JPH04156990A - 造水.冷気生成方法及びその装置とこの方法を利用した植物育成装置 - Google Patents

造水.冷気生成方法及びその装置とこの方法を利用した植物育成装置

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JPH04156990A
JPH04156990A JP2277894A JP27789490A JPH04156990A JP H04156990 A JPH04156990 A JP H04156990A JP 2277894 A JP2277894 A JP 2277894A JP 27789490 A JP27789490 A JP 27789490A JP H04156990 A JPH04156990 A JP H04156990A
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water
cold
air
heat exchanger
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JP2277894A
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Tadanobu Muto
忠信 武藤
Takeshi Kashiwada
健 柏田
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Shinwa Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Shinwa Sangyo Co Ltd
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A20/00Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
    • Y02A20/20Controlling water pollution; Waste water treatment
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

Landscapes

  • Other Air-Conditioning Systems (AREA)
  • Heat Treatment Of Water, Waste Water Or Sewage (AREA)
  • Greenhouses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ00発明目的 (産業上の利用分野) この発明は造水と共に冷気を生成する方法とその装置及
びこの方法を利用した植物育成装置に関する。
(従来の技術) 本件出願以前における造水方法及びその装置は、真空ポ
ンプを利用して蒸発室を真空状態とし、海水などの原水
の蒸発を促進し、真水の造水を促進している。
その−例として、実開平1−107488号公報が指摘
される。
(発明が解決しようとする課題) 前記従来の方式においては、蒸発室内を減圧状態に維持
する必要があり、通常真空ポンプに蒸発室が連通しであ
るため、造水装置の構造が複雑になると共にコストが高
くなる。
また、前記公報においては凝縮室内に冷却管のフィンを
配置し、かつ、最上段のフィン上面と凝縮室の水平部材
下面の間には、蒸発室内を減圧状態に維持するためにラ
ビリンスパツキンなどのシール手段を必要とするため、
部品数が多くなりその組立工数が増え、コスト高である
この発明の主目的は真空ポンプを使用することなく、原
水を利用して真水を冷気と共に生成する方法とその装置
及びこの方法を利用した植物育成装置を提供することで
ある。
口0発明の構成 (課題を解決するための手段) 前記課題を解決するために、本件特定発明は、a)外気
と原水を直接接触させて、原水の一部を蒸発させ、使用
後の外水を系外に放出する工程。
b)この冷却された原水と間接接触して、冷却される循
環冷却水を冷水生成用冷凍機の凝縮部に循環させる工程
C)前記外気と原水の蒸発水分とよりなる多湿暖気流を
前記冷凍機の蒸発部において冷却された冷水と間接接触
させて、多湿暖気流の水分を凝縮させ、前記水分除去乃
至減殺した冷気流を生成し、同時に凝縮真水を集水する
工程。
以上a)〜C)よりなることを特徴とする造水。
冷気生成方法としである。
また、前記課題達成のため、関連発明はa)送風機の運
転によりエアダクト内にその一端の外気取り入れ口から
高温の外気を取り入れる一方、原水をポンプにより汲み
上げ前記送風機一次側の密閉式冷却塔部分における上部
水槽から。
冷却水専用通路と、原水・空気接触通路とが仕切壁を介
して隣接して成る熱交換器における前記原水・空気接触
通路内に流下させ、前記外気と気液接触させ原水の一部
を蒸発させて、この蒸発した水分を含む湿り暖気を前記
送風機二次側の密閉式熱交換器へ供給する工程。
b)前記一部が蒸発され、かつ気化の潜熱で若干冷却さ
れた原水を前記密閉式冷却塔部分における下部水槽から
元へ戻し循環使用する工程。
C)冷水生成用冷凍機の蒸発部から冷水を前記密閉式熱
交換器の冷水専用通路へ供給し前記湿り暖気との間接接
触で暖められた温水を再び前記冷水生成用冷凍機の蒸発
部戻し循環使用すると共に、他方冷水生成用冷凍機の凝
縮部から高温の循環冷却水を前記密閉式冷却塔部分にお
ける熱交換器の冷却水専用通路へ供給し前記原水と間接
接触しこの原水により若干冷却され低温化した循環冷却
水を前記冷水生成用冷凍機の凝縮部に戻し循環使用する
工程。
d)前記密閉式熱交換器において冷水専用通路を流下す
る冷水で、この熱交換器における湿り暖気専用通路内を
流れる前記の湿り暖気を間接的に冷却し冷気とすると共
にこの湿り暖気中の水分を凝縮して真水とし、前記エア
ダクト底部で密閉式熱交換器における湿り空気専用通路
の真下に形成された真水溜部分内に滴下する工程。
e)前記冷気を前記エアダクトの他端に形成した冷気吐
出口から吐出する工程。
前記a)工程乃至e)工程を含むことを特徴とする造水
、冷気生成方法としである。
また、前記湿り空気の湿気量を前記送風機と前記密閉式
熱交換器の間で、前記エアダクト周壁に設けた開閉式フ
ラッパの開閉度に基すいて調整し、この開閉度を増加す
ることで前記冷気の風量を低下させ、逆にこの開閉度を
減少させることでその冷気の風量を上げる工程を含むこ
とを特徴とする。
また、前記密閉式冷却塔部分における熱交換器は合成樹
脂製のものを使用し、前記密閉式熱交換器における冷水
専用通路は、熱交換プレート内に形成した蛇行通路とし
て構成してあり、前記熱交換プレートを複数枚間隔をお
いて垂直に並設し、隣接する熱交換プレート間に前記湿
り暖気専用通路を形成することを特徴とする場合もある
また、前記原水は海水としてあり、前記循環冷却水の冷
凍機から前記密閉式冷却塔部分への供給温度を約37度
Cとし、前記密閉式冷却塔部分から冷凍機への戻り温度
を約32度Cとし、この際の冷水の冷凍機から前記密閉
式熱交換器への供給温度を約7度Cとし、前記密閉式熱
交換器から冷凍機への温水の戻り温度を約12度Cとす
ることを特徴とする場合もある。
関連発明である装置発明は、共通のエアダクトの一端を
外気取り入れ口とし、その他端を冷気吐出口として形成
し、この両端の中間部分でこのエアダクト内には送風機
が配置してあり、この送風機の一次側で前記外気取入口
寄りには、原水蒸発部としての密閉式冷却塔部分が配備
してあり、また、この送風機の二次側でこのエアダクト
内には湿り暖気凝縮部としての密閉式熱交換器が配置し
てあり、前記密閉式冷却塔部分は、原水散布用上部水槽
と、この上部水槽の下方でこのエアダクト内に位置する
熱交換器、および下部水槽とから成り、この熱交換器は
冷水生成用冷凍機の凝縮部から送られてくる循環冷却水
が流下する冷却水専用通路と、原水・空気接触通路とが
仕切壁を介して隣接して成り、他方前記密閉式の熱交換
器は冷水生成用冷凍機の蒸発部から送られてくる冷水が
流下する冷水専用通路と、これら冷水専用通路間に仕切
壁を介して位置する湿り暖気専用通路とから成り、前記
エアダクト底部でこの密閉式熱交換器における湿り空気
専用通路の真下には真水溜部分が形成され、原水をポン
プで汲み上げ前記上部水槽に供給し気液接触して若干冷
却された後、下部水槽から元へ戻す原水循環系路と、冷
水生成用冷凍機の凝縮部から循環冷却水を前記冷却水専
用通路へ供給し前記原水と間接接触し冷却された後、前
記冷水生成用冷凍機の凝縮部に戻す冷却水循環系路と、
この冷水生成用冷凍機の蒸発部から冷水を前記冷水専用
通路へ供給し前記原水蒸発部から送られてくる湿り暖気
を間接的に冷却した後、加温された状態で冷水生成用冷
凍機の蒸発部に戻し再度冷却され冷水となる冷水循環系
路とが夫れ夫れ配管されていることを特徴とし、前記課
題を達成している。
また、前記送風機と前記密閉式熱交換器の間には、前記
湿り暖気の湿気量を調整し、延いては前記冷気の温度を
制御するための開閉式フラッパが前記エアダクト周壁に
設けられていることを特徴とすることが望ましい。
また、前記密閉式冷却塔部分における熱交換器はエリミ
ネータ付きの合成樹脂製熱交換器としてあり、また前記
密閉式熱交換器における冷水専用通路は、熱交換プレー
ト内に形成した蛇行通路として構成してあり、前記熱交
換プレートを複数枚間隔をおいて垂直に並設し、隣接す
る熱交換プレート間に前記湿り暖気専用通路が形成され
ていることを特徴とする場合もある。
前記真水溜部分内に滞留する真水の一部を前記冷水循環
系路に補給するための補給管路が設けてあることを特徴
とすることもある。
また、利用発明として、造水、冷気生成装置における前
記冷気吐出口が植物育成用室内に開口し、更に前記真水
溜部分がこの植物育成用室内に配置した散水装置に接続
されていることを特徴とすることで、前記課題を達成す
る。
(作用) 請求項第6項記載の装置発明の作用は、請求項第1項、
第2項及び第5項記載の方法発明に相応するものであり
、重複を避けるためここでの説明を特徴する 請求項第7項記載の装置発明の作用は、請求項第3項記
載の方法発明に相応するものである。
請求項第8項記載の装置発明の作用は、次の通りである
即ち、請求項第1項、第2項、第4項及び第6項記載の
方法発明を実施すると共に、熱交換プレート間が長時間
の使用によりスラッジなど目詰まりした時は、熱交換プ
レートを取り出すことでこの目詰まりを取り除き、再び
熱交換プレートを並列することで再使用する。請求項第
9項記載の装置発明固有の作用は1次の通りである。
即ち、前記補給管路を通して、配管の漏水などにより不
足した冷水が真水により補充される。
請求項第10項記載の装置発明固有の作用は決の通りで
ある。
即ち、前記冷気吐出口から植物育成用室に冷気を直接供
給して、この室の温度を調整する。更に前記散水装置に
より、真水溜部分内に滞留する真水を植物育成用室内の
植物に散水し育成する(実施例) 次に前記装置発明の代表的な実施例を説明する。
〈第1実施例〉 請求項第6項及び第8項記載の発明である造水、冷気生
成装置の代表的な実施例である。Aは進水、冷気生成装
置であり、10は共通のエアダクトである。
この共通のエアダクト10の一端は外気取り入れ口11
とし、その他端は冷気吐出口12として形成されている
。この両端の中間部分でこのエアダクト10内には送風
機13が配置しである。この送風機13の一次側で前記
外気取入口11寄りには、[水蒸発部としての密閉式冷
却塔部分Bが配備してあり、また、この送風機13のm
=次側でこのエアダクト10内には湿り暖気凝縮部とし
ての密閉式熱交換器Cが各々配置しである。前記密閉式
冷却塔部分Bは、原水散布用上部水槽20と、この上部
水槽20の下方でこのエアダクト内に位置する熱交換器
り、および下部水槽22とから成り、この熱交換器りは
冷水製造用の冷水生成用冷凍機Eの凝縮部から送られて
くる循環冷却水Fが流下する冷却水専用通路30と、原
水・空気接触通路31とが仕切壁32を介して隣接して
構成されている(第8図参照)。
前記密閉式熱交換器Cは前記冷水生成用冷凍機Eの蒸発
部から送られてくる冷水Gが流下する冷水専用通路40
と、これら冷水専用通路40間に仕切壁41を介して位
置する湿り暖気専用通路42とから成り、前記エアダク
ト10底部でこの密閉式熱交換器Cにおける湿り空気専
用通路42の真下には真水溜部分Hが形成され、原水I
を汲み上げポンプPで汲み上げ前記上部水槽20に供給
し気液接触して若干冷却された後、下部水槽22から元
へ戻す原水循環系路Jと、冷水生成用冷凍機Eの凝縮部
から循環冷却水Fを前記冷却水専用通路30へ供給し前
記原水Iと間接接触し冷却された循環冷却水Fを前記冷
水生成用冷凍機Eの凝縮部に戻す冷却水循環系路にと、
この冷水生成用冷凍機Eの蒸発部から冷水Gを前記冷水
専用通路40に供給し前記原水蒸発部Bら送られてくる
湿り暖気を間接的に冷却した後、加温された状態で冷水
生成用冷凍機Eの蒸発部に戻し再度冷却され冷水となる
冷水循環系路りとが夫れ夫れ配管されている。
前記密閉式冷却塔部分Bにおける熱交換器りはエリミネ
ータ付きの密閉型合成樹脂製熱交換器としてあり、また
前記密閉式熱交換器Cにおける冷水専用通路40は、熱
交換プレート43内に形成した蛇行通路として構成して
あり、前記熱交換プレート43を複数枚間隔をおいて垂
直に並設し、隣接する熱交換プレート43間に前記湿り
暖気専用通路42が形成されている。
次に、この実施例の作用を請求項第1項、第2項及び第
4項、第5項に記載された造水、冷気生成方法の代表的
な実施例として説明する。
前記送風機13の運転によりエアダクト10内にその一
端の外気取り入れ口11から高温の外気を取り入れる一
方、原水■を汲み上げポンプPにより汲み上げ密閉式冷
却塔部分Bにおける上部水槽20から、前記熱交換器に
おける前記原水・空気接触通路31内に流下させ、前記
外気と気液接触させ原水■の一部を蒸発させて、この蒸
発した水分を含む湿り暖気を前記密閉式熱交換器Cへ前
記送風機13により供給する。次いで、前記一部が蒸発
され、かつ気化の潜熱で若干冷却された原水■を前記密
閉式冷却塔部分Bにおける下部水槽22から元へ戻し循
環使用する。
一方、前記冷水生成用冷凍機Eの凝縮部において加温さ
れた循環冷却水Fを前記密閉式冷却塔部分Bにおける熱
交換器りの冷却水専用通路30へ供給し前記原水■と間
接接触しこの原水■及びその気化の潜熱によって若干冷
却された循環冷却水Fを前記冷水生成用冷凍機Eの凝縮
部に戻しこの冷水生成用冷凍機Eの凝縮部で冷却し、自
身は再び加熱され昇温した後、再度前記熱交換器りの冷
却水専用通路30へ供給し循環使用する。
更に前記冷水生成用冷凍機Eの蒸発部で冷却された冷水
Gを前記密閉式熱交換器Cにおける冷水専用通路40へ
供給し、この熱交換器Cにおける湿り暖気専用通路42
内を流れる前記の湿り暖気をこの冷水Gで間接的に冷却
し冷気とすると共にこの湿り暖気中の水分を凝縮して真
水Nとし、前記エアダクト10底部で密閉式熱交換器C
における湿り暖気専用通路42の真下に形成された真水
溜部分H内に滴下し収集する。
前記湿り暖気を冷却して自身昇温した温水を前記冷水生
成用冷凍機Eの蒸発部に戻し、再び冷却し冷水Gとして
、再び前前記密閉式熱交換器Cにおける冷水専用通路4
0へ供給し循環する。
而して前記冷気を前記エアダクト10の他端に形成した
冷気吐出口12から吐出する。
前記原水Iは海水としてあり、前記@II冷却水の冷水
生成用冷凍If&Eの凝縮部から前記密閉式冷却塔部分
Bへの供給温度を約37度Cとした場合、前記密閉式冷
却塔部分Bから冷水生成用冷凍機Eの凝縮部への戻り温
度は約32度Cとなり、この際の冷水の冷水生成用冷凍
機Eの蒸発部から前記密閉式熱交換器Cへの供給温度を
約7度Cとし、前記密閉式熱交換器Cから冷水生成用冷
凍機Eの蒸発部への温水の戻り温度を約12度Cとする
(第7図参照)。
く第2実施例〉 請求項第7項記載の発明の代表的な実施例であり第1実
施例と異なるところは、前記送風機13と前記密閉式熱
交換器Cの間において、前記湿り暖気の湿気量を調整し
、延いては前記冷気の温度を制御するための開閉式フラ
ッパ14が前記エアダクト10周壁に設けられている(
第2図参照)。
その作用を請求項第3項記載の発明の実施例として説明
する。
前記湿り空気の湿気量を前記送風110と前記密閉式熱
交換器Cの間で、前記開閉式フラッパ14の開閉度に基
づいて調整し、この開閉度を増加することで風量を低下
させて前記冷気の温度を低下させ、逆にこの開閉度を減
少させることで風量を上げてその冷気の温度を上げる。
その他の作用は第1実施例と同しである。
く第3実施例〉 請求項第9項記載の発明の代表的な実施例であり、前記
真水溜部分H内に滞留する真水Nの一部を前記冷水循環
系路りに補給するための補給管路Mが設けである(第3
図参照)。その他、第1実施例と同一符号のものは第1
実施例と同一の構成である。
その実施例固有の作用は次の通りである。
この補給管路Mを通して、配管の漏水などにより不足し
た冷水Gが真水Nにより補充される。その他の作用は第
1実施例と同じである。
〈第4実施例〉 請求項第10項記載の発明の代表的な実施例であり、前
記第1実施例の造水、冷気生成装置における前記冷気吐
出口12が植物育成用室50内に開口し、更に前記真水
溜部分Hがこの植物育成用室50内番5配置した散水装
置51のタンク52に接続されて、このタンク52に給
水ポンプ53を介してスプリンクラ54が連設されてい
る(第4図参照)。
この実施例の作用は第1実施例の作用に加えて、冷気吐
出口12から植物育成用室5oに冷気が供給され、この
室50の温度を調整するときに、給水ポンプ52の作動
でタンク51内に一時的に溜めた真水Nをスプリンクラ
−53へ供給し、前記室50内の植物に散水し育成する
ハ)発明の効果 請求項第1項記載の特定発明は前記構成により、全く真
空ポンプを必要とせず、かつそのためのシール構造体を
設けることもなく、原水から真水を製造できると共に、
低湿度の冷気と遣水とを同時に生成できる。
これにより、この冷気と真水を利用して、植物の育成を
自然水に乏しい砂漠地帯などにおいて促進でき、その緑
化に貢献できる。
更に、この冷気を空調にも利用でき、原水を一度蒸発し
て凝縮させるため真水とすることで、若干のミネラル成
分を添加すれば飲料水としても使用できる。
請求項第2項記載の方法発明においては、単一の送風機
の作動でエアダクト内を通過中に冷気と真水を生成する
ことが出来ると共に、請求項第1項記載の発明と同様の
効果を発揮できる。
請求項第3項に記載された発明では、開閉式フラッパの
開閉度に基すき、冷気の湿度を簡易に制御できる。
請求項第4項記載の発明においては、簡易な熱交換器を
用いて湿り暖気を生成し、かつ、冷気を真水と同時に製
造できる。
請求項第5項記載の発明においては、yX水としてプー
ルなどに貯留した海水を利用し熱帯砂漠においてを真水
と冷気を製造することが出来る。
次に請求項第6項記載の装置発明においては、前記請求
項第1項乃至第2項記載の方法発明を実施出来、かつ原
水から真水を簡易に製造できると共に、冷気をも生成で
きる。
殊に請求項第8項記載の装置発明では、熱交換器の構造
をより簡略化出来、湿り暖気専用通路の目詰まりが生じ
た場合でも、熱交換プレートを取り出すことでこの目詰
まりを解消出来る。
また、請求項第7項記載の装置発明では、請求項第3項
記載の方法発明を実施出来、冷気の温度を適宜制御でき
る。
請求項第9項記載の装置発明では、冷水循環系路を循環
中に自然蒸発又は配管からの漏水などにより冷水が不足
した場合に、前記補給管路を通して、真水溜部分内に滞
留する真水の一部を前記冷水循環系路に適宜補充供給で
きる。
請求項第10項記載の発明では、前記冷気吐出口から植
物育成用室に冷気を直接供給して、この室の温度を調整
出来ると共に前記散水装置により、真水溜部分内に滞留
する真水を植物育成用室内の植物に散水し育成すること
が出来、砂漠地帯の緑化に最適である。
なお、前記汲み上げポンプP及び送風機13の駆動源と
して、公知の太陽電源を使用すれば、全体としての省エ
ネルギーに貢献出来、発電設備に乏しい乾燥地帯での利
用にこの発明は貢献できる。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明に関するもので、第1図はこの装置の第1
実施例の概略図、第2図乃至第4図はその他の実施例を
示す概略図、第5図は密閉式熱交換器の正面図、第6図
はその一部省略側面図、第7図は前記冷水生成用冷凍機
の一例を示す概略図、及び第8図は前記密閉式冷却塔部
分における熱交換器の斜視図である。 図中の主な記号の説明 A・・・造水、冷気生成装置 B・・・密閉式冷却塔部分 C・・・密閉式熱交換器 E・・・冷水生成用冷凍機。 4θ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)a)外気と原水を直接接触させて、原水の一部を蒸
    発させ、使用後の外水を系外に放出する工程。 b)この冷却された原水と間接接触して、冷却される循
    環冷却水を冷水生成用冷凍機の凝縮部に循環させる工程
    。 c)前記外気と原水の蒸発水分とよりなる多湿暖気流を
    前記冷凍機の蒸発部において冷却された冷水と間接接触
    させて、多湿暖気流の水分を凝縮させ、前記水分除去乃
    至減殺した冷気流を生成し、同時に凝縮真水を集水する
    工程。 以上a)〜c)よりなることを特徴とする造水。 冷気生成方法。 2)a)送風機の運転によりエアダクト内にその一端の
    外気取り入れ口から高温の外気を取り入れる一方、原水
    をポンプにより汲み上げ前記送風機一次側の密閉式冷却
    塔部分における上部水槽から、冷却水専用通路と、原水
    ・空気接触通路とが仕切壁を介して隣接して成る熱交換
    器における前記原水・空気接触通路内に流下させ、前記
    外気と気液接触させ原水の一部を蒸発させて、この蒸発
    した水分を含む湿り暖気を前記送風機二次側の密閉式熱
    交換器へ供給する工程。 b)前記一部が蒸発され、かつ気化の潜熱で若干冷却さ
    れた原水を前記密閉式冷却塔部分における下部水槽から
    元へ戻し循環使用する工程。 c)冷水生成用冷凍機の蒸発部から冷水を前記密閉式熱
    交換器の冷水専用通路へ供給し前記湿り暖気との間接接
    触で暖められた温水を再び前記冷水生成用冷凍機の蒸発
    部戻し循環使用すると共に、他方冷水生成用冷凍機の凝
    縮部から高温の循環冷却水を前記密閉式冷却塔部分にお
    ける熱交換器の冷却水専用通路へ供給し前記原水と間接
    接触しこの原水により若干冷却され低温化した循環冷却
    水を前記冷水生成用冷凍機の凝縮部に戻し循環使用する
    工程。 d)前記密閉式熱交換器において冷水専用通路を流下す
    る冷水で、この熱交換器における湿り暖気専用通路内を
    流れる前記の湿り暖気を間接的に冷却し冷気とすると共
    にこの湿り暖気中の水分を凝縮して真水とし、前記エア
    ダクト底部で密閉式熱交換器における湿り空気専用通路
    の真下に形成された真水溜部分内に滴下する工程。 e)前記冷気を前記エアダクトの他端に形成した冷気吐
    出口から吐出する工程。 前記a)工程乃至e)工程を含むことを特徴とする造水
    、冷気生成方法。 3)前記湿り空気の湿気量を前記送風機と前記密閉式熱
    交換器の間で、前記エアダクト周壁に設けた開閉式フラ
    ッパの開閉度に基ずいて調整し、この開閉度を増加する
    ことで前記冷気の風量を低下させ、逆にこの開閉度を減
    少させることでその冷気の風量を上げる工程を含むこと
    を特徴とする特許請求の範囲第2項記載の造水、冷気生
    成方法。 4)前記密閉式冷却塔部分における熱交換器は合成樹脂
    製のものを使用し、前記密閉式熱交換器における冷水専
    用通路は、熱交換プレート内に形成した蛇行通路として
    構成してあり、前記熱交換プレートを複数枚間隔をおい
    て垂直に並設し、隣接する熱交換プレート間に前記湿り
    暖気専用通路を形成することを特徴とする特許請求の範
    囲第2項又は第3項記載の造水、冷気生成方法。 5)前記原水は海水としてあり、前記循環冷却水の冷凍
    機から前記密閉式冷却塔部分への供給温度を約37度C
    とし、前記密閉式冷却塔部分から冷凍機への戻り温度を
    約32度Cとし、この際の冷水の冷凍機から前記密閉式
    熱交換器への供給温度を約7度Cとし、前記密閉式熱交
    換器から冷凍機への温水の戻り温度を約12度Cとする
    ことを特徴とする特許請求の範囲第2項又は第3項記載
    の造水、冷気生成方法。 6)共通のエアダクトの一端を外気取り入れ口とし、そ
    の他端を冷気吐出口として形成し、この両端の中間部分
    でこのエアダクト内には送風機が配置してあり、この送
    風機の一次側で前記外気取入口寄りには、原水蒸発部と
    しての密閉式冷却塔部分が配備してあり、また、この送
    風機の二次側でこのエアダクト内には湿り暖気凝縮部と
    しての密閉式熱交換器が配置してあり、前記密閉式冷却
    塔部分は、原水散布用上部水槽と、この上部水槽の下方
    でこのエアダクト内に位置する熱交換器、および下部水
    槽とから成り、この熱交換器は冷水生成用冷凍機の凝縮
    部から送られてくる循環冷却水が流下する冷却水専用通
    路と、原水・空気接触通路とが仕切壁を介して隣接して
    成り、他方前記密閉式の熱交換器は冷水生成用冷凍機の
    蒸発部から送られてくる冷水が流下する冷水専用通路と
    、これら冷水専用通路間に仕切壁を介して位置する湿り
    暖気専用通路とから成り、前記エアダクト底部でこの密
    閉式熱交換器における湿り空気専用通路の真下には真水
    溜部分が形成され、原水をポンプで汲み上げ前記上部水
    槽に供給し気液接触して若干冷却された後、下部水槽か
    ら元へ戻す原水循環系路と、冷水生成用冷凍機の凝縮部
    から循環冷却水を前記冷却水専用通路へ供給し前記原水
    と間接接触し冷却された後、前記冷水生成用冷凍機の凝
    縮部に戻す冷却水循環系路と、この冷水生成用冷凍機の
    蒸発部から冷水を前記冷水専用通路へ供給し前記原水蒸
    発部から送られてくる湿り暖気を間接的に冷却した後、
    加温された状態で冷水生成用冷凍機の蒸発部に戻し再度
    冷却され冷水となる冷水循環系路とが夫れ夫れ配管され
    ていることを特徴とする造水、冷気生成装置。 7)前記送風機と前記密閉式熱交換器の間には、前記湿
    り暖気の湿気量を調整し、延いては前記冷気の温度を制
    御するための開閉式フラッパが前記エアダクト周壁に設
    けられていることを特徴とする特許請求の範囲第6項記
    載の造水、冷気生成装置。 8)前記密閉式冷却塔部分における熱交換器はエリミネ
    ータ付きの合成樹脂製熱交換器としてあり、また前記密
    閉式熱交換器における冷水専用通路は、熱交換プレート
    内に形成した蛇行通路として構成してあり、前記熱交換
    プレートを複数枚間隔をおいて垂直に並設し、隣接する
    熱交換プレート間に前記湿り暖気専用通路が形成されて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第6項又は第7項
    記載の造水、冷気生成装置。 9)前記真水溜部分内に滞留する真水の一部を前記冷水
    循環系路に補給するための補給管路が設けてあることを
    特徴とする特許請求の範囲第6項記載の造水、冷気生成
    装置。 10)特許請求の範囲第6項乃至第9項記載の造水、冷
    気生成装置における前記冷気吐出口が植物育成用室内に
    開口し、更に前記真水溜部分がこの植物育成用室内に配
    置した散水装置に接続されていることを特徴とする植物
    育成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009128320A1 (ja) * 2008-04-16 2009-10-22 セントラル硝子株式会社 空気膜構造体
CN105645495A (zh) * 2016-01-04 2016-06-08 海宁宝光太阳能工业有限公司 一种热风系统蒸馏净化太阳能净水机

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