JPH04131238A - 型押し拭きとり化粧面被覆材及びその製作方法 - Google Patents

型押し拭きとり化粧面被覆材及びその製作方法

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JPH04131238A
JPH04131238A JP24858290A JP24858290A JPH04131238A JP H04131238 A JPH04131238 A JP H04131238A JP 24858290 A JP24858290 A JP 24858290A JP 24858290 A JP24858290 A JP 24858290A JP H04131238 A JPH04131238 A JP H04131238A
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cosmetic
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polyvinyl chloride
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JP24858290A
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English (en)
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Harold Balmer Richard
リチヤード・ハロルド・バルマー
Dees Martin Jr
マーテイン・デース・ジュニア
Frank Gustav Drout
フランク・ガスタブ・ドロート
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Armstrong World Industries Inc
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Armstrong World Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は1表面被覆製品及びそのような表面被覆製品を
作る方法に関するものである。特に1本発明は基布、前
記基材を事実上覆う第1の溶融ポリ塩化ビニル(PVC
)層、及び前記第1の層に埋め込まれて一部分前記第1
の層を覆うか又は前記第1の層を事実上覆いかつ前記第
1の層に埋め込まれた一部分を有するかのいずれかのチ
キソトロピー性材料の第2の層を有する表面被覆製品に
関するものである。前記第1の層に埋め込まれた前記第
2の層の部分は複数の離散突起要素である。
〔従来の技術〕
ジャパン(Chavannes)ほかの米国特許筒2.
587594号がプラスチック化粧板状晶を作る工程を
開示している。結果として生じた品物はフィルムの下側
領域に埋め込まれた対照をなす色付き部分を持っている
。しかし、フィルムの下側領域を前記対照をなす色付き
材料で完全に満たすという教示又は示唆がない。
ジャパンほかはまた。対照的色付き物質を型押し担体に
塗布し、担体の高い点をかき落し、かき落した担体の上
に少なくとも1層のフィルムを形成し、フィルムと対照
的色付き物質を融合させ、担体をはぎとることによって
、フィルムの高い領域に離散対照的色付き部分を形成す
る方法を教示している。しかし、そのような方法は、フ
ィルムの高い部分に対照的離散要素を生じさせる。
ヤング(Young)の米同特許第1.873.098
号は、自動車マット材料のうねの間の溝を塗装する方法
を教えている。溝は揮発性溶媒を大きな割合で含むペン
キで満たされ、マット材料は、ゴムナイフでかき取られ
てペンキを乾燥できるようにする。このペンキは、大き
な割合の揮発性溶媒を含んでいるので、それが蒸発する
とき所望の薄さのフィルムがうねの底と側面を覆ってつ
く。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は溶融ポリ塩化ビニル材料の層と硬化透明又は半
透明のチキソトロピー性プラスチック材料の層とを有す
る表面被覆製品を形成する方法を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によれば、チキソトロピー性プラスチック材料の
層は、溶融ポリ塩化ビニル材料の層の中に伸び込んでい
る少なくとも一つの離散要素又は溶融ポリ塩化ビニル材
料の層全事実上覆い溶融ポリ塩化ビニル材料の層の中に
伸び込む少なくとも一つの離散要素を有するチキソトロ
ピー性材料の層のいずれかを持っている。第2の層は事
実上−定の断面を有する複数の離散幾何的要素を持って
いるのが好ましい。さらに好ましいのは離散要素は、網
点模様意匠を形成する円筒形、又は断面が矩形もしくは
正多角形又は格子模様を形成する横縞形であることであ
る。第2の層が第1の層を事実上覆うとき、離散要素は
、チキソトロピー性材料の層を通して現れる。チキソト
ロピー性材料は表面被覆に異なる装飾効果を与え摩耗特
性を向上させるために石英又は真珠光沢のある染料など
の固体粒子を含んでいてもよい。
本発明の方法は1)ポリ塩化ビニル材料、好ましくは粒
状材料、の層を基材の表面に形成すること、2)ポリ塩
化ビニル材料全溶融すること、3)基材に向かい合った
ポリ塩化ビニル材料の表面にくぼんだ領域を形成するた
めにポリ塩化ビニル材料を型押しすること、4)透明又
は半透明のチキソトロピー性プラスチック材料をポリ塩
化ビニル材料の表面に付けて、それによってへこんだ領
域をチキソトロピー性材料で満たし、かつ粒状材料のへ
こんでいない表面をチキソトロピー性材料のフィルムで
事実上覆うこと、5)チキソトロピー性材料のフィルム
の少なくとも一部分を拭き取ること及び6)チキソトロ
ピー性材料を硬化させることを含んでいる。
好ましくはポリ塩化ビニル材料は、多数の離散くぼみを
形成するように機械的に型押しされることである。くぼ
みの深さは、溶融粒状材料の厚さの約80ないし90%
であるのが好ましく、くぼみは、ポリ塩化ビニル材料の
表面積の約10ないし50%を覆っている。一つの実施
例においては。
底に達しないのが好ましい。もう一つの実施例において
は、型押し型が底に達するのが好ましい。
ポリ塩化ビニル材料は同時に溶融されて型押しされても
よく、基材を取除いてもよい。へこんだ領域の間のポリ
塩化ビニル材料の表面にあるチキソトロピー性材料を完
全に拭き落としてもよいし又は最小の厚さ又はかなシの
厚さのフィルムをへこんだ領域の間の領域に残してもよ
い。
〔実施例〕
第1図は本発明の方法から生ずる本発明の一つの実施例
を示している。基材2が溶融ポリ塩化ビニル材料4の層
で覆われている。ポリ塩化ビニル材料はポリ塩化ビニル
又は塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体などの塩化ビニル
樹脂粒子を可塑剤。
安定剤及び所望ならば発ぼう剤、ステンシルビニル微粉
材料、液体プラスチゾル、又は溶融プラスチゾルのチッ
プの適当量との混合物の形に混合する既知の方法によっ
て形成されたドライブレンドであってもよい。溶融ポリ
塩化ビニル材料の層は。
基材を事実上覆い、基材に接合される。しかし。
プラスチゾルのスミャ層がポリ塩化ビニル材料を塗る前
に基材に塗られる場合、基材はポリ塩化ビニル材料を溶
融したのちに取除くことのできる取外し可能な裏当てで
あってもよい。ぐぼみ6の領域は基材に向かい合ったポ
リ塩化ビニル材料の表面の中に好ましくは機械的型押し
によって型押しされる。
透明又は半透明のチキソトロピー性プラスチック材料8
の層がポリ塩化ビニル材料の層を事実上覆う。チキソト
ロピー性材料の層はポリ塩化ビニル材料のくぼみの領域
の間の実質上の厚さを持っている。チキソトロピー性材
料の離散要素10がポリ塩化ビニル材料内のくぼみの領
域を満たす。
離散要素が示されているが、チキソトロピー性材料の層
は、型押しされた模様が持上がったポリ塩化ビニルの離
散領域を作る単一の連続のくぼみである場合に形成され
るような単一の要素であってもよい。
用語「要素」は溶融ポリ塩化ビニル材料の層の中に伸び
込むチキソトロピー性材料の層の厚さの増えた領域を含
むように考えられている。ポリ塩化ビニル材料の層に隣
接したチキソトロピー性材料係面との界面にある要素の
断面積は、要素がドーム形に反転されるように界面から
間隔を離した場所にある要素の断面積より大きくてもよ
い。
チキソトロピー性材料がくぼみの間の領域から事実上拭
き取られるとき、離散要素は表面被覆製品の上面がすシ
減るにもかかわらず、デザイン模様が一定のままである
ように事実上一定の断面積を持っているのが好ましい。
第1図の実施例を作る方法を実施する装置が第2図に略
図の形で示されている。基材2はロール12から巻きほ
ごされる。ロール塗工機14がプラスチゾルの0.08
11Iの湿潤スミャ被覆を塗布する。スクリードロール
16は手段18によって基材に付着させられるポリ塩化
ビニル材料の皮膜4を平らにする。基材とポリ塩化ビニ
ル材料の層は炉20i通過してポリ塩化ビニル材料を溶
かす。
ポリ塩化ビニル層は22においてくぼみ6の領域を形成
するように型押しされる。チキソトロピー性材料はスキ
ージ−24で付けられる。余分のチキソトロピー性材料
は26において拭き取られて薄いフィルム28を残す。
そのあとでチキソトロピー性材料は、硬化され、溶融ポ
リ塩化ビニル材料に接着されて、基材が取除かれてもよ
い。用いる材料の種類に従って、異なる形式の装置を選
んでもよい。例えば、スクリードロール16がポリ塩化
ビニル材料の皮膜4を形成するようにドライブレンドを
平らにするのに用いられた。しかし、ポリ塩化ビニル材
料がステンシルビニル混合物であれば、ベツグローラを
選ぶであろう。
ポリ塩化ビニル材料を溶融して型押しする段階を一つの
段階に結合してもよい。好ましいのは、ドライブレンド
ポリ塩化ビニル材料を溶融し1次にくぼみの離散、領域
を形成するように機械的に型押しすることである。
ポリ塩化ビニル材料がステンシルビニル混合物であると
き1粒状ポリ塩化ビニル材料を型押ししてチキソトロピ
ー性材料を塗布して拭いたのちに、粒状材料皮膜を溶融
する前に1粒状ポリ塩化ビニル材料を焼結するのが好ま
しい。この方法によって、チキソトロピー性材料は、そ
れが液体プラスチゾルであれば特に、へこんだ領域を満
たすだけでなく、ステンンルビニル微粒材料の間の隙間
をも満たすことができる。ポリ塩化ビニル材料がステン
シルビニル混合物であるとき、チキソトロピー性液体プ
ラスチゾルを脱気することが重要である。
一つの好ましい実施例において、くぼんだ領域の間のポ
リ塩化ビニル材料の領域についているチキソトロピー性
材料の一部分だけが拭き取られるので、約0. OO2
54龍(0,o o O1インチ)ないLo、508關
(0,020インチ)のフィルムがへこんだ領域の間の
領域を覆うようになる。好ましくは、チキソトロピー性
材料の厚さが約0.00254ないし0.127朋(0
,OOO1ないしO,OO5インチ)であることである
普通には、溶融ポリ塩化ビニル層は、約1.91+u+
(0,075インチ)で好ましくは約1.401111
(0,055インチ)の最大厚さを持っている。代表的
フェルト裏当ては、約2.16 m (0,085イン
チ)ないし2.29 mm (0,090インチ)の厚
さを有する表面被覆をもたらす約0.761111(0
,030インチ)の厚さを持っている。
もう一つの好ましい実施例において、へこんだ領域の間
のポリ塩化ビニル材料の領域についているチキソトロピ
ー性材料は、完全に拭き取られ、本願出願人による米国
特許願第167.497号の化粧面被覆製品を形成する
。この実施例は、ポリ塩化ビニル材料がチキソトロピー
性材料を塗布する前に溶融されたドライブレンド又はプ
ラスチゾルである場合に生ずる。
一つの好ましい実施例において、チキソトロピー性材料
は、ステンシルビニル微粉材料のくぼんだ領域の間の領
域を事実上完全に拭き取られる。
しかし、ステンシルビニル微粉材料の表面はいくらか不
規則なので、くぼみの領域の間のチキソトロピー性材料
のフィルムのすべてが拭き取られないことがある。実際
には、最小の厚さのチキントロピック材料の層がステン
シルビニル構成を事実上覆っている。
基    材 本発明は、用いる基材によって左右されるとは考えられ
ない。むしろ1表面被覆分野において通常用いられる基
材のすべてを本発明の実施に用いることができると考え
られる。
基材又は裏当て板は強くて耐久性があり、柔軟な材料で
構成されるべきである。織られてもよいし、フェルトに
作られてもよいし又は合成若しくは天然の柔軟な材料の
一枚板であってもよい。従来の柔軟な床張り裏当ては、
フェルトにされた繊維のウェブである。フェルトは、一
般に結果として生ずるシートの厚さが床及び壁を被覆す
るのに通常用いられるもの、すなわち0.511ml 
(0,02インチ)ないし2.03翼11(0,08イ
ンチ)である長網抄紙機又は円筒形抄紙機を用いて作ら
れる。
用いられる繊維材料は、通常、セルローズでできている
が、他の繊維を、鉱物及び動物から取ったものを含めて
、用いることができる。セルローズ質材料の源は、木綿
又は他のぼろ材料、砕木及び化学パルプ、紙1箱、又は
それらのあらゆる割合での混合物を含むことができる。
ウェブはまた木粉などの充てん材を含むことができる。
フェルトは、瀝青質の材料で含浸することによって水に
対する抵抗を強くし、かつ向上させることができる。多
くの瀝青質材料がプリント表面被覆材の生産において含
浸剤としてよく知られ、石油のアスファルト又はタール
及び動物又は野菜から生じたやに残留物を含んでいる。
これらの材料は通気、蒸気蒸留などの処理によって満足
に用いられるための軟化点又は粘度の所望の物理的性質
を得るように処理することができる。
含浸剤は、フェルトシート全体を通じて−様に分散され
る必要がある。これはある程度まで含浸処理槽の中で圧
力ロールを用いる含浸処理技術によって制御できる。含
浸剤が−様に分散されていない場合は、フェルトの片面
に隣接した材料の濃度が高くなることによってふくれが
しばしば起ることがある。
含浸裏当てシートを用いる場合、それは通常−つ以上の
シールコート例えばラッカー、を装飾意匠を印刷する前
に塗られる。シールコートは、フェルトの色をおおい隠
し、含浸剤が摩耗層を通してにじみ出して摩耗層にしみ
を付けるのを防止する望ましい機能を行い、かつそのほ
かに印刷のためのベースとして滑らかな−様な表面を作
る。
印刷表面被覆材のだめの裏当てとして普通に用いられる
型のフェルトシートがフェルト製作装置における非一様
性のためにわずかな表面の凸凹を持つ類句がある。フェ
ルトシートはまた多数の小さな突き出た繊維を示す。シ
ールコートはこれらのすべての凸凹を隠すように設計さ
れる。必要なシールコートの合計厚さは1通常は、約0
025龍ないし約0.305 IImである。この厚さ
は、単一の厚い皮膜又は何枚かの重ね合わせた薄い皮膜
を用いて作ることができる。柔軟なドクタローラの適用
などのコーティングの従来の技術を用いることによって
、所望の厚さを2枚以上の皮膜を用いることによって作
る。多重皮膜の使用はまた繊維から成る裏当てに直接付
けられたシールコートを瀝青質の含浸剤の移動を最適に
封じるように設計でき、かつ一番上のシールコートをポ
リ塩化ビニル表面の摩耗層に最適に付着させるように設
計できるので、摩耗表面層を裏当てに最適に接着するの
を促進するのに望ましい。
たしかに1本発明は、どんな方法でも基材の選択によっ
て制限されるということが想像されない。
実際には、ある種類の基材が通常処理における必要な機
械的強さを与えるために必要であるが、はがすことので
きる剥離担体が用いられている表面被覆がよく知られて
いる。次にそのような剥離担体を最後の溶融処理に続い
て生ずる表面被覆製品から取除くことができる。このよ
うな剥離可能な基材は本発明の範囲内にある。
従って利用できる基材の中の選択を製作の便利さ又は最
終製品の物理的性質などの幾つかの基準に基づいて行う
べきである。
ポリ塩化ビニル層は乾燥砂又は水と砂の混合物又はプラ
スチゾルなどの液体の流れ方のようにして流れることの
できるすべての小さな粒子の樹脂材料構造を記載するの
に用いられる広い意味の用語である。粒状材料の一つの
形式は、その粒状材料が可塑剤を多量に含むプラスチゾ
ルポリ塩化ビニル樹脂材料であるプラスチゾルスラリで
ある。
粒状材料のもう一つの形式は、粒状材料が可塑剤を樹脂
の中に吸収したビニル樹脂粒子で形成されている例1に
おいて用いたような典型的なドライブレンドである。粒
状材料のもう一つの形式は、粒状材料が一部分可塑化さ
れたポリ塩化ビニル充てん粒子で形成されている例2の
ステンンル混合物である。粒状材料をドライブレンド、
ステンシル混合物5右英、又は他の充てん材で形成でき
る。
ポリ塩化ビニル材料の構成は、本願でそれを用いるだめ
の重要な特徴ではない。ポリ塩化ビニル材料が小さな粒
子で形成された粒状材料であるということ及び粒子が多
数の異なる色で着色されていることが好ましい。粒状材
料がゲル化又は溶融したすりつぶしプラスチゾルチップ
であってさえもよい。ポリ塩化ビニル層は溶融したプラ
スチゾルであってもよい。
本発明は溶融ポリ塩化ビニル材料の層と適用されるチキ
ソトロピー性プラスチック材料のレオロジカル特性の組
合せによって可能にされる。複刃スキージ−のような塗
工方法論の場合、擬似塑性チキソトロピー性材料を溶融
ポリ塩化ビニル材料の上に普通は通常の印刷インクの厚
さを超える厚さで付着させることができる。この材料の
性質のために、塗工後の横方向の流れを制御するか又は
事実上なくすことができる。
チキソトロピック材料が二重のレオロジカル挙動を示す
、すなわち低いすり応力を受けている系に対して高粘度
を示し、高いすり応力を受けている系に対しては低い粘
度を示す材料である。溶融シリカ及び沈降シリカが多分
最もしばしば用いられるチキントロピック材であるが1
種々の無機材料及び有機材料が極〈微小粒子、有機物親
和性クレーなどの無機材料及び高置換ソルバトールス又
はカルシウム/有機錯体などの有機材料含めて使用でき
ると知られている。デグツサ・カンパニから商品名ニア
ロジカル200として市販されている燻化ケイ酸塩を用
いてもよい。
樹脂ペースト系へ加えられるこのような材料の量は、結
果として生ずる系のチキソトロピー性質及び種々の割合
のすり応力を受けているときの粘度を決める。このよう
な性質はプラスチゾルの横の流れを決める。
種々の樹脂質材料を本発明におけるチキソトロピック材
料として用いてもよく、これらはポリ塩化ビニル樹脂が
有効に用いられたが、事実上任意の有用な樹脂プラスチ
ゾルを含んでいる。
本発明における耐摩耗材料として有用であるためには、
チキソトロピー性材料は、摩耗性質を有する固体粒子を
含む必要がある。そのような粒子は1石英などの無機材
料であってもよい。これらの粒子は透き通っているかわ
ずかに半透明であってもよい。これらの粒子は米国標準
ふるい系列メツシュ10番、約21mの穴を持ったスク
リーン(米国規格)を通過し、なお約70ミクロンの穴
を持った200番メツシュスクリン(米国規格)に保持
されるのに適当な寸法のものである必要がある。しかし
、好ましい結果が約600ミクロンの穴を持った25番
メツチュスクリーン(米国規格)を通過し、約250ミ
クロンの穴を持った50番メツシュスクリーン(米国規
格)に保持される粒子で得られた。固体材料の粒子は、
モース硬度7ないし9のものであり、約7であるのが好
ましい。
要    素 各要素は、任意の形又は模様をしていてもよい。
しかし1円、正方形、菱形などの繰返し模様のような幾
何学図形が見た目に効果的であることが実証された。
離散要素は、深さが約0.38 mm (0,015イ
ンチ)ないし約1.14111 (o、 045インチ
)であり。
好ましくは、溶融ポリ塩化ビニル材料の厚さの約80%
ないし約90%であることができる。さらに、このよう
な要素が効果的色彩割付けを与えるために、最終製品に
おける全表面積の約10%から50%までを覆うことが
好ましい。正確な割合は装飾材料、視覚効果及び所望の
摩耗抵抗の関数である。
所望の視覚効果の種類次第で、エンボス型は基材に向か
い合ったポリ塩化ビニル材料層の表面に底が達していて
もいなくでもよい。ステンンルビニル微粉に個別粒子と
して現させることが望ましい場合、エンボス型の移動距
離は、型の中のくぼみが底に達しないように設定される
必要がある。
顆粒状粒子が圧縮されて一つに混合されている視覚効果
を得ることが望ましい場合、エンボス型は底に達する必
要がある。ポリ塩化ビニル材料が型押しされる前に溶融
されるとき、へこんだ領域間のポリ塩化ビニル層の表面
は、エンボスロールを底に達しさせることによって滑ら
かにされるか又はエンボス型の中のくぼみが底に達しな
いようにエンボス型の移動距離を制御することによって
つや消仕上げをあとに残すことができる。
例   1 以下の処方を有するドライブレンドが調製された。
重量百分率 p v c樹脂 粗、ビゲン310樹脂 682(ビゲ
ン社製) 可塑剤    3−160フタール酸塩  30.0可
塑剤 (モンサント・ケミカル社製) 安定剤   1v[−2751,8 (アーガス・ケミカル社製) 顔料                  必要量4種
類の異なる着色のドライブレンドを調製し、以下の割合
でまだらにした。
黄かっ色     33,3% 淡青色      33.3% かっ色      162% 赤           162% 異なる着色のドライブレンドは、個々に量り分けられ、
ドラムタンブラに入れて相互分散させてまだら色を調合
する。
ヘヒ:y:y  S−658ドライブレンド(ノルスフ
・ハイドロ類)が粗ビゲン310樹脂の代りに等分に置
換されて好結果を得た。また、まだらになったステンシ
ル・ビニル混合物をポリ塩化ビニルとして用いてもよい
チキソトロピー性材料として用いられたプラスチゾルが
以下の処方を用いて調製された。
重量百分率 可塑剤 ヌオプラズ 6000 (ハルス・アメリカ製) XIB (イーストマン・ケミカル・ プロダクツ社製) SO (アーガス・ケミカル社製) 安定剤 ンンブロン 1522 (シンセチツク・プロダクツ社製) 空気解放添加剤 ベレノール E−2 (ブルー・ベル・ケミカル社販売) 13.44 2.35 2、○ 2 オキシ 1734 (オクシデンタル・ケミカル社製) ゲオン 179         34.26(ビー・
エフ・グツドリッチ・ ケミカル・グループ製) PVC樹脂、ブレンディング ゲオン 213         13.44(ビー・
二)・グツドリッチ・ ケミカル・グループ製) 0.76111(30ミル)厚さの裏当てフェルトに。
ウェット・ブラチゾルが0.076m(3ミル)スミャ
コートとしてドライブレンドを付加するだめに塗布され
る。ドライブレンドは、鋼−鋼量を3.9m翼にロール
間隙を設定したスクリードロールで7m(23フイート
)7分の直線走行で塗布された。
炉領域は、168.3,190.6,210.及び23
2、2℃において、水柱1.、27 /2.03.1,
02/1.02.3.30/3.30及び5.0872
.29 inの空気設定で設定された。炉の出口と型押
し機への入口において、溶融粒状シートの温度は、16
0℃であった。エンボスロールは、ロール間隙ヲ止めに
対して1.65xxVC設定して3,5即f /rs”
 (50psi)で動かされた。チキソトロピック材料
は、接方スキージー塗工機で0.076 Ill及び0
038Uの厚さに塗布されるか、又は表面がきれいにぬ
ぐわれた。チキソトロピー性材料は、次のように設定さ
れた四つの領域の炉において、硬化され、溶融粒状材料
の層に接着される。
領域1  領域2  領域3  領域4温度設定(℃)
  176.7   204.4   204.4  
 187.8例    2 以下の処方を有するステンシル・ビニル微粉混合物が調
製された。
PVOホモポリマ〜−ビゲン65 (ビゲン社製) 可塑剤−ジイソノニル・フタール酸塩 可塑剤/安定剤−エボキシド化大豆 (バラプレックス G−61ローム・ アンド・)・−ス社製) 重量百分率 21.26 0.33 安定剤−亜鉛ステアリン酸塩        0.15
潤滑剤−ステア1ノン酸           0.0
5充てん材−50メツンユ石灰石      70.0
0ステンシル・ビニル微粒混合物は、ペッグローラを用
いて0.8111(32ミル)の厚さをもったラッカー
基本塗装裏当てフェルトの上に積重ねられた。ステンシ
ル・ビニル微粉混合物は、一連の振動器でならされた。
積重ね品は、微粉を軟化させるために約163℃壕で約
1分間加熱され、 50チオン・オフ(2秒オン/2秒
オフ)の上放射電気ヒータと底プラテンを204℃で用
いて型押しをする。軟化した微粉は、ロール間隙を1.
271mにして単純な鋼下ロールの上にのったエンボス
ロールで型押しされた。フィーダは、フェルトと微粉の
総合寸法がエンボス・ラミネータの直後で216龍であ
るように調節された。例1のプラスチゾルは1例1にお
けるように塗布されて硬化された。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明の実施例の断面図をもった斜視図、 第2図は1本発明の方法を実施する装置の略図を示す。 2−一基材、4−−PVC材料、6−=(ぼみ。 8−−チキソトロピー性プラスチック材料。 10−一離散要素。 Fig、 / Fig、2 手 続 補 正 書(方式) 事件の表示 平成2年 特許願 第248582号 発明の名称 型押し拭き取り化粧面被覆材及びその製作方法補正する
者 事件との関係

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)溶融ポリ塩化ビニル材料の第1の層と、(b
    )前記第1の層を事実上覆う硬化された透明又は半透明
    のプラスチック部材の第2の層とを備え、前記第2の層
    は前記第1の層の中に伸び入る要素を備えている化粧面
    被覆製品。 2、前記ポリ塩化ビニル材料が単一の色として第2の層
    を通して現れる請求項1に記載の化粧面被覆製品。 3、前記ポリ塩化ビニル材料が溶融される前は粒状材料
    である請求項1に記載の化粧面被覆製品。 4、前記粒状材料がドライブレンド、ステンシルビニル
    微粉及び溶融ポリ塩化ビニルのチップから成る群から選
    ばれる請求項3に記載の化粧面被覆製品。 5、前記粒状材料が異なる色の粒子として第2の層を通
    して現れる請求項3に記載の化粧面被覆製品。 6、前記第2の層が前記第1の層の中に伸び込む複数の
    離散要素を備えている請求項1に記載の化粧面被覆製品
    。 7、前記第2の層の前記離散要素に向かい合つた表面が
    前記離散要素の間の領域に向かい合つた前記第2の層の
    表面の平面より上に突き出ている請求項6に記載の化粧
    面被覆製品。 8、前記第2の層の前記離散要素の間の領域に向かい合
    つた表面が前記第2の層の前記離散要素に向かい合つた
    表面の平面より上に突き出ている請求項6に記載の化粧
    面被覆製品。 9、前記プラスチック材料が透明であり、前記離散的に
    突き出た要素が被覆製品の化粧面にレンズ効果を与える
    網点模様意匠で配置されている請求項6に記載の化粧面
    被覆製品。 10、前記第2の層の前記離散要素の間の部分が最小の
    厚さである請求項6に記載の化粧面被覆製品。 11、前記プラスチック材料が半透明であり、前記第1
    の層の中に完全に伸び入る複数の離散要素を備え、前記
    離散要素が被覆製品の化粧面に離散突起要素より上にな
    い被覆製品の化粧面の色に対照的な明度の色の離散的色
    付網点模様を与える網点模様意匠で配置されている請求
    項1に記載の化粧面被覆製品。 12、前記第2の層が円形、矩形、正多角形及び横縞か
    ら成る群から選択された断面形を有する請求項1に記載
    の化粧面被覆製品。 13、前記離散要素の断面積が事実上一定である請求項
    12に記載の化粧面被覆製品。 14、前記離散要素の深さが前記第1の層の厚さの約8
    0%ないし90%である請求項1に記載の化粧面被覆製
    品。 15、前記離散要素が約0.38mmないし1.14m
    mの深さである請求項1に記載の化粧面被覆製品。 16、前記第2の層の前記第1の層に隣接した表面との
    界面における前記離散要素の断面積が化粧面被覆製品の
    表面積の約10ないし50%である請求項1に記載の化
    粧面被覆製品。 17、前記プラスチック材料が固体粒子を含む請求項1
    に記載の化粧面被覆製品。 18、前記第2の層がモース硬度の少なくとも7で直径
    寸法が600ミクロン以下の固体粒子を含む請求項17
    に記載の化粧面被覆製品。 19、前記プラスチック材料がチキソトロピー性である
    請求項1に記載の化粧面被覆製品。 20、前記チクソトロピー性材料がプラスチゾルである
    請求項19に記載の化粧面被覆製品。 21、前記プラスチック材料が半透明である請求項1に
    記載の化粧面被覆製品。 22、前記第1の層に伸び入る前記要素に向かい合つた
    前記第2の層の表面が露出された摩耗表面である請求項
    1に記載の化粧面被覆製品。 23、前記第1の層の前記ポリ塩化ビニル材料が不透明
    である請求項1に記載の化粧面被覆製品。 24、前記第2の層が前記第1の層に伸び入る複数の離
    散要素を備え、前記離散要素の間にある領域に向かい合
    つた前記第2の層の厚さが前記離散要素の深さより著し
    く小さい請求項1に記載の化粧面被覆製品。 25、(a)粒状のポリ塩化ビニル材料の第1の層と、 (b)前記第1の層を事実上覆う硬化プラスチック材料
    の第2の層とを含み、前記第2の層の一部分が前記第1
    の層の粒状材料の間の隙間を満たし、前記ポリ塩化ビニ
    ル材料と前記隙間にある前記第2の層の材料が溶融され
    ていることを特徴とする化粧面被覆製品。 26、前記第2の層が前記第1の層の中に伸び入る一つ
    の要素を持つている請求項25に記載の化粧面被覆製品
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