JPH0412601A - 搬送台車等の絶対番地検出方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は搬送台車、自動倉庫のスタッカクレーンあるい
はコンテナヤード内のトランスファークレーン等移動機
械の走行路上での絶対番地検出方法に関する。

〔従来の技術〕

第２図は、搬送台車を例としてこの種従来方法の１つを
示す０図においてテ１）は搬送台車、（２）はレールか
らなる走行路、（３）は走路沿いの格納番地表示位置を
示す線、（４）・・は搬送台車（１）の走行方向端面に
装備した複数個の光電式センサ、（５）は、番地表示位
置線（３）の走行路（２）　（２１間走路に上記複数の
光電式センサ（４）・と対応するよう組合せ配置した光
遮蔽ドグである。第３図は第２図の方法における番地読
取り方法を示す。図では１０番地をバイナリコードでｒ
ｌｏｘｏ、と規定し、これを表示するよう３ケの光遮蔽
ドグ（５）・・と５ケの光電式センサ（４）・を組合せ
配置した場合である。ドグ（５）は５ケの充電式センサ
（４）に対し左端、中央、右端の３ケ所に配置し、右端
の光電式センサ（４ａ）とドグ（５ａ）は読込タイミン
グ検出用として用い、左側４ケの充電式センサ（４）を
バイナリコード読込み判定に用いる。

左側４ケの光電式センサ（４）は、この位置において左
側から順にドグにより光遮蔽「有」、「無」、「有」、
「無」の状態になり、「有Ｊをコード「ｌ」　「無」を
コード「０」と規定することによリバイナリコード「１
０１０」番地を検出する。

この方法によると検出すべき番地数が増加したとき、光
電式センサとドグの数が増加し、センサ取付スペースの
確保が困難となり、ドグの取付け、相対位置調整に手間
が掛かる欠点がある。

また、第４図は同様に近接式センサと磁性体ドグを用い
た従来の番地検出方法の他の例を示す。

図中（６）は台車（１）の端面に取付けた５ケの近接式
センサ、（７）・・は左端、中央、右端のセンサ（６）
に対応して配置した３ケの磁性体ドグであり、右端のセ
ンサ（６ａ）とドグ（７ａ）が読込タイミング検出用、
左側４ケのセンサ（６）・・と２ケのドグ（７）が番地
検出用である。第３図の場合と同様に１０番地をバイナ
リコードでｒ　１０１０　Ｊと規定し、左側４ケのセン
サ（６）・・は左から順にドグ（７）の検出「有」、「
無」、「有」、「無」を読取り、「有」を「１」　「無
」を「０」と規定することによりバイナリコード「１０
１０」を検出する。そしてこの方法による場合も、検出
すべき番地数が増加すると、近接式センサ（６）、磁性
体ドグ（７）の数が増え、センサと、ドグの取付はスペ
ース確保が困難になり、また近接センサの必要検知範囲
が１５＋ｍ／ｍ以内のような小間隔であるためドグ間の
距離及びセンサとの相対距離調整により時間が掛かって
来る不具合がある。

（発明が解決しようとする諜１！！り 本発明は上述した従来方法の欠点を解消し、コンパクト
な設備構成で多数の番地検出に容易に対応し得る検出方
法を提供することを目的とした。

（課題を解決するための手段〕 上記の目的を達成するための本発明の構成は搬送台車等
の走路沿いの格納番地表示位置に、夫々番地コードを記
憶させたＩＤタグを走路と平行なうイン上に固定配置し
、搬送台車等の機体上には、上記走路沿いのＩＤタグに
対向する配置で近接式、光学式、マイクロ波式等のＩＤ
コードリーダを取付け、上記機体上のＩＤコードリーダ
で走路沿いに配置したＩＤタグに記憶させた番地コード
を読取り検出させることを特徴とする。

〔作用〕

そして本発明は上記の手段により番地コードを記憶させ
たＩＤコードは搬送台車、スタッカクレーン、トランス
ファークレーン等の定められた走路に沿う路面上、側壁
面上等に走路と平行線上に１つの絶対番地表示位置に対
し、その番地コードを記憶させた１枚のＩＤタグを配置
して設け、搬送台車等の機体上には上記走路沿いのＩＤ
タグと対向させる配置で下向き、横向きなどに取付ける
。

機体が移動するとき、ＩＤコードリーダはＩＤタグ上で
番地コードを読取り検出し乍ら走行し指示された番地コ
ードのＩＤタグから絶対番地を検出しその位置で停止し
、その位置の格納場所等へ荷の受渡しを行う。

；実施例〕 第１図は本発明の実施例でレールからなる走行路（２）
上を走行移動する搬送台車等の移動機体（１）に通用し
た場合を示す、（３）は番地表示位置線、（９）はレー
ルからなる走行路（２）間のレールと平行な直線すなわ
ち台車（１）の走行路と平行なうイン、０■・・は上記
ライン（９）と番地表示位置線（３）との交点の床面に
取付けた当該番地コードを記憶させたＩＤタグ、（１０
はＩＤタグ００・・と対向し得るよう移動機体（１）上
に取付けたＩＤコードリーダである。１つの番地表示位
置線（３）上で、走行路（２）の左右に夫々異なる番地
の格納スペースがあるときはＩＤタグ００）を２列に配
置し、各列に対応するよう台車（１）上に２ケのＩＤコ
ードリーダ（１１）を設けるようにすることができる。

また第１図の配置は走行路（２）を有さすに一定の走路
を移動する搬送機の場合にも通用でき、またコンテナヤ
ード内で一定走路を走行するストラドルキャリヤ、トラ
ンスファクレーン等二二も同じように路面上に番地コー
ドを記憶させたＩＤタグ、機体上にＩＤコードリーダを
備えて使用することができる。またＩＤタグθ０）は走
行路と平行する左右の壁面上に設け、それと対向させる
ように機体上にＩＤコードリーダ（１１）を側壁面向き
にあるいは傾斜させた方向けて設けることもできる。機
体（１）が自動倉庫用のスタッカクレーンのようにリフ
ト装置を塔載したものであるときはリフト昇降方向の走
路側面にＩＤタグ００）を取付は且つリフト装置上にＩ
Ｄコードリーダ（Ｉｌｌを設けるようにすることもでき
る、ＩＤコードリーダ０υは近接式、光学式、マイクロ
波式等の既存の装置の何れかを用いる。上記何れの用法
による場合もＩＤタグ０■には数桁の番地コードを記憶
させ且つ必要に応じ書き替えも簡単に行なうことができ
るから、１つの番地表示に１枚のＩＤタグを用いれば良
く、しかも自動倉庫等の非常に多くの番地表示に１番地
に、１枚のＩＤタグＣ■と機体（１）上に１〜２台のＩ
Ｄコードリーダ０１）だけの簡単な装置構成で容易に且
つ確実に番地検出を行なうことが可能となる効果を発揮
できる。

〔発明の効果〕

本発明では搬送台車等の移動機体の走路沿い格納番地表
示位置に夫々の番地コードを記憶させたＩＤタグを走行
路と平行ライン上に固定配置し、上記ＩＤタグに対向す
るように移動機体上にＩＤコードリーダを設けてＩＤタ
グの番地コードを読み取り、絶対番地を検出させるよう
にしたから、番地コード表示を１つの番地に対し１枚の
ＩＤタグを使用し、移動機体上にも１台のＩＤコードリ
ーダを設ければ良く、これら番地表示要素検出要素の取
付けが少スペースで済み非常に簡便になり、多数の番地
表示を必要とする自動倉庫等にも困難なく適用できるよ
うになる。また非接触式で耐久性があり、従来の光電式
、近接式ドグのように複数のドグの間の微調整も不要に
なる。また、記憶させるコードを変換することにより番
地ＮＯを簡単に変更させられる等の秀れた効果を得るこ
とができ、産業上有益である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す斜視図、第２図は従来の
光電式センサとドグによる番地コー、ド検出方法の斜視
図、第３図は第２図の説明図、第４図は従来の近接式セ
ンサとドグによる番地コード検出方法の説明図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 搬送台車等移動機体の定められた走行路沿いの格納番地
   表示位置に当該番地コードを記憶させたＩＤタグを走行
   路と平行ライン上に固定配置し、移動機体上には上記走
   行路沿いのＩＤタグに対向する配置でＩＤコードリーダ
   を備え、上記移動機体の移動中に上記機体上のＩＤコー
   ドリーダにより走行路沿いのＩＤタグから番地コードを
   読み取り絶対番地を検出させることを特徴とする搬送台
   車等の絶対番地検出方法。