JPH04136140U - プライバシー・テーブル - Google Patents

プライバシー・テーブル

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JPH04136140U
JPH04136140U JP5162691U JP5162691U JPH04136140U JP H04136140 U JPH04136140 U JP H04136140U JP 5162691 U JP5162691 U JP 5162691U JP 5162691 U JP5162691 U JP 5162691U JP H04136140 U JPH04136140 U JP H04136140U
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person
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visually
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JP5162691U
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渉 谷口
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  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数人用のテーブルを利用する客に、各人の
専用し得る表面領域を視覚的に識別させ、他の表面領域
に荷物等を置かないようにすると共に,相席する際の心
理的抵抗感を緩和または解消させるテーブルを提供する
ことを目的とする。 【構成】 複数人用のテーブルの表面12に、予め設定
された各人の専用し得る表面領域12a〜12dを他の
各人の専用し得る表面領域から視覚的に識別する識別手
段18,20a〜20dを設ける。 【効果】 複数人用のテーブル表面には、予め設定した
一人分の専用表面領域が他の各人の専用表面領域と視覚
的に識別できるように模様等が施されているので、この
テーブルの利用者は、自分の専用表面領域を越えて、他
の専用表面領域に荷物等を置くことを心理的に行いにく
い。また、複数人用のテーブルを先に使っている客がい
ても、後から来た客は自らの専用し得る表面領域が識別
手段によって明確となっているので、相席に着く際の心
理的抵抗感を緩和、解消し、容易に相席ができ、この結
果、このテーブルは有効に利用されることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本考案は、テーブルに関し、例えば、飲食店等において使用するのに好適なテ ーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】
飲食店などでは、一人用のテーブルを置いてあるところもあれば、二人以上の グループ客を迎えるために複数人用のテーブルを置いてあるところもある。この 複数人用のテーブルの場合には、定員が予め決められている。ところで、この複 数人用のテーブルは、定員どおりの人数の客に常時使用されるとは限らず、定員 以下の客によって使用されることもある。店の利用者が少ないときは、定員以下 の人数の客によって複数人用のテーブルが使用されることは差し支えないが、混 雑する時間帯は相席をして定員の人数で使用しなければ、テーブルを使用できな い者がでてくるという事態が生じる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、先客がいるテーブルに後からきた客が入り込むのは気兼ねすることで あるし、まして、空いているテーブル表面に先客の荷物があれば、その荷物をど けてまで入り込むのはなおさら気兼ねする。このため、一般に、後から来た客は 相席を避けようとする。すなわち、飲食店を利用しようとする者は、先客がいる テーブルしか空いてないときは、その店の利用を諦めることがある。この結果、 複数人用のテーブルには空席ができるので、テーブルの有効利用が図れない。
【0004】 一方、従業員の立場からすれば、客に相席を促したり、テーブル表面に置いた 先客の荷物の移動を依頼するには勇気がいるし、気兼ねのする仕事でもある。
【0005】 相席を抵抗なくできるようにするために衝立などによって一人で専用できるテ ーブル表面領域を物理的に区切るとすれば、一人の客だけのときは一人で専用で きる表面領域が明確になるので都合はよいが、グループ客にとっては、このよう な衝立は会話の邪魔になるし、目障りでもある。
【0006】 本考案の目的は、利用者どうしの相席がスムーズに行え、有効利用ができると ともに、グループ客にとっては、コミュニケーションがスムーズに行える使い易 いテーブルを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的は、テーブル表面に、予め設定された各人の専用表面領域を他の各人 の専用表面領域から視覚的に識別する識別手段を設けることによって達成するこ とができる。
【0008】 この識別手段としては、各人の専用表面領域の境界を形成する線、輪郭、凹凸 、などがある。また、各人の専用表面領域に、異なる木目、異なる模様、異なる 色彩、異なる材質を施して識別手段としてもよい。さらに、境界を形成する線等 と、異なる木目等とを結合させたものを識別手段として用いてもよい。
【0009】 なお、テーブルの表面に、異なる木目、模様等を直接施すことが必須ではなく 、前記識別手段を施したテーブルクロスを準備して、このテーブルクロスでテー ブルを覆ってもよい。
【0010】
【作用】
本考案に係る複数人用のテーブルの表面には、各人の専用表面領域を視覚的に 識別するための境界や、異なる木目、模様等の識別手段が設けられているので、 このテーブルの利用者は自らの専用し得る表面領域を認識させられる。その結果 、この専用表面領域からはみ出して荷物などを置くことを心理的に抑圧され、相 席を認めざるを得ない心理状態になる。
【0011】 また、この複数人用のテーブルに先客がいても、後から来た客は、自らが使用 できる専用表面領域が識別手段によって明確となっているので、相席に着く際の 心理的抵抗感を緩和、解消でき、容易に相席をすることができる。
【0012】 従って、テーブルの利用者である客は、自ら互いに抵抗なく相席をするので、 店の従業員は客に相席を促す必要はない。
【0013】 さらに、テーブル表面は衝立などで物理的に区分けされておらず、単に、平面 的な識別手段が存在するだけなので、グループできた客は会話などのコミュニケ ーションを障害なく行える。
【0014】
【実施例】
以下、添付図面に記載された実施例を参照しながら、本考案をより詳しく説明 する。図1は、本考案の第1実施例に係るテーブル10を示す斜視図である。
【0015】 図1に示した第1実施例においては、テーブル10は4人用に設計されている 。このテーブル10は、テーブル表面12を有するテーブル板14と、4本の脚 (そのうちの3本、16a,16b,16cだけを図示した)とを備えている。 そして、テーブル表面12には、4つの予め設定された各人の専用し得る表面領 域12a,12b,12c,12dを視覚的に識別可能な識別手段が設けられて いる。本実施例では、この各人の専用表面領域12a〜12dを視覚的に識別す る識別手段として、4つの表面領域12a〜12dの境界線に溝18を形成する と共に、各表面領域ごとに異なる向きに木目(模様)20a,20b,20c, 20dを施している。また、斜線で示す各表面領域12a〜12dの縁22を着 色して、各表面領域12a〜12dをさらに明確にしてもよい。
【0016】 これらの木目20a〜20dは、それぞれの表面領域を視覚的に識別できるも のであればよく、例えば、木目の種類を変えたり、木目の配置を変えてもよい。 また、4つの表面領域12a〜12dにそれぞれ異なる色彩を施すことにより、 互いに他の表面領域と視覚的に識別されるようにしてもよい。また、4つの表面 領域12a〜12dのそれぞれの境界付近だけに、異なる模様、色彩等を施し、 互いに他の表面領域と視覚的に識別されるようにしてもよい。さらには、4つの 表面領域12a〜12dを形成する材料の材質を、例えば、木製、ステンレス製 、プラスチック製、硝子製などにしてもよい。
【0017】 また、図1に示した実施例では溝18を用いたが、溝18の代わりに、突条の 境界線を形成してもよい。また、もっと簡単にするには、テープなどを用いて前 記4つの領域の境界を明確にしてもよい。
【0018】 また、本実施例では、溝18と模様20a〜20dとを併用したが、いずれか 一方だけを用いて、4つの表面領域12a〜12dが互いに他の表面領域と識別 されるようにしてもよい。
【0019】 なお、4つの表面領域12a〜12dのうち、12aと12dとを同じ模様等 にしてもよく、また、12bと12cとを同じ模様等にしてもよい。
【0020】 次に、このテーブル10の視覚的作用について説明する。
【0021】 前述したように、この4人用テーブル10のテーブル表面12には、一人分の 専用表面領域が予め設定され、各人の専用し得る表面領域12a〜12dを溝1 8、異なる模様20a〜20dなどの識別手段によって、互いに他の表面領域と 視覚的に識別するようにしてあるので、このテーブル10を利用しようとする客 は、テーブル表面12を見ただけで、自分が専用できる表面領域を認識させられ る。従って、利用者は自分が専用できる表面領域(例えば、12a)以外の他の 表面領域(12b,12c,12d)に荷物等を置き、他の利用者が専用すべき これら他の表面領域を自らが専用することは心理的に行いにくい状態となる。そ のため、一人で来た利用者が複数人用(本実施例では4人用)のテーブルを利用 する場合であっても、その利用者は一人分の表面領域しか専用しないので、他の 表面領域は空いたままであり、かつ、前記識別手段よって、他の表面領域は明確 に識別されるようになっている。
【0022】 従って、複数人用のテーブルに先客がいても、後から来た利用者は、自らが専 用し得る表面領域を識別手段によって明確とできるので、相席に着く際の心理的 抵抗感を緩和、解消することができ、容易に相席できる。この結果、複数人用の テーブルは定員の人数で使用されるので、テーブルの有効利用が図れる。
【0023】 次に、図2に示された第2実施例について説明する。図2は本考案の第2実施 例に係る円形テーブル30を示す斜視図である。
【0024】 図2に示す実施例の円形テーブル30は8人用に設計されている。このテーブ ル30は、テーブル表面32を有するテーブル板34と、4本の脚(そのうちの 3本、36a,36b,36cだけを図示する)とを備えている。そして、テー ブル表面32には、8つの予め設定された各人の専用し得る表面領域32a,3 2b,32c,32d,32e,32f,32g,32hを視覚的に識別可能な 識別手段が設けられている。
【0025】 この識別手段として、本実施例では、各表面領域に、円周方向に交互に異なる 着色をした。すなわち、表面領域32a,32c,32e,32gは同一の色彩 であり、一方、表面領域32b,32d,32f,32hは、32a等とは異な る色で着色された同一の色彩である。なお、図2では、この色彩を破線と実線と によって区別して示す。図2においては、各表面領域32a〜32hを明確に示 すために、境界線38a,38b,38c,38d,38e,38f,38g, 38hを示しているが、実際には、このような境界線38a〜38hを施さなく てもよい。
【0026】 表面領域32a〜32hに着色した色は、互いに他の領域と視覚的に識別でき る色であればよい。また、着色する代わりに、異なる模様等を施してもよい。ま た、8つの表面領域に、それぞれ異なる8種類の色彩や模様を施してもよい。ま た、各表面領域の材質を変化させるなどして、一つの表面領域が互いに他の表面 領域と視覚的に識別できるようにしてもよい。
【0027】 なお、第1実施例および第2実施例はともに、テーブル表面に模様等を直接施 したが、同様の模様を施したテーブルクロスでテーブル表面を覆うことによって 、同様の効果を得ることができるものであり、斯る態様も本考案の技術的範囲に 属するものである。
【考案の効果】
本考案によれば、複数人用のテーブル表面には、予め設定した各人の専用表面 領域と他の各人の専用領域とを視覚的に識別するように、異なる模様等の視覚的 識別手段が施されているので、このテーブルの利用者は、自分の専用し得る表面 領域を越えて、他の専用表面領域を専用することを心理的に抑圧される。また、 複数人用のテーブルに先客がいても、後から来た客は自らの専用し得る表面領域 が識別手段によって明確となっているので、相席に着く際の心理的抵抗感を緩和 、解消できる。従って、本考案に係るテーブルを利用する先客の利用者は、相席 となることを心理的に容認させられるとともに、後から来た利用者は、このテー ブルに容易に相席して利用することができるので、テーブルの空席が減少し、テ ーブルの有効利用が図れるという効果がある。 また、グループ客にとっては、テーブル表面に平面的な識別手段があるだけな ので、会話等のコミュニケーションを障害されずに、快適にこのテーブルを利用 することができる。 また、従業員は客に対し、相席の依頼等をする必要はなく、余分な気兼ねをす る仕事に注意を払わなくてもよい。そして、本来の仕事であるサービスの提供に 集中できる。 また、経営者は、この複数人用のテーブルを使用することによって、従業員が 厭がる気兼ねをする仕事を強制する必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、第1実施例に係るテーブルを示す斜視
図である
【図2】図2は、第2実施例に係るテーブルを示す斜視
図である
【符号の説明】
10;30 テーブル 12a〜12d;32a〜32h 各人の専用領域 18 溝(識別手段;画定手段;分割手段) 20a〜20d 異なる模様(識別手段;画定手段;分
割手段)

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面を有する複数人用のテーブルにおい
    て、前記表面に、予め設定された各人の専用表面領域を
    他の各人の専用表面領域から視覚的に識別するための識
    別手段を設けたことを特徴とするテーブル。
  2. 【請求項2】前記識別手段は、前記各人の専用表面領域
    の境界を形成する線、輪郭、凹凸、若しくは前記各人の
    専用表面領域に施された異なる木目、異なる模様、異な
    る色彩、異なる材質、又はこれらの結合からなることを
    特徴とする請求項1記載のテーブル。
  3. 【請求項3】複数人が使用可能な表面を有するテーブル
    において、各人の使用可能な表面領域を視覚的に画定す
    る画定手段を設けたことを特徴とするテーブル。
  4. 【請求項4】複数人が使用可能な表面を有するテーブル
    において、前記表面を、各人の使用可能な表面領域ごと
    に視覚的に分割する視覚的分割手段を設けたことを特徴
    とするテーブル。
JP5162691U 1991-06-07 1991-06-07 プライバシー・テーブル Pending JPH04136140U (ja)

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JP5162691U JPH04136140U (ja) 1991-06-07 1991-06-07 プライバシー・テーブル

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5635079U (ja) * 1979-08-27 1981-04-06
JPS5915661U (ja) * 1982-07-20 1984-01-30 三菱電機株式会社 連節踏段エスカレ−タ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5635079U (ja) * 1979-08-27 1981-04-06
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