JPH04142913A - 積層断熱ボードの製造方法 - Google Patents

積層断熱ボードの製造方法

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JPH04142913A
JPH04142913A JP2268175A JP26817590A JPH04142913A JP H04142913 A JPH04142913 A JP H04142913A JP 2268175 A JP2268175 A JP 2268175A JP 26817590 A JP26817590 A JP 26817590A JP H04142913 A JPH04142913 A JP H04142913A
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JP
Japan
Prior art keywords
foam
foaming
integrally molded
laminated
insulation board
Prior art date
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Pending
Application number
JP2268175A
Other languages
English (en)
Inventor
Chiaki Tsukamoto
塚本 千秋
Takashi Oga
隆史 大賀
Shingo Baba
信吾 馬場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Tire and Rubber Co Ltd filed Critical Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、建築物の内装下地)jA、天井相、その細
断熱性を要する各種用途に使用される一体成形積層断熱
ボードの製造方法に関するものである。
[従来の技術] 建築物の内装下地祠等に使用される断熱ボードとしては
、従来から各種のフオーム相料が使用されており、代表
的にはフェノールフオーム、イソシアヌレートフオーム
、ウレタンフオーム等がある。
しかしながら、これらのフオーム祠料はそれぞれ次のよ
うな長所・短所を持っていた。すなわち、フェノールフ
オームは、耐火性、寸法安定性、断熱性に富むが、脆砕
性等の機械的強度に価点かあり、また、他の断熱オ旧こ
比して比較的高価であり、コスト面でも問題があった。
これに対し、イソシアヌレートフオーム、ウレタンフオ
ームは、機械的強度、断熱性に優れ、比較的安価に利用
できる利点を有しているが、耐火性の点において前者に
劣る動点があった。
そこで、それぞれの短所を補うべく、積層ボードが提案
されている。
例えは、フェノールフオーム/イソシアタ1ノートフオ
ームまたはウレタンフオームの二層構造、フェノールフ
オーム/イソシアヌレートフオームまたはウレタンフオ
ーム/フェノールフオームの三層構造等が提案されてい
る。
[発明が解決しようとする課題] ところで、これら積層ボードの製造方法としては、各層
ごとに別々に発泡・硬化させ、裁断した一層で接着剤な
どを用いて積層するJi法や、まず−層1」を発泡・硬
化させて裁断し、次いで別のラインでこの上に二層1」
の発泡組成物を注入して発泡・硬化させて裁断するノコ
法が用いられていた。
しかしながら、このような製造ノコ法では工程が多く、
時間も掛り、祠料ロスなども多く、きわめて高価になら
ざるを腎なかった。また、間欠的に発泡・硬化して成形
するため、搬送中に傷を−っけ易くロスの発生か多かっ
た。
そこで、この発明の1」的とするところは、各種フオー
ム祠料の長所を生かし、その欠点を別のフオーム4A料
で補い、全体として耐火性、断熱性が良好で、機械的強
度に優れ、反り等の外観も良好な積層ボードを、短縮化
された工程で、連続的に、祠料ロスも少なく低コストで
製造し得る製造方法を提供するところにある。
[課題を解決するための手段」 上記目的達成のため、この発明では各種フオームの積層
を同一ライン1−で連続的に積層していく方法とした。
すなわち、複数層のフオームH料の積層体からなる積層
断熱ボードの製造方法において、各層の発泡・硬化層を
同一ライン1−で重畳的に連続して順次発泡・硬化させ
て成形することを特徴とする一体成形積層断熱ボードの
製造方法である。例えば、三層構造の積層断熱ボードを
得る場合、−・層目を発泡・硬化して成形した後、同一
ライン1−で順次二層目、三層]」を前段で成形した層
の1−に連続的に発泡・硬化させて成形することを特徴
としている。
この発明の方法で用いられる各種フオーム祠料としては
、液状フェノール樹脂をベースとしたフェノールフオー
ム、イソシアヌレートフオーム、ウレタンフオームのい
ずれかの組合せが用いられる。耐火性の面からいえば、
二層の積層ボードの場合は、いずれか一方に、三層の積
層ボードの場合は、両端面にフェノールフオームを使用
することが望ましい。また、積層するフオーム層の少な
くとも一層にガラス繊維を混入するとさらに機械的強度
および耐火性か向上する。特にフェノールフオームの性
能向1−のためには有効な手段となる。
また、積層した各層間および積層ボード両表面に各種面
相を一体で積層しても良い。面月としては、クラフト紙
、輔燃紙、不燃紙、金属箔、プラスチックフィルムなど
が最適であるが、金属、プラスデックまたは無機系のン
ートや板を用いることもできる。
各種フオームの発泡・硬化成形方法としては般的な発泡
方式を用いることができる。ずなわち、下面ヰAまたは
下側ボードの1−に積層しようとする発泡組成物を注入
した後、1−面月を−・体に積層し、発泡・硬化させる
ニップ方式またはギムカ゛式や、上面材に発泡組成物を
注入した後、反転供給して、下面利または下側ボードと
−・体に積層するインバース方式等が用いられる。
[作用] 上記のようにして製造された積層断熱ボードは、同一ラ
イン1−で各種フオーム祠料を連続的に積層して製造さ
れるため、T数が少なく、短時間で製造することができ
、また、利料ロスがきわめて少ないため、所望とする積
層断熱ボードを低コス)・で提供し得るものである。ま
た、各種フオーム祠料を積層することで各々の長所を具
自−し、短所が補填され、ボード全体としては建祠など
に求められる性能を良好に具備している。またガラス繊
維を各種フオームに混入した場合は、さらに優れた性能
を有する積層断熱ボードを得ることができる。
[実施例] 以下、添イζj図面に示した実施例について説明する。
第1図は、この発明に係る一体成形積層断熱ボードの製
造方法の一実施例を、その成形装置とともに示したもの
で、ニップまたはギム方式でガラス繊維混入フェノール
フオーム1を成形した後、連続的にインバース方式でイ
ソシアヌレートフオーム2を積層し、一体成形積層断熱
ボード3を得る工程を示している。すなわち、上下の面
相4およびガラス繊維不織布5を連続的にダブルコンベ
ア6間に送り込むとともに、発泡機7からフェノールフ
オーム用発泡組成物を注入することにより、まずガラス
繊維混入フェノールフオーム1を成形する。次いでこれ
を第2段のダブルコンベア8間に連続的に送り込む。こ
のコンベア8には別途面材9が反転状態で供給されてお
り、コンベア間に入る前に発泡機10から面相I−一に
注入したイソシアヌレートフオーム用発泡組成物が面相
9とともにガラス繊維混入フェノールフオーム11−に
送り込まれて一体成形され、目的とする一体成形積層断
熱ボード3を得ている。11は所定−」°法に裁断する
クロスカッターである。
コスト面および機械的強度からいってフェノールフオー
ムの厚さは、10〜50mm程度とし、体化するイソシ
アヌレートフオームの厚さを10〜100mm程度とす
るのが良い。
第2図は、三層構造の製造方法の一実施例を、その成形
装置とともに示すもので、ニップまたはギム方式でガラ
ス繊紹混人フェノールフオーム1を成形した後、連続的
にインバース方式でイソシアヌレートフオーム2を積層
し、続いてインバース方式でフェノールフオーム12を
積層し、一体成形積層断熱ボード13を得る工程を示し
ている。
すなわち、この例では、I−記二層構造の断熱ボードを
得た後さらに第3段のダブルコンベア14間に連続的に
送り込み、第2段と同様にして、発泡機15からフェノ
ールフオーム用発泡組成物を注入した面材16をコンベ
ア間に送り込み、インバース方式でフェノールフオーム
12を積層一体化して目的とする一体成形積層断熱ボー
ド13を得ている。
製品において面相を不要とする場合は、面相として離型
紙を用いることで面相のない積層断熱ボードを得れば良
い。
次に各種ボードを製作して燃焼性、機械的強度、熱伝導
率等の諸物性をテストした結果と、それぞれの製造コス
ト比を次表に示す。
それぞれの構成は次の通りである。
〈フオーム密度〉 フェノールフオーム:   40kg/ m 3ウレタ
ンフオームおよびイソシアヌレートフオーム:    
      35kg/ m 3〈ボードサイズ〉 50mm (厚さ) x910 mm (幅) x 1
820mm (長さ)但し、実施例においては、フェノ
ールフオーム(10mm厚さ)とイソシアヌレートフオ
ーム(40mm厚さ)の複合ボードとし、第1図のごと
く、一体連続成形にてサンプルを得、比較例1および2
は、」1記構成を一層ごとに間欠的に成形した11、エ
マルジョン系接着剤で貼り合わせるノJ°法でサンプル
を得た。
いずれも面相は使用していない。
表中、燃焼性はJIS  A  1321(!lf燃2
級試験)に準拠し、実施例の複合ボードはフェノールフ
オーム側から火炎を当てた。
[考案の効果コ 以−1=の通り、この発明に係る一体成形積層断熱ボー
ドの製造方法は、各種フオーム祠料を任意に積層するこ
とで、各々のフオーム利料の長所をYlし、また短所を
補い全体として建制に求められる性能を良好に具備して
おり、各層を個別に成形して得られた積層断熱ボードと
同等の性能をrlするのはもちろん、個別成形力法に比
し、少ない製造工数で短時間で製造することができ、ま
たH料ロスも少ないため、低コストで製造し得る利点を
何している。
さらに各フオーム祠料にガラス繊組°を混入した場合に
は、ζ」法安定性、反り、燃焼性、強度等の性能をさら
に向−1−させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係る積層断熱ボードの製造方法の
一実施例を、その製造装置とともに示した概略図、 第2図は、他実施例を示す概略図である。 1・・・・・・ガラス繊組混入フェノールフオーム2・
・・・・イソシアヌレートフオーム3、]−3・・・・
・・一体成形積層11:Ii熱ボード4.9、]6・・
・・・・面拐 5・・・・・・ガラス繊組不織布 ]2・・ ・・フェノールフオーム

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数層のフォーム材料の積層体からなる積層断熱
    ボードの製造方法において、各層の発泡・硬化層を同一
    ライン上で重畳的に連続して順次発泡・硬化させて成形
    することを特徴とする一体成形積層断熱ボードの製造方
    法。
  2. (2)発泡・硬化させる素材が、フェノールフォーム、
    イソシアヌレートフォーム、ウレタンフォームのいずれ
    かの組み合わせであることを特徴とする請求項1記載の
    一体成形積層断熱ボードの製造方法。
  3. (3)一体成形積層断熱ボードのいずれか一方に、また
    は両端面にフェノールフォームが積層されていることを
    特徴とする請求項1または2記載の一体成形積層断熱ボ
    ードの製造方法。
  4. (4)複数層の積層体の少なくとも一層に、ガラス繊維
    が混入されていることを特徴とする請求項1、2または
    3記載の一体成形積層断熱ボードの製造方法。
  5. (5)一体成形積層断熱ボードのフェノールフォーム層
    の少なくとも一相にガラス繊維が混入されていることを
    特徴とする請求項1、2、3または4記載の一体成形積
    層断熱ボードの製造方法。
JP2268175A 1990-10-04 1990-10-04 積層断熱ボードの製造方法 Pending JPH04142913A (ja)

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