JPH04128165U - ドライバビツト保持装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドライバビットの振れ低減を可能とする。 【構成】 丸部２Ａ、六角部２Ｂを有するドライバビッ
ト２の六角部２Ｂをソケット１ａで保持するドライバビ
ット保持装置で、六角部２Ｂと一緒に丸部２Ａもソケッ
ト１ａで保持するようにしたことを特徴とする。 【効果】 ドライバビットは六角部、丸部で保持される
ようになって、ソケットとの隙間が従来に比べて少なく
なる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、ドライバビット保持装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

図２にはドライバビット保持装置の従来例が示されている。同図に示されてい るように、ソケット１はドライバビット２の六角部２Ｂに合わせるように六角部 がある。ドライバビット２の固定は、ソケット１に出没自在に埋設されたボール ３がカラー４に押されることによって、ドライバビット２の溝部２Ｃに入り込み 固定される。ドライバビット２の交換はカラー４をスプリング５を圧縮するよう に左方に移動させることによりボール３が段差部６に入り、ドライバビット２の 固定が解除され行われる。ソケット１はシャフト７とピン８で固定され、モータ からの回転が伝達される。なお同図において１Ａはドライバビットの丸部、９は リングであり、図３はこのようなドライバビット保持装置を有する電動ドライバ の全体図を示したものである。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

上記従来技術はドライバビットは六角部分でのみ保持するため、ソケットの六 角部とドライバビットの六角部の隙間が大きく、ドライバビットが振れるという 問題があった。

【０００４】 本考案は以上の点に鑑みなされたものであり、ドライバビットの振れ低減を可 能としたドライバビット保持装置を提供することを目的とするものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上記目的は、六角部と一緒に丸部もソケットで保持することにより、達成され る。

【０００６】

【作用】

上記手段を設けたので、ドライバビットは六角部、丸部で保持されるようにな って、ソケットとの隙間が従来に比べて少なくなる。

【０００７】

【実施例】

次に本考案を実施例により具体的に説明する。

【０００８】 〔実施例 １〕 図１には本考案の一実施例が示されている。なお、従来と同じ部品には同じ符 号を付したので説明を省略する。本実施例では六角部２Ｂと一緒に丸部２Ａもソ ケット１ａで保持した。このようにすることにより、ドライバビット２は六角部 ２Ｂ、丸部２Ａで保持されるようになって、ソケット１ａとの隙間が従来に比べ て少なくなり、ドライバビット２の振れ低減を可能としたドライバビット保持装 置を得ることができる。

【０００９】 すなわちソケット１ａはドライバビット２の丸部２Ａと六角部２Ｂとに合わせ るように、丸部と六角部とがある。ドライバビット２の固定は上述のように、ソ ケット１ａに出没自在に埋設されたボール３がカラー４に押されることによって 、ドライバビット２の溝部２Ｃに入り込み固定される。なお、ドライバビット２ の交換は従来と同じでである。

【００１０】 このように本実施例によれば、ドライバビットの振れを低減したので、電動ド ライバのねじ締付時の振れを低減し、手にかかる振動を低減することができる。

【００１１】

【考案の効果】

上述のように本考案は、ドライバビットの振れが低減するようになって、ドラ イバビットの振れ低減を可能としたドライバビット保持装置を得ることができる 。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案のドライバビット保持装置の一実施例の
縦断側面図である。

【図２】従来のドライバビット保持装置の縦断側面図で
ある。

【図３】従来のドライバビット保持装置による電動ドラ
イバの斜視図である。

【符号の説明】

１ａ…ソケット、２…ドライバビット、２Ａ…丸部、２
Ｂ…六角部。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 丸部および六角部を有するドライバビッ
   トの六角部をソケットで保持するドライバビット保持装
   置において、前記六角部と一緒に前記丸部も前記ソケッ
   トで保持するようにしたことを特徴とするドライバビッ
   ト保持装置。