JPH04138253A - Gravure cell carving method and its device - Google Patents
Gravure cell carving method and its deviceInfo
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- JPH04138253A JPH04138253A JP26214490A JP26214490A JPH04138253A JP H04138253 A JPH04138253 A JP H04138253A JP 26214490 A JP26214490 A JP 26214490A JP 26214490 A JP26214490 A JP 26214490A JP H04138253 A JPH04138253 A JP H04138253A
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Landscapes
- Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)
Abstract
Description
[産業上の利用分野)
本発明は、グラビアシリンダの複数の走査線の各々にグ
ラビアセルを彫刻する電子的なグラビアセル彫刻方法及
びその装置に関する。
[従来の技術]
従来、グラビアシリンダの表面にグラビアセルを彫刻す
るに際して、次のような技術が提案されている(特公昭
57−19772号)。
即ち、主走査方向(グラビアシリンダの回転方向にそっ
た方向)及び副走査方向(グラビアシリンダの中心軸と
平行な方向)において等間隔のセルピッチを有するグラ
ビアセルからなる正方基本セルパターンに基づいて、各
セルのピッチを主走査方向に圧縮するとともに副走査方
向に伸長したり、主走査方向に伸長するとともに副走査
方向に圧縮したりすることにより、複数の直交セルパタ
ーンを考える。そして、原画の色分解画像を表わすため
のグラビアシリンダとして、それぞれ異なる直交セルパ
ターンを有する複数のグラビアシリンダを作成する。し
かも、各グラビアシリンダにおける直交セルパターンの
相互の位置関係を、圧縮又は伸長したセルピッチの1/
2づつ主走査方向及び副走査方向にずれるようにして各
グラビアセルを形成する。こうすると、各グラビアシリ
ンダの表面に、直交セルパターンの面心に一つのグラビ
アセルが位置するいわゆる直交面心セルパターンでグラ
ビアセルが彫刻される。そして、各グラビアシリンダに
おける圧縮又は伸長した主走査方向セルピッチと副走査
方向セルピッチを、両セルピッチの間に公約数が存在す
るよう関係づけている。
具体的に説明すると、セルパターンのセルピッチを(主
走査方向ピッチ)×(副走査方向ピッチ)で表わしたと
き、5pX5p (pは所定の単位長さ)のピッチの正
方基本セルパターンを準備しておき、ピッチを主走査方
向に圧縮して副走査方向に伸長した4pX6pのピッチ
の直交セルパターンを有するグラビアシリンダと、ピッ
チを主走査方向に伸長して副走査方向に圧縮した6pX
4pのピッチの直交セルパターンを有するグラビアシリ
ンダとをそれぞれ作成している。[Industrial Application Field] The present invention relates to an electronic gravure cell engraving method and apparatus for engraving a gravure cell on each of a plurality of scanning lines of a gravure cylinder. [Prior Art] Conventionally, the following technique has been proposed for engraving a gravure cell on the surface of a gravure cylinder (Japanese Patent Publication No. 19772/1983). That is, based on a square basic cell pattern consisting of gravure cells having cell pitches at equal intervals in the main scanning direction (direction along the rotation direction of the gravure cylinder) and sub-scanning direction (direction parallel to the central axis of the gravure cylinder), A plurality of orthogonal cell patterns are considered by compressing the pitch of each cell in the main scanning direction and expanding it in the sub-scanning direction, or by expanding it in the main scanning direction and compressing it in the sub-scanning direction. Then, a plurality of gravure cylinders each having a different orthogonal cell pattern are created as gravure cylinders for representing color-separated images of the original image. Moreover, the mutual positional relationship of orthogonal cell patterns in each gravure cylinder is adjusted to 1/1/2 of the compressed or expanded cell pitch.
Each gravure cell is formed so as to be shifted by two in the main scanning direction and in the sub-scanning direction. In this way, gravure cells are engraved on the surface of each gravure cylinder in a so-called orthogonal face-centered cell pattern in which one gravure cell is located at the face center of the orthogonal cell pattern. The compressed or expanded cell pitch in the main scanning direction and the cell pitch in the sub-scanning direction in each gravure cylinder are related so that a common divisor exists between the two cell pitches. Specifically, when the cell pitch of the cell pattern is expressed as (pitch in the main scanning direction) x (pitch in the sub-scanning direction), a square basic cell pattern with a pitch of 5p x 5p (p is a predetermined unit length) is prepared. The gravure cylinder has an orthogonal cell pattern with a pitch of 4px6p, which is compressed in the main scanning direction and expanded in the sub-scanning direction, and 6pX in which the pitch is expanded in the main scanning direction and compressed in the sub-scanning direction.
A gravure cylinder having an orthogonal cell pattern with a pitch of 4p was prepared.
しかしながら、上記従来の技術では、次のような問題点
が指摘されている。
即ち、正方基本セルパターンのセルピッチを圧縮又は伸
長する都合上、必然的に各グラビアシリンダにおける主
走査方向セルピッチと副走査方向セルピッチとは異なる
ことになり、主走査方向と副走査方向とで解像度に差が
生じるばかりか、印刷物における一つのインク付着部と
これを取りまく四つの最寄りのインク付着部との関係が
、各印刷物において、当該−つのインク付着部から上記
各最寄りのインク付着部に引いた二本の線分が直交しな
い関係にある。このため、グラビアシリンダにおいては
グラビアセルの分布(すなわち網目配列)、延いては印
刷物においてはインク付着部の等方性が損なわれ、印刷
物の均一な色調の表現に悪影響が見られる。
ところで、凹凸のない平版を用いるオフセット印刷では
、通常、このような不具合を回避するために、網点を配
列するに当たり、一つの網点とこれを中心とした最寄り
の網点とを結ぶ線分が直交するようにし、また、各版ご
とに異なるスクリーン角度で網点の形成がなされている
。ところが、電子的彫刻製版法によるグラビアシリンダ
を用いるグラビア印刷においては、回転する円筒状のグ
ラビアシリンダに彫刻刃物を押し当てて、走査線毎にグ
ラビアセルを彫刻する都合上、印刷物のインク付着パタ
ーンが各版ごとに互いに異なるスクリーン角度の配列パ
ターンとなるよう各グラビアセルを彫刻することは、そ
の彫刻位置の演算等が複雑となり困難であった。このた
め、上記のように、走査方向によってセルピッチを圧縮
したり伸長したりする方法が用いられていた。
上記の従来技術では、第13図に示すように、4pX6
pのピッチの直交面心セルパターン(図中斜線セル)を
有するグラビアシリンダと6pX4pのピッチの直交面
心セルパターン(図中白抜きセル)を有するグラビアシ
リンダとを用いて多色刷りをした場合、その印刷物にお
いて、例えば図中記号Aで表わすように、斜線セルと白
抜きセルとがその中心で重なりあったインク付着部が正
方基本セルパターンを拡大した正方状のパターン(ピッ
チ=12p)で出現するため、印刷物にモアレ縞の発生
や色調の変化を生じ易いという問題もある。上記二つの
直交面心セルパターンのうちの一方を正方基本セルパタ
ーンとしても、もちろんその印刷物において正方基本セ
ルパターンを拡大した正方状のパターンが出現する。
本発明は、上記問題点を解決するためになされ、グラビ
アシリンダ上の網目を各走査方向に対して等方向に配列
するようにグラビアセルを彫刻するとともに、多色刷り
したグラビア印刷物における色調の変化を低減すること
を目的とする。
(課題を解決するための手段]
かかる目的を達成するための第1の発明による手順は、
中心軸を中心に回転する円筒状のグラビアシリンダの表
面に、グラビアセル彫刻用の彫刻刃物を押し当てて、グ
ラビアシリンダの回転方向にそった複数の走査線の各々
に順次所定ピッチPの間隔でグラビアセルを彫刻するグ
ラビアセル彫刻方法において、
前記グラビアシリンダが一回転する毎に前記彫刻刃物が
グラビアシリンダの中心軸と平行な副走査方向にそって
P/ (m−2+1)(mは2以上の整数、演算子′は
べき乗を表わす)の距離だけ移動するよう前記彫刻刃物
を移動させつつ、前記複数の走査線のうちの一つの走査
線にわたって前記彫刻刃物を所定ピッチPの間隔でグラ
ビアシリンダ表面に押し当ててグラビアセルを彫刻し、
隣合う走査線におけるグラビアセル同士の走査線方向位
相差をP−m/ (m” 2+1)もしくはP・(1−
m/(m”2+1))に設定し、該設定された位相差で
、グラビアセルの彫刻が完了した走査線に隣合う新たな
走査線にわたって前記彫刻刃物を所定ピッチPの間隔で
グラビアシリンダ表面に押し当てることをその要旨とす
る。
そして、第2の発明による構成は、第1図のブロック図
にその基本的な構成を例示するように、中心軸を中心に
回転する円筒状のグラビアシリンダGCの表面に対向し
、該シリンダの中心軸と平行な副走査方向にそって移動
自在な刃物台BHに保持されたグラビアセル彫刻用の彫
刻刃物Bと、該彫刻刃物Bを前記表面に向けた切り込み
方向及び前記副走査方向にそれぞれ駆動制御して、グラ
ビアシリンダGCの回転方向にそった複数の走査線の各
々に順次グラビアセルを彫刻する彫刻制御手段MOとを
有するグラビアセル彫刻装置において、
前記彫刻制御手段MOは、前記回転するグラビアシリン
ダGCの回転状態を検出する検出部Mlと、該検出結果
に基づいて、前記グラビアシリンダGCが一回転する毎
に前記彫刻刃物BをグラビアシリンダGCの中心軸と平
行な副走査方向にそってP/ (m= 2+1)(mは
2以上の整数、演算子゛はべき乗を表わす)の距離だけ
移動9iJ11iする刃物移動制御部M2と、前記彫刻
刃物Bを所定ピッチPの切り込み周期で前記グラビアシ
リンダ00表面に押し当てる制御信号を、前記検出部M
1の検出結果に基づいて出力する制御信号出力部M3と
、該制御信号を受けて前記彫刻刃物Bを前記切り込み方
向に駆動して、彫刻刃物Bを一つの走査線にわたって前
記所定ピッチPの間隔でグラビアシリンダ00表面に押
し当てグラビアセルを彫刻する切り込み方向駆動制御部
M4と、隣合う走査線におけるグラビアセル同士の走査
線方向位相差をP−m/(m’2+1)もしくはP・(
1−m/(m“2+1))に設定する位相差設定部M5
と、前記グラビアシリンダGCの一回転後における前記
制御信号出力部M3による制御信号の出力タイミングを
、該設定した位相差と前記検出部M1の検出したグラビ
アシリンダGCの回転状態とに基づき変更する出力タイ
ミング変更部M6とを備えたことをその要旨とする。
そして、第3の発明においては、この第2の発明の構成
に加え、彫刻刃物Bはその先端で所定の切れ首角度で交
差した二つの切れ前を備え、この彫刻刃物Bを保持する
刃物台BHは、該切れ首角度の二等分線をグラビアシリ
ンダGCの中心軸軸線もしくはその近傍を通るようにし
て維持すると共に、前記二つの切れ首で囲まれたすくい
面を前記二等分線を中心として該走査線に対して所定角
度傾けて、前記彫刻刃物Bを保持することをその要旨と
する。
なお、ここで、刃物移動制御部M2によりグラビアシリ
ンダGCの一回転毎に彫刻刃物Bを副走査方向にそって
移動制御するには、グラビアシリンダGCの一回転完了
後にそれまで停止していた彫刻刃物BをP/(m“2+
1)だけ移動させたり、グラビアシリンダGCが一回転
する間に彫刻刃物BがP/(m−2+1)だけ移動する
よう彫刻刃物Bを連続的に移動させたりすればよく、適
宜選択できる。
また、グラビアシリンダ表面におけるグラビアセルの所
定ピッチPとはグラビアシリンダ表面にそったピッチを
いう。したがって、同一のピッチPであっても一つの走
査線にわたって彫刻されるグラビアセルの彫刻数はグラ
ビアシリンダの径に応じて異なる。
また、隣合う走査線におけるグラビアセル同士の走査線
方向位相差とは、各走査線において所定ピッチPで彫刻
されたグラビアセル相互の主走査方向のずれをいう。
更に、mについては2以上の整数であれば特に制限され
ないが、移動量等の算出に要する計算時間の短縮の点か
らは、m=2であることが望ましい。
また、彫刻刃物Bをその切れ冒角度の二等分線がグラビ
アシリンダGCの中心軸軸線もしくはその近傍を通るよ
うにして刃物台BHを介して保持するに当たっては、切
れ歯角度の二等分線がグラビアシリンダGCの中心軸軸
線を通るよう彫刻刃物Bを保持すれば、刃物セットの調
整、逃げ面の設計、逃げ面と彫刻済みグラビアセルの内
面との間における干渉の回避等が容易となり好ましい。
そして、切れ首角度の二等分線がグラビアシリンダGC
の中心軸軸線の近傍を通るようにする場合には、中心軸
軸線との隔たり程度や逃げ面の形状等を考慮して、逃げ
面が彫刻済みグラビアセルの内面に干渉しないようにす
ればよい。
(作用]
上記構成を有する第1の発明は、回転するグラビアシリ
ンダの表面に、複数の走査線の各々に、順次、グラビア
シリンダ表面にそった所定ピッチPの間隔でグラビアセ
ルを彫刻するにあたり、グラビアシリンダが一回転する
毎に彫刻刃物を副走査方向にそってP/(m’2+1)
の距離だけ移動させつつ、まずそのうちの一つの走査線
にわたって彫刻刃物をこの所定ピッチPの間隔でグラビ
アシリンダ表面に押し当ててグラビアセルを彫刻する。
この際、副走査方向において停止している彫刻刃物をグ
ラビアシリンダが一回転する間にわたって当該停止位置
のままグラビアシリンダ表面に押し当てその後彫刻刃物
を副走査方向にそってP/(m”2+1)の距離だけ移
動させたり、グラビアシリンダGCが一回転する間に彫
刻刃物がP/(m’2+1)だけ副走査方向にそって移
動するようこの彫刻刃物を連続的に移動させておき、移
動中の彫刻刃物を当該移動期間にわたってグラビアシリ
ンダ表面に押し当てればよい。
こうして、グラビアセルの彫刻済み走査線にP/(m“
2+1)の距離だけ隔てて隣あう走査線におけるグラビ
アセルの彫刻が開始できる状態にする。
そして、彫刻済みの走査線のグラビアセルとこの走査線
に隣合う新たな走査線のグラビアセルとの走査線方向位
相差をP−m/(m“2+1)もしくはP・ (1−m
/ (m’ 2+1))に設定して、新たな走査線にわ
たって彫刻刃物を所定ピッチPの間隔でグラビアシリン
ダ表面に押し当ててグラビアセルを彫刻する。
このようにしてグラビアセルの彫刻されたグラビアシリ
ンダを用いて印刷すると、グラビアシリンダ表面の展開
図に相当する印刷物のインク付着パターンが、走査線に
そったX軸と副走査方向にそったY軸からなる直交座探
系において、第2図に示すような配列パターンとなる。
このインク付着パターンの各インク付着部の中心は、次
式■で表わされる直線a上に、次式■、■で表わされる
距離り毎に分布される。
直線a:
Y=kl・X+α (αは定数) ・・・0217
m ・・・■L ”
2” (、(P/ (m’ 2+ 1))
’ 2+(P−m/(m’2+1))’2
・・・■
例えば図中に記号CIで表わされるインク付着部に対す
る最寄りのインク付着部C2,C3は、このインク付着
部C1の中心を通る直線aと、インク付着部C1の位置
する走査線に隣接する走査線との交点に位置することと
なり、その距離は上記式■で表わされるLとなる。
また、インク付着部C1の位置する走査線から数えてm
(=2)本離れた各走査線上に位置するインク付着部C
4,C5の中心の座標(X4.Y4)、(X5.Y5)
tt、インク付着部C1の中心の座標を(0,0)とす
ると、それぞれ次のように表わされる。
X4=P・(1−m−2/ (m”2+1))Y4 =
−P −m/ (m−2+1)X5=P・ (−1+
m’ 2/ (m’ 2+1))Y5=P −m/
(m−2+1)よって、インク付着部C1とインク付
着部C4゜C5と間の距離は、それぞれ、
P・ ((m−2+1))’1/2)
(m=2+1)
となり、インク付着部C1とインク付着部C2゜C3と
の間の距wiLと等しくなる、そして、上記した座標値
から判るように、インク付着部C4゜C5はインク付着
部CIに対して点対称に位置し、各インク付着部の中心
を次式■で表わされる直線す上に、距離り毎に分布され
る。
直線b=
Y=に2・X十β (βは定数) 川■==−m
・・・■直!
bの傾きに2と直i1aの傾きに1との積が−1である
ことから、直gbはインク付着WCIの中心で直線aに
直交する直線となる。
また、インク付着部C1とインク付着部C2゜C3との
間の距離がインク付着部C1とインク付着部C4,C5
と間の距離に等しいことから、インク付着部C4,C5
は、インク付着部C2,C3と同様、インク付着部C1
に対する最寄りのインク付着部となる。
換言すると、第1の発明は直交関係にある直線a、
bの交点にインク付着部を分布させ、あるインク付着部
に最寄りの四つのインク付着部を当該インク付着部に対
して等距離、即ち等友釣に分布させる。
更に、ある走査線から副走査方向に(m’2+1)木目
の走査線、即ち当該ある走査線から(P/ (m−2+
1) )x (m= 2+1)=pだけ隔たった走査線
において、第2図に示すように同一のグラビアセルパタ
ーンを形成して、グラビアシリンダ表面にセルピッチP
の正方状のパターンを出現させる。
第1の発明によるグラビアセル彫刻方法を実践するに当
たってなされた第2の発明は、回転する円筒状のグラビ
アシリンダGCの表面に対向して刃物台BHに保持され
た彫刻刃物Bを切り込み方向に駆動する際に、検出部M
1によりグラビアシリンダGCの回転状態を検出し、所
定ピッチPの切り込み周期で彫刻刃物Bをグラビアシリ
ンダ00表面に対して押し当てる制御信号をその検出結
果に基づいて制御信号出力部M3から出力する。
なお、図示しない画像入力装置や画像信号記憶装置から
階調信号が第1図に示すようにこの制御信号出力部M3
に入力される構成とすれば、制御信号出力部M3からは
、検出部Mlの検出結果と上記階調信号とに基づいて、
彫刻刃物Bの押し当て強度を重畳した上記所定ピッチP
の切り込み周期の制御信号が出力される。
この制御信号を受けることにより切り込み方向駆動制御
部M4が作動して、彫刻刃物Bを所定ピッチPの間隔で
グラビアシリンダ00表面に押し当て一つの走査線にわ
たってグラビアセルを彫刻する。
一方で、検出部M1の検出した検出結果(グラビアシリ
ンダG 、Cの回転状態)に基づいて、刃物移動制御部
M2により、彫刻刃物BをグラビアシリンダGCが一回
転する毎に副走査方向にそってP/(m”2+1)の距
離だけ移動させているので、切り込み方向駆動制御部M
4による彫刻刃物Bの上記した押し当てによりグラビア
でルの彫刻が完了した走査線とP/ (m” 2+1)
の距離だけ隔てて隣あう走査線におけるグラビアセルの
彫刻が開始できる状態になる。
グラビアセル彫刻済みの走査線に隣合う新たな走査線に
おけるグラビアセルの彫刻に際しては、位相差設定部M
5が設定したグラビアセル同士の走査線方向位相差、即
ちP−m/ (m’ 2+1)もしくはP・ (1−m
/ (m” 2+1))と検出部Mlが検出したグラビ
アシリンダGCの回転状態とに基づいて、出力タイミン
グ変更部M6により、制御信号出力部M3による制御信
号の出力タイミングを変更する。
そして、グラビアセルの彫刻済み走査線とP/(m62
+1)の距離だけ隔てて隣あう新たな走査線においては
、出力タイミングが変更された制御信号に従って彫刻刃
物が所定ピッチPの間隔でグラビアシリンダ表面に押し
当てられ、当該走査線にわたってグラビアセルが彫刻さ
れる。この結果、この新たな走査線においては、彫刻済
みの走査線のグラビアセルに対して走査線方向にP−m
/(m−2+1)もしくはP・(1−m/(m2+1)
)の位相差をもってグラビアセルが彫刻され、また、
(m’2+1)木目の走査線毎に所定ピッチPの同一パ
ターンでグラビアセルが形成される。この場合、mを2
とすれば、5本の走査線の周期で所定ピッチPの同一パ
ターンでグラビアセルが彫刻される。
このため、こうしてグラビアセルの彫刻されたグラビア
シリンダを用いて印刷すると、その印刷物におけるイン
ク付着パターンは、第1の発明で説明したような関係、
即ち上記座標系において、互いに直交する二つの直線(
直線a、b)上に各インク付着部が分布し、任意のグラ
ビアセルとその最寄りの四つのグラビアセルとの間の距
離は同一なもの(L)となる。
上記第2の発明に構成を付加した第3の発明は、彫刻刃
物Bにおける二つの切れ首が交差した切れ爾角度の二等
分線をグラビアシリンダGCの中心軸軸線もしくはその
近傍を通るようにして維持すると共にそのす(い面をグ
ラビアシリンダGCの走査線に対して所定角度傾けて、
刃物台BHに彫刻刃物Bを保持することにより、この彫
刻刃物Bで彫刻されるグラビアセルの形状を、第3図(
A)中に実線および破線で示すように、走査線にそった
対角線を有する平行四辺形とすることができる。
この結果、グラビアシリンダ表面においてグラビアセル
を取り囲む部分、即ちインク付着時にドクターブレード
が当接するいわゆるトチ部は、第3図(B)中に実線ま
たは破線で示すように走査線にそった対角線を有するひ
し形(従来のグラビアセル形状)のグラビアセルを彫刻
した際のトチ部に比べて、ジグザグな形状となる度合い
が小さくなる。
また、一般に印刷物における色調を濃くするためにグラ
ビアセルの彫刻深さ及び面積を大きくすることが行なわ
れているが、グラビアセルの形状を既述したような平行
四辺形とすると、次のような作用を奏する。
即ち、第3図(B)中に実線で示すひし形の従来のグラ
ビアセルを破線で示すように大きくしていく場合には、
各グラビアセルの2組の対辺の内の一方が先に、隣接す
るグラビアセルの対辺に一致してその部分のトチ部が消
滅してしまい、トチ部の等方性が崩れるという問題があ
る。一方、第3図(A)中に実線で示す平行四辺形のグ
ラビアセルを破線で示すように大きくしていく場合には
、グラビアセルの中心から各辺までの距離がひし形のグ
ラビアセルに比べて短くなるので、トチ部を残存させた
ままグラビアセルの彫刻深さ及び面積の拡大を許容する
。
特に、グラビアシリンダGCの走査線に対するすくい面
の傾き角度θを、tanθ=1/mを満足する角度とす
ると、第3図(A)中に実線で示すように、平行四辺形
のグラビアセルの一方の対辺が直線aと平行なグラビア
セルを彫刻することができ、トチ部は直線となり好まし
いばかりか、上記平行四辺形(実線)のグラビアセルを
破線で示すように大きくしていっても、各グラビアセル
の2組の対辺の一方が先に一致してしまうことが回避さ
れトチ部の等方性を維持できる。
【実施例1
次に、本発明の実施例について、図面に基づき説明する
。第4図は本実施例のグラビアセル彫刻装置の概略構成
を示すブロック図である。
第4図に示すように、実施例のグラビアセル彫刻装置1
は、円筒状のグラビアシリンダ2をその中心軸を中心に
回転自在に軸支すると共にグラビアセル彫刻用の彫刻刃
物4を保持した刃物台6をグラビアシリンダ2の中心軸
と平行な副走査方向にそって移動させる彫刻部1oと、
彫刻刃物4をグラビアシリンダ2の表面に向けた切り込
み方向に駆動制御したり刃物台6を副走査方向に駆動制
御したりする彫刻制御部20と、原画の階調信号データ
からセル用階調信号データを作成して記憶する階調情報
記憶部40とを備える。
彫刻部10は、グラビアシリンダ2の中心軸に主軸モー
タ12を連結し、図示しない軸受により軸支されて副走
査方向にそって配設されたボールネジ14に刃物台6を
螺合すると共にその一端に刃物台移動用の副軸モータ1
6を連結し、グラビアシリンダ2の回転状態(回転位置
2回転速度等)を検出するための主軸エンコーダ2a及
びボールネジ14の回転状態に基づく刃物台現位置を検
出するための副軸エンコーダ14aをそ゛れぞれのモー
タ12.16の反対側に取り付けて構成され、後述する
彫刻制御部20からの制御信号に基づいて、グラビアシ
リンダ2を回転させるとともに、ボールネジ14の回転
を介して刃物台6を副走査方向にそって移動させる。
なお、刃物台6は、彫刻刃物4をグラビアシリンダ2の
表面に向う方向(切り込み方向)に駆動する図示しない
アクチュエータを内蔵しており、彫刻制御部20からの
制御信号に基づいて彫刻刃物4をグラビアシリンダ2の
表面に押し当てる。
彫刻刃物4は、第5図に示すように、その先端で所定の
切れ面角度で交差した二つの切れ歯4aを備え、次のよ
うにして刃物台6に保持されている。彫刻刃$4の二つ
の切れ94 a間の切れ面角度の二等分線4bは、グラ
ビアシリンダ2の走査線にそって維持され、また、18
6図に示すように、二等分線4bはグラビアシリンダ2
の中心軸軸線0を通るように維持される。二つの切れ@
4aで囲まれたすくい面4cは、第6図の矢印Z方向か
らの矢視図である第7図に示すように、グラビアシリン
ダ2の走査MSの方向に対して二等分線4bを回転中心
軸として角度θ(tanθ=1/m)だけ回転している
。
従って、彫刻刃物4が、回転しているグラビアシリンダ
2の表面に押し当てられると、第7図及び第3図(A)
に示すように、グラビアシリンダ2の表面には、走査線
Sにそった対角線を有し一方の対辺が直線aと平行な平
行四辺形のグラビアセルが彫刻される。
なお、彫刻刃物4の先端部には、第5図、第6図に示す
ように、超硬チップ4dが固定されている。また、彫刻
刃物4の逃げ面4eは、第6図に示すように、グラビア
シリンダ2の表面に彫刻さ九たグラビアセルCの内面に
干渉しないよう形成されている。
ところで、第4図のセル用階調信号データを作成・記憶
する階調情報記憶部40は、原画階調データを記憶する
原画階調記憶部42と、この原画階調データに基づいて
各セルの中心点におけるセル用階調データを補間により
作成するセル用階調データ補間部44と、作成されたセ
ル用階調データを記憶するセル用階調データ記憶部46
とを備える。原画階調データは、色分解画像を表わすデ
ータであり、第2図に示すように、後述するグラビアセ
ルピッチ、即ち印刷物におけるインク付着部の彫刻ピッ
チPより細かいピッチPOで正方状に原画を分割した格
子点(Gij列のGll、 G12・・・Glj、
G2j列のG21. G22・・・G 2j、 G i
j列のGil。
Gi2・・・Gij)毎に、各色分解画像を表わすデー
タである。
セル用階調データ補間部44は、主走査方向にそったX
軸と副走査方向にそったY軸からなる座標系において、
正方格子状に配置された隣接する四つの格子点座標のそ
れぞれと、注目しているセルの中心点座標との差に基づ
き、各格子点の原画階調データから、次のようにして当
該インク付着部の中心点におけるセル用階調データを補
間する。
第2図中のグラビアセルC1の中心座標を(X。
y)とし、このグラビアセル周囲の4つの各格子点G2
5. G26. G35. G36の座標をそれぞれ(
0゜0)、 (PO,O)、 (0,PO)、
(PO,PO)とし、更に各格子点G25. G26.
G35. G36の原画階調データをそれぞれg25
. g26. g35゜g36とする。このグラビアセ
ルC1の中心点におけるセル用階調データc1は次式の
補間によって求められる。
cl=
g25x (1−x/PO) ・ (1−y/PO)
+g26X (x/PO) ・ (1y/PO)+
g35X (1−x/PO) ’ (y/PO)
+g36X (x/PO) ・ (y/PO)そし
て、こうして各セルについて補間されたセル用階調デー
タがセル用階調データ記憶部46に記憶される。
彫刻刃物4や刃物台6等の制御を司る彫刻制御部20は
、周知のCPU31.ROM32.RAM33.入力ボ
ート34及び出力ボート35をコモンバス36を介して
相互に接続し論理演算回路として構成された電子制御装
置30と、グラビアシリンダ2の回転状態を検出するた
めの主軸エンコーダ2aに接続されその検出信号に基づ
いてクロック原信号を作成・出力するクロック回路22
と、刃物台6に内蔵された彫刻刃物駆動用の図示しない
アクチュエータに接続され彫刻刃物4の駆動制御信号(
彫刻信号)を増幅してこのアクチュエータに出力する彫
刻刃物駆動回路24と、ボールネジ14に連結された刃
物台移動用の副軸モータ16と接続され刃物台6の駆動
制御信号(刃瞼台移動信号)を増幅してこの副軸モータ
16に出力する彫刻ヘッド駆動回路26と、グラビアシ
リンダ2に連結された主軸モータ12に接続されグラビ
アシリンダ2の回転制御信号を増幅してこの主軸モータ
12に出力するシリンダ駆動回路28とを備える。
そして、電子制御装置30の久カボート34にはクロッ
ク回路22.刃物台現位置を検出するための副軸エンコ
ーダ14a及びセル用階調データを作成・記憶する階調
情報記憶部40とが接続されており、上記クロック回路
22からはグラビアシリンダ2の回転状態に基づくクロ
ック原信号が、副軸エンコーダ14aからはグラビアシ
リンダ2の副走査方向にそった刃物台6の現位置検出信
号が、階調情報記憶部40からはセル用階調データが、
それぞれこの電子制御装置30に入力される。
一方、出力ボート35には、上記各駆動回路が接続され
ており、各駆動回路に適合した制御信号が出力される。
次に、上記した構成を備える本実施例のグラビアセル彫
刻装置1が行う彫刻刃物駆動制御ルーチンについて、第
8図のフローチャートに基づき説明する。なお、その説
明に当たっては、グラビアセルを彫刻するための彫刻刃
物の副走査方向移動量及び隣合−う走査線におけるグラ
ビアセル同士の走査線方向位相差を表わす式における比
の値が2の場合について説明する。よって、隣合う走査
線間間隔はP15、隣合う走査線におけるグラビアセル
同士の走査線方向位相差は2P15となる。
第8図に示す彫刻刃物駆動制御ルーチンは、電源が投入
されたときにのみ実施する初期処理、即ち、CPU31
の内部レジスタのクリア等を経て実行されるものであり
、図示しない操作盤から彫刻開始信号が出力されてから
、グラビアシリンダ2におけるグラビアセル彫刻がすべ
て完了するまでにわたって繰り返される。
第8図に示すように、この彫刻刃物駆動制御ルーチンは
、上記初期処理に続いて、まず、ステップ105(以下
、ステップを単にSで表記する)。
115.125,135にて、走査線カウンタCN (
後述する)の値が0か否かの判断(S105)。
走査線カウンタCNの値が1か否かの判断(S115)
、走査線カウンタCNの値が2か否かの判断(S125
)、走査線カウンタCNの値が3か否かの判断(S11
5)を実施する。この走査線カウンタCNは、グラビア
セルを彫刻する走査線がグラビアシリンダ端部から(N
−1)xs+1)木目(iは正の整数)のものであるこ
とを示すものであり、その初期値CN=Oは、上記初期
処理でセットされている。
5105でCN=Oであると判断すれば、その走査線は
グラビアシリンダ端部から((i−1)X5+1)木目
の走査線(ここで、iは初期値1、すなわち1木目の走
査線)と判断される。この走査線における彫刻刃物4の
押し当て量を表わす彫刻信号(H動波形信号)を発生さ
せるために、ROM32に予め記憶された駆動波形デー
タを読み出すための参照開始アドレス番地BOを次のよ
うに設定する(S 140)。
第9図に示すように、ROM32の所定アドレス領域A
R(駆動波形データ記憶アドレス領域)には、彫刻ピッ
チPの三角波を表わす駆動波形データf1〜fNが予め
記憶されている。また、80M32には、((i−1)
x5+1)で表される走査線の番号と参照開始アドレス
とを対応させたアドレス対応マツプも記憶されている。
参照開始アドレスとは、ROM32からの駆動波形デー
タの読み出しを開始するためのアドレスである。
5140では、((i−1)X5+1)で表される走査
線の番号に基づいて、参照開始アドレス番地BOがアド
レス対応マツプから読み出される。
本ルーチンの処理が開始された直後は、既述したように
、走査線カウンタCNの値は初期処理により初期値0で
あるので、5105で背定判定されて5140の処理が
なされ、これに続いて、以下の処理がなされる。
5140実行後には、グラビアシリンダ2の回転状態を
反映したクロック回路22からのクロック原信号に同期
して、参照開始アドレス番地BOからの駆動波形データ
の読込み及び階調情報記憶部40からのセル用階調デー
タの読込みを、点順次で行ない(3190)、これらデ
ータに基づいて、実際に彫刻刃物4をグラビアシリンダ
2の表面に向けた切り込み方向に駆動制御するための彫
刻信号を合成し、これを彫刻刃物駆動回路24に出力す
る(S200)、彫刻信号を合成する際には、駆動波形
データf1〜fNをセル用階調データにより補正するこ
とにより、彫刻刃物4の切り込み深さをセル階調データ
に応じて変更する。
次いで、走査線にわたったグラビアセルの彫刻が完了し
たか否かを、図示しないセル彫刻完了ルーチンでの処理
結果(彫刻完了を意味するフラグのセット状態)や、グ
ラビアシリンダ2の表面への彫刻刃物4の押し当てカウ
ント等により判断する(S205)、そして、走査線に
わたったグラビアセルの彫刻が完了したと判断するまで
、クロック原信号に同期したデータ読込み、彫刻信号の
合成・出力を繰り返す。
従って、彫刻刃物駆動回路24にはグラビアシリンダ2
の回転状態を反映して彫刻信号が点順次で入力されるの
で、これを受けた彫刻刃物駆動回路24は、これを増幅
した制御信号を刃物台6に内蔵されたアクチュエータに
出力して、第9図及び第1O図(a)に実線で示すよう
な三角波(基準駆動波形)の軌跡で、彫刻刃物4をグラ
ビアシリンダ2の表面に向けた切り込み方向に駆動させ
る。この結果、グラビアシリンダ2の表面には彫刻ピッ
チPの周期でグラビアセルが彫刻される。
原画が均一な色調(基準色調)を有する場合の彫刻刃物
4の駆動軌跡(駆動波形)を、第10図(a)に実線で
示す。なお、セル用階調データが原画の色調の変化に応
じて変動する場合には、これら駆動波形はセル用階調デ
ータデータ分だけ切り込み深度方向に平行に移動する。
5205で走査線にわたったグラビアセルの彫刻が完了
したと判断すると、走査線カウンタCNの値が3以下で
あるかを判断する(S215)。
初回の処理では既述したように走査線カウンタCNの値
は0であるので、5215で肯定判定されて走査線カウ
ンタCNの値を1だけインクリメントする (S 22
0)。
そして、この処理により走査線カウンタCNの値を1に
してから、刃物台6をグラビアシリンダ2の副走査方向
にそってP15だけ移動させる刃物台移動信号を、彫刻
ヘッド駆動回路26に出力して(S240)本ルーチン
の処理を一旦終了する。
これにより、彫刻ヘッド駆動回路26は、この刃物台移
動信号を増幅した駆動信号を副軸モータ16に出力し、
刃物台6を副走査方向にそってP15だけ移動させる。
その後の本ルーチンの処理では、5220で走査線カウ
ンタCNの値が1とされているので、5115にて肯定
判断される。そして、今回グラビアセルを彫刻する走査
線はグラビアシリンダ端部から((i−1)X5+2)
=2で表されるものとして、参照開始アドレス番地B
1を、第9図に示すように、前回の参照開始アドレス番
地BOから2P15周期に相当するアドレス数だけずれ
たアドレス番地とする(S150)。
こうして5150にて参照開始アドレス番地B1設定後
は、5190に移行してS 200”以下の処理(クロ
ック原信号に同期した信号データの点順次読込み、彫刻
信号の合成・出力、グラビアセルの彫刻完了判断、走査
線カウンタCNの値のインクリメント(CNの値を2と
する)、刃物台移動信号の出力)を順次実行して本ルー
チンの処理を一旦終了する。
こうした一連の処理により、グラビアシリンダ端部から
((i−1)X5+2) =2本口の走査線においては
、前回の参照開始アドレス番地BOから2P15周期に
相当するアドレス数だけずれた参照開始アドレス番地B
lから彫刻信号の合成・出力がなされる。この結果、彫
刻刃物4の駆動軌跡は、第10図(b)に示すように基
準駆動波形から2P15周期ずれた2P15周期ズレ駆
動波形に基づく軌跡となり、グラビアシリンダ2の表面
には彫刻ピッチPの周期のグラビアセルが、前回のグラ
ビアセルとの走査線方向位相差を2P15として彫刻さ
れる。
同様に、その後の本ルーチンの処理では、走査線カウン
タCN=2の場合には5125,5160が実行され、
CN=3の場合には5135.5170が、また、CN
=4の場合には3180が実行される。この結果、3〜
5本目木目走査線において、位相差が2P15ずつ互い
にずれた参照開始アドレス番地B2.B3.B4がそれ
ぞれ設定される。そして、5190,5200,520
5に従って、各走査線上にグラビアセルが彫刻される。
なお、CN=4として5180,5190〜5215ま
での処理を実行した場合には、この8215にて否定判
断されて5230に移行し、走査線カウンタCNへの値
Oのセット及びiの値のインクリメントを行ない524
0の処理を実行する。
連続した5本の走査線についてグラビアセルの彫刻が完
了すると、上記した処理を繰り返すことになるので、次
回の処理における彫刻刃物4の駆動軌跡は、第10図(
f)に示すように第10図(a)に一致する。
以上説明したように本実施例のグラビアセル彫刻装置1
は、ある走査線にわたって彫刻ピッチPの周期でグラビ
アセルを彫刻し、その後、この走査線とP15だけ隔て
て隣合う走査線にわたっては、彫刻ピッチPの周期でし
かもグラビアセル同士の走査線方向位相差を2P15と
して新たにグラビアセルを彫刻し、これを繰り返す。こ
の結果、グラビアシリンダ2の表面に、第2図に示すよ
うに、この表面の展開図において各グラビアセルを直交
関係にある二つの直線の交点に分布させ、且つ、あるグ
ラビアセルとその最寄りの四つのグラビアセル(隣接す
る二つの走査線上のグラビアセル及び2重陽てた二つの
走査線上のグラビアセル)との間隔を等距離、即ち等方
向に分布させることができる。
この結果、このようなグラビアシリンダを用いた印刷物
は、そのインク付着パターンが有理正接を有するスクリ
ーン角度で、しかも等方向な配列パターンとなるので、
主走査方向と副走査方向とで等しい解像度で画像を表現
でき、通常のオフセット印刷と同様の均一な色調表現が
可能となる。
更に、Pとmとを適宜選択することにより様々な周期及
び角度のグラビアセルの彫刻が可能となるので、印刷物
におけるモアレの発生や色調の変化を抑制できる組み合
わせを見つけることができる。
また、彫刻刃物4を保持するに当たり、彫刻刃物の切れ
面角度の二等分線をグラビアシリンダの中心軸軸線Oを
通るように維持すると共にそのすくい面をグラビアシリ
ンダの走査線に対してtanθ=1/2を満足する角度
としたので、第3図(A)中に実線で示すように、彫刻
されたグラビアセルを一方の対辺が直線aと平行な平行
四辺形のグラビアセルとし、そのトチ部を直線となるよ
う形成した。この結果、トチ部の等方性を維持すること
ができ、第3図(A)に示すように、グラビアセルの彫
刻深さ及び面積を拡大する際に、各グラビアセルの2組
の対辺の内の一方が先に、隣接するセルの辺と一致して
しまうことを回避できる。こうすれば、前記すくい面を
傾けない場合(第3図(B))に比べて、グラビアセル
の深さと面積とを拡大できるので、印刷物上において画
像をより高濃度まで再現することができ、色調の濃淡表
現(色調表現)を豊かにすることが可能となる。また、
インク付薯時におけるドクターブレードのグラビアシリ
ンダ表面に対する当接及び摺動を滑らかにしてトチ部か
らのインクの切れを向上させ、彫刻深さ及び面積が同一
の各グラビアセルにおけるインク残留程度を均一化させ
るので、その色調を均一とすることができる。
なお、グラビアセルを彫刻するにあたり、第11図(A
)、 (B)に示すように、グラビアシリンダ2 (
展開図)の表面に向けた彫刻刃物の切り込み方向駆動制
御(第11図(B))と刃物台の副走査方向駆動制御(
第11図(A))とを同時に実施して、彫刻刃物を図中
点線で示すような軌跡で駆動させれば、同図に示すよう
にトチ部を直線となるよう残存させるばかりでなくグラ
ビアセルの形状を正方形に近づけることができる。この
際、本実施例によれば、彫刻刃物をそのすくい面を傾け
て保持するだけでよ(、制御及び構成の簡略化を図るこ
とが可能となる。
以上本発明の一実施例について説明したが、本発明はこ
の様な実施例になんら限定されるものではなく、本発明
の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し
得ることは勿論である。
例えば、第12図に示すように、入力したクロック信号
に基づいてそれぞれP −m/ (m’ 2 十1)(
mが2であれば2P15)ずつ位相がずれた彫刻ピッチ
Pの三角波を発生する第1ないし第5の三角波発生回路
51〜55を有する三角波発生回路群50を、彫刻制御
部20に備えつけ、この各三角波発生回路にクロック信
号を入力すべくクロック回路22と各三角波発生回路5
1〜55とを接続し、各三角波発生回路と彫刻ヘッド駆
動回路26との間に介在する各開閉スイッチ51a〜5
5aに、これら各スイッチを選択的に開閉制御すべく電
子制御装置3oの出力ボート35を接続する。
そして、走査線にわたるグラビアセルの彫刻が完了する
度に、順次各開閉スイッチ51a〜55aを開閉して、
第1ないし第5の三角波発生回路51〜55の発生する
個々の三角波を彫刻ヘッド駆動回路26に出力すればよ
い。
このように構成した場合には、駆動波形信号の構成に必
要な計算量が低減し、その処理をより高速に行なうこと
が可能となる。
また、グラビアシリンダ2が1回転する間に刃物台6を
副走査方向にP15だけ進む速度で連続的に移動させる
よう構成することもでき、この場合には、第8図に示す
彫刻刃物駆動制御ルーチンにおける5240の処理を省
略し、グラビアシリンダ2が1回転する間にその回転状
態に基づいて刃物台6を副走査方向にP/(m’2+1
)だけ進む速度で連続的に移動させる制御ルーチンを上
記彫刻刃物駆動制御ルーチンとは別個に備えればよい。
(発明の効果1
以上詳述したように本発明によれば、まず一つの走査線
にわたってグラビアシリンダ表面にそった所定ピッチP
の間隔でグラビアシリンダ表面にグラビアセルを彫刻し
、この走査線から副走査方向にそってP/(m”2+1
)の距離だけずれて隣合う新たな走*線にわたっては、
互いに隣接する走査線におけるグラビアセル同士の走査
線方向位相差をP−m/ (m−2+1)もしくはP・
(1−m/ (m” 2+ 1))に設定して所定ピッ
チPの間隔でグラビアセルを彫刻し、これを繰り返すの
で、グラビアシリンダ表面におけるグラビアセルを、こ
の表面の展開図において各グラビアセルが直交関係にあ
る二つの直線の交点に分布させ、且つ、あるグラビアセ
ルとその最寄りの四つのグラビアセル(隣接する二つの
走査線上のグラビアセル及びm重陽てた二つの走査線上
のグラビアセル)との間隔が等距離、即ち等史的になる
よう分布させることができる。
この結果、このようなグラビアシリンダを用いれば、印
刷物上における網目パターン(インク付着パターン)が
有理正接を有するスクリーン角度で形成され、しかも等
史的なパターンとなるので、主走査方向と副走査方向と
で解像度を等しくすることができ、均一な色調で画像を
再現することが可能となる。
また、(m“2+1)木目の走査線毎に所定ピッチPの
同一パターンでグラビアセルを形成してグラビアシリン
ダ表面にピッチPの正方状のパターンを出現させるので
、P/(m’2+1)のセルピッチでグラビアセルを等
史的に配置、した正方基本セルパターンでグラビアセル
を彫刻したグラビアシリンダや、mを異なる整数値とし
たグラビアシリンダ等を併用して多色刷りすれば、ピッ
チPの正方状パターンを拡大したパターンの出現を回避
することができ、印刷物におけるモアレの発生や色調の
変化を抑制させることができる。
更に、彫刻刃物の切れ歯角度の二等分線をグラビアシリ
ンダの走査線にそって維持すると共にそのすくい面をグ
ラビアシリンダの走査線に対して所定角度傾けて、彫刻
刃物を刃物台に保持するよう構成した本発明によれば、
グラビアセルを走査線にそった対角線を有する平行四辺
形とするので、グラビアシリンダ表面におけるトチ部を
、互いに直交関係にある上記二つの直線にそって、ジグ
ザグの度合いが小さくなるよう形成することができる。
このため、インク付着時におけるドクターブレードのグ
ラビアシリンダ表面に対する当接及び−摺動を円滑にし
てトチ部からのインクの切れを向上させることができム
ラのない調子再現が可能となる。更に、彫刻深さ及び面
積が同一の各グラビアセルにおけるインク残留程度を均
一化させる。However, the following problems have been pointed out in the above conventional technology. In other words, due to the fact that the cell pitch of the square basic cell pattern is compressed or expanded, the cell pitch in the main scanning direction and the cell pitch in the sub-scanning direction in each gravure cylinder are inevitably different, and the resolution in the main scanning direction and the sub-scanning direction is different. Not only is there a difference, but the relationship between one ink-applied area in a printed matter and the four nearest ink-applied areas surrounding it is different from the one ink-applied area to each of the above-mentioned nearest inked areas in each printed matter. The two line segments are not orthogonal. For this reason, the distribution of gravure cells (that is, the mesh arrangement) in the gravure cylinder and, by extension, the isotropy of the ink adhesion area in the printed matter are impaired, and the expression of uniform color tone of the printed matter is adversely affected. By the way, in offset printing that uses a planographic plate without unevenness, in order to avoid such problems, when arranging halftone dots, a line segment connecting one halftone dot and the nearest halftone dot centered on this halftone dot is usually used. The halftone dots are made perpendicular to each other, and the halftone dots are formed at different screen angles for each plate. However, in gravure printing using a gravure cylinder using an electronic engraving process, an engraving knife is pressed against a rotating cylindrical gravure cylinder to engrave a gravure cell for each scanning line. It is difficult to engrave each gravure cell so that each plate has an array pattern with different screen angles because the calculation of the engraving position is complicated. For this reason, as described above, a method has been used in which the cell pitch is compressed or expanded depending on the scanning direction. In the above conventional technology, as shown in FIG.
When multicolor printing is performed using a gravure cylinder having an orthogonal centering cell pattern (hatched cells in the figure) with a pitch of p and a gravure cylinder having an orthogonal centering cell pattern (white cells in the figure) having a pitch of 6p x 4p, In the printed matter, for example, as shown by symbol A in the figure, the ink adhesion area where diagonal line cells and white cells overlap at the center appears in a square pattern (pitch = 12p) that is an enlargement of the square basic cell pattern. Therefore, there is also the problem that moire fringes and color tone changes are likely to occur in printed matter. Even if one of the two orthogonal center cell patterns is used as a square basic cell pattern, a square pattern that is an enlarged square basic cell pattern will of course appear in the printed matter. The present invention was made in order to solve the above problems, and the present invention engraves a gravure cell so that the mesh on the gravure cylinder is arranged in the same direction with respect to each scanning direction, and also prevents changes in tone in multicolored gravure printed matter. The aim is to reduce (Means for Solving the Problems) The procedure according to the first invention for achieving the above object is to press an engraving knife for gravure cell engraving onto the surface of a cylindrical gravure cylinder rotating around a central axis. In the gravure cell engraving method, in which gravure cells are sequentially engraved at intervals of a predetermined pitch P on each of a plurality of scanning lines along the rotational direction of a gravure cylinder, the engraving blade moves toward the gravure cylinder each time the gravure cylinder rotates once. While moving the engraving knife by a distance of P/(m-2+1) (m is an integer of 2 or more, and the operator' represents a power) along the sub-scanning direction parallel to the central axis of the Engraving a gravure cell by pressing the engraving knife against the surface of a gravure cylinder at a predetermined pitch P over one scanning line among a plurality of scanning lines;
The scanning line direction phase difference between gravure cells in adjacent scanning lines is P-m/ (m" 2+1) or P・(1-
m/(m"2+1)), and with the set phase difference, the engraving blade is applied to the surface of the gravure cylinder at a predetermined pitch P over a new scanning line adjacent to the scanning line where the engraving of the gravure cell has been completed. The gist of the second invention is to press the gravure cylinder against the central axis, as shown in the block diagram of Fig. 1. An engraving knife B for gravure cell engraving is held on a tool rest BH facing the surface of the GC and movable along the sub-scanning direction parallel to the central axis of the cylinder, and the engraving knife B is directed toward the surface. A gravure cell engraving device comprising an engraving control means MO that sequentially engraves a gravure cell on each of a plurality of scanning lines along the rotational direction of the gravure cylinder GC by controlling drive in the incision direction and the sub-scanning direction, respectively. The engraving control means MO includes a detection unit Ml that detects the rotational state of the rotating gravure cylinder GC, and a detection unit Ml that controls the engraving blade B from the gravure cylinder GC every time the gravure cylinder GC rotates once, based on the detection result. A knife movement control unit M2 that moves by a distance of P/ (m=2+1) (m is an integer of 2 or more, and the operator "represents a power") along a sub-scanning direction parallel to the central axis, and the engraving knife A control signal for pressing B onto the surface of the gravure cylinder 00 at a cutting period of a predetermined pitch P is sent to the detection unit M.
a control signal output section M3 that outputs an output based on the detection result of step 1; and a control signal output section M3 that receives the control signal and drives the engraving blade B in the incision direction to drive the engraving blade B at intervals of the predetermined pitch P over one scanning line. The incision direction drive control unit M4 presses against the surface of the gravure cylinder 00 to engrave the gravure cells, and the scanning line direction phase difference between the gravure cells in adjacent scanning lines is determined by P-m/(m'2+1) or P・(
Phase difference setting section M5 to set to 1-m/(m"2+1))
and an output that changes the output timing of the control signal by the control signal output section M3 after one rotation of the gravure cylinder GC based on the set phase difference and the rotational state of the gravure cylinder GC detected by the detection section M1. The gist thereof is that the timing change section M6 is provided. In the third invention, in addition to the structure of the second invention, the carving blade B has two cutting edges intersecting at a predetermined cutting angle at the tip thereof, and a tool rest for holding the carving blade B. BH maintains the bisector of the bevel angle so as to pass through the center axis of the gravure cylinder GC or its vicinity, and the rake face surrounded by the two bevels through the bisector. The gist thereof is to hold the engraving blade B at a predetermined angle as the center with respect to the scanning line. Here, in order to control the movement of the engraving knife B along the sub-scanning direction for each rotation of the gravure cylinder GC by the knife movement control unit M2, the engraving that had been stopped until then after the completion of one rotation of the gravure cylinder GC must be controlled. Cutting tool B to P/(m“2+
1) or continuously move the engraving knife B so that it moves by P/(m-2+1) during one rotation of the gravure cylinder GC, which can be selected as appropriate. Further, the predetermined pitch P of the gravure cells on the surface of the gravure cylinder refers to the pitch along the surface of the gravure cylinder. Therefore, even if the pitch P is the same, the number of gravure cells engraved over one scanning line differs depending on the diameter of the gravure cylinder. Furthermore, the scanning line direction phase difference between gravure cells in adjacent scanning lines refers to the deviation in the main scanning direction between gravure cells engraved at a predetermined pitch P in each scanning line. Further, m is not particularly limited as long as it is an integer of 2 or more, but from the viewpoint of shortening the calculation time required to calculate the amount of movement etc., it is desirable that m=2. In addition, when holding the engraving blade B via the tool post BH so that the bisector of the cutting edge angle passes through the central axis of the gravure cylinder GC or its vicinity, the bisector of the cutting edge angle must be It is preferable to hold the engraving knife B so that the engraving knife B passes through the central axis of the gravure cylinder GC, because it facilitates adjustment of the knife set, design of the flank, and avoidance of interference between the flank and the inner surface of the engraved gravure cell. . Then, the bisector of the cut neck angle is the gravure cylinder GC.
When passing near the center axis of the center axis, consider the degree of separation from the center axis, the shape of the flank, etc., and make sure that the flank does not interfere with the inner surface of the engraved gravure cell. . (Function) The first invention having the above configuration includes the steps of engraving gravure cells on the surface of a rotating gravure cylinder in each of a plurality of scanning lines at a predetermined pitch P along the surface of the gravure cylinder. Every time the gravure cylinder rotates, the engraving blade is moved along the sub-scanning direction by P/(m'2+1)
While moving by a distance of , the engraving knife is first pressed against the surface of the gravure cylinder at the predetermined pitch P over one of the scanning lines to engrave the gravure cell. At this time, the engraving knife, which is stopped in the sub-scanning direction, is pressed against the surface of the gravure cylinder while the gravure cylinder remains in the stopped position for one rotation of the gravure cylinder, and then the engraving knife is moved along the sub-scanning direction by P/(m"2+1) During the movement, the engraving knife is moved continuously so that it moves by P/(m'2+1) along the sub-scanning direction during one revolution of the gravure cylinder GC. It is sufficient to press the engraving knife against the surface of the gravure cylinder during the movement period. In this way, the engraved scanning line of the gravure cell is
A state is established in which engraving of gravure cells in adjacent scanning lines separated by a distance of 2+1) can be started. Then, the scanning line direction phase difference between the gravure cell of the engraved scanning line and the gravure cell of the new scanning line adjacent to this scanning line is determined as P-m/(m"2+1) or P・(1-m
/ (m'2+1)), and press the engraving blade against the surface of the gravure cylinder at a predetermined pitch P over a new scanning line to engrave the gravure cell. When printing using a gravure cylinder with a gravure cell engraved in this way, the ink adhesion pattern of the printed matter, which corresponds to the developed view of the gravure cylinder surface, will be different from the X-axis along the scanning line and the Y-axis along the sub-scanning direction. In the orthogonal locus search system, the arrangement pattern is as shown in FIG. The centers of each ink adhesion portion of this ink adhesion pattern are distributed on a straight line a expressed by the following equation (2) at intervals of distances expressed by the following equations (2) and (2). Straight line a: Y=kl・X+α (α is a constant) ...0217
m...■L"
2” (, (P/ (m' 2+ 1))
'2+(P-m/(m'2+1))'2...■ For example, the nearest ink adhesion parts C2 and C3 to the ink adhesion part represented by the symbol CI in the figure are located at the center of this ink adhesion part C1. It will be located at the intersection of the passing straight line a and the scanning line adjacent to the scanning line on which the ink adhering portion C1 is located, and the distance therebetween will be L expressed by the above formula (2). Also, m counting from the scanning line where the ink adhesion portion C1 is located.
(=2) Ink adhesion portion C located on each scanning line separated by a book
4. Coordinates of center of C5 (X4.Y4), (X5.Y5)
tt and the coordinates of the center of the ink adhering portion C1 are (0, 0), respectively, and are expressed as follows. X4=P・(1-m-2/ (m”2+1))Y4=
-P -m/ (m-2+1)X5=P・ (-1+
m'2/ (m'2+1))Y5=P-m/
(m-2+1) Therefore, the distance between the ink adhesion part C1 and the ink adhesion part C4°C5 is respectively P・((m-2+1))'1/2) (m=2+1), and the ink adhesion part It is equal to the distance wiL between C1 and the ink adhering portion C2゜C3, and as can be seen from the above coordinate values, the ink adhering portion C4゜C5 is located point symmetrically with respect to the ink adhering portion CI, and each The center of the ink adhesion area is distributed by distance on a straight line expressed by the following formula (2). Straight line b = Y = 2 x 10 β (β is a constant) River ■ = = -m
...■Direct!
Since the product of 2 for the slope of b and 1 for the slope of straight line i1a is -1, straight line gb is a straight line that is perpendicular to straight line a at the center of ink adhesion WCI. Also, the distance between the ink adhesion part C1 and the ink adhesion parts C2 and C3 is the same as that of the ink adhesion part C1 and the ink adhesion parts C4 and C5.
Since it is equal to the distance between
is the ink adhesion part C1 as well as the ink adhesion parts C2 and C3.
This is the closest ink adhesion area to the area. In other words, the first invention is a straight line a in an orthogonal relationship,
The ink adhesion parts are distributed at the intersections of b, and the four ink adhesion parts nearest to a certain ink adhesion part are distributed equidistantly from the ink adhesion part, that is, equidistantly. Furthermore, from a certain scanning line in the sub-scanning direction (m'2+1) grain scanning lines, that is, from the certain scanning line to (P/ (m-2+
1) The same gravure cell pattern is formed on the surface of the gravure cylinder in scanning lines separated by x (m=2+1)=p, as shown in FIG.
A square pattern appears. A second invention made in practicing the gravure cell engraving method according to the first invention is to drive an engraving blade B held on a tool rest BH in the direction of the cut so as to face the surface of a rotating cylindrical gravure cylinder GC. When doing so, the detection unit M
1, the rotational state of the gravure cylinder GC is detected, and a control signal for pressing the engraving blade B against the surface of the gravure cylinder 00 at a cutting period of a predetermined pitch P is output from the control signal output section M3 based on the detection result. Note that, as shown in FIG.
If the configuration is such that the control signal is inputted to
The above-mentioned predetermined pitch P is obtained by superimposing the pressing strength of the engraving knife B.
A control signal with a cutting period of 1 is output. Upon receiving this control signal, the incision direction drive control section M4 is activated, and the engraving blade B is pressed against the surface of the gravure cylinder 00 at a predetermined pitch P to engrave the gravure cell over one scanning line. On the other hand, based on the detection result (rotational state of gravure cylinders G and C) detected by the detection unit M1, the blade movement control unit M2 moves the engraving blade B along the sub-scanning direction every time the gravure cylinder GC rotates once. Since it is moved by a distance of P/(m"2+1), the cutting direction drive control unit M
The scanning line and P/ (m” 2+1) where the engraving of Le is completed in the gravure by the above-mentioned pressing of the engraving knife B in step 4.
A state is reached in which engraving of gravure cells in adjacent scanning lines separated by a distance of . When engraving a gravure cell in a new scanning line adjacent to the scanning line on which the gravure cell has been engraved, the phase difference setting unit M
The phase difference in the scanning line direction between the gravure cells set by No. 5, that is, P-m/ (m' 2+1) or P・(1-m
/ (m” 2+1)) and the rotational state of the gravure cylinder GC detected by the detection unit Ml, the output timing change unit M6 changes the output timing of the control signal by the control signal output unit M3. Engraved scan line of cell and P/(m62
In new scanning lines that are adjacent to each other with a distance of be done. As a result, in this new scanning line, P-m in the scanning line direction with respect to the gravure cell of the already engraved scanning line.
/(m-2+1) or P・(1-m/(m2+1)
) The gravure cell is engraved with a phase difference of
Gravure cells are formed in the same pattern with a predetermined pitch P for each (m'2+1) grain scanning line. In this case, m is 2
In this case, the gravure cell is engraved with the same pattern at a predetermined pitch P at a period of five scanning lines. Therefore, when printing using a gravure cylinder with a gravure cell engraved in this way, the ink adhesion pattern on the printed matter will have the relationship as explained in the first invention.
That is, in the above coordinate system, two straight lines (
Each ink adhering portion is distributed on straight lines a and b), and the distances between any gravure cell and its four nearest gravure cells are the same (L). A third invention which adds a configuration to the second invention is such that the bisector of the cutting angle where the two cutting heads of the engraving knife B intersect passes through the central axis of the gravure cylinder GC or its vicinity. while maintaining the gravure cylinder at a predetermined angle with respect to the scanning line of the gravure cylinder GC,
By holding the engraving knife B on the tool rest BH, the shape of the gravure cell to be engraved with the engraving knife B can be determined as shown in Fig. 3 (
A) It can be a parallelogram with diagonals along the scanning line, as shown by the solid and broken lines in A). As a result, the part surrounding the gravure cell on the surface of the gravure cylinder, that is, the so-called edge part that the doctor blade comes into contact with when the ink is deposited, has a diagonal line along the scanning line, as shown by the solid line or broken line in FIG. 3(B). The degree of zigzag shape is reduced compared to the conical part when a diamond-shaped (conventional gravure cell shape) gravure cell is engraved. Additionally, it is generally done to increase the engraving depth and area of the gravure cell in order to deepen the color tone in printed matter, but if the shape of the gravure cell is a parallelogram as described above, the following results will be obtained. play an action. That is, when increasing the size of the diamond-shaped conventional gravure cell shown by the solid line in FIG. 3(B) as shown by the broken line,
There is a problem in that one of the two sets of opposite sides of each gravure cell first coincides with the opposite side of the adjacent gravure cell, and the edge part of that part disappears, and the isotropy of the edge part collapses. On the other hand, when the parallelogram-shaped gravure cell shown by the solid line in FIG. This allows the engraving depth and area of the gravure cell to be expanded while leaving the cone portion intact. In particular, if the inclination angle θ of the rake face with respect to the scanning line of the gravure cylinder GC is an angle that satisfies tanθ=1/m, as shown by the solid line in FIG. 3(A), the parallelogram gravure cell It is possible to engrave a gravure cell in which one opposite side is parallel to the straight line a, and the constriction becomes a straight line, which is preferable. It is avoided that one of the two sets of opposite sides of each gravure cell coincides first, and the isotropy of the constriction part can be maintained. Example 1 Next, an example of the present invention will be described based on the drawings. FIG. 4 is a block diagram showing a schematic configuration of the gravure cell engraving device of this embodiment. As shown in FIG. 4, the gravure cell engraving device 1 of the embodiment
A cylindrical gravure cylinder 2 is rotatably supported around its central axis, and a tool rest 6 holding an engraving knife 4 for gravure cell engraving is moved in a sub-scanning direction parallel to the central axis of the gravure cylinder 2. An engraving part 1o that is moved along the
An engraving control section 20 that controls the drive of the engraving knife 4 in the direction of cutting toward the surface of the gravure cylinder 2 and controls the drive of the tool rest 6 in the sub-scanning direction, and a gradation signal for cells from the gradation signal data of the original image. It also includes a gradation information storage section 40 that creates and stores data. The engraving unit 10 has a main shaft motor 12 connected to the central axis of the gravure cylinder 2, and a tool rest 6 screwed into a ball screw 14 which is rotatably supported by a bearing (not shown) and arranged along the sub-scanning direction. Subshaft motor 1 for moving the turret
6, and a main shaft encoder 2a for detecting the rotational state of the gravure cylinder 2 (rotational position 2 rotational speed, etc.) and a sub-shaft encoder 14a for detecting the position of the tool rest based on the rotational state of the ball screw 14. It is configured to be attached to the opposite side of each motor 12, 16, and rotates the gravure cylinder 2 based on a control signal from an engraving control section 20, which will be described later, and also controls the tool rest 6 through the rotation of the ball screw 14. Move along the sub-scanning direction. The tool rest 6 has a built-in actuator (not shown) that drives the engraving tool 4 in a direction toward the surface of the gravure cylinder 2 (in the cutting direction), and drives the engraving tool 4 based on a control signal from the engraving control section 20. Press it against the surface of the gravure cylinder 2. As shown in FIG. 5, the engraving knife 4 has two cutting teeth 4a intersecting at a predetermined cutting surface angle at its tip, and is held on the tool rest 6 in the following manner. The bisector 4b of the cutting surface angle between the two cuts 94a of the engraving blade $4 is maintained along the scanning line of the gravure cylinder 2, and 18
As shown in Figure 6, the bisector 4b is the gravure cylinder 2
is maintained so that it passes through the central axis axis 0 of. Two pieces @
The rake face 4c surrounded by 4a rotates the bisector 4b with respect to the direction of scanning MS of the gravure cylinder 2, as shown in FIG. 7, which is a view from the direction of arrow Z in FIG. It is rotated by an angle θ (tan θ=1/m) about the central axis. Therefore, when the engraving knife 4 is pressed against the surface of the rotating gravure cylinder 2, as shown in FIGS. 7 and 3(A).
As shown in FIG. 2, a parallelogram-shaped gravure cell having diagonal lines along the scanning line S and one opposite side parallel to the straight line a is engraved on the surface of the gravure cylinder 2. Incidentally, a carbide tip 4d is fixed to the tip of the engraving knife 4, as shown in FIGS. 5 and 6. Further, the flank 4e of the engraving blade 4 is formed so as not to interfere with the inner surface of the gravure cell C that is engraved on the surface of the gravure cylinder 2, as shown in FIG. By the way, the gradation information storage unit 40 that creates and stores the gradation signal data for cells shown in FIG. a cell gradation data interpolation unit 44 that creates cell gradation data at the center point of the cell by interpolation; and a cell gradation data storage unit 46 that stores the created cell gradation data.
Equipped with. The original image gradation data is data representing a color-separated image, and as shown in Fig. 2, the original image is divided into squares at a pitch PO which is finer than the gravure cell pitch, which will be described later, that is, the engraving pitch P of the ink-applied area in the printed matter. grid points (Gll of Gij column, G12...Glj,
G21 in column G2j. G22...G2j, Gi
Gil in column j. Gi2...Gij) is data representing each color separated image. The cell gradation data interpolation unit 44
In a coordinate system consisting of an axis and a Y axis along the sub-scanning direction,
Based on the difference between the coordinates of four adjacent grid points arranged in a square grid and the coordinates of the center point of the cell of interest, the ink is determined as follows from the original image gradation data of each grid point. Interpolate the cell gradation data at the center point of the attachment part. Let the center coordinates of the gravure cell C1 in FIG. 2 be (X.y), and each of the four lattice points G2 around this gravure cell
5. G26. G35. The coordinates of G36 are (
0゜0), (PO,O), (0,PO),
(PO, PO), and each grid point G25. G26.
G35. Each G36 original gradation data is converted to G25.
.. g26. Let g35°g36. The cell gradation data c1 at the center point of the gravure cell C1 is obtained by interpolation using the following equation. cl= g25x (1-x/PO) ・ (1-y/PO)
+g26X (x/PO) ・ (1y/PO)+
g35X (1-x/PO) ' (y/PO)
+g36X (x/PO) · (y/PO) Then, the cell gradation data interpolated for each cell in this way is stored in the cell gradation data storage section 46. The engraving control unit 20, which controls the engraving knife 4, the turret 6, etc., is implemented by a well-known CPU 31. ROM32. RAM33. An electronic control unit 30 configured as a logic operation circuit by interconnecting an input boat 34 and an output boat 35 via a common bus 36, and a main shaft encoder 2a for detecting the rotational state of the gravure cylinder 2, and detecting the detection signal thereof. A clock circuit 22 that creates and outputs a clock original signal based on
and a drive control signal (
The engraving knife drive circuit 24 amplifies the engraving signal) and outputs it to this actuator, and the engraving knife drive circuit 24 is connected to the sub-shaft motor 16 for moving the turret connected to the ball screw 14, and outputs the drive control signal for the turret 6 (the engraving signal) ) is connected to the main shaft motor 12 connected to the gravure cylinder 2 and amplifies the rotation control signal of the gravure cylinder 2 and outputs it to the main shaft motor 12. A cylinder drive circuit 28 is provided. A clock circuit 22. A sub-shaft encoder 14a for detecting the current position of the tool rest and a gradation information storage section 40 for creating and storing gradation data for cells are connected, and the clock circuit 22 is connected to the rotational state of the gravure cylinder 2. The current position detection signal of the tool rest 6 along the sub-scanning direction of the gravure cylinder 2 is sent from the sub-axis encoder 14a, and the cell gradation data is sent from the gradation information storage section 40.
Each is input to this electronic control device 30. On the other hand, the output boat 35 is connected to each of the drive circuits described above, and a control signal suitable for each drive circuit is output. Next, the engraving blade drive control routine performed by the gravure cell engraving device 1 of this embodiment having the above-described configuration will be described based on the flowchart of FIG. 8. In addition, in this explanation, when the value of the ratio in the formula representing the movement amount in the sub-scanning direction of the engraving blade for engraving the gravure cells and the phase difference in the scanning line direction between the gravure cells in adjacent scanning lines is 2. I will explain about it. Therefore, the interval between adjacent scanning lines is P15, and the phase difference in the scanning line direction between gravure cells in adjacent scanning lines is 2P15. The engraving blade drive control routine shown in FIG.
This process is executed after clearing internal registers, etc., and is repeated from when an engraving start signal is output from an operation panel (not shown) until all gravure cell engraving in the gravure cylinder 2 is completed. As shown in FIG. 8, this engraving blade drive control routine, following the above-mentioned initial processing, first proceeds to step 105 (hereinafter, step is simply referred to as S). At 115, 125, and 135, the scanning line counter CN (
(described later) is 0 (S105). Determining whether the value of the scanning line counter CN is 1 (S115)
, determine whether the value of the scanning line counter CN is 2 (S125
), determining whether the value of the scanning line counter CN is 3 (S11
5). This scanning line counter CN is a scanning line counter CN whose scanning line engraves the gravure cell from the end of the gravure cylinder (N
-1)xs+1) wood grain (i is a positive integer), and its initial value CN=O is set in the above initialization process. If it is determined that CN=O in 5105, the scanning line is the scanning line of the ((i-1)X5+1) grain from the end of the gravure cylinder (here, i is the initial value 1, that is, the scanning line of the first grain) It is judged that. In order to generate an engraving signal (H dynamic waveform signal) representing the pressing amount of the engraving blade 4 on this scanning line, the reference start address BO for reading out the drive waveform data stored in advance in the ROM 32 is set as follows. settings (S140). As shown in FIG. 9, a predetermined address area A of the ROM 32
In R (drive waveform data storage address area), drive waveform data f1 to fN representing a triangular wave of engraving pitch P are stored in advance. Also, in 80M32, ((i-1)
An address correspondence map is also stored in which the scanning line number represented by x5+1) is associated with the reference start address. The reference start address is an address for starting reading drive waveform data from the ROM 32. At 5140, the reference start address BO is read from the address correspondence map based on the scanning line number represented by ((i-1)X5+1). Immediately after the processing of this routine is started, as described above, the value of the scanning line counter CN is the initial value 0 due to the initial processing, so a determination is made in 5105, and the processing in 5140 is performed, and then Then, the following processing is performed. After executing 5140, in synchronization with the original clock signal from the clock circuit 22 that reflects the rotational state of the gravure cylinder 2, driving waveform data is read from the reference start address BO and cell data is read from the gradation information storage unit 40. The gradation data is read point-sequentially (3190), and based on these data, an engraving signal for actually driving and controlling the engraving blade 4 in the cutting direction toward the surface of the gravure cylinder 2 is synthesized. is output to the engraving blade drive circuit 24 (S200). When synthesizing the engraving signal, the cutting depth of the engraving blade 4 is adjusted to the cell level by correcting the drive waveform data f1 to fN with the cell gradation data. Change according to the key data. Next, it is determined whether or not the engraving of the gravure cell spanning the scanning line has been completed, based on the processing result of a cell engraving completion routine (not shown) (the set state of a flag indicating completion of engraving) and the engraving on the surface of the gravure cylinder 2. Judgment is made based on the pressing count of the blade 4, etc. (S205), and data reading in synchronization with the clock original signal and synthesis and output of the engraving signal are repeated until it is judged that the engraving of the gravure cell spanning the scanning line is completed. . Therefore, the engraving blade drive circuit 24 includes the gravure cylinder 2.
The engraving signal is inputted point-sequentially reflecting the rotational state of the turret, so the engraving knife drive circuit 24 that receives this amplifies the signal and outputs the control signal to the actuator built in the tool rest 6. The engraving blade 4 is driven in the cutting direction toward the surface of the gravure cylinder 2 along the locus of a triangular wave (reference drive waveform) as shown by the solid line in FIG. 9 and FIG. 1O (a). As a result, gravure cells are engraved on the surface of the gravure cylinder 2 at the engraving pitch P. The driving locus (driving waveform) of the engraving blade 4 when the original image has a uniform color tone (reference color tone) is shown by a solid line in FIG. 10(a). Note that when the cell gradation data changes in response to changes in the color tone of the original image, these drive waveforms move in parallel to the cutting depth direction by the amount of the cell gradation data. When it is determined in step 5205 that the engraving of the gravure cell spanning the scanning line is completed, it is determined whether the value of the scanning line counter CN is 3 or less (S215). In the first processing, as described above, the value of the scanning line counter CN is 0, so an affirmative determination is made in 5215 and the value of the scanning line counter CN is incremented by 1 (S22
0). Then, after setting the value of the scanning line counter CN to 1 through this process, a turret movement signal for moving the turret 6 by P15 along the sub-scanning direction of the gravure cylinder 2 is output to the engraving head drive circuit 26. (S240) The processing of this routine is temporarily ended. As a result, the engraving head drive circuit 26 outputs a drive signal obtained by amplifying this turret movement signal to the sub-shaft motor 16,
The tool rest 6 is moved by P15 along the sub-scanning direction. In the subsequent processing of this routine, since the value of the scanning line counter CN is set to 1 at 5220, an affirmative determination is made at 5115. The scanning line for engraving the gravure cell this time is ((i-1)X5+2) from the end of the gravure cylinder.
=2, reference start address B
As shown in FIG. 9, 1 is an address that is shifted from the previous reference start address BO by the number of addresses corresponding to 2P15 cycles (S150). After the reference start address B1 is set in 5150, the process moves to 5190 and the following processes in S200 (dot sequential reading of signal data synchronized with the original clock signal, synthesis and output of engraving signals, completion of engraving of gravure cells) Judgment, incrementing the value of the scanning line counter CN (setting the value of CN to 2), and outputting the turret movement signal) are executed in sequence, and the processing of this routine is temporarily terminated. Through this series of processing, the end of the gravure cylinder ((i-1)X5+2) = In the two-port scanning line, the reference start address address B is shifted from the previous reference start address address BO by the number of addresses corresponding to 2P15 cycles.
The engraving signal is synthesized and output from l. As a result, the drive locus of the engraving blade 4 becomes a locus based on a drive waveform with a 2P15 period deviation from the reference drive waveform, as shown in FIG. 10(b), and the engraving pitch P is A periodic gravure cell is engraved with a scanning line direction phase difference of 2P15 from the previous gravure cell. Similarly, in the subsequent processing of this routine, if the scanning line counter CN=2, steps 5125 and 5160 are executed,
In the case of CN=3, 5135.5170, and CN
If =4, 3180 is executed. As a result, 3~
In the fifth grain scanning line, reference start addresses B2. B3. B4 is set respectively. And 5190, 5200, 520
5, a gravure cell is engraved on each scan line. Note that when CN=4 and the processes 5180, 5190 to 5215 are executed, a negative determination is made at 8215 and the process moves to 5230, where the value O is set to the scanning line counter CN and the value of i is incremented. Do 524
Execute process 0. When the engraving of the gravure cell is completed for five consecutive scanning lines, the above-mentioned process will be repeated, so the drive locus of the engraving blade 4 in the next process will be as shown in Fig. 10 (
As shown in f), it corresponds to FIG. 10(a). As explained above, the gravure cell engraving device 1 of this embodiment
The gravure cells are engraved over a certain scanning line at a period of the engraving pitch P, and then over the adjacent scanning line separated by P15 from this scanning line, the gravure cells are engraved at a period of the engraving pitch P and the scanning line direction of the gravure cells is A new gravure cell is engraved with a phase difference of 2P15, and this process is repeated. As a result, on the surface of the gravure cylinder 2, as shown in FIG. The intervals between the four gravure cells (the gravure cells on two adjacent scanning lines and the gravure cells on two double-exposed scanning lines) can be distributed at equal distances, that is, in the same direction. As a result, printed matter using such a gravure cylinder has an ink adhesion pattern with a screen angle having a rational tangent and an isodirectional arrangement pattern.
Images can be expressed with equal resolution in the main scanning direction and the sub-scanning direction, and uniform color tones similar to normal offset printing can be expressed. Furthermore, by appropriately selecting P and m, it is possible to engrave gravure cells with various periods and angles, so it is possible to find a combination that can suppress the occurrence of moiré and changes in color tone in printed matter. In addition, when holding the engraving knife 4, the bisector of the cutting surface angle of the engraving knife is maintained so as to pass through the central axis O of the gravure cylinder, and the rake face is tanθ= with respect to the scanning line of the gravure cylinder. Since the angle satisfies 1/2, the engraved gravure cell is made into a parallelogram with one opposite side parallel to straight line a, as shown by the solid line in Fig. 3 (A), and its edge is The part was formed to be a straight line. As a result, it is possible to maintain the isotropy of the constriction part, and as shown in FIG. It can be avoided that one side of the cell first coincides with the side of an adjacent cell. In this way, the depth and area of the gravure cell can be expanded compared to the case where the rake face is not tilted (FIG. 3 (B)), so the image can be reproduced to a higher density on the printed matter, It becomes possible to enrich the expression of tone shading (color tone expression). Also,
Smoothly contacts and slides the doctor blade against the surface of the gravure cylinder when applying ink to improve the cutting of ink from the edge and equalize the degree of ink remaining in each gravure cell with the same engraving depth and area. Therefore, the color tone can be made uniform. In addition, when engraving the gravure cell, please refer to Figure 11 (A
), as shown in (B), the gravure cylinder 2 (
The cutting direction drive control of the engraving blade toward the surface of the developed view (Fig. 11 (B)) and the sub-scanning direction drive control of the tool post (
If the steps in Fig. 11 (A)) are carried out at the same time and the engraving blade is driven along the locus shown by the dotted line in the figure, not only will the edge remain in a straight line as shown in the figure, but also the gravure The shape of the cell can be made closer to a square. At this time, according to this embodiment, it is possible to simply hold the engraving knife with its rake face tilted (this makes it possible to simplify the control and configuration. Above, one embodiment of the present invention has been described. However, the present invention is not limited to such embodiments in any way, and it goes without saying that it can be implemented in various ways without departing from the gist of the present invention.For example, as shown in FIG. , P −m/ (m' 2 1)(
The engraving control unit 20 is equipped with a triangular wave generating circuit group 50 having first to fifth triangular wave generating circuits 51 to 55 that generate a triangular wave at an engraving pitch P whose phase is shifted by 2P15) if m is 2. Clock circuit 22 and each triangular wave generating circuit 5 to input a clock signal to each triangular wave generating circuit
1 to 55, and each open/close switch 51a to 51 is interposed between each triangular wave generation circuit and the engraving head drive circuit 26.
5a, an output port 35 of the electronic control device 3o is connected to selectively control opening and closing of each of these switches. Then, each time the engraving of the gravure cell across the scanning line is completed, each opening/closing switch 51a to 55a is sequentially opened and closed.
The individual triangular waves generated by the first to fifth triangular wave generating circuits 51 to 55 may be output to the engraving head drive circuit 26. With this configuration, the amount of calculation required to configure the drive waveform signal is reduced, and the processing can be performed at higher speed. It is also possible to configure the tool rest 6 to move continuously in the sub-scanning direction at a speed of P15 while the gravure cylinder 2 rotates once. In this case, the engraving tool drive control shown in FIG. The process at 5240 in the routine is omitted, and the tool rest 6 is moved in the sub-scanning direction by P/(m'2+1
) may be provided separately from the engraving blade drive control routine. (Effect 1 of the invention As detailed above, according to the present invention, first, a predetermined pitch P along the surface of the gravure cylinder over one scanning line is provided.
Gravure cells are engraved on the surface of the gravure cylinder at intervals of P/(m"2+1) along the sub-scanning direction from this scanning line.
) across adjacent new running lines shifted by a distance of
The scanning line direction phase difference between gravure cells in mutually adjacent scanning lines is P-m/(m-2+1) or P・
(1-m/ (m" 2+ 1)) to engrave gravure cells at a predetermined pitch P, and repeat this process, so that each gravure cell on the surface of the gravure cylinder is are distributed at the intersection of two straight lines that are orthogonal to each other, and a certain gravure cell and its four nearest gravure cells (gravure cells on two adjacent scanning lines and gravure cells on two m-fold scanning lines) As a result, if such a gravure cylinder is used, the mesh pattern (ink adhesion pattern) on the printed matter can be distributed at a screen angle that has a rational tangent. Since the pattern is formed and isohistorical, it is possible to equalize the resolution in the main scanning direction and the sub-scanning direction, and it is possible to reproduce an image with uniform color tone. ) Since gravure cells are formed in the same pattern with a predetermined pitch P for each scanning line of the wood grain, and a square pattern with a pitch P appears on the gravure cylinder surface, the gravure cells can be formed equally with a cell pitch of P/(m'2+1). If you perform multicolor printing by using a gravure cylinder in which gravure cells are engraved with a historically arranged basic square cell pattern or a gravure cylinder in which m is a different integer value, it is possible to print a pattern that is an enlarged square pattern with a pitch P. The appearance of moire can be avoided, and the occurrence of moiré and changes in color tone in printed matter can be suppressed. Further, the engraving knife is held on the tool rest by maintaining the bisector of the cutting edge angle of the engraving knife along the scanning line of the gravure cylinder and tilting its rake face at a predetermined angle with respect to the scanning line of the gravure cylinder. According to the present invention configured as follows,
Since the gravure cell is made into a parallelogram with diagonal lines along the scanning line, the edge portion on the gravure cylinder surface can be formed so that the degree of zigzag is reduced along the above two straight lines that are orthogonal to each other. can. Therefore, when the ink is deposited, the contact and sliding of the doctor blade against the surface of the gravure cylinder is made smoother, and the cutting of the ink from the edge portion is improved, thereby making it possible to reproduce an even tone. Furthermore, the degree of ink remaining in each gravure cell having the same engraving depth and area is made uniform.
第1図は第2の発明による基本的な構成を例示するブロ
ック図、第21!!lおよび第3図(A)。
(B)は本発明の作用効果を説明するための説明図、第
4図は本実施例のグラビアセル彫刻装置の概略構成を示
すブロック図、第5図は彫刻刃物4の概略斜視図、第6
図および第7図は彫刻刃物4の保持状態を説明するため
の説明図、第8図は彫刻刃物駆動制御ルーチンのフロー
チャート、第9図及び第10rgJは彫刻刃物駆動制御
ルーチンにおける処理内容を説明するための説明図、第
11図(A)、 (B)は本実施例の効果を対比する
ために用いた説明図、第12図は他の実施例におけるグ
ラビアセル彫刻装置の概略構成を示すブロック図、第1
3図は従来のグラビアセル彫刻に関する技術を説明する
ための説FIA図である。
2・・・グラビアシリンダ 4・・・彫刻刃物6・・
・刃物台 10・・・彫刻部20・・・彫刻
制御部 30・・・電子制御装置40・・・階調情
報記憶部
C1−C4・・・グラビアセル
代理人 弁理士 五十嵐 単離FIG. 1 is a block diagram illustrating the basic configuration according to the second invention, No. 21! ! l and Figure 3(A). (B) is an explanatory diagram for explaining the effects of the present invention, FIG. 4 is a block diagram showing the schematic configuration of the gravure cell engraving device of this embodiment, FIG. 5 is a schematic perspective view of the engraving blade 4, and FIG. 6
7 and 7 are explanatory diagrams for explaining the holding state of the engraving knife 4, FIG. 8 is a flowchart of the engraving knife drive control routine, and FIGS. 9 and 10rgJ explain the processing contents in the engraving knife drive control routine. 11(A) and 11(B) are explanatory diagrams used to compare the effects of this embodiment, and FIG. 12 is a block diagram showing the schematic configuration of a gravure cell engraving device in another embodiment. Figure, 1st
FIG. 3 is a schematic FIA diagram for explaining the technology related to conventional gravure cell engraving. 2... Gravure cylinder 4... Engraving knife 6...
・Turret 10...Engraving section 20...Engraving control section 30...Electronic control unit 40...Gradation information storage section C1-C4...Gravure cell agent Patent attorney Igarashi Isolated
Claims (1)
の表面に、グラビアセル彫刻用の彫刻刃物を押し当てて
、グラビアシリンダの回転方向にそった複数の走査線の
各々に順次所定ピッチPの間隔でグラビアセルを彫刻す
るグラビアセル彫刻方法において、 前記グラビアシリンダが一回転する毎に前記彫刻刃物が
グラビアシリンダの中心軸と平行な副走査方向にそって
P/(m^2+1)(mは2以上の整数、演算子^はべ
き乗を表わす)の距離だけ移動するよう前記彫刻刃物を
移動させつつ、前記複数の走査線のうちの一つの走査線
にわたって前記彫刻刃物を所定ピッチPの間隔でグラビ
アシリンダ表面に押し当ててグラビアセルを彫刻し、隣
合う走査線におけるグラビアセル同士の走査線方向位相
差をP・m/(m^2+1)もしくはP・(1−m/(
m^2+1))に設定し、該設定された位相差で、グラ
ビアセルの彫刻が完了した走査線に隣合う新たな走査線
にわたって前記彫刻刃物を所定ピッチPの間隔でグラビ
アシリンダ表面に押し当てる ことを特徴とするグラビアセル彫刻方法。 2、中心軸を中心に回転する円筒状のグラビアシリンダ
の表面に対向し、該シリンダの中心軸と平行な副走査方
向にそって移動自在な刃物台に保持されたグラビアセル
彫刻用の彫刻刃物と、該彫刻刃物を前記表面に向けた切
り込み方向及び前記副走査方向にそれぞれ駆動制御して
、グラビアシリンダの回転方向にそった複数の走査線の
各々に順次グラビアセルを彫刻する彫刻制御手段とを有
するグラビアセル彫刻装置において、前記彫刻制御手段
は、 前記回転するグラビアシリンダの回転状態を検出する検
出部と、 該検出結果に基づいて、前記グラビアシリンダが一回転
する毎に前記彫刻刃物をグラビアシリンダの中心軸と平
行な副走査方向にそつてP/(m^2+1)(mは2以
上の整数、演算子^はべき乗を表わす)の距離だけ移動
制御する刃物移動制御部と、 前記彫刻刃物を所定ピッチPの切り込み周期で前記グラ
ビアシリンダ表面に押し当てる制御信号を、前記検出部
の検出結果に基づいて出力する制御信号出力部と、 該制御信号を受けて前記彫刻刃物を前記切り込み方向に
駆動して、彫刻刃物を一つの走査線にわたって前記所定
ピッチPの間隔でグラビアシリンダ表面に押し当てグラ
ビアセルを彫刻する切り込み方向駆動制御部と、 隣合う走査線におけるグラビアセル同士の走査線方向位
相差をP−m/(m^2+1)もしくはP・(1−m/
(m^2+1))に設定する位相差設定部と、 前記グラビアシリンダの一回転後における前記制御信号
出力部による制御信号の出力タイミングを、該設定した
位相差と前記検出部の検出したグラビアシリンダの回転
状態とに基づき変更する出力タイミング変更部と を備えたことを特徴とするグラビアセル彫刻装置。 3、彫刻刃物は、その先端で所定の切れ歯角度で交差し
た二つの切れ歯を備え、 彫刻刃物を保持する刃物台は、該切れ歯角度の二等分線
をグラビアシリンダの中心軸軸線もしくはその近傍を通
るようにして維持すると共に、前記二つの切れ歯で囲ま
れたすくい面を前記二等分線を中心として該走査線に対
して所定角度傾けて、前記彫刻刃物を保持すること を特徴とする請求項2記載のグラビアセル彫刻装置。[Claims] 1. An engraving knife for gravure cell engraving is pressed against the surface of a cylindrical gravure cylinder rotating around a central axis, and each of a plurality of scanning lines along the rotational direction of the gravure cylinder is formed. In the gravure cell engraving method of sequentially engraving the gravure cells at a predetermined pitch P, each time the gravure cylinder rotates, the engraving blade moves along the sub-scanning direction parallel to the central axis of the gravure cylinder P/(m ^2+1) (m is an integer greater than or equal to 2, and the operator ^ represents a power) while moving the engraving knife over one scanning line of the plurality of scanning lines. Gravure cells are engraved by pressing against the surface of a gravure cylinder at a predetermined pitch P, and the scanning line direction phase difference between the gravure cells in adjacent scanning lines is determined as P・m/(m^2+1) or P・(1−m). /(
m^2+1)), and with the set phase difference, press the engraving blade against the surface of the gravure cylinder at a predetermined pitch P across a new scanning line adjacent to the scanning line where the engraving of the gravure cell has been completed. A gravure cell engraving method characterized by: 2. An engraving knife for gravure cell engraving held on a tool rest that faces the surface of a cylindrical gravure cylinder that rotates around the central axis and is movable along the sub-scanning direction parallel to the central axis of the cylinder. and an engraving control means for sequentially engraving gravure cells on each of a plurality of scanning lines along the rotational direction of the gravure cylinder by driving and controlling the engraving blade in the incision direction toward the surface and in the sub-scanning direction, respectively. In the gravure cell engraving device, the engraving control means includes: a detection unit that detects the rotational state of the rotating gravure cylinder; a blade movement control unit that controls movement by a distance of P/(m^2+1) (m is an integer of 2 or more, and the operator ^ represents a power) along a sub-scanning direction parallel to the central axis of the cylinder; and the engraving. a control signal output unit that outputs a control signal for pressing a blade against the surface of the gravure cylinder at a cutting period of a predetermined pitch P based on a detection result of the detection unit; an incision direction drive control unit that drives the engraving blade against the surface of the gravure cylinder at intervals of the predetermined pitch P over one scanning line to engrave the gravure cells; Let the phase difference be P-m/(m^2+1) or P・(1-m/
(m^2+1)); and a phase difference setting section that sets the output timing of the control signal by the control signal output section after one rotation of the gravure cylinder to the set phase difference and the gravure cylinder detected by the detection section. A gravure cell engraving device comprising: an output timing changing section that changes the output timing based on the rotational state of the gravure cell engraving device. 3. The engraving knife has two cutting teeth that intersect at a predetermined cutting angle at its tip, and the tool rest that holds the engraving knife aligns the bisector of the cutting edge angle with the central axis of the gravure cylinder or The engraving blade is held so as to pass through the vicinity thereof, and the rake face surrounded by the two cutting teeth is tilted at a predetermined angle with respect to the scanning line with the bisector as the center. The gravure cell engraving device according to claim 2.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26214490A JPH04138253A (en) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | Gravure cell carving method and its device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP26214490A JPH04138253A (en) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | Gravure cell carving method and its device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04138253A true JPH04138253A (en) | 1992-05-12 |
Family
ID=17371668
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26214490A Pending JPH04138253A (en) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | Gravure cell carving method and its device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04138253A (en) |
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-
1990
- 1990-09-28 JP JP26214490A patent/JPH04138253A/en active Pending
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