JPH04135404A - 種子 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業−１−の利用分野） この発明は、種子に関する。

（従来の技術） 火熱の種子を滅菌液に浸漬する手段が行なわれている。

（この発明が解決しようとする問題点）しかしながら、
種子を浸漬するだけでは雑菌が入り易く、そのために発
芽障害を生じる場合がある。

（問題点を解決するための手段） この発明は、発芽の促進を図れる種子を提供するもので
あって、つぎの技術的手段を講じた。

すなわち、種皮に設けた亀裂から抗菌剤と発芽促進剤を
注入してなる種子とする。

（作用） まず、用意した種子の種皮に適宜の手段でもって亀裂を
入れる。そして、この亀裂部から抗菌剤と発芽促進剤を
注入する。

（効果） 抗菌剤の抗菌作用と発芽促進剤の発芽促進作用により、
種子への雑菌の侵入を防止し、また発芽を早めることが
できる。

（実施例） 以１・、この発明の一実施例を図面に基づいて説明する
。

まず、その構成について説明すると、１は火熱の種子（
例えばメロン、スイカ等）であって、種皮２に亀裂３を
設けている。なお、該亀裂３を設ける手段としては、イ
ンペラ型判すり機の回転数を低くする衝撃方法、籾すり
機の脱惇ロールのロール間隙を広くして回転数を低くす
る抑圧方法等が考えられるが、亀裂を発生できるもので
あれば手段を問わない。

つぎに、その作用について説明すると、まず、種子１の
種皮２に亀裂３を設ける。そして、この亀裂３を生じた
亀裂部から抗菌剤（例えば、商品名カルファＡ　Ｔ）と
発芽促進剤（例えば、商品名バイオブリッド）を注入す
る。そして、注入した抗菌剤は亀裂３からの雑菌の浸入
を阻止するので病気の発生を防止できる。また、この亀
裂３から水分が入り易くほぼ一斉に発芽する。

したがって、育苗作業においては、育苗Ｈ数が減少し経
費を少なくでき、また苗を機械植えする場合や接木を行
なう場合に非常に有効である。そして、雑菌の浸入防止
により種子の貯蔵性も向上できる。

【図面の簡単な説明】

図は、この発明の一実施例を示すものであって、第１図
は種子の平面図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 種皮に設けた亀裂から抗菌剤と発芽促進剤を注入してな
   る種子。