JPH04143380A - 鋼管電柱の強化方法及びその構造 - Google Patents

鋼管電柱の強化方法及びその構造

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JPH04143380A
JPH04143380A JP26627590A JP26627590A JPH04143380A JP H04143380 A JPH04143380 A JP H04143380A JP 26627590 A JP26627590 A JP 26627590A JP 26627590 A JP26627590 A JP 26627590A JP H04143380 A JPH04143380 A JP H04143380A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本願発明は主として架空配電線路に使用される鋼管電柱
に係るものである。
〔従来の技術〕
本願発明に係る従来技術は、テーパー状中空鋼管電柱の
中空内に柱の丈長にて強度維持上必要とする部位(丈長
の略丁程度)迄の間に、十状か口状等の芯材を通入した
上、鋼管柱の要所に小孔を穿孔して十状若しくは口状芯
材とピボット溶接をする等の技術があるか、何れも実用
化されてはおらないのか現状である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
全国電力各社にて架空配電線路用として使用されている
電柱は現在その殆どかコンクリート製電柱である。
そして線路構成上電柱の倒伏の危惧のあるものに対して
は、すべて電柱の上部と斜方向の地表部支持点とを斜傾
支線によって連結して目的を達成していたものである。
処か近時の激変する社会機構は、路側に林立する電柱を
次第に邪魔物扱いする様になり、特に都市美観上障害と
なる都市中心部では殆とか地下埋設路線へと変化したの
である。
しかし乍らこれは全体としては極めて限られたものであ
って、大部分は電柱による架空路線となっており、我か
国の如く殆と無計画に発展した旧状にありでは止むなき
事情とせざるを得ないのである。
とはいえ道路交通の安全上電柱はなし得る限り径を細く
する事と、電柱の上部より斜方向に伸長する支線の全廃
化は、早急に実現しなくてはならずその対策に懸命であ
る。
そして又都市構造が日を追って複雑化する時、コンクリ
ート柱は余りにも重量物であり、且つその全長が15m
ともなれば狭隘道路の搬送や建柱作業も愈々至難となり
、以上をもって電柱に課せられた各種条件は下記の如く
なるのである。
■より細く ■より強く ■より軽く ■15mを1本の単体とせす2分割搬送の上容易に継足
し得ること 以上となってここに鋼管柱か重視される処となったので
ある。
しかし乍ら電柱は実用上と美観上よりテーパー状とする
ことになっており、この構造を鋼管柱に求めるとするな
らば現状における製作技術上板厚か6.5mm迄か限界
である。
処か電柱の曲げ強度を充足するためには、板厚6.5m
mでは余りにも脆弱てあって、計算値をもって15mm
以上は何としても必要とするのである。
ここにおいて従来技術か上記せる如(断面形状十状か口
状の芯材を、鋼管内に挿入して要所を鋼管とピボット溶
接せんとしたものである。
−見して合理的に見られる該技術は、芯材を鋼管の内側
と密接せしめなくてはならないため、その全長を鋼管の
テーパーと合致せしめたテーパー状としなくてはならず
、これは製作上極めて困難であるのみならず、更に困難
な問題はテーパー状に成形された鋼管は、その断面は一
応円形とはなっているか正確な真円てはなく、全長上部
分的に変形状態となっているのは製作技術上止むなきも
のである。
この様な部分的な変形テーパー鋼管の縦長内側に、これ
又テーパー状の芯材を完全密接せしめる如きは不可能で
あり、他に更に効果的手段か必要となるのである。
〔問題を解決するための手段〕
テーパー状の薄肉鋼管の強化手段は、従来技術の如く必
ずしもテーパー状鋼管の内側に密接した芯材を挿入する
必要はなく、要するに計算上充分に強度か維持し得、且
つテーパー状鋼管に対して計画量小径となる直線状の厚
肉鋼管を芯材として挿入した上、テーパー状鋼管の内側
と芯材たる強化パイプとを必要とする複数カ所を、結合
部材にて一体化に結合すれば充分に強化目的か達成され
るものてあり、この場合の芯材強化パイプは市販の一般
規格たる引抜鋼管がそのまま使用し得るものであるから
製作は極めて容易であり、結合部材の形状と構造によっ
て確実に目的か達成されるのものである。
〔作用及び実施例〕
添付図面第1図はテーパー状の鋼管による下段パイプ(
1)を示すものて、その上辺には内径の中心部に係止板
(2)を固着せるものであり、第2図は第1図の上辺部
所面図である。
第3図は上記下段パイプ(1)の上辺に必要量重複して
嵌着されるべき上段パイプ(3)を示すもので、下段パ
イプ(1)と全く同一のテーパー状とした上、上端は上
蓋板(4)を固着して完全密閉するのである。
次に第4図側面図及び第5図による断面図をもって、こ
れは下段パイプ(1)のテーパー上辺の内径よりも必要
量小外径にして、充分なる耐圧強度を有する厚肉パイプ
による芯材パイプ(5)を示すものである。
続いて第6図平面図及び第7図によるその側面図をもっ
て、これは上記芯材パイプ(5)に緩く通入し得ると共
に、必要な背高量となる結合環(6)の下端面と一致せ
しめて、充分な板厚を有する結合鍔(8)を固着せる結
合金具(A)を示すもので、これは将来第10図の如く
下段パイプ(1)内に通入された芯材パイプ(5)と、
下段パイプ(1)とをその丈長上において必要の複数部
をもって結合するものであるから、結合鍔(8)の外径
は下段パイプ(1)の下端部より上辺部迄の間の複数部
位に合致する如く、次第に小径にすると共に結合鍔(8
)の外周面は下段パイプ(1)のテーパー状に一致せし
めたテーパー面(7)としなくてはならないのである。
以上の各部材より構成される本願発明は、それぞれの結
合に当り先ず第8図の如く、下段パイプ(1)内に芯材
パイプ(5)を通入した上、これをテーパー状の小径部
を下向として樹立し、上位となった大径部より結合金具
(A)を通入すると、結合金具(A)は計算された背高
量の結合環(6)がガイドとなって、結合鍔(8)を水
平状態として芯材パイプ(5)を抱きながら下段パイプ
(1)内を自重落下して、下段パイプ(1)のテーパー
状内側の先端部で結合金具(A)の結合鍔(8)外周の
テーパー面(7)か密接定置されるのである。
ここで下段パイプ(1)内の芯材パイプ(5)との間隙
内に棒状ハンマーを挿入し、結合鍔(8)の平面上を全
面に亘って軽く加撃して結合金具(A)の定位置を確立
した上、ゲージを通入して結合鍔(8)の位置を確認し
、ここで下段パイプ(1)の外周上の2等分点乃至4等
分点の結合鍔(8)該当部より、下段パイプ(1)を貫
通して小孔を穿孔し、該小孔をもって下段パイプ(1)
と結合鍔(8)とを第9図の如くピポット熔着するので
ある。
以上において下段パイプ(1)内に通入された芯材パイ
プ(5)の丈長は、係止板(2)によって先端の位置か
定置され、又後端は第10図の如く下蓋板(9)を固着
して下段パイプ(1)の開口部を密閉し、且つ下段パイ
プ(1)内における芯材パイプ(5)を不動化される如
くするのである。
この様にして下段パイプ(1)内において芯材パイプ(
5)を抱いて下段パイプ(1)と一体化される結合金具
(A)は、第10図の如く第8図及び第9図時点になら
って次々と結合金具(A)を通入してピポット熔着をし
、最後に下蓋板(9)を固着して下段パイプ(1)に係
る一切の強化策を終わるのである。
以上において結合金具(A)の位置は、大径部において
それぞれの間隔か接近し、小径部に及ぶに従って次第に
隔離されるものであり、これは使用時に小径部を上位と
して地表上に樹立した場合、電柱に対する負荷状態は地
表部に接近する程増大し、上部に及ぶに従って軽減され
るための措置である。
又結合金具(A)と下段パイプ(1)とのピポット熔着
に当たっての下段パイプ(1)に対する小孔の穿孔を、
結合金具(A)定置後これに合わせて穿孔する如きは煩
雑の如く見られるか、前記もせる如く電柱の如き外径3
0cm強となる大径のテーパーパイプとなると、製作工
程上真円とすることは不可能で若干の変形円周となるの
である。
これに対する結合金具(A)の結合鍔(8)は殆と正確
の円周であるため、これを変形円周の下段パイプ(1)
と密接せしめるとなると仲々にして設計通りとならず、
若干の上下差か発生するのであり、したかってあらかじ
め小孔を穿孔し得ないことになるのである。
この様にして強化された下段パイプ(1)はその搬送に
当たっては上段パイプ(3)とは分割され、これを電柱
とする場合には第11図の如く下段バイプ(1)に上段
パイプ(3)を作業現場にて嵌着一体化して柱体とする
ものであるか、例えば全長15mの電柱とする場合には
、下段パイプ(1)を9.5mとし、上段パイプ(3)
を6mとし、嵌合に当たっての重複量を50cmとすれ
ば15m柱か造成され、この場合上段パイプ(3)に対
する負荷量は大幅に減少されるため、単なるテーパーパ
イプにて特段の強化策は不要となるのであり、かくして
一体化された上下段テーパーパイプは充分なる強度の電
柱となるのである。
〔発明の効果〕
本願発明により、かねてより電柱に求められていた ■より細く ■より強く ■より軽く ■分割搬送を可能とする 以上に対し本願発明はテーパーパイプと芯材パイプの2
重構造により、現行のコンクリート柱に比してより細く
、より強く、より軽くの諸項を充分に達成し、更にテー
パー柱の嵌合という簡単な操作によって継足し得るため
分割搬送が可能となり、電柱にたいするイメージか一新
される至便技術となったものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はテーパー状下段パイプ(1)の側面図であり、
第2図は同じくその上辺細径部の断面図である。 第3図はテーパー状上段パイプ(3)の側面図であり、
第4図は芯材パイプ(5)の側面図であり、又第5図は
同じく芯材パイプ(5)の断面図である。 第6図は結合金具(A)の平面図であり、第7図は同じ
くその側面図である。 第8図〜第11図は本願発明の施工要領並びに作用効果
に係る説明図である。 (1)下段パイプ (2)係止板 (3)上段パイプ (4)上蓋板 (5)芯材パイプ (6)結合環 (7)テーパー面 (8)結合鍔 (9)下蓋板 (A)結合金具 以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、テーパー状下段バイプ(1)に芯材パイプ(5)を
    テーパー状の大径部より通入した上、これを細径部を下
    向とする如く逆立させ、テーパー状下段パイプ(1)の
    縦長上大径部より小径部に及ぶにしたがって、次第に間
    隔量が漸増してそれぞれが計画部位で定置結合される如
    くに、逐次計画複数量の結合金具(A)を芯材パイプ(
    5)を抱きつつ下段パイプ(1)内に通入降下せしめ、
    都度棒状ハンマーにて軽く加撃して定置せしめた上、結
    合金具(A)の結合鍔(8)の該当部を穿孔して、下段
    パイプ(1)とそれぞれの結合金具をピポット熔着して
    下段パイプ(1)を強化し、使用に当たっては下段パイ
    プ(1)に上段パイプ(3)を嵌着一体化す如くせるこ
    とを特徴とする鋼管電柱の強化方法。 2、下段パイプ(1)の細径先端部に係止板(2)を固
    着して、通入されるべき芯材パイプ(5)の縦長上の位
    置を規正し、又芯材パイプ(5)に緩く通入され且つ通
    入降下時のガイドとしての用を充分とする背高量の結合
    環(6)の下辺と、一致せしめて充分な板厚強度を有し
    、更に円周面を下段パイプ(1)のテーパー面と一致せ
    るテーパー状とした結合鍔(8)を固着して成る結合金
    具(A)を、下段パイプ(1)の縦長上、大径部より小
    径部に及ぶにしたがって次第に結合間隔を増量して、計
    画せる複数量結合し得る如く結合鍔(8)の径を漸減し
    、この様な結合金具(A)をもって下段パイプ(1)に
    通入した芯材パイプ(5)と、下段パイプ(1)とを確
    実に結合して下段パイプ(1)を強化する如くせること
    を特徴とした鋼管電柱の強化構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013163390A (ja) * 2012-02-09 2013-08-22 Nippon Steel & Sumitomo Metal Corp 鋼管製電車線柱
CN104179381A (zh) * 2014-08-29 2014-12-03 国家电网公司 一种钢管连接件

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JP2013163390A (ja) * 2012-02-09 2013-08-22 Nippon Steel & Sumitomo Metal Corp 鋼管製電車線柱
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