JPH04137840A - 秘匿通信システム - Google Patents

秘匿通信システム

Info

Publication number
JPH04137840A
JPH04137840A JP2259019A JP25901990A JPH04137840A JP H04137840 A JPH04137840 A JP H04137840A JP 2259019 A JP2259019 A JP 2259019A JP 25901990 A JP25901990 A JP 25901990A JP H04137840 A JPH04137840 A JP H04137840A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
code
information
communication
secret
codebook
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2259019A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Takahashi
陽一 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2259019A priority Critical patent/JPH04137840A/ja
Publication of JPH04137840A publication Critical patent/JPH04137840A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) 本発明はディジタル方式の通信に利用する秘匿通信シス
テムに関する。
(従来の技術) ディジタル方式の通信において、傍受による解読を避け
るため、コードを全く別のコードに変換して相手方に送
信し、受信側ではこれを復元して解読すると云った秘匿
通信方式がある。
このような秘匿通信において、傍受による解読を避ける
ため、通信の都度、使用する秘匿コードを変更する必要
がある場合、従来の方式では、予め秘匿装置に設定され
た複数の秘匿コードを、2桁程度の番号に登録し、通信
を行う当事者が互いにこの番号を音声連絡等で確認しあ
って、各々の秘匿装置にそのときに使用するコードを設
定してから通信を開始するのが一般的であった。この場
合、使用者が秘匿方式の内容をある程度知る必要があり
、秘匿の使用者から秘匿方式に関する情報(例えば、「
通信に際し、確認される略号は予め秘匿コードと対応さ
せておく」等)が外部に漏洩し、秘匿コードの解読を容
易にしてしまう危険性があった。
また、使用者がコードを選択しなければならないため、
通信の都度、コードを変えると云った手間が煩わしくな
ることから、毎回のように同じコードを使用してしまう
と云ったことになりがちで、秘匿コード解読の機会をい
たずらに増やしてしまうという欠点があった。
(発明が解決しようとする課題) 従来の秘匿方式は基本的には使用者が秘匿コードを選択
する方式であったが、そのため、使用者が秘匿方式をあ
る程度知る必要があり、多数の使用者の一部から秘匿方
式情報が流出し、秘匿の解読を容易にする危険性があっ
た。
また、使用者がコードを選択しなければならないため、
通信の都度、コードを変えると云った手間が煩わしくな
ることから、同じコードを毎回のように使用してしまう
と云ったことになりがちで、秘匿コード解読の機会をい
たずらに増やしてしまうと云う危険性をはらんでいた。
そこで、この発明の目的とするところは、秘匿コードの
設定を自動化して、人間の介在を最小限にとどめること
により、秘匿情報の流出防止と傍受者の解読のヒントを
与える機会を抑制できるようにして、秘匿性の保持を図
ることができるようにした信頼性の高い秘匿通信システ
ムを提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明は次のように構成する
。すなわち、送受信側双方で同じ秘匿コードを使用して
送信データを秘匿コード化して伝送し、受信した秘匿コ
ードは復号して秘匿通信するようにした秘匿通信システ
ムにおいて、送受信側双方に設けられ、それぞれ指定情
報が変更可能であって当該指定情報により特定され使用
されるようにした秘匿コード変換用の複数種のコードブ
ックと、通信する一方の側に設けられ、通信開始に先駆
けてこれらのコードブックのうち、今回の通信に使用す
る一つをランダムに選択すると共にその選択したコード
ブックの指定情報を相手側に送信する制御手段と、通信
する他方の側に設けられ、前記一方の側から送られてき
た前記指定情報に基づいて前記複数種のコードブックの
うちの当該指定情報により指定される一つを選択する選
択手段とを具備して構成する。
また、第2には前記制御手段には、通信開始に先駆けて
これらのコードブックのうち、今回の通信に使用する一
つをランダムに選択する機能の他、その選択したコード
ブックの指定情報と当該選択したコードブックに基づい
てコード変換した所定の確認情報を相手側に送信し、相
手側からの応答情報の復元内容が所定の内容のとき、通
信を可能にする機能を付加し、更に前記通信する他方の
側には、前記一方の側から送られてきた前記指定情報に
基づいて前記複数種のコードブックのうちの当該指定情
報により指定される一つを選択する選択手段の他に、前
記一方の側から送られてきた前記確認情報を当該選択し
たコードブックで復号して得た復号情報に対して所定の
演算処理を行い、その結果を前記選択したコードブック
でコード変換してこれを応答情報として前記通信する一
方の側に伝送する手段を設けて構成する。
(作 用) このような構成の本装置は、送受信側双方で同じ秘匿コ
ードを使用して送信データを秘匿コード化して伝送し、
受信した秘匿コードは復号して秘匿通信するようにした
秘匿通信システムにおいて、それぞれ送受信側双方に使
用秘匿コード変換用の複数種のコードブックを予め用意
してあり、通信に当っては通信する一方の側に設けられ
た制御手段が、通信開始に先駆けてこれらのコードブッ
クのうち、今回の通信に使用する一つをランダムに選択
し、その選択したコードブックの指定情報を相手側に送
信する。すると、通信する他方の側ではその選択手段が
、前記一方の側から送られてきた前記指定情報に基づい
て前記複数種のコードブックのうちの当該指定情報によ
り指定される一つを選択する。これにより、通信を行う
に当って、秘匿コードの変換に使用するコードブックは
人の手を介在せずに自動的に選択され通信に供され、し
かも、複数のコードブックのうち、一つをランダムに選
択して指定すると共に、指定情報とコードブックの対応
は変更可能としたので、傍受者にはどのコードブックを
使用しているか手掛かりが得難くなり、従来のように人
手による通信毎の秘匿フード設定にありがちな、ユーザ
からの直接の秘匿コード情報流出や習慣的な繰り返しに
よる第3者への秘匿コード情報解読のヒント提供と云っ
た不都合を完全に解消できる。
また、第2の構成の場合には前記制御手段には、通信開
始に先駆けてこれらのコードブックのうち、今回の通信
に使用する一つをランダムに選択する機能の他、その選
択したコードブックの指定情報と当該選択したコードブ
ックに基づいてコード変換した所定の確認情報を相手側
に送信し、相手側からの応答情報の復元内容が所定の内
容のとき、通信を可能にする機能を付加し、更に前記通
信する他方の側には、前記一方の側から送られてきた前
記指定情報に基づいて前記複数種のコードブックのうち
の当該指定情報により指定される一つを選択する選択手
段の他に、前記一方の側から送られてきた前記確認情報
を当該選択したコードブックで復号して得た復号情報に
対して所定の演算処理を行い、その結果を前記選択した
コードブックでコード変換してこれを応答情報として前
記通信する一方の側に伝送する手段を設けであるので、
指定したコードブックを使用して確認情報に対する応答
情報のチエツクを行うことができ、通信する双方が選択
指定された同じコードブックを使用して通信が実施され
るかを確認することができるので、より正確な通信を行
うことができるようになる。また、確認情報は今回の通
信で使用するコードブックで秘匿コード化して送信し、
受信側で復号した後に、所定の演算処理を行って再び上
記コードブックで秘匿コード化し、応答情報として返送
するので、伝送される確認情報、応答情報は毎回具なる
ものとなり、一定の符号とならないため、確認情報、応
答情報がらコードブックを解読する事は困難である。
従って、この発明によれば、秘匿コードの設定を自動化
して、人間の介在を最小限にとどめることができ、これ
によって、秘匿情報の流出防止と傍受者の解読のヒント
を与える機会を抑制できるようになり、秘匿性の保持を
図ることができるようにした信頼性の高い秘匿通信シス
テムを提供することができる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について、図面を参照して説明
する。
第1図は本発明による秘匿装置の一実施例を示すブロッ
ク構成図であり、秘匿装置と秘匿管理装置の秘匿コード
の記録領域は基本的には第2図に示す通りである。
第1図において、1は選択コード入力信号、2は選択コ
ード番号を保持するラッチであって、この選択コード入
力信号1をラッチするものである。3は選択コード番号
と使用可能の可否、秘匿コード番号を記憶する読出し専
用書き替え可能な選択コードメモリ部であり、ラッチ2
の保持した選択コード番号に対応する秘匿コード番号と
使用可否コードを読出すことができるものである。選択
コードメモリ部3は例えば、EFROMで構成される。
4は秘匿コード番号をコードブックのオフセットに変換
するデコーダであり、選択コードメモリ部3より出力さ
れたデータより対応のオフセットアドレスデータを出力
するものであって、使用可否コードが「可」のとき、秘
匿コード番号対応のオフセットを得てコードブックのア
クセス可能なメモリ領域を定めることができる。5は復
号用コードブックを記憶した復号用のROMであり、読
出し専用で書き替え不可能としであると共に、前記オフ
セットアドレスデータにより、アクセス可能なメモリ領
域が決定される。6は符号変換された8ビツト入カコー
ドであり、この入力コード6は前記復号用のROM5の
下位アドレスとして用いられ、これによって、復号用の
ROM5の特定コードブックにおける前記人力コード6
対応のアドレスがアクセスでき、ここに格納されるコー
ドを読出すことができる。7は復号用のROM 5によ
り復号された8ビツト出力コードである。
すなわち、本システムでは第2図に示すように、選択コ
ード1によりこれに対応付けたコードブック′のデータ
格納エリアを得るものであって、複数のコードブックの
うちの、どのコードブックを選ぶかの鍵となるものであ
り、入力コード6はそのコードブックでの実際に変換す
る対象を示すもので、これにより、特定のコードブック
を使用して特定のコードを特定の別のコードに変換する
ことができる。
選択コードメモリ部3は選択コード1により選択される
コードブックを特定するための情報や使用可否の情報を
登録するためのもので、例えば、2桁の選択コードをア
ドレスとし、各アドレスにはそれぞれ対応する特定コー
ドブックを示す4桁の秘匿コード番号が記憶される。ア
ドレスを2桁としたことにより、秘匿コード番号は99
個設定できる(99個の特定コードブックを指定できる
)。また、各秘匿コード番号に対して使用可能の「可否
コード」を1と0で設定するようになっている。
この「可否コード」は例えば通信する相手相互の間のコ
ードブック設定が正規のものであるか否かのチエツクに
使用できる他、秘匿コード番号の先頭に付加してオフセ
ットアドレスとすることで、このフードが可か否かによ
り、異なるオフセットアドレスとするような利用方法も
とれる。
復号用ROM5は4桁の秘匿コード番号を基準アドレス
とし、実アドレスのオフセットを選択する。オフセット
で選択するコードブックはそれぞれ256byte分の
容量があり、256種の入力コードをそれぞれ異なる別
の8ビツトコードに変換するテーブルとして利用される
。このような8ビツトのコードブック(258byte
)が9999組(合計2560にバイト)用意されてお
り、それぞれ変換内容が異なるように設定しである。
すなわち、使用可能なコードブックは9999組用意さ
れており、このうち、99組を選択して使用できるが、
実際に使用するものはこれら99組のうちの20組程度
に限定する。これら99組の使用可能なコードブックの
選択番号を、選択コードに対応させて割り付け、且つ、
前記の実際に使用可能な20組のコードブックの選択コ
ードには選択可能を意味する可否コードを付し、他は選
択台を意味する可否コードを付し、且つ、前記の実際に
使用可能な20組のコードブックの選択コードを制御回
路13の管理領域に不規則に配列して記憶しておく。
残りの79はトラップとして不正アクセスの検出に使用
する。
8はコード変換部、9は切換回路、10は符号化ROM
、11は符号化出力信号であり、コード変換回路8は復
号ROM5により復号された「確認符号」に対し、予め
定めた符号演算を行って出力するものであり、また、切
換回路9はこのコード変換回路8の出力と符号化入力信
号10のいずれか一方を選択するように切替えるための
回路であり、符号化ROMIIは符号化用のコードブッ
クであって、基本的には上述した復号ROM5と同じも
のである。制御回路13はこの秘匿装置の制御の中枢を
担うものであり、CPU等により構成される。
本秘匿装置は主秘匿装置である秘匿管理装置と従秘匿装
置としての利用形態があり、そのいずれとして使用する
かにより制御回路13の機能が少し変わる。すなわち、
主秘匿装置である秘匿管理装置として使用する場合には
、制御回路13は通信開始に先駆けて、使用すべきコー
ドブックを指定するための選択コードを使用可能なコー
ドブックの中から選択し、相手に伝送すると共に、続い
て所定の「確認符号」を伝送し、相手からの「応答符号
」とコードブックの使用「可否」のコードを受けて、自
己の指定したコードブックが相手側でも正常に使用され
ているか、また、使用可能であるかをチエツクする。そ
して、問題が無ければ、「通信開始符号」を相手側に送
り、上記指定したコードブックを使用しての通信に入る
ように制御すると云った機能を持たせである。
また、従秘匿装置として使用する場合には、制御回路1
3は通信開始に先駆けて秘匿管理装置から送られてきた
選択コードに従って、対応するコードブックの秘匿コー
ド番号を選び、且つ、この指定コードブックの使用「可
否」のコードを読出し、続いて送られてきた「確認符号
」を前記コードブックにより復号し、これを所定のコー
ド変換処理を行ってから再び前記コードブックにより符
号化し、応答符号として前記指定コードブックの使用「
可否」のコードと共に秘匿管理装置に伝送し、「通信開
始符号」を受けると前記指定のコドブックを利用しての
通信を開始すると云った機能を持たせである。
第3図は端末同士の通信にこの方式を応用した場合の一
例であり、特定端末装置104には秘匿管理装置103
が設置され、それ以外の一般の端末装置101には秘匿
装置102が設置されている。
次にこの特定端末装置104を「相手側装置」として秘
匿装置の動作を説明する。
通信に先駆けて相手端末装置104の秘匿管理装置10
3は制御回路13の制御のもとに自己のテーブル設定さ
れた選択可能なコードブックに対する「選択コード」を
適宜な方法で選択し、相手端末装置101aの秘匿装置
102aに対して送信すると共に、続いて所定の確認符
号を送信する。秘匿装置102aは選択コードを受信す
ると、選択コード信号1はラッチ2にセットする。
秘匿装置102aにおいてはラッチ2に保持させた選択
コードを、選択コードメモリ部3に対し、選択アドレス
として入力する。これにより、選択コードメモリ部3か
らは選択コードに対応する「使用の可否のコード」と秘
匿コード番号が選択されて読み出される。読み出された
秘匿コード番号はコードブック・オフセット・デコーダ
4でデコードされ、復号ROM5のオフセットデータに
デコードされて復号ROM5における複数のコードブッ
クの内、当該オフセットデータに対応するコードブック
が選択される。
また、秘匿装置】02aは続いて受信した前記「確認符
号」は制御回路13により入力コード信号6としてコー
ドブックである復号ROM5に入力させる。すると、復
号ROM5は入力コード信号6をアドレスとし、復号R
OM5をアクセスするので、復号ROM5からは前記選
択されているコードブックに記憶された対応するコード
が復号コード出カフとして出力される。
このとき、制御回路13は選択コード1に対する「可否
コード」と、選択されたコードブックにより符号変換さ
れた確認符号を「応答符号」として相手側に返送する。
相手側の秘匿管理装W103ではこれを受けて、元の確
認符号と一致するかを比較照合してコードブックの一致
をチエツクする。
すなわち、復号ROM5により復号された「確認符号」
に対し、コード変換回路8により予め決めた符号演算を
行い、それを切換回路9を介して符号化入力信号10の
代わりに対応する符号化ROM  (コードブック)1
1に入力する。その8力である「応答符号」と選択コー
ドの「使用可否j情報を相手側に返送することにより、
相手側はこれを復号して照合チエツクが実施される。
つまり、受信した「確認符号」はコード変換回路8と切
換回路9を介して「応答符号」用の符号化入力信号とし
て符号化1?OM  (コードブック)11に入力され
る。これによって相手から送られて来た「確認符号」は
、−旦復号された後、予め設定された一定の規則に従っ
て別の符号に変換され、さらに相手が選択したコードブ
ックの変換コードによって符号に変換されて、符号化出
力信号となり「応答符号」として相手に返送され、照合
に供される。
以上の制御は通信に先立ち、相手側の秘匿管理装置と端
末装置の秘匿装置で自動的に行われるため、端末装置の
使用者は秘匿の設定と照合に関して何等の操作も行う必
要がない。
もし、相手の選択に対して、この秘匿装置が別のコード
ブックを持っていた場合は、相手側で「確認符号」の照
合結果か不一致となることにより検出できる。また、選
択コートが、この秘匿装置内では「使用不可」と設定さ
れていた場合も、同様に検出か可能である。
以上のようにして、秘匿装置の使用者は秘匿に関して何
の操作もせずにシステム的に秘匿の設定と照合チエツク
が可能となる。
第4図は本発明をメツセージ交換システムに応用した場
合の構成例であり、データ通信の交換センタに秘匿管理
装置103を設置し、本発明の方式により、通信の都度
、自動的に秘匿コードを設定する。このシステムでは端
末装置101a、 101b間をセンタに設置された交
換機105を介して実施することになるが、本発明によ
る方式を用いるため、発側の端末装置も着側の端末装置
も一般の端末装置として動作し、秘匿の設定と照合に関
しては何等の操作も必要としない。
交換機105は端末から着信または発信を検出すると、
入回線と出回線を秘匿管理装置103に弓き込む。秘匿
管理装置103は使用可能選択コードから、任意の1つ
の「使用可能選択コード」を自動選択し、双方の端末装
置101a、 101bに送ると共に、この「使用可能
選択コード」で指定されるコードブックを使用してコー
ド変換された所定確認符号をこれらに送信する。
端末装置101a、 101b側の秘匿装置102a、
 102bは「選択コード」を受信して選択コードを知
り、その選択コードで定まるコードブックを使用して前
記確認符号を復号し、所定の演算を加えてからこれを再
び当該コードブックでコード変換して応答符号として秘
匿管理装置103に返送する。その際、登録されている
加入者のパスワードも同時に返送する。秘匿管理装置1
03ではこの確認符号が期待した符号である場合は、パ
スワードの照合を行い、発着側加入者について全ての照
合が確認されると双方の端末装置に通信開始符号(符号
変換しない)を送信し、通信を開始させる。
照合の結果、一部にでも不整合があると、この状況を記
録し、交換機105に対して呼の解放を指示する。選択
コードと秘匿コードの対応および使用可能選択コードの
指定は、予め限定された秘匿管理者が実施し、秘匿管理
装置と秘匿装置の双方を同じ状態に設定しておく。
これらの情報は、予め秘匿コード使用のスケジュールを
決定しておくことにより、設定可能である。これらの秘
匿設定方法に関する情報は、秘匿装置の使用者には一切
説明する必要はない。使用者はパスワードの登録と、秘
匿装置に対するパスワードの設定を行えば、後はシステ
ムが自動的に運用する。
このように、本システムは、秘匿コードを収録した複数
のコードブックを用意し、これらの中から前記全コード
ブック数よりも少ない複数のコードブックを選択し、そ
の選択されたコードブツりそれぞれに数字2桁程度の別
の選択コードを与えて、当該選択コードでコードブック
を指定できるものとし、選択された各コードブックは前
記選択コードで登録し、さらにこれらに使用の可否を示
す使用可能コードを設定し、この使用可能コードは予め
限定された取扱者が各秘匿装置および秘匿管理装置に設
定してから使用者に提供することにより、相手側の使用
可能コードと一致させておき、通信に先立ち秘匿管理装
置から選択コードを指定し、通信の要求発生毎に使用す
るコードブックを自動的に指定することができるものと
し、さらに秘匿管理装置より所定の確認情報を前記指定
されたコードブックで変換して秘匿コード化して相手側
に伝送し、当該相手側ではこれを復号して所定の処理を
施した後、前記指定されたコードブックで変換して応答
情報とし、前記指定されたコードブックの使用可否コー
ドと共に秘匿管理装置側に伝送し、秘匿管理装置側では
この応答情報を復号してチエツクすることにより、この
応答情報が期待された応答であったとき、これを以て相
手側とのコードブック一致の確認とするとともに、受信
した使用可否コードをチエツクすることにより、正規の
コードブックを使用していることを確認し、その後に通
信を開始するようにしたものであるから、通信するにあ
たり、ユーザは秘匿に関する選択操作を全く行わずに済
むようになり、しかも、通信毎に使用するコードブック
は自動的に変えるようにし、且つ、その指定は選択コー
ドで相手側に伝達するので、第3者に、秘匿コードが解
読されたり、解読のヒントを与えたりする危険が無くな
り、信頼性と操作性が向上する他、応答情報をチエツク
するので相手側の使用コードブックの一致検出ができる
ようになって、正確な通信を保証できる。
従って、本方式によれば、秘匿装置の秘匿コードを特定
の端末装置またはセンタに設置された交換機に収容した
秘匿管理装置から自動的に選択指定すると共に、設定が
正しく行われたか否かの確認ができるため、秘匿装置の
使用者は秘匿設定方法に関する情報を知る必要がないこ
とから、従来のように多数の使用者の一部から秘匿方式
の情報が流出し、秘匿の解読を容易にすると云った危険
性を解消できるようになる他、使用者がコードを選択す
る必要がないので操作性の向上を図ることができ、また
、従来のように、使用者がコードを選択する場合のよう
に煩わしさから同一のコードを連続して使用して第3者
に秘匿コードの解読のヒントを与えてしまうと云った不
都合もなくなる。
尚、本発明は上記し、且つ、図面に示す実施例に限定す
ることなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形し
て実施し得るものである。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、秘匿コードの設定
を自動化して、人間の介在を最小限にとどめることがで
き、これにより、秘匿情報の流出防止と傍受者の解読の
機会を抑制できるようにして、秘匿性の保持と操作性の
改善を図ることができるようにした信頼性の高い秘匿通
信システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を概略的なブロック構成図、
第2図は本発明装置の要部構成を示す図、第3図は本シ
ステムを使用した通信システムの一例を示すブロック構
成図、第4図は電話網に使用する場合の一例を示すブロ
ック構成図である。 1・・・選択コード入力信号、2・・・ラッチ、3・・
・選択コードメモリ部、4・・・デコーダ、5・・・復
号用のROM、6・・・入力コード、7・・・出力コー
ド、8・・・コード変換部、9・・切換回路、10・・
・符号化ROM。 11・・・符号化出力信号、13・・・制御回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)送受信側双方で同じ秘匿コードを使用して送信デ
    ータを秘匿コード化して伝送し、受信した秘匿コードは
    復号して秘匿通信するようにした秘匿通信システムにお
    いて、 送受信側双方に設けられ、それぞれ指定情報が変更可能
    であって当該指定情報により特定され使用されるように
    した秘匿コード変換用の複数種のコードブックと、 通信する一方の側に設けられ、通信開始に先駆けてこれ
    らのコードブックのうち、今回の通信に使用する一つを
    ランダムに選択すると共にその選択したコードブックの
    指定情報を相手側に送信する制御手段と、 通信する他方の側に設けられ、前記一方の側から送られ
    てきた前記指定情報に基づいて前記複数種のコードブッ
    クのうちの当該指定情報により指定される一つを選択す
    る選択手段と を具備して構成することを特徴とする秘匿通信システム
  2. (2)送受信側双方で同じ秘匿コードを使用して送信デ
    ータを秘匿コード化して伝送し、受信した秘匿コードは
    復号して秘匿通信するようにした秘匿通信システムにお
    いて、 それぞれ送受信側双方に設けられる使用秘匿コードの変
    換用の複数種のコードブックと、通信する一方の側に設
    けられ、通信開始に先駆けてこれらのコードブックのう
    ち、今回の通信に使用する一つをランダムに選択すると
    共にその選択したコードブックの指定情報と当該選択し
    たコードブックに基づいてコード変換した所定の確認情
    報を相手側に送信し、相手側からの応答情報の復元内容
    が所定の内容のとき、通信を可能にする制御手段と、 通信する他方の側に設けられ、前記一方の側から送られ
    てきた前記指定情報に基づいて前記複数種のコードブッ
    クのうちの当該指定情報により指定される一つを選択す
    る選択手段と、 該通信する他方の側に設けられ、前記一方の側から送ら
    れてきた前記確認情報を当該選択したコードブックで復
    号して得た復号情報に対して所定の演算処理を行い、そ
    の結果を前記選択したコードブックでコード変換してこ
    れを応答情報として前記通信する一方の側に伝送する手
    段と を具備して構成することを特徴とする秘匿通信システム
JP2259019A 1990-09-28 1990-09-28 秘匿通信システム Pending JPH04137840A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2259019A JPH04137840A (ja) 1990-09-28 1990-09-28 秘匿通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2259019A JPH04137840A (ja) 1990-09-28 1990-09-28 秘匿通信システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04137840A true JPH04137840A (ja) 1992-05-12

Family

ID=17328224

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2259019A Pending JPH04137840A (ja) 1990-09-28 1990-09-28 秘匿通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04137840A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001230769A (ja) * 2000-02-18 2001-08-24 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> パケット通信システムにおける送信端、受信端、暗号鍵同期システム
WO2008013212A1 (fr) * 2006-07-26 2008-01-31 Sony Corporation Système de communication et procédé de communication

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001230769A (ja) * 2000-02-18 2001-08-24 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> パケット通信システムにおける送信端、受信端、暗号鍵同期システム
WO2008013212A1 (fr) * 2006-07-26 2008-01-31 Sony Corporation Système de communication et procédé de communication
JP2008034971A (ja) * 2006-07-26 2008-02-14 Sony Corp 通信システムおよび通信方法、情報処理装置および方法、デバイス、プログラム、並びに記録媒体
JP4622951B2 (ja) * 2006-07-26 2011-02-02 ソニー株式会社 通信システムおよび通信方法、情報処理装置および方法、デバイス、プログラム、並びに記録媒体
US8837725B2 (en) 2006-07-26 2014-09-16 Sony Corporation Communication system and communication method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100642375B1 (ko) 통신 보안을 위한 시스템 및 방법
US5552897A (en) Secure communication apparatus and method
US5559888A (en) Secure information retrieval service (SIRS)
US6490687B1 (en) Login permission with improved security
US5402490A (en) Process for improving public key authentication
US5222136A (en) Encrypted communication system
US5883960A (en) Method of mobile unit registration and method of IC card registration for mobile communications system, and mobile unit, IC card, and IC card insertion type mobile unit implementing such methods
US6018583A (en) Secure computer network
JP2007006456A (ja) 受信装置、送信装置
KR20010039387A (ko) 분실된 이동 단말기에 내장된 데이터 보호 방법 및 이에 관한 기록매체
CN101853533B (zh) 用于楼宇门禁系统的密码设定方法和装置
CN1575578B (zh) 用于个人信息访问控制的方法和设备
US5588062A (en) Secure communication setup method
JP2004297814A (ja) ディジタルユーザー端末に用いるユーザー情報の認証と暗号化の管理
WO1996008756A9 (en) Secure computer network
JPH10242956A (ja) 秘話装置
CN100514999C (zh) 实现虚拟终端通信的方法、终端设备和通信系统
EP0018129B1 (en) Method of providing security of data on a communication path
US6111955A (en) Security in cellular telephones
JPH04247737A (ja) 暗号化装置
JPH04137840A (ja) 秘匿通信システム
WO2016204700A1 (en) System for secure transmission of voice communication via communication network and method of secure transmission of voice communication
JP2007525123A (ja) ユーザが記憶媒体上に暗号化形式により格納されているコンテンツにアクセスすることを認証するための装置及び方法
JPH0453326A (ja) 秘話装置
KR100348290B1 (ko) 단말기인증에관련된파라미터누출방지방법