JPH04131217U - 握力計 - Google Patents

握力計

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JPH04131217U
JPH04131217U JP3672991U JP3672991U JPH04131217U JP H04131217 U JPH04131217 U JP H04131217U JP 3672991 U JP3672991 U JP 3672991U JP 3672991 U JP3672991 U JP 3672991U JP H04131217 U JPH04131217 U JP H04131217U
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JP
Japan
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value
grip
deflection
amount
maximum
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Pending
Application number
JP3672991U
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English (en)
Inventor
昭雄 竹井
Original Assignee
竹井機器工業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 握力の平均値を正確にしかも迅速に算出す
る。 【構成】 中握り部3の移動によるばね4の撓み量はボ
リューム12の抵抗値として検出され、このばね4の撓み
量の最大値を測定値としてラッチ回路24に保持する。制
御回路25はラッチ回路24の測定値をメモリ26に記憶し、
この測定値に基づいて左右それぞれ2回測定した握力の
うち大きい方の値を選び出し、この最大値間の平均を表
示器18より握力平均値として点滅表示する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、腕の筋力を測定する握力計に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、個人及び企業レベルでの健康管理や体力テスト及びトレーニングによ る体力の評価を行う方法の一つとして、上体の力を腕の筋力によって検査するい わゆる握力測定が行われている。このような測定には通常握力計が用いられてお り、この握力計は中握り部と外握り部との距離を被検者がいちばん握りやすい状 態に調整し、外握り部を支点として中握り部を手で締めつけることで握力を表示 するものである。握力は利き腕によって左右差があることから、測定は左右の腕 各2回ずつ行った後各腕ごとの最高値を平均し、この平均値に基づいて例えば文 部省より毎年発行される各年令毎の体力診断テストの結果と比較して自己の体力 を評価するものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来技術においては、握力の平均値を算出するためには、左右の腕の握力 を2回ずつ測って記録し、測定後左腕及び右腕ごとに大きい方の値を最高値とし て選び出し、この各最高値の平均を計算しなければならないという煩わしさが伴 い、特に学校や企業毎に行われる集団体力診断等においては、処理時間が長くな って被検者に対して迅速な体力評価が行われなくなるばかりでなく、いわゆる手 計算によるミスを起こす可能性が多くなり、誤った体力評価がなされるという虞 れを生じていた。
【0004】 そこで本考案は握力の平均値を自動的にしかも正確迅速に算出することの可能 な握力計を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案は、外握り部と、この外握り部の内方に設けられ握力により移動可能な 中握り部と、この中握り部の移動に対して弾性反発する弾性部材と、この弾性部 材の撓み量を検出する撓み量検出手段と、この撓み量検出手段に接続され前記ば ねの撓み量が最大になったときの値を測定値として記憶し、複数回測定後前記測 定値より左右の腕の最大値を選び出してこの最大値間の平均値を算出する制御手 段と、この制御手段に接続され前記平均値をデジタル表示する手段とにより構成 されるものである。
【0006】
【作用】
上記構成により、測定を行う毎に中握り部の移動による弾性部材の撓み量最大 値が測定値として保持され、測定が終了すると制御手段は各左右の腕の測定値よ り最大値を選び出して、この最大値による平均を握力平均値としてデジタル表示 する。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を添付図面を参照して説明する。図1乃至図3は本考案 の一実施例を示し、図1及び図2において1は強化プラスチック製の握力計本体 であり、この握力計本体1の底部に外握り部2を形成する。前記外握り部2の内 方にはD字状に形成され握力により移動可能な中握り部3が設けられ、この中握 り部3の移動に対して弾性反発する弾性部材たるばね4を握力計本体1の略中央 に配設する。5は前記ばね4に貫通しこのばね4に付勢された牽引座6に回動可 能となるように螺合された牽引棒であり、この牽引棒5は中握り部3の上部中央 に挿通され、その下端に牽引座6を上下方向に移動可能にする握り幅調整ツマミ 7が設けられる。8は牽引座6の一側に固着されたラックピンであり、このラッ クピン8の先端にラック9が係合され、さらにラック9にピニオン10が螺合され る。そして、ピニオン10をボリューム取付板11に固設された撓み量検出手段たる ボリューム12の先端部13に固着することにより、ばね4の撓み量はラック10より ピニオン11を介してボリューム12の先端部13の回転量、すなわちボリューム12の 抵抗値の変化として検出される。14は前記ボリューム12からの出力信号を処理変 換するため、リチウム電池による電源15及びハイブリッドIC16、CPU17等か らなる集積回路を実装した基板であり、この基板14は液晶表示素子によりデジタ ル表示される表示器18とともに、握力計本体1上に設けられた本体カバー19に取 付けられる。20はこの握力計のオンスイッチであり、このオンスイッチ20はクリ アスイッチ20Aと同一のものである。また、21はオフスイッチ、22は透明パネル である。
【0008】 図3は本考案における電気的構成のブロック図を示しており、23はボリューム 12の抵抗値を周波数変換してデジタル化するV/F変換器であり、このV/F変 換器23に前記ばね4の撓み量の最大値を測定値として保持するラッチ回路24を接 続する。このラッチ手段24には制御回路25が接続されており、制御回路25はラッ チ手段24に保持された測定値をメモリ26に記憶し、測定後このメモリ26より各測 定値を読み出して左右の腕の最大値を選び出し、この最大値どうしの平均値を算 出して、この制御回路25に接続された表示器18にてこの握力の平均値を表示する 。また、27は電源15に接続されオンスイッチ20及びオフスイッチ21の状態に基づ いて表示器18、V/F変換器23、ラッチ回路24及び制御回路25に対する電源供給 及び遮断を行う電源回路であり、この電源回路27は測定終了後1分間経過すると 自動的に電源15を遮断する機能を備えている。
【0009】 次に、上記実施例につきその作用を説明する。
【0010】 オンスイッチ20を押すことにより、電源15より所定の電圧が表示器18、V/F 変換器23、ラッチ回路24及び制御回路25に供給され、表示器18は初期値として0 .0kgfの表示を行う。そして先ず、外握り部2と中握り部3との距離を握り 幅調整ツマミ7により被検者がいちばん握りやすい状態に調整し、右手で外握り 部2を支点として中握り部3を締めつけ、1回目の測定を行う。このとき、牽引 座6が中握り部3とともに引張られてばね4は撓み、このばね4の撓み量に比例 してボリューム12の先端部13が回転する。ボリューム12はこの回転量を抵抗値の 変化として検出し、ラッチ回路24はボリューム12からの出力に基づいて抵抗値、 つまりばね4の撓み量が最大になったときの値を測定値として保持するとともに 、この測定値を制御回路25を介して表示器18より最小0.1kgfの単位で連続 点灯表示する。次に、左、右、左手の順に計4回の測定を行うと、制御回路25は メモリ26に書き込まれた右腕及び左腕ごとにおける2回のデータを比較して大き いほうの値を選び出し、この最大値間の平均を算出して握力平均値として表示器 18より点滅表示するものである。そして、クリアスイッチ20Aを押して各測定値 のデータをクリアすることにより、続けて次の測定を行うことができる。
【0011】 このように、上記実施例においては、握力測定を行う毎にばね4の撓み量の最 大値をラッチ回路24において測定値として保持し、測定終了後において制御手段 25によりメモリ26に記憶された各左右の腕の測定値より最大値を選び出して、こ の最大値による平均を握力平均値として表示器18よりデジタル表示することによ り、従来のように握力平均値をいちいち手計算により算出するという煩わしさ及 び計算ミスが解消され、握力の平均値を自動的にしかも正確迅速に算出すること が可能となる。
【0012】 また、実施例上の効果として、電源15として長時間使用可能なリチウム電池を 使用するとともに、電源回路27に測定終了後1分間経過すると自動的に電源15を 遮断する回路を付加することにより、測定後における電力の消費は最小限に押さ えられ、これによって電源15を交換することなくしかも半永久的に使用すること が可能となる。
【0013】 尚、本考案は上記実施例に限定されるものではなく本考案の要旨の範囲におい て種々の変形実施が可能である。例えば、表示器は液晶表示素子に限らず、発光 ダイオードをセグメント状またはドットマトリクス状に配置して表示を行わせる ようにしてもよい。また、ばねの撓み量を検出する手段として、ボリュームの代 わりにロータリーエンコーダ、歪みゲージ、圧力センサなどを用いることも可能 である。
【0014】
【考案の効果】
本考案は握力により伸縮するばねと、このばねの撓み量を検出する撓み量検出 手段と、この撓み量検出手段に接続され前記ばねの撓み量が最大になったときの 値を測定値として記憶し、複数回測定後前記測定値より左右の腕の最大値を選び 出してこの最大値間の平均値を算出する制御手段と、この制御手段に接続され前 記平均値をデジタル表示する手段とにより構成されるものであり、握力の平均値 を自動的にしかも正確迅速に算出することの可能な握力計を提供することができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す正面図である。
【図2】本考案の一実施例を示す一部切欠き断面図であ
る。
【図3】本考案の一実施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
2 外握り部 3 中握り部 4 ばね(弾性部材) 12 ボリューム(撓み量検出手段) 18 表示器(表示手段) 25 制御回路(制御手段)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外握り部と、この外握り部の内方に設け
    られ握力により移動可能な中握り部と、この中握り部の
    移動に対して弾性反発する弾性部材と、この弾性部材の
    撓み量を検出する撓み量検出手段と、この撓み量検出手
    段に接続され前記ばねの撓み量が最大になったときの値
    を測定値として記憶し、複数回測定後前記測定値より左
    右の腕の最大値を選び出してこの最大値間の平均値を算
    出する制御手段と、この制御手段に接続され前記平均値
    をデジタル表示する手段とにより構成されることを特徴
    とする握力計。
JP3672991U 1991-05-23 1991-05-23 握力計 Pending JPH04131217U (ja)

Priority Applications (1)

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JP3672991U JPH04131217U (ja) 1991-05-23 1991-05-23 握力計

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JP3672991U JPH04131217U (ja) 1991-05-23 1991-05-23 握力計

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JPH04131217U true JPH04131217U (ja) 1992-12-02

Family

ID=31918637

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JP3672991U Pending JPH04131217U (ja) 1991-05-23 1991-05-23 握力計

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015511718A (ja) * 2012-03-30 2015-04-20 アソシアシオン アンスティテゥト ドゥ ミヨロジー 手掌の握る力を測定するシステム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60122545A (ja) * 1983-12-07 1985-07-01 株式会社クボタ 電子握力計

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