JPH04172928A - 無電源データ伝送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、携帯型のベン型バーコード読取装置等に使用
する無電源データ伝送装置に関するものである。

従来の技術 従来より、携帯型のペン型バーコード読取装置等に使用
されるデータ伝送装置は、本体内に設けられた電池等の
電源か、あるいは、専用の電源ラインを介して外部より
供給される電源により、内部の回路を動作させてデータ
の送信を行うように構成されている。

以下、従来の電源内蔵型のデータ伝送装置について、第
２図を参照して説明する。

第２図は、従来の電源内蔵型のデータ伝送装置の概略構
成を示す回路図である。第２図において、１は、ペン型
バーコード読取装置（以下、ベンターミナルと記す）、
２はベンターミナル１のデータ伝送ラインであり、その
抵抗値が充分に大きい抵抗３によりベンターミナル１内
に設けられた図示しない電源にプルアップされている。

また、４はグランドである。

一方、５は、ベンターミナル１に接続され、これに対す
るデータの伝送を行うデータ伝送装置であり、その内部
に主制御装置（以下、ＭＰＵと記す）６を有している。

７は、ＭＰＵ６を作動させるための電池、８は、ベンタ
ーミナル１のデータ伝送ライン２に接続されるデータ送
信ライン、９は、ベンターミナル１のグランド４に接続
されるグランドである。

上記構成のバーコード読取装置において、デ−夕伝送装
置５からベンターミナル１ヘデータ伝送を行う際には、
データ伝送装置５のデータ送信ライン８とベンターミナ
ル１のデータ伝送ライン２とを、また、データ送信装置
５のグランド４とベンターミナル１のグランド９とを各
々接続して、データの送信を行うようにしである。

このように、上記バーコード読取装置における従来のデ
ータ伝送装置５によっても、内部に専用の電池７等の電
源を持つことによりデータの送信を行うことができる。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の電源内蔵型のデータ伝送装置
では、内部に専用の電池７を有しているので装置の小型
化、軽量化を容易に図ることができず、電池７の交換等
のメンテナンスが必要になるという問題があった。

また、内部に専用の電源を持たず、専用の電源ラインを
介して外部からの電源供給により作動するデータ伝送装
置においては、専用の電源ラインを装置に接続する必要
があり、携帯使用時の使用範囲に制約か生しるという問
題かあった。

本発明は上記問題点を解決するものであり、装置内に専
用の電源を設けたり外部からの電源供給を必要とせず、
よって、装置の小型化、軽量化を容易に図ることができ
、メンテナンスの手間を省き且つ携帯使用時の使用範囲
を広く保つことかできる無電源データ伝送装置を提供す
ることを目的とする。

課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、外部装置のプルア
ップされているデータ伝送ラインに接続されるデータ送
信ラインに、このデータ送信ライン上の電気エネルギー
を電圧に変換して主制御装置に供給する電源変換手段を
接続する構成とした。

作用 本発明は上記構成により、装置内に専用の電源を設けた
り外部からの電源供給を必要とせず、よって、装置の小
型化、軽量化を容易に図ることができ、メンテナンスの
手間を省き且つ携帯使用時の使用範囲を広く保つことが
できる。

実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第１
図は、本発明の一実施例による無電源データ伝送装置の
概略構成を示す回路図である。

尚、第１図において第２図と同一の要素を示すものにつ
いては第２図と同一の引用符号を付し、その説明を省略
する。

そして、第１図中１０は、本発明の一実施例による無電
源データ伝送装置、２１は、この無電源データ伝送装置
１０のデータ送信ライン８に分岐接続される、電流逆流
防止用のダイオード、２２は、ダイオード２１とＭＰＵ
６との間に接続され、ＭＰＵ６に印加される電圧を一定
に保つよう制御するボルテージレギュレータである。

２３は、ダイオード２１とボルテージレギュレータ２２
との間に分岐接続される、バックアップ用の電解コンデ
ンサであり、上記ダイオード２１、ボルテージレギュレ
ータ２２、及び電解コンデンサ２３により、電源変換手
段２０を構成している。

次に、上記構成による本実施例の無電源データ伝送装置
１０を用いたバーコード読取装置の動作について説明す
る。

上記無電源データ伝送装置１０からベンターミナル１へ
のデータ送信を行う際には、無電源データ伝送装置１０
のデータ伝送ライン８とベンターミナル１のデータ伝送
ライン２とを、また、無電源データ送信装置１０のグラ
ンド４とベンターミナル１のグランド９とを各々接続す
る。

すると、その抵抗値が充分に大きい抵抗３によってベン
ターミナル１側のデータ伝送ライン２が内部電源にプル
アップされているので、データ伝送ライン２から無電源
データ伝送装置１０のデータ伝送ライン８に電流が流れ
、さらに、データ伝送ライン８に接続されたダイオード
２１に電流が流れ、これに伴って電解コンデンサ２３か
充電される。

ところで、データ送信時における無電源データ伝送装置
１０側のデータ送信ライン８上の電位は、ハイレベルの
電位（＋５Ｖ）とロウレベルの電位（Ｏｖ）との２つの
場合か考えられるか、データ送信ライン８上の電位かハ
イレベルの電位である場合は、ダイオード２１を介して
ボルテージレギュレータ２２にハイレベルの電圧がかか
り、Ｍ　Ｐ　Ｕ　６に定電圧が供給される。

一方、データ送信ライン８上の電位かロウレベルの電位
である場合は、電解コンデンサ２３に充電されていた電
気エネルギーがボルテージレギュレータ２２に放電され
るので、これに基づいてボルテージレギュレータ２２か
らＭＰＵ６に定電圧が供給される。

このようにして、ボルテージレギュレータ２２から出力
される定電圧がＭＰＵ６に印加されて、無電源データ伝
送装置１０からベンターミナル１へのデータ送信が可能
となる。

このように上記実施例によれば、ベンターミナル１のデ
ータ伝送ライン２を抵抗３でプルアップすることにより
、ベンターミナル１のデータ伝送ライン２に接続された
無電源データ伝送装置１０のデータ送信ライン８上の電
気エネルギーを、ＭＰＵ６の電源として利用するので、
専用の電源や電源ラインを設けることなく、無電源デー
タ伝送装置１０からベンターミナル１へのデータ送信を
行うことができる。

発明の効果 上述の如く本発明によれば、外部装置のプルアップされ
ているデータ伝送ラインに接続されるデータ送信ライン
に、このデータ送信ライン上の電気エネルギーを電圧に
変換して主制御装置に供給する電源変換手段を接続する
構成としたので、装置内に専用の電源を設けたり外部か
らの電源供給を必要とせず、よって、装置の小型化、軽
量化を容易に図ることができ、メンテナンスの手間を省
き且つ携帯使用時の使用範囲を広く保つことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例による無電源データ伝送装
置の概略構成を示す回路図、第２図は、従来の電源内蔵
型のデータ伝送装置の概略構成を示す回路図である。 ２・・・データ伝送ライン、６・・・主制御装置（ＭＰ
Ｕ）、８・・・データ送信ライン、１０・・・無電源デ
ータ伝送装置、２０・・・電源変換手段。 代理人の氏名　弁理士小蝦治　明ほか２名第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 外部装置のプルアップされているデータ伝送ラインに接
   続されるデータ送信ラインに、このデータ送信ライン上
   の電気エネルギーを電圧に変換して主制御装置に供給す
   る電源変換手段を接続した無電源データ伝送装置。