JPH04159229A - 真珠腫治療剤 - Google Patents

真珠腫治療剤

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JPH04159229A
JPH04159229A JP24514090A JP24514090A JPH04159229A JP H04159229 A JPH04159229 A JP H04159229A JP 24514090 A JP24514090 A JP 24514090A JP 24514090 A JP24514090 A JP 24514090A JP H04159229 A JPH04159229 A JP H04159229A
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JP
Japan
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cholesteatoma
hydrogen peroxide
pearl
tumor
aqueous solution
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Pending
Application number
JP24514090A
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English (en)
Inventor
Kiichi Sato
喜一 佐藤
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Senju Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Senju Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は真珠腫治療剤に関する。さらに詳しくは、真珠
原性中耳炎や、外耳道真珠腫の治療において真珠腫を溶
解せしめ、これらの病変の治療に用いられる真珠腫治療
剤に関するものである。
【従来の技術】
耳鼻咽喉科医療の分野において、真珠原性中耳炎や、外
耳道真珠腫は、難治疾患の一つとされている。現在の医
学の知識においては、乳様突起削開術や経外耳道上鼓室
切開術等によって患部の真珠腫に根治手術を施すほかは
ない。しかしながら、根治的に手術を行っても、真珠腫
の活性落屑物(active debris)の遣残が
避けられないために、再発を防ぐことが難しく、再発し
たときはさらに手術を繰り返さざるを得ないという取り
扱いにくい疾患である。その原因は、真珠腫の病的組織
構成にあり、この点については多くの研究がなされてき
た。
【解決しようとする問題点】
これまでの知見から、真珠腫は外耳道の皮膚が鼓膜穿孔
部から中耳腔に速入したものといわれている。言い換え
れば、本来粘膜であるべき中耳の上皮が、なんらかの原
因で扁平上皮化生をおこし、外耳道の皮膚と同じ構造と
なったものと考えられている。このようにして化生した
組織が腫瘍状に増殖し、周囲の骨組織を浸食し、破壊し
、そして腫瘍状に大きくなってゆくものといわれている
。 化生をおこした扁平上皮と真珠腫との境界は、マトリッ
クス(matrix)といわれており、真珠腫の内容物
は、壊死組織で満たされているため、悪臭が強く、この
特異な悪臭によって真珠腫の診断に役立てている状況で
ある。 いずれにせよ、真珠腫の治療は手術によるほかはなく、
しかも再発を防止する有力な平文てもないため、手術の
繰り返しという患者にとっての苦痛は容易には避けえな
いものとされており、手術を行うことなく外耳道真珠腫
を治療し、また再手術を行わないですむ手段は、医師に
とっても患者にとっても熱望されていたところであった
。また、やむを得ずに手術による治療を行うときにおい
ても、手術中に真珠腫を溶解状態にして、その落屑物が
遣残しないように外耳道または術野から流出させること
ができれば、手術を容易にし、少なくとも真珠腫の再発
による再手術を避けることができるので、もしこれが可
能ならば、これまた医師にとっても患者にとってもきわ
めて望ましいところである。
【問題点を解決するための手段】
本発明者は、外科的治療によらずに外耳道真珠腫を治療
することを期待して、真珠腫を何らかの手段で溶解させ
、活性落屑物を遣残させることなく外耳道から除去およ
び流出させる手段を得るべく種々検討を加えた結果、意
外にも、真珠腫は過酸化水素を含有する薬剤によって溶
解して膜状物のみを残すという事実をつきとめ、この知
見に基づいて本発明を完成した。 すなわち、本発明は、過酸化水素を含有してなる真珠腫
治療剤である。 本発明の真珠腫治療剤は、その有効成分として過酸化水
素を含有しており、その水溶液を耳用液として外耳道へ
注入する手段によって使用するのがよい。過酸化水素の
水溶液は、その強力な酸化剤としての性質を利用した医
薬品として、その希薄溶液が、古くから皮膚面等の滅菌
、消毒剤を主たる用途とする医薬品として使用され、オ
キジドールの名称で日本薬局方にも収載されているが、
この薬物が耳用液として使用されたという報告はみられ
ない。 本発明の真珠腫治療剤は、さきにも記したように、耳用
液として直接外耳道に注入して使用されるが、この夏用
液中における過酸化水素の濃度は、外耳道内の皮膚面に
障害を与えないかぎり、真珠腫の症状、患者の全身的状
態その他によって便宜に選択できる。たとえば、日本薬
局方のオキジドールをそのまま使用することもでき、そ
れより濃度の高い過酸化水素溶液、濃度の低い過酸化水
素溶液を使用してもよい。たとえば、1〜20す範囲の
濃度の過酸化水素水溶液を便宜に使用することができる
。しかし、濃度が濃すぎると、外耳道内の皮膚面に障害
を与える危険性が大きくなるために、あまり濃度の高い
過酸化水素水の使用は推奨できないので、通常の使用に
おいては、ト15Xの濃度の過酸化水素の水溶液として
使用するのが好ましい。耳用液として使用する場合の過
酸化水素の水溶液には、他種の薬物を含有させてもよい
。たとえば、滅菌剤、抗生物質、鎮痛・消炎剤等を含有
させてもよいが、これらの多くのものは過酸化水素の酸
化剤としての性質によって速やかに分解することがある
ので、その選択には充分な注意を撓う必要がある。その
他、本発明の真珠腫治療剤においては、真珠腫の溶解を
促進するために過酸化水素の水溶液中にアルコール類を
含有させてもよい。アルコール類は、真珠腫中に存在す
るケラチンを酸化分解する作用を促進するとともに、過
酸化水素の分解気化を抑える作用を有するものと推測さ
れる。ここに使用されるアルコール類としては、通常耳
用液としての薬剤とともに用い得るアルコール類ならば
いずれでもよく、たとえばエチルアルコール、プロピル
アルコール、イソプロピルアルコール等の脂肪族アルコ
ール類、ベンジルアルコール等の芳香脂肪族アルコール
類等は、いずれも便宜に使用することができ、これらの
アルコール類は、使用する過酸化水素の水溶液に約5X
以下、望ましくは1〜3x程度の濃度となるように添加
するのがよい。 また、本発明の真珠腫治療剤には、上記のようなアルコ
ール類に代えて、またはアルコール類とともに界面活性
剤を含有させてもよい。ここに使用される界面活性剤は
、通常耳用液の成分として使用されうる物ならばいずれ
も便宜に使用できる。 すなわち、たとえばポリオキシエチレングリコール等の
トリトン■系の非イオン界面活性剤、ポリオキシエチレ
ングリコールソルビタンアルキルエステル等のツイーン
■系の非イオン界面活性剤のほか、スルホコハク酸ジオ
クチルナトリウム等のイオン性界面活性剤など、いずれ
も便宜に使用することができる。これらの界面活性剤は
、使用する過酸化水素の水溶液に0.0OOIXから5
x程度までの任意の濃度で使用することができる。非イ
オン界面活性剤の場合は、多くの場合かなり希薄な濃度
、たとえば0.0O05Xないし0.0OIX程度を添
加されるが、非イオン性、イオン性のいずれの界面活性
剤てあっても、本発明の目的に反しない限りにおいて1
x〜5x程度の濃度においても使用することができる。 界面活性剤の添加は、過酸化水素によって溶解された真
珠腫のマトリックスからの剥離、流出を促進する効果が
あるのではないかと考えられている。 過酸化水素の真珠腫を溶解する性質の根拠は、なお明ら
かにはされていないが、たとえば次のように考えられて
いる。すなわち、真珠腫は、病理組織学的にみると、特
徴的な所見は、角化剥離物が多くを占めており、本来の
呼吸繊毛上皮が、重層扁平上皮化を起こし、この重層扁
平上皮が腫瘍状の真珠腫の塊の表面を覆っている。重層
扁平上皮は皮膚組織そのものであるから、化学的組成は
ケラチンを主成分とするものと考えられている。 したがって、ケラチンを溶解する薬物を使用すれば、真
珠腫を溶解しうろこととなる。一方、ケラチンは構造蛋
白質からなっており、この蛋白質のペプチド鎖中に多く
の−3−8−結合を有しているので、これを切断してや
れば真珠腫を溶解するであろうという推論がなりたつ。 そこで、本発明の真珠腫治療剤に含まれる過酸化水素が
−3−3−結合の開裂を促すことを考えれば、本発明の
真珠腫治療剤が真珠腫の治療、すなわち真珠腫の溶解に
役立っているとの仮説が成立する。−3−8−結合の開
裂に関係する薬物としては、過酸化水素のほかに、たと
えばチオフェン等が考えられるが、チオフェンは真珠腫
を溶解する性質が若干認められるものの、その特有の強
い臭気と、強い塩基性による粘膜障害を生ずる危険性が
あるため、治療用薬物としての使用は必ずしも適当であ
るとはいえない。
【本発明の効果】
本発明の真珠腫治療剤の効果を説明するため、以下に流
出された真珠腫を用いて行った真珠腫溶解試験の結果を
示す。 試  料 新潟大学医学部付属病院耳鼻咽喉科において流出された
真珠腫を臨床材料として使用した。使用した真珠腫を流
出した患者は、次に示すように、男9例、女3例であっ
て、年齢は3歳から69歳にわたる範囲に分布している
。 臨床材料 (a)  ♀  年齢 34   (g)  ♂  年
齢 5゜(b)  ♂  年齢 38   (h)  
♂  年@69(C)  ♂  年齢 3(1)♂  
年齢 59(d)  ♀  年齢 21   m  ♂
  年齢 16(e)  ♂  年齢 60   (k
l  ♀  年齢 2゜(f)  ♂  年齢 60 
  (1)  ♂  年齢 15使用した本発明の真珠
腫治療剤(以下、単に「薬剤」という。) ■ IX  過酸化水素水 ■ 3x  過酸化水素水 ■  3x 過酸化水素水  + 1x ベンジルアル
コール■  3x  過酸化水素水  + 0.5x 
インロピルアルコール■ 3x  過酸化水素水 +〇
、001Xフィーン■R80■IOX  過酸化水素水 ■15X  過酸化水素水 実験を行った臨床材料と使用した薬剤との関係次表の縦
軸に記した各患者から採取した真珠腫に対し、横軸に「
+」の記号を付した薬剤が使用された。臨床試料および
使用した薬剤の符号は上記の符号に対応する。 (以 下 余 白) 試験方法 臨床材料を細分して薬剤を注入し、室温に詩間放置し、
その後37℃の恒温槽に放置したのち薬剤を流し去って
、IOXホルマリン液に変えて固定した。対照材料とし
てそれぞれの臨床試料で細分した真珠腫をそのままIO
Xホルマリン液によって固定した。 真珠腫が溶解する程度は、肉眼的観察と病理組織学的観
察を行った。とりわけ、病理組織学的観察においては真
珠腫の被膜(matrix)の溶解の程度を詳しく観察
した。 試験結果 [肉眼的所見] 12例のすべてが同じ所見を示した。すなわち、試料片
をこれらの薬剤に投入すると、ただちに泡沫を発生して
1時間以内にほとんどの試料が溶解し、バラバラに解離
して白色膜様物となって液面に浮遊した。24時間後に
は、この白色膜様の試料細片が、さらに小さくなって溶
液の上層に浮いてきた。 これに対し、真珠腫をこれらの薬剤に投入することなく
、そのままIOXホルマリン液で固定した試料片は固定
液に沈降したままであった。 [病理組織学的所見] それぞれの薬剤に投入したすべての例について、病理組
織学的標本切片を作成し、ヘマトキシリン、エオシン染
色を施したのち、光学顕微鏡で観察した。同時に、薬剤
を加えないでそのまま固定した試料について同様の標本
切片を作成してその所見を比較した。 その結果、第1図に示すように、薬剤を加えない例では
重層扁平化生を起こした中耳粘膜が炎症を伴いながら存
在し、その上面に壊死を起こした真珠腫が見られた。す
なわち、網状に絡み合いながら大きく発育した無数の繊
維と、その間質を満たす蛋白成分(エオシン好性)が見
られた。また、第2図に示すように、所によっては、炎
症を起こした小骨片の周囲に、いわゆる「パール状」に
発育した典型的な真珠腫を認めた。 [第1図は臨床試料(d)の真珠腫の薬剤を加えなまま
でホルマリン液で固定した標本の顕微鏡写真(x25)
である。扁平上皮化生を起こした中耳粘膜の上面に真珠
腫がみられる(写真左上部および左下部)。活性化を思
わせる肥厚したマトリックスが広く存在しているのが分
かる(写真の左上の真珠腫の下の部分および左下の真珠
腫の上の部分)。第2図は臨床試料(e)の真珠腫の薬
剤を加えないままでホルマリン液で固定した標本の顕微
鏡写真(X25)である。この写真は、典型的な真珠腫
の組織を示している。すなわち、「パール状」に発育し
た真珠腫が中央に見られる。真珠腫の周囲は網条の繊維
からなっている。この写真の左や右下に見られるように
、これらの網状構造の間質にはエオシン染色好性の成分
が見られる(写真の右下の部分)。1薬剤を加えたすべ
ての例、すなわち肉眼的所見で白色膜様物となった例で
は、第3図に示すように、ケラチンの網状構造だけが観
察された。本図に見られるように、膜状構造の間質に認
められていた蛋白成分は、あたかも洗浄されたように消
失していた(エオシンでは染色されない。)。第4図に
示すように、マトリックスも同様にその構成繊維のみが
残存していた(写真の中央の部分)。骨小片を含む真珠
腫では、第5図に示すように、小骨片の組織のみを残し
、その周囲の組織像は前述の所見と一致した。 [第3図は、臨床試料(e)(第2図の試料と同じ。)
の薬剤浸漬後の真珠腫の顕微鏡写真(X25)である。 網状構造の繊維のみが残存しており、間質は染色されて
いない。すなわち、間質成分は完全に溶解されているこ
とが分かる。第4図は、臨床試料げ)の薬剤浸漬後の真
珠腫の組織の顕微鏡写真(X25)であって、マトリッ
クス(写真中央部)も完全に溶解して繊維のみを残して
いることが分かる。第5図は、小骨片(写真左下寄りに
見える黒色の部分)を有する真珠腫の薬剤浸漬後の顕微
鏡写真(X25)である。この写真から、本発明の薬剤
での治療を施しても、骨の組織への本発明の薬剤の影響
は全くないことが分かる。]
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の真珠腫治療剤による処理
を行なっていない真珠腫の状態を示す図面に代わる顕微
鏡写真である。 第3図、第4図および第5図は、本発明の真珠腫治療剤
によって処理した真珠腫の状態を示す図面に代わる顕微
鏡写真である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)過酸化水素を含有してなる真珠腫治療剤。
  2. (2)さらにアルコール類を含有してなる請求項(1)
    に記載の真珠腫治療剤。
  3. (3)さらに界面活性剤を含有してなる請求項(1)ま
    たは(2)に記載の真珠腫治療剤。
JP24514090A 1990-09-14 1990-09-14 真珠腫治療剤 Pending JPH04159229A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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