
作であり、遮断器CBIの投入操作手順の前に送電線L
NIの電圧の無いことの確認手順を作成する。
作であり、遮断器CBIの投入操作手順の前に送電線L
NIの電圧の無いことの確認手順を作成する。
遮断器CB2の投入は、送電線LNIを復元するための
操作であり、遮断器CB2の投入操作手順の後に送電線
LNIの潮流が有ることの確認手順を作成する。また、
遮断器CB2の投入は、同時に送電線LNI、LN2を
併用するための操作であり、遮断器CB2の投入操作手
順の後に送電線LN1.LN2の潮流バランスの確認手
順を作成する。
操作であり、遮断器CB2の投入操作手順の後に送電線
LNIの潮流が有ることの確認手順を作成する。また、
遮断器CB2の投入は、同時に送電線LNI、LN2を
併用するための操作であり、遮断器CB2の投入操作手
順の後に送電線LN1.LN2の潮流バランスの確認手
順を作成する。
また、第5図は3つの母線を有する電力系統の事例で、
現在系統の状態を示す単線結線図である。
現在系統の状態を示す単線結線図である。
図において、B3.B4.B5は母線、LN3゜LN4
LN5は送電線、D2は電源、CB5CB6 C
84C84C84CBIOは閉状態の遮断器である。
LN5は送電線、D2は電源、CB5CB6 C
84C84C84CBIOは閉状態の遮断器である。
さらに、また第6図は今後における目標系統の状態を示
す単線結線図であり、図中第5図と同一の符号は同一の
設備を示す。この第6図において遮断器CB7は開状態
、その他の遮断器は閉状態を示している。
す単線結線図であり、図中第5図と同一の符号は同一の
設備を示す。この第6図において遮断器CB7は開状態
、その他の遮断器は閉状態を示している。
次に動作について説明する。金弟5図の現在系統から第
6図の目標系統に至る操作を考える。操作の目的は、送
電線LN3のループ開放操作であり、C84を開放する
ことにある。すなわち、遮断器CB7の開放は、母線B
3.B4.B5のループを開放する操作である。そこで
、まず遮断器CB7の開放操作の前に送電線LN3の無
効潮流値を確認する操作手順を作成し、続いて遮断器C
B7の開放操作の後に遮断器C,B7の電圧計によって
遮断器CB7の両端の電圧差を確認する操作手順および
送電線LN3を流れる潮流が確実に零になったことを確
認する操作手順を作成する。すなわち、第5図の現在系
統から第6図の目標系統に至るループ開放手順は、第7
図のフローチャートに示すようになる。まず、送電線L
N3を流れる無効潮流がどの程度のものであるかを確認
する(ステップ5TIO)。次に前記の無効潮流の確認
が終了すると遮断器CB7を開放する(ステップ5TI
I)。続いて開放された遮断器CB7の両端の電圧差を
電圧計により確認しくステ、プ5T12)、送電線LN
3を流れる潮流が確実に零になったことを確認する(ス
テップ5T13)。
6図の目標系統に至る操作を考える。操作の目的は、送
電線LN3のループ開放操作であり、C84を開放する
ことにある。すなわち、遮断器CB7の開放は、母線B
3.B4.B5のループを開放する操作である。そこで
、まず遮断器CB7の開放操作の前に送電線LN3の無
効潮流値を確認する操作手順を作成し、続いて遮断器C
B7の開放操作の後に遮断器C,B7の電圧計によって
遮断器CB7の両端の電圧差を確認する操作手順および
送電線LN3を流れる潮流が確実に零になったことを確
認する操作手順を作成する。すなわち、第5図の現在系
統から第6図の目標系統に至るループ開放手順は、第7
図のフローチャートに示すようになる。まず、送電線L
N3を流れる無効潮流がどの程度のものであるかを確認
する(ステップ5TIO)。次に前記の無効潮流の確認
が終了すると遮断器CB7を開放する(ステップ5TI
I)。続いて開放された遮断器CB7の両端の電圧差を
電圧計により確認しくステ、プ5T12)、送電線LN
3を流れる潮流が確実に零になったことを確認する(ス
テップ5T13)。
そして前記各確認手順を含む操作手順が運用者に提示さ
れる。
れる。
次に第6図の系統状態を現在系統とし、第5図の系統状
態を目標系統とした場合、第6図の系統状態から第5図
の目標系統状態に至る操作手順を考える。
態を目標系統とした場合、第6図の系統状態から第5図
の目標系統状態に至る操作手順を考える。
操作の目的は、送電線LN3のループ投入操作であり、
まず遮断器CB7を投入する。前記遮断器CB7の投入
は、母線B3.B4.B5のループ系統を形成するため
の操作であり、遮断器CB7の投入操作の前に、遮断器
CB7の両端の位相差を確認する手順と、遮断器CB7
の両端の電圧差を確認する操作手順を作成し、続いて遮
断器CB7の投入操作の後に送電線LN3に潮流が確実
に存在することを確認する操作手順を作成する。
まず遮断器CB7を投入する。前記遮断器CB7の投入
は、母線B3.B4.B5のループ系統を形成するため
の操作であり、遮断器CB7の投入操作の前に、遮断器
CB7の両端の位相差を確認する手順と、遮断器CB7
の両端の電圧差を確認する操作手順を作成し、続いて遮
断器CB7の投入操作の後に送電線LN3に潮流が確実
に存在することを確認する操作手順を作成する。
すなわち、第6図の現在系統から第5図の目標系統に至
るループ投入手順は、第8図のフローチャートに示すよ
うになる。まず、ループ投入のための遮断器CB7の両
端の位相差がどの程度であるかを確認しくステップ5T
14)、あわせて遮断HCB7の両端の電圧差を電圧計
によって確認する(ステップ5T15)。次に前記の確
認が終わると遮断器CB7をループ投入する(ステップ
5T16)。続いて遮断器CB7に接続される送電線L
N3に潮流が流れ始めたことを確認する(ステップ5T
17)。そして各1”;1手順を含む操作手順が運用者
に提示される。
るループ投入手順は、第8図のフローチャートに示すよ
うになる。まず、ループ投入のための遮断器CB7の両
端の位相差がどの程度であるかを確認しくステップ5T
14)、あわせて遮断HCB7の両端の電圧差を電圧計
によって確認する(ステップ5T15)。次に前記の確
認が終わると遮断器CB7をループ投入する(ステップ
5T16)。続いて遮断器CB7に接続される送電線L
N3に潮流が流れ始めたことを確認する(ステップ5T
17)。そして各1”;1手順を含む操作手順が運用者
に提示される。
以上のように、この発明によれば、電力系統のループ開
放及びループ投入の操作に関し遮断器の操作支援方法を
、遮断器の操作に対して、確認1操作の手順を自動作成
するように構成したので、遮断器操作のみならず確認手
順を含む操作手順をただちに実行に移すことができ、遮
断器操作の信転性の確保と、迅速かつ的確な操作を行う
ことができる効果がある。
放及びループ投入の操作に関し遮断器の操作支援方法を
、遮断器の操作に対して、確認1操作の手順を自動作成
するように構成したので、遮断器操作のみならず確認手
順を含む操作手順をただちに実行に移すことができ、遮
断器操作の信転性の確保と、迅速かつ的確な操作を行う
ことができる効果がある。
第1図はこの発明の一実施例による電力系統の操作支援
方法の通用対象となる現在系統を示す単線結線図、第2
図はこの発明の一実施例による電力系統の操作支援方法
の通用対象となる目標系統を示す単線結線図、第3図は
第1図の現在系統から第2図の目標系統に移行する操作
手順のフローチャート、第4図は送電線の復元操作を行
うフローチャート、第5図はこの発明の一実施例による
3つの母線を有する電力系統の操作支援方法の適用対象
となる現在系統を示す単線結線図、第6回は第5図の操
作支援方法の適用対象となる目標系統を示す単線結線図
、第7図は第5図の現在系統から第6図の目標系統に移
行する操作手順のフローチャート、第8図は第6図の送
電線の復元操作を行うフローチャート、第9図は復旧操
作ガイダンスシステムのソフトウェア構成概念図、第1
0図はハードウェア構成概念図である。 図において、Bl、B2は母線、L、N1.LN2は送
電線、CBIは第1の遮断器、CB2は第2の遮断器で
ある。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 代 理 人 大 岩 増 雄第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 平成 3年 4月17日
方法の通用対象となる現在系統を示す単線結線図、第2
図はこの発明の一実施例による電力系統の操作支援方法
の通用対象となる目標系統を示す単線結線図、第3図は
第1図の現在系統から第2図の目標系統に移行する操作
手順のフローチャート、第4図は送電線の復元操作を行
うフローチャート、第5図はこの発明の一実施例による
3つの母線を有する電力系統の操作支援方法の適用対象
となる現在系統を示す単線結線図、第6回は第5図の操
作支援方法の適用対象となる目標系統を示す単線結線図
、第7図は第5図の現在系統から第6図の目標系統に移
行する操作手順のフローチャート、第8図は第6図の送
電線の復元操作を行うフローチャート、第9図は復旧操
作ガイダンスシステムのソフトウェア構成概念図、第1
0図はハードウェア構成概念図である。 図において、Bl、B2は母線、L、N1.LN2は送
電線、CBIは第1の遮断器、CB2は第2の遮断器で
ある。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 代 理 人 大 岩 増 雄第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 平成 3年 4月17日
Claims (1)
- 現在の電力系統の接続状態である現在系統と、遮断器
操作により今後到達すべき電力系統の接続状態である目
標系統が与えられ、前記現在系統から目標系統に至る操
作手順を系統操作支援システムを用いて作成し提示する
電力系統の操作支援方法において、前記操作手順による
遮断器操作が前記電力系統を構成する設備の併用を解放
する場合には該遮断器操作前に前記設備の無効潮流の確
認を行う第1の確認手順を、前記操作手順による遮断器
操作によって前記設備を停電させた場合には、前記停電
対象の設備の電位差を確認する第2の確認手順を、前記
遮断器操作手順による操作によって前記設備を開放した
場合には前記設備が無潮流状態であることを確認する第
3の確認手順を、また前記遮断器操作手順による操作が
前記設備を復元させる場合には、当該遮断器の両端の位
相差及び電位差を確認する第4の確認手順を、そして、
前記遮断器操作手順による投入操作が前記設備を併用さ
せる場合には、該併用設備の潮流あり、及び潮流バラン
ス確認を行う第5の確認手順を実行する操作支援をそれ
ぞれ自動作成し提示することを特徴とする電力系統の操
作支援方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2119335A JPH0417525A (ja) | 1990-05-08 | 1990-05-08 | 電力系統の操作支援方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2119335A JPH0417525A (ja) | 1990-05-08 | 1990-05-08 | 電力系統の操作支援方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0417525A true JPH0417525A (ja) | 1992-01-22 |
Family
ID=14758937
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2119335A Pending JPH0417525A (ja) | 1990-05-08 | 1990-05-08 | 電力系統の操作支援方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0417525A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6784561B2 (en) | 1999-01-21 | 2004-08-31 | Sony Computer Entertainment Inc. | Resistance force generator for use in a game machine |
-
1990
- 1990-05-08 JP JP2119335A patent/JPH0417525A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6784561B2 (en) | 1999-01-21 | 2004-08-31 | Sony Computer Entertainment Inc. | Resistance force generator for use in a game machine |
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