JPH04165923A - 交流電源大地極性自動選択回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は交流電源大地極性自動選択回路に関し、特にコ
ンセントから供給される商用交流電源の大地側アース極
性の方向を常に一定にしてオーディオ機器等の装置へ供
給する回路に関する。

〔従来の技術〕

従来、商用］、　００　Ｖ交流電源の家庭用コンセント
の大地側アースを識別する方法として、通常は配線工事
の決まりからコンセントの差込み口に向かって左側が大
地側アースとなっているものと認識していた。

〔発明が解決しようとする課題〕

近年のオーディオ機器等の装置は、入力商用交流電源の
大地側アース極性を意識して設計されているものが多く
、装置によっては、この大地側アースが逆に接続された
場合、電源線からの高周波ノイズが増える。特に、ステ
レオアンプ等の場合音場の定位がはっきりしなくなった
り、音が騒々しくなったり、ザラついたり、鈍重な感じ
になる。

上述した従来の大地側アース極性の方向の識別方法は、
屋内配線の配線工事の決まりから通常は−２＝ コンセントの差込み口の左右の位置で認識可能であるが
、工事上のミス等があった場合には逆となり、ユーザー
は過ったまま使用することになる。

また、延長コード等によりコンセントをユーザが増設す
る場合、延長コードに印しである極性表示用マークを意
識してプラグを差込まなければならず、延長コードに極
性表示用マークがない場合、ネオン管等を使用した検電
器により大地側アース極性の位置を識別しなければなら
ない。

さらに、オーディオ機器等の装置のプラグをコンセント
に差込む場合も、上記と同様に、プラグに極性表示用マ
ークがあれば、そのマークに合わせてコンセントに差込
めばよいが、マークがない場合は識別不可能である。

〔課題を解決するための手段〕、。

本発明の交流電源大地極性自動選択回路は、コンセント
より入力される商用交流電源の大地側アース極性の方向
を識別する極性識別手段と、前記極性識別手段の識別結
果に基づき前記商用交流電源の極性を変換し出力する極
性変換手段とを備えている。

〔実施例〕

次！ご図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図である。本
実施例の交流電源大地極性自動選択回路は、装置内の交
流電源回路で使用するトランスの入力側の前段に使用さ
れるものであり、プラグ１、ヒユーズ１１を経由して入
力された商用交流電源の大地側アース極性の方向を識別
する極性識別回路２と゛、極性識別回路２の制御により
商用交流電源の極性を変換しラインＡ１２．ラインＢ１
３に出力する極性変換回路３と、商用交流電源を変換し
極性識別回路２及び極性変換回路３へ直流出力を供給す
る交直流変換回路４とを備えている。

商用交流電源は、柱上トランス５により公称６６００Ｖ
の電圧を公称１００Ｖの電圧に変換後、積算電力計６．
ブレーカ（ＮＦＢ）７を経由してコンセント８でプラグ
１に接続される。この電源ラインの一方が大地に接続さ
れている。

なお、交流電源大地極性自動選択回路の大地アースへの
接続は、装置のフレームアース（装置を設置した状態で
大地アースが供給される）に接続するか、またはコンセ
ント８及びプラグ１が３極端子の場合、コンセント８が
ら出力されるアースに接続することにより行われる。

次に、動作を説明する。

プラグ１をコンセント８に差込む際、極性識別回路２の
ネオン管２１側が大地側に接続された場合は、極性識別
回路２内に電流が流れずコンパレータ２６の出力電圧は
ロウレベルとなる。一方、逆に接続された場合は、ネオ
ン管２１．抵抗器２２及び抵抗器２３の直列回路に電流
が流れ、抵抗器２３の両端に交流電圧が発生する。この
交流電圧はダイオード２４及び抵抗器２５で半波整流さ
れコンパレータ２６に入力される。このとき、コンパレ
ータ２６はハイレベルの電圧を出力する。

このコンパレータ２６の出力は極性変換回路３のフリッ
プフロラ１３１に入力される。コンパレ−タ２６の出力
がロウレベルの場合は、極性変換回路３は動作せず、入
力の大地アース側をそのままライン８１Ｂ側に出力する
。コンパレータ２６の出力がハイレベルの場合は、フリ
ップフロップ３１がセットされ、ドライバ３２．トラン
ジスタ３３を介して継電器（ＲＥＬ）３５を駆動する。

継電器３５の２つの接点３５ａ、３５ｂがそれぞれ、入
力交流電源のラインＡ１２．ラインＢ１Ｂとの接続を切
替える。なお、ダイオード３４は継電器３５のサージア
ブソーブ用である。

以上の動作により、ライン８１３側を常に大地アース側
とすることができる。

また、プラグ１をコンセント８から一度抜いた場合は、
フリップフロップ３１がリセットされ、すべての回路は
初期状態にもどる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、オーディオ機器等に家庭
内コンセントから商用交流電源を供給する場合、一般ユ
ーザがプラグやコンセントの極性を意識する煩雑さをな
くし、オーディオ機器内の６一 電源回路に自動的に大地アース側を一定の方向にして供
給することができ、オーディオ機器を常に良好な状態で
使用することかできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図である。 １−１．・プラグ、２・・・極性識別回路、３・・・極
性変換回路、４・・・交直流変換回路、５・・・柱上ト
ランス、６−・・積算電力計、７・・・ブレーカ（ＮＦ
Ｂ）−８・・・コンセント．１１・・・ヒユーズ、］−
２・・・ラインＡ、１Ｂ・・・ラインＢ、２１・・・ネ
オン管、２２．２３゜２５・・・抵抗器、２４．３４・
・・ダイオード、２６・・・コンパレータ、３１・−・
フリップフロップ、３２・・ドライバ、３３・・・トラ
ンジスタ、３５・・・継電器（ＲＥＬ＞　、３５ａ、３
５ｂ−接点。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. コンセントより入力される商用交流電源の大地側アース
   極性の方向を識別する極性識別手段と、前記極性識別手
   段の識別結果に基づき前記商用交流電源の極性を変換し
   出力する極性変換手段とを備え、前記大地側アース極性
   の方向が任意の方向に設定された前記商用交流電源を入
   力し前記大地側アース極性の方向があらかじめ指定され
   た方向に設定された前記商用交流電源を電源供給先に供
   給することを特徴とする交流電源大地極性自動選択回路
   。