JPH04170129A - 復調装置及び復調方法 - Google Patents

復調装置及び復調方法

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JPH04170129A
JPH04170129A JP28110090A JP28110090A JPH04170129A JP H04170129 A JPH04170129 A JP H04170129A JP 28110090 A JP28110090 A JP 28110090A JP 28110090 A JP28110090 A JP 28110090A JP H04170129 A JPH04170129 A JP H04170129A
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Toshiharu Kojima
年春 小島
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、無線通信方式の分野における要素技術の1つ
である遅延検波復調装置、特に誤り訂正符号の技術を利
用した遅延検波復調装置の改良に関するものである。
〔従来の技術] 従来の誤り訂正符号の技術を利用した遅延検波復調装置
は、例えば文献「遅延検波誤り訂正方式・理論的考察」
 (鮫島・榎本著、昭和53年度電子通信学会総合全国
大会講演予稿集5IO−6、pp。
8−283〜8−284 )に記載されている。以下、
図を用いて従来技術の説明を行う。
第8図は、従来の遅延検波復調装置の構成を示す構成図
である。図において、(100)は差動4相位相シフト
キーインク(以下、PSKと称する;Phase  5
hift Keying )信号であるところの受信信
号、(111)は遅延時間が受信信号(100)のシン
ボル間隔時間T (>O)に等しい遅延素子、(112
)は遅延時間が2Tに等しい遅延素子、(113)は遅
延時間が3丁に等しい遅延素子、(114)は遅延時間
が4Tに等しい遅延素子、(1011は1シンボル遅延
された受信信号、(1021は2シンボル遅延された受
信信号、(103)は3シンボル遅延された受信信号、
(104)は4シンボル遅延された受信信号、(121
) 、 (122) 、 (123) 、 (1241
は位相比較器、(1311は第1の位相差データ、(1
321は第2の位相差データ、(1331は第3の位相
差データ、(134)は第4の位相差データ、(141
) 、 (142) 、 (143) 、 +1441
はe (0≦θ<2x)なる値を入力すると、〔(θ■
π/4)/ (π/2)]なる値(■は2πを法とする
加算を、また、Calはaを越えない最大の整数をそれ
ぞれ意味する)を出力する判定器、(1501は受信シ
ンボル、(151)は第1の゛符号化シンボル、(15
2)は第2の符号化シンボル、(1り31は第3の符号
化シンボル、(1601はシンドローム生成回路、(1
611は第1のシンドローム、(1621は第2のシン
ドローム、+1631 は第3のシンドローム、(16
4)は誤りパターン検出回路、(165)は誤りシンボ
ル、(1661は4を法とす7る減算器、(167)は
復調データであるところの復調シンボルである。また、
第9図はシンドローム生成回路(1601の構成を示す
構成図であり、図において、(2001は畳込み符号器
、+201) 、 +2021 、 +2031は遅延
時間がTに等しい遅延素子、+211) 、 +212
1 、 (2131は4を法とする加算器、(2211
は第1の再符号化シンボル、(222)は第2の再符号
化シンボル、(223)は第3の再符号化シンボル、(
2311、(2321、+233+は4を法とする減算
器である。
次に動作について説明する。
第8図において、差動4相PSK信号であるところの受
信信号(1001は遅延時間が受信信号(toolのシ
ンボル間隔時間Tに等しい遅延素子(fill により
遅延され、1シンボル遅延された受信信号(1011と
なる。同様に、受信信号(1001は遅延時間がそれぞ
れ2T、3T、及び4Tに等しい遅延素子(112) 
、 (113)、、及び(114)により遅延され、そ
れぞれ2シンボル遅延された受信信号(1021,3シ
ンボル遅延された受信信号(103) 、及び4シンボ
ル遅延された受信信号(104)となる。ついで、1シ
ンボル遅延された受信信号(1011と受信信号(10
0)の位相が位相比較器(1211により比較され、両
者の位相差は第1の位相差データ(131)として出力
される。同様に、2シンボル遅延された受信信号(10
2) 、3シンボル遅延された受信信号(1031、及
び4シンボル遅延された受信信号(104)と受信信号
(100)の位相は、それぞれ位相比較器(1221、
(1231及び(124)により比較され、第2の位相
差データ(132) 、第3゛の位相差データT133
) 、及び第4の位相差データ+1341が出力される
。さらに判定器(141)に第1の位相差データ(13
1)が入力され、受信シンボル(1501が出力される
。同様に、判定器(1421、(143)及び(144
)に、それぞれ第2の位相差データ(1321、第3の
位相差データ(1331、及び第4の位相差データ(1
34)が入力され、第1の符号化シンボル(151) 
、第2の符号化シンボル(152) 、及び第3の符号
化シンボル(1531が出力される。なお、前記文献に
も記されているように、受信シンボル(1501、第1
の符号化シンボル(i51) 、第2の符号化シンボル
(152)、及び第3の符号化シンボル(1531は拘
束長4、符号化率1/4の組織符号である4元畳込み符
号を構成している。ここで、第1の符号化シンボル(1
511、第2の符号化シンボル(152) 、及び第3
の符号化シンボル(153)の生成多項式を、それぞれ
G、 FDl 、G2 (Dl 、及びG3(D)とす
ると、 G、(DJ = 1 + D G2(D)=1+D+D2 Gl(D) = l +D+D2+D″である。また、
受信シンボル(1501は誤り訂正符号の技術を利用し
ない一般的な遅延検波復調装置の復調データそのもので
ある。
このようにして得られた受信シンボル[150)、第1
の符号化シンボル(151) 、第2の符号化シンボル
!1521 、及び第3の符号化シンボル(1531を
、第1の位相差データ(1311をシンドローム生成回
路(1601に入力することにより、第1のシンドロー
ム(1611、第2のシンドローム(1621、及び第
3のシンドローム(163)が生成される。
以下、第9図を用いてシンドローム生成回路’  (1
60)の動作について説明する。
第9図において、遅延時間Tに等しい遅延素子+201
1 、 (202) 、 (203)と4を法とする加
算器(211)。
(2121、(2131により構成される畳込み符号器
(200)に受信シンボル(1501が入力され、第1
の再符号化シンボルf2211 、第2の再符号化シン
ボル(222) 、及び第3の再符号化シンボル(22
3)がそれぞれ出力される。ここで、第1の再符号化シ
ンボル(2211、第2の再符号シンボル(222) 
、及び第3の再符号化シンボルf223)の生成多項式
は、それぞれ第1の符号化シンボル(151) 、第2
の符号化シンボル(1521、及び第3の符号化シンボ
ルf153)の生成多項式と同一である。次いで、4を
法とする減算器(2311によって第1の再符号化シン
ボル(2211から第1の符号化シンボル(151)を
減算することにより、第1のシンドローム(161)を
得る。同様に、4を法とする減算器(2321及び(2
33)によって第2の再符号化シンボル(222) 、
及び第3の再符号化シンボル(223)から第2の符号
化シンボル(152) 、及び第3の符号化シンボル(
153)をそれぞれ減算することにより、第2のシンド
ローム(1621、及び第3のシンドローム(1631
を得る。
以下、再び第8図を用いて動作の説明を行う。
シンドローム生成回路(160)から出力された第1の
シンドローム(161) 、第2のシンドローム(16
2) 、及び第3のシンドローム(1631は誤りパタ
ーン検出回路(164)に入力される。誤りパターン検
出回路(164)は様々な誤りによって生じるシンドロ
ームパターンを記憶しており、入力された第1のシンド
ローム(161) 、第2のシンドローム(162) 
、及び第3のシンドローム(1631によるシンドロー
ムパターンが記憶しているシンドロームパターンのいず
れかに一致した場合は、この一致したシンドロームパタ
ーンを生じさせる原因となる誤りを誤りシンボル(16
5)として出力する。また、いずれも不一致の場合は誤
りシンボル(165)として0゛を出力する。次いで、
4を法とする減算器(166)によって受信シンボル(
150)から誤りシンボル(165)を減算することに
より、受信シンボル(150)の誤りが訂正された復調
シンボル(1673を得る。得られた復調シンボル(1
671を復調データとして出力することにより、誤り訂
正符号の技術を利用しない一般的な遅延検波復調装置よ
りも良好なビット誤り率特性を実現できる。
〔発明が解決しようとする課題] 従来の遅延検波復調装置は以上のように構成されている
ので、畳込み符号化データを得るために複数の位相比較
器を必要としており、これらの位相比較器の特性を一致
させないと復調データのビット誤り率に劣化を生じる。
しかるに、位相比較器は一般的にアナログ回路をその構
成要素としており、複数の位相比較器の特性を完全に一
致させることはアナログ回路個有の誤差のために困難で
ある。また、実用上問題とならない程度の誤差範囲に特
性を揃える場合も、各位相比較器の調整に多くの時間を
費やさねばならない。すなわち、従来の遅延検波復調装
置は、良好なビット誤り率特性を実現するためには調整
に多大な時間を要するという問題点があった。また、従
来例装置においては、畳込み符号化データをシンドロー
ムを用いて復号する方法を用いており、畳込み符号デー
タの最尤復号を行っていないことからブロック符号より
も同じ拘束長のもとで復号誤り率を小さくすることに限
界があるという問題点があった。
本発明は、上記のような問題点を解消するためになされ
たものであり、調整が容易で、しかも畳込み符号化デー
タの最尤復号を行う遅延検波装置を得ることを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
この第1の発明に係る遅延検波復調装置は、任意のシン
ボル間隔時間T(>O)を有する信号を受信し、時間T
を隔てた受信信号間の位相差データを用いて受信信号の
復調を行う遅延検波復調装置において、上記位相差デー
タを畳込み符号化する畳込み符号器と、該畳込み符号器
より出力される畳込み符号の最尤復号を行い復号シンボ
ルを復調データとするビタビ復号器とを備えたものであ
る。
また、この第2の発明に係る遅延検波復調装置は、任意
のシンボル間隔時間T (>O)を有する信号を受信し
、時間Tを隔てた受信信号間の位相差データを用いて受
信信号の復調を行う遅延検波復調装置において、上記受
信信号間の位相差データを用いて受信シンボルの判定を
行う判定器と、受信信号の多値数M(Mは2以上の整数
)に応じて前記受信信号間の位相差データの量子化を行
う量子化器と、上記受信信号間の位相差データと上記量
子化器より出力される量子化位相差データとの減算値よ
り誤差データを出力する減算器と、上記誤差データの取
り得る値を一π/(2M)以上π/(2M)未満として
、誤差データを畳込み符号化を行う畳込み符号器と、内
部状態として(0,1,M−1)の3値のみを組み合わ
せた状態を備えると共に、出力される復号シンボルの値
も上記3値のみにし、上記畳込み復号器より出力される
畳込み符号を最尤復号し、上記3値のみとした復号シン
ボルを出力するビタビ復号器と、該ビタビ復号器から出
力される復号シンボルと上記判定器から出力される受信
シンボルとを加算し、復調データを出力する加算器とを
備えたものである。
r作用〕 この第1の発明は、受信信号と時間Tを隔てた遅延受信
信号間の位相差データを、畳込み符号器に入力して畳込
み符号化データを生成した後、ビタビ復号器にて畳込み
符号化データの最尤復号を行い復調データとしての復号
シンボルを出力することで誤り訂正符号の技術を利用し
ない一般的な遅延検波復調装置よりも良好なビット誤り
率特性を実現できる。
また、この第2の発明によれば、畳込み復号器が取り得
る誤差データの範囲は−π/(2M)以上π/(2M)
未満であるため、上記畳込み復号器より畳込み符号を入
力し最尤復号を行うビタビ復号器が備えるべき内部状態
数は(0,1゜M−1)の3値のみを組み合わせた状態
でよく、従ってビタビ復号器が備える回路メモリ類の数
が削減する。
〔実施例] 以下、この第1の発明の一実施例を図について説明する
。第1図は本発明の第1の実施例による遅延検波復調装
置の構成を示す構成図であり、図において、(131a
lは位相差データ、(3001は畳込み復号器、(30
1)は第1の符号化シンボル、(302)は第2の符号
化シンボル、(303)は第3の符号化シンボル、+3
04)は第4の符号化シンボル、(3101は畳込み符
号化データの最尤復号を行うビタビ復号器、+3111
は復調データであるところの復号シンボルである。また
、第2図は畳込み復号器(300)の一実施例を示す構
成図であり、図において、+4011 、 (402)
 、 (4031は遅延時間が受信信号(100)のシ
ンボル間隔時間Tに等しい遅延素子、(4111、+4
12) 、 +4133は2πを法とする加算器、(4
21) 、 (4221、(423) 、 (4241
にはθなる値を入力すると[(θΦπ’/4)/(π/
2)]なる値を出力する判定器である。
次に動作について説明する。
第1図において、差動4相PSK信号であるところの受
信信号(100)は遅延時間が受信信号(1001のシ
ンボル間隔時間Tに等しい遅延素子(till により
遅延され、1シンボル遅延された受信信号(101)と
なる。次いで、1シンボル遅延された受信信号+101
3 と受信信号(1001の位相が位相比較器(121
1により比較され、両者の位相差が位相差データ(13
1alとして出力される。位相差データ(131alは
畳込み符号器(300)に入力されて畳込み符号化が行
われ、畳込み符号化データを構成するところの第1の符
号化シンボル(3011、第2の符号化シンボル(30
2)、第3の符号化シンボル(303) 、及び第4の
符号化シンボル(3041が出力される。
ここで、畳込み符号器(3001は、第2図に示される
ように、遅延時間Tが等しい遅延素子(401)。
+4021 、及び(403) 、2πを法とする加算
器+4111 、 +4121及び(413) 、並び
に判定器(4211。
(422)、(423) 、及び(424)により構成
される、拘束長4、符号化率1./4の4元組織符号の
符号器であるものとする。このとき、第2の符号化シン
ボル(3021、第3の符号化シンボル(3031、及
び第4の符号化シンボル(3041の生成多項式を、そ
れぞれG2 iD) 、Ga (D) 、及びG4(n
) とすると、G2(Dl = 1 + D Gs fD) = 1 + D + D ”G4(Dl
  = 1 +D+D”  +D”である。また、第1
の符号化シンボル(301)は誤り訂正符号の技術を利
用しない一般的な遅延検波復調装置の復調データそのも
のである。
以下、再び第1図を用いて動作の説明を行う。
畳込み符号器(300)から出力された、畳込み符号化
データを構成するところの第1の符号化シンボル(30
1) 、第2の符号化シンボル(302)、第3の符号
化シンボル(3031、及び第4の符号化シンボル(3
041はビタビ復号器(310)に入力される。
ビタビ復号器(3101はビタビ復号法により畳込み符
号化データの最尤復号を行う。ビタビ復号法とビタビ復
号器(310)に関する説明は、例えば文献「符号理論
」 (今井著、電子情報通信学会、1990)に開示さ
れているので、ここでは説明を省略する。ビタビ復号器
(310)からは最尤復号の結果である復号シンボル(
,3111が出力される。このようにして得られた復号
シンボル(3113を復調データとして出力することに
より、誤り訂正符号の技術を利用しない一般的な遅延検
波復調装置よりも良好なビット誤り率特性を実現できる
このことを計算器シミュレーションの結果を用いて具体
的に示す。第3図は、本発明の第1実施例のビット誤り
率のシミユレーション値を示す特性図である。但し、シ
ミュレーションの条件として、信号伝送路には加法性白
色ガウス雑音のみが存在するものとしている。図におい
て、横軸は受信信号の1ビツト当たりのエネルギーと雑
音の電 −力密度の比(以下、Eb/Noと略称する)
をデシベルで表示し、縦軸はビット誤り率を電力密度の
目盛りで表示している。また、図中の破線は誤り訂正符
号の技術を利用しない一般的な遅延検波復調装置のビッ
ト誤り率の理論値を示したものであり、実線は第1実施
例装置のビット誤り率のシミユレーション値を結んだも
のである。第3図に示すように、本発明の第1の実施例
装置は、誤り訂正符号の技術を利用しない一般的な遅延
検波復調装置と比較して、より小さいEl、/N、で同
じビット誤り率を実現することができる。例えば10−
’のビット誤り率を得るために必要なE、/N、の値を
比較すると、その差は約1.6dBである。
このように、本発明の第1実施例装置は誤り訂正符号の
技術を利用しない一般的な遅延検波復調装置よりも良好
なビット誤り率を実現できる。また、第1実施例装置で
は位相比較器を1つしか必要としないため、位相比較器
の調整は極めて容易である。
なお、上記第1実施例においては受信信号が差動4相P
SE信号である場合を示したが、他の差動多相PSK信
号(例えば8相PSK信号やπ/4シフト相PSに信号
)であってもよい。また、畳込み符号器(300)とし
て、拘束長4、符号化率1/4の畳込み符号化を行うも
のを示したが、他の拘束長と符号化率のもの(例えば、
拘束長3、符号化率1/3のものや拘束長2、符号化率
1/2のものなど)でもよい。
次に第2の発明の一実施例を図について説明する。第4
図は本実施例による遅延検波復調装置の構成を示す構成
図であり、図において、(300alは畳込み符号器、
(310a)はビタビ復号器、[500)はθなる値を
入力すると〔(θのπ/4)/(71:/2)〕π/2
なる値を出力する量子化器、(501)は量子化位相差
データ、(5101は27Cを法とする減算器、(52
01は誤差データ、(521)は第1の符号化シンボル
、(522)は第2の符号化シンボル、(5231は第
3の符号化シンボル、(5241は第4の符号化シンボ
ル、(531)は復号シンボル、(5401はθなる値
を入力すると〔(θeπ/4)/(π/2)〕なる値を
出力する判定器、(5411は受信シンボル、(550
)は遅延時間がビタビ復号器(3xoa)の復号遅延時
間に等しい遅延素子、(5511は遅延された受信シン
ボル、(5601は4を法とする加算器、(5701は
復調データであるところの復調シンボルである。
次に動作について説明する。
第4図において、差動4相PSK信号であるところの受
信信号(1001は遅延時間が受信信号(100)のシ
ンボル間隔時間Tに等しい遅延素子(111)により遅
延され、1シンボル遅延された受信信号+1013 と
なる。次いで、1シンボル遅延された受信信号(lot
)と受信信号(100)の位相が位相比較器(1211
により比較され、両者の位相差が位相差データ(131
alとして出力される。位相差データ(131a)は量
子化器(500)に入力され、量子化位相差データ(5
011となる。さらに、2πを法とする減算器(510
1によって位相差データ(131a)から量子化された
位相差データ(5011を減算することにより、誤差デ
ータ(5201を得る。誤差データ(520)は畳込み
符号器(300alに入力されて畳込み符号化が行われ
、第1の符号化シンボル(5211、第2の符号化シン
ボル(5221、第3の符号化シンボル(5231、及
び第4の符号化シンボル(524)が出力される。ここ
で畳込み符号器(300alは、第2図に図示した第1
の発明の実施例装置における畳み込み符号器(300)
と同一構成の拘束長4、符号化率1/4の4元組織符号
の符号器であるものとする。従って、第2の符号化シン
ボル(522) 、第3の符号化シンボル(523) 
、及び第4の符号化シンボル(5241の生成多項式を
、それぞれG、 (DJ 、 Ga(D)、及びG4(
DJ  とすると、G2(DJ = 1 +D Ga(It)  = 1 +D+D” G4(Dl = 1 +D+D” 十D”である。畳込
み符号化データを構成するところの第1の符号化シンボ
ル(5211、第2の符号化シンボル(’522) 、
第3の符号化シンボル(5231、及び第4の符号化シ
ンボル(5241はビタビ復号器(310alに入力さ
れ、最尤復号の結果である復号シンボル+5311が出
力される。
一方、位相差データ(131a)は判定器(5401に
も入力され、受信データ(5411が出力される。受信
データ(5411は誤り訂正符号の技術を利用しない一
般的な遅延検波復調装置における復調データそのもので
ある。次に、遅延時間がビタビ復号器(310alの復
号遅延時間に等しい遅延素子(550)により、受信デ
ータ(5411は遅延された受信データ(551)とな
る。最後に、4を法とする加算器+5601 により、
遅延された受信データ(5511に復号シンボル(53
1)が加算され、復調シンボル(5701を得る。得ら
れた復調シンボル(570)を復調データとして出力す
ることより、第1実施例装置と同等の良好なビット誤り
率特性を実現できる。また、本実施例装置も位相比較器
を1つしか必要としないため、位相比較器の調整は第1
の発明の実施例装置と同じく極めて容易である。
ところで、受信信号(10G)は、差動4相PSE信号
であるから、これに対応して第1の発明の実施例装置に
おけるビタビ復号器(3101の出力であるところの復
号シンボル(311)の取り得る値は(0,1,2,3
)の4値(差動M相PSE信号の場合は(0,1,・・
・、M−1)のM値)である。
実際、第1の発明の実施例装置では0以上2π未満の値
をとる位相差データ(131a)を畳込み符号化するた
め、復号シンボル(3111は(0,1,2゜3)の全
ての値をとる。
同様に、第2の発明の実施例装置におけるビタビ復号器
(310a)の出力であるところの復号シンボル(53
1)の取り得る値も本来は(0,1,2゜3)の4値と
なるはずである。しかるに、第2の発明の実施例装置に
おいては誤差データ(520)を畳込み符号化する。と
ころが、第2実施例装置の構成によれば、誤差データ(
5201が取り得る値の範囲は一−Ir、/4以上π/
4未満(受信信号(1001が差動M相PSK信号の場
合は−π/ (2M)以上π/(2M)未満)である。
従って、複合シンボル(531)の取り得る値は(0,
1,3) )受信信号f1001が差動M相PSK信号
の場合は(0,1゜M−1)の3値のみに限定される。
このように、第2の発明の実施例装置では複合シンボル
(5311の取る値が3値に限定されるため、ビタビ復
号器(310a)として内部状態数を削減して構成を簡
略化したビタビ復号器を用いることができる。すなわち
、第1の発明の実施例装置では復号シンボル(31,1
,1は(0,1,2,3)の4値を取り、畳込み符号の
拘束長が4であるため、ビタビ復号器(310)が備え
るべき内部状態数は4値を3つ組み合わせた64(=4
3)状態である。
第5図に、この場合のトレリス線図における基本的な状
態遷移を示す。これに対し、第2の発明の実施例装置で
は復号シンボル+531)の取る値は(0,1,3)の
3値であるから、ビタビ復号器(310a)が備えるべ
き内部状態数は27(=311)状態に削減される。第
6図にこの場合のトレリス線図における基本的な状態遷
移を示す。ビタビ復号器の内部状態数の削減は、ビタビ
復号器が備える回路・メモリ類の削減を意味し、従って
構成の簡略化を意味している。
以上より明らかなように、第2の発明の実施例装置は誤
差データ(5201を畳込み符号化するように構成した
ので、ビタビ復号器(310a)の構成を第1の発明の
実施例装置のビタビ復号器(310)よりも簡略化する
ことができ、従って第1の発明の実施例装置よりも装置
の小形化・低消費電力化を図ることができるという効果
を有する。一般に、受信信号(1001が差動M相PS
K信号であり、畳込み符号の拘束長がK(≧2)である
場合、第1の発明の実施例装置のビタビ復号器(310
)の備えるべき内部状態数はMK−’となる。一方、第
2の発明の実施例装置のビタビ復号器(310alの備
えるべき内部状態数は受信信号(100)の多値数Mに
拘わらず3卜1である。従って、受信信号の多値数Mが
大きいほど、第2の発明の実施例装置における内部状態
数の削減によるビタビ復号器の構成の簡略化の効果は絶
大である。
このように、第2の発明の実施例装置では構成を簡略化
したビタビ復号器を用いることができるが、簡略化した
構成のビタビ復号器を用いた場合も第1の発明の実施例
装置と同等の良好なビット誤り率特性を実現できる。こ
のことを計算器シミュレーションの結果を用いて具体的
に示す。第7図は、本発明の第2の発明の実施例装置の
ビット誤り率のシミユレーション値を示す特性図である
。但し、シミュレーションの条件として、ビタビ復号器
(310a)には簡略化した構成のものを用い、信号伝
送路には加法性白色ガウス雑音のみが存在するものとし
ている。
第7図と第3図を比較すれば、第2の発明の実施例装置
のビタビ復号器(310a)として簡略した構成のビタ
ビ復号器を用いた場合も、第1の発明の実施例装置と同
等のビット誤り特性を実現できることは明らかである。
なお、上記実施例においては受信信号が差動4相PSK
信号である場合を示したが、他の差動多相PSK信号(
例えば、8相PSK信号やπ/4シフト4相PSK信号
)であってもよい。また、畳込み符号器(300a)と
して、拘束長4、符号化率1/4の畳込み符号化を行う
ものを示したが、他の拘束長と符号化率のもの(例えば
拘束長3、符号化率1/3のものや拘束長2、符号化率
1/2のものなど)でもよい。
[発明の効果] 以上のように、第1の発明においては、畳込み符号化デ
ータの生成を畳込み符号器により行うように構成したの
で位相比較器は1個あればよく、従って従来例装置と比
較すると位相比較器の調整に要する時間が著しく短縮さ
れるとともに、畳込み信号をビタビ復号器にて最尤復号
を行うことで良好なビット誤り率特性を実現することが
きる効果がある。
また、第2の発明によれば、畳込み復号器が取り得る誤
差データの範囲は−π/(2M)以上π/(2M)未満
であるため、上記畳込み復号器より畳込み符号を入力し
最尤復号を行うビタビ復号器が備えるべき内部状態数は
(0,1゜M−1)の3値のみを組み合わせた状態でよ
く、従ってビタビ復号器が備える回路メモリ類の数が削
減することができることから、第1の発明の効果に加え
、装置の回路構成を簡易化できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の発明の一実施例による遅延検波復調装置
の構成を示す構成図、第2図は第1図に記載された畳込
み符号器(3001の一実施例を示す構成図、第3図は
第1の発明の一実施例装置のビット誤り率の計算器シミ
ユレーション値を示す特性図、第4図は第2の発明の一
実施例による遅延検波復調装置の構成を示す構成図、第
5図は内部状態数を削減しないビタビ復号器のトレリス
線図における基本的な状態遷移を示す状態遷移図、第6
図は内部状態数を削減したビタビ復号器のトレリス線図
における基本的な状態遷移を示す状態遷移図、第7図は
第2の発明の一実施例装置のビット誤り率の計算機シミ
ユレーション値を示す特性図、第8図は従来の遅延検波
復調装置の構成を示す構成図、第9図は第8図に記載さ
れたシンドローム生成回路(160)の構成を示す構成
図である。 図において、+1001は受信信号、(101)は1シ
ンボル遅延された受信信号、(111)は遅延時間が受
信信号(100)のシンボル間隔時間Tに等しい遅延素
子、(1211は位相比較器、(131a)は位相差デ
ータ、(3001は畳込み符号器、(300alは畳込
み符号器、(301)は第1の符号化シンボル、(30
21は第2の符号化シンボル、(303)は第3の符号
化シンボル、(304)は第4の符号化シンボル、(3
101はビタビ復号器、(310a)はビタビ復号器、
(3111は復調データであるところの復号シンボル、
(500)は量子化器、(5011は量子在位相差デー
タ、(510)は2πを法とする減算器、(520)は
誤差データ、(5211は第1の符号化シンボル、(5
22)は第2の符号化シンボル、(5231は第3の符
号化シンボル、(5241は第4の符号化シンボル、(
531)は復号シンボル、(540)は判定器、(54
1)は受信シンボル、(5601は4を法とする加算器
、(570)は復調データであるところの復調シンボル
である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)任意のシンボル間隔時間T(>0)を有する信号
    を受信し、時間Tを隔てた受信信号間の位相差データを
    用いて受信信号の復調を行う遅延検波復調装置において
    、上記位相差データを畳込み符号化する畳込み符号器と
    、該畳込み符号器より出力される畳込み符号の最尤復号
    を行い復号シンボルを復調データとするビタビ復号器と
    を備えたことを特徴とする遅延検波復調装置。
  2. (2)任意のシンボル間隔時間T(>0)を有する信号
    を受信し、時間Tを隔てた受信信号間の位相差データを
    用いて受信信号の復調を行う遅延検波復調装置において
    、上記受信信号間の位相差データを用いて受信シンボル
    の判定を行う判定器と、受信信号の多値数M(Mは2以
    上の整数)に応じて前記受信信号間の位相差データの量
    子化を行う量子化器と、上記受信信号間の位相差データ
    と上記量子化器より出力される量子化位相差データとの
    減算値より誤差データを出力する減算器と、上記誤差デ
    ータの取り得る値を−π/(2M)以上π/(2M)未
    満として、誤差データを畳込み符号化を行う畳込み符号
    器と、内部状態として(0、1、M−1)の3値のみを
    組み合わせた状態を備えると共に、出力される復号シン
    ボルの値も上記3値のみにし、上記畳込み復号器より出
    力される畳込み符号を最尤復号し、上記3値のみとした
    復号シンボルを出力するビタビ復号器と、該ビタビ復号
    器から出力される復号シンボルと上記判定器から出力さ
    れる受信シンボルとを加算し、復調データを出力する加
    算器とを備えたことを特徴とする遅延検波復調装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02149048A (ja) * 1988-11-30 1990-06-07 Toshiba Corp 受信装置

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