JPH04145764A - 写真に基づく絵画作品の製作方法 - Google Patents

写真に基づく絵画作品の製作方法

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Publication number
JPH04145764A
JPH04145764A JP2270033A JP27003390A JPH04145764A JP H04145764 A JPH04145764 A JP H04145764A JP 2270033 A JP2270033 A JP 2270033A JP 27003390 A JP27003390 A JP 27003390A JP H04145764 A JPH04145764 A JP H04145764A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
photograph
line drawing
microcomputer
coloring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2270033A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihito Honda
本多 彰人
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ANAZAA ONE KK
Original Assignee
ANAZAA ONE KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ANAZAA ONE KK filed Critical ANAZAA ONE KK
Priority to JP2270033A priority Critical patent/JPH04145764A/ja
Publication of JPH04145764A publication Critical patent/JPH04145764A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は写真の影像に基づいて絵画作品を製作する方法
に関する。
(従来技術) 一般に、写真は被写体をあるがままにストレートに映し
出すものであるのに対し、絵画は作者の思想や動機に基
づいて対象物の形や色を変えたり、一部を省略したりす
ることができるので、写真にはない暖かみのあるイメー
ジを表現することができる。
写真の影像に省略、修正、合成等の加工処理を施して暖
かみを出そうとすれば、高度で面倒な技術が必要となる
。また、従来は写真と絵画とは異なる美術領域に属する
ものとして、別個に取り扱われてきたので、写真を絵画
的に処理しようとする試みはあっても、その具体的な方
法は確立されていなかった。
(発明の目的) 本発明は写真に基づいてその影像を処理して暖かみのあ
る絵画として製作することができる絵画作品の製作方法
を提供することをその目的とする。
(目的を達成するための手段) 前記目的を達成するため、本発明に係る写真に基づく絵
画作品の製作方法は、以下の工程からなることを特徴と
する特 (イ)写真の影像を線画に変換すること(ロ)上記線画
をイメージスキャナーによりモニターに映し出すこと (ハ)モニター上の影像に対してマイコンにより上記構
成要素毎に彩色処理すること (噌彩色処理された影像をプリンターで印刷すること (発明の作用、効果) 前記構成によれば、写真の影像は線画に変換されたのち
、マイコンで彩色処理され、さらに印刷されるので、印
刷された画像は写真の影像とは形や色を全く異なるもの
にすることができる。これにより、写真の影像を簡単に
処理して任意の感覚の絵画作品を得ることができる。
したがって、例えば同じ木の葉を緑に彩色することも赤
に彩色することも簡単で、季節を簡単に変えることがで
きたり、外国旅行をしたときの記念写真に基づいて、旅
行当時にスケッチしたような絵画に作り変えることもで
きる。同様に、幼児のときの写真に基づいて、あたかも
同じ時期に描いたと思わせるような幼児の絵を容易に作
ることができる。このように、本発明法によれば、写真
を原イメージとしてこれに基づいて暖かさ、爽やかさ、
季節感、時代感等を簡単に表現することができるので、
写真とは違った興趣のある絵画作品を容易に製作するこ
とができる。
(実施例) 以下、図面によって本発明の実施例について説明する。
第2図は写真(図示せず)に基づいて描かれた線画であ
る。このような線画は写真に写っている細部を省略し、
特徴的な部分だけをピックアップするのが好ましい。線
画を描くには写真又はその複写の上に白紙を置き、その
上からなぞってもよく、また写真影像をイメージスキャ
ナーに読み込ませた後、マイコンで上記影像の輪郭処理
を施して線画を作ってもよい。このような線画は多くの
構成要素からなっているが、各構成要素a、b、c、d
・・・はそれぞれ輪郭線が閉鎖するようにして構成する
のが好ましい。すなわち、同図において、頭部の構成要
素である頭髪部aと顔部すの各輪郭線は閉鎖されている
。但し、四部1の輪郭線は閉鎖されていない。また、産
着の右側部Cと左側部dの輪郭線もそれぞれ閉鎖されて
いる。右手eも同様である。このように、頭髪部a、顔
部b、産着の右側部C・左側部d等の画を構成する構成
要素の輪郭線は閉鎖されるようにする。上記線画処理は
マイコンで処理してもよいが、一般には手で行なった方
が早い、もちろん、手作業の場合も、画の構成要素の輪
郭線は閉鎖するように描(。
また、線画処理に際して余分なものを削除するほか、原
形像にはなかったものを付加してもよい。
次に、第2図のように、上記線画をイメージスキャナー
によりモニターに映し出す。そして、モニター影像に対
してマイコンにより彩色処理する。なお、この処理には
例えば、マイコンとしてアップル社製のパーソナルコン
ピュータ「マツキントラシュ」を使用し、同社のコンピ
ュータソフト「モダンアート」を利用すればよい。マイ
コンによる彩色処理は閉鎖された各構成要素に一瞬のう
ちに行なうことができ、非常に便利である。なお、口部
1の輪郭線のように閉鎖されていない場合は、顔部すの
色がそのまま口部1の中に入り込んで、同色となる。し
たがって、構成要素の中でも、顔部aとその内側の口部
1のように同じ色で彩色して構わない場合には、意識的
に内側の輪郭線を閉鎖せずに一部だけ開放してもよい。
また、特定の構成要素がモニター上では小さく映りすぎ
ているときは、いったん画像を拡大して簡単に彩色処理
することができる。
なお、彩色に際しては、必ずしも閉鎖された輪郭線内に
ベタ塗りする手法だけでなく、エアブラシ等の手法を用
いて彩色してもよい。
上記線画に対して手作業で彩色しようとすれば、多(の
時間と手数を費やさなければならないが、マイコンによ
れば彩色処理は非常に簡単である。
彩色処理された影像をプリンターにより印刷処理する。
これにより、簡単に写真とは印象の異なる絵を作り出す
ことができる。また、線画の構成要素に対する彩色を変
えることにより、同じ線画でも印象が異なる複数の絵を
作り出すこともできる。例えば、背景の樹木の葉を緑色
に彩色すれば、春又は夏のイメージ、赤若しくは黄色に
彩色すれば秋のイメージを簡単に表現することが可能で
ある。
以上の工程により、写真の影像を簡単に処理して任意の
感覚の絵画作品を製作することができる。したがって、
写真を原イメージとしてこれに基づいて暖かさ、爽やか
さ、季節感等を簡単に表現することができる。
なお、完成した絵画作品の表面にはアクリルコーティン
グ剤を塗布するのが好ましい。これによって次の効果を
得ることができる、(a)アクリル皮膜により作品自体
が保護される。
(bl印刷されたばかりの絵は、工業的プリンターによ
る着色のため、絵の仕上りがフラットな感じがするが、
表面に独特の凹凸ができるので、マット調のある程度厚
みをもったコーティング皮膜により作品に奥行感、深み
が出る。
fc)塗布作業の時間調節により、印刷されているイン
クを若干溶かすため、全体にわずかなにじみが発生し、
これによりブリンク−のドツトがぼやけ、手描き感が増
す6 (d) コーティング剤が紫外線の影響を遮断する効果
をもち、絵の彩色の耐光性が増す6また、作品には油絵
等に用いられる油を希釈して塗布し、ムラなく作品の絵
画部分に染み込ませることもできる。その方法としては
、刷毛を用いたり、布に染み込ませてたたくなどによれ
ばよい。紙に染み込まずに表面に残った油分はふき取る
。このような油は、油絵用のものである必要はないが、
紙への染み込みがよく、適度の粘性をもち、揮発性の少
ないものがよい。
例えば、WINSOR& NEWTON社製のオイルカ
ラー・アーティスッ・ベインティング・ミーディアムが
よい。
これにより、次のような効果が得られる。
(a)作品の色の深みが増す (b1紙自体が油紙となるから、光の透過性が高くなる
。したがって、作品に腰を持たせるために裏打ちの紙を
合紙する際に、裏打ちの紙の色を選ぶことにより、作品
全体にその紙の色の効果を及ぼすことができる。例えば
、白い裏打ちの紙を使用することにより、油の効果で深
みを増した作品に自然な発色が付与される。
(c)油が染み込むことにより、水をはじく性質を帯び
る。したがって、前述のアクリル剤をコーティングする
際に、乾燥が早く、水が染み込まないため、作品の紙が
しわにならない。
【図面の簡単な説明】 図面は本発明の詳細説明図で、第1図は写真から線画へ
の処理工程説明図、第2図は彩色工程の各説明図である
。 符号a・・・頭髪部、b・・・顔部、C・・・産着の右
側部、d・・・産着の左側部、1・・・口部時 許 出
 願 人 株式会社アナザーワン代理人  弁理士  
瀬  川  幹  夫第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 以下の工程からなることを特徴とする写真に基づく絵画
    作品の製作方法。 (イ)写真の影像を線画に変換すること (ロ)上記線画をイメージスキャナーによりモニターに
    映し出すこと (ハ)モニター上の影像に対してマイコンにより上記構
    成要素毎に彩色処理すること (ニ)彩色処理された影像をプリンターで印刷すること
JP2270033A 1990-10-08 1990-10-08 写真に基づく絵画作品の製作方法 Pending JPH04145764A (ja)

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JP2270033A JPH04145764A (ja) 1990-10-08 1990-10-08 写真に基づく絵画作品の製作方法

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JP2270033A JPH04145764A (ja) 1990-10-08 1990-10-08 写真に基づく絵画作品の製作方法

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Publication Number Publication Date
JPH04145764A true JPH04145764A (ja) 1992-05-19

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ID=17480599

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JP2270033A Pending JPH04145764A (ja) 1990-10-08 1990-10-08 写真に基づく絵画作品の製作方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997020428A1 (fr) * 1995-11-27 1997-06-05 Akira Aoki Procede de retouche de photographies et matiere utilisee dans ce procede

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997020428A1 (fr) * 1995-11-27 1997-06-05 Akira Aoki Procede de retouche de photographies et matiere utilisee dans ce procede
EP0865193A1 (en) * 1995-11-27 1998-09-16 Akira Aoki Method for retouching photograph and material used for the same
US6169815B1 (en) 1995-11-27 2001-01-02 Akira Aoki Method for retouching photograph and material used for the same
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