JPH04116470A

JPH04116470A - 電磁雑音検出器

Info

Publication number: JPH04116470A
Application number: JP23572390A
Authority: JP
Inventors: Tatsuji Ishizaki; 石崎　達治; Meikai Kuriyama; 栗山　明海
Original assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp
Current assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date: 1990-09-07
Filing date: 1990-09-07
Publication date: 1992-04-16
Anticipated expiration: 2014-12-20
Also published as: JP2993609B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は無線機器、家電機器、工業用機器等から発生す
る電磁雑音が電力線、通信線に誘導または空間に放射さ
れ、通信機器へ到来し、障害の原因となる各種外来雑音
を検出、識別する電磁雑音検出器に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、電磁雑音検出器は、例えば静電気の放電時や大容
量の電源スィッチの接、断時に発生するパルス性雑音を
検出するものがあったが、これら検出器は通常、人がそ
の場にいて検出器のＬＥＤの点灯あるいはブザの鳴動を
確認して、雑音の到来を検出確認するものであった。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、電源線、通信線に誘導して通信機器へ到
来し、妨害を与える電磁雑音は前記パルス性のものと、
ＣＢ無線や高周波ウェルズ等からの雑音のように正弦波
状の特定の周波数を有する連続性雑音もあるが、従来の
雑音＠出８ｉは・やルス性雑音のみを検出することを目
的としているため、前記の連続性雑音については、これ
を検出し識別することができなかった。

また、従来の雑音検出器によって雑音を調査するときは
、人がその場に居て、検出器のＬＥＤの点灯や、ブザの
鳴動を聴いて、雑音を確認する必要があり、不在時に発
生した雑音については確認することができないという問
題点があった。

本発明は前記の問題を解決し、ノ々ルス性雑音の外、連
続性雑音についても、　その周波数帯域、到来回数等を
記憶させるとともに、必要により外部装置を駆動制御し
て、雑音の到来時刻等を記録させ、無人の状態で長時間
にわたり雑音の種類、到来回数等の調査を容易に行える
雑音検出器を提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は通信線、電力線捷たは空間を介して通信機器へ
到来する特定の周波数帯域にわたシ特定の時間継続する
連続性雑音またはパルス性雑音よりなる外来雑音を受信
する受信手段と、該外来雑音を複数の周波数帯域ごとの
連続性雑音とパルス性雑音とに分離して検出する複数の
雑音検出部と、該雑音検出部の出力が所定の時間継続す
るか否かによシ雑音の種類を識別する複数の雑音識別部
と、前記所定の時間を設定する複数のタイマと、前記雑
音識別部により識別された前記雑音の到来時ごとに可聴
および可視表示する複数の表示部と前記外来雑音の種類
ごとの到来回数を計数蓄積、表示する複数のカウンタと
、前記外来雑音到来時に、外部の記録装置を起動制御す
る外部装置制御部とにより構成したものである。

〔作用〕

本発明は前記のように構成したので、外来雑音を周波数
帯域別の連続性雑音と、パルス性雑音に分離、識別して
、外来雑音到来時に雑音の種類ごとに可聴、可視表示す
るとともに到来回数を計数表示し、必要により外部装置
を付加して、これを起動制御して、長時間にわたり外来
雑音の種類、到来時刻、回数等を監視することができる
のである。

〔実路例〕

第１図は本発明の一実施例のブロック図である。

１は空中に放射された雑音や電源線や通信線に誘導した
雑音を受信するアンテナ、２はアンテナ１によシ受信し
た外来雑音を増幅する増幅器、３は周波数の低い帯域、
たとえば５　ＭＨｚ以下の雑音を通過させるローパスフ
ィルタ、４はアンテナ１で受信した広帯域の雑音を検出
する広帯域雑音検出部、５はローパスフィルタ３の出力
を受けて雑音がある場合はＨｌない場合にはＬの論理レ
ベルを出力する低域雑音検出部、６はパルス性の雑音を
検出するパルス性雑音検出部、７は広帯域雑音検出部４
、低域雑音検出部５および・ぐルス性雑音検出部６によ
って検出した雑音を可聴音によって確認するだめの可聴
表示部（１）、８は雑音を検出してから、所定時間（た
とえば２秒）の間、可聴表示部（１）７を動作させるだ
めのタイマ（１）、９は広帯域雑音検出部４および低域
雑音検出部５の出力を受けて制御を行なう雑音識別部（
１）であって、広帯域雑音検出部４の出力の論理レベル
がＨで、低域雑音検出部５の出力の論理レベルがＬの時
には、Ａ点に出力を送出し、両方がＨの時にはＢ点に出
力を送出する。１０は雑音識別部（１）９のＡ点の出力
を所定時間（たとえば２秒間）監視するタイマ（２）で
ある。１１は雑音識別部（１）９のＢ点での出力を所定
時間監視するタイマ（３）である。１２はパルス性雑音
検出部６の出力およびタイマ（２）１０タイマ（３）１
１の入力を受けて制御を行なう雑音識別部（２）であっ
て、パルス性雑音検出部６の出力がＨで、Ａ点あるいは
Ｂ点からの入力がＬの時は６点に出力を送出し、両方が
Ｈの時は６点に出力しない雑音識別部（２）である。１
３はパルス性雑音検出部６から出力された時間とＡ点あ
るいはＢ点から入力された時間を監視するタイマ（４）
である。

１４は雑音識別部（１）９およびタイマ（２）１０にお
いて識別された連続性の高周波数雑音（以下、連続高周
波という）の到来回数を記憶するカウンタ（１）で、１
５は同様に連続性の低周波雑音（以下、連続低周波とい
う）の到来回数を記憶するカウンタ（２）であり、１６
は雑音識別回路（２）１２およびタイマ（４）７．９に
おいて、識別されたパルス性雑音（以下インノＲルスと
いう）の到来回数を記憶するカウンタ（３）である。

１７は連続高周波をＬＥＤ等により光表示する可視表示
部（１）で、１８は連続低周波を同様に表示する可視表
示部（２）で、１９はイン／、ｏルスを同様に表示する
可視表示部（３）である。２ｏは連続高周波をブザ等に
より可聴音で報知する可聴表示部（２）で２１は連続低
周波を同様に報知する可聴表示部（３）、２２はイン・
ぐルスを同様に報知する可聴表示部（４）である。２３
は連続高周波、連続低周波およびインパルスのいづれか
の信号を受信した場合、その信号を設定した周波数およ
び電圧にして外部の装置等に出力するための外部装置制
御部であり、２４は外部の装置を接続するための出力端
子である。

次に本発明の実施例についてその動作を説明する。第１
図においてアンテナ１によって受信した雑音を増幅器２
で増幅した後、広帯域雑音検出部４、低域雑音検出部５
、パルス性雑音検出部６によって、広帯域雑音、低域雑
音、パルス性雑音を検出する。上記３つの検出部のうち
のどれが１つ以上の検出部が雑音を検出した場合、それ
らの出力開始後一定時間（たとえば２秒間）、タイマ（
１）８が動作して可聴表示部（１）７で音によシ雑音を
受信したことを報知する。また、これら検出部で検出さ
れた雑音は雑音識別部（１）９、雑音識別部（２）１２
などにおいて、連続高周波か、連続低周波か、インパル
スかを識別スる。

たとえば、連続高周波は広帯域雑音検出部４で検出され
論理値Ｈが出力され、低域雑音検出部５では検出されず
出力の論理値がＬの時、雑音識別部（１）９のＡ点にＨ
が出力される。Ａ点に出力された時間をタイマ（２）Ｉ
θで監視していて、出力されてからあらかじめ設定した
時間以上であれば連続高周波として可視表示部（１）１
７および可聴表示部（２）２０を駆動する。（もし、継
続時間があらかじめ設定した時間以内の時は、雑音識別
回路（２）１２に入力される）このときは、カウンタＣ
１＞１４において、連続高周波の到来回数をカウントし
くＡ点に出力を生じてから一定時間経過後切れるまでを
１回とする）記憶する。

連続低周波は、広帯域雑音検出部４と低域雑音検出部５
０両方で検出され、それぞれの出力がＨの時、雑音識別
部（１）９のＢ点にＨが出力される。Ｂ点に出力された
時間をタイマ（３）１１で監視していて、出力されてか
らあらかじめ設定した時間以上であれば連続低周波とし
て可視表示部１８と可聴表示部２１に出力される。もし
、継続時間がタイマ（３）１１の設定時間以内の時は雑
音識別部（２）１２に入力される。ここからの出力を連
続高周波と同様にカウンタ（２）１５によりその到来回
数を記憶し、可視表示部（２）１８および可聴表示部（
３）２１で連続低周波として表示する。

インパルスはパルス性雑音検出部６で検出されその出力
がＨあるいはＡ点かＢ点からの入力がＬの時は雑音識別
部（、？）１２から０点に出力される。（両方がＨの時
は０点に出力され々い）ここからの出力を連続高周波や
連続低周波と同様にカウンタ（３）１６に到来回数を記
憶し、可視表示部（３）１９および可聴表示部（４）２
２でインパルスとして表示する。

また連続高周波、へ連続低周波およびインパルスとして
識別された出力を外部装置制御部２３で設定した周波数
および電圧で外部出力端子２４を介して、接続条件の合
う外部装置に取シ出すことが可能である。

〔発明の効果〕

以上詳細に説明したように本発明によれば、通信線、電
力線或は空間を介して通信機器に到来する外来雑音を種
類ごと、周波数帯ごとに分離して識別して可視表示しそ
れぞれの雑音の到来回数を記憶表示できるとともに必要
によシ、外部記録装置を付加して、該装置を起動制御し
、無人の場合でも外来雑音の種類、到来回数、到来時刻
を記録することができるので、適確な雑音対策を行表う
ことができるという効果が期待できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のブロック図である。１・・・アンテナ、２・・・増幅器、３・・・０−　ハ
スフィルタ、４・・・広帯域雑音検出部、５・・・低域
雑音検出部、６・・・・ぐルス性雑音検出部、７，２０
．２１２２・・・可聴表示部、８　、２０　、１１　、
１．３・・・タイマ、９，１２・・・雑音識別部、１４
，１５，１６・・・カウンタ、１７，１８，１９・・・
可視表示部、２３・・・外部装置制御部、２４・・・出
力端子。

Claims

【特許請求の範囲】

１、通信線、電力線または空間を介して通信機器へ到来
する特定の周波数帯域にわたり特定の時間継続する連続
性雑音またはパルス性雑音よりなる外来雑音を受信する
受信手段と、該外来雑音を複数の周波数帯域ごとの連続
性雑音とパルス性雑音とに分離して検出する複数の雑音
検出部と、該雑音検出部の出力が所定の時間継続するか
否かにより雑音の種類を識別する複数の雑音識別部と、
前記所定の時間を設定する複数のタイマと、前記雑音識
別部により識別された前記雑音の到来時ごとに可聴およ
び可視表示する複数の表示部と前記外来雑音の種類ごと
の到来回数を計数蓄積、表示する複数のカウンタと、前
記外来雑音到来時に、外部の記録装置を起動制御する外
部装置制御部とにより構成したことを特徴とする電磁雑
音検出器。