JPH04136429A - 内燃機関の掃気室火災予知装置 - Google Patents
内燃機関の掃気室火災予知装置Info
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- JPH04136429A JPH04136429A JP25733590A JP25733590A JPH04136429A JP H04136429 A JPH04136429 A JP H04136429A JP 25733590 A JP25733590 A JP 25733590A JP 25733590 A JP25733590 A JP 25733590A JP H04136429 A JPH04136429 A JP H04136429A
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Landscapes
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野〕
本発明は２サイクル内燃機関の掃気室火災発生の予知装
置に関する。
置に関する。
従来技術では、本発明のようなものはなく、第１図にお
いて筒内圧発信器に、エンジン回転角度発信器１３が内
燃機関の筒内圧を計測する目的で設けられていたのみで
あった。なお掃気室火災対策としては、掃気室内に温度
計が設けられていた。
いて筒内圧発信器に、エンジン回転角度発信器１３が内
燃機関の筒内圧を計測する目的で設けられていたのみで
あった。なお掃気室火災対策としては、掃気室内に温度
計が設けられていた。
〔発明が解決しようとする課題］
ところが前記２サイクル内燃機関において、シリンダ内
での異常燃焼等により掃気ボート経由で掃気室に流入し
て堆積した燃料油やスラッジがシリンダ内の火災により
引火され、掃気室が火災になった場合、掃気室に設けら
れた温度計でこれを検出するのでは火災が発生してから
でなければ検出できない欠点があった。
での異常燃焼等により掃気ボート経由で掃気室に流入し
て堆積した燃料油やスラッジがシリンダ内の火災により
引火され、掃気室が火災になった場合、掃気室に設けら
れた温度計でこれを検出するのでは火災が発生してから
でなければ検出できない欠点があった。
本発明は前記従来装置の問題点を解消し、シリンダより
掃気ボート経由で掃気室に燃料油やスラッジが流入する
傾向並びにシリンダ内の火炎が掃気室へ流入する傾向を
早期に検出し、火災が発生する以前に掃気室火災を予知
する装置を提供するにある。
掃気ボート経由で掃気室に燃料油やスラッジが流入する
傾向並びにシリンダ内の火炎が掃気室へ流入する傾向を
早期に検出し、火災が発生する以前に掃気室火災を予知
する装置を提供するにある。
本発明の内燃機関の掃気室火災予知装置は、２サイクル
内燃機関の掃気行程において、筒内圧力Ｐ、と掃気室圧
力Ｐ２を常時計測して掃気室火災傾向判定器に入力し、
Ｐ＋＞Ｐｇとなると掃気室火災傾向が発生したものと判
定することを特徴としている。
内燃機関の掃気行程において、筒内圧力Ｐ、と掃気室圧
力Ｐ２を常時計測して掃気室火災傾向判定器に入力し、
Ｐ＋＞Ｐｇとなると掃気室火災傾向が発生したものと判
定することを特徴としている。
本発明の掃気室火災の予知装置によれば掃気行程におけ
る筒内圧力Ｐ１と掃気室圧力Ｐ２とを常時計測比較し、
Ｐ＋＞Ｐｚとなった時には掃気ボート経由で掃気室へ燃
料、排ガスのスラッジ及び火炎の流入があるものと判定
され、これにより掃気室の火災を予知することができる
。
る筒内圧力Ｐ１と掃気室圧力Ｐ２とを常時計測比較し、
Ｐ＋＞Ｐｚとなった時には掃気ボート経由で掃気室へ燃
料、排ガスのスラッジ及び火炎の流入があるものと判定
され、これにより掃気室の火災を予知することができる
。
以下第１〜４図を参照し本発明の一実施例について説明
する。
する。
第１図は実施例の計測装置図、第２図は正常燃焼時の筒
内圧と掃気圧力の相関図、第３図は異常燃焼時の同相関
図、第４図は掃気室火災傾向判定器内のフローチャート
図である。
内圧と掃気圧力の相関図、第３図は異常燃焼時の同相関
図、第４図は掃気室火災傾向判定器内のフローチャート
図である。
第１図において１はシリンダ、２はピストン、３はコネ
クチングロッド、４はクランク軸、５は掃気ボート、６
は掃気室、７は排気弁、８は過給機タービン、９は過機
ブロワ、１０はエンジン排気ガス、１１は給気、１２は
筒内圧発信器、１３はエンジン回転角度発信器、１４は
掃気室圧力発信器、１５ば掃気室火災傾向判定器である
。
クチングロッド、４はクランク軸、５は掃気ボート、６
は掃気室、７は排気弁、８は過給機タービン、９は過機
ブロワ、１０はエンジン排気ガス、１１は給気、１２は
筒内圧発信器、１３はエンジン回転角度発信器、１４は
掃気室圧力発信器、１５ば掃気室火災傾向判定器である
。
なお本発明で従来例に追設されるものは１２〜１５であ
る。
る。
次に前記実施例の作用について説明する。
爆発行程の終期に掃気行程となると排気弁７が開となり
、排ガスが流出しピストン２が下死点近くとなって掃気
ボート５が開となると、掃気室内の掃気１１が掃気ボー
ト５からシリンダ１内に流入するようになる。
、排ガスが流出しピストン２が下死点近くとなって掃気
ボート５が開となると、掃気室内の掃気１１が掃気ボー
ト５からシリンダ１内に流入するようになる。
これらの行程中のエンジン回転角度発信器１３、筒内圧
発信器１２、掃気室圧力発信器１４による計測値をグラ
フとしたものが、第２図及び第３図である。
発信器１２、掃気室圧力発信器１４による計測値をグラ
フとしたものが、第２図及び第３図である。
第２図はエンジンの燃焼が正常時の例であるが、この際
掃気行程に於ては、筒内圧が掃気室圧力より低いので、
第２図のように給気が掃気ボート５よりシリンダ１内へ
流入し、安全のうちに掃気が行われる。
掃気行程に於ては、筒内圧が掃気室圧力より低いので、
第２図のように給気が掃気ボート５よりシリンダ１内へ
流入し、安全のうちに掃気が行われる。
第３図は異常燃焼時の例である。シリンダ内に供給され
る燃料弁からの燃料噴霧が悪化すると、燃焼が遅れてア
フタバーンが起るため、掃気行程の初期の筒内圧が掃気
室圧力より高い現象が発生する。この時にはシリンダ１
内の燃料、排気ガススラッジ、火炎が掃気室内に逆流し
掃気室火炎の原因となる。
る燃料弁からの燃料噴霧が悪化すると、燃焼が遅れてア
フタバーンが起るため、掃気行程の初期の筒内圧が掃気
室圧力より高い現象が発生する。この時にはシリンダ１
内の燃料、排気ガススラッジ、火炎が掃気室内に逆流し
掃気室火炎の原因となる。
従って、掃気行程に於て、筒内圧が掃気室圧力より高い
状態となる時を検出する第４図のようなフローチャート
を内蔵した、掃気室傾向判定器１５に筒内圧と掃気室圧
力を入力して判定すれば、掃気室火災を予知することが
できる。
状態となる時を検出する第４図のようなフローチャート
を内蔵した、掃気室傾向判定器１５に筒内圧と掃気室圧
力を入力して判定すれば、掃気室火災を予知することが
できる。
本発明に係る内燃機関の掃気室火災予知装置により、掃
気行程中の２サイクル機関の筒内圧Ｐ１と掃気室圧Ｐ２
とを比較検討し、Ｐ、＞Ｐｇとなる時期を検出すれば、
掃気室で火災が発生する前に掃気室火災発生傾向を検出
することができる。
気行程中の２サイクル機関の筒内圧Ｐ１と掃気室圧Ｐ２
とを比較検討し、Ｐ、＞Ｐｇとなる時期を検出すれば、
掃気室で火災が発生する前に掃気室火災発生傾向を検出
することができる。
第１図は実施例の計測装置図、第２図は正常燃焼時の筒
内圧と掃気室圧力の相関図、第３図は異常燃焼時の同相
関図、第４図は掃気室火災傾向判定器のフローチャート
図である。 ６・・・掃気室、１２・・・筒内圧発信器、１３・・・
エンジン回転角度発信器、１４・・・掃気室圧力発信器
、１５・・・掃気室火災傾向判定器。 下死点 圧力 第 図
内圧と掃気室圧力の相関図、第３図は異常燃焼時の同相
関図、第４図は掃気室火災傾向判定器のフローチャート
図である。 ６・・・掃気室、１２・・・筒内圧発信器、１３・・・
エンジン回転角度発信器、１４・・・掃気室圧力発信器
、１５・・・掃気室火災傾向判定器。 下死点 圧力 第 図
Claims (1)
- ２サイクル内燃機関の筒内圧検出器、掃気室圧力検出器
及び掃気行程を計測する装置を設けると共に、掃気行程
中に筒内圧が掃気室圧力より高くなる時を検出する手段
を有してなる内燃機関の掃気室火災予知装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25733590A JPH04136429A (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | 内燃機関の掃気室火災予知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25733590A JPH04136429A (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | 内燃機関の掃気室火災予知装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04136429A true JPH04136429A (ja) | 1992-05-11 |
Family
ID=17304935
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25733590A Pending JPH04136429A (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | 内燃機関の掃気室火災予知装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04136429A (ja) |
-
1990
- 1990-09-28 JP JP25733590A patent/JPH04136429A/ja active Pending
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